JP2792690B2 - 傾斜調整装置付のスキー靴 - Google Patents
傾斜調整装置付のスキー靴Info
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- JP2792690B2 JP2792690B2 JP1306786A JP30678689A JP2792690B2 JP 2792690 B2 JP2792690 B2 JP 2792690B2 JP 1306786 A JP1306786 A JP 1306786A JP 30678689 A JP30678689 A JP 30678689A JP 2792690 B2 JP2792690 B2 JP 2792690B2
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- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0427—Ski or like boots characterised by type or construction details
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- A43—FOOTWEAR
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- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
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- A43B5/0476—Front-entry skiboots
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、前方入口タイプ(fore entry type)のス
キー靴に関し、さらに詳しくはスキー靴のシェル(上靴
部)に対する脚部の傾斜を調整するための傾斜調整装置
の改良に関する。
キー靴に関し、さらに詳しくはスキー靴のシェル(上靴
部)に対する脚部の傾斜を調整するための傾斜調整装置
の改良に関する。
[従来の技術] 数年来、スキー靴は、十分に堅いプラスチック材料で
造られ、また靴底を有するシェル(上靴部)を備え、こ
のシェルに対して脚部は旋回可能に結合されており、足
はこの脚部を通って既にシェル内に詰め込まれ配置され
た内側のライニング靴内に導入されるようになってい
る。この脚部は、脚の周り、すなわち足首のちょうど上
を固定するのを可能ならしめるように、また足の導入を
許容すべく広げて開口させるように通常は垂直方向に分
割されており、そして上記固定は適当なバックル(締め
金)、またはフックによって行われるようになってい
る。
造られ、また靴底を有するシェル(上靴部)を備え、こ
のシェルに対して脚部は旋回可能に結合されており、足
はこの脚部を通って既にシェル内に詰め込まれ配置され
た内側のライニング靴内に導入されるようになってい
る。この脚部は、脚の周り、すなわち足首のちょうど上
を固定するのを可能ならしめるように、また足の導入を
許容すべく広げて開口させるように通常は垂直方向に分
割されており、そして上記固定は適当なバックル(締め
金)、またはフックによって行われるようになってい
る。
ここで、脚部の引き込められる部分が前側の脚部分で
あるならば、足の靴への導入はむしろ困難となるし、さ
らにその上、内側のライニング靴を足よりも大きなサイ
ズにしなければならない。それは堅いシェルの固有の作
用ですき間ができるからである。近年では、足にスキー
靴が容易に着けられるようにするため、また水や雪に対
してしっかりと密封するように改良するため、さらには
スキー靴の空気力学上の特徴を改良するため、いわゆる
後方入口タイプのスキー靴が実現している。この場合
は、脚部の後側の部分が引き込められるので、スキー靴
内に、その内側靴内に足を容易に導き入れることができ
る。
あるならば、足の靴への導入はむしろ困難となるし、さ
らにその上、内側のライニング靴を足よりも大きなサイ
ズにしなければならない。それは堅いシェルの固有の作
用ですき間ができるからである。近年では、足にスキー
靴が容易に着けられるようにするため、また水や雪に対
してしっかりと密封するように改良するため、さらには
スキー靴の空気力学上の特徴を改良するため、いわゆる
後方入口タイプのスキー靴が実現している。この場合
は、脚部の後側の部分が引き込められるので、スキー靴
内に、その内側靴内に足を容易に導き入れることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] このような後方入口タイプのスキー靴では一般的に、
スキー靴のシェルに対して、脚部の後ろ部分、すなわち
引込み可能な部分を留める締め着具(固定具)が備えら
れているが、しかしながらこの締め着具には次に述べる
ようないくつかの問題があった。
スキー靴のシェルに対して、脚部の後ろ部分、すなわち
引込み可能な部分を留める締め着具(固定具)が備えら
れているが、しかしながらこの締め着具には次に述べる
ようないくつかの問題があった。
まず、第1の点は、閉じ装置が非常に頑丈で、また締
め具が強固にしっかり締めるものならば、その操作をす
るのに困難を伴う。そしてスキー場において、必然的に
低温下で、しばしば雪や氷で覆われた閉じ用レバーを用
いてその操作を遂行しなければならない事実下において
は、特にクイックタイプのものに操作上の困難が生ず
る。
め具が強固にしっかり締めるものならば、その操作をす
るのに困難を伴う。そしてスキー場において、必然的に
低温下で、しばしば雪や氷で覆われた閉じ用レバーを用
いてその操作を遂行しなければならない事実下において
は、特にクイックタイプのものに操作上の困難が生ず
る。
他の問題としては、このタイプの閉じ装置により、ス
キー靴のシェルに対して脚部の傾斜が1つの位置で固定
され、主にスキーヤーの脚の後ろ側アバットメントの位
置で固定されることである。
キー靴のシェルに対して脚部の傾斜が1つの位置で固定
され、主にスキーヤーの脚の後ろ側アバットメントの位
置で固定されることである。
本出願人による欧州特許出願第253,362号公報におい
て、後方入口タイプのスキー靴の後ろ側で調整可能な閉
じ装置が開示されており、この装置には脚部の後ろ側部
分を結合するフックを含み、このフックはスプリング手
段の作用により、スキー靴に固定されている歯あるいは
他の噛み合い手段と噛み合うことができる。このフック
は操作およびロック用レバーと結合し、そのレバーの1
つの腕がアバットメントピンと結合し、このピンがスキ
ー靴のシェルに設けた固定のアバットメントと係合す
る。このピンは、脚部がロックされ、それによりシェル
に対してその脚部の傾斜が固定される位置で定められる
ように、操作用レバーの上記アームからのそのピンの突
出部分について、調整されることが可能である。
て、後方入口タイプのスキー靴の後ろ側で調整可能な閉
じ装置が開示されており、この装置には脚部の後ろ側部
分を結合するフックを含み、このフックはスプリング手
段の作用により、スキー靴に固定されている歯あるいは
他の噛み合い手段と噛み合うことができる。このフック
は操作およびロック用レバーと結合し、そのレバーの1
つの腕がアバットメントピンと結合し、このピンがスキ
ー靴のシェルに設けた固定のアバットメントと係合す
る。このピンは、脚部がロックされ、それによりシェル
に対してその脚部の傾斜が固定される位置で定められる
ように、操作用レバーの上記アームからのそのピンの突
出部分について、調整されることが可能である。
言うまでもないことであるが、上述の装置の作用をも
っと信頼できるようにし、構造的にもっと頑丈で抵抗力
があり、またもっと工業生産で有利となる可能性のある
技術的解決策はいかなることでも絶えず捜し求める目標
である。
っと信頼できるようにし、構造的にもっと頑丈で抵抗力
があり、またもっと工業生産で有利となる可能性のある
技術的解決策はいかなることでも絶えず捜し求める目標
である。
本発明の目的は、かかる目標を達成するもので、前方
入口タイプのスキー靴において、このスキー靴のシェル
に対する脚部の傾斜の調整を可能とする改良された傾斜
調整装置付のスキー靴を提供することにある。
入口タイプのスキー靴において、このスキー靴のシェル
に対する脚部の傾斜の調整を可能とする改良された傾斜
調整装置付のスキー靴を提供することにある。
[課題を解決するための手段] かかる本発明の目的は、シェルおよびこのシェルに回
転可能に結合された脚部を具え、この脚部は本質的に垂
直な平面によって2つの半体すなわち前および後の半割
脚部に分割され、スキー靴に前記シェルに対する脚部の
傾斜の調整装置が設けられた前方入口形のスキー靴にお
いて、前記調整装置は脚部の後ろ側垂直中心線に対して
横断するピンを具え、このピンは半割脚部に支持された
ピンの軸線のまわりに回転できる端部を有し、またこの
ピンはねじおよびナットねじの結合をもって2つのブロ
ックと結合し、この2つのブロックは前記中心線に対し
て対称に配置されて、かつ所望の調整を与えるためにシ
ェルの部材と協働し、前記ピンはさらにコントロール手
段(操作手段)によりピン軸線の回りを回転可能とする
構成の調整装置付のスキー靴によって達成される。
転可能に結合された脚部を具え、この脚部は本質的に垂
直な平面によって2つの半体すなわち前および後の半割
脚部に分割され、スキー靴に前記シェルに対する脚部の
傾斜の調整装置が設けられた前方入口形のスキー靴にお
いて、前記調整装置は脚部の後ろ側垂直中心線に対して
横断するピンを具え、このピンは半割脚部に支持された
ピンの軸線のまわりに回転できる端部を有し、またこの
ピンはねじおよびナットねじの結合をもって2つのブロ
ックと結合し、この2つのブロックは前記中心線に対し
て対称に配置されて、かつ所望の調整を与えるためにシ
ェルの部材と協働し、前記ピンはさらにコントロール手
段(操作手段)によりピン軸線の回りを回転可能とする
構成の調整装置付のスキー靴によって達成される。
さらに詳しくは、上記ブロックは前記シェル上に形成
された固定のアバットメントの傾斜面に対して協働する
傾斜が切られた下部面を有し、それにより前記ブロック
の相互の接近、あるいは離隔が前記アバットメントに沿
ってそれらの傾斜面の相対的位置変位を起し、その結
果、前記シェルに対する脚部のより多くの、あるいはよ
り少ない持ち上がりとなる後方アバットメントが生じ、
この後方アバットメントが、シェルに対する脚部のヒン
ジ制限を考慮に入れると、脚部の対応する所望の傾斜を
与えることとなる。
された固定のアバットメントの傾斜面に対して協働する
傾斜が切られた下部面を有し、それにより前記ブロック
の相互の接近、あるいは離隔が前記アバットメントに沿
ってそれらの傾斜面の相対的位置変位を起し、その結
果、前記シェルに対する脚部のより多くの、あるいはよ
り少ない持ち上がりとなる後方アバットメントが生じ、
この後方アバットメントが、シェルに対する脚部のヒン
ジ制限を考慮に入れると、脚部の対応する所望の傾斜を
与えることとなる。
[作用] 本発明は、以上のような構成であるので、スキー靴の
シェルに対する脚部の傾斜を所望の傾斜角度に容易に精
密に調整できる傾斜調整装置付のスキー靴が得られる。
シェルに対する脚部の傾斜を所望の傾斜角度に容易に精
密に調整できる傾斜調整装置付のスキー靴が得られる。
[実施例] 以下、第1図ないし第4図を参照して本発明の一実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
まず、第1図には、シェル(上靴部)11と、水平方向
に整列され、対向する2つの位置でシェル11にヒンジ結
合された脚部12とを備えたスキー靴10が示されている。
この脚部12は後方入口付のスキー靴で通常行われている
ように、ほぼ垂直な分割平面に沿って2つの半割り脚部
に分割され、後側の半割り脚部13は普通のロック用フッ
ク15によって不図示の前側の半割り脚部に対して固定す
ることができる。
に整列され、対向する2つの位置でシェル11にヒンジ結
合された脚部12とを備えたスキー靴10が示されている。
この脚部12は後方入口付のスキー靴で通常行われている
ように、ほぼ垂直な分割平面に沿って2つの半割り脚部
に分割され、後側の半割り脚部13は普通のロック用フッ
ク15によって不図示の前側の半割り脚部に対して固定す
ることができる。
シェルに対する脚部の傾斜の調整のための装置が備え
られており、この装置は符号17で総称的に、かつ包括的
に指称されている。さらに明確には、第2図,第3図お
よび第4図にこの装置17が詳細に示されている。
られており、この装置は符号17で総称的に、かつ包括的
に指称されている。さらに明確には、第2図,第3図お
よび第4図にこの装置17が詳細に示されている。
この調整装置は第1の端部19を有するピン18を含んで
おり、この第1の端部19はピン18の軸心のまわりの回転
を可能とすべく、脚部13の厚み内に形成されたシート22
の肩部21内に設けられた盲穴20内に収容されている。ピ
ン18の他端部23は筒状頭部に形成され、その内部にソケ
ットレンチ(箱スパナー)の操作を可能とすべく多面形
座部(くぼみ)24が形成されている。さらにこの他端部
23は、上記の肩部21と対向する側のシート22の肩部25に
設けられた孔内に収容され、この孔は多面形座部24への
アクセスのための拡径部26を通じて外部と連通されてい
る。
おり、この第1の端部19はピン18の軸心のまわりの回転
を可能とすべく、脚部13の厚み内に形成されたシート22
の肩部21内に設けられた盲穴20内に収容されている。ピ
ン18の他端部23は筒状頭部に形成され、その内部にソケ
ットレンチ(箱スパナー)の操作を可能とすべく多面形
座部(くぼみ)24が形成されている。さらにこの他端部
23は、上記の肩部21と対向する側のシート22の肩部25に
設けられた孔内に収容され、この孔は多面形座部24への
アクセスのための拡径部26を通じて外部と連通されてい
る。
ピン18には2つのスリーブ27および28が対称的に固設
されており、それぞれの外周部には反対方向のねじ山
(逆ねじ)が形成されている。そして、スリーブ27およ
び28にはそれぞれ貫通ねじ孔を有する対応ブロック29お
よび30が噛合されている。上述の2つのスリーブ27およ
び28は、それぞれワッシャ34および35を介してシート
(すなわちスリーブ27のための肩部25およびスリーブ28
のための肩部21)と隣接している。一方のワッシャ35と
肩部21との間には、公差に対する回復を確実にするため
に弾性ワッシャ36が介挿されている。
されており、それぞれの外周部には反対方向のねじ山
(逆ねじ)が形成されている。そして、スリーブ27およ
び28にはそれぞれ貫通ねじ孔を有する対応ブロック29お
よび30が噛合されている。上述の2つのスリーブ27およ
び28は、それぞれワッシャ34および35を介してシート
(すなわちスリーブ27のための肩部25およびスリーブ28
のための肩部21)と隣接している。一方のワッシャ35と
肩部21との間には、公差に対する回復を確実にするため
に弾性ワッシャ36が介挿されている。
この2つのスリーブ27および28をピン18に対して固定
するために、第3図に示すように、貫通孔38を有するス
ペーサ37が設けられており、この貫通孔38はピン18に設
けられた径方向の貫通孔39と整列され、ロックピン、す
なわちスリットピン40が両貫通孔38および39に挿通され
ている。ところで、この2つのスリーブ27,28およびス
ペーサ37に代えて、ピン18に周知の方法で固定され、中
央の垂直線に対して対称な2つの部分を有し、かつこの
2つの部分に逆ねじが切られた単一のスリーブを用いる
ようにしてもよいことは理解できよう。
するために、第3図に示すように、貫通孔38を有するス
ペーサ37が設けられており、この貫通孔38はピン18に設
けられた径方向の貫通孔39と整列され、ロックピン、す
なわちスリットピン40が両貫通孔38および39に挿通され
ている。ところで、この2つのスリーブ27,28およびス
ペーサ37に代えて、ピン18に周知の方法で固定され、中
央の垂直線に対して対称な2つの部分を有し、かつこの
2つの部分に逆ねじが切られた単一のスリーブを用いる
ようにしてもよいことは理解できよう。
上記のブロック29および30は斜面29Aおよび30Aをそれ
ぞれ有する下部部品に噛み込まれている。この斜面29A
および30Aは、スキー靴のシェル11の一部分に逆V字形
に形成されたアバットメント(橋台,側壁)43上に形成
された斜面41および42と隣接によって協働する。
ぞれ有する下部部品に噛み込まれている。この斜面29A
および30Aは、スキー靴のシェル11の一部分に逆V字形
に形成されたアバットメント(橋台,側壁)43上に形成
された斜面41および42と隣接によって協働する。
調整装置17の作動は以下の如くである。すなわち、ソ
ケットレンチが開口部26を通って座部24と噛み合い、箱
スパナーによってピン18が回転させられると、2つのス
リーブ27および28がピン18といっしょに回転する。そし
て、互いに逆向きのねじによって、2つのブロック29お
よび30はシェル11の後部の中心線に対して対称の状態が
維持されつつ、互いに接近したり離間するように動かさ
れ、その結果として2つの傾斜面29Aおよび30Aが、シェ
ル11上の脚部に対して安定したアバットメントを与えて
いる傾斜面41および42の上をそれぞれ強制的に滑らさ
れ、それとともにスキー靴のシェルに対する脚部の調整
された、かつ所望の傾斜が決定される。
ケットレンチが開口部26を通って座部24と噛み合い、箱
スパナーによってピン18が回転させられると、2つのス
リーブ27および28がピン18といっしょに回転する。そし
て、互いに逆向きのねじによって、2つのブロック29お
よび30はシェル11の後部の中心線に対して対称の状態が
維持されつつ、互いに接近したり離間するように動かさ
れ、その結果として2つの傾斜面29Aおよび30Aが、シェ
ル11上の脚部に対して安定したアバットメントを与えて
いる傾斜面41および42の上をそれぞれ強制的に滑らさ
れ、それとともにスキー靴のシェルに対する脚部の調整
された、かつ所望の傾斜が決定される。
以上の考察によって、本発明による調整装置の簡潔で
機能本位の構造が示された。なおその上、他の重要な利
点としては、ソケットレンチ(箱スパナー)だけを必要
とするだけで、早くて精密な調整ができ、またスキー場
においてスキーヤー自信で調整が可能であることであ
る。
機能本位の構造が示された。なおその上、他の重要な利
点としては、ソケットレンチ(箱スパナー)だけを必要
とするだけで、早くて精密な調整ができ、またスキー場
においてスキーヤー自信で調整が可能であることであ
る。
なお、本発明は好ましい一実施例に関して記述されて
いるが、本発明を越脱しない範囲内で概念的および機構
的に均等な修正例および変形例が可能、かつ予知できよ
う。
いるが、本発明を越脱しない範囲内で概念的および機構
的に均等な修正例および変形例が可能、かつ予知できよ
う。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、堅
いシェルとこのシェルに回転可能に結合する脚部とを備
えたスキー靴において、シェルに対する脚部のロック位
置を調整可能にしたので、従来の問題点は解消され、脚
部の傾斜を簡単に早く、精密に所望の傾斜に調整でき、
またスキー場においてスキーヤー自信で調整できるとい
う効果が得られる。
いシェルとこのシェルに回転可能に結合する脚部とを備
えたスキー靴において、シェルに対する脚部のロック位
置を調整可能にしたので、従来の問題点は解消され、脚
部の傾斜を簡単に早く、精密に所望の傾斜に調整でき、
またスキー場においてスキーヤー自信で調整できるとい
う効果が得られる。
第1図は本発明によるスキー靴の好適な一実施例の背面
側から見た斜視図、 第2図は本発明に従う調整装置を部分的な断面図で示し
たスキー靴の背面部分の拡大図、 第3図および第4図は第2図の線III−IIIおよび線IV−
IVにそれぞれ沿う断面図である。 11……シェル(上靴部)、 13……後側の半割り脚部、 17……調整装置、 18……ピン、 22……シート、 23……ピンの端部(頭部)、 24……多面形座部(くぼみ)、 26……開口部(通路)、 27,28……スリーブ、 29,30……ブロック、 29A,30A……斜面、 37……スペーサ、 41,42……斜面、 43……アバットメント(橋台,側壁)。
側から見た斜視図、 第2図は本発明に従う調整装置を部分的な断面図で示し
たスキー靴の背面部分の拡大図、 第3図および第4図は第2図の線III−IIIおよび線IV−
IVにそれぞれ沿う断面図である。 11……シェル(上靴部)、 13……後側の半割り脚部、 17……調整装置、 18……ピン、 22……シート、 23……ピンの端部(頭部)、 24……多面形座部(くぼみ)、 26……開口部(通路)、 27,28……スリーブ、 29,30……ブロック、 29A,30A……斜面、 37……スペーサ、 41,42……斜面、 43……アバットメント(橋台,側壁)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A43B 5/04
Claims (6)
- 【請求項1】シェル(11)および該シェルに回転可能に
結合された脚部を具え、該脚部は実質的に垂直な平面に
よって2つの半体すなわち前および後の半割り脚部に分
割され、当該後ろ側の半割り脚部(13)には、前記シェ
ルに対する前記脚部の傾斜を調整する装置(17)が設け
られた前方入口形のスキー靴において、前記装置はシー
ト(22)が設けられる脚部の後ろ側垂直中心線に対して
横断するピン(18)を具え、該ピン(18)は半割り脚部
(13)に支持されてピンの軸線のまわりに回転できる端
部を有し、前記ピン(18)は、前記中心線に関して対称
に位置付けられた2つのブロック(29,30)に対しねじ
およびナットねじ結合をもって結合し、前記ピン(18)
の回転により当該回転方向に従って前記2つのブロック
が互いに接近または離隔されるように設けられ、前記ブ
ロックは所望の調整を得るべく前記シェル(11)の部材
(41,42,43)と協働するものであり、さらに前記ピン
(18)を回転させるための操作手段(23,24)を有する
ことを特徴とするスキー靴。 - 【請求項2】前記ピン(18)には互いに逆方向のねじを
外側に有するスリーブ手段(27,28)がしっかり結合さ
れており、前記ブロック(29,30)は各々ねじ山を有す
る貫通穴を備え、対応する前記スリーブ手段(27,28)
の外側ねじ山に噛合することを特徴とする請求項1に記
載のスキー靴。 - 【請求項3】前記操作手段(23,24)はソケットレンチ
を係合させるための多角形のくぼみ(24)を有する前記
ピン(18)のヘッド端部(23)を具え、前記半割り脚部
(13)は前記箱スパナーの導入用通路(26)を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載のスキー靴。 - 【請求項4】前記スリーブ手段は前記ピン(18)に固着
するためのスペーサ(37)によって離間された2つのス
リーブ(27,28)を有することを特徴とする請求項2に
記載のスキー靴。 - 【請求項5】前記スリーブのうちの少なくとも1つと、
前記シート(22)の隣接壁との間に、ばね手段が公差回
復のために設けられたことを特徴とする請求項4に記載
のスキー靴。 - 【請求項6】前記シェルの部材は、アバットメント(4
3)によって形成された2つの傾斜面(41,42)であり、
該アバットメントは前記シェル上に設けられて、かつ逆
V字形に形成されており、前記ブロック(29,30)は該
傾斜面(41,42)と隣接係合する2つの傾斜面(29A,30
A)を有することを特徴とする請求項1に記載のスキー
靴。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT22,214B/88 | 1988-11-28 | ||
IT8822214U IT215388Z2 (it) | 1988-11-28 | 1988-11-28 | Perfezionamento nei dispositivi di regolazione di inclinazione negli scarponi da sci. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02200202A JPH02200202A (ja) | 1990-08-08 |
JP2792690B2 true JP2792690B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=11193152
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1306786A Expired - Fee Related JP2792690B2 (ja) | 1988-11-28 | 1989-11-28 | 傾斜調整装置付のスキー靴 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5036605A (ja) |
EP (1) | EP0371541B1 (ja) |
JP (1) | JP2792690B2 (ja) |
AT (1) | ATE110235T1 (ja) |
DE (1) | DE68917690T2 (ja) |
IT (1) | IT215388Z2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5877687A (en) * | 1996-07-02 | 1999-03-02 | Bernard; Corinne | Weight distribution training system for skiers and the like |
KR101304566B1 (ko) * | 2012-05-31 | 2013-09-06 | (주)하이클 | 싸이클용 신발의 뒷꿈치 조임장치 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2381483A1 (fr) * | 1977-02-23 | 1978-09-22 | Salomon & Fils F | Chaussure notamment chaussure de ski comprenant un systeme de tenue de pied, interne |
US4245410A (en) * | 1979-05-14 | 1981-01-20 | Questor Corporation | Foamed ski boot |
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