JP2792603B2 - 熱転写シート - Google Patents
熱転写シートInfo
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Description
シートに関し、更に詳しくは優れた耐熱性、スリップ性
及び染料バリヤーを有し、従って保存性も良好な熱転写
シートの提供を目的とする。
ノカラー或いはフルカラー画像を簡便且つ高速に与える
方法として、インクジェット方式や熱転写方式等が開発
されているが、これらの中では、優れた連続階調性を有
し、カラー写真に匹敵するフルカラー画像を与えるもの
として昇華性染料を用いた、いわゆる昇華熱転写方式が
最も優れている。
ポリエステルフイルム等の基材フイルムの一方の面に昇
華性染料を含む染料層を形成し、他方、サーマルヘッド
の粘着を防止し、スリップ性を良くする為に、基材フイ
ルムの他の面に背面層を設けたものが一般に用いられて
いる。
等からなる受像層を有する受像シートに重ね、熱転写シ
ートの背面からサーマルヘッドにより画像状に加熱する
ことによって、染料層中の燃料が受像シートに移行して
所望の画像が形成される。
て連続フイルムを用いて製造され、製造後から使用に到
る迄は、ロール状に巻かれて保存されるのが一般的であ
る。
型熱転写シートに特有の問題として、染料層と背面層と
が重なる結果、染料層の染料が背面層に移行するという
問題がある。従って背面層には耐熱性及びスリップ性の
他に染料バリヤー性という3種の機能が要求されてい
る。
は背面層に染料染着性のない硬化樹脂被膜を形成する方
法等が提案されているが、この様な被膜を形成すると、
背面層のスリップ性が低下することになる。このスリッ
プ性を向上させる為に、比較的低融点のシリコーンオイ
ル、ワックス、界面活性剤等を背面層に添加することが
行われているが、これらの添加剤は低融点であるが故
に、逆に染料層の面に移行し、染料層の染料の転写性を
妨げるという問題がある。従って、従来技術では背面層
に耐熱性、スリップ性及びバリヤー性を同時に付与する
ことは極めて困難であった。
し、耐熱性及びスリップ性と共に、優れた染料バリヤー
性を有する背面層を有し、従って保存性にも優れた熱転
写シートを提供することである。
ダー樹脂からなる染料層を形成し、他方の面に背面層を
形成してなる熱転写シートにおいて、上記背面層がバイ
ンダーとアルキル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミニウ
ム塩とから形成されていることを特徴とする熱転写シー
トである。
はアルミニウム塩を含有させることによって、耐熱性及
びスリップ性と共に優れた染料バリヤー性を有する背面
層が形成され、従って保存性にも優れた熱転写シートが
提供される。
明する。
公知のある程度の耐熱性と強度を有するものであればい
ずれのものでもよく、例えば、0.5乃至50μm、好まし
くは3乃至10μm程度の厚さの紙、各種加工紙、ポリエ
ステルフイルム、ポリスチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルム、ポリサルホンフイルム、アラミドフイル
ム、ポリカーボネートフイルム、ポリビニルアルコール
フイルム、セロファン等であり、特に好ましいものはポ
リエステルフイルムである。
層との密着力が乏しい場合には、その表面にプライマー
処理やコロナ放電処理等の易接着処理を施すのが好まし
い。
性)染料層は、染料を任意のバインダー樹脂で担持させ
た層である。
用される染料はいずれも本発明に有効に使用可能であ
り、特に限定されない。例えば、幾つかの好ましい染料
としては、赤色染料として、MS Red G、Macrolex Red V
iolet R、Ceres Red 7B、 Samaron Red HBSL、Resolin
Red F3BS等が挙げられ、又、黄色の染料としては、ホロ
ンブリリアントイエロー6GL、PTY−52、マクロレックス
イエロー6G等が挙げられ、又、青色染料としては、カヤ
セットブルー714、ワクソリンブルーAP−FW、ホロンブ
リリアントブルーS−R、MSブルー100等が挙げられ
る。
脂としては、従来公知のものがいずれも使用出来、好ま
しいものを例示すれば、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、エチルヒドロキシセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、酢酸セ
ルロース、酢酪酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポ
リビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチ
ラール、ポリビニルアセタール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリルアミド等のビニル系樹脂、ポリエステ
ル等が挙げられるが、これらの中では、セルロース系、
アセタール系、ブチラール系及びポリエステル系等が特
に好ましい。
材料から形成されるが、その他必要に応じて従来公知と
同様な各種の添加剤も包含し得るものである。
昇華性染料、バインダー樹脂、その他の任意成分を加え
て各成分を溶解又は分散させて燃料層形成用塗料又はイ
ンキを調製し、これを上記の基材フィルム上に塗布及び
乾燥させて形成する。
しくは0.4乃至2.0μm程度の厚さであり、又、染料層中
の昇華性染料は、染料層の重量の5乃至90重量%、好ま
しくは10乃至70重量%の量で存在するのが好適である。
脂とアルキル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミニウム塩
とその他の必要な添加剤から形成される。
ス、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メチ
ルセルロース、酢酸セルロース、酢酪酸セルロース、硝
化綿等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセ
タール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、
アクリロニトリル−スチレン共重合体等のビニル系樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン
変性又は弗素変性ウレタン等が挙げられる。これらの中
では、若干の反応性基、例えば、水酸基としているもの
を使用し、架橋剤としてポリイソシアネート等を併用し
て架橋樹脂層とするのが好ましい。
レン共重合体は、架橋することなく優れた耐熱性の背面
層を形成することが出来るので特に好ましい。
ンとアクリロニトリルとの共重合によって得られるもの
であり、例えば、セビアンAD、セビアンLD、セビアンNA
(ダイセル化学(株)製)等の名称で種々のグレードの
ものが市場から容易に入手出来、且つ本発明でいずれも
使用出来、又、常法に従って容易に製造可能である。
種々のグレードの中で、分子量が10万乃至20万、好まし
くは15万乃至19万、アクリロニトリル含有量が20乃至40
モル%、好ましくは25乃至30モル%のものであり、更に
示差熱分析による軟化温度が400℃以上のものが有機溶
剤に対する溶解安定性や耐熱性の点で好ましい。
イルムとしてポリエチレンテレフタレートフイルムを選
択した場合には、基材フイルムに対する接着性が十分で
はない。その為にスチレン/アクリロニトリル共重合体
の製造に際して、少量、例えば、数モル%の官能基を有
するモノマー(例えば、メタ(アクリル酸等))を共重
合させることが好ましい。
る方法或いはこれらの接着性樹脂により基材フイルムに
予めプライマー層を形成する方法が使用出来る。
晶質線状飽和ポリエステル樹脂であり、例えば、バイロ
ン(東洋紡製)、エリテール(ユニチカ製)、ポリエス
ター(日本合成化学製)等の商品名で種々のグレードの
ものが市場から入手出来、いずれも本発明で使用するこ
とが出来る。特に好ましい1例としては、バイロンRV29
0(東洋紡(株)製、エポキシ基導入品、分子量2.0万乃
至2.5万、Tg77℃、軟化点180℃、水酸基価5乃至8)が
挙げられる。
場合には、厚み0.05乃至0.5μm程度の層を形成するこ
とが好ましく、薄すぎると接着性が不十分で、一方、厚
すぎるとサーマルヘッドの感度や耐熱性の低下が生じる
ので好ましくない。
して使用する場合には、スチレン/アクリロニトリル共
重合体100重量部当たり1乃至30重量部の割合で使用す
ることが好ましく、使用量が少なくすぎると接着性が不
十分で、一方、多すぎると背面層の耐熱性の低下やステ
ィッキング性が生じるので好ましくない。
ル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミニウム塩は、アルキ
ル燐酸エステルのアルカリ金属塩を亜鉛又はアルミニウ
ムで置換することによって得られるものであり、これ自
体はプラスチック用添加剤として公知であり、種々のグ
レードのものが市場から入手出来、いずれも本発明で使
用することが出来る。
亜鉛塩又はアルミニウム塩は、構造式 で表され、そのRが、セチル基、ラウリル基、ステアリ
リル基等の炭素数12以上のアルキル基、特にステアリル
基であり、Mが亜鉛又はアルミニウムであるものであ
る。尚、nはMの原子価を表す。
ム塩の使用量は、前記バインダー100重量部当り、10乃
至100重量部の範囲が好ましく、使用量が上記範囲未満
であると、充分なスリップ性が得られず、一方、上記範
囲を越えると、背面層の物理的強度が低下するので好ま
しくない。
り、本発明の目的達成を妨げない範囲において、ワック
ス、高級脂肪酸アミド、エステル、界面活性剤、高級脂
肪酸金属石鹸等の熱離型剤や滑剤を包含させることが出
来る。
て、ハイドロタルサイトDHT−4A(協和化学工業製)、
タルクミクロエースL−1(日本タルク製)、テフロン
ルブロンL−2(ダイキン工業製)、弗化グラファイト
SCP−10(三宝化学工業製)、黒鉛AT407S(オリエンタ
ル産業製)或いはシリカ、炭酸カルシウム、沈澱バリウ
ム、尿素樹脂架橋粉、スチレン/アクリル樹脂架橋粉、
アミノ樹脂架橋粉、シリコーン粉、木粉、二硫化モリブ
デン、窒化硼素等の微粒子を包含させることが出来る。
ブラック等の導電剤も添加させることが出来る。
メチルエチルケトン、トルエン、キシレン等の適当な溶
剤中に溶解又は分散させて塗工液を調製し、この塗工液
をグラビアコーター、ロールコーター、ワイヤーバー等
の慣用の塗工手段により塗工し乾燥することによって形
成される。
明では固形分基準で0.5g/m2以下、好ましくは0.1乃至0.
5g/m2の厚みで充分な性能を有する背面層を形成するこ
とが出来る。背面層が厚すぎると転写時の感度が低下す
るので好ましくない。
に使用する受像シートは、その記録面が前記の染料に対
して染料受容性を有するものであればいかなるものでも
よく、又、染料受容性を有しない紙、金属、ガラス、合
成樹脂フイルムやシート等である場合には、その少なく
とも一方の表面に染料染着性の良好な樹脂により染料受
容層を形成すればよい。又、この様な染料受容層には、
離型剤として公知のポリエチレンワックス、アミドワッ
クス、テフロンパウダー等の固形ワックス、弗素系、リ
ン酸エステル系の界面活性剤、シリコーンオイル等を本
発明の目的を妨げない範囲で含有させることが出来る。
ーの付与手段は、従来公知の付与手段がいずれも使用出
来、例えば、サーマルプリンター(例えば、(株)日立
製作所製、ビデオプリンターVY−100)等の記録装置に
よって、記録時間をコントロールすることにより、5乃
至100mJ/mm2程度の熱エネルギーを付与することによっ
て所期の目的を十分に達成することが出来る。
ル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミニウム塩は、非常に
優れたスリップ性を有するにも係らず、150℃以上、多
くの場合には200℃以上の融点を有しているので、優れ
た耐熱性を有すると共に、他の物品やサーマルヘッドを
汚染することがなく、又、サーマルヘッドを摩耗させる
ことなく、更に優れた染料バリヤー性を有する熱転写シ
ートが提供される。
に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。
化学(株)製) 6.0部 ジンクステアリルホスフェート(LBT 1830、堺化学
(株)製) 6.0部 尿素樹脂粉末(有機フィラー、日本化成(株)製) 1.8部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 86.2部 背面層用インキ組成物(2) ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBX−1、積水
化学(株)製) 4.0部 ポリビニルブチラール樹脂(エスレックBLS、積水化
学(株)製) 2.0部 アルミニウムステアリルホスフェート(LBT 1813、堺
化学(株)製) 6.0部 メラミン樹脂粉末(エポスターS、日本触媒化学
(株)製) 1.8部 アクリル樹脂架橋粉(GL−100、綜研化学(株)製)
2.0部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 84.2部 上記組成物を撹拌混合後、ペイントシェカーで3時間
分散処理後、処理物100部に対してポリイソシアネート
硬化剤(コロネートL、日本ポリウレタン(株)製)16
部と希釈溶剤(MEK/トルエン=1/1)を適量加えて各背
面層用インキとした。
μm、ルミラーF−53、東レ(株)製)の一方の面にワ
イヤーバーコーターで固形分0.2g/m2及び0.5g/m2の割合
で塗工後、60℃のオーブン内で48時間加熱処理し、背面
層を形成した。
ダイセル化学(株)製) 6.0部 綿状飽和ポリエステル樹脂(エリテールUE3200、ユニ
チカ(株)製) 0.3部 ジンクステアリルホスフェート(LBT 1813、堺化学
(株)製) 3.0部 尿素樹脂粉末(有機フィラー、日本化成(株)製) 3.0部 メラミン樹脂粉末(エポスターS、日本触媒化学
(株)製) 1.5部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 86.2部 背面層用インキ組成物(4) 硝化綿H1/2秒樹脂(セルノバBTH1/2、旭化成(株)
製) 10.0部 綿状飽和ポリエステル樹脂(エリテールUE3200、ユニ
チカ(株)製) 2.0部 ジンクステアリルホスフェート(LBT 1813、堺化学
(株)製) 5.0部 尿素樹脂架橋粉末(有機フィラー、日本化成(株)
製) 3.0部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 80.0部 背面層用インキ組成物(5) セルロースアセテートプロピオネート樹脂(CAP 482
−05、イーストマンコダック(株)製) 10.0部 綿状飽和ポリエステル樹脂(エリテールUE3200、ユニ
チカ(株)製) 2.0部 ジンクステアリルホスフェート(LBT 1813、堺化学
(株)製) 3.0部 ステアリン酸リチウム(S−7000、堺化学(株)製) 5.0部 溶剤(MEK/トルエン=1/1) 80.0部 上記組成物を撹拌混合後、ペイントシェカーで3時間
分散処理し、希釈溶剤(MEK/トルエン=1/1)を適量加
えて各背面層用インキとした。
μm、ルミラーF−53、東レ(株)製)の一方の面にワ
イヤーバーコーターで固形分0.2g/m2及び0.5g/m2の割合
で塗工後熱風乾燥し、背面層を形成した。
前記背面層を形成した基材フイルムの他の面に乾燥塗布
量が2.0g/m2になる様にワイヤーバーにより塗布及び乾
燥して本発明の熱転写シートを得た。
化学製) 4.3部 メチルエチルケトン/トルエン(重量比1/1) 80.0部 イソブタノール 10.0部 一方、合成紙(ユポーFRG−150、厚さ150μm、王子
油化製)の一方の面に、下記の組成の塗工液をバーコー
ターにより乾燥時0.4g/m2になる割合で塗布及び乾燥し
て染料受容層を形成し、熱転写受像シートを得た。
(株)製) 2.0部 アミノ変性シリコーンオイル(KF−393、信越シリコ
ーン(株)製) 0.125部 エポキシ変性シリコーンオイル(X−22−343、信越
シリコーン(株)製) 0.125部 トルエン 70.0部 メチルエチルケトン 10.0部 シクロヘキサノン 20.0部 上記で得られた本発明の熱転写シートを使用し、感熱
プリンターにて、出力1W/ドット、パルス巾0.3乃至4.5m
sec.、ドット密度3ドット/mmの条件で上記受像シート
に印加したところ、スティッキング現象は全く発生せ
ず、しわの発生もなく、熱転写シートはスムースに走行
し何等の問題もなかった。
とが密着している状態で、50℃のオーブン中にて14日間
の経時変化促進試験を行ったところ、染料層中の染料の
移行による背面層の汚染、及び背面層からの移行による
染料層の汚染は全く認められなかった。
せず、他は実施例1と同様にして比較例の熱転写シート
を得た。
ッキング現象が激しく印字不能であった。
面層は強く着色されていた。
ティッキング性及び耐汚染性の測定を行ったところ、下
記第1表の結果が得られた。
Claims (3)
- 【請求項1】基材フイルムの表面に染料とバインダー樹
脂からなる染料層を形成し、他方の面に背面層を形成し
てなる熱転写シートにおいて、上記背面層がバインダー
とアルキル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミニウム塩と
から形成されていることを特徴とする熱転写シート。 - 【請求項2】アルキル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミ
ニウム塩が、 (Rは炭素数12以上のアルキル基を、Mは亜鉛又はアル
ミニウムであり、nはMの原子価を表す)で表される化
合物である請求項1に記載の熱転写シート。 - 【請求項3】アルキル燐酸エステルの亜鉛塩又はアルミ
ニウム塩が、バインダー100重量部当たり、10乃至200重
量部の割合である請求項1に記載の熱転写シート。
Priority Applications (8)
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EP90307433A EP0407220B1 (en) | 1989-07-07 | 1990-07-06 | Thermal transfer sheet |
EP95106869A EP0672543B1 (en) | 1989-07-07 | 1990-07-06 | Thermal transfer sheet |
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JPH0342282A JPH0342282A (ja) | 1991-02-22 |
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---|---|---|---|
JP1176538A Expired - Lifetime JP2792603B2 (ja) | 1989-07-07 | 1989-07-07 | 熱転写シート |
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
JP2016093900A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | 凸版印刷株式会社 | 熱転写シート |
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---|---|---|---|---|
JPS645884A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | Dainippon Printing Co Ltd | Thermal transfer sheet |
-
1989
- 1989-07-07 JP JP1176538A patent/JP2792603B2/ja not_active Expired - Lifetime
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