JP2791633B2 - 無線端末装置 - Google Patents
無線端末装置Info
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- JP2791633B2 JP2791633B2 JP5344524A JP34452493A JP2791633B2 JP 2791633 B2 JP2791633 B2 JP 2791633B2 JP 5344524 A JP5344524 A JP 5344524A JP 34452493 A JP34452493 A JP 34452493A JP 2791633 B2 JP2791633 B2 JP 2791633B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線等の回線を介
してセンター装置に接続される基地局と無線接続され、
基地局を介してセンター装置にアクセスし各種の情報を
通信する無線端末装置に関する。
してセンター装置に接続される基地局と無線接続され、
基地局を介してセンター装置にアクセスし各種の情報を
通信する無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の無線端末装置は、テレターミナ
ルと呼称され、これら各テレターミナルからなるテレタ
ーミナルシステムは、図5に示すように構成されてい
る。即ち図5において、1はセンター装置、21 〜24
はセンター装置1と各々電話回線等の回線L1〜L4を
介して接続される基地局、31 〜35 は基地局21 〜2
4と無線接続される無線端末装置である。
ルと呼称され、これら各テレターミナルからなるテレタ
ーミナルシステムは、図5に示すように構成されてい
る。即ち図5において、1はセンター装置、21 〜24
はセンター装置1と各々電話回線等の回線L1〜L4を
介して接続される基地局、31 〜35 は基地局21 〜2
4と無線接続される無線端末装置である。
【0003】ところでこのような無線端末装置3は、8
00MHzの無線周波数で基地局2と通信を行ってお
り、扱う対象は音声信号ではなく、データ信号である。
したがって、このような無線端末装置を各人が所持し、
センター装置1を介しメッセージをデータ信号として互
いに双方向通信して各無線端末装置の表示器上に表示す
るようにすれば、メッセージを的確に相手へ伝達するこ
とができる。このため、この無線端末装置は、受発注管
理システム,保守サービス支援システム,工事現場の情
報管理システム及び車両動態管理システム等に有効に利
用することができる。また、この無線端末装置は、送信
時には5W(ワット)の送信出力で遠方まで送信できる
ようにしており、かつ携帯型であることから電源として
は電池が用いられている。
00MHzの無線周波数で基地局2と通信を行ってお
り、扱う対象は音声信号ではなく、データ信号である。
したがって、このような無線端末装置を各人が所持し、
センター装置1を介しメッセージをデータ信号として互
いに双方向通信して各無線端末装置の表示器上に表示す
るようにすれば、メッセージを的確に相手へ伝達するこ
とができる。このため、この無線端末装置は、受発注管
理システム,保守サービス支援システム,工事現場の情
報管理システム及び車両動態管理システム等に有効に利
用することができる。また、この無線端末装置は、送信
時には5W(ワット)の送信出力で遠方まで送信できる
ようにしており、かつ携帯型であることから電源として
は電池が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の無線
端末装置は、電池の消耗を抑えるために未使用時には電
源をオフしていることがある。このため、このような電
源オフの相手装置に呼出を行った場合、この装置の扱い
者は呼出されたことに気づかないことから、相手との連
絡に支障を来すという問題があった。一方、基地局から
無線端末装置への電波は、ポケベルに対するものより弱
いため、基地局からの呼出に対し無線端末装置側が不応
答となる場合がある。そしてこうした場合は、基地局か
らのメッセージは、センター装置内の電子メール部に蓄
積されることになるが、受信側の無線端末では自端末宛
のメッセージが電子メール部に蓄積されていることが分
からず、送信側と受信側間で同様に円滑な連絡ができな
いという問題があった。
端末装置は、電池の消耗を抑えるために未使用時には電
源をオフしていることがある。このため、このような電
源オフの相手装置に呼出を行った場合、この装置の扱い
者は呼出されたことに気づかないことから、相手との連
絡に支障を来すという問題があった。一方、基地局から
無線端末装置への電波は、ポケベルに対するものより弱
いため、基地局からの呼出に対し無線端末装置側が不応
答となる場合がある。そしてこうした場合は、基地局か
らのメッセージは、センター装置内の電子メール部に蓄
積されることになるが、受信側の無線端末では自端末宛
のメッセージが電子メール部に蓄積されていることが分
からず、送信側と受信側間で同様に円滑な連絡ができな
いという問題があった。
【0005】したがって本発明は、送信側と受信側の各
無線端末装置間でメッセージによる連絡を行う場合、円
滑な連絡を行うことを目的とする。
無線端末装置間でメッセージによる連絡を行う場合、円
滑な連絡を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、電池から電源供給されると共に、有
線の回線を介しセンター装置に接続される基地局と無線
接続され、基地局及びセンター装置を介し相手無線端末
装置へアクセスして各種情報の通信を行う無線端末装置
において、電池から電源を供給されたときに電源の供給
停止時間を検出する検出手段と、この検出手段により検
出された電源の供給停止時間が所定時間を超えた場合に
センター装置へアクセスしセンター装置に蓄積されてい
る相手無線端末装置からの情報を取り出す手段とを設け
たものである。また、アンテナの直立及び倒伏の各状態
を検出する検出手段と、この検出手段によりアンテナの
倒伏状態から直立状態への切り替わりが検出された場合
にセンター装置へアクセスして情報を取り出す手段とを
設けたものである。また、無線の受信電界の強弱を判定
する判定手段と、この判定手段の判定が弱電界を示しか
つ上記検出手段の出力がアンテナの倒伏状態から直立状
態への切り替わりを示す場合は基地局からのデータ受信
の正常を確認のうえセンター装置へアクセスする手段と
を設けたものである。
るために本発明は、電池から電源供給されると共に、有
線の回線を介しセンター装置に接続される基地局と無線
接続され、基地局及びセンター装置を介し相手無線端末
装置へアクセスして各種情報の通信を行う無線端末装置
において、電池から電源を供給されたときに電源の供給
停止時間を検出する検出手段と、この検出手段により検
出された電源の供給停止時間が所定時間を超えた場合に
センター装置へアクセスしセンター装置に蓄積されてい
る相手無線端末装置からの情報を取り出す手段とを設け
たものである。また、アンテナの直立及び倒伏の各状態
を検出する検出手段と、この検出手段によりアンテナの
倒伏状態から直立状態への切り替わりが検出された場合
にセンター装置へアクセスして情報を取り出す手段とを
設けたものである。また、無線の受信電界の強弱を判定
する判定手段と、この判定手段の判定が弱電界を示しか
つ上記検出手段の出力がアンテナの倒伏状態から直立状
態への切り替わりを示す場合は基地局からのデータ受信
の正常を確認のうえセンター装置へアクセスする手段と
を設けたものである。
【0007】
【作用】電池から電源を供給されたときに電源の供給停
止時間を検出し、電源の供給停止時間が所定時間を超え
た場合は、センター装置へアクセスし蓄積されている相
手無線端末から自端末への情報を取り出す。この結果、
電源がオフされている間にセンター装置に蓄積されたメ
ッセージを電源がオンした時点で自動的に取り出せるこ
とから、相手との連絡を円滑に行うことができる。ま
た、アンテナの倒伏状態から直立状態への切り替わりが
検出された場合は、センター装置へアクセスして自端末
宛の情報を取り出す。この結果、アンテナが倒伏状態に
なっている間に受信できなかったメッセージ情報はアン
テナが直立状態になると自動的に取り出せることから、
相手との連絡が円滑に行える。また、無線の受信電界が
弱電界を示しかつアンテナが倒伏状態から直立状態への
切り替わりを示す場合は、基地局からのデータ受信の正
常を確認のうえセンター装置へアクセスする。この結
果、無線端末装置における受信状態の正否がより的確に
検出でき、したがってセンター装置に対し無用にアクセ
スすることが回避され必要なときだけアクセスできる。
止時間を検出し、電源の供給停止時間が所定時間を超え
た場合は、センター装置へアクセスし蓄積されている相
手無線端末から自端末への情報を取り出す。この結果、
電源がオフされている間にセンター装置に蓄積されたメ
ッセージを電源がオンした時点で自動的に取り出せるこ
とから、相手との連絡を円滑に行うことができる。ま
た、アンテナの倒伏状態から直立状態への切り替わりが
検出された場合は、センター装置へアクセスして自端末
宛の情報を取り出す。この結果、アンテナが倒伏状態に
なっている間に受信できなかったメッセージ情報はアン
テナが直立状態になると自動的に取り出せることから、
相手との連絡が円滑に行える。また、無線の受信電界が
弱電界を示しかつアンテナが倒伏状態から直立状態への
切り替わりを示す場合は、基地局からのデータ受信の正
常を確認のうえセンター装置へアクセスする。この結
果、無線端末装置における受信状態の正否がより的確に
検出でき、したがってセンター装置に対し無用にアクセ
スすることが回避され必要なときだけアクセスできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、本発明に係る無線端末装置の一実施例を示
すブロック図である。同図において、この無線端末装置
3には、CPU31が設けられており、CPU31には
各種の表示を行うLCDユニット32、及びA/D変換
部33が接続されている。ここでA/D変換部33は、
タッチキー部34からのX方向及びY方向の各電圧レベ
ル信号をディジタル信号に変換してCPU31へ伝達す
る。また、タッチキー部34は各抵抗の集合体からなり
上述のLCDユニット32の裏面に形成されると共にこ
のLCDユニット32の表面の各部が押下された時に押
下箇所に応じたX方向及びY方向の各電圧レベル信号を
発生するもので、この電圧レベル信号が上述したA/D
変換部33によりディジタル信号に変換される。
る。図1は、本発明に係る無線端末装置の一実施例を示
すブロック図である。同図において、この無線端末装置
3には、CPU31が設けられており、CPU31には
各種の表示を行うLCDユニット32、及びA/D変換
部33が接続されている。ここでA/D変換部33は、
タッチキー部34からのX方向及びY方向の各電圧レベ
ル信号をディジタル信号に変換してCPU31へ伝達す
る。また、タッチキー部34は各抵抗の集合体からなり
上述のLCDユニット32の裏面に形成されると共にこ
のLCDユニット32の表面の各部が押下された時に押
下箇所に応じたX方向及びY方向の各電圧レベル信号を
発生するもので、この電圧レベル信号が上述したA/D
変換部33によりディジタル信号に変換される。
【0009】また、CPU31には着信時等に鳴動する
ブザー35、時計部36、RAM37及びモデム部39
が接続されている。なお、時計部36及びRAM37に
は、電池38が接続され、本装置に電源が供給されてい
ない場合でも時計部36はその動作を継続すると共に、
RAM38はその記憶内容を保持する。ここでモデム部
39は、CPU31からのデータを無線送受信部40へ
送って図5に示す基地局2へ送信させると共に、アンテ
ナAT及び無線送受信部40を介し基地局2からのデー
タ信号を受信すると、この受信データをCPU31へ伝
達するものである。
ブザー35、時計部36、RAM37及びモデム部39
が接続されている。なお、時計部36及びRAM37に
は、電池38が接続され、本装置に電源が供給されてい
ない場合でも時計部36はその動作を継続すると共に、
RAM38はその記憶内容を保持する。ここでモデム部
39は、CPU31からのデータを無線送受信部40へ
送って図5に示す基地局2へ送信させると共に、アンテ
ナAT及び無線送受信部40を介し基地局2からのデー
タ信号を受信すると、この受信データをCPU31へ伝
達するものである。
【0010】また、この無線端末装置3は携帯型である
ため、電源として電池41が用いられ、電源制御部42
はこの電池40の出力電圧を変換して出力電圧Vとして
装置各部に供給している。また、SW1は電源スイッ
チ、SW2はアンテナATの倒伏及び直立の各状態を検
出するスイッチである。なお、電池41の使用時間は約
12時間程であり、この時間が経過すると充電器50に
より充電を行う必要がある。
ため、電源として電池41が用いられ、電源制御部42
はこの電池40の出力電圧を変換して出力電圧Vとして
装置各部に供給している。また、SW1は電源スイッ
チ、SW2はアンテナATの倒伏及び直立の各状態を検
出するスイッチである。なお、電池41の使用時間は約
12時間程であり、この時間が経過すると充電器50に
より充電を行う必要がある。
【0011】ここでCPU31は、A/D変換部33を
介しタッチキー部34から操作信号を入力すると、所定
の処理を行ってその処理結果をLCDユニット32へ表
示する。そしてこの表示画面を例えば相手装置へ送信す
る場合は、相手装置を呼出した後、モデム部39,無線
送受信部40及びアンテナATを介し、図5に示す基地
局2へこの表示画面データをパケットデータとして送信
する。この結果、表示画面データは、この送信側装置の
エリアにある基地局2及びセンター装置1を介し相手装
置と無線接続される基地局へ伝達され、さらに所望の相
手装置へ送られて表示される。
介しタッチキー部34から操作信号を入力すると、所定
の処理を行ってその処理結果をLCDユニット32へ表
示する。そしてこの表示画面を例えば相手装置へ送信す
る場合は、相手装置を呼出した後、モデム部39,無線
送受信部40及びアンテナATを介し、図5に示す基地
局2へこの表示画面データをパケットデータとして送信
する。この結果、表示画面データは、この送信側装置の
エリアにある基地局2及びセンター装置1を介し相手装
置と無線接続される基地局へ伝達され、さらに所望の相
手装置へ送られて表示される。
【0012】また、相手装置から送信される表示画面デ
ータは、アンテナAT,無線送受信部40及びモデム部
39を介してCPU31で受信され同様にLCDユニッ
ト32上に表示される。このように本装置は、表示画面
データ等のデータ信号を相手装置と双方向通信すること
ができる。
ータは、アンテナAT,無線送受信部40及びモデム部
39を介してCPU31で受信され同様にLCDユニッ
ト32上に表示される。このように本装置は、表示画面
データ等のデータ信号を相手装置と双方向通信すること
ができる。
【0013】ところで、無線端末装置のアンテナATを
直立状態から倒伏状態にしているときには装置の受信電
界が弱く、このような場合に基地局2を介し相手装置か
ら無線端末装置3へ呼出があると、この無線端末装置3
側では呼出に応答できなくなる。このため、基地局2で
はこの無線端末装置宛のメッセージをセンター装置1内
の電子メール部に蓄積する。
直立状態から倒伏状態にしているときには装置の受信電
界が弱く、このような場合に基地局2を介し相手装置か
ら無線端末装置3へ呼出があると、この無線端末装置3
側では呼出に応答できなくなる。このため、基地局2で
はこの無線端末装置宛のメッセージをセンター装置1内
の電子メール部に蓄積する。
【0014】このような場合、本実施例では、上述した
スイッチSW2を、図2に示すように、装置3のアンテ
ナATの近傍に配設し、アンテナATが直立状態にある
場合はそのスイッチSW2の接点を開状態とすると共
に、アンテナATが図中点線で示す倒伏状態にある場合
はスイッチSW2の接点を閉状態とする。そして、スイ
ッチSW2の各状態情報をCPU31へ伝達することに
よりCPU31に対しアンテナATの直立及び倒伏の各
状態を認識させる。CPU31はアンテナATが倒伏状
態から直立状態となったことを認識してセンター装置1
に問い合わせを行い、自端末宛のメッセージを取り込
む。この結果、相手との連絡に支障を来すことはない。
スイッチSW2を、図2に示すように、装置3のアンテ
ナATの近傍に配設し、アンテナATが直立状態にある
場合はそのスイッチSW2の接点を開状態とすると共
に、アンテナATが図中点線で示す倒伏状態にある場合
はスイッチSW2の接点を閉状態とする。そして、スイ
ッチSW2の各状態情報をCPU31へ伝達することに
よりCPU31に対しアンテナATの直立及び倒伏の各
状態を認識させる。CPU31はアンテナATが倒伏状
態から直立状態となったことを認識してセンター装置1
に問い合わせを行い、自端末宛のメッセージを取り込
む。この結果、相手との連絡に支障を来すことはない。
【0015】図3は、このような電子メール呼出を行う
CPU31の動作を示すフローチャートである。このフ
ローチャートに基づき本装置の要部動作について詳細に
説明する。即ち、CPU31は、ステップST1の「電
源立ち上がり検出?」が「N」となる電源立ち上がり直
後以外の場合は、常時、無線送受信部40から、図1に
示す受信電界レベル信号aを監視しており、このレベル
が低くしたがってステップST2の「弱電界か?」が
「Y」となる場合は、スイッチSW2の状態を検出して
ステップST3で「アンテナは倒伏状態から直立状態へ
変化したか」を判断する。
CPU31の動作を示すフローチャートである。このフ
ローチャートに基づき本装置の要部動作について詳細に
説明する。即ち、CPU31は、ステップST1の「電
源立ち上がり検出?」が「N」となる電源立ち上がり直
後以外の場合は、常時、無線送受信部40から、図1に
示す受信電界レベル信号aを監視しており、このレベル
が低くしたがってステップST2の「弱電界か?」が
「Y」となる場合は、スイッチSW2の状態を検出して
ステップST3で「アンテナは倒伏状態から直立状態へ
変化したか」を判断する。
【0016】そしてアンテナATが倒伏状態にある場合
は、ステップST4でこれを直立状態にするようにLC
Dユニット32に表示して扱い者に報知すると共に、扱
い者の操作によりアンテナATが直立状態になると、ス
テップST5でアンテナAT,無線送受信部40及びモ
デム部39を介し基地局2からのデータが正常に受信で
きるか否かを判断する。そして正常に受信できれば、ス
テップST6で基地局2を介しセンター装置1内の電子
メール部へ発呼し自端末宛のメッセージがあるか否かを
問い合わせる。そして上述の呼出への不応答により自端
末宛のメッセージが蓄積されていれば、センター装置1
から送信されるこのメッセージ情報を受信しLCDユニ
ット32へ表示する。
は、ステップST4でこれを直立状態にするようにLC
Dユニット32に表示して扱い者に報知すると共に、扱
い者の操作によりアンテナATが直立状態になると、ス
テップST5でアンテナAT,無線送受信部40及びモ
デム部39を介し基地局2からのデータが正常に受信で
きるか否かを判断する。そして正常に受信できれば、ス
テップST6で基地局2を介しセンター装置1内の電子
メール部へ発呼し自端末宛のメッセージがあるか否かを
問い合わせる。そして上述の呼出への不応答により自端
末宛のメッセージが蓄積されていれば、センター装置1
から送信されるこのメッセージ情報を受信しLCDユニ
ット32へ表示する。
【0017】このようにして、アンテナATが倒伏状態
にあり受信電界が弱い場合に受信できなかった相手のメ
ッセージをアンテナATが直立状態となった時点でセン
ター装置1から取り出すことにより、相手との連絡を行
うようにしたものである。なお、電源スイッチSW1の
オン直後であり、ステップST1の「電源立ち上がり検
出?」が「Y」となれば、CPU31はステップST7
の電源OFF(電源オフ)から5分経過を判断のうえ、
5分以上経過していれば、同様にセンター装置1へ自端
末宛のメッセージの有無を問い合わせる。
にあり受信電界が弱い場合に受信できなかった相手のメ
ッセージをアンテナATが直立状態となった時点でセン
ター装置1から取り出すことにより、相手との連絡を行
うようにしたものである。なお、電源スイッチSW1の
オン直後であり、ステップST1の「電源立ち上がり検
出?」が「Y」となれば、CPU31はステップST7
の電源OFF(電源オフ)から5分経過を判断のうえ、
5分以上経過していれば、同様にセンター装置1へ自端
末宛のメッセージの有無を問い合わせる。
【0018】即ち、本装置は未使用時には電源スイッチ
SW1をオフして電池41の消耗を抑えるようにしてお
り、このような場合に相手装置から呼出を受けてもこれ
に気づかないことから、相手との連絡に支障が生じるこ
とがある。このため、電源投入直後に電源オフしていた
時間を判断し、所定時間以上オフされていれば、センタ
ー装置1へ自端末宛のメッセージの有無を問い合わせ
る。
SW1をオフして電池41の消耗を抑えるようにしてお
り、このような場合に相手装置から呼出を受けてもこれ
に気づかないことから、相手との連絡に支障が生じるこ
とがある。このため、電源投入直後に電源オフしていた
時間を判断し、所定時間以上オフされていれば、センタ
ー装置1へ自端末宛のメッセージの有無を問い合わせ
る。
【0019】図4は、装置への電源投入直後に電子メー
ル呼出を行うCPU31の詳細な動作を示すフローチャ
ートである。即ち、装置の電源をオフするときに所定操
作が行われると、CPU31はこれを検出してステップ
ST11で時計部36から現在時刻を読み出してRAM
37に記憶する。次いでステップST12で電源スイッ
チSW1がオフされる。この電源オフ中は、RAM36
は電池38のバックアップにより時刻情報を保持してい
ると共に、時計部36は電池38のバックアップにより
時刻動作を継続している。
ル呼出を行うCPU31の詳細な動作を示すフローチャ
ートである。即ち、装置の電源をオフするときに所定操
作が行われると、CPU31はこれを検出してステップ
ST11で時計部36から現在時刻を読み出してRAM
37に記憶する。次いでステップST12で電源スイッ
チSW1がオフされる。この電源オフ中は、RAM36
は電池38のバックアップにより時刻情報を保持してい
ると共に、時計部36は電池38のバックアップにより
時刻動作を継続している。
【0020】その後ステップST13で電源スイッチS
W1がオンされると、CPU31は起動されて初期化処
理を開始し、この初期化処理の過程のステップST14
でRAM37に記憶された時刻情報と時計部36の現在
時刻とを比較する。そして、これらの時間差が5分(即
ち、後述するスローポーリング時間に相当)以上であり
ステップST15の判定が「Y」となると、ステップS
T16でセンター装置1へアクセスし自端末宛の電子メ
ールがあるか否かを問い合わせる。ここで電源オフの間
に相手から自端末宛にメッセージが電子メール部に蓄積
されていれば、このメッセージ情報を受信してLCDユ
ニット32へ表示する。
W1がオンされると、CPU31は起動されて初期化処
理を開始し、この初期化処理の過程のステップST14
でRAM37に記憶された時刻情報と時計部36の現在
時刻とを比較する。そして、これらの時間差が5分(即
ち、後述するスローポーリング時間に相当)以上であり
ステップST15の判定が「Y」となると、ステップS
T16でセンター装置1へアクセスし自端末宛の電子メ
ールがあるか否かを問い合わせる。ここで電源オフの間
に相手から自端末宛にメッセージが電子メール部に蓄積
されていれば、このメッセージ情報を受信してLCDユ
ニット32へ表示する。
【0021】ところで、上述したスローポーリング時間
とは、この無線端末装置3が車両内で用いられ、この車
両が例えばトンネル内に入って基地局2と通信が不可能
となる例えば5分間であり、この時間を経過しても無線
端末装置3から応答が無い場合は基地局2はこの装置3
の呼を強制的に切断し、センター装置1の電子メールに
装置3宛のメッセージを蓄積する。したがって、装置電
源のオフ時間がこのスローポーリング時間以上となれ
ば、センター装置内に自端末のメッセージが蓄積されて
いる可能性が高いので、自端末のメッセージの所在を問
い合わせる。なお、本実施例では、電源がオンした時点
で電源オフの時間が5分以上であればセンター装置へ問
い合わせを行っているが、この時間は例えば10分等、
任意の時間であっても構わない。
とは、この無線端末装置3が車両内で用いられ、この車
両が例えばトンネル内に入って基地局2と通信が不可能
となる例えば5分間であり、この時間を経過しても無線
端末装置3から応答が無い場合は基地局2はこの装置3
の呼を強制的に切断し、センター装置1の電子メールに
装置3宛のメッセージを蓄積する。したがって、装置電
源のオフ時間がこのスローポーリング時間以上となれ
ば、センター装置内に自端末のメッセージが蓄積されて
いる可能性が高いので、自端末のメッセージの所在を問
い合わせる。なお、本実施例では、電源がオンした時点
で電源オフの時間が5分以上であればセンター装置へ問
い合わせを行っているが、この時間は例えば10分等、
任意の時間であっても構わない。
【0022】このように、アンテナATを倒したことに
より、或いは装置電源をオフしたことにより、相手と連
絡がとれなくなる場合は、アンテナATを直立状態にし
た時点、或いは装置電源をオンした時点でセンター装置
1に対し相手から自端末宛のメッセージの所在を問い合
わせるようにして相手との連絡を密に行うようにしたも
のである。
より、或いは装置電源をオフしたことにより、相手と連
絡がとれなくなる場合は、アンテナATを直立状態にし
た時点、或いは装置電源をオンした時点でセンター装置
1に対し相手から自端末宛のメッセージの所在を問い合
わせるようにして相手との連絡を密に行うようにしたも
のである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
池から電源を供給されたときに電源の供給停止時間を検
出し、電源の供給停止時間が所定時間を超えた場合は、
センター装置へアクセスし蓄積されている相手無線端末
から自端末宛の情報を取り出すようにしたので、装置電
源がオフされている間にセンター装置に蓄積されたメッ
セージを、電源がオンした時点で自動的に取り出せるこ
とから、相互の連絡を円滑に行うことができる。また、
アンテナの倒伏状態から直立状態への切り替わりが検出
された場合は、センター装置へアクセスして自端末宛の
情報を取り出すようにしたので、アンテナが倒伏状態に
なっている間に受信できなかったメッセージ情報を、ア
ンテナが直立状態になると自動的に取り出すことがで
き、したがって相互連絡を円滑に行える。また、無線の
受信電界が弱電界を示しかつアンテナが倒伏状態から直
立状態への切り替わりを示す場合は、基地局からのデー
タ受信の正常を確認のうえセンター装置へアクセスする
ようにしたので、無線端末装置における受信状態の正否
がより的確に検出でき、したがってセンター装置に対し
無用にアクセスすることが回避され必要なときだけアク
セスできる。
池から電源を供給されたときに電源の供給停止時間を検
出し、電源の供給停止時間が所定時間を超えた場合は、
センター装置へアクセスし蓄積されている相手無線端末
から自端末宛の情報を取り出すようにしたので、装置電
源がオフされている間にセンター装置に蓄積されたメッ
セージを、電源がオンした時点で自動的に取り出せるこ
とから、相互の連絡を円滑に行うことができる。また、
アンテナの倒伏状態から直立状態への切り替わりが検出
された場合は、センター装置へアクセスして自端末宛の
情報を取り出すようにしたので、アンテナが倒伏状態に
なっている間に受信できなかったメッセージ情報を、ア
ンテナが直立状態になると自動的に取り出すことがで
き、したがって相互連絡を円滑に行える。また、無線の
受信電界が弱電界を示しかつアンテナが倒伏状態から直
立状態への切り替わりを示す場合は、基地局からのデー
タ受信の正常を確認のうえセンター装置へアクセスする
ようにしたので、無線端末装置における受信状態の正否
がより的確に検出でき、したがってセンター装置に対し
無用にアクセスすることが回避され必要なときだけアク
セスできる。
【図1】本発明に係る無線端末装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】上記装置に用いられるアンテナの直立及び倒伏
の各状態の検出状況を示す図である。
の各状態の検出状況を示す図である。
【図3】上記装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】上記装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】上記装置が適用されるテレターミナルシステム
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
1 センター装置 21 〜24 基地局 31 〜35 無線端末装置 31 CPU 32 LCDユニット 36 時計部 37 RAM 38,41 電池 39 モデム部 40 無線送受信部 42 電源制御部 AT アンテナ SW1 電源スイッチ SW2 アンテナ直倒状態検出スイッチ a 受信電波レベル信号
Claims (3)
- 【請求項1】 電池から電源供給されると共に、有線の
回線を介しセンター装置に接続される基地局と無線接続
され、基地局及びセンター装置を介し相手無線端末装置
へアクセスして各種情報の通信を行う無線端末装置にお
いて、 前記電池から電源を供給されたときに前記電源の供給停
止時間を検出する検出手段と、前記検出手段により検出
された電源の供給停止時間が所定時間を超えた場合にセ
ンター装置へアクセスしセンター装置に蓄積されている
相手無線端末装置からの情報を取り出す手段とを備えた
ことを特徴とする無線端末装置。 - 【請求項2】 電池から電源供給されると共に、アンテ
ナ及び無線送受信部を備えて基地局と無線接続され、基
地局及びこの基地局と有線の回線を介して接続されるセ
ンター装置を介し相手無線端末装置へアクセスして各種
情報の通信を行う無線端末装置において、 前記アンテナの直立及び倒伏の各状態を検出する検出手
段と、この検出手段により前記アンテナの倒伏状態から
直立状態への切り替わりが検出された場合にセンター装
置へアクセスしセンター装置に蓄積されている相手無線
端末装置からの情報を取り出す手段とを備えたことを特
徴とする無線端末装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の無線端末装置において、 前記無線の受信電界の強弱を判定する判定手段と、この
判定手段の判定が弱電界を示しかつ前記検出手段の出力
が前記アンテナの倒伏状態から直立状態への切り替わり
を示す場合は前記基地局からのデータ受信の正常を確認
のうえ前記センター装置へアクセスする手段とを備えた
ことを特徴とする無線端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344524A JP2791633B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344524A JP2791633B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線端末装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07177077A JPH07177077A (ja) | 1995-07-14 |
JP2791633B2 true JP2791633B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=18369946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344524A Expired - Fee Related JP2791633B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 無線端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2791633B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5344524A patent/JP2791633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07177077A (ja) | 1995-07-14 |
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