JP2793136B2 - 鳥類追払い具 - Google Patents
鳥類追払い具Info
- Publication number
- JP2793136B2 JP2793136B2 JP6300788A JP30078894A JP2793136B2 JP 2793136 B2 JP2793136 B2 JP 2793136B2 JP 6300788 A JP6300788 A JP 6300788A JP 30078894 A JP30078894 A JP 30078894A JP 2793136 B2 JP2793136 B2 JP 2793136B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- magnet
- bird
- birds
- dispenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
の鳥類の害を避けるため設置場所に鳥類が近寄らないよ
うにする鳥類追払い具に関する。
ゴミをあさったり、農作物をついばんだり、多数がたむ
ろしてふん害を与えたりすることがあり、これらの鳥類
を追い払う手法が種々試みられている。たとえば、音を
鳴らして鳥を脅したり、目玉等の鳥が驚く標識を設置し
たり、弱い電流のバリアを設けたりしている。
うな従来の技術では、音や標識によるものは鳥が慣れる
と効果が薄くなり、電流を用いるものは装備の設置コス
トがかかり、保守も要するので、コスト的に採用しにく
いという問題点があった。
等に、地磁気に感応して方向を定めているようであり、
そのための磁気に感応する方向器官を体内に有している
ものと解され、判断が乱されるので、磁気を帯びたもの
には近寄らない習性を持っている。単純に磁石を設置し
て効果を見たところ、高さ1mでは直径5mの範囲で、
高さ2mでは直径10mの範囲で、高さ3mでは直径1
5m以上に効果を及ぼすという結果が得られている。
問題点に着目してなされたもので、設置が容易で効果的
に鳥類が近寄らないようにすることができるようにした
鳥類追払い具を提供することを目的としている。
めの本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
が近寄らないようにする鳥類追払い具(10)におい
て、非磁性体より成る密閉容器(20)に、単位磁石
(31,31…)を積み重ね、全体として傾斜させて配
設した磁石ユニット(30)を保持したことを特徴とす
る鳥類追払い具(10)。
が近寄らないようにする鳥類追払い具(10)におい
て、非磁性体より成る密閉容器(20)に、単位磁石
(32a,32b…)を積み重ね、一端側の単位磁石
(32a)に対し、他端側に重なる単位磁石(32b,
32c…)を段階的に小径にして配設した磁石ユニット
(30a)を保持したことを特徴とする鳥類追払い具。
が近寄らないようにする鳥類追払い具(10)におい
て、非磁性体より成る密閉容器(20)に、端部の単位
磁石(33a,33a)に対し、中間部の単位磁石(3
3b,33c)を段階的に大径にして配設した磁石ユニ
ット(30b)を保持したことを特徴とする鳥類追払い
具。
が近寄らないようにする鳥類追払い具(10)におい
て、非磁性体より成る密閉容器(20)に、端部の単位
磁石(34a,34a)に対し、中間部の単位磁石(3
4b,34b…)を段階的に小径にして配設した磁石ユ
ニット(30c)を保持したことを特徴とする鳥類追払
い具。
に鳥類が近寄らないので鳥類の害を避けることができ
る。磁石ユニット(30)の磁力はほとんど減衰するこ
となく非磁性体より成る密閉容器(20)から外に放射
し、近辺に磁界を形成する。この磁界に近寄ると鳥類は
方向器官を乱され、不安や不快を覚えるはずであるの
で、鳥類追払い具(10)には近寄らず、その磁力の有
効な範囲内での鳥類の害の発生を阻止することができ
る。
31…)を積み重ねてなるので、単位磁石(31,31
…)の数や強さを適宜に設定することで、縦長の磁界を
形成したり、設置場所に対して適切な磁界を形成するこ
とができ、使い勝手がよく、強力過ぎない適切で無駄の
ないものにすることができる。それ自体可動な密閉容器
(20)では、密閉容器(20)が動くことにより磁界
が揺らぎ、鳥類にいっそうの不快感を与えることにより
追払い効果を高めることができる。
0)を全体として傾斜させて配設したものは、地上に対
して偏った磁界が形成される。この偏った磁界により、
磁力の効く方向を縦横に変化させて設置場所の形状や使
用条件に合わせることができ、磁界形成の偏りにより追
払い効果が高まり、また、密閉容器(20)が動いた場
合に磁界の変動が著しくなり、鳥類への追払い力が高く
なる。
に重なる単位磁石(32b,32c)を段階的に小径に
したものは、一端側の磁力が強いので、該一端側から横
に大きく広がる磁界が形成され、追払い具の端部で横方
向の効き目を強くしたいような場合に効果的である。
し、中間部の単位磁石(33b,33c)を段階的に大
径にしたものは、中間部の磁力が強いので、中間部から
横に大きく広がる磁界が形成され、追払い具の中間部で
横方向の効き目を強くしたいような場合に効果的であ
る。
中間部の単位磁石(34b,34b…)を段階的に小径
にしたものは、両端部の磁力が強いので、両側の端部か
ら縦横に大きく広がる磁界が形成され、追払い具の端部
で効き目を強くしたいような場合に効果的である。
明する。図1および図2は本発明の第1実施例を示して
いる。鳥類追払い具10は、鳥類の害を避けるため設置
場所に鳥類が近寄らないようにするもので、非磁性体よ
り成る密閉容器20に単位磁石31,31…を積み重ね
た磁石ユニット30を保持して成る。
備えている。容器本体21は円筒型をしているが、その
他の柱形でもよく、円錐あるいは角錐でもよい。蓋25
は、容器本体21の開口22に嵌合して接着や溶着等で
固定可能な外径部26を有しており、設置時にひも等で
吊り下げて可動にするための掛輪27が一体的に形成さ
れている。
する前の分解状態を示してある。密閉容器20の容器本
体21,蓋25の材料としては合成樹脂が適しているが
非磁性体であればアルミニウム等の金属でもよい。ま
た、垂下したとき風で回りやすいよう、羽根を容器本体
21,蓋25のいずれかに設けてもよい。
は、円盤形で同じ厚さのものを積み重ねて略円筒型にな
って磁石ユニット30を構成している。単位磁石31は
永久磁石であって、形状は円盤系以外の角形等の盤形で
あってもよく、材料としては、例えば、フェライトのB
a,Sr系、Sm−Co系、アルニコ系、ネオジウム
系、Nd−Fe−B系、を使用することができる。ま
た、プラスチック磁石としてもよい。
ねて磁力を測定してみたところ、4枚以上では1800
Gaussを示し、枚数が増加しても変化はほとんどな
かった。そして、磁力の数値は変わっていないが、枚数
が多いものは磁場の長さが長いので、磁力線の到達距離
は大きくなると解される。
ト30は、全体として傾斜させて配設し、密閉容器20
の容器本体21内に接着剤で固定保持してあるが、保持
具によって固定してもよい。磁石ユニット30の傾斜角
度は設置場所の状況により適宜に設定することができ、
45度を境にして縦横の効き方向の偏りが変わってく
る。図3に示すように直立させることもある。
は、設置場所の状況によって増減することができ、図2
に示すように、図1に示すものより少なくして適切なも
のにすることができる。
設置すると、その磁気作用により設置場所に鳥類が近寄
らないので鳥類の害を避けることができる。磁石ユニッ
ト30は密閉容器20内に密閉されているので、水や塵
埃が侵入することがなく、長く良好な状態を保つことが
できる。
が非磁性体より成るので、ほとんど減衰することなく密
閉容器20より外に放射して近辺に磁界を形成する。図
1では磁石ユニット30が傾斜しているので、上部では
左上方向に膨らむように磁力線が延び、下部では右下方
向に膨らむように磁力線が延びている。つまり、傾斜さ
せることにより磁界の有効に効く範囲が直立する場合に
比べ広がっている。
ト30を全体として傾斜させて配設したものは、地上に
対して偏った磁界が形成される。この偏った磁界によ
り、磁力の効く方向を縦横に変化させて設置場所の形状
や使用条件に合わせることができ、磁界形成の偏りによ
り追払い効果が高まる。
れ、不安や不快を覚えるはずであるので、鳥類追払い具
10には近寄らず、その磁力の有効な範囲内での鳥類の
害の発生を阻止することができる。
25の掛輪27に紐を通してぶら下げておくと、密閉容
器20が回ったり振れたりするので磁石ユニット30が
変位し、磁界が揺らぎ、磁界の変動が著しく、鳥類にい
っそうの不快感を与えることにより追払い効果を高める
ことができる。図1のように磁石ユニット30が傾斜し
ていれば磁界の揺らぎはいっそう大きく、きわめて効果
的である。
を積み重ね、あるいは傾斜させて配置するので、単位磁
石31,31…の数や強さを適宜に設定することで、縦
長あるいは横長の磁界を形成したり、設置場所に対して
適切な磁界を形成することができ、使い勝手がよく、強
力過ぎない適切で無駄のないものにすることができる。
石ユニットを示している。本実施例では、磁石ユニット
30aは、一端側の単位磁石32aに対し、他端側に重
なる単位磁石32b,32c…を段階的に小径にしてあ
る。
大径であるのに対し他端側に重なる単位磁石32b,3
2c…が段階的に小径になっているので、図4の磁力線
に示すように、下部の一端側の磁力が強く、この一端側
から横に大きく広がる磁界が形成され、追払い具の下の
端部で横方向の効き目が強くなる。また、図4の磁石ユ
ニット30aを倒置すれば磁力線の形状が反対になり効
き目は逆になる。
石ユニットを示している。本実施例では、磁石ユニット
30bは、端部の単位磁石33a,33aに対し、中間
部の単位磁石33b,33c…を段階的に大径にしてあ
る。
るのに対し、中間部の単位磁石33b,33c…を段階
的に大径であるので、中間部の磁力が強く、中間部から
横に大きく広がる磁界が形成され、追払い具の中間部で
横方向の効き目を強くしたいような場合に効果的であ
る。
石ユニットを示している。本実施例では、磁石ユニット
30cは、端部の単位磁石34a,34a…に対し、中
間部の単位磁石34b,34b…を段階的に小径にして
ある。図6は2段階だけであるが階数を増してもよい。
部の単位磁石34b,34b…が小径であるので、両端
部の磁力が強く、両側の端部から縦横に大きく広がる磁
界が形成され、追払い具の端部で効き目を強くしたいよ
うな場合に効果的である。
トは傾斜させて密閉容器内に配設してもよいことはいう
までもない。また、密閉容器を垂下して可動にするほ
か、ばねや動力によって可動にしてもよく、固定して使
用してもよい。
位磁石を重ねて磁石ユニットを構成して密閉容器内に保
持し、傾斜させたり可動にしてあるいは固定して使用し
るようにしたから、単位磁石の重ね量を変えることによ
り磁力を適切にし、また、異なった携帯の単位磁石を組
み合わせることにより上下で異径の磁石ユニットを構成
することができ、設置場所に合わせて適切な磁力と適切
な方向性を有する磁力による鳥類追払い具とすることが
できる。
分解斜視図である。
ユニットを短くしたものを示す分解斜視図である。
ユニットを直立させたものを示す分解斜視図である。
ユニットの正面である。
ユニットの正面である。
ユニットの正面である。
Claims (4)
- 【請求項1】鳥類の害を避けるため設置場所に鳥類が近
寄らないようにする鳥類追払い具において、 非磁性体より成る密閉容器に、単位磁石を積み重ね、傾
斜させて配設した磁石ユニットを保持したことを特徴と
する鳥類追払い具。 - 【請求項2】鳥類の害を避けるため設置場所に鳥類が近
寄らないようにする鳥類追払い具において、 非磁性体より成る密閉容器に、単位磁石を積み重ね、一
端側の単位磁石に対し、他端側に重なる単位磁石を段階
的に小径にして配設した磁石ユニットを保持したことを
特徴とする鳥類追払い具。 - 【請求項3】鳥類の害を避けるため設置場所に鳥類が近
寄らないようにする鳥類追払い具において、 非磁性体より成る密閉容器に、単位磁石を積み重ね、端
部の単位磁石に対し、中間部の単位磁石を段階的に大径
にして配設した磁石ユニットを保持したことを特徴とす
る鳥類追払い具。 - 【請求項4】鳥類の害を避けるため設置場所に鳥類が近
寄らないようにする鳥類追払い具において、 非磁性体より成る密閉容器に、単位磁石を積み重ね、端
部の単位磁石に対し、中間部の単位磁石を段階的に小径
にして配設した磁石ユニットを保持したことを特徴とす
る鳥類追払い具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6300788A JP2793136B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 鳥類追払い具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6300788A JP2793136B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 鳥類追払い具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08154562A JPH08154562A (ja) | 1996-06-18 |
JP2793136B2 true JP2793136B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17889108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6300788A Expired - Fee Related JP2793136B2 (ja) | 1994-12-05 | 1994-12-05 | 鳥類追払い具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793136B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5663498U (ja) * | 1979-10-20 | 1981-05-28 |
-
1994
- 1994-12-05 JP JP6300788A patent/JP2793136B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08154562A (ja) | 1996-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7748569B2 (en) | Self-sealing auto-aligning magnetically-hanging spice dispenser | |
US4935970A (en) | Child's pool | |
US20030033985A1 (en) | Squirrel proof bird feeder | |
KR950013365A (ko) | 새가 모이는 것을 억제하여 방지하기 위한 장치 | |
US4427960A (en) | Magnetic holder for small articles | |
US5589721A (en) | Display apparatus utilizing magnetic interaction | |
US5884426A (en) | Magnetic device for repelling birds | |
JP2793136B2 (ja) | 鳥類追払い具 | |
US4826164A (en) | Baseball pitching training apparatus | |
US5052968A (en) | Magnetically actuated amusement device | |
US5310078A (en) | Receptacle for supporting adjacent bags | |
US4930774A (en) | Baseball pitching training apparatus | |
US11051461B2 (en) | Stackable planter assembly | |
US4926060A (en) | Laundry receptacle construction | |
US5026314A (en) | Magnetically actuated amusement device | |
US20020184821A1 (en) | Plant pot cover system | |
JPH0838023A (ja) | 鳥類飛来防止装置 | |
JP3012462U (ja) | 鳥害防止具 | |
CA1324293C (en) | Reversible mailbox signaling device | |
JP3018906U (ja) | 高さ調節機能を有するティー | |
JP3615278B2 (ja) | 植木鉢転倒防止受皿 | |
JPH11169024A (ja) | 擬餌針 | |
KR102450393B1 (ko) | 유해동물 퇴치장치 | |
JPH0675185U (ja) | 磁気式振子型防害鳥具 | |
CA2226819A1 (en) | Feline excremental deterrent device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080619 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090619 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100619 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110619 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110619 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |