JP2792229B2 - トレイ供給装置 - Google Patents
トレイ供給装置Info
- Publication number
- JP2792229B2 JP2792229B2 JP2333909A JP33390990A JP2792229B2 JP 2792229 B2 JP2792229 B2 JP 2792229B2 JP 2333909 A JP2333909 A JP 2333909A JP 33390990 A JP33390990 A JP 33390990A JP 2792229 B2 JP2792229 B2 JP 2792229B2
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- JP
- Japan
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- tray
- ball screw
- cam
- cam groove
- nut
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- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はトレイ供給装置に係り、トレイが保持される
トレイ保持体をボールねじに沿って昇降させ、移載ヘッ
ドがトレイの電子部品をテイクアップする位置におい
て、トレイ保持体同士の間隔を広げるようにしたもので
ある。
トレイ保持体をボールねじに沿って昇降させ、移載ヘッ
ドがトレイの電子部品をテイクアップする位置におい
て、トレイ保持体同士の間隔を広げるようにしたもので
ある。
（従来の技術） 従来、トレイに収納された電子部品を移載ヘッドに供
給するトレイ供給装置は、トレイをマガジンに段積収納
し、モータなどの駆動手段により、このトレイを昇降さ
せて所望の電子部品が収納されたトレイを所定の高さに
位置させ、次いでこのトレイをマガジンから引き出し
て、これに収納された電子部品を移載ヘッドに供給する
ようになっている。
給するトレイ供給装置は、トレイをマガジンに段積収納
し、モータなどの駆動手段により、このトレイを昇降さ
せて所望の電子部品が収納されたトレイを所定の高さに
位置させ、次いでこのトレイをマガジンから引き出し
て、これに収納された電子部品を移載ヘッドに供給する
ようになっている。
（発明が解決しようとする課題） ところが上記従来手段は、トレイをマガジンから出し
入れせねばならないため、この出し入れに要する時間が
ロスタイムとなり、またこの出し入れの為にトレイを前
後に摺動させる際に、トレイががたつき、トレイに収納
された電子部品が反転し、場合によってはトレイのポケ
ットから飛び出すなどの問題点があった。
入れせねばならないため、この出し入れに要する時間が
ロスタイムとなり、またこの出し入れの為にトレイを前
後に摺動させる際に、トレイががたつき、トレイに収納
された電子部品が反転し、場合によってはトレイのポケ
ットから飛び出すなどの問題点があった。
そこで本発明は、上記従来手段の問題点を解消できる
トレイ供給装置を提供することを目的とする。
トレイ供給装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明は、垂直なボールねじと、このボールねじに螺
合する複数個のナットと、このナットに装着されたトレ
イ保持体と、このナットの円周面にピッチをおいて設け
られたカムフォロアと、上記ボールねじの側部に立設さ
れたカム部材と、このカム部材に形成されて上記カムフ
ォロアをガイドするカム溝と、上記ボールねじの駆動手
段とを備え、上記カム溝が、上記カム部材の中央部に形
成された傾斜カム溝と、この傾斜カム溝の上部と下部に
形成された垂直カム溝とからトレイ供給装置を構成して
いる。
合する複数個のナットと、このナットに装着されたトレ
イ保持体と、このナットの円周面にピッチをおいて設け
られたカムフォロアと、上記ボールねじの側部に立設さ
れたカム部材と、このカム部材に形成されて上記カムフ
ォロアをガイドするカム溝と、上記ボールねじの駆動手
段とを備え、上記カム溝が、上記カム部材の中央部に形
成された傾斜カム溝と、この傾斜カム溝の上部と下部に
形成された垂直カム溝とからトレイ供給装置を構成して
いる。
（作用） 上記構成において、ボールねじが回転すると、ナット
はこのボールねじに沿って昇降する。ここで、カムフォ
ロアが垂直カム溝にガイドされるときは、ナットは低速
で昇降するが、カムフォロアが傾斜カム溝にガイドされ
る時は、ナットは傾斜カム溝にガイドされて自転するこ
とから、ナットの昇降速度は増大し、トレイ保持体の間
隔は広がる。そこでその隙間から移載ヘッドが進入し、
トレイ保持体に保持されたトレイの電子部品をテイクア
ップし、基板へ向って移送する。
はこのボールねじに沿って昇降する。ここで、カムフォ
ロアが垂直カム溝にガイドされるときは、ナットは低速
で昇降するが、カムフォロアが傾斜カム溝にガイドされ
る時は、ナットは傾斜カム溝にガイドされて自転するこ
とから、ナットの昇降速度は増大し、トレイ保持体の間
隔は広がる。そこでその隙間から移載ヘッドが進入し、
トレイ保持体に保持されたトレイの電子部品をテイクア
ップし、基板へ向って移送する。
（実施例） 次に、図面を参照しながら本発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図はトレイ供給装置の斜視図である。１は垂直な
ボルねじであり、リング形のナット２が多数個螺合され
ている。３はボールねじ１に装着されたタイミングプー
リ、４はタイミングベルト、５はモータであり、モータ
５が駆動してボールねじ１を回転すると、ナット２はボ
ールねじ１に沿って昇降する。
ボルねじであり、リング形のナット２が多数個螺合され
ている。３はボールねじ１に装着されたタイミングプー
リ、４はタイミングベルト、５はモータであり、モータ
５が駆動してボールねじ１を回転すると、ナット２はボ
ールねじ１に沿って昇降する。
６はトレイ保持体６であり、その内部には、複数個の
トレイ７がべた積みして収納されている。このトレイ７
には電子部品が収納されている。トレイ保持体６の後部
には嵌合体6aが突設されており、この嵌合体6aは上記ナ
ット２の上面に遊嵌している。したがってモータ５が駆
動すると、トレイ保持体６はナット２とともにボールね
じ１に沿って昇降する。８はトレイ保持体６の側部に立
設されたガイドシャフトであり、トレイ保持体６の側壁
に形成された嵌合子９が嵌合しており、トレイ保持体６
の垂直な昇降を案内する。
トレイ７がべた積みして収納されている。このトレイ７
には電子部品が収納されている。トレイ保持体６の後部
には嵌合体6aが突設されており、この嵌合体6aは上記ナ
ット２の上面に遊嵌している。したがってモータ５が駆
動すると、トレイ保持体６はナット２とともにボールね
じ１に沿って昇降する。８はトレイ保持体６の側部に立
設されたガイドシャフトであり、トレイ保持体６の側壁
に形成された嵌合子９が嵌合しており、トレイ保持体６
の垂直な昇降を案内する。
上記ボールねじ１の側部には、カム部材11が立設され
ている。第２図に示すように、このカム部材11は、半管
状体であって、その内面中央部には、傾斜カム溝12（12
a〜12n）がピッチをおいて複数個形成されており、また
この傾斜カム溝12の上部と下部には、垂直カム溝13、14
が形成されている。
ている。第２図に示すように、このカム部材11は、半管
状体であって、その内面中央部には、傾斜カム溝12（12
a〜12n）がピッチをおいて複数個形成されており、また
この傾斜カム溝12の上部と下部には、垂直カム溝13、14
が形成されている。
上記ナット２の円周面には、カムフォロア15がピッチ
をおいて複数個突設されている。この複数個のカムフォ
ロア15のうち、何れか１個のカムフォロア15が、傾斜カ
ム溝12又は垂直カム溝13、14に嵌合する。第３図におい
て、例えばカムフォロア15aが垂直カム溝13にガイドさ
れる時は、ボールねじ１の回転により、ナット２はボー
ルねじ１に沿って自転することなく昇降する。またこの
カムフォロア15aがこの垂直カム溝13に連続する傾斜カ
ム溝12aにガイドされると、ナット２は自転しながら下
降する。そしてこのカムフォロア15aが傾斜カム溝12aの
下端部まで下降して、この傾斜カム溝12aから離脱する
と同時に、他のカムフォロア15bが、次の傾斜カム溝12b
の上端部に嵌合し、次いでこのカムフォロア15bがこの
傾斜カム溝12bにガイドされることにより、ナット２は
自転しながら下降する。また図示しないが、カムフォロ
ア15が下部の傾斜カム溝12nに嵌合し、次いでこのカム
溝12nに連続する垂直カム溝14に嵌合すると、ナット２
はこの垂直カム溝14に沿って垂直に下降する。
をおいて複数個突設されている。この複数個のカムフォ
ロア15のうち、何れか１個のカムフォロア15が、傾斜カ
ム溝12又は垂直カム溝13、14に嵌合する。第３図におい
て、例えばカムフォロア15aが垂直カム溝13にガイドさ
れる時は、ボールねじ１の回転により、ナット２はボー
ルねじ１に沿って自転することなく昇降する。またこの
カムフォロア15aがこの垂直カム溝13に連続する傾斜カ
ム溝12aにガイドされると、ナット２は自転しながら下
降する。そしてこのカムフォロア15aが傾斜カム溝12aの
下端部まで下降して、この傾斜カム溝12aから離脱する
と同時に、他のカムフォロア15bが、次の傾斜カム溝12b
の上端部に嵌合し、次いでこのカムフォロア15bがこの
傾斜カム溝12bにガイドされることにより、ナット２は
自転しながら下降する。また図示しないが、カムフォロ
ア15が下部の傾斜カム溝12nに嵌合し、次いでこのカム
溝12nに連続する垂直カム溝14に嵌合すると、ナット２
はこの垂直カム溝14に沿って垂直に下降する。
上記のように、カムフォロア15が垂直カム溝13、14に
ガイドされる時は、ナット２は自転せず、ボールねじ１
の回転によって昇降するが、カムフォロア15が傾斜カム
溝12にガイドされる時には、ナット２は自転するので、
その昇降速度は速くなる。このため、第１図に示すよう
に、傾斜カム溝12に対するエリアにおいて、トレイ保持
体６の間に間隔Ｔが生じ、この間隔Ｔが、移載ヘッドが
進入するための隙間となる。
ガイドされる時は、ナット２は自転せず、ボールねじ１
の回転によって昇降するが、カムフォロア15が傾斜カム
溝12にガイドされる時には、ナット２は自転するので、
その昇降速度は速くなる。このため、第１図に示すよう
に、傾斜カム溝12に対するエリアにおいて、トレイ保持
体６の間に間隔Ｔが生じ、この間隔Ｔが、移載ヘッドが
進入するための隙間となる。
第４図（ａ）、（ｂ）、（ｃ）は、運転中の側面図を
簡略に示している。図示するように、ボールねじ１を回
転させることにより、トレイ保持体６を昇降させ、テイ
クアップ位置において所望の電子部品が収納されたトレ
イ保持体６の上方に隙間Ｔを生じさせ、この隙間Ｔに移
載ヘッド20を進入させて、そのノズル21に電子部品Ｐを
吸着してテイクアップし、基板（図外）へ向って移送す
る。
簡略に示している。図示するように、ボールねじ１を回
転させることにより、トレイ保持体６を昇降させ、テイ
クアップ位置において所望の電子部品が収納されたトレ
イ保持体６の上方に隙間Ｔを生じさせ、この隙間Ｔに移
載ヘッド20を進入させて、そのノズル21に電子部品Ｐを
吸着してテイクアップし、基板（図外）へ向って移送す
る。
（発明の効果） 以上説明したように本発明は、垂直なボールねじと、
このボールねじに螺合する複数個のナットと、このナッ
トに装着されたトレイ保持体と、このナットの円周面に
ピッチをおいて設けられたカムフォロアと、上記ボール
ねじの側部に立設されたカム部材と、このカム部材に形
成されて上記カムフォロアをガイドするカム溝と、上記
ボールねじの駆動手段とを備え、上記カム溝が、上記カ
ム部材の中央部に形成された傾斜カム溝と、この傾斜カ
ム溝の上部と下部に形成された垂直カム溝とからトレイ
供給装置を構成しているので、所望の電子部品が収納さ
れたトレイ保持体を、高速度でテイクアップ位置へ昇降
させて、作業性よく移載ヘッドに電子部品を供給でき、
また配設スペースも狭くてよく、全体をコンパクトに構
成できる。
このボールねじに螺合する複数個のナットと、このナッ
トに装着されたトレイ保持体と、このナットの円周面に
ピッチをおいて設けられたカムフォロアと、上記ボール
ねじの側部に立設されたカム部材と、このカム部材に形
成されて上記カムフォロアをガイドするカム溝と、上記
ボールねじの駆動手段とを備え、上記カム溝が、上記カ
ム部材の中央部に形成された傾斜カム溝と、この傾斜カ
ム溝の上部と下部に形成された垂直カム溝とからトレイ
供給装置を構成しているので、所望の電子部品が収納さ
れたトレイ保持体を、高速度でテイクアップ位置へ昇降
させて、作業性よく移載ヘッドに電子部品を供給でき、
また配設スペースも狭くてよく、全体をコンパクトに構
成できる。
図は本発明の実施例を示すものであって、第１図はトレ
イ供給装置の斜視図、第２図はカム部材の正面図、第３
図は動作中の正面図、第４図は運転状態を示す側面図で
ある。 １……ボールねじ ２……ナット ３、４、５……駆動手段 ６……トレイ保持体 ７……トレイ 11……カム部材 12……傾斜カム溝 13、14……垂直カム溝 15……カムフォロア
イ供給装置の斜視図、第２図はカム部材の正面図、第３
図は動作中の正面図、第４図は運転状態を示す側面図で
ある。 １……ボールねじ ２……ナット ３、４、５……駆動手段 ６……トレイ保持体 ７……トレイ 11……カム部材 12……傾斜カム溝 13、14……垂直カム溝 15……カムフォロア
Claims (1)
- 【請求項１】垂直なボールねじと、このボールねじに螺
合する複数個のナットと、このナットに装着されたトレ
イ保持体と、このナットの円周面にピッチをおいて設け
られたカムフォロアと、上記ボールねじの側部に立設さ
れたカム部材と、このカム部材に形成されて上記カムフ
ォロアをガイドするカム溝と、上記ボールねじの駆動手
段とを備え、上記カム溝が、上記カム部材の中央部に形
成された傾斜カム溝と、この傾斜カム溝の上部と下部に
形成された垂直カム溝とから成ることを特徴とするトレ
イ供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2333909A JP2792229B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | トレイ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2333909A JP2792229B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | トレイ供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04199798A JPH04199798A (ja) | 1992-07-20 |
| JP2792229B2 true JP2792229B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=18271314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2333909A Expired - Fee Related JP2792229B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | トレイ供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2792229B2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2333909A patent/JP2792229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04199798A (ja) | 1992-07-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |