JP2794633B2 - 射出ユニット - Google Patents
射出ユニットInfo
- Publication number
- JP2794633B2 JP2794633B2 JP1158415A JP15841589A JP2794633B2 JP 2794633 B2 JP2794633 B2 JP 2794633B2 JP 1158415 A JP1158415 A JP 1158415A JP 15841589 A JP15841589 A JP 15841589A JP 2794633 B2 JP2794633 B2 JP 2794633B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder assembly
- small
- adapter
- standard
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/46—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it into the mould
- B29C45/58—Details
- B29C45/62—Barrels or cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は射出成形機の射出装置に関する。
従来技術 射出成形機における射出装置１は、第２図に示すよう
にフロントプレート、プッシャープレート３、リアプレ
ート４を備え、フロントプレート２にはシリンダアッセ
ンブリ５が取付けられている。
にフロントプレート、プッシャープレート３、リアプレ
ート４を備え、フロントプレート２にはシリンダアッセ
ンブリ５が取付けられている。
シリンダアッセンブリ５はバレル６とその前端側（型
締装置側）のノズルアダプタ７およびノズル８、さら
に、バレル６の内部を射出軸線ａに沿って前後方向に貫
通したスクリュー９とからなる。
締装置側）のノズルアダプタ７およびノズル８、さら
に、バレル６の内部を射出軸線ａに沿って前後方向に貫
通したスクリュー９とからなる。
バレル６は前記射出軸線ａに中心軸を一致させてフロ
ントプレート２に設けた装着部10に取付けられる。バレ
ル６の基部はフロントプレート２を貫通し、内部のスク
リュー９はその基部がさらに後方にのびて、プッシャー
プレート３に軸支されたスクリュスリーブ11に結合され
ている。
ントプレート２に設けた装着部10に取付けられる。バレ
ル６の基部はフロントプレート２を貫通し、内部のスク
リュー９はその基部がさらに後方にのびて、プッシャー
プレート３に軸支されたスクリュスリーブ11に結合され
ている。
そして、バレル６の長さやスクリュー９の直径は機種
に応じて最適な値に定められ、これらがシリンダアッセ
ンブリ５の長さを決めている。
に応じて最適な値に定められ、これらがシリンダアッセ
ンブリ５の長さを決めている。
また、射出装置１はエキストルーダベース12に載置さ
れていて、ノズルタッチ装置（図示していない）によっ
てノズル８の先端が型締装置に取付けられた金型に押圧
される、ノズルタッチ位置と射出装置を旋回させるため
の後退位置とに移動可能とされているが、その時のエキ
ストルーダベース12の前方停止位置、後方停止位置は、
所定の後退量とシリンダアッセンブリ５の長さによって
定められている。
れていて、ノズルタッチ装置（図示していない）によっ
てノズル８の先端が型締装置に取付けられた金型に押圧
される、ノズルタッチ位置と射出装置を旋回させるため
の後退位置とに移動可能とされているが、その時のエキ
ストルーダベース12の前方停止位置、後方停止位置は、
所定の後退量とシリンダアッセンブリ５の長さによって
定められている。
一方、射出成形機の機種は、求める成形品の大小、種
類、成形の精度などに応じて選定されるべきで、小形の
成形品を多数、連続成形する場合は小容量仕様のものが
好ましい。しかし、その中でも厚肉レンズのように高い
保圧力を必要とするような成形には、高い型締力を備え
た小容量仕様の射出成形機が好ましい。
類、成形の精度などに応じて選定されるべきで、小形の
成形品を多数、連続成形する場合は小容量仕様のものが
好ましい。しかし、その中でも厚肉レンズのように高い
保圧力を必要とするような成形には、高い型締力を備え
た小容量仕様の射出成形機が好ましい。
ところで、従来は、前記のようにシリンダアッセンブ
リ５の長さが機種に応じて定まっており、その標準仕様
の範囲で成形品に応じた射出量の調整がプログラム上の
パラメータを変更するなどして行なわれているが、これ
では調整の範囲に限度があり、さらに、この様な標準仕
様のものを小容量の射出成形に、射出量を抑制して使用
すると、樹脂がバレル中に滞在する時間が長くなるの
で、樹脂によっては熱で変質するいわゆる焼けを生じる
ことがある。
リ５の長さが機種に応じて定まっており、その標準仕様
の範囲で成形品に応じた射出量の調整がプログラム上の
パラメータを変更するなどして行なわれているが、これ
では調整の範囲に限度があり、さらに、この様な標準仕
様のものを小容量の射出成形に、射出量を抑制して使用
すると、樹脂がバレル中に滞在する時間が長くなるの
で、樹脂によっては熱で変質するいわゆる焼けを生じる
ことがある。
このため、多品種・少量成形の傾向が強い作業場で
は、やむを得ず、さまざまな機種の射出成形機を揃えて
おり、これらが場所を占有する上、その購入費が製品コ
ストを押し上げる結果となっている。
は、やむを得ず、さまざまな機種の射出成形機を揃えて
おり、これらが場所を占有する上、その購入費が製品コ
ストを押し上げる結果となっている。
また、標準仕様として小容量のものではレンズの成形
時などに型締力が不足して、充分な保圧力を維持できな
いことがあった。
時などに型締力が不足して、充分な保圧力を維持できな
いことがあった。
発明が解決しようとする課題 この発明は標準仕様の射出装置を小容量仕様のものと
して使用できる射出ユニットの提供を課題とする。
して使用できる射出ユニットの提供を課題とする。
課題を解決するための手段 標準仕様のシリンダアッセンブリを装着した射出装置
に、該標準より小容量仕様のシリンダアッセンブリを備
え、これをアダプタを用いることにより前記標準仕様の
ものと交換して装着可能とし、基部にアダプタを取り付
けた前記小容量仕様シリンダアッセンブリの全長を標準
仕様のものと等しくする。
に、該標準より小容量仕様のシリンダアッセンブリを備
え、これをアダプタを用いることにより前記標準仕様の
ものと交換して装着可能とし、基部にアダプタを取り付
けた前記小容量仕様シリンダアッセンブリの全長を標準
仕様のものと等しくする。
作用 アダプタは小容量仕様のシリンダアッセンブリを標準
仕様の射出装置におけるシリンダアッセンブリの装着部
に装着可能とし、あた、フロントプレートの前面ｂから
ノズル先端までの距離を標準仕様と等しくする。
仕様の射出装置におけるシリンダアッセンブリの装着部
に装着可能とし、あた、フロントプレートの前面ｂから
ノズル先端までの距離を標準仕様と等しくする。
実施例 第１図は小容量仕様のシリンダアッセンブリ13をアダ
プタ14を介して、射出装置１のフロントプレート２に取
付けた構造を示し、射出装置１はフロントプレート２の
みを示して他の部分は省略されている。
プタ14を介して、射出装置１のフロントプレート２に取
付けた構造を示し、射出装置１はフロントプレート２の
みを示して他の部分は省略されている。
なお、射出装置１は第２図において標準仕様のシリン
ダアッセンブリ５を備えていたものであり、このシリン
ダアッセンブリ５が基部にアダプタ14を備えた小容量仕
様のシリンダアッセンブリ13と交換して装着されてい
る。
ダアッセンブリ５を備えていたものであり、このシリン
ダアッセンブリ５が基部にアダプタ14を備えた小容量仕
様のシリンダアッセンブリ13と交換して装着されてい
る。
バレル15は小容量仕様に合わせて前後寸法が標準仕様
より小さく、その分をアダプタ14のフロントプレート前
面ｂからの前後方向寸法が補って、このシリンダアッセ
ンブリ13のフロントプレート前面ｂからノズル８先端ま
での距離は標準仕様の場合と等しくなっている。
より小さく、その分をアダプタ14のフロントプレート前
面ｂからの前後方向寸法が補って、このシリンダアッセ
ンブリ13のフロントプレート前面ｂからノズル８先端ま
での距離は標準仕様の場合と等しくなっている。
アダプタ14は基部が標準仕様のシリンダアッセンブリ
５におけるバレル６の基部と同様に形成されていて、フ
ロントプレート２を貫通し、また、射出軸線ａに一致す
る貫通孔が設けられ、この部分にスクリュー16の基部が
貫通している。スクリュー16の後端は前記と同様にプッ
シャープレート３のスクリュスリーブ11に結合される。
５におけるバレル６の基部と同様に形成されていて、フ
ロントプレート２を貫通し、また、射出軸線ａに一致す
る貫通孔が設けられ、この部分にスクリュー16の基部が
貫通している。スクリュー16の後端は前記と同様にプッ
シャープレート３のスクリュスリーブ11に結合される。
アダプタ14はさらに材料導入口17を備え、これにはホ
ッパー18が接続される。これにともない、標準仕様とし
てフロントプレート２に形成されていた材料導入孔17′
は板体で閉鎖されている。符号19は冷却水の通路であ
る。
ッパー18が接続される。これにともない、標準仕様とし
てフロントプレート２に形成されていた材料導入孔17′
は板体で閉鎖されている。符号19は冷却水の通路であ
る。
小容量仕様のシリンダアッセンブリ13とアダプタ14、
アダプタ14とフロントプレート２はアダプタ14の両端に
形成したフランジ20を介してボルト21により結合されて
いる。
アダプタ14とフロントプレート２はアダプタ14の両端に
形成したフランジ20を介してボルト21により結合されて
いる。
スクリュー16は標準仕様のものに比べ、直径とフライ
ト（有効長さ）が短いが全長は同じである。
ト（有効長さ）が短いが全長は同じである。
このように構成された射出装置１はバレル15とスクリ
ュー16の前記フライト（有効長さ）が短く、また、その
直径も小さいので、スクリュー16のストロークが標準仕
様の場合と同じであるとしても射出量は小さく、かつ、
バレル15の個所で熱を受ける時間が短いから、焼けを生
じることがなく、小容量の成形に適している。
ュー16の前記フライト（有効長さ）が短く、また、その
直径も小さいので、スクリュー16のストロークが標準仕
様の場合と同じであるとしても射出量は小さく、かつ、
バレル15の個所で熱を受ける時間が短いから、焼けを生
じることがなく、小容量の成形に適している。
さらに、射出装置１を小容量仕様としても型締装置は
別途、標準仕様の型締力を発揮するから、射出後の保圧
力を大きくしても格別の支障が生じない。
別途、標準仕様の型締力を発揮するから、射出後の保圧
力を大きくしても格別の支障が生じない。
また、いずれの場合もフロントプレート前面ｂからノ
ズル８先端までの距離は変化しないから、ノズルタッチ
時や旋回のために射出装置１が前進・後退する距離を調
整する必要はない。
ズル８先端までの距離は変化しないから、ノズルタッチ
時や旋回のために射出装置１が前進・後退する距離を調
整する必要はない。
したがって、射出装置１に取り付けた小容量仕様のシ
リンダアッセンブリ13を標準仕様のシリンダアッセンブ
リ５と交換するだけで、射出装置１を標準仕様のものへ
簡単に戻すことができる。
リンダアッセンブリ13を標準仕様のシリンダアッセンブ
リ５と交換するだけで、射出装置１を標準仕様のものへ
簡単に戻すことができる。
以上は実施例であって、アダプタ14の形状、これとバ
レル15やフロントプレート２との結合構造等は図示しな
いものに限定されない。
レル15やフロントプレート２との結合構造等は図示しな
いものに限定されない。
発明の効果 １台の射出成形機において、標準成形と正常な小容量
成形が可能で、その変換も簡単に行える。
成形が可能で、その変換も簡単に行える。
作業場に射出成形機複数台のスペースを必要としな
い。
い。
小容量仕様のシリンダアッセンブリとアダプタを準備
するだけであるから、小容量仕様が標準の射出成形機を
購入する場合に比べ、廉価で小容量成形を実施できる。
するだけであるから、小容量仕様が標準の射出成形機を
購入する場合に比べ、廉価で小容量成形を実施できる。
第１図は要部の縦断面図、第２図は断面にて示す概略の
正面図である。 １…射出装置、５…標準仕様のシリンダアッセンブリ、
６…標準仕様のバレル、９…標準仕様のスクリュー、10
…装着部、13…小容量仕様のシリンダアッセンブリ、14
…アダプタ、15…小容量仕様のバレル、16…小容量仕様
のスクリュー。
正面図である。 １…射出装置、５…標準仕様のシリンダアッセンブリ、
６…標準仕様のバレル、９…標準仕様のスクリュー、10
…装着部、13…小容量仕様のシリンダアッセンブリ、14
…アダプタ、15…小容量仕様のバレル、16…小容量仕様
のスクリュー。
フロントページの続き (72)発明者 奥野 哲也 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 白石 亘 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (72)発明者 石黒 俊夫 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内 (56)参考文献 特開 昭60−101019（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−130924（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−128816（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−59914（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B29C 45/00 - 45/17 B29C 45/46 - 45/84
Claims (1)
- 【請求項１】標準仕様のシリンダアッセンブリを備えた
射出装置に、基部にアダプタを取り付けて全長を標準仕
様と等しくし、かつ、該アダプタを介して前記標準仕様
のシリンダアッセンブリと交換して取付け可能な標準仕
様より小容量な仕様のシリンダアッセンブリを備えるこ
とを特徴とした射出ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158415A JP2794633B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 射出ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1158415A JP2794633B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 射出ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0324929A JPH0324929A (ja) | 1991-02-01 |
| JP2794633B2 true JP2794633B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=15671259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1158415A Expired - Fee Related JP2794633B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 射出ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794633B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0742687Y2 (ja) * | 1991-06-05 | 1995-10-04 | 株式会社新潟鉄工所 | 射出成形機の加熱筒取付け構造 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP1158415A patent/JP2794633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0324929A (ja) | 1991-02-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |