JP2794408B2 - 防犯ケース - Google Patents

防犯ケース

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JP2794408B2
JP2794408B2 JP8131270A JP13127096A JP2794408B2 JP 2794408 B2 JP2794408 B2 JP 2794408B2 JP 8131270 A JP8131270 A JP 8131270A JP 13127096 A JP13127096 A JP 13127096A JP 2794408 B2 JP2794408 B2 JP 2794408B2
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JP
Japan
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case
lock body
latch
lock
key
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JP8131270A
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JPH09290856A (ja
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賢太郎 村田
智穂 松添
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Ekuseru Kk
GOORUDO KOGYO KK
Original Assignee
Ekuseru Kk
GOORUDO KOGYO KK
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発生の属する技術分野】本発明は、音楽や映像を記録
する光コンパクトディスクやVTRテープ、ゲームソフ
ト、電子回路や電子チップ等を梱包したケース(以下こ
れらを総称してCDケースと略称する)を店で販売する
際に使用される防犯ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽や映像を記録したコンパクト
ディスクは透明な四角形のCDケースに収納されて店内
に陳列され販売されている。しかしこのコンパクトディ
スクは比較的高価であるにも関わらずコンパクトである
ので、不正に持ち出されることが多い。このような不正
行為を事前に防止するために、センサーが探知し得る金
属片等の検知要素を組み込んだ鍵付きの防犯ケースを用
意し、これにCDケースを収納して陳列しておいて、万
一これが不正に持ち出されると出口でセンサーが探知し
て警報ブザーがなるようなシステムが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の防犯ケース
では、例えば閂のようなロック部材をCD挿入口に嵌め
込んでCDを挿入、取出しの都度、ロック部材の錠を鍵
で解除してロック部材を着脱するようにしたり、或い
は、多数の部品によって組成された本格的な金属錠を組
み込んで、挿入されたCDケースの側面に予め形成され
ている凹部に係合してロックするような手段が執られて
いる。
【0004】しかし、前者の手段によるときは、CDの
挿入並びに取出しの都度ロック部材を防犯ケースから着
脱しなければならないので操作が大変面倒であり、また
後者の場合は錠の部品代が高くつくと共に、製作に手間
を要してトータルコストが高くつくといった問題点があ
る。
【0005】そこで本発明は、少ない部品点数でしかも
殆ど樹脂成型品だけて形成できる簡単な構造で製作でき
ると共に、収納されたCDケースに対するロック並びに
解除操作がワンタッチで簡単に行うことのできる防犯ケ
ースを低コストで提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち
本発明にあっては、光コンパクトディスク・ビデオ・ゲ
ームソフト等の信号記録ソフトを包装したケースAを出
し入れするための挿入口2を前端面に有し、且つ内部に
センサー探知用の検出要素3を備えた平面視略四角形の
ケース本体1と、当該ケース本体1の一側部でケース横
幅方向に所定ストロークだけ摺動可能に組み込まれたロ
ック体4とからなり、該ロック体4はケース本体1に最
奥部まで押し込まれた時にロック体4をケース本体1の
非係合部5に係合固着するラッチ6と、この押し込み位
置でケース本体1に収納された包装ケースAの挿入口側
端面を係止するロック片7と、前記ラッチ6を係合位置
から解除する鍵Bを挿入するための鍵穴8とを備えてい
る構造としたものである。
【0007】更に本発明では、前記ラッチ6が複数設け
られ、これら各ラッチ6は押し込み方向に対して緩やか
に傾斜する傾斜先端面6aと、押し込み位置で前記非係
合部5に係合する係合段部6bと、ラッチ6を常時係合
位置に付勢するスプリング9と、ラッチ6をスプリング
力に抗して非係合位置に移動させる為の鍵当接部6cと
を備えている構造も特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図を参照に
して説明する。図1〜図7は本発明の第1の実施例を示
すものであって、例えばCDを包装したCDケースAを
挿入するための挿入口2を前端面に有し、且つ内部にセ
ンサー探知用の検出要素3を備えた平面視略四角形のケ
ース本体1と、当該ケース本体1の一側部でケース横幅
方向に所定ストロークだけ摺動可能に組み込まれたロッ
ク体4とからなる。
【0009】前記ケース本体1は樹脂成型品で形成さ
れ、収納されたCDケースAを取り出すことができない
範囲でその上下面が開口されている。またセンサー探知
用の検出要素3は探知光線が投射されるとこれに反応す
る衆知の金属物質で形成されている。
【0010】また、前記ロック体4は、細長いボックス
状の形態をもち、ケース本体1の一側面で前後方向に長
く形成された凹部10に、ケース横幅方向に所定ストロ
ークだけ摺動可能に嵌め込まれている。当該ロック体4
は凹部10の最奥部まで押し込まれた時に、ロック体4
をケース本体1に形成された非係合部5に係合固着する
複数の、例えば3個のラッチ6…と、この押し込み位置
でケース本体1に収納されたCDケースAの挿入口側端
面を係止するロック片7と、前記ラッチ6…を係合位置
から解除する鍵Bを挿入するための複数の、例えば3個
の鍵穴8…とを備えている。
【0011】前記各ラッチ6は押し込み方向に対して緩
やかに傾斜する傾斜先端面6aと、押し込み位置で前記
非係合部5に係着する係合段部6bと、ラッチ6を常時
係合位置に付勢するスプリング9と、ラッチ6をスプリ
ング力に抗して非係合位置、即ち解除位置に移動させる
為の鍵当接部6cとを備えている。
【0012】前記ロック体4のストローク量は、ロック
片7がケース本体1に収納されたCDケースAの挿入口
側端面を係止する位置から解除する位置までの移動量に
よって設定される。上記実施例では、図7で詳しく示す
ように、ロック体4の上下面に一体形成された爪片11
…がケース本体1の凹部10の上下内面に形成された長
溝12…に係入して長溝12…に沿って摺動できるよう
になっており、常時スプリング15によって押出方向に
付勢されている。また前記爪片11…は係合方向に弾性
を有し、且つ先端が指向性をもつ矢尻状の形態で形成さ
れており、これにより製作時に別途組み立てたロック体
4を凹部10に押し込むだけで、爪片11が長溝12に
係入してロック体を凹部に組み込むことができる。尚、
前記ケース本体1の凹部10の上壁部分10aはケース
本体1の樹脂成形の都合上別部材で成形されて接合され
ている。
【0013】而して、前記鍵Bは細長い板状の基体13
の一面に前記鍵穴8…と同じ間隔をあけて同じ数の、即
ち3個の挿入部14…を備えている。この挿入部14…
は鍵穴8から押し込まれた時にラッチ6の鍵当接部6c
に接触してこれをスプリング力に抗して非係合位置、即
ち解除位置に移動させる傾斜ガイド面14aを備えてい
る。
【0014】上記の如く構成された防犯ケースにあって
は、収納されたCDケースAをロックする場合には単に
ロック体4を押し込むだけでよい。即ち、図1の状態か
ら音楽や映像を記録したCDを梱包したCDケースAを
挿入口2から挿入したあと、ロック体4を押しむと、最
押込位置でラッチ6…が非係合部5に係合してケース本
体1に固定される。この位置でロック体4のロック片7
が収納されたCDケースAの挿入口側端面を係止する。
このようにして、CDケースAが防犯ケースに収納され
て店内に陳列販売され、万一これが不正に持ち出される
とセンサーが検出要素3に反応して警報ブザーがなる。
【0015】上記実施例では、ロック体4のストローク
を規制するのに、爪片11…と長溝12…とによって行
うようにしたが、図8に示すようにロック体から突出さ
せたピン16とケース本体1の前壁面のあけた長穴17
とによって行うようにしてもよい。
【0016】図9〜図12はロック体4のラッチ6に若
干の変更を加えた実施例を示すものであって、この実施
例ではラッチ6はL形の形態をなしてロック体1の上壁
面から一体に延設され、傾斜先端面6aが下向きに形成
されており、ケース本体凹部10の下面に設けられた穴
状の非係合部5にスプリング9によって弾力的に係合す
るように形成されている。そして図12に示すように、
鍵穴8から鍵Bの挿入部材14を挿入したときに、ラッ
チ6をスプリング力に抗して非係合位置、即ち解除位置
に移動させる為の鍵当接部6cがラッチ1の一部に形成
されている。尚、この実施例において、ラッチ1がロッ
ク体上壁面との一体成形によってそれ自身弾性復元力が
付与されておれば、前記したスプリング9を省略するこ
とも可能であろう。また、図13に示すように、ラッチ
6を別体で成形してロック体1に組み込むようにしても
よいことは勿論である。
【0017】尚、図14に示すように、ロック本体1の
鍵穴8…を設けた面に突起18…を設けて、この突起が
嵌入する穴19…を鍵Bの基体13に設けておけば、鍵
穴8…と突起嵌入用の穴19…の全てに鍵が合わないと
解錠することができないので、鍵合致の難易度を高める
ことができる。
【0018】以上本発明の代表的な実施例について説明
したが、本発明は必ずしも上記の実施例構造のみの特定
されるものでない。例えば、上記実施例では鍵穴8並び
に鍵の挿入部14を3個設けたが、その数に特定される
ものでなくそれ以上であってもよく以下でも可能であ
る。その他本発明ではその構成要件を備え、且つ効果を
有する範囲内で適宜変更して実施できることは勿論であ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の如く構成したものである
から、ロック体をケース本体に押し込むだけでワンタッ
チで収納されたCDケースをロックすることができ、ま
た鍵Bをロック体の鍵穴に鍵Bを挿入するだけで簡単に
ロックを解除することができて、店内に陳列する多数の
CD商品の管理業務が楽に行うことができると共に、ス
プリングを除いてロック体やケース本体が合成樹脂成型
品によって成形できるから低コストで製作することがで
きるといった顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防犯ケースの第一の実施例を示す
斜視図。
【図2】CDケースDを取り外した状態を示す図1同様
の斜視図。
【図3】上記防犯ケースのケース本体部分の一部分解斜
視図。
【図4】上記防犯ケースの分解斜視図。
【図5】上記防犯ケースのロック体部分の拡大断面図。
【図6】上記ロック体部分の更に拡大した断面図。
【図7】上記ロック体の爪片部分の拡大縦断面図。
【図8】上記ロック体のストロークを規制する手段の他
の例を示す斜視図。
【図9】上記ロック体のラッチの他の実施例を示す斜視
図。
【図10】図9におけるDーD線に沿った断面図。
【図11】図9のE−E線に沿った断面図。
【図12】図9で示したラッチの動作を示す図11同様
の断面図。
【図13】ラッチの更に他の実施例を示す断面図。
【図14】本発明に係る防犯ケースの他の実施例を示す
斜視図。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 挿入口 3 検出要素 4 ロック体 5 非係合部 6 ラッチ 6a 傾斜先端面 6b 係合段部 6c 鍵当接部 7 ロック片 8 鍵穴 9 スプリング A 包装ケース B 鍵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 55/14 G08B 13/02 G08B 13/22 B65D 85/57 B65D 85/575

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コンパクトディスク・ビデオ・ゲーム
    ソフト等の信号記録ソフトを包装したケース(A)を出
    し入れするための挿入口(2)を前端面に有し、且つ内
    部にセンサー探知用の検出要素(3)を備えた平面視略
    四角形のケース本体(1)と、当該ケース本体(1)の一
    側部でケース横幅方向に所定ストロークだけ摺動可能に
    組み込まれたロック体(4)とからなり、該ロック体
    (4)はケース本体(1)に最奥部まで押し込まれた時に
    ロック体(4)をケース本体(1)の非係合部(5)に係
    合固着するラッチ(6)と、この押し込み位置でケース
    本体(1)に収納された包装ケース(A)の挿入口側端面
    を係止するロック片(7)と、前記ラッチ(6)を係合位
    置から解除する鍵(B)を挿入するための鍵穴(8)とを
    備えている防犯ケース。
  2. 【請求項2】前記ラッチ(6)が複数設けられ、これら
    各ラッチ(6)は押し込み方向に対して緩やかに傾斜す
    る傾斜先端面(6a)と、押し込み位置で前記非係合部5
    に係合する係合段部(6b)と、ラッチ(6)を常時係合
    位置に付勢するスプリング(9)と、ラッチ(6)をスプ
    リング力に抗して非係合位置に移動させる為の鍵当接部
    (6c)とを備えている請求項1に記載の防犯ケース。
JP8131270A 1996-04-25 1996-04-25 防犯ケース Expired - Lifetime JP2794408B2 (ja)

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JPH09290856A JPH09290856A (ja) 1997-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08226265A (ja) * 1995-02-23 1996-09-03 Citizen Watch Co Ltd 被収納物体の収納安全装置

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