JP2797032B2 - リビングカルボカチオン重合プロセス - Google Patents

リビングカルボカチオン重合プロセス

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JP2797032B2
JP2797032B2 JP5502807A JP50280793A JP2797032B2 JP 2797032 B2 JP2797032 B2 JP 2797032B2 JP 5502807 A JP5502807 A JP 5502807A JP 50280793 A JP50280793 A JP 50280793A JP 2797032 B2 JP2797032 B2 JP 2797032B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 1.発明の分野 本発明はオレフィンの重合方法に関する。この方法は
リビング重合プロセスである。「リビング重合」という
用語は、本明細書中において、理論的に停止せず連鎖移
動を受けにくい重合プロセスを記述するために使用され
る。
2.情報の開示に関する説明 リビング重合プロセスは公知である。
米国特許第4,910,321号には、有機酸又はエステル及
び好ましくはBCl3であるがTiCl4でもよいルイス酸を含
む開始系を使用してホモポリマー、ランダムコポリマ
ー、ブロックコポリマーなどを製造するリビングカルボ
カチオン重合プロセスが開示されている。
米国特許第4,908,421号には、ルイス酸と有機過酸化
物化合物を含む触媒系を使用する末端官能性ポリマーを
製造するためのリビングカチオン重合プロセスが開示さ
れており、ここでモノマー装入物はイソブチレン及びイ
ソブチレン1モル当たり10-4乃至10-1モルの範囲内の量
の有機過酸化物化合物を含む。ルイス酸はTiCl4でよ
い。1989年7月29日に出願された欧州特許出願第893073
7377.5号、即ち、1990年2月28日に公開された欧州特許
公開公報第0355997号も参照されたい。
BCl3/エステル開始剤と2,6−ジ−t−ブチルピリジン
プロトントラップを使用することによって、狭い分子量
分布のポリイソブチレンを得ることも提案されている。
特定の開始剤系の存在下に行われたオレフィン重合プ
ロセスが、後述の説明で明らかにされるような改良され
た特性を有するポリマーを生じることが判明した。
発明の要約 本発明によれば、オレフィン原料を (A) アルコール、エステル、エーテル、有機ハロゲ
ン化物、及びそれらの混合物から成る群から選択される
有機化合物、 (B) TiCl4、 (C) 2,6−ジ−tert−ブチルピリジン、置換2,6−ジ
−tert−ブチルピリジン、及びそれらの混合物から成る
群から選択されるピリジン化合物と、重合領域において
重合条件で接触させてポリマーを製造する工程を含む、
オレフィンの重合方法が提供される。
図面の簡単な説明 第1図は、特定の開始剤系の存在下でのイソブチレン
の重合における、数平均分子量(Mn)対形成したポリイ
ソブチレンのグラム重量[WPIB(g)]を示すグラフで
ある。
第2図は、イソブチレンの重合及び特定の開始剤系に
おける、数平均分子量対モノマー転化率(%)を示すグ
ラフである。
第3図は、特定の開始剤系を使用するイソブチレンの
重合における、数平均分子量対モノマー転化率(%)を
示すグラフである。
第4図は、イソブチレンの重合及び特定の開始剤系に
おける、数平均分子量対モノマー転化率(%)を示すグ
ラフである。
第5図は、イソブチレンの重合及び特定の開始剤系に
おける、数平均分子量対形成したポリイソブチレンの重
量(g)を示すグラフである。
第6図は、スチレンの重合及び特定の開始剤系におけ
る、数平均分子量対モノマー転化率(%)を示すグラフ
である。
発明の詳細な説明 本発明の方法は、単一種類のオレフィン又は1種より
多くのオレフィンを含む原料を、重合領域において重合
条件で、本明細書中において成分Aと呼ぶ重合開始剤を
含む開始剤系、本明細書中において成分Bと呼ぶ肋開始
剤、及び本明細書中において成分Cと呼ぶプロトントラ
ップと接触させて、狭い分子量分布(MWD)を有するオ
レフィン誘導ポリマーを製造することを含む。この重合
はリビング重合プロセスである。
開始剤系 開始剤系は成分A、成分B、及び成分Cを含む。
成分A−開始剤 成分Aは、アルコール、エステル、エーテル、有機ハ
ロゲン化物、及びそれらの混合物から成る群から選択さ
れる有機化合物重合開始剤である。適するアルコールに
は式: R−(OH) (式中、Rは2乃至20、好ましくは9乃至15の炭素原子
を有する、アルキル基、置換アルキル基、アリール基、
置換アリール基であり、及びnは1乃至20、好ましくは
1乃至4の範囲内である)で表わされるアルコールが含
まれる。
適するエステルには、式: (式中、R及びR′は、2乃至20、好ましくは9乃至15
の炭素原子を有する、アルキル基、置換アルキル基、ア
リール基、置換アリール基から成る群から独立に選択さ
れ、nは1乃至20、好ましくは1乃至4の範囲内であ
る)で表わされるエステルが含まれる。
適するエーテルには、式R−(−O−R′)(式
中、R及びR′は、2乃至20、好ましくは9乃至15の炭
素原子を有する、アルキル基、置換アルキル基、アリー
ル基、置換アリール基から成る群から独立に選択され、
nは1乃至20、好ましくは1乃至4の範囲内である)で
表わされるエーテルが含まれる。
適する有機ハロゲン化物には、式 (式中、R、R′、及びR″は、2乃至20、好ましくは
9乃至15の炭素原子を有する、アルキル基、置換アルキ
ル基、アリール基、置換アリール基から成る群から独立
に選択され、nは1乃至20、好ましくは1乃至4の範囲
内であり、そしてXは塩素、臭素、及びそれらの混合物
から成る群から選択されるハロゲンである)で表わされ
る有機ハロゲン化物が含まれる。上述の各式中のアルキ
ル基は飽和アルキル基又は不飽和アルキル基、例えば、
アリル基、でよい。
成分B−肋開始剤 成分Bはルイス酸助開始剤(co−initiator)であ
る。ルイス酸はTiCl4である。成分A(開始剤)の量に
対するルイス酸の量を少なくとも化学量論量に等しくな
るように選択するのが望ましい。ルイス酸のモル数が成
分Aに対する化学量論量の約2乃至約40倍の範囲内であ
るのが好ましい。
成分C 成分C、即ち、プロトントラップは、2,6−ジ−tert
−ブチルピリジン(DTBP)、置換2,6−ジ−tert−ブチ
ルピリジン、及びそれらの混合物から成る群から選択さ
れるピリジン化合物である。
適する置換2,6−ジ−tert−ブチルピリジンには、例
えば、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンの
ような2,6−ジ−tert−ブチルアルキルピリジンが含ま
れる。
プロトン性不純物(例えば、水分、酸)が重合領域中
に存在している場合、ピリジン化合物が少なくともプロ
トン性不純物に対する化学量論量で存在するのが好まし
い。ピリジン化合物がプロトン性不純物に対する化学量
論量よりも多い量で存在するのがより好ましい。
オレフィン原料 オレフィン(モノマー)原料は少なくとも単一種類の
オレフィンが含むか、又は所望の最終ポリマーに応じ
て、1種より多くのオレフィンを含むことができる。適
するオレフィンには、C4〜C7イソモノオレフィン、C4
C14マルチオレフィン、置換されていても未置換でもよ
いビニリデン芳香族化合物、及びそれらの混合物が含ま
れる。好ましいC4〜C17イソモノオレフィンはイソブチ
レンである。好ましいC4〜C14マルチオレフィンはイソ
プレンである。
好ましいビニリデン芳香族化合物は、スチレン、アル
キルスチレン、及びそれらの混合物から成る群から選択
される。好ましいアルキルスチレンはパラ−メチル−ス
チレン、及びアルファ−メチルスチレンである。
オレフィン原料がイソブチレンのようなC4〜C7イソモ
ノオレフィン及び共役ジオレフィンのようなC4〜C14
ルチオレフィンを含む場合、イソモノオレフィンのマル
チオレフィンに対するモル比は約1000:1乃至約10:1の範
囲内でよく約200:1乃至約40:1が好ましい。
ブロックポリマーもまた本発明の重合によって、例え
ば、イソモノオレフイン及び共役ジオレフィン(例え
ば、米国特許第4,910,261号を参照されたい。その開示
は引用によって本明細書中に組み入れられる)又はビニ
リデン芳香族化合物のような第2のモノマーを順次添加
することによって、製造できる。
本発明の方法は希釈剤の存在下又は不存在下に行うこ
とができる。適する希釈剤には、塩化メチル及びメチレ
ンジクロライドのようなC1〜C4ハロゲン化炭化水素、ペ
ンタン、ヘキサン、及びヘプタンのようなC5〜C8脂肪族
炭化水素、及びシクロヘキサン及びメチルシクロヘキサ
ンのようなC5〜C10環式炭化水素、及びそれらの混合物
が含まれる。
成分A、成分B、及び成分Cのオレフィン原料への添
加の順序は重要ではない。例えば、成分A及び成分B
を、所望により希釈剤中で、予め混合して、その後オレ
フィン原料に添加してもよく、オレフィン原料もまた選
択的に希釈剤を含むことができる。
好ましい添加順序は以下の通りである。希釈剤(もし
存在するならば)、オレフィン原料、成分A(開始
剤)、成分C(プロトントラップ)、成分B(助開始
剤)。
重合プロセスは、従来的重合装置中において、希釈剤
の存在下又は不存在下に行われる。適する重合条件に
は、約1乃至約180分(時間)の期間に対して、約−100
℃乃至+10℃、好ましくは約−80℃乃至0℃の範囲内の
温度が含まれる。従来的混合手段を使用して、反応混合
物に撹拌を施すのが好ましい。
本発明の方法によって製造されたポリマーは、使用さ
れるオレフィン原料に応じて、ホモポリマー、コポリマ
ー、ターポリマー、その他、ブロックコポリマー及び類
似物でよい。
本発明のポリマーの数平均分子量(Mn)は、約500乃
至約2,000,000の範囲内であり、約20,000乃至約300,000
が好ましい。これらのポリマーは、重量平均分子量の数
平均分子量に対する比率(Mw/Mn)が約1.0乃至約1.5、
好ましくは約1.0乃至約1.2になるような狭い分子量分布
を有する。ポリマーを反応領域流出物から回収して、従
来的方法によって仕上げすることができる。
本発明を説明するために以下の実施例を示す。
実施例1 エムブラウン(MBraun)M−150グローブボックス中
の窒素雰囲気下ヘプタン浴(−80℃)に浸漬された大型
試験管中で一連の重合実験を行った。反応混合物の全体
積は25mlであった。反応体の添加順序は、希釈剤混合物
−モノマー−開始剤、プロトントラップ−助開始剤であ
った。AMI(All Monomer In、全モノマー配合)、及びI
MA(Incremental Monomer Addition、増分モノマー添
加)実験を行った。AMI法を使用して、平行して行った
複数の実験を異なる反応時間で停止させた。ポリマーの
収量とゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GP
C)のデータから、%転化率−時間依存性、Mw/Mn、及び
開始剤の効率を得た。同時に、開始剤の不存在下に助開
始剤とプロトントラップのみを装入した対照実験を行っ
た。対照実験においては、無視できる量(3%)のポリ
マーしか得られなかった。
実施例1においては、IB(イソブチレン)の重合を、
IMA法により、DTBPの存在下5−tert−ブチル−1,3−ジ
クミル−メチルエーテルを使用して開始した。結果を第
1図にまとめたが、この図はDTBPの存在下5−tert−ブ
チル−1,3−ジクミル−メチルエーテルを使用して開始
したIBの重合を示している。IMA法;モノマーの添加の
間の時間:30分;[t−Bu−DiCuOMe]=9.25×10-4M;
[TiCl4]=1.48×10-2M;V0=25ml。希釈剤:CH3Cl:n−
ヘキサン、40:60(v:v)、温度:−80℃。第1図におい
ては、数平均分子量(Mn)がWPIB(g)、即ち、形成し
たポリイソブチレンのグラム重量、に対してプロットさ
れており、プロット上の数は分子量分布(MWD)の値で
ある。
IMA法は、モノマーを徐々に添加することを意味す
る。AMI(オール・モノマー・イン)法は、アール・フ
ォースト(R.Faust)及びジェー・ピー・ケネディー
(J.P.Kennedy)のJ.Polymer Science、Polymer Chem.A
25、1847(1987)に記載されているように、重合の開始
の前に全てのモノマーを添加することを意味する。
実施例2 実施例1と同じ実験条件下AMI法を使用し、DTBPと開
始剤として5−tert−ブチル−1,3−ジクミル−メチル
エーテルの存在下IB原料を使用して以下のように行っ
た。AMI法を使用してDTBPの存在下又は不存在下に、開
始剤:5−tert−ブチル−1,3−ジクミル−メチルエーテ
ル。[IB]=2.04M;[t−Bu−DiCuOMe]=1×10
-3M;[TiCl4]=1.6×10-2M;V0=25ml。希釈剤:CH3Cl:n
−ヘキサン、40:60(v:v)、温度:−80℃。結果を第2
図にまとめたが、この図においては数平均分子量(Mn)
がモノマーのポリマーへの添加率(%)に対してプロッ
トされている。
実施例3 この実験においては、イソブチレンの重合においてn
−ヘキサンの替わりにメチルシクロヘキサンを使用し、
t−Bu−DiCuOMe/TiCl4/CH3Cl:メチルシクロヘキサン
(40:60、v:v)、−80℃、プロトントラップ(DTBP)の
存在下及び不存在下、[t−Bu−DiCuOMe]=9.24×10
-4M;[TiCl4]=1.48×10-2Mで重合を行った。結果を第
3図にまとめた。
実施例4 この例においては、イソブチレンの重合において以下
のように開始剤として5−tert−ブチル−1,3−ジクミ
ル−クロライドを使用した。
プロトントラップDTBPの存在下開始剤として5−tert
−ブチル−1,3−ジクミル−クロライドを使用するIBの
重合。AMI法、[IB]=2.04M;[t−Bu−DiCuCl]=
1×10-3M;[TiCl4]=1.6×10-2M;V0=25ml。溶媒:CH3
Cl:n−ヘキサン、40:60(v:v)、温度:−80℃。結果を
第4図にまとめた。
実施例5 この例においては、開始剤として5−tert−ブチル−
1,3−ジクミル−クロライドを使用してIMA法に従った。
実験は以下の通り行なった。
5−tert−ブチル−1,3−ジクミル−クロライドによ
って開始されたIBの重合。IMA法(4×1ml);モノマー
の添加の間に経過した時間:30分;[t−Bu−DiCuCl]
=1×10-3M;[TiCl4]=1.6×10-2M;V0=25ml;[DTB
P]=1×10-3M。希釈剤:CH3Cl:n−ヘキサン、40:60
(v:v)、温度:−80℃。数字はMWDの値である。結果を
第5図にまとめた。
実施例6 この例においては、モノマーとしてスチレンを以下の
ように使用した。
プロトントラップ(DTBP)の存在下及び不存在下、t
−Bu−DiCuOMe/TiCl4/CH3Cl:MeCH(40:60、v:v)、−80
℃。結果を第6図にまとめた。
実施例1乃至6から分かるように、重合実験がプロト
ントラップ(DTBP)の存在下に行われた場合、DTBP濃度
が高くなるにつれて理論直線からの偏差が小さくなり、
[DTBP]=1〜2×10-3モル/リットルにおいて理論分
子量に近付き狭いMWDが観察された。独立した測定は、
この濃度が系中のプロトン不純物の濃度に等しいことを
示した。
トリブロックコポリマーの調製 実施例1乃至6に基づき、イソブチレンとスチレンの
リビング重合に関して、イソブチレンとスチレンのリビ
ング重合を逐次的モノマー添加によってブロックコポリ
マーを得ることができる重合条件を得た。逐次的モノマ
ー添加によるブロック共重合は搭頂撹拌機を備えた250m
lの三つ首フラスコ中で行った。
重合パラメータ: [開始剤」=1×10-3M [TiCl4、助開始剤]=1.6×10-2M [DTBP]=2×10-3M 希釈剤:MeCl/メチルシクロヘキサン(40:60v/v) 温度:−80℃ 添加したイソブチレン:12ml(=8.4g) 添加したスチレン:3.9ml スチレン重合時間:5分間 モノマー添加の方法はスチレンの重合の結果に大きく
影響する。純粋な(希釈されていない)スチレンの使用
は、−80℃の溶液への添加の瞬間このモノマーの一時的
な凍結をもたらす。凍結はモノマーを希釈することによ
って防ぐことができる。メチルシクロヘキサンを1:4の
体積比率(3.5mlのスチレン+14mlのMeCH)で使用する
と、反応媒体の極性/非極性体積比率がSt(スチレン)
重合の開始時に非極性成分(MeCHとSt)に好ましい40:6
0から変化した。得られたトリブロックの特性は応力−
歪みデータから比較できる。
実施例7 この例においては、5−t−ブチル−1,3−ビス(1
−メトキシ−1−メチルエチル)ベンゼン開始剤を使用
した。未希釈スチレンを添加し、DTBP濃度は1×10-3M
であった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn A 15500 85000 15500 1.43 PStはポリスチレンを意味する。
PIBはポリイソブチレンを意味する。
Mw/Mnは重量平均分子量の数平均分子量に対する比率
である。
実施例8 この例においては、5−t−ブチル−1,3−ビス(1
−アセトキシ−1−メチルエチル)ベンゼン開始剤を使
用した。スチレンは希釈せずに添加した。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn B 14300 78000 14300 1.53 実施例9 この例においては、5−t−ブチル−1,3−ビス(1
−クロロ−1−メチルエチル)ベンゼン開始剤を使用し
た。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈し(1/4;v/
v)、DTBP濃度は1×10-3Mであった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn C 8066 70900 8066 1.13 実施例10 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
した(1/4;v/v)。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn D 7082 82500 7082 1.11 実施例11 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
し(1/4;v/v)、DTBP濃度は4×10-3Mであった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn E 7154 78200 7154 1.21 実施例12 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
し(1/4;v/v)、スチレン反応時間は10分間であった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn F 14400 84000 14400 1.19 実施例13 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
し(1/4;v/v)、重合温度は−90℃であり、スチレン反
応時間は10分間であった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn G 6380 80300 6380 1.19 実施例14 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
し(1/4;v/v)、スチレン反応時間は15分間であった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn H 13900 89300 13900 1.13 実施例15 この例においては、実施例9で使用したのと同じ開始
剤を使用した。スチレンはメチルシクロヘキサンで希釈
し(1/4;v/v)、重合温度は−90℃であり、スチレン反
応時間は15分間であった。
サンプルNoPSt PIB PSt Mw/Mn I 14600 86900 14600 1.12 応力−歪みデータを第I表にまとめる。
使用した試験方法を第II表に示す。
第II表 特性 試験方法 100%モジュラスpsi ASTM D412 300%モジュラスpsi ASTM D412 500%モジュラスpsi ASTM D412 引張り強さpsi ASTM D412 伸び% ASTM D412 実施例16 この例においては、1−クロロ,2,4,4−トリメチルペ
ンタンを開始剤として使用した。[M]=2.0M、[I]
=5.1×10-2M、[TiCl4]=1.2×10-1M、[DTBP]=2
×10-3M、温度=−40℃、溶媒:n−ヘキサン−CH3Cl 60/
40 v/v。このようにして調製されたPIBはMn=2200及びM
WD=1.14を有していた。
実施例17 この例においては、2−クロロ,2−フェニルプロパン
を開始剤として使用した。[M]=3.7M、[I]=9.44
×10-2M、[TiCl4]=1.9×10-1M、[DTBP]=2×10-3
M、温度=−60℃、溶媒:n−ヘキサン−CH3Cl 60/40 v/
v。
a) AMI法によって得られたPIBはMn=2300及びMWD=
1.3を示した。
b) 実施例16の量と等量のイソブチレンを開始剤、助
開始剤、及びDTBPを含む溶液に連続的に供給して調製さ
れたPIBは、MWD=1.08を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ファースト、ルドルフ アメリカ合衆国、マサチューセッツ州 02173、レキシントン、コンコード・ア ベニュー 580 (72)発明者 ギオール、ミクロス 大阪府豊中市待兼山町1−1 大阪大学 インターナショナル・ハウス (72)発明者 ウァン、シェン−チャン アメリカ合衆国、ニュー・ジャージー州 08837、エディソン、ウィッティア・ ストリート 14 (56)参考文献 Journal of Macrom olecular Science.A Chemistry,28[1] (1991) P.1−13 Journal of Macrom olecular Science.A Chemistry,18[1] (1982) P.129−152 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 10/00 C08F 4/16 C08F 4/64 C08F 12/08 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オレフィン原料を (A)アルコール、エステル、エーテル、有機ハロゲン
    化物、及びそれらの混合物から成る群から選択される有
    機化合物、 (B)TiCl4、及び (C)2,6−ジ−tert−ブチルピリジン、置換2,6−ジ−
    tert−ブチルピリジン、及びそれらの混合物から成る群
    から選択されるピリジン化合物と、 重合領域において重合条件で接触させてポリマーを製造
    する工程を含む、オレフィンの重合方法。
  2. 【請求項2】プロトン性不純物が重合領域中に存在し、
    前記領域中に存在するピリジン化合物が少なくとも前記
    プロトン性不純物に対する化学量論量である、請求項1
    の方法。
  3. 【請求項3】前記領域中に存在するピリジン化合物が前
    記プロトン性不純物に対する化学量論量よりも多い量で
    存在する、請求項2の方法。
  4. 【請求項4】置換2,6−ジ−tert−ブチルピリジンが2,6
    −ジ−tert−ブチル−4−メチルピリジンである、請求
    項1の方法。
  5. 【請求項5】重合領域中に存在するTiCl4のモル数が少
    なくとも(A)有機化合物に対する化学量論量である、
    請求項1の方法。
  6. 【請求項6】TiCl4のモル数が(A)有機化合物に対す
    る化学量論量の2乃至40倍の範囲内である、請求項1の
    方法。
  7. 【請求項7】オレフィン原料が、C4〜C7イソモノオレフ
    ィン、C4〜C14マルチオレフィン、ビニリデン芳香族化
    合物、及びそれらの混合物から成る群から選択されるオ
    レフィンを含む、請求項1の方法。
  8. 【請求項8】ビニリデン芳香族化合物がスチレンであ
    る、請求項7の方法。
  9. 【請求項9】ビニリデン芳香族化合物が、アルファ−メ
    チルスチレン、パラ−メチルスチレン、及びそれらの混
    合物から成る群から選択されるアルキルスチレンであ
    る、請求項7の方法。
  10. 【請求項10】有機化合物が有機ハロゲン化物である、
    請求項1の方法。
  11. 【請求項11】重合条件が−100℃乃至+10℃の範囲内
    の温度を含む、請求項1の方法。
  12. 【請求項12】重合領域が追加的に希釈剤を含む、請求
    項1の方法。
  13. 【請求項13】希釈剤が、C1〜C4ハロゲン化炭化水素、
    C5〜C8脂肪族炭化水素、C5〜C10環式炭化水素、及びそ
    れらの混合物から成る群から選択される、請求項12の方
    法。
  14. 【請求項14】ポリマーが、500乃至2,000,000の範囲内
    の数平均分子量を有する、請求項1の方法。
  15. 【請求項15】ポリマーが、20,000乃至300,000の範囲
    内の数平均分子量を有する、請求項1の方法。
  16. 【請求項16】ポリマーが1.0乃至1.5の分子量分布(Mw
    /Mn)を有する、請求項1の方法。
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