JP2794453B2 - X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置 - Google Patents

X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置

Info

Publication number
JP2794453B2
JP2794453B2 JP15728389A JP15728389A JP2794453B2 JP 2794453 B2 JP2794453 B2 JP 2794453B2 JP 15728389 A JP15728389 A JP 15728389A JP 15728389 A JP15728389 A JP 15728389A JP 2794453 B2 JP2794453 B2 JP 2794453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
circuit
signal
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP15728389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0322399A (ja
Inventor
寿 川地
節 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GE Yokogawa Medical System Ltd filed Critical GE Yokogawa Medical System Ltd
Priority to JP15728389A priority Critical patent/JP2794453B2/ja
Publication of JPH0322399A publication Critical patent/JPH0322399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2794453B2 publication Critical patent/JP2794453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はX線CT用高電圧発生装置の保護回路の改善に
関する。
(従来の技術) X線CTはX線を被検体の全周に渡って照射し、被検体
を透過したX線を検出して断層像を撮影する装置であ
る。このX線CTにおいて、X線の放射源として用いられ
るX線管の電源であるX線CT用高電圧発生装置(以下XG
という)は、最近高周波インバータを用いたPWM制御方
式が主流となってきた。このXGは、X線管に印加する電
圧が極めて高電圧である関係上、危険防止のためもしく
は破損防止のための保護機能を備えている。保護機能に
は過電流,過電圧又は過熱に対するものが主として挙げ
られる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、これ等の保護機能は通常の検出値レベルよ
りも高いレベルで働くものであり、検出点の前で短絡或
るいは開放状態となるような異常の場合は、電圧が零又
は低電圧になるか、電流が零になるため、その異常状態
を検知することはできない。この様な異常の場合は従来
の検出回路の前で異常を検出して回路の保護をしなけれ
ばならず、検出回路が複雑になり、又部品点数も多くな
る。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的
は、高電圧、高電流異常のみならず、低電圧や回路の開
放状態のようなXGの異常を検出し、異常時に電源を断つ
XGの保護回路を実現することにある。
(課題を解決するための手段) 前記の課題を解決する本発明は、X線CT用高電圧発生
装置からの出力電圧又は出力電流に比例する電圧を出力
する電圧出力手段と、異常発生時の低電圧又は低電流に
比例する低レベル電圧発生手段と、該低レベル電圧発生
手段の出力が前記電圧出力手段の出力より大きい時信号
を出力する電圧比較手段と、HVオン信号の存在における
前記電圧比較手段の出力であることを確認するための論
理積を求める論理演算手段と、入力信号が一定時間継続
した場合にエラー信号を出力する継続時間確認手段と、
入力信号を否定する論理演算手段とを具備することを特
徴とするものである。
(作用) 出力電圧又は出力電流に比例する電圧を電圧出力手段
から出力し、低レベル電圧発生手段との比較を行い、電
圧出力手段の電圧が低いとき比較手段は信号を出力す
る。論理演算手段によりHVがオンであることを確認の
上、継続時間確認手段は電圧出力手段の出力が一定時間
低いレベルである場合にエラー信号を出力し、エラー信
号のある場合に論理演算手段の出力は“0"になってXGの
出力信号を停止させる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。1は
XGの高圧出力電圧を分圧して出力電圧のレベルを検出す
るための分圧回路、2はXGにおいて或る一定時間を超え
る時間に亘って発生した場合に異常とされるレベルの高
電圧を発生するオーバーレベル発生回路、3はXGにおい
て断線もしくは短絡状態を示すような或る一定時間を超
える時間に亘って発生した場合に異常と見做されるレベ
ルの低電圧を発生するダウンレベル発生回路である。4
は分圧回路1で分圧された出力電圧に比例する電圧を増
幅する増幅器で、その出力はコンパレータ5においてオ
ーバレベル発生回路2の出力と比較され、コンパレータ
6においてダウンレベル発生回路3の出力と比較され
る。コンパレータ5は増幅器4の出力電圧がオーバーレ
ベル発生回路2の出力電圧より大きいとき出力を出す比
較器である。又コンパレータ6はダウンレベル発生回路
3の出力が増幅器4の出力より大きいとき出力を出す比
較器である。7はその周期が外部より調整可能なクロッ
ク発生器を内蔵し、6クロックの間、入力信号が継続す
るとエラー信号を出すヘックスコンタクトバウンスエ
リミネータ、8はコンパレータ6の出力とHVオン信号と
の論理積を求めるアンド回路で、その出力はヘックスコ
ンタクトバウンスエリミネータ9に入力される。ヘック
スコンタクトバウンスエリミネータ9は6クロックの間
入力信号が継続するとエラー信号を出力する。10はヘ
ックスコンタクトバウンスエリミネータ7からのエラー
信号とヘックスコンタクトバウンスエリミネータ9か
らのエラー信号との論理和を否定するノア回路、11は
ノア回路10とHVオン信号の論理積を求めるアンド回路で
ある。
次に上記のように構成された実施例の動作を説明す
る。XGの出力電圧は分圧回路1において分圧され増幅器
4により増幅される。XGの出力電圧が過電圧になったと
き、コンパレータ5はオーバーレベル発生回路2の出力
電圧と増幅器4の出力電圧とを比較し、増幅器4の出力
電圧が大きいため“1"を出力する。ヘックスコンタクト
バウンスエリミネータ7でクロックが6回カウントされ
る間、入力電圧“1"が継続されると、エラー信号を出
力する。
XGが断線や短絡のため出力電圧が低くなり、増幅器4
の出力がダウンレベル発生回路3の出力より低くなる
と、コンパレータ6の出力は“1"となる。HVオンオフス
イッチ(図示せず)がオフの場合を除外するため、HVオ
ン信号とコンパレータ6の出力との論理積をアンド回路
8により求めて、ヘックスコンタクトバウンスエリミネ
ータ9に入力する。6クロックの時間この状態が継続す
ると、ヘックスコンタクトバウンスエリミネータ9はエ
ラー信号を出力する。
ヘックスコンタクトバウンスエリミネータ7の出力信
号とヘックスコンタクトバウンスエリミネータ9の出
力信号とはノア回路10に入力される。出力信号にエ
ラー信号が立っている時、又は、出力信号にエラー信
号が立っている時は何れの場合もノア回路10の出力は
“0"となり、アンド回路11においてHVオン信号が入力さ
れても出力は“0"となり、HVラン信号は出力されず、XG
回路はオフとなる。XGの出力電圧が正常の場合、コンパ
レータ5及びコンパレータ6の出力は“0"となり、ノア
回路10の入力信号,が“0"となるため、その出力は
“1"となり、アンド回路11にはHVオン信号の“1"と共に
入力されるので、動作信号のHVラン信号が出力され、XG
は正常に動作することになる。
第2図は出力電圧が低い場合、即ち増幅器4の出力が
低いレベルの場合の各回路の出力電圧のタイムチャート
である。(イ)図はダウンレベル発生回路3の出力電圧
と増幅器4の出力電圧のタイムチャート、(ロ)図はコ
ンパレータ6の出力電圧のタイムチャートで、(イ)
図,(ロ)図には、ダウンレベル発生回路3の出力電圧
が増幅器4の出力電圧より大きい間、コンパレータ6の
出力電圧は“1"で、増幅器4の出力電圧が大きくなった
時点でコンパレータ6の出力電圧が“0"になることが示
されている。(ハ)図はHVオンのスイッチを入れて出力
されるHVオン信号の波形である。(ニ)図はHVオン信号
が出力されて、コンパレータ6の出力電圧が“1"の間、
アンド回路8の出力が“1"になるが、この出力がヘック
スコンタクトバウンスエリミネータ9に入力されて6ク
ロックの周期に等しい時間tを経過した時、エラー信号
を出力する状態を示す図である。
以上説明したように本発明によれば、出力の過電圧,
過電流保護機能を有する従来のXG保護回路に少ない部品
数で不足電圧保護機能を追加することができた。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
実施例では出力電圧に高電圧と低電圧に制限を付けるウ
ィンドウを設けて保護したが出力電流等も同様にして保
護することができる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように本発明によれば、XGに従来
の過電圧,過電流保護機能に断線短絡等による障害にも
対応できる保護機能が付加されるようになり、実用上の
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は出力
電圧不足のときの各部の出力電圧のタイムチャートであ
る。 1…分圧回路 2…オーバーレベル発生回路 3…ダウンレベル発生回路 5,6…コンパレータ 7,9…ヘックスコンタクトバウンスエリミネータ 8,11…アンド回路、10…ノア回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線CTシステムに電圧を供給する電圧供給
    装置であって、 該電圧供給装置が出力する電圧に比例する電圧を出力す
    る電圧出力手段と、 前記電圧出力手段からの電圧が所定の電圧よりも低いと
    きに信号を出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段から出力される信号と前記高電圧供給
    装置が電圧を供給しているときに出力される電圧供給通
    知信号とを受け取り、両者の論理積を表す信号を出力す
    る論理演算手段とを備えており、 該論理演算手段から信号が出力されたときに、前記電圧
    供給装置が電圧の供給を停止することを特徴とするX線
    CTシステムに電圧を供給する電圧供給装置。
JP15728389A 1989-06-20 1989-06-20 X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置 Expired - Lifetime JP2794453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15728389A JP2794453B2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15728389A JP2794453B2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0322399A JPH0322399A (ja) 1991-01-30
JP2794453B2 true JP2794453B2 (ja) 1998-09-03

Family

ID=15646281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15728389A Expired - Lifetime JP2794453B2 (ja) 1989-06-20 1989-06-20 X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2794453B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030011153A (ko) * 2001-07-26 2003-02-07 김태임 운동전도체의 통전장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0322399A (ja) 1991-01-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0421353A (ja) サイリスタバルブの保護装置
JP2794453B2 (ja) X線ctシステムに電圧を供給する電圧供給装置
US3927352A (en) Logic system for protecting transistors
KR100525375B1 (ko) Ipm 보호회로
JP2934497B2 (ja) 電動機駆動制御装置
JPH04217877A (ja) インバータの過電流保護装置
JP2765579B2 (ja) インバータの制御装置
JPH10232719A (ja) 電源装置及びその装置を用いた電源システム
JP2000350350A (ja) 保護継電装置
JPH11317665A (ja) A/d変換装置
JPS6227628B2 (ja)
JPH02266839A (ja) 瞬時電圧低下補償装置
JPH02105624A (ja) 電源制御回路
JPH01270716A (ja) 電源制御装置
JPH02168879A (ja) ファン故障検出装置
JP2004022439A (ja) X線高電圧装置
JPH10304554A (ja) 交直変換器の異常検出装置および保護装置
JP2714052B2 (ja) 停電検出装置
JPH0720341B2 (ja) 故障検出回路
JPH08293395A (ja) X線高電圧装置
JPH0141200Y2 (ja)
JPH0246686A (ja) 誘導加熱装置
JPS58224577A (ja) 電力変換装置
JPH05189271A (ja) 中央処理装置の異常検知装置
JPS63279400A (ja) 警報監視装置