JP2797899B2 - 電気焼肉器 - Google Patents

電気焼肉器

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JP2797899B2
JP2797899B2 JP5126002A JP12600293A JP2797899B2 JP 2797899 B2 JP2797899 B2 JP 2797899B2 JP 5126002 A JP5126002 A JP 5126002A JP 12600293 A JP12600293 A JP 12600293A JP 2797899 B2 JP2797899 B2 JP 2797899B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気焼肉器に関し、詳し
くは器体に汁受皿を取外し自在に収納し、この汁受皿の
上に取外し自在に焼き板を設置するとともに、汁受皿と
焼き板との間にシーズヒータを臨ませた電気焼肉器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の焼肉器の場合、焼き板は一番上
に載置されればよいので、何にも邪魔されないでそのま
ま着脱できる。しかし、基体に収納した汁受皿は、シー
ズヒータの下にあるので、シーズヒータを退避させない
と基体に対し着脱できない。
【0003】従来これを可能とするのに、図10に示す
ようにシーズヒータaをこのシーズヒータaの端子側で
保持して電源側との接続を図るヒータ支持基台bを、基
体cの一側に対し、上下方向に着脱できるようにしたも
の、あるいは図11に示すようにヒータ支持基台bを外
側に伏倒するように所定量回動できるようにして、シー
ズヒータaを回動式に持ち上げて基体cの側方に退避さ
せるようにヒンジピンgにより支持したものが提供され
ている。
【0004】図10の従来例は、支持基台bを上下方向
に着脱できるようにするのに、基体cの上面に比較的大
きく傾斜段差を持った上向きのガイド凹部dを形成し、
これに制御基台bの逆台形をした大きな下向きのガイド
突部eが嵌まり合ってガイドするようにしてある。また
図11の従来例は、基体cの一側に焼き板と同一レベル
となる隆起部fを設けて、これの中央部分の切欠きh内
にヒータ支持基台bを嵌め入れてヒンジピンgにより回
動できるように支持している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図11の従来
例では、ヒータ支持基台bは基体cに対し確固に保持さ
れないので、基体cを持ち運んだり、収納したりする際
に、基体cが傾いたり上下に揺れたりしたような場合
に、ヒータ支持基台bがこれに支持しているシーズヒー
タaとともに浮き上がってがたつきを生じたり、あるい
は不用意に脱落するようなこともときとして生じる。ま
た汁受皿i上に落ちた脂気が固まらないうちに洗浄した
いと云った要求から、シーズヒータaがまだ冷えていな
いのに汁受皿iを外すような場合、冷えていないシーズ
ヒータaを取り外しても置場に困ると云った問題もあ
る。したがって器具そのものや使用上の安全を図りきれ
ないものである。
【0006】また図12の従来例では、基体の一側に回
動自在に支持されるヒータ支持基台bがシーズヒータa
全体に比し極く小さく、かつ基体cの一側に形成された
隆起部の中央切欠き部に嵌め込まれていて操作しにくい
ので、ヒータ支持基台bを回動させるときのヒンジピン
gから操作部までの操作側腕の長さが、ヒンジピンgか
らシーズヒータaの先端までの負荷側腕の長さに引き極
端に短いことと相まって、ヒータ支持基台b側を操作し
てシーズヒータaを退避させることが容易でない。これ
を負荷側腕の長さが長いことを利用してシーズヒータa
の先端部等を把持して操作しようとすれば、まだ冷めて
いない調理直後では危険であるし、シーズヒータaは普
通赤熱状態でなくなってもかなりの間まだ高い温度状態
にあるので、これが判別できず思わぬ事故を招くことが
ある。
【0007】本発明は、構造を複雑にすることなく、前
記のような問題を解消することができる電気焼肉器を提
供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、基体に汁受皿を取外し自在に収納
し、この汁受皿の上に取外し自在に焼き板を設置すると
ともに、汁受皿と焼き板との間にシーズヒータを臨ませ
た電気焼肉器において、シーズヒータをこのシーズヒー
タの端子側で保持して電源側との接続構造を有するヒー
タ支持基台を備え、このヒータ支持基台は基体の一側に
前記シーズヒータとともに伏倒位置から立ち上がり、ま
た着脱できるように支持して設けられることを特徴とす
るものである。
【0009】ヒータ支持基台は、伏倒位置から立ち上が
った立上がり位置にて着脱できるように支持されている
のが好適である。
【0010】
【作用】本発明の上記構成によれば、ヒータ支持基台は
シーズヒータと電源との接続構造を持ち、シーズヒータ
とともに容易に立ち上がらせ、また着脱できる。
【0011】また、焼き板を取り外した状態ではシーズ
ヒータの上が開放されるので、この状態でヒータ支持基
台をシーズヒータとともに伏倒状態から立ち上がらせる
ことにより、シーズヒータがまだ十分に冷めていないよ
うな場合でも、汁受皿を取外して必要な処理を行い、ま
た汁受皿を嵌め付けられるようにすることができる。
【0012】さらに、ヒータ支持基台をシーズヒータと
ともに取り外して適当な所に置いて、汁受皿を着脱しや
すくすることができるし、シーズヒータが冷めていれば
それ自身の汚れを拭い取ると云ったことも容易に行える
ようにすることができる。
【0013】しかも、ヒータ支持基台とともにシーズヒ
ータを着脱できるが、ヒータ支持基台が立ち上がるよう
に所定量回動された位置でしか着脱できないと、シーズ
ヒータの上に焼き板が位置した通常のセット状態を解か
れない限りヒータ支持基台を所定量回動させられないの
で、ヒータ支持基台の着脱には焼き板の取外しとヒータ
支持基台の所定量の回動とが条件になり、ヒータ支持基
台の取付け状態に遊びができてがたついたり、ヒータ支
持基台が不用意に脱落するようなことを確実に防止する
ことができる。
【0014】また、これらのために特別な支持部材や安
全機構が不要であるので、構造が複雑化することはな
い。
【0015】
【実施例】図1〜図7は本発明が適用された第1の実施
例としての電気焼肉器を示している。
【0016】図1〜図3に示すように、金属板よりなる
底部皿1の両端部外側に樹脂製の把手部材2がスペーサ
ボス3を介しねじ4により結合されて基体5を形成して
いる。各把手部材2の両側下面には脚部6が一体形成さ
れている。
【0017】底部皿1の上面には金属板よりなる遮熱板
7が、双方をエンボス加工して形成した突き合わせ突部
8どうしをねじ9により連結して取付けられ、遮熱板7
の上に調理の際の汁受皿11を取外し自在に収納し載置
している。
【0018】汁受皿11は底部中央に下面側への膨らみ
部11aを有し、この膨らみ部11a外周部が、遮熱板
7の中央部の凹部7aの四週数カ所に設けられた上向き
突部7b間に嵌まり合うことにより、前記取外し自在な
ことを阻害されずに位置決めされるようにしてある。
【0019】汁受皿11の上にはアルミニウム等からな
る焼き板13が取外し自在に載置され、焼き板13の裏
面の外周部数カ所に一体形成した係合段部14が、汁受
皿11の口部外周に嵌まり合うことにより位置決めされ
るようにしてある。
【0020】そして汁受皿11と焼き板13との間にシ
ーズヒータ15が設置され、焼き板13を下面から加熱
して焼き板13の上に載せられる調理物を調理し、調理
物から出る焼汁等は焼き板13に形成した多数のスリッ
ト状穴16を通じて汁受皿11上に落下させて受ける
が、汁受皿11内には水を入れておくことにより、落ち
てきた脂分が調理中シーズヒータ15によって過熱され
燃焼したり煙を発生させたりしないようにして使用でき
る。
【0021】なお、焼き板13の対角線上の2か所に
は、汁受皿11に水を注ぎ入れるための水穴17が設け
てあり、焼き板13を載せたまま水を汁受皿11内に入
れ、また補給することができるようにしている。
【0022】シーズヒータ15は焼き板13の全帯域を
均等に加熱できるように、例えば図3に示すような平面
形状に屈曲されて、焼き板13の全域にほぼ均等に行き
渡るようにしてある。そして焼き板13の前記水穴17
は前記シーズヒータ15を避けた位置に設けてあるのは
勿論、前記スリット状穴16をもシーズヒータ15を避
けた位置となるようにしてある。しかも、焼き板13は
把手部材2が対向し合う長手方向の両端部が入れ代わる
2通りの向きで汁受皿11に載置されても、水穴17お
よびスリット状穴16は同じ向きに設置されるシーズヒ
ータ15と対向しないようになっている。
【0023】したがって、前記焼き板13の2通りの向
きのどちらの載置状態にても、水穴17を通じて汁受皿
11内に入れられる水や、調理中にスリット状穴16を
通じて汁受皿11内に落下する調理汁等がシーズヒータ
15上に落ちてこれを濡らしたり、汚したり燃焼させた
りするようなことを回避することができる。
【0024】シーズヒータ15はこれの端子部15a側
が、汁受皿11の一端部側の上縁中央部の切欠き部11
bと、焼き板13の一端部側中央部の外周部下面の切欠
き部13aとが形成している隙間を通じて基体5の一端
部に引き出され、基体5の一端部にある把手部材2の上
面に設けたヒータ支持基台18によって抜き差しできる
ように支持するようにしてある。なお焼き板13の切欠
き部13aは、前記2通りの向きでの載置に対応するた
めに、焼き板13の両端部に形成してある。焼き板13
の両側部下面には着脱する際のための手掛かり切欠き部
13bが形成されている。
【0025】把手部材2は基体5の一端部をなし、これ
の下面に手掛け部19が形成されていて、これに手を掛
けることにより基体5を容易に持ち運べるようにしてい
る。
【0026】また把手部材2上の前記ヒータ支持基台1
8は、把手部材2がなす基体5の一端部幅と同じ平面的
大きさを持ち、かつ焼き板13の上面とほぼ同じ高さ位
置となって汁受皿11および焼き板13の一端部外側を
覆うガード部を兼用できるようにしてある。これに伴い
ヒータ支持基台18が位置しない側の把手部材2は、ヒ
ータ支持基台18と同様に焼き板13の上面とほぼ同じ
高さ位置、かつヒータ支持基台18が対向している焼き
板の一側のほぼ全幅に亘る大きさに形成してあって、汁
受皿11の一端部外側を覆うガード部21を形成してあ
る。
【0027】これによって、汁受皿11および焼き板1
3の両端部の外側がほぼ同一レベルおよびほぼ同一幅に
て覆われるので、使用者や幼児等の手が熱い焼き板13
や汁受皿11に触れて火傷をしたり熱い思いをしたりす
るのを防止することができる。
【0028】ヒータ支持基台18は、これが載っている
側の把手部材2の外端部中央位置に上向きに突設された
軸受部22に対しヒンジピン23によって把手部材2上
への伏倒状態から外側に立ち上がるように所定量回動で
きるとともに、この所定量回動した位置にて着脱できる
ように支持されている。
【0029】具体的には、図6に示すように軸受部22
は内向きの開放部22bを持った係合凹部22aを有し
たフック形状をなしている。そしてヒータ支持基台18
の前記軸受部22に覆い被さる下面および端部外面に開
放された凹部18aを有し、この凹部18a内に前記ヒ
ンジピン23を設けてあり、このヒンジピン23が軸受
部22の係合凹部22aに開放部22bを通じて内側か
ら着脱でき、この着脱によってヒータ支持基台18が把
手部材2に軸受部22を介し着脱できるようにしてあ
る。
【0030】一方、ヒータ支持基台18には、図5に示
すように把手部材2の上面中央部に形成してある大きな
凹溝24と嵌まり合う下向きの凸部25が形成されると
ともに、シーズヒータ15の通常取付け位置ではこの凸
部25の内側面25aが凹部24の内端面24aに図1
に示すように近接対向するようにしてある。
【0031】これによって、シーズヒータ15の図1に
示す通常取付け位置ではヒータ支持基台18が前記内側
面25aと内端面24aとが近接対向していて、内側に
移動できず、軸受部22の係合凹部22aに内向きの開
放部22bがあっても、この開放部22bを通じて係合
凹部22aからヒンジピン23を外すことはできない。
【0032】しかしヒータ支持基台18がヒータ支持基
台18を中心に外側に立ち上がるように回動することは
妨げない。そして、図5に示すように焼き板13を取り
外した後、ヒータ支持基台18を図6に示すように外側
に立ち上がるように回動させると、所定回動位置にてヒ
ータ支持基台18の一部が把手部材2の一部に当接し合
うことにより所定回動量に規制されるとともに、外側に
伏倒したヒータ支持基台18に支持されたシーズヒータ
15が汁受皿11から退避するように持ち上げられて外
側への所定の退避状態に安定させられるようにしてあ
る。
【0033】この所定の立上がり退避状態では、ヒータ
支持基台18の内側面25aが把手部材2の内端面24
aとの対向位置から退避していて、ヒータ支持基台18
が内側に移動されるのを許容できる位置関係となるの
で、この移動によりヒータ支持基台18を係合凹部22
aに対し開放部22bを通じて着脱することができる。
【0034】つまりヒータ支持基台18をシーズヒータ
15とともに、把手部材2を持った基体5に対し着脱で
き、ヒータ支持基台18の他の回動位置では着脱できな
いようにしてある。
【0035】またヒータ支持基台18は、図5に示すよ
うに電源との接続用のマグネットプラグ接続口31を持
ち、前記端子部15a側に支持しているシーズヒータ1
5の電源との接続および制御を図るようになっており、
このための図7に示すような配線および回路が内蔵され
ている。また必要に応じて、シーズヒータ15をオン、
オフし、あるいは各種モードやデータ設定を行う外部か
ら操作できる操作部が設けられる。
【0036】また汁受皿11内にはシーズヒータ15の
前記回動時の自由端となる部分を下方から受け止めるヒ
ータ受32が底部に溶接等して設けられ、シーズヒータ
15を使用位置に安定させられるようにしてある。
【0037】またヒータ支持基台18内には、図2に示
すようにこのヒータ支持基台18が外側への立上がり状
態にある程度回動された以降、電源を自動的にオフする
スイッチ33が設けられている。このスイッチ33は図
7に示すように前記回路に設けられ、ヒータ支持基台1
8の下面に対向するアクチュエータ33aを持ち、ヒー
タ支持基台18が前記設定回動範囲を越えるまでは把手
部材2の上面に設けた突起34の押動を受けてスイッチ
33をオン状態に保ちシーズヒータ15を電源オンの状
態に維持しているが、前記回動範囲を越えたときに突起
34による押動から解放されてスイッチ33をオフ状態
にし、シーズヒータ15が自動的に電源オフ状態になる
ようにしてある。したがって、ヒータ支持基台18が外
側に回動されてシーズヒータ15が汁受皿11から所定
量以上持ち上げられ、あるいは外側に伏倒する退避状態
にあるのに、通電状態が続くような危険を防止すること
ができる。
【0038】上記のような構成では特に、ヒータ支持基
台18がこのヒータ支持基台18を回動および取外し自
在に支持している基体1の一側部上に載ったものであっ
て、焼き板との対向部を除く三方からまわりの邪魔なく
確固に把持できるものであることにより、ヒータ支持基
台18を回動および着脱するのが容易に行える。しかも
本実施例のようにヒータ支持基台18が、これの対向し
ている焼き板13の一側のほぼ全幅に亘る大きさに形成
してあることにより、さらに確固に把持してシーズヒー
タ8とともに簡単に回動および着脱されるし、焼き板1
3に使用者の手が触れるような危険を防止しやすくな
る。
【0039】また、ヒータ支持基台18が、基体1の一
側部にて外方へ立ち上がるように所定量回動されること
により、ヒータ支持基台18に支持したシーズヒータ1
5の全体を基体に取外し自在に収納された汁受皿11の
上から持ち上げて外方に退避させるとともに、前記所定
回動量に見合う所定の退避位置にシーズヒータ15を安
定させるので、シーズヒータ15がまだ十分に冷めてい
ないような場合でも、前記退避位置に安定させたまま危
険なく、汁受皿11を取外して必要な処理を行い、また
汁受皿11を嵌め付けられるようにすることができる。
【0040】さらに、シーズヒータ15が十分に冷めて
いれば、ヒータ支持基台18をシーズヒータ15ととも
に取り外して適当な所に置き、汁受皿11をさらに着脱
しやすくすることができるし、シーズヒータ15自身の
汚れを拭い取ると云ったことも容易に行えるようにする
ことができる。
【0041】しかも、ヒータ支持基台18とともにシー
ズヒータ15を着脱できるが、ヒータ支持基台18が立
ち上がるように所定量回動された位置でしか着脱できな
いし、焼き板13が取り外されない限りヒータ支持基台
18を所定量回動させらず、ヒータ支持基台18の着脱
には焼き板13の取外しとヒータ支持基台18の所定量
の回動とが条件になるので、ヒータ支持基台18の取付
け状態に遊びができてがたついたり、ヒータ支持基台1
8が不用意に脱落するようなことを確実に防止すること
ができ、器具および使用上の安全を図ることができる。
【0042】またこれらのために、特別な支持部材や安
全機構が不要であり構造が複雑化することはないので、
コスト上昇の原因にはならない。
【0043】図8は本発明の第2の実施例を示し、ヒー
タ支持基台18を前記スイッチ33がオフされる程度に
外側に回動させるように付勢するばね41を働かせてあ
る。
【0044】このばね41は焼き板13の重みに打ち勝
つ程の強さはなく、焼き板13が取り外されると、ヒー
タ支持基台18をシーズヒータ15とともに自動的に持
ち上げてスインチ33が自動的にオフするようにしてあ
る。ばね41は板ばねであるがこれに限ることはなく、
また働かせ方も種々に設計できる。
【0045】したがって、焼き板13を取り外した時点
でシーズヒータ15がオフされ、焼き板13が取り外さ
れているのにシーズヒータ15がオン状態に保たれるよ
うなことを回避し、より使用の安全を図っている。
【0046】図9は本発明の第3の実施例を示し、汁受
皿11に設けるヒータ受32を線材によって形成したも
のであり、シーズヒータ15を載せる場合でもこれが板
材のエッジによって傷を付けられたりするようなことを
防止することができるし、板材よりなる場合よりも汁受
皿11を丸洗いすると云ったときに邪魔になりにくく、
汁受皿11を清潔に保ちやすい利点がある。
【0047】図10は本発明の第4の実施例を示し、ヒ
ンジピン23をヒータ支持基台18の一部の突部18e
の両側に一体成形により突設したものとし、軸受部22
は基体1の一側の把手部材2の一部に一体成形してあ
る。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、ヒータ支持基台はシー
ズヒータと電源との接続構造を持ち、シーズヒータとと
もに容易に立ち上がらせ、また着脱できる。
【0049】また、焼き板を取り外した状態ではシーズ
ヒータの上が開放されるので、この状態でヒータ支持基
台をシーズヒータとともに伏倒状態から立ち上がらせる
ことにより、シーズヒータがまだ十分に冷めていないよ
うな場合でも、汁受皿を取外して必要な処理を行い、ま
た汁受皿を嵌め付けられるようにすることができる。
【0050】さらに、ヒータ支持基台をシーズヒータと
ともに取り外して適当な所に置いて、汁受皿を着脱しや
すくすることができるし、シーズヒータが冷めていれば
それ自身の汚れを拭い取ると云ったことも容易に行える
ようにすることができる。
【0051】しかも、ヒータ支持基台とともにシーズヒ
ータを着脱できるが、ヒータ支持基台が立ち上がるよう
に所定量回動された位置でしか着脱できないと、シーズ
ヒータの上に焼き板が位置した通常のセット状態を解か
れない限りヒータ支持基台を所定量回動させられないの
で、ヒータ支持基台の着脱には焼き板の取外しとヒータ
支持基台の所定量の回動とが条件になり、ヒータ支持基
台の取付け状態に遊びができてがたついたり、ヒータ支
持基台が不用意に脱落するようなことを確実に防止する
ことができる。
【0052】また、これらのために特別な支持部材や安
全機構が不要であるので、構造が複雑化することはな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施例としての電気
焼肉器を示す断面図である。
【図2】図1の電気焼肉器の向きを変えて見た断面図で
ある。
【図3】図1の電気焼肉器の平面図である。
【図4】図1の電気焼肉器のヒータ支持基台の取付け部
の横断面図である。
【図5】図1の電気焼肉器の焼き板を上方へ取り外した
状態の斜視図である。
【図6】図1の電気焼肉器のシーズヒータを退避させて
汁受皿を取り外した状態の斜視図である。
【図7】図1の電気焼肉器の通電制御回路を示すブロッ
ク図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示すヒータ支持基台の
取付け部の断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例を示すシーズヒータの先
端支持部の斜視図である。
【図10】本発明の第4の実施例を示すヒータ支持基台
の取付け部の分解斜視図である。
【図11】第1の従来例を示す斜視図である。
【図12】第2の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
5 基体 11 汁受皿 13 焼き板 15 シーズヒータ 15a 端子部 18 ヒータ支持基台 21 ガード部 22 軸受部 22a 係合凹部 22b 開放部 23 ヒンジピン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に汁受皿を取外し自在に収納し、こ
    の汁受皿の上に取外し自在に焼き板を設置するととも
    に、汁受皿と焼き板との間にシーズヒータを臨ませた電
    気焼肉器において、 シーズヒータをこのシーズヒータの端子側で保持して電
    源側との接続構造を有するヒータ支持基台を備え、この
    ヒータ支持基台は基体の一側に前記シーズヒータととも
    に伏倒位置から立ち上がり、また着脱できるように支持
    して設けられることを特徴とする電気焼肉器。
  2. 【請求項2】 ヒータ支持基台は、基体の一側上に伏倒
    位置から立ち上がった立上がり位置にて着脱できるよう
    に支持されている請求項1記載の電気焼肉器。
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JPS61164533A (ja) * 1985-01-16 1986-07-25 松下電器産業株式会社 電気レンジ

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JPH06327572A (ja) 1994-11-29

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