JP2792870B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2792870B2 JP27665988A JP27665988A JP2792870B2 JP 2792870 B2 JP2792870 B2 JP 2792870B2 JP 27665988 A JP27665988 A JP 27665988A JP 27665988 A JP27665988 A JP 27665988A JP 2792870 B2 JP2792870 B2 JP 2792870B2
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雄二 木本
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、TV(テレビジョン)放送と、CATV(ケーブ
ルテレビジョン)放送とを受信することが出来るテレビ
ジョン受像機に関するもので、特にIC(集積回路)化に
適したテレビジョン受像機に関する。
(ロ)従来の技術 TV受像機のチューナ回路やVIF(映像中間周波)増幅
回路(映像検波回路を含む)を一般のTV放送受信時とCA
TV放送受信時とで共用する技術規格が提案されている。
前記技術規格に依れば、ディスクランブル部分のみをCA
TVアダプタとしてTV受像機に接続すれば良く、TV受像機
内のVIF増幅回路の映像信号を取り出してディスクラン
ブルした後に再びTV受像機に戻し前記VIF増幅回路の次
段の回路に供給することで、スクランブルがかけられた
TV信号を受信出来る。その様なTV受像機は、例えば特開
昭60−239188号公報に記載されている。前記公報に依れ
ば、TV放送とCATV放送とでAGCの時定数を変える必要が
ある為、2つのAGCループが設けられている。それをIC
化する場合について説明する。第2図は、一般に良く用
いられるTV受像機のAGC回路をIC化したものを示す回路
図で、VIF増幅回路(1)、検波回路(2)、ノイズ除
去回路(3)、第1ピーク検波回路(4)、平滑用の第
1及び第2コンデンサ(5)及び(6)から構成されて
いる。尚、一点鎖線内は、ICを示している。CATV放送と
異なりTV放送では外来ノイズの影響を受け易い為、検波
回路(2)で検波された映像信号は、ノイズ除去回路
(3)でノイズ除去された後、出力ピン(7)に導出さ
れる。一方、検波回路(2)で検波された映像信号は、
第1ピーク検波回路(4)でピーク検波され第1及び第
2コンデンサ(5)及び(6)で平滑される。そして、
平滑された電圧が利得制御信号としてVIF増幅回路
(1)に印加されるので、検波後の映像信号を一定振幅
にすることが出来る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、第2図のICを用いてCATV放送を受信する場
合、検波回路(2)の出力映像信号を直接CATVのディス
クランブル回路に印加する必要がある。ところが、一般
には検波回路(2)とノイズ除去回路(3)との間には
ピンが配置されていない為、別途に新たなICを製作しな
ければならなかった。ピン数を増やさずに適用するに
は、出力ピン(7)からの映像信号をディスクランブル
回路に印加すれば良いが、そうすると、AGCループ内に
ノイズ除去回路(3)が配置されることになり、利得制
御信号が片よってしまいAGCロックを起こすという別の
問題が生じてしまう。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、CATV放送
のスクランブル変調された映像信号及び、TV放送の映像
信号を検波する映像検波回路と、該映像検波回路の検波
出力信号中のノイズを除去するノイズ除去回路と、前記
映像検波回路の検波出力信号をピーク検波するピーク検
波回路と、をICに内蔵するとともに前記ピーク検波回路
のピーク検波出力信号が印加される前記ICの第1外付ピ
ンと、該第1外付ピンに接続された平滑用のコンデンサ
と、前記第1外付ピンの電位をCATV放送の受信に応じて
所定電位に固定する手段と、前記ICに内蔵され、前記第
1外付ピンのレベルを検出するレベル検出回路と、を設
け、前記レベル検出回路の出力信号に応じて前記ノイズ
除去回路のノイズ除去動作を停止させる様にしたことを
特徴とする。
(ホ)作 用 本発明に依れば、CATV放送の受信時に不要となるAGC
ピーク検波出力の平滑用のコンデンサの為の外付ピンを
所定電位に固定し、それをIC内のレベル検出回路で検出
しノイズ除去回路の動作を停止させている。その為、ノ
イズ除去回路の後段からCATV放送の映像信号を得ること
が出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(9)
は出力ピン(7)からの映像信号をディスクランブル
し、出力端子(10)に導出するディスクランブル回路、
(11)及び(12)はICの外付ピン、(13)はディスクラ
ンブル回路(9)からの映像信号をピーク検波する第2
ピーク検波回路、(14)は第2外付ピン(11)に外付け
され、前記第2外付ピン(11)の電位をCATV放送の受信
に応じてアースに固定する第1スイッチ、(15)は第1
ピーク検波回路(4)にIC内で接続され、前記第1ピー
ク検波回路(4)の出力信号を検出し、その検出出力に
応じてノイズ除去回路(3)のノイズ除去動作を停止さ
せるレベル検出回路、及び(16)は第2ピーク検波回路
(13)と第3外付ピン(12)との間に接続され、CATV放
送の受信に応じてオン(閉成)する第2スイッチであ
る。
尚、第1図において第2図と同一の回路素子について
は同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、第1図の回路においてTV放送を受信するとす
る。この時、第1及び第2スイッチ(14)及び(16)
は、図示の如くオフ(開成)させる。VIF増幅回路
(1)で増幅されたVIF信号は、検波回路(2)で検波
され、検波された映像信号は、ノイズ除去回路(3)に
印加されるとともに第1ピーク検波回路(4)に印加さ
れピーク検波される。第1ピーク検波回路(4)の検波
出力は第1及び第2コンデンサ(5)及び(6)で十分
に平滑された後、利得制御信号としてVIF増幅回路
(1)に印加されるので、検波回路(2)の出力映像信
号は一定振幅となる。尚、この時、第2スイッチ(16)
はオフしているので、第2ピーク検波回路(13)からの
干渉はない。この時の第2外付ピン(11)の電位は、ピ
ーク検波出力に応じたある範囲の値となっている。そこ
で、レベル検出回路(15)の基準電源(17)の値を前述
のある範囲の値より低い値に設定する。すると、レベル
検出回路(15)から「H」レベルの制御信号が発生しノ
イズ除去回路(3)を動作させる。その為、振幅が一定
となった映像信号は、ノイズ除去回路(3)でノイズ除
去された後、出力ピン(7)を介して出力端子(18)に
導出される。
従って、第1図の回路に依ればTV放送を正しく受信す
ることが出来る。
次にCATV放送を受信したとする。この時、第1及び第
2スイッチ(14)及び(16)は、図示と反対にオンさせ
る。すると、第2外付ピン(11)の電位は、第1スイッ
チ(14)のオンに応じてアースとなる。第2外付ピン
(11)の電位がアースになるとレベル検出回路(15)の
基準電源(17)の値は、アースレベルより大きな値に設
定されているので、その出力端より「L」レベルの制御
信号が発生する。ノイズ除去回路(3)は「L」レベル
の制御信号に応じて、ノイズ除去動作を停止し、入力さ
れた信号をスルーで出力するようになる。その為、検波
回路(2)からの映像信号は、ノイズ除去回路(3)を
スルーで通過し出力ピン(7)を介してディスクランブ
ル回路(9)に印加される。ディスクランブル回路
(9)でディスクランブルされた映像信号は、第2ピー
ク検波回路(13)でピーク検波されその検波出力は第2
コンデンサ(6)で平滑された後、利得制御信号として
VIF増幅回路(1)に印加される。尚、この時、第2外
付ピン(11)はアースレベルであるので、第1ピーク検
波回路(4)からの干渉は無い。その為、ノイズ除去回
路(3)をAGCループ内に含むことなく、AGC動作を行な
うことが出来、一定振幅となった映像信号を出力ピン
(7)に得ることが出来る。その為、前記映像信号をデ
ィスクランブル回路(9)でディスクランブルすれば、
出力端子(10)にCATV放送の映像信号を導出させること
が出来る。
第3図は、第1図のノイズ除去回路(3)の具体回路
例を示す回路図で、入力端子(19)には映像信号が、ス
イッチ(20)にはレベル検出回路(15)からの制御信号
が印加され、出力端子(21)に映像信号を導出させる構
成となっている。今、TV放送の映像信号を受信している
とすると、スイッチ(20)がオンし、前記映像信号が、
入力端子(19)に印加される。そして、前記映像信号
は、トランジスタ(22)及び(23)のベースに印加され
る。トランジスタ(24)のベースに接続された第1基準
電源(25)の基準電圧は、ノイズ検出のレベルを定めて
いるもので、到来している映像信号がノイズを含まず、
基準電圧以上のレベルであるならば、トランジスタ(2
2)がオン、トランジスタ(24)がオフとなりトランジ
スタ(26)がオフ、トランジスタ(23)がオンとなる。
すると、第1入力端子(19)からの映像信号は、トラン
ジスタ(23)を介して出力端子(21)に導出される。
又、到来している映像信号中に負極性のノイズが混入し
ており、そのレベルが第1基準電源(25)の基準電圧以
下(ノイズ時)であるとトランジスタ(22)がオフ、ト
ランジスタ(24)がオンする。すると、トランジスタ
(27)、ダイオード(28)及び(29)がオンするので、
トランジスタ(26)のベース電圧が上昇し、トランジス
タ(26)がオン、トランジスタ(23)がオフする。その
為、第2基準電源(30)の基準電圧に応じた電圧が出力
端子(21)に発生する。前記基準電圧のレベルは灰色を
示すレベルに設定されている。従って、映像信号中のノ
イズを除去することが出来る。
次に、CATV放送を受信しているとすると、スイッチ
(20)が閉成するので、トランジスタ(24)がオフとな
りトランジスタ(26)がオフとなる。その為、ノイズ除
去動作は停止し、入力端子(19)からの映像信号がトラ
ンジスタ(23)を介して出力端子(21)に発生する。
従って、第3図の回路に依れば、制御信号に応じてノ
イズ除去動作を停止し、入力された信号をスルーで出力
することが出来る。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば、TV放送及びCATV放
送の受信が出来るIC化に適したテレビジョン受像機を提
供出来る。特に本発明に依れば、TV放送を受信するのに
際して、ICの外付けのスイッチをはずすだけで良いの
で、従来のICのわずかな変更で、CATV放送を受信出来、
効率的なIC設計が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は従
来のTV受像機のAGC回路を示す回路図、及び第3図は第
1図の具体回路例を示す回路図である。 (2)……検波回路、(3)……ノイズ除去回路、
(4)……第1ピーク検波回路、(5)……第1コンデ
ンサ、(7)……出力ピン、(11)……第2外付ピン、
(14)……第1スイッチ、(15)……レベル検出回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATV放送のスクランブル変調された映像信
    号及び、TV放送の映像信号を検波する映像検波回路と、 該映像検波回路の検波出力信号中のノイズを除去するノ
    イズ除去回路と、 前記映像検波回路の検波出力信号をピーク検波するピー
    ク検波回路と、をICに内蔵するとともに 前記ピーク検波回路のピーク検波出力信号が印加される
    前記ICの第1外付ピンと、 該第1外付ピンに接続された平滑用のコンデンサと、 前記第1外付ピンの電位をCATV放送の受信に応じて所定
    電位に固定する手段と、 前記ICに内蔵され、前記第1外付ピンのレベルを検出す
    るレベル検出回路と、 を設け、前記レベル検出回路の出力信号に応じて前記ノ
    イズ除去回路のノイズ除去動作を停止させる様にしたこ
    とを特徴とするテレビジョン受像機。
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