JP2794504B2 - 蓋体の殺菌装置 - Google Patents

蓋体の殺菌装置

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JP2794504B2 JP3255357A JP25535791A JP2794504B2 JP 2794504 B2 JP2794504 B2 JP 2794504B2 JP 3255357 A JP3255357 A JP 3255357A JP 25535791 A JP25535791 A JP 25535791A JP 2794504 B2 JP2794504 B2 JP 2794504B2
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紘康 村瀬
国義 干田尾
恵治 太田
修 秋鹿
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Sealing Of Jars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はびん類の口部を閉止する
王冠の殺菌装置に関し、缶類の蓋の消毒にも応用できる
蓋体の殺菌装置を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】ビールびん等のびん類の口部を閉止する
王冠は内容物の充填工程において使用に先立って殺菌処
理する必要があるが、この殺菌には一方の壁に高温に耐
える石英ガラス板を、他方の壁に鉄板を配置した王冠の
厚さ分の狭い処理通路を縦方向に形成し、この通路の下
部にチエンコンベアを配置し、この通路に多数の王冠を
内側をガラス面側に向けた状態で平板状に供給して移送
しながらガラス越しに紫外線を照射する殺菌装置が使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】王冠には内部にパッキ
ング材として薄い樹脂板が付着されているが、王冠の移
送中及び殺菌処理工程において王冠の鉄粉あるいはパッ
キング材の粉等の微細な粉塵が発生する。そしてこの粉
塵は紫外線殺菌装置の石英ガラス面に付着して紫外線の
透過を妨げる原因となることから殺菌装置を定期的に分
解して掃除をする必要がある。
【0004】本発明は、前記従来の蓋体の殺菌装置の問
題点である石英ガラス板の曇りを防止できる殺菌装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る蓋体の殺菌装置は、蓋体が通過できる処
理通路を形成する2枚の壁の一方に吸塵孔を開口し、こ
の吸塵孔を吸気装置に接続し、他方の壁を光り透過性の
材料で形成して処理通路を排気可能にしてなるものであ
る。
【0006】処理通路を形成する一方の壁に設けた吸塵
孔は、蓋体の直径よりも小さく、好ましくは半分以下
で、しかもこの吸塵孔より吸引される空気によってこの
蓋体が吸着されない位置に配置されている。
【0007】
【作 用】処理通路を形成する一方の壁より殺菌光線が
照射され、この壁に対向する壁に設けた吸塵孔より排気
されるためにこの処理通路内の粉塵は直ちに吸引される
ことになり、殺菌光線を透過させる石英ガラス板側に付
着しないので、長期間にわたって蓋体の殺菌処理を行う
ことができる。
【0008】
【実 施 例】以下、図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は王冠等の蓋体の殺菌装置を含む前処理
装置の全体を示す正面図であって、殺菌すべき蓋体をホ
ッパ1内に投入し、このホッパ1より送出された蓋体12
(王冠)は整列装置2によって表裏一定の方向に揃えら
れ、シュート3を経由して殺菌装置4に供給され、ここ
で殺菌された蓋体12は貯蔵装置5に供給され、この貯蔵
装置5内の底部に設けたコンベヤ6によって1個づつシ
ュート7に供給されてこの蓋体12を使用する工程、特に
ビールの充填工程に供給され、ビールびんの口部をこの
殺菌された蓋体によって閉止するようになっている。
【0009】本発明は特に殺菌装置4の構造を対象とす
るものであって、これの詳細について説明する。図2及
び図3において、シュート3の下部には殺菌装置4が接
続されており、この殺菌装置4はフレーム8の内部に湾
曲した案内面9を有する案内板10を配置しており、この
案内板10に対向する位置に傾斜した案内板11が設けられ
ている。この案内板11は蓋体12の詰まりを防止しながら
前記案内面9側に向けて蓋体12を案内する機能をもって
おり、これの下端を通過する際には蓋体12はチエンコン
ベア13上に二段積みで矢印の方向に移送できるように構
成されている。
【0010】このフレーム8の前面には蓋体12が縦方向
になって通過可能な間隙をあけて仕切板14が設けられて
蓋体12の処理通路15が形成されている。そしてこの処理
通路15の下部にはチエンコンベヤ13が設けられており、
この仕切板14の下部に屈曲部16が形成され、この屈曲部
16の部分にチエンコンベヤ13を配置して蓋体(王冠)12
の縁部がこのチエンコンベヤ13上に丁度載置されるよう
になっている。この仕切板14の背面には殺菌灯室18が配
置されているが、この殺菌灯室18はカバー19の内部に複
数本の殺菌灯20を配置し、このカバー19の開口部に石英
ガラス板21が設けられている。
【0011】一方、フレーム8の外側にはダクトボック
ス22が設けられ、このダクトボックス22の後部には吸引
源に接続されたホース23がホース金具24を介して連結さ
れている。また、フレーム8には吸塵孔25が開口されて
おり、処理通路15内の空気をこのダクトボックス22内に
吸引するように構成されている。このダクトボックス22
の側面には風量調整板26を長孔27によって横方向にずら
してボルト28で固定できるようになっており、この風量
調整板26には孔26aが開口され、ダクトボックス22に設
けた孔22aを前開したり、一部もしくは全部を閉止して
処理通路15内の排気量を調整することができるようにな
っている。
【0012】ノブ30はカバー19をフレーム8aに着脱する
ためのものであって、このノブ30を操作してガラス板21
を外方に引出して掃除したり、このフレーム8aに取付け
られている仕切板14を掃除することができるようになっ
ている。図2に示す如く、フレーム8の前面の処理通路
15を区画するために案内板10が設けられているがこの案
内板10の円弧状の案内面9に沿って吸塵孔25が開口され
ている。この吸塵孔25の位置は図4に示す如く蓋体12の
直径の約半分程度のもので、その開口位置も案内面9側
に寄せてこれに沿って配列している。
【0013】一方、シュート3の下方に設けた案内板11
の先端部と背後にある吸塵孔25aも蓋体12が吸着されな
いように配慮されている。即ち、案内板11によってaの
位置に案内された蓋体12が、更にこの案内板11によって
掻き落されてb,cの位置に配列されることになる。そ
のためにチエンコンベア13上には蓋体12が2段に載置さ
れることになるが、この上段のcの位置にある蓋体12が
通過する位置の上方に吸塵孔25aを配置することによっ
て蓋体12がフレーム8の表面に吸着されて詰まらないよ
うに配慮されている。
【0014】仕切板14は殺菌灯20よりの紫外線を蓋体12
に照射しながらこの蓋体12が石英ガラス板21の表面に接
触することを防止するためのものであって、好ましくは
丸孔を密接してあけた図6に示すようなパンチングメタ
ルが使用される。しかし、このパンチングメタルを折曲
げる場合には急角度で曲げると照射される紫外線に対し
て平行ないしはこれに近い部分を生じて紫外線を遮蔽す
ることになる。従って、このような事態が発生しないよ
うに図5(a),(b)のように斜めの屈曲部16によっ
て曲げると良い。
【0015】前記のようにフレーム8と石英ガラス板21
からなる2枚の板で構成される処理通路15内を排気する
ように構成したので、この処理通路15内で蓋体12より発
生した粉塵が常時排出されることになるので、殺菌光線
を透過させる石英ガラス板21の表面にこの粉塵が付着し
ないので長期間にわたって蓋体12の殺菌処理をすること
ができる。
【0016】次に、ビールやジュース類の缶の開口部を
閉止する蓋体の殺菌装置について説明する。図7〜図10
はこの殺菌装置の各部を示すものであって、図7に示す
ように装置全体はL形に構成され、本体50の一方に蓋体
53の供給部51が設けられ、これより供給された蓋体53は
図8に示す如く供給円板52上に1枚づつ供給され、搬送
路56の案内溝に係合される。この搬送路56の上方には搬
送用チエーン54に蓋体53の直径程度に間隔を置いて設け
た爪55によって右側より左側に搬送される。この状態に
おいては蓋体53は対角線状の両縁部が支持されながら搬
送されることになる。
【0017】図9ないし図11に示すように搬送路56の上
下には殺菌灯57が可動ブラケット58と固定ブラケット59
と両ブラケット58,59 を結ぶピン60によって搬送路56に
接近したり、退避したりするように構成されている。こ
の上下に設けた殺菌灯57にはハンドル61が設けてあり、
図11に示すように上部の殺菌灯57は上方の退避位置にお
いてフック62によって固定され、また、下部の殺菌灯57
は下方の退避位置においてストッパー63によって支持さ
れるように構成されている。
【0018】また、本体50に設けたシリンダー64によっ
て前後に移動可能に2枚の遮蔽板65が設けてあり、何ら
かの理由によって殺菌装置が停止した際にはこのシリン
ダー64が作動して遮蔽板65が蓋体53の上下両面に突出し
て殺菌灯57の前面を遮蔽して蓋体53が過剰に殺菌処理さ
れてロスとならないように構成されている。前記のよう
に、殺菌灯57は搬送路56に接近・離反するように移動可
能に支持されているのでこの殺菌灯57やこれの照射面の
石英ガラス板等の点検や修理、更には掃除、あるいは搬
送路56等の各部の調整や掃除を簡単に行うことができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明に係る蓋体の殺菌装置は蓋体が通
過できる処理通路を形成する2枚の壁の一方に吸塵孔を
開口し、この吸塵孔を吸気装置に接続し、他方の壁を光
り透過性の材料で構成している。従って、次の効果を奏
することができる。殺菌処理を行う蓋体が通過する処理
通路内は吸引されているので、蓋体自体から発生する粉
塵あるいは蓋体内部のパッキング材から発生する粉塵は
排気装置によって吸い出されることになるので殺菌灯の
前面に設けられている石英ガラス板を曇らせて殺菌処理
を減退させるような恐れはなく、長期にわたって殺菌処
理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋体の殺菌処理装置の全体構成を示す正面図で
ある。
【図2】殺菌装置の要部を示す正面図である。
【図3】殺菌装置の処理通路を横断方向に切断して示す
図である。
【図4】処理通路に開口した吸気孔と蓋体1の関係を示
す断面図である。
【図5】仕切板の二例の側断面図である。
【図6】図5の仕切板に使用するパンチングメタルの例
を示す正面図である。
【図7】ビール缶等の蓋体の殺菌装置の斜視図である。
【図8】図7の装置の平面図である。
【図9】図7の装置の正断面図である。
【図10】図9の装置の側断面図である。
【図11】図10の装置の操作図である。
【符号の説明】
1 ホッパ 2 整列装置 4 殺菌装置 6
コンベヤ 8 フレーム 9 案内面 10 案内板 11
処理通路 12 蓋体 13 チエンコンベア 14 仕切板 15 処理通路 16 屈曲部 18 殺菌灯質 1
9 カバー 21 石英ガラス板 23 ホース 25 吸塵
孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 恵治 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番 地1 三菱農機株式会社内 (72)発明者 秋鹿 修 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番 地1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−51019(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 55/04 B67B 1/03

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体が通過できる処理通路を形成する2枚
    の壁の一方に吸塵孔を開口し、この吸塵孔を吸気装置に
    接続し、他方の壁を光り透過性の材料で構成してなる蓋
    体の殺菌装置。
  2. 【請求項2】処理通路の一方の壁に設けた吸塵孔は蓋体
    の直径より小径であり、且つ、この蓋体で全閉されない
    位置に配置されている請求項1記載の蓋体の殺菌装置。
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JP2002068144A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Kinki Coca Cola Bottling Co Ltd キャップ装着装置及びこれに使用される紫外線殺菌装置並びにキャップ装着方法
JP2015212156A (ja) * 2014-05-02 2015-11-26 日立造船株式会社 ボトルキャップの電子線滅菌方法および装置

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