JP2793313B2 - アゾキシ化合物 - Google Patents

アゾキシ化合物

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JP2793313B2
JP2793313B2 JP51082589A JP51082589A JP2793313B2 JP 2793313 B2 JP2793313 B2 JP 2793313B2 JP 51082589 A JP51082589 A JP 51082589A JP 51082589 A JP51082589 A JP 51082589A JP 2793313 B2 JP2793313 B2 JP 2793313B2
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正人 中山
勇 渡辺
武夫 出牛
一博 神谷
久克 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は新規なアゾキシ化合物に関し、さらに詳しく
は、抗真菌性物質KA−7367の2−イミノ誘導体であるア
ゾキシ化合物、その製造法及びその抗真菌剤としての用
途に関する。
背景技術 本発明者らは先に、日本国岡山県真庭郡の土壌から分
離したストレプトミセス(Streptomyces)sp.KC−7367
(FERM BP−1277)が、真菌に対して強力な抗菌力を示
す物質を生産することを見い出し、更にその培養液から
2種の抗真菌活性物質KA−7367A及びKA−7367Bを単離、
同定し、提案した(特開昭64−6248号公報、ヨーロッパ
特許公開第282,001号明細書参照)。
上記抗真菌性物質KA−7367A及びKA−7367Bは、下記式 で示される。
抗真菌性物質KA−7367A及びKA−7367Bそれ自体もかな
り優れた抗真菌活性を示すが、本発明者らはより一層優
れた抗真菌活性を有する安定な誘導体を合成すべく鋭意
研究を行った結果、今回、KA−7367Aの2位のカルボニ
ル基をイミノ化することにより得られる2−イミノ誘導
体が極めて強力な抗真菌活性を示し且つ安定性に優れ、
抗真菌剤として有用であることを見い出し、本発明を完
成するに至った。
発明の開示 かくして、本発明は一般式 式中、 Aは−O−、−OCO−、−NH−、−NHCO−、−NHCS− 又は を表わし、 Yは単結合を表わし、或いは炭素数1〜6の直鎖状もし
くは分枝鎖状のアルキレン基又は炭素数2〜6の直鎖状
もしくは分枝鎖状のアルケニレン基を表わし、該アルキ
レン又はアルケニレン基は適宜ハロゲン原子、フェニル
基又はハロフェニル基で置換されていても良く; Zは水素原子、炭素数1〜5のアルコキシ基、カルボキ
シル基、炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基、適宜
ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルコキシ基、カルボニ
ル基、ニトロ基、スルホ基及びN−メチル−N−α−ナ
フチルメチルアミノメチル基より選ばれる1〜3個の置
換基で置換されていてもよいフェニル基、適宜ベンゼン
環が1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいフ
ェノキシ基、ナフチル基、シアノ基、ピリジル基、オキ
ソピリジノ基、イミダゾリル基、フリル基、チエニル
基、又は式 の基を表わし、 ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子、炭
素数1〜3のアルキル基、フェニル基、ナフチル基、炭
素数7〜10のフェニルアルキル基、炭素数11〜14のナフ
チルアルキル基、又はアミノ基を表わし、 R3は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアル
コキシ基、ベンゾイル基、又は適宜フェニル基もしくは
ハロフェニル基で置換されていてもよい炭素数2〜6の
アルカノイル基を表わす、 ただし、Aが基 を表わす場合には、Zが水素原子を表わすものとする、 で示されるアゾキシ化合物及びその塩を提供するもので
ある。
上記一般式(I)における各置換基の定義において、
「炭素数1〜6の直鎖状又は分枝鎖状のアルキレン基」
としては、例えば、メチレン、エチレン、トリメチレ
ン、プロピレン、テトラメチレン、エチルエチレン、ペ
ンタメチレン、ヘキサメチレン等が挙げられ、「炭素数
2〜6の直鎖状又は分枝鎖状のアルケニレン基」として
は、例えば、ビニレン、プロペニレン、イソプレニレン
等が挙げられる。
「ハロゲン原子」にはフッ素、塩素、臭素及びヨウ素
原子が包含され、「ハロフェニル基」の具体例には、o
−、m−又はp−クロロフェニル、o−、m−又はp−
フルオロフェニル、2,6−ジクロロフェニル、2,4−ジク
ロロフェニル、3,4−ジクロロフェニル、2,6−ジフルオ
ロフェニル、2,4−ジフルオロフェニル、3,4−ジフルオ
ロフェニル、2,4,6−トリクロロフェニル、2,4,6−トリ
フルオロフェニル等が挙げられる。
また、「アルキル基」は直鎖状もしくは分枝鎖状であ
り、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル基等が挙げられる。
「アルコキシ基」はアルキル部分が直鎖状もしくは分
枝鎖状のアルキルオキシ基であり、例えば、メトキシ、
エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブト
キシ、sec−ブトキシ、tert−ブトキシ等が挙げられ
る。また、「アルコキシカルボニル基」はアルコキシ部
分が上記の意味を有するアルキルオキシカルボニル基で
あり、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボ
ニル、n−ブトキシカルボニル等が挙げられる。
さらに、「炭素数7〜10のフェニルアルキル基」及び
「炭素数11〜14のナフチルアルキル基」の具体例として
は、例えばベンジル、フェネチル、α−ナフチルメチ
ル、β−ナフチルメチル、α−ナフチルエチル、β−ナ
フチルエチル等が挙げられ、「炭素数2〜6のアルカノ
イル基」としては、例えばアセチル、プロピオニル、ブ
チリル、イソブチリル、バレリル等が挙げられる。
「オキソピリジノ基」は式 で示される2−オキソ−1−ピリジル基と式 で示される4−オキソ−1−ピリジル基を総称するもの
である。
かくして本発明により提供される式(I)の化合物と
して、好適な群の化合物を示せば次のとおりである。
(1) Aが−O−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは適宜1〜3個のハロゲ
ン原子もしくはハロフェニル基で置換されていてもよい
炭素数1〜4の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレン基
又は炭素数2〜4の直鎖状のアルケニレン基を表わし; Zが水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、カルボ
キシル基、適宜ハロゲン原子及びカルボキシル基より選
ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいフェニ
ル基、シアノ基、又は式 の基を表わし、ここでR1及びR2は同一もしくは相異な
り、各々炭素数1〜3のアルキル基を表わし、 R3はベンゾイル基を表わす、 前記式(I)の化合物。
(2) Aが−OCO−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは炭素数1〜4の直鎖状
のアルキル基を表わし; Zが水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基又は適宜
1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいフェニ
ル基を表わす、 前記式(I)の化合物。
(3) Aが−NH−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは適宜フェニル基又はハ
ロフェニル基で置換されていてもよい炭素数1〜4の直
鎖状のアルキレン基を表わし; Zは水素原子、炭素数2〜4のアルコキシカルボニル
基又は適宜スルホ基で置換されていてもよいフェニル基
を表わす、 前記式(I)の化合物。
(4) Aが−NHCO−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは炭素数1〜4の直鎖状
のアルキレン又はアルケニレン基を表わし、該アルキレ
ン又はアルケニレン基は適宜1〜3個のハロゲン原子、
フェニル基又はハロフェニル基で置換されていてもよ
く; Zは水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、適宜ハ
ロゲン原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、ニトロ基及
びN−メチル−N−α−ナフチルメチルアミノメチル基
より選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよい
フェニル基、適宜ベンゼン環が1〜2個のハロゲン原子
で置換されていてもよいフェノキシ基、ナフチル基、ピ
リジル基、オキソピリジノ基、イミダゾリル基、フリル
基、チエニル基、又は式 の基を表わし、ここで、 R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子、炭素
数1〜3のアルキル基、フェニル基又は炭素数11〜12の
ナフチルアルキル基を表わし、 R3は炭素数1〜3のアルコキシ基又は適宜ハロフェニル
基で置換されていてもよい炭素数2〜4のアルカノイル
基を表わす、 前記(I)の化合物。
(5) Aが−NHCS−を表わし; Yが単結合を表わし; Zが式 の基を表わし、ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子又は炭
素数1〜3のアルキル基、フェニル基又はアミノ基を表
わす、 前記式(I)の化合物。
(6) Aが を表わし; Yが炭素数1〜4の直鎖状のアルキレン基を表わし; Zが水素原子を表わす、 前記式(I)の化合物。
本発明の化合物として代表的なものを例示すれば次の
とおりである。
2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−メトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(2−エトキシ−エトキシイミノ)−2−デオク
ソ−KA−7367A、 2−カルボキシメトキシイミノ−2−デオクソ−KA−
7367A、 2−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)
−2−デオクソ−KA−7367A、 2−アセトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−ベンゾイルオキシイミノ−2−デオクソ−KA−73
67A、 2−(p−クロロベンゾイルオキシイミノ)−2−デ
オクソ−KA−7367A、 2−セミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−チオセミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367
A、 2−アセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367
A、 2−(1−イミダゾリルアセチルヒドラゾノ)−2−
デオクソ−KA−7367A、 2−(3−ピリジルアセチルヒドラゾノ)−2−デオ
クソ−KA−7367A、 2−(2,4−ジクロロフェニルアセチルヒドラゾノ)
−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(α−ナフチルアセチルヒドラゾノ)−2−デオ
クソ−KA−7367A、 2−(4−アセチルピペラジニル−アセチルヒドラゾ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367A、 2−[4−(2,6−ジクロロフェニルアセチル)−1
−ピペラジニルアセチルヒドラゾノ]−2−デオクソ−
KA−7637A、 2−[(2,6−ジフルオロフェニル)アセチルヒドラ
ゾノ]−2−デオクソ−KA−7367A、 2−[(2,6−ジメトキシフェニル)アセチルヒドラ
ゾノ]−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(2−フリルカルボニルヒドラゾノ)−2−デオ
クソ−KA−7367A、 2−テノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367
A、 2−イソニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA
−7367A、 2−ニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−73
67A、 2−(p−クロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−2
−デオクソ−KA−7367A、 2−(2,4′−ジクロロジフェニルアセチルヒドラゾ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367A、及び 2−(2,4−ジクロロジフェニルアセチルヒドラゾ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367Aなど。
本発明の化合物の中の塩基性の物質は、酸付加塩の形
態をとりうる。そのような酸付加塩を形成しるう酸とし
ては、例えば、硫酸、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素
酸、リン酸、炭酸、硝酸当の無機酸;酢酸、フマル酸、
リンゴ酸、クエン酸、マンデル酸、コハク酸、p−トル
エンスルホン酸、メタンスルホン酸等の有機酸が挙げれ
れ、本発明の化合物の用途に応じて、製薬学的、獣医薬
学的又は農園芸上許容し得るものを適宜選択して用いる
ことができる。
また本発明化合物の中の酸性物質版、アルカリ金属塩
例えば、ナトリウム塩、カリウム塩など、アルカリ土類
金属塩例えばカルシウム塩など、4級アンモニウム塩な
どの塩の形態をとりうる。
本発明の化合物は、例えば、前記式(A)におけるX
を表わす場合の抗真菌性物質KA−7367Aを式 H2N−A−Y−Z (II) 式中、A、Y及びZは前記の意味を有する、 で示される化合物又はその塩と反応させ、そして得られ
る前記式(I)の化合物を必要に応じて塩に変えること
により製造することができる。
KA−7367A物質と上記式(II)の化合物又はその塩と
の反応は、通常、適当な溶媒中で且つ適宜塩基の存在下
に、約−10℃ないし溶媒の還流温度、好ましくは約5℃
ないし約100℃の温度において行なうことができる。こ
こで使用しうる溶媒としては、例えば、メタノール、エ
タノール、イソプロパノール等のアルコール;クロロホ
ルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水素;ベンゼ
ン、トルエン、キシレン、シクロヘキサン等の炭化水
素;エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエ
ーテルなどが挙げられる。
また、必要に応じて使用しうる塩基としては、例え
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基;トリエチルアミン、ピ
リジン、4−メチルアミノピリジン等の有機塩基などが
挙げられる。これらの塩基は一般に、KA−7367A物質1
モル当り0.1〜100当量、特に1〜10当量の範囲内で使用
することができる。
また、KA−7367物質に対する式(II)の化合物又はそ
の塩の使用割合は厳密に制限されるものではなく、式
(II)の化合物の種類等に応じて変えることができる
が、通常、KA−7367物質1モル当り式(II)の化合物又
はその塩は1〜10モル、好ましくは2〜5モルの範囲内
で使用するのが好都合である。
生成する前記式(I)の化合物は、必要に応じて、前
述した如き酸と反応させることにより酸付加塩に変える
ことができる。
目的生成物の単離、精製はそれ自体既知の方法、例え
ば、クロマトグラフィー(例えばシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー、シリカゲルプレパラティブ薄層クロマ
トグラフィーなど)、抽出、蒸留、結晶化等により行な
うことができる。
上記方法において出発原料として使用するKA−7367A
物質は、ヨーロッパ特許公開第282,001号明細書に記載
された既知の物質である。
また、式(II)の化合物としては、例えば、ヒドロキ
シルアミン(NH2OH)、o−アルキル置換ヒドロキシア
ミン(NH2−O−Y−Z)、o−アシル置換ヒドロキシ
ルアミン(NH2−OCO−Y−Z)、セミカルバジド チオセミカルバジド ヒドラジン(NH2−NH2)、アシル置換ヒドラジン(NH2
−NHCO−Y−Z)、N−アミノ−N′−置換ピペラジン 等を例示することができる。
本発明の前記式(I)の化合物は強力な抗真菌活性を
有しており、例えば、カンジダ、クリプトコッカス、ア
スペルギルス、トリコフィトンなどのヒトを含む温血動
物に感染性の真菌類;ピリキュラリア、ポツリティス、
サッカロミセス、セプトリアなどの農園芸作物や果樹な
どに感染性の真菌類;に対して優れた抗菌活性を発揮す
る。
後記実施例において製造される本発明の代表的な化合
物のいくつかの被検菌に対する最小阻止濃度(μg/ml)
の測定結果を下記の表に示す。
最小阻止濃度は、サブロー・デキストロース培地を
用い、日本化学療法学会標準法に準じて寒天平板希釈法
により測定。
また、本発明の化合物は毒性が低く、例えば後記実施
例1及び4で製造される化合物のマウスに対する急性毒
性LD50はいずれも100mg/kg以上(静脈内投与)である。
KA−7367Aは血清中37℃で4時間放置したのち、薄層
クロマトグラフィーによる測定及びカンジダ・アルビカ
ンスを用いる生物学的検定を行なうと、殆ど分解されて
いることが確認されたが、本発明化合物は何れも殆ど分
解されていないことが確認された。
以上述べたとおり、本発明の化合物は、ヒトを含む温
血動物に感染性の真菌類、農園芸作物や果樹に感染性の
真菌類に対して優れた抗菌活性を有しており、医薬及び
獣医薬用もしくは農園芸用の抗真菌剤として有用であ
る。
本発明はこれら抗真菌剤として用いる場合には、それ
ぞれの用途に適した形態に製剤化して用いることができ
る。例えば、本発明の化合物を医薬又は獣医薬(動物
薬)として用いる場合には、本発明の化合物又はその塩
に賦形剤、結合剤、滑択剤、崩壊剤、被覆剤、乳化剤、
懸濁化剤、溶剤、安定化剤、吸収助剤、軟膏基剤等の補
助剤を適宜添加し、常法により経口投与用、注射投与
用、直腸内投与用、外用などの剤形に製剤化することが
できる。
経口投与用の製剤としては、顆粒、錠剤、糖衣錠、カ
プセル剤、丸剤、液剤、乳剤、懸濁剤等が上げられ、注
射投与用の製剤としては静脈内注射、筋肉内注射、皮下
注射、点滴注射用の製剤等が上げられ、直腸内投与用の
製剤としては坐薬、軟カプセル等が挙げられ、そして外
用としては、軟膏剤、ローション剤、リニメント剤、ク
リーム等が好ましい。その他、点眼液、点耳液等の剤形
にすることもできる。
農園芸用の抗真菌剤として用いる場合は、常法に従い
液剤、乳濁剤、顆粒剤、粉剤、ダスト剤、ペースト剤等
の剤形にすることができる。
本発明の化合物をヒトを含む温血動物に投与する場合
の投与量は、投与すべき動物の種類、症状の軽重、体
重、性別、措置する医者の判断等に応じて広い範囲に亘
って変えることができるが、一般には、1日当り約0.1
〜約500mg/kg体重の範囲内を一応の目安とすることがで
き、該投与量を1日1回又は数回に分けて投与すること
ができる。
また、農園芸用に使用する場合、本発明化合物は土壌
処理用、茎葉処理用などとして、真菌類の生息区域に施
用することができ、その施用量としては例えば約0.005
〜約5kg/haの範囲を挙げることができる。
発明の実施のための好適な態様 次に実施例により本発明をさらに具体的に説明する。
参考例 1 ポテト・デキストロース寒天斜面培地に生育したスト
レプトミセスsp.KC−7367株(FERM BP−1277)を、可
溶性殿粉1%、グルコース1%、大豆粉1%、コーンス
ティープリカー0.5%、硫酸マグネシウム・7水塩0.05
%、炭酸カルシウム0.3%、塩化コバルト・6水塩0.000
5%の組成を有し、pH7.5に調整した液体培地に接種し、
28℃で2日間培養して、種培養液とした。
可溶性殿粉1%、ポリペプトンS0.5%、酵母エキス0.
2%、硫酸マグネシウム・7水塩0.05%、塩化コバルト
・6水塩0.0005%、綿実油0.2%の組成を有し、pH7.5に
調整した液体培地10を30容のジャーファーメンター
中に仕込み、この培地中に前記の種培養液100mlを接種
し、通気量5/分、撹拌数300rpm、培養温度28℃の条
件で2日間培養した。
培養終了後、培養液を過し、液(40)をダイヤ
イオンHP−20のカラム(6×70cm)に吸着させ、このカ
ラムを少量の50%メタノール水で洗浄したのち、メタノ
ールで溶出した。キャンデイダ・アルビカンスに対して
抗菌活性を有する区分を集め、減圧下に濃縮乾固して残
渣を酢酸エチル200mlに溶解し、5%炭酸水素ナトリウ
ム水溶液100ml、0.02N塩酸100ml、次いで水100mlで洗浄
した。
酢酸エチル層を減圧下に濃縮乾固し、残渣を少量のメ
タノールに溶解して、トヨパールTSKHW−40を用いるゲ
ルクロマトグラフィ(カラム:2×90cm、展開溶媒:メタ
ノール)で精製した。活性区分を集め、減圧下に濃縮し
たのち、キーゼルゲル60P254(メルク社製)を用いるプ
レパラティブ薄層クロマトグラフィ[展開溶媒:ベンゼ
ン−酢酸エチル(10:1)]で展開し、Rf0.53(KA−7367
A)及びRf0.22(KA−7367B)の活性区分を集めて、それ
ぞれ酢酸エチルで溶出し、溶出液を減圧下に濃縮し、残
渣をメタノールに溶解した。これをセファデックスLH−
20を用いるゲルクロマトグラフィ(カラム:1.5×90cm、
展開溶媒:メタノール)で精製した。活性区分を集め、
減圧下に濃縮すると、無色油状物として、KA−7367Aが3
0mg及びKA−7367Bが3mg得られた。
参考例 2 KA−7367B78mgを塩化メチレン3mlに溶解し、ピリジニ
ウムトリフルオロアセテート37mg及びピリジニウムジク
ロメート243mgを加えて室温で撹拌した。5時間後にピ
リジニウムクロメート247mgを追加し、更に室温で15時
間撹拌した。反応液にジエチルエーテル20mlを加え、ゼ
ライトを用いた吸引過により不純物を除去し、液を
減圧下に濃縮すると、粗油状物質101mgが得られた。こ
のものをシリカゲルカラムクロマトグラフィー[展開溶
媒:ベンゼン−酢酸エチル(50:1)]で精製すると、無
色油状物質19mgが得られた。
このものの物理学的及び生物学的性質は参考例1でえ
られたKA−7367Aと一致した。
実施例 1 2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367Aの製
造: KA−7367A1.3g及び塩酸ヒドロキシルアミン500mgをメ
タノール20mlに溶解し、ピリジン0.3mlを加えて、室温
で1時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮したのち、酢
酸エチルで抽出し、抽出液を水洗したのち減圧下で濃縮
した。この濃縮液をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー[溶出液ベンゼン−酢酸エチル(20:1)]で精製する
と目的物(シン型とアンチ型の混合物)950mgが得られ
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.94(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38、1.42(計3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.78、1.96(計3H、s、1−CH3) 4.80、5.38(計1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 2 2−メトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367Aの製
造: KA−7367A70mg及びo−メチルヒドロキシルアミンの
塩酸塩50mgを用い、実施例1と同様に反応処理して、目
的物(アンチ型、ただしシン型をごく少量含む)50mgを
得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3) 3.85(3H、s、CH3−O) 4.78(1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 3 2−(2−エトキシ−エトキシイミノ)−2−デオクソ
−KA−7367Aの製造: KA−7367A40mg及びo−エトキシエチル−ヒドロキシ
ルアミンの塩酸塩40mgを用いて実施例1と同様に反応処
理して、目的物25mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.21(3H、t、J=7Hz、C −CH2−) 1.35、1.38(計3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.74、1.93(計3H、s、1−CH3) 3.54(2H、q、J=7Hz、CH3−C −) 3.66(2H、q、J=4Hz、−C −C −) 4.20(2H、d、J=4Hz、−CH2−C −) 4.78、5.38(計1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 4 2−カルボキシメトキシイミノ−2−デオクソ−KA−73
67Aの製造: KA−7367A100mg及びアミノオキシ酢酸の塩酸塩70mgを
用い、実施例1と同様に反応処理して、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[溶出液:クロロホルム−メタノ
ール(20:1)]で精製すると、目的物50mgが得られた。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.36(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.98(3H、s、1−CH3) 4.62(2H、s、−O−C −COOH) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 5 2−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)−
2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A100mg及び2−アミノオキシイソ酪酸の塩酸
塩85mgを用い、実施例1と同様に反応処理して、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:クロロホルム
−メタノール(20:1)]で精製すると、目的物57mgが得
られた。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.37(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.50、1.52(各3H、s、 1.97(3H、s、1−CH3) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH3) 実施例 6 2−(3−カルボキシ−2−プロペニルオキシ−イミ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A34mg及び4−アミノオキシクロトン酸の塩
酸塩26mgを用い、実施例1と同様に反応処理して、シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:クロロホル
ム−メタノール(15:1)]で精製すると、目的物28mgが
得られた。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.36(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.72、1.95(計3H、s、1−CH3) 7.10(1H、m、−C=CH−COOH) 実施例 7 2−(3−カルボキシ−2−クロロ−n−プロポキシイ
ミノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A31mg及び4−アミノオキシ−3−クロロ酪
酸29mgを用い、実施例1と同様に反応処理して、目的物
32mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.71,1.90(計3H、s、−C −COOH) 実施例 8 2−(4−ジメチルアミノ−n−ブトキシイミノ−2−
デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A40mg及びo−(4−ジメチルアミノブチ
ル)−ヒドロキシルアミンの二塩酸塩62mgを用い、実施
例1と同様に反応処理して、目的物12mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.36、1.38(計3H、各d、J=7Hz、4−CH3) 1.87、2.01(計3H、各s、1−CH3) 2.63、2.67(計6H、各s、 実施例 9 2−(p−カルボキシベンジルオキシイミノ)−2−デ
オクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A20mg及びo−(p−カルボキシベンジル)
−ヒドロキシルアミンの塩酸塩21mgを用い、実施例1と
同様に反応処理して、目的物30mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35、1.41(計3H、各d、J=7Hz、4−CH3) 1.75、1.97(計3H、各s、1−CH3) 5.15 7.42、8.07(各2H、d、J=8.5Hz、芳香族H) 実施例 10 2−(2,6−ジクロロベンジルオキシイミノ)−2−デ
オクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A50mg及びo−(2,6−ジクロロベンジル)−
ヒドロキシルアミンの塩酸塩50mgを用い、実施例1と同
様に反応処理して、目的物55mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35、1.41(計3H,各d、J=7Hz,4−CH3) 1.70、1.96(計3H、s、1−CH3) 5.13 7.2〜7.4(3H、m、芳香族H) 実施例 11 2−(α−2,4−ジクロロフェニル−カルボキシメトキ
シイミノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A40mg及びアミノオキシ−(2,4−ジクロロフ
ェニル)−酢酸の塩酸塩55mgを用い、実施例1と同様に
反応処理して、目的物79mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.74、1.76、1.95、1.96 (計3H、各s、1−CH3) 4.73、4.75、5.25、5.32 (計1H、各q、J=7Hz、3−CH) 7.21(1H、m、芳香族H) 7.41(2H、m、芳香族H) 実施例 12 2−(4−ベンゾイル−1−ピペラジノエトキシイミノ
−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A100mg及びo−(4−ベンゾイル−1−ピペ
ラジノエチル)−ヒドロキシルアミン100mgを用い、実
施例1と同様に反応処理して、目的物51mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.89(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH2−) 2.61(4H、t、ピペラジン環2,6−CH2) 4.19(4H、t、ピペラジン環3,5−CH2) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH−) 6.9〜7.1(2H、m、芳香族H) 実施例 13〜23 実施例2のメトキシアミンの代りに適当なo−置換ヒ
ドロキシルアミンを用い、同様に反応処理すると、下記
の化合物が得られる。
実施例 24 2−アセトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367Aの製
造: 実施例1で得られる2−ヒドロキシイミノ−2−デオ
クソ−KA−7367A40mg及びピリジン100mgを塩化メチレン
6mlに溶解し、無水酢酸100mgを滴下し、室温で1時間撹
拌した。反応液に塩化メチレン30mlを加え、水洗したの
ち乾燥して、減圧下で濃縮した。これをシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー[溶出液:ベンゼン−酢酸(20:
1)]で精製すると、目的物26mgが得られた。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.41(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.05(3H、s、1−CH3) 2.18(3H、s、CO−CH3) 4.91(1H、q、J=7Hz、3−CH3) 実施例 25 2−ベンゾイルオキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367
Aの製造: 2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A120
mg及び塩化ベンゾイル100mgを用い、実施例24と同様に
反応処理して、目的物110mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.47(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.20(3H、s、1−CH3) 5.03(1H、q、J=7Hz、3−CH) 7.45(2H、m、芳香族H) 7.58(1H、m、芳香族H) 8.05(2H、m、芳香族H) 実施例 26 2−(o−クロロベンゾイルオキシイミノ)−2−デオ
クソ−KA−7367Aの製造: 2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A60m
g及び塩化o−クロロベンゾイルオキシ60mgを用い、実
施例24と同様に反応処理して、目的物65mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.48(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.18(3H、s、1−CH3) 5.03(1H、q、J=7Hz、3−CH) 7.30〜7.50(計3H、m、芳香族H) 7.83(1H、m、芳香族H) 実施例 27 2−(p−クロロベンゾイルオキシイミノ)−2−デ
オクソ−KA−7367Aの製造: 2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A60m
g及び塩化p−クロロベンゾイル60mgを用い、実施例24
と同様に反応処理して、目的物65mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.48(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.18(3H、s、1−CH3) 5.03(1H、q、J=7Hz、3−CH) 7.42(2H、m、芳香族H) 7.98(2H、m、芳香族H) 実施例 28 2−(2,6−ジクロロベンゾイルイミン)2−デオクソ
−KA−7367Aの製造: 2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A60m
g及び塩化2,6−ジクロロベンゾイル70mgを用い、実施例
24と同様に反応処理して、目的物70mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz,6′−CH3) 1.42(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.16(3H、s、1−CH3) 5.05(1H、q、J=7Hz、3−CH) 7.32〜7.40(計3H、m、芳香族H) 実施例 29〜33 実施例25の塩化ベンゾイルの代りに他の酸ハロゲン化
物を用い、同様に反応処理すると、下記の化合物が得ら
れる。
実施例 34 2−セミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367Aの製
造: KA−7367A40mg及びセミカルバジド塩酸塩23mgをメタ
ノール5mlに溶解し、ピリジン0.1mlを加えて、室温で1
時間撹拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を水洗後減圧下で濃縮し、残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[溶出液:クロ
ロホルム−メタノール(30:1)]で精製すると、目的物
20mgが得られた。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.90(3H、s、1−CH3) 4.80(1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 35 2−チオセミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367Aの
製造: KA−7367A40mg及びチオセミカルバジド35mgをメタノ
ール5mlに溶解し、室温で16時間撹拌した。このものを
実施例34と同様に処理して、目的物20mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.97(3H、s、1−CH3) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH) 実施例 36〜40 4−N置換セミカルバジドまたはチオセミカルバジド
を用い、実施例34または35と同様に反応処理すると、下
記の化合物が得られる。
実施例 41 2−ヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A25mgをメタノール2.5mlに溶解し、氷冷下に
0.2モルのヒドラジン−メタノール溶液1mlを加え、室温
で2時間静置した。反応液を濃縮乾固して、プレパラテ
ィブ薄層クロマトグラフィー(担体:シリカゲル、溶
媒:酢酸エチル)で精製すると、目的物5mgが得られ
た。
UV値:▲λCH3OH max▼、231nm1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.36(3H、t、J=7Hz、4−CH3) 1.83(3H、s、1−CH3) 2.39(2H、t、J=7Hz、3′−CH2) 4.74(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.96〜6.98(2H、m、−CH=CH−) 実施例 42 2−(4−メチル−1−ピペラジノイミノ−2−デオク
ソ−KA−7367Aの塩酸塩の製造: KA−7367A30mg及びN−アミノ−N′−メチルピペラ
ジン塩酸塩23mgを用い、実施例41と同様の反応処理し
て、目的物8mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.39(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.01(3H、s、1−CH3) 2.29(3H、s、N−CH3) 2.56(4H、t、J=5Hz,−NCH2×2) 2.76、2.98(各2H、t、J=5Hz、−NCH2×2) 4.65(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.96(2H、m、−CH=CH−) 実施例 43 2−アセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367Aの
製造: KA−7367A10mg及びアセチルヒドラジン3.4mgを用い、
実施例41と同様に反応処理して、目的物10mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3) 2.25(3H、s、N−COCH3) 4.80(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.95(2H、m、−CH=CH−) 実施例 44 2−クロロアセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−73
67Aの製造: KA−7367A40mg及びクロロアセチルヒドラジン20mgを
用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物13mgを得
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.92(3H、s、1−CH3) 4.47(2H、s、Cl−CH2) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.97(2H、m、−CH=CH−) 実施例 45 2−トリメチルアミノアセチルヒドラゾノ−2−デオク
ソ−KA−7367Aクロライドの製造: KA−7367A100mg及びトリメチルアミノアセチルヒドラ
ジンクロライド60mgを用い、実施例41と同様に反応処理
して、目的物115mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.19(3H、s、1−CH3) 3.50(9H、s、NCH3) 4.90(2H、s、CO−CH2−N) 6.93(2H、m、−CH=CH−) 実施例 46 2−ベンゾイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367A
の製造: KA−7367A40mg及びベンゾイルヒドラジン27mgを用
い、実施例41と同様に反応処理して、目的物56mgを、得
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 2.02(3H、s、1−CH3) 6.97(2H、m、−CH=CH−) 7.45(3H、m、芳香族H) 7.83(3H、m、芳香族H) 実施例 47 2−(1−イミダゾリルアセチルヒドラゾノ)−2−デ
オクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び1−イミダゾリルアセチルヒドラ
ジン21mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的
物13mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.40(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.89(3H、s、1−CH3) 5.40(2H、s、CO−CH2−N) 6.9〜7.1(4H、m、−CH=CH−及びイミダゾール環H−
4,5) 7.53(1H、s、イミダゾール環H−2) 実施例 48 2−(3−ピリジルアセチルヒドラゾノ)−2−デオク
ソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A40mg及び3−ピリジルアセチルヒドラジン3
5mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物62m
gを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.39(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3) 3.96(2H、s、CO−CH3) 7.26(1H、dd、J=8Hz、5Hz,ピリジン環H−5) 7.69(1H、td、J=8Hz、2Hz、ピリジン環H−4) 8.50(1H、dd、J=5Hz、2Hz、ピリジン環H−6) 8.57(1H、d、J=2Hz、ピリジン環H−2) 実施例 49 2−(2,4−ジクロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−
2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A20mg及び2,4−ジクロロフェニルアセチルヒ
ドラジン22mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、
目的物36mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d,J=7Hz、4−CH3) 1.87(3H、s、1−CH3) 4.05(2H、s、CO−CH2) 7.1〜7.3(2H、m、芳香族H) 7.38(1H、m、芳香族H) 実施例 50 2−(3,4−ジクロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−
2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び3,4−ジクロロフェニルアセチルヒ
ドラジン32mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、
目的物59mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.39(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3) 3.87、3.91(計2H、q、CO−CH2) 7.16(1H、dd、J=8Hz、5Hz、2Hz、芳香族H) 7.36(1H、dd、J=8Hz、5Hz、芳香族H) 7.44(1H、dd、J+=2Hz、芳香族H) 実施例 51 2−(2,6−ジクロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−
2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び2,6−ジクロロフェニルアセチルヒ
ドラジン33mgを用い、実施例41と同様に反応して、目的
物59mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.40(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.86(3H、s、1−CH3) 4.32(2H、s、CO−CH2) 7.15(1H、dd、J=9Hz、7Hz、芳香族H) 7.34(2H、m、芳香族H) 実施例 52 2−(α−ナフチルアセチルヒドラゾノ)−2−デオク
ソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及びα−ナフチルアセチルヒドラジン2
8mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物43m
gを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.89(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.38(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.78(3H、s、1−CH3) 7.45(4H、m、芳香族H) 7.8(2H、m、芳香族H) 8.08(1H、m、芳香族H) 実施例 53 2−(4−アセチルピペラジニル−アセチルヒドラゾ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A60mg及び4−アセチルピペラジニルアセチ
ルヒドラジン58mgを用い、実施例41と同様に反応処理し
て、目的物58mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.42(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.96(3H、s、1−CH3) 2.11(3H、s、CO−CH3) 3.23(2H、s、N−CH2−CO) 2.62(4H、m、芳香族H) 3.53(2H、m、芳香族H) 3.67(2H、m、芳香族H) 実施例 54 2−[4−(2,6−ジクロロフェニルアセチル)−1−
ピペラジニルアセチルヒドラジノ]−2−デオクソ−KA
−7367Aの製造: KA−7367A40mg及び4−(2,6−ジフェニルアセチル)
−1−ピペラジニルアセチルヒドラジン68mgを用い、実
施例41と同様に反応処理して、目的物80mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.42(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.96(3H、s、1−CH3) 2.64(4H、m、芳香族H) 3.58(2H、m、芳香族H) 3.72(2H、m、芳香族H) 3.78(2H、s、CO−CH2−N) 7.25(2H、m、芳香族H) 7.42(1H、m、芳香族H) 実施例 55 2−(2,4−ジクロロフェノキシアセチルヒドラゾノ)
−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び2,4−ジクロロフェノキシアセチル
ヒドラジン33mgを用い、実施例41と同様に反応処理し
て、目的物35mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.43(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.04(3H、s、1−CH3) 4.65(2H、s,CO−CH2−O) 6.86(1H、d、J=9Hz、芳香族H) 7.26(1H、dd、J=9Hz、3Hz、芳香族H) 7.43(1H、d、J=3Hz、芳香族H 実施例 56 2−[(N−メチル−N−α−ナフチルメチルアミノ)
−アセチルヒドラジノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの
製造: KA−7367A60mg及び(N−メチル−N−α−ナフチル
メチルアミノ)−アセチルヒドラジン79mgを用い、実施
例41と同様に反応処理して、目的物73mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.28(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.53(3H、s、1−CH3) 2.48(3H、s、N−CH3) 3.26(2H、s、N−C −ナフチル) 4.03(2H、s、CO−CH2−N) 7.4〜7.6(4H、m、芳香族H) 7.85(2H、m、芳香族H) 8.2(1H、m、芳香族H) 実施例 57 2−[p−(N−メチル−N−α−ナフチルメチルアミ
ノメチル)ベンゾイルヒドラゾノ]−2−デオクソ−KA
−7367Aの製造: KA−7367A40mg及びp−(N−メチル−N−α−ナフ
チルメチルアミノメチル)ベンゾイルヒドラジン70mgを
用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物14mgを得
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.98(3H、s、1−CH3) 2.20(3H、s、N−CH) 7.35〜7.55(6H、m、芳香族H) 7.75〜7.9(4H、m、芳香族H) 8.3(1H、m、芳香族H) 実施例 58 2−(2,6−ジクロロベンゾイルヒドラゾノ)−2−デ
オクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び2,6−ジクロロベンゾイルヒドラジ
ン31mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物
40mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.15(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.99(3H、s、1−CH3) 7.25〜7.35(3H、m、芳香族H) 実施例 59 2−[(2,6−ジクロロフェニル)プロピオニルヒドラ
ゾノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A30mg及び(2,6−ジクロロフェニル)プロピ
オニルヒドラジン35mgを用い、実施例41と同様に反応処
理して、目的物36mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.34(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.89(3H、s、1−CH3) 2.88(2H、m、CO−C −CH2) 3.28(2H、m、CO−CH2−C ) 7.09(1H、dd、J=9Hz、芳香族H) 7.3(2H、m、芳香族H) 実施例 60 2−[(2,6−ジクロロフェニル)ブチリルヒドラゾ
ノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A20mg及び(2,6−ジクロロニル)ブチリルヒ
ドラジン25mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、
目的物19mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.36(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.89(3H、s、1−CH3) 1.97(2H、q、J=8Hz、CO−CH2−C −CH2−) 2.76(2H、t、J=8Hz、CO−C −CH2−CH2−) 3.00(2H、m、CO−CH2−CH2−C −) 7.07(1H、dd、J=9Hz、7Hz、芳香族H) 7.3(2H、m、芳香族H) 実施例 61 2−[(2,6−ジフルオロフェニル)アセチルヒドラゾ
ノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A65mg及び(2,6−ジフルオロフェニル)アセ
チルヒドラジン61mgを用い、実施例41と同様に反応処理
して、目的物37mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.37(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3 6.9〜7.3(5H、m、−CH=CH−、芳香族H) 実施例 62 2−[(2,6−ジメトキシフェニル)アセチルヒドラゾ
ノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A14mg及び(2,6−ジメトキシフェニル)アセ
チルヒドラジン15mgを用い、実施例41と同様に反応処理
して、目的物8mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.33、1.38(計3H、t、J=7Hz、4−CH3) 1.72、1.86(計3H、s、1−CH3) 3.77、3.85(計6H、s、OCH3) 6.5〜6.6(2H、m、芳香族H) 7.2(1H、m、芳香族H) 実施例 63 2−(2,6−ジニトロフェニルヒドラゾノ)−2−デオ
クソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A50mg及び2,6−ジニトロフェニルヒドラジン
50mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物71
mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.47(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.12(3H、s、1−CH3) 7.90(1H、m、芳香族H) 8.28(1H、m、芳香族H) 9.09(1H、m、芳香族H) 実施例 64 2−メトキシカルボニルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA
−7367Aの製造: KA−7367A20mg及びカルバジン酸メチル9.1mgを用い、
実施例41と同様に反応処理して、目的物13mgを得た。1 H−NMR値 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.37(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.89(3H、s、1−CH3) 3.82(3H、s、OCH3) 4.89(1H、q、J=7Hz、3−CH3) 実施例 65 2−スルホフェニルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−
7367Aモノナトリウム塩の製造: KA−7367A100mg及びp−ヒドラジノベンゼンスルホン
酸・モノナトリウム塩106mgを用い、実施例41と同様に
反応処理して、目的物196mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.32(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.64(3H、s,1−CH3) 7.73(2H、m、芳香族H) 7.95(2H、m、芳香族H) 実施例 66 2−フェニルアセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−
7367Aの製造: KA−7367A50mg及びフェニルアセチルヒドラジン38mg
を用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物55mgを
得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.40(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.88(3H、s、1−CH3 6.9〜7.2(5H、m、芳香族H) 実施例 67 2−(2−フリルカルボニルヒドラゾノ)−2−デオク
ソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A40mg及び2−フリルカルボニルヒドラジン3
0mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物37g
を得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.46(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.98(3H、s、1−CH3) 7.0〜7.2(3H、m、芳香族H) 実施例 68 2−テノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367Aの
製造: KA−7367A40mg及びテノイルヒドラジン35mgを用い、
実施例41と同様に反応処理して、目的物30mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.48(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.00(3H、s、1−CH3) 7.02〜7.12(3H、m、芳香族H) 実施例 69 2−チオカルボノヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367
Aの製造: KA−7367A60mg及びチオカルボノヒドラジド40mgを用
い、実施例41と同様に反応処理して、目的物38mgを得
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.37(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.95(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、J=7Hz、3′−CH2) 4.75(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 70 2−イソニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−AK−
7367Aの製造: KA−7367A100mg及びイソニコチノイルヒドラジン112m
gを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物119mg
を得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.54(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.24(3H、s、1−CH3) 5.22(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 7.67(2H、m、芳香族H) 8.74(2H、m、芳香族H) 実施例 71 2−ニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367
Aの製造: KA−7367A200mg及びニコチノイルヒドラジン200mgを
用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物206mgを
得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.53(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.24(3H、s、1−CH3) 5.22(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 7.45(1H、dd、J=5Hz、7Hz、芳香族H) 8.18(1H、dt、J=2Hz、2Hz、8Hz、芳香族H) 8.67(1H、dd、J=2Hz、5Hz、芳香族H) 9.06(1H、br.s、芳香族H) 実施例 72 2−(o−クロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−2−
デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A50mg及びo−クロロフェニルアセチルヒド
ラシン48mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目
的物64mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.39(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.83(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、3′−CH2 4.83(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 73 2−(m−クロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−2−
デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A25mg及びm−クロロフェニルアセチルヒド
ラジン24mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目
的物27mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.40(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.38(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、3′−CH3 4.82(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 74 2−(p−クロロフェニルアセチルヒドラゾノ)−2−
デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A25mg及びp−クロロフェニルアセチルヒド
ラジン24mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目
的物30mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.39(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.87(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、3′−CH2 4.90(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 75 2−[α−(1−イミダゾリル)−p−クロロフェニル
アセチルヒドラゾノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製
造: KA−7367A150mg及びα−(1−イミダゾリル)−p−
クロロフェニルアセチルヒドラジン178mgを用い、実施
例41と同様に反応処理して、目的物180mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.93(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.28、1.29(計3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.90、1.91(計3H、s、1−CH3) 2.21、2.23(計2H、3′−CH2) 4.68、4.71(計1H、q、3−CH) 6.80(1H、s、芳香族H) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 76 2−[α−(2−オキソ−1−ピリジル)−P−クロロ
フェニルアセチルヒドラゾノ]−2−デオクソ−KA−73
67Aの製造: KA−7367A85mg及びα−(2−オキソ−1−ピリジ
ル)−p−クロロフェニルアセチルヒドラジン96mgを用
い、実施例41と同様に反応処理して、目的物45mgを得
た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.18、1.14(計3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.82、1.85(計3H、s、1−CH3) 2.21(2H、q、3′−CH2) 4.64、4.66(計1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.8〜7.0(2H、m、−CH=CH−) 実施例 77 2−(p−クロロシンナモイルヒドラゾノ)−2−デオ
クソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A150mg及びp−クロロシンナモイルヒドラジ
ン983mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的
物80mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.42(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 2.01(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH3) 4.00(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.0〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 78 2−(2,4′−ジクロロジフェニルアセチルヒドラゾ
ノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A85mg及び2,4′−ジクロロジフェニルアセチ
ルヒドラジン104mgを用い、実施例41と同様に反応処理
して、目的物58mgを得た。
0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.24(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.77(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH2) 4.78(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.31(1H、s、芳香族H) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 79 2−(2,4−ジクロロジフェニルアセチルヒドラゾノ)
−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A120mg及び2,4−ジクロロフェニルアセチル
ヒドラジン151mgを用い、実施例41と同様に反応処理し
て、目的物161mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.91(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.23、1.27(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.77(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH2) 4.70、4.73(1H、q、J=7Hz、3−CH) 5.31(1H、s、芳香族H) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 80 2−ジフェニルアセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA
−7367Aの製造: KA−7367A60mg及びジフェニルアセチルヒドラジン60m
gを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的物70mg
を得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.31(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.82(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、3′−CH2) 4.77(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.00(1H、s、芳香族H) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 81 2−[ビス(2,4−ジクロロフェニル)−アセチルヒド
ラゾノ]−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A20mg及びビス(2,4−ジクロロフェニル)−
アセチルヒドラジン40mgを用い、実施例41と同様に反応
処理して目的物19mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.23(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.78(3H、s、1−CH3) 2.23(2H、q、3′−CH2) 4.66(1H、q,J=7Hz、3−CH) 6.49(1H、s、芳香族H) 6.8〜7.0(2H、m、−CH=CH−) 実施例 82 2−(2,4,4′−トリクロロジフェニルアセチルヒドラ
ゾノ)−2−デオクソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A60mg及び2,4,4′−トリクロロジフェニルア
セチルヒドラジン48mgを用い、実施例41と同様に反応処
理して、目的物23mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.25、1.29(計3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.82(3H、s、1−CH3) 2.21、2.23(2H、q、3′−CH3) 4.72、4.73(1H、q、J=7Hz、3−CH) 6.23(1H、s、芳香族H) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 83 2−メトキシカルボニルエチルヒドラゾノ−2−デオク
ソ−KA−7367Aの製造: KA−7367A100mg及びメトキシカルボニルエチルヒドラ
ジン60mgを用い、実施例41と同様に反応処理して、目的
物37mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.33(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.78(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH2) 2.59(2H、t、J=6Hz、NC 2CH2CO) 3.45(2H、t、J=6Hz、NCH2C 2CO) 3.70(3H、s、OCH3) 4.76(1H、q、3−CH) 6.9〜7.1(2H、m、−CH=CH−) 実施例 84 2−[2−(p−クロロフェニル)−2−メトキシカル
ボニルエチルヒドラゾノ]−2−デオクソ−KA−7367A
の製造: KA−7367A100mg及び2−(p−クロロフェニル)−2
−メトキシエチルヒドラジン70mgを用い、実施例41と同
様に反応処理して、目的物75mgを得た。1 H−NMR値(CDCl3、TMS)δ 0.92(3H、t、J=7Hz、6′−CH3) 1.35(3H、d、J=7Hz、4−CH3) 1.62(3H、s、1−CH3) 2.22(2H、q、3′−CH2) 3.3〜3.8(3H、m、−CH2−CH−) 3.66(3H、s、OCH3) 4.70(1H、q、3−CH) 6.9〜7.1(2H,m−CH=CH−) 7.1〜7.3(4H、m、芳香族H) 製剤例 1(ヒト投与用カプセル剤) 実施例4の化合物 500g 微結晶セルロース 90 タルク 30 上記混合物を常法に従って均一に混合し、0号カプセ
ル1,000個に充填した。
製剤例 2(ヒト投与用クリーム剤) 実施例3の化合物 2.0g 白色ワセリン 25.0 ステアリルアルコール 25.0 プロピレングリコール 12.0 ラウリル硫酸ナトリウム 1.5 パラオキシ安息香酸エチル 0.5 脱イオン水 34.0 上記混合物を常法に従って均一に混合し、クリーム剤
とした。
製剤例 3(農園芸用乳化性濃縮物) 実施例43の化合物 250g エポキシ化植物油 25 アルキルアリールスルホネート、ポリグリコールエー
テル及び脂肪アルコールの混合物 100 ジメチルホルムアミド 50 キシレン 575 上記混合物を常法に従って均一に混合し、乳化性濃縮
物とした。このものは用時水で希釈して乳化剤とする。
産業上の利用可能性 本発明の化合物は、ヒトを含む温血動物、農園芸用作
物等に感染する真菌類に対して優れた抗菌活性を有し且
つ安定性に優れており、これら真菌類によって生ずる感
染症の予防、措置又は治療或いは植物病害の防除等のた
めの薬剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 233/61 C07D 233/61 295/22 295/22 (72)発明者 白土 正三 東京都武蔵村山市残堀4―43―2 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 291/08 C07C 337/08 C07D 295/22 C07D 233/61 C07D 213/54 A01N 51/00 A61K 31/655

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 式中、 Aは−O−、−OCO−、−NH−、−NHCO−、−NHCS−又
    を表わし、 Yは単結合を表わすが、或いは炭素数1〜6の直鎖状も
    しくは分枝鎖状のアルキレン基又は炭素数2〜6の直鎖
    状もしくは分枝鎖状のアルケニレン基を表わし、該アル
    キレン又はアルケニレン基は適宜ハロゲン原子、フエニ
    ル基又はハロフエニル基で置換されていても良く; Zは水素原子、炭素数1〜5のアルコキシ基、カルボキ
    シル基、炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基、適宜
    ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルコキシ基、カルボキ
    シル基、ニトロ基、スルホ基及びN−メチル−N−α−
    ナフチルメチルアミノメチル基より選ばれる1〜3個の
    置換基で置換されていてもよいフエニル基、適宜ベンゼ
    ン環が1〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよい
    フエノキシ基、ナフチル基、シアノ基、ピリジル基、オ
    キソピリジノ基、イミダゾリル基、フリル基、チエニル
    基又は式 の基を表わし、 ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子、炭素
    数1〜3のアルキル基、フエニル基、ナフチル基、炭素
    数7〜10のフエニルアルキル基、炭素数11〜14のナフチ
    ルアルキル基又はアミノ基を表わし、 R3は炭素数1〜3のアルキル基、炭素数1〜3のアルコ
    キシ基、ベンゾイル基又は適宜フエニル基もしくはハロ
    フエニル基で置換されていてもよい炭素数2〜6のアル
    カノイル基を表わす、ただし、Aが を表わす場合には、Zは水素原子を表わすものとする、 で示されるアゾキシ化合物及びその塩。
  2. 【請求項2】Aが−O−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは適宜1〜3個のハロゲン
    原子もしくはハロフエニル基で置換されていてもよい炭
    素数1〜4個の直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキレン基
    又は炭素数2〜4個の直鎖状のアルケニレン基を表わ
    し; Zが水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、カルボニ
    ル基、適宜ハロゲン原子及びカルボキシル基より選ばれ
    る1〜2個の置換基で置換されていてもよいフエニル
    基、シアノ基又は式 の基を表わし、ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々炭素数1〜3の
    アルキル基を表わし、 R3はベンゾイル基を表わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. 【請求項3】Aが−COC−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは炭素数1〜4の直鎖状の
    アルキレン基を表わし; Zが水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基又は適宜1
    〜3個のハロゲン原子で置換されていてもよいフエニル
    基を表わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  4. 【請求項4】Aが−NH−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは適宜フエニル基又はハロ
    フエニル基で置換されていてもよい炭素数1〜4の直鎖
    状のアルキレン基を表わし; Zは水素原子、炭素数2〜4のアルコキシカルボニル基
    又は適宜スルホ基で置換されていてもよいフエニル基を
    表わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  5. 【請求項5】Aが−NHCO−を表わし; Yが単結合を表わすか、或いは炭素数1〜4の直鎖状の
    アルキレン又はアルケニレン基を表わし、該アルキレン
    又はアルケニレン基は適宜1〜3個のハロゲン原子、フ
    エニル基又はハロフエニル基で置換されていてもよく; Zは水素原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、適宜ハロ
    ゲン原子、炭素数1〜3のアルコキシ基、ニトロ基及び
    N−メチル−N−α−ナフチルメチルアミノメチル基よ
    り選ばれる1〜2個の置換基で置換されていてもよいフ
    エニル基、適宜ベンゼン環が1〜2個のハロゲン原子で
    置換されていてもよいフエノキシ基、ナフチル基、ピリ
    ジル基、オキソピリジノ基、イミダゾリル基、フリル
    基、チエニル基又は式 の基を表わし、ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子、炭素
    数1〜3のアルキル基、フエニル基又は炭素数11〜12の
    ナフチルアルキル基を表わし、 R3は炭素数1〜3のアルコキシ基又は適宜ハロフエニル
    基で置換されていてもよい炭素数2〜4のアルカノイル
    基を表わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  6. 【請求項6】Aが−NHCS−を表わし; Yが単結合を表わし; Zが式 の基を表わし、ここで R1及びR2は同一もしくは相異なり、各々水素原子又は炭
    素数1〜3のアルキル基、フエニル基又はアミノ基を表
    わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  7. 【請求項7】Aが を表わし; Yが炭素数1〜4の直鎖状のアルキレン基を表わし; Zが水素原子を表わす、 請求の範囲第1項記載の化合物。
  8. 【請求項8】2−ヒドロキシイミノ−2−デオクソ−KA
    −7367A、 2−メトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(2−エトキシ−エトキシイミノ)−2−デオクソ
    −KA−7367A、 2−カルボキシメトキシイミノ−2−デオクソ−KA−73
    67A、 2−(1−カルボキシ−1−メチルエトキシイミノ)−
    2−デオクソ−KA−7367A、 2−アセトキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−ベンゾイルオキシイミノ−2−デオクソ−KA−7367
    A、 2−(p−クロロベンゾイルオキシイミノ)−2−デオ
    クソ−KA−7367A、 2−セミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−チオセミカルバゾノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−アセチルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(1−イミダゾリルアセチルヒドラゾノ)−2−デ
    オクソ−KA−7367A、 2−(3−ピリジルアセチルヒドラゾノ)−2−デオク
    ソ−KA−7367A、 2−(2,4−ジクロロフエニルアセチルヒドラゾノ)−
    2−デオクソ−KA−7367A、 2−(α−ナフチルアセチルヒドラゾノ)−2−デオク
    ソ−KA−7367A、 2−(4−アセチルピペラジニル−アセチルヒドラゾ
    ノ)−2−デオクソ−KA−7367A、 2−[4−(2,6−ジクロロフエニルアセチル)−1−
    ピペラジニルアセチルヒドラゾノ]−2−デオクソ−KA
    −7367A、 2−[(2,6−ジフルオロフエニル)アセチルヒドラゾ
    ノ]−2−デオクソ−KA−7367A、 2−[(2,6−ジメトキシフエニル)アセチルヒドラゾ
    ノ]−2−デオクソ−KA−7367A、 2−(2−フリルカルボニルヒドラゾノ)−2−デオク
    ソ−KA−7367A、 2−テノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367A、 2−イソニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−
    7367A、 2−ニコチノイルヒドラゾノ−2−デオクソ−KA−7367
    A、 2−(p−クロロフエニルアセチルヒドラゾノ)−2−
    デオクソ−KA−7367A、 2−(2,4′−ジクロロジフエニルアセチルヒドラゾ
    ノ)−2−デオクソ−KA−7367A、及び 2−(2,4−ジクロロジフエニルアセチルヒドラゾノ)
    −2−デオクソ−KA−7367A より選ばれる請求の範囲第1項記載の化合物。
  9. 【請求項9】式 で示されるKA−7367A物質を一般式 H2N−A−Y−Z (II) 式中、A、Y及びZは請求の範囲第1項記載の意味を有
    する、 で示される化合物又はその塩と反応させ、そして生成物
    を必要に応じて塩に変えることを特徴とする請求の範囲
    第1項記載の一般式(I)で示される化合物又はその塩
    の製造法。
  10. 【請求項10】請求の範囲第1項記載の一般式(I)で
    示される化合物又はその塩を含有する抗真菌剤。
  11. 【請求項11】抗真菌的に有効量の請求の範囲第1項記
    載の一般式(I)で示される化合物又はその塩及び補助
    剤からなる抗真菌性組成物。
  12. 【請求項12】ヒトを含む温血動物の真菌類による感染
    症の予防、処置又は治療に用いる請求の範囲第10項記載
    の抗真菌剤。
  13. 【請求項13】農園芸用として使用する請求の範囲第10
    項記載の抗真菌剤。
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