JP2793060B2 - 液面上浮遊物の吸取装置 - Google Patents
液面上浮遊物の吸取装置Info
- Publication number
- JP2793060B2 JP2793060B2 JP25082091A JP25082091A JP2793060B2 JP 2793060 B2 JP2793060 B2 JP 2793060B2 JP 25082091 A JP25082091 A JP 25082091A JP 25082091 A JP25082091 A JP 25082091A JP 2793060 B2 JP2793060 B2 JP 2793060B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- liquid surface
- suction port
- suction
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、廃液貯留槽などの液面
上に浮遊した油類や塗料カス等の浮遊物を吸込管で吸い
取る液面浮遊物の吸取装置に関する。
上に浮遊した油類や塗料カス等の浮遊物を吸込管で吸い
取る液面浮遊物の吸取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の吸取装置は、液中から液面に向
かって延びる吸込管の上端に、液面上の浮遊物を吸い取
る吸取口が設けられており、この吸取口は、なるべく空
気や液体を吸い込まずに浮遊物だけを効率良く吸い込め
るようにするために、液面のレベル変化に追従するフロ
ートにより液面位置に保持させるものが一般的である
（特公昭４７−１３２１５号，実公昭５６−２００７４
号，実開昭５７−９３８１号，特開昭６３−１６２０９
３号）。
かって延びる吸込管の上端に、液面上の浮遊物を吸い取
る吸取口が設けられており、この吸取口は、なるべく空
気や液体を吸い込まずに浮遊物だけを効率良く吸い込め
るようにするために、液面のレベル変化に追従するフロ
ートにより液面位置に保持させるものが一般的である
（特公昭４７−１３２１５号，実公昭５６−２００７４
号，実開昭５７−９３８１号，特開昭６３−１６２０９
３号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液面に浮かぶ
フロートは、風波の影響を受けて動揺しやすく、特に台
風などの強風によって液面が大きなうねりを生ずると、
左右に大きく傾いたり、激しい上下変動を繰り返すか
ら、吸取口が液面位置から完全に離脱するように突出し
て、その吸取口からは液面上の浮遊物が吸い込まれず
に、空気だけが多量に吸い込まれることがある。そし
て、吸取口から多量の通気が吸い込まれると、液中から
液面に向かって延びた吸込管の管内が完全に空洞化し、
その吸込管全体が大きな浮力を受けて液面に浮き上が
り、それによりフロートが転倒するなどして吸取口が液
面上に突出したまま元に戻らなくなってしまうおそれが
あった。
フロートは、風波の影響を受けて動揺しやすく、特に台
風などの強風によって液面が大きなうねりを生ずると、
左右に大きく傾いたり、激しい上下変動を繰り返すか
ら、吸取口が液面位置から完全に離脱するように突出し
て、その吸取口からは液面上の浮遊物が吸い込まれず
に、空気だけが多量に吸い込まれることがある。そし
て、吸取口から多量の通気が吸い込まれると、液中から
液面に向かって延びた吸込管の管内が完全に空洞化し、
その吸込管全体が大きな浮力を受けて液面に浮き上が
り、それによりフロートが転倒するなどして吸取口が液
面上に突出したまま元に戻らなくなってしまうおそれが
あった。
【０００４】また、浮遊物を吸い込むための吸引ポンプ
は、容易にメンテナンスを行うことができるように貯留
槽の上部に設けてあるため、液面位置が低くなったとき
などは揚程が高くなって、浮遊物を効率良く吸い込むこ
とができなくなってしまうおそれもあった。そこで、本
発明は、風波の影響を受けずに、吸込管の上端に設けら
れた吸取口を液面位置に確実に保持できるようにするこ
とを主たる技術的課題とし、また、液面位置が低くなっ
ても液面上浮遊物を効率良く吸い込んで確実に排出でき
るようにすることをも技術的課題としている。
は、容易にメンテナンスを行うことができるように貯留
槽の上部に設けてあるため、液面位置が低くなったとき
などは揚程が高くなって、浮遊物を効率良く吸い込むこ
とができなくなってしまうおそれもあった。そこで、本
発明は、風波の影響を受けずに、吸込管の上端に設けら
れた吸取口を液面位置に確実に保持できるようにするこ
とを主たる技術的課題とし、また、液面位置が低くなっ
ても液面上浮遊物を効率良く吸い込んで確実に排出でき
るようにすることをも技術的課題としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、液中から液面に向かって延びる吸込管の
上端に、液面上の浮遊物を吸い取る吸取口が設けられた
液面上浮遊物の吸取装置において、前記吸取口を上下さ
せて液面位置に保持する昇降駆動装置と、前記吸取口と
一体的に上下動可能に設けられた音波式レベル計と、前
記レベル計で検出した液面のレベル変化に応じて前記吸
取口を上下させる位置調節信号を前記昇降駆動装置に出
力する制御装置を備え、前記吸取口から浮遊物を吸い込
むポンプが、その吸入口を吸込管の下端部に接続し、そ
の吐出口にフレキシブル管を接続した状態で、液中に垂
直に延びる吸込管の下端部に吊設されていることを特徴
とする。
に、本発明は、液中から液面に向かって延びる吸込管の
上端に、液面上の浮遊物を吸い取る吸取口が設けられた
液面上浮遊物の吸取装置において、前記吸取口を上下さ
せて液面位置に保持する昇降駆動装置と、前記吸取口と
一体的に上下動可能に設けられた音波式レベル計と、前
記レベル計で検出した液面のレベル変化に応じて前記吸
取口を上下させる位置調節信号を前記昇降駆動装置に出
力する制御装置を備え、前記吸取口から浮遊物を吸い込
むポンプが、その吸入口を吸込管の下端部に接続し、そ
の吐出口にフレキシブル管を接続した状態で、液中に垂
直に延びる吸込管の下端部に吊設されていることを特徴
とする。
【０００６】
【作用】本発明によれば、液面のレベルが変化すると、
液面上の浮遊物を吸い取る吸取口と一体的に上下動可能
に設けられた音波式レベル計が液面のレベル変化を検出
し、制御装置がそのレベル変化に応じて吸取口を上下さ
せる位置調節信号を昇降駆動装置に出力する。これによ
り、吸取口が昇降駆動装置で上下動せられて液面位置に
保持されるから、液面に浮かべたフロートで液面のレベ
ル変化を検出してその変化に追従する従来例のように、
風波の影響を受けて吸取口が液面から離脱するというお
それは全くなくなり、その吸取口を確実に液面位置に保
持することができる。
液面上の浮遊物を吸い取る吸取口と一体的に上下動可能
に設けられた音波式レベル計が液面のレベル変化を検出
し、制御装置がそのレベル変化に応じて吸取口を上下さ
せる位置調節信号を昇降駆動装置に出力する。これによ
り、吸取口が昇降駆動装置で上下動せられて液面位置に
保持されるから、液面に浮かべたフロートで液面のレベ
ル変化を検出してその変化に追従する従来例のように、
風波の影響を受けて吸取口が液面から離脱するというお
それは全くなくなり、その吸取口を確実に液面位置に保
持することができる。
【０００７】また、吸取口から浮遊物を吸い込むポンプ
が、液中に垂直に延びる吸込管の下端部に吊設されてい
るので、液面とポンプの相対位置は液面のレベルに拘ら
ず一定となり、液面が低くなって揚程が高くなっても浮
遊物を押し出して排出させることができると共に、その
重量により風波の影響による吸込管の揺動が抑えられ
る。さらに、ポンプは、昇降駆動装置により吸込管ごと
液中から引き上げることができ、極めて簡単にメンテナ
ンスを行うことができる。
が、液中に垂直に延びる吸込管の下端部に吊設されてい
るので、液面とポンプの相対位置は液面のレベルに拘ら
ず一定となり、液面が低くなって揚程が高くなっても浮
遊物を押し出して排出させることができると共に、その
重量により風波の影響による吸込管の揺動が抑えられ
る。さらに、ポンプは、昇降駆動装置により吸込管ごと
液中から引き上げることができ、極めて簡単にメンテナ
ンスを行うことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって具体的
に説明する。図１は本発明による吸取装置の一例を示す
正面図である。
に説明する。図１は本発明による吸取装置の一例を示す
正面図である。
【０００９】本例の吸取装置は、液中から液面に向かっ
て延びる吸込管１の上端に、液面上の浮遊物を吸い取る
吸取口２が設けられている。吸込管１は、液中に垂直に
延びる鋼管３からなり、その下端部には、前記吸取口２
から浮遊物を吸い込む水中ポンプ４が、その吸入口４ａ
を吸込管１の下端部に接続し、吐出口４ｂにフレキシブ
ル管５を接続した状態で吊設されている。
て延びる吸込管１の上端に、液面上の浮遊物を吸い取る
吸取口２が設けられている。吸込管１は、液中に垂直に
延びる鋼管３からなり、その下端部には、前記吸取口２
から浮遊物を吸い込む水中ポンプ４が、その吸入口４ａ
を吸込管１の下端部に接続し、吐出口４ｂにフレキシブ
ル管５を接続した状態で吊設されている。
【００１０】この水中ポンプ４は、風波による吸取口２
の揺動を抑える錘を兼用するように例えば３０〜１００
kg程度の重量を有し、吐出口４ｂの反対側にはフレキシ
ブル管５との重量バランスをとる錘６が設けられてい
る。吸取口２は、液面に沿って周方向に開口されると共
に、その開口部７の上面が吸込管１の先端に向かって円
錐状に延びた案内斜面８になっている。なお、開口部７
は約２００mm程度の開口高さを有している。
の揺動を抑える錘を兼用するように例えば３０〜１００
kg程度の重量を有し、吐出口４ｂの反対側にはフレキシ
ブル管５との重量バランスをとる錘６が設けられてい
る。吸取口２は、液面に沿って周方向に開口されると共
に、その開口部７の上面が吸込管１の先端に向かって円
錐状に延びた案内斜面８になっている。なお、開口部７
は約２００mm程度の開口高さを有している。
【００１１】図中、９は、吸取口２を上下動させて液面
位置に保持する昇降駆動装置であって、上下方向に伸縮
するピストンロッド１１のロッドヘッド１２に連結用ロ
ッド１３で吸取口２を支持するエアシリンダ１０と、当
該エアシリンダ１０をチェーン１４で懸吊するホイスト
１５とで構成されている。エアシリンダ１０には、液面
と平行に延びる水平部材１６が設けられ、当該水平部材
１６の先端に、音波式レベル計１７が設けられている。
位置に保持する昇降駆動装置であって、上下方向に伸縮
するピストンロッド１１のロッドヘッド１２に連結用ロ
ッド１３で吸取口２を支持するエアシリンダ１０と、当
該エアシリンダ１０をチェーン１４で懸吊するホイスト
１５とで構成されている。エアシリンダ１０には、液面
と平行に延びる水平部材１６が設けられ、当該水平部材
１６の先端に、音波式レベル計１７が設けられている。
【００１２】次に、１８は、音波式レベル計１７で検出
した液面のレベル変化に応じて吸取口２を上下させる位
置調節信号ＣＨをホイスト１５に出力する制御装置であ
る。また、この制御装置１８は、エアシリンダ１０に対
し、レベル計１７のレベル検出値を基準として吸取口２
を約２０mm程度の振幅で小刻みに上下させる制御信号Ｃ
Ｓを継続的に数秒サイクルで出力するようになってい
る。
した液面のレベル変化に応じて吸取口２を上下させる位
置調節信号ＣＨをホイスト１５に出力する制御装置であ
る。また、この制御装置１８は、エアシリンダ１０に対
し、レベル計１７のレベル検出値を基準として吸取口２
を約２０mm程度の振幅で小刻みに上下させる制御信号Ｃ
Ｓを継続的に数秒サイクルで出力するようになってい
る。
【００１３】しかして、廃液の流入又は流出によって液
面のレベルが変化すると、そのレベル変化が音波式レベ
ル計１７で検出されて、制御装置１８からホイスト１５
に対してレベル変化に応じた位置調節信号ＣＨが出力さ
れ、その信号ＣＨに基づき、ホイスト１５がチェーン１
４を所要長さだけ巻き上げ又は巻き出して吸取口２を液
面位置に保持する。したがって、吸取口２は風波の影響
を受けて液面から離脱することがなく、レベル計１７で
検出した液面のレベル変化に追従してその液面位置に確
実に保持されるから、従来のように空気や液体だけを吸
い込むおそれはなくなる。
面のレベルが変化すると、そのレベル変化が音波式レベ
ル計１７で検出されて、制御装置１８からホイスト１５
に対してレベル変化に応じた位置調節信号ＣＨが出力さ
れ、その信号ＣＨに基づき、ホイスト１５がチェーン１
４を所要長さだけ巻き上げ又は巻き出して吸取口２を液
面位置に保持する。したがって、吸取口２は風波の影響
を受けて液面から離脱することがなく、レベル計１７で
検出した液面のレベル変化に追従してその液面位置に確
実に保持されるから、従来のように空気や液体だけを吸
い込むおそれはなくなる。
【００１４】殊に、音波や超音波を利用したレベル計１
７は、音波源から衝撃的に発信した音が測定レベル表面
まで行って反射して戻って来るまでに要する時間を測
り、この所要時間がレベルに比例することを利用して測
定するものであるが、液体との間における音の反射率は
ほぼ１００％であり、液面のレベル検出精度が極めて高
い。
７は、音波源から衝撃的に発信した音が測定レベル表面
まで行って反射して戻って来るまでに要する時間を測
り、この所要時間がレベルに比例することを利用して測
定するものであるが、液体との間における音の反射率は
ほぼ１００％であり、液面のレベル検出精度が極めて高
い。
【００１５】また、吸取口２から吸い込まれた浮遊物
は、吸込管１の下端部に取り付けられた水中ポンプ４に
よってフレキシブル管５に吐出されるので、フレキシブ
ル管５内の浮遊物を次々と押し出し、液面が低くなって
揚程が高くなっても浮遊物を効率良く吸い込んで確実に
排出させることができる。さらに、水中ポンプ４は３０
〜１００ｋｇ程度の重量があるので、吸取口２が風波の
影響を受けても錘の役目をなし、その揺動を抑えること
ができる。そして、水中ポンプ４のメンテナンスを行う
場合は、ホイスト１５によりチェーン１４を巻き上げれ
ば、水中ポンプ４が吸込管１ごと引き上げられて液中か
ら簡単に取り出すことができる。
は、吸込管１の下端部に取り付けられた水中ポンプ４に
よってフレキシブル管５に吐出されるので、フレキシブ
ル管５内の浮遊物を次々と押し出し、液面が低くなって
揚程が高くなっても浮遊物を効率良く吸い込んで確実に
排出させることができる。さらに、水中ポンプ４は３０
〜１００ｋｇ程度の重量があるので、吸取口２が風波の
影響を受けても錘の役目をなし、その揺動を抑えること
ができる。そして、水中ポンプ４のメンテナンスを行う
場合は、ホイスト１５によりチェーン１４を巻き上げれ
ば、水中ポンプ４が吸込管１ごと引き上げられて液中か
ら簡単に取り出すことができる。
【００１６】また、実施例のように、吸取口２のほぼ全
周にわたって周方向に開口部７を形成すると共に、その
開口部７の上面を円錐型の案内斜面８に形成すれば、吸
取口２から吸込管１に吸い込まれる液体が渦流を生じて
その渦流で液面上の浮遊物が巻き込まれるように吸い取
られるから、浮遊物の吸取効率が著しく向上する。更
に、制御装置１８からエアシリンダ１０に対して制御信
号ＣＳを出力し、そのエアシリンダ１０のピストンロッ
ド１１を約２０mm程度のストロークで伸縮させて液面位
置に保持した吸取口２を小刻みに上下動させると、液面
上浮遊物の吸込効率がより高まると同時に、液面が波立
っている時でも吸取口２から空気だけが吸い込まれるこ
とはなく、空気が液体中に泡のように混ざった状態で吸
い込まれるから、フレキシブル管５の管内に通気が充満
してそのフレキシブル管５が液面に浮き上がるというお
それも全くなくなる。
周にわたって周方向に開口部７を形成すると共に、その
開口部７の上面を円錐型の案内斜面８に形成すれば、吸
取口２から吸込管１に吸い込まれる液体が渦流を生じて
その渦流で液面上の浮遊物が巻き込まれるように吸い取
られるから、浮遊物の吸取効率が著しく向上する。更
に、制御装置１８からエアシリンダ１０に対して制御信
号ＣＳを出力し、そのエアシリンダ１０のピストンロッ
ド１１を約２０mm程度のストロークで伸縮させて液面位
置に保持した吸取口２を小刻みに上下動させると、液面
上浮遊物の吸込効率がより高まると同時に、液面が波立
っている時でも吸取口２から空気だけが吸い込まれるこ
とはなく、空気が液体中に泡のように混ざった状態で吸
い込まれるから、フレキシブル管５の管内に通気が充満
してそのフレキシブル管５が液面に浮き上がるというお
それも全くなくなる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、液中から液面に向かっ
て延びる吸込管の上端に設けた吸取口が、風波の影響を
受けずに液面位置に確実に保持されるので、液面上浮遊
物の吸取効率が高まると同時に、吸込管に空気だけが吸
い込まれてその吸込管が液面に浮き上がるおそれもなく
なり、また、浮遊物を吸い取るポンプが吸込管の下端部
に吊設されているので、液面のレベル変化に拘らず浮遊
物を効率良く吸い込んで確実に排出できるばかりでな
く、ポンプの重量により吸取口の揺動を抑えることがで
きるという優れた効果を有する。
て延びる吸込管の上端に設けた吸取口が、風波の影響を
受けずに液面位置に確実に保持されるので、液面上浮遊
物の吸取効率が高まると同時に、吸込管に空気だけが吸
い込まれてその吸込管が液面に浮き上がるおそれもなく
なり、また、浮遊物を吸い取るポンプが吸込管の下端部
に吊設されているので、液面のレベル変化に拘らず浮遊
物を効率良く吸い込んで確実に排出できるばかりでな
く、ポンプの重量により吸取口の揺動を抑えることがで
きるという優れた効果を有する。
【図１】本発明による吸取装置の一例を示す正面図。
１・・・吸込管 ２・・・吸取口 ４・・・水中ポンプ ４ａ・・吸入口 ４ｂ・・吐出口 ９・・・昇降駆動装置 １７・・・音波式レベル計 １８・・・制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡 辺 東 一 神奈川県横浜市鶴見区矢向五丁目９番34 号 トリニティ工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−84481（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−57278（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−84004（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) C02F 1/40
Claims (1)
- 【請求項１】 液中から液面に向かって延びる吸込管
（１）の上端に、液面上の浮遊物を吸い取る吸取口
（２）が設けられた液面上浮遊物の吸取装置において、
前記吸取口（２）を上下させて液面位置に保持する昇降
駆動装置（９）と、前記吸取口（２）と一体的に上下動
可能に設けられた音波式レベル計（17)と、前記レベル
計（17）で検出した液面のレベル変化に応じて前記吸取
口（２）を上下させる位置調節信号（CH) を前記昇降駆
動装置（９）に出力する制御装置（18) を備え、前記吸
取口（２）から浮遊物を吸い込むポンプ（４）が、その
吸入口（4a) を吸込管（１）の下端部に接続し、その吐
出口（4b）にフレキシブル管（５）を接続した状態で、
液中に垂直に延びる吸込管（１）の下端部に吊設されて
いることを特徴とする液面上浮遊物の吸取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25082091A JP2793060B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 液面上浮遊物の吸取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25082091A JP2793060B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 液面上浮遊物の吸取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0584483A JPH0584483A (ja) | 1993-04-06 |
| JP2793060B2 true JP2793060B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17213524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25082091A Expired - Fee Related JP2793060B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 液面上浮遊物の吸取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2793060B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25082091A patent/JP2793060B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0584483A (ja) | 1993-04-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| SE514756C2 (sv) | Anordning för uppsamling av flytande föroreningar på en vattenmassas yta, samt flytrecipient för användning vid sådan uppsamling | |
| US8303812B2 (en) | Method and apparatus for skimming floated sludge | |
| US4508550A (en) | Air flow responsive outlet from tank of vacuum cleaner | |
| JP2793060B2 (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| JP3021843B2 (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| JP3059833B2 (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| CN212052944U (zh) | 一种水利工程用清淤装置 | |
| JP3059834B2 (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| CN211462211U (zh) | 一种浮动式滗水器 | |
| JP2553785B2 (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| JPH0584486A (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| JPS63134897A (ja) | 立軸ポンプ | |
| JPH0584482A (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| JPS58149726A (ja) | 浴槽の垢取り装置 | |
| US4651767A (en) | Conveyor dewatering system | |
| CN109367717A (zh) | 一种半潜式浮动平台的防浪型升降控制装置 | |
| JP2740116B2 (ja) | 浮遊油の回収タンク | |
| CN211200625U (zh) | 一种简易真空集污装置 | |
| CN207181395U (zh) | 浮动式pH探头装置 | |
| JPH0746791Y2 (ja) | 立軸ポンプ | |
| JPH05237474A (ja) | 液面上浮遊物の吸取装置 | |
| CN115200669A (zh) | 一种静压式液位计浮动导压装置及使用方法 | |
| KR0126629Y1 (ko) | 해상에 분포된 기름의 회수장치 | |
| KR950004068Y1 (ko) | 오. 폐수처리 설비의 침전조용 오니및 부유물 수거 배출장치 | |
| JPH0622157Y2 (ja) | 立軸ポンプ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |