JP2792349B2 - 半導体メモリの製造方法 - Google Patents
半導体メモリの製造方法Info
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Description
に関し、特にスタック型DRAMの製造方法に関するも
のである。
5(a)〜(d)を参照して説明する。
拡散層2a,2b、ゲート絶縁膜3aおよびゲート電極
4aからなるNチャネルMOSFETがP型シリコン基
板1に形成されている。フィールド酸化膜8上のゲート
電極4bは隣接するMOSFET(図示せず)のゲート
電極の延長部にあたるものである。ゲート電極4a,4
bはDRAMセルのワード線を構成している。
によるフィールド酸化膜8が形成され、ゲート酸化膜3
a,3b、ゲート電極3a,3b、側壁6a,6b、N
+ 型拡散層2a,2bからなるMOSFETが形成され
ている。つぎにCVD法により厚さ200nmの第1の
絶縁膜7を堆積する。
散層2bに接続するコンタクト14を開口する。つぎに
厚さ500nmのポリシリコンを堆積したのち、燐拡散
してからエッチングすることにより、キャパシタ(コン
デンサ)のストレージノードとなる下部電極15を形成
する。
O2 、Si3 N4 のうち1つ以上からなる容量絶縁膜1
6およびポリシリコンを順次堆積してから燐拡散したの
ち、ポリシリコンおよび容量絶縁膜16をエッチングし
て、キャパシタのセルプレートとなる上部電極17を形
成する。
縁膜18を堆積したのち、N+ 型拡散層2aに接続する
コンタクトを開口してからアルミニウム合金からなるデ
ィジット線19を形成して素子部が完成する。
型のメモリセルを有するDRAMにおいてセル面積を縮
小して高集積化すると、キャパシタの面積が減少して蓄
積容量が不足する。そのため1メモリセル当りの読み出
し信号が不足するという問題がある。
あるストレージノード(蓄積電極)の膜厚を400〜6
00nmまで厚くし、側壁の面積を用いて表面積を拡大
してキャパシタの蓄積容量を確保している。
AMのキャパシタで必要な容量を得るには、ある程度の
面積が必要となる。したがってサブミクロン加工を要す
るDRAMにおいては面積縮小に限界があり、さらに微
細化することができなかった。
パシタセルを有する半導体メモリの製造方法は、一導電
型半導体基板の一主面に第1の絶縁膜を堆積したのち、
第1の導電膜を堆積する工程と、全面に薄膜を堆積した
のち、所定の領域の前記薄膜を異方性エッチングして第
1の開口を形成する工程と、全面に第3の絶縁膜を堆積
したのち、エッチバックして前記第1の開口に前記第3
の絶縁膜からなる側壁を形成する工程と、前記薄膜をエ
ッチングしたのち、前記側壁をマスクとして前記第1の
導電膜を異方性エッチングする工程と、前記側壁をエッ
チングしたのち、前記第1の開口の前記第1の絶縁膜を
異方性エッチングして第2の開口を形成する工程と、前
記第1の導電膜および前記第2の開口を覆う第1の電極
を形成する工程と、前記第1の電極を覆う誘電体膜およ
び第2の電極を順次形成する工程とを含むものである。
〜(d)および図2(a)〜(d)を参照して説明す
る。
リコン基板1にN+ 型拡散層2a,2b、ゲート絶縁膜
3aおよびゲート電極4aからなるMOSFETが形成
されている。フィールド酸化膜8上のゲート電極4bは
隣接するMOSFET(図示せず)のゲート電極の延長
部である。ゲート電極4a,4bはDRAMセルのワー
ド線を構成している。
整合(セルフアライン)で開口するためゲート保護膜5
a,5bを形成している。さらにゲートサイドウォール
6a,6bを用いてLDD構造を形成している。
酸化シリコン(SiO2 )膜からなる第1の絶縁膜7を
堆積する。
により厚さ300nmのポリシリコンからなる第1の導
電膜9および厚さ100nmのSiO2 からなる第2の
絶縁膜10を堆積する。
(反応性イオンエッチング)法によりレジスト(図示せ
ず)をマスクとして第2の絶縁膜10をエッチングし
て、ポリシリコンからなる第1の導電膜9に達する第1
の開口11を形成したのちレジストを除去する。つぎに
厚さ100nmのSi3 N4 (窒化シリコン)膜からな
る第3の絶縁膜12を堆積したのち、RIE法によりエ
ッチバックしてサイドウォールのみを残す。
溶液を用いて第2の絶縁膜10をエッチングしたのち、
RIE法により角(つの)状の第3の絶縁膜をマスクと
して第1の導電膜9をエッチングする。
用いて第3の絶縁膜12をエッチングしたのち、RIE
法によりレジスト13をマスクとして第1の絶縁膜7を
エッチングして拡散層2bに達するコンタクト14を開
口する。
13を除去してから厚さ100nmの薄いポリシリコン
を堆積したのち、RIE法によりエッチングしてストレ
ージノードとなる下部電極15を形成する。下部電極1
5は薄いのでコンタクト14がふさがることはない。
mのSiO2 やSi3 N4 からなるキャパシタ絶縁膜1
6および厚さ200nmのポリシリコンを順次堆積した
のち、燐拡散してからパターニングして、セルプレート
となる上部電極17を形成する。
0nmの第4の絶縁膜18を堆積したのち、レジスト
(図示せず)をマスクとしてエッチングしてから、アル
ミニウム系金属からなるビット線19を形成して素子部
が完成する。
荷蓄積量を従来より30%増やすことができた。外部ノ
イズやα線などによるソフトエラーの発生が少ない、電
荷保持時間の長いスタック型DRAMを得ることができ
る。
エッチングした形状の精度が悪かったが、本発明ではセ
ルプレートが薄いので、エッチングが容易になった。
3(a)および(b)を参照して説明する。
法により厚さ300nmのポリシリコンからなる第1の
導電膜9を堆積するまでは、第1の実施例と同様であ
る。つぎに厚さ30nmのSiO2 からなるストッパ絶
縁膜20および厚さ200nmのポリシリコンからなる
第3の導電膜21を順次堆積する。つぎにRIE法によ
りSiO2 に対してポリシリコンを選択的にエッチング
する条件で、レジスト(図示せず)をマスクとして第3
の導電膜21をエッチングして、第1の導電膜9に達す
る第1の開口11を形成してからレジストを除去する。
つぎに第3の絶縁膜12を堆積したのち、RIE法によ
りエッチバックしてサイドウォールを形成する。
により第3の導電膜21をエッチングしたのち、露出し
たストッパ絶縁膜20を弗酸系の水溶液を用いてエッチ
ングする。
が完成する。
の絶縁膜10の代りに図3(a),(b)のストッパ絶
縁膜20および第3の導電膜21からなる多層膜を用い
ても同様の効果を得ることができる。
4を参照して説明する。
グして第1の開口11を形成したとき生成した堆積物2
2をサイドウォールとして用いる。
0を堆積したのち、RIE法によりレジスト(図示せ
ず)をマスクとしてエッチングして第1の導電膜9に達
する第1の開口11を形成してからレジストを除去す
る。このときエッチングガスとしてCHF3 やCF4 を
用いることにより、CF2 −ポリマーなどの反応生成物
が発生して堆積物22が形成される。サイドウォールの
代りに堆積物22を用いることにより工程を簡略化する
ことができた。
より堆積物22の厚さを制御することができる。
が完成する。
さ100nmのセルプレート(下部電極)を形成するこ
とにより、セルプレートの実効的な表面積を拡大した。
従来よりも小さなチップ面積でも必要な容量が得られ、
パターン微細化に適したスタック型DRAMを形成する
ことができた。
することにより、蓄積容量が約30%増加してより多く
の電荷を蓄えることができる。電荷保持時間を長くし、
外部ノイズやα線によりソフトエラーを低減することが
できた。
である。
である。
ある。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 一導電型半導体基板の一主面に第1の絶
縁膜を堆積したのち、第1の導電膜を堆積する工程と、
全面に薄膜を堆積したのち、所定の領域の前記薄膜を異
方性エッチングして第1の開口を形成する工程と、全面
に第3の絶縁膜を堆積したのち、エッチバックして前記
第1の開口に前記第3の絶縁膜からなる側壁を形成する
工程と、前記薄膜をエッチングしたのち、前記側壁をマ
スクとして前記第1の導電膜を異方性エッチングする工
程と、前記側壁をエッチングしたのち、前記第1の開口
の前記第1の絶縁膜を異方性エッチングして第2の開口
を形成する工程と、前記第1の導電膜および前記第2の
開口を覆う第1の電極を形成する工程と、前記第1の電
極を覆う誘電体膜および第2の電極を順次形成する工程
とを含むスタックトキャパシタセルを有する半導体メモ
リの製造方法。 - 【請求項2】 薄膜が導電膜からなる請求項1記載の半
導体メモリの製造方法。 - 【請求項3】 薄膜が導電膜および絶縁膜からなる請求
項1記載の半導体メモリの製造方法。 - 【請求項4】 一導電型半導体基板の一主面に第1の絶
縁膜を堆積したのち、第1の導電膜を堆積する工程と、
全面に薄膜を堆積したのち、所定の領域の前記薄膜を異
方性エッチングして第1の開口を形成すると同時に前記
第1の開口に前記異方性エッチングによる残渣からなる
側壁を形成する工程と、前記薄膜をエッチングしたの
ち、前記側壁をマスクとして前記第1の導電膜を異方性
エッチングする工程と、前記側壁をエッチングしたの
ち、前記第1の開口の前記第1の絶縁膜を異方性エッチ
ングして第2の開口を形成する工程と、前記第1の導電
膜および前記第2の開口を覆う第1の電極を形成する工
程と、前記第1の電極を覆う誘電体膜および第2の電極
を順次形成する工程とを含むスタックトキャパシタセル
を有する半導体メモリの製造方法。
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JPH0621381A JPH0621381A (ja) | 1994-01-28 |
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JP (1) | JP2792349B2 (ja) |
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