JP2791308B2 - 昆布採取竿引揚装置 - Google Patents
昆布採取竿引揚装置Info
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- JP2791308B2 JP2791308B2 JP19913296A JP19913296A JP2791308B2 JP 2791308 B2 JP2791308 B2 JP 2791308B2 JP 19913296 A JP19913296 A JP 19913296A JP 19913296 A JP19913296 A JP 19913296A JP 2791308 B2 JP2791308 B2 JP 2791308B2
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- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、採取した昆布（天
然昆布、養殖昆布の両方を含む）の引揚げに使用する昆
布採取竿引揚装置の改良に関する。
然昆布、養殖昆布の両方を含む）の引揚げに使用する昆
布採取竿引揚装置の改良に関する。
【０００２】
【従来技術と課題】実公平６−４２４３５号公報で、略
截頭円錐形に形成した一対の一側ドラム構成部材と、他
側ドラム構成部材とを、円錐形部を対向せしめて動力回
転横軸に取付け、その回転横軸に全周にＶ字形の引揚溝
が周設された回転ドラムを構成し、その回転ドラムの一
側ドラム構成部材を他側ドラム構成部材に向って弾圧す
る弾機を動力回転横軸の一端部側に巻装し、該回転横軸
の一端部にナットを螺合して竿揚機を構成し、この竿揚
機を昆布採取船の舷に配設せる縦軸に緩嵌合した天然昆
布採取竿引揚装置が提案されている。また実公平６−４
７９２０号公報で、駆動モータにより回転駆動する駆動
軸により対向する２枚の回転板を軸支し、該駆動軸の外
周における両回転板の間に所定幅のカラーを回転自在に
嵌装し、且つ、上記回転板の少なくとも一方を駆動軸に
沿って摺動自在に支持すると共に、弾性体により他方の
回転板に向けて常時押圧してなる昆布採取竿の引き上げ
装置が提案されている。これらの２件の従来技術は、昆
布を採取した重い昆布採取竿を動力を利用して引揚げる
ので、軽い力で引揚げることが可能になるという利点を
有している。処で、昆布を採取した昆布採取竿を自己中
心線の周りに回し乍ら（以下、回し乍らと称す）引揚げ
れば、昆布を昆布採取竿に取落し惧れなく絡ませて引揚
げることができるとされている。（たとえば、実開昭５
９−８１３２０号公報参照）従って、昆布採取竿を回し
乍ら、採取した昆布を引揚げる昆布採取竿引揚げ手段
は、好ましい引揚げ手段といわれている。この好ましい
昆布採取竿引揚げ手段を前記刊行物記載の２件の従来技
術に適用できれば、採取昆布引揚げ能率が顕著に改善さ
れるのであるが、該２件の従来技術は、回転ドラムに昆
布採取竿を回し乍ら引揚げるための工夫を施していない
ために困難であることが判明した。本発明は、上述した
従来技術に着目してなしたもので、昆布採取竿を回し乍
ら引揚げることができるように工夫された昆布採取竿引
揚げ手段を提案し、このことによって、採取した昆布を
取落しの心配なく確実に昆布採取竿に絡ませて引揚げら
れるようになし、採取昆布引揚げ能率を改善することを
目的とする。
截頭円錐形に形成した一対の一側ドラム構成部材と、他
側ドラム構成部材とを、円錐形部を対向せしめて動力回
転横軸に取付け、その回転横軸に全周にＶ字形の引揚溝
が周設された回転ドラムを構成し、その回転ドラムの一
側ドラム構成部材を他側ドラム構成部材に向って弾圧す
る弾機を動力回転横軸の一端部側に巻装し、該回転横軸
の一端部にナットを螺合して竿揚機を構成し、この竿揚
機を昆布採取船の舷に配設せる縦軸に緩嵌合した天然昆
布採取竿引揚装置が提案されている。また実公平６−４
７９２０号公報で、駆動モータにより回転駆動する駆動
軸により対向する２枚の回転板を軸支し、該駆動軸の外
周における両回転板の間に所定幅のカラーを回転自在に
嵌装し、且つ、上記回転板の少なくとも一方を駆動軸に
沿って摺動自在に支持すると共に、弾性体により他方の
回転板に向けて常時押圧してなる昆布採取竿の引き上げ
装置が提案されている。これらの２件の従来技術は、昆
布を採取した重い昆布採取竿を動力を利用して引揚げる
ので、軽い力で引揚げることが可能になるという利点を
有している。処で、昆布を採取した昆布採取竿を自己中
心線の周りに回し乍ら（以下、回し乍らと称す）引揚げ
れば、昆布を昆布採取竿に取落し惧れなく絡ませて引揚
げることができるとされている。（たとえば、実開昭５
９−８１３２０号公報参照）従って、昆布採取竿を回し
乍ら、採取した昆布を引揚げる昆布採取竿引揚げ手段
は、好ましい引揚げ手段といわれている。この好ましい
昆布採取竿引揚げ手段を前記刊行物記載の２件の従来技
術に適用できれば、採取昆布引揚げ能率が顕著に改善さ
れるのであるが、該２件の従来技術は、回転ドラムに昆
布採取竿を回し乍ら引揚げるための工夫を施していない
ために困難であることが判明した。本発明は、上述した
従来技術に着目してなしたもので、昆布採取竿を回し乍
ら引揚げることができるように工夫された昆布採取竿引
揚げ手段を提案し、このことによって、採取した昆布を
取落しの心配なく確実に昆布採取竿に絡ませて引揚げら
れるようになし、採取昆布引揚げ能率を改善することを
目的とする。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は、叙上の目的を
達成するため、次の手段を提案する。略截頭円錐形に形
成された一対の一側ドラム部材と他側ドラム部材とを、
円錐面を対向せしめて回転横軸に取付け、該両ドラム部
材の対向面間全周に略Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝を構
成すると共に、回転ドラムを構成し、前記引揚溝に昆布
採取竿を嵌めて回転ドラムの対向面に接触せしめ、該回
転ドラムの回転によって昆布採取竿を引揚げる昆布採取
竿引揚装置であって、回転ドラムの対向面と回転横軸の
中心線との２つの交差角度を異らしめるということであ
る。次に、略Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝における昆布
採取竿と回転ドラムの対向面との２つの接触部位から回
転横軸の中心線に至る長さを異らしめるということであ
る。そして、直径が異径又は同径の一対からなる一側ド
ラム部材と他側ドラム部材とで回転ドラムを構成したと
いうことである。
達成するため、次の手段を提案する。略截頭円錐形に形
成された一対の一側ドラム部材と他側ドラム部材とを、
円錐面を対向せしめて回転横軸に取付け、該両ドラム部
材の対向面間全周に略Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝を構
成すると共に、回転ドラムを構成し、前記引揚溝に昆布
採取竿を嵌めて回転ドラムの対向面に接触せしめ、該回
転ドラムの回転によって昆布採取竿を引揚げる昆布採取
竿引揚装置であって、回転ドラムの対向面と回転横軸の
中心線との２つの交差角度を異らしめるということであ
る。次に、略Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝における昆布
採取竿と回転ドラムの対向面との２つの接触部位から回
転横軸の中心線に至る長さを異らしめるということであ
る。そして、直径が異径又は同径の一対からなる一側ド
ラム部材と他側ドラム部材とで回転ドラムを構成したと
いうことである。
【０００４】
【発明の実施の形態】図１〜図４を参照しながら説明す
る。回転ドラム１は、一側ドラム部材１ａと他側ドラム
部材１ｂとを回転横軸２に取付けることによって構成さ
れるので、両ドラム部材１ａ、１ｂについて説明する。
一側ドラム部材１ａは、略截頭円錐形に形成し、（図示
例は、恰も玉ねぎを輪切りにしたような断面形状に構成
した例を示してある）、その中心部における長さ方向全
長に取付孔８を貫通開穿して回転横軸２に取付け可能に
構成する。他側ドラム部材１ｂは、略截頭円錐形に形成
し、（図示例は、一側ドラム部材と略同形の断面形状に
構成してある）、その中心部の長さ方向全長に取付孔９
を貫通開穿して回転横軸２に取付け可能に構成する。
る。回転ドラム１は、一側ドラム部材１ａと他側ドラム
部材１ｂとを回転横軸２に取付けることによって構成さ
れるので、両ドラム部材１ａ、１ｂについて説明する。
一側ドラム部材１ａは、略截頭円錐形に形成し、（図示
例は、恰も玉ねぎを輪切りにしたような断面形状に構成
した例を示してある）、その中心部における長さ方向全
長に取付孔８を貫通開穿して回転横軸２に取付け可能に
構成する。他側ドラム部材１ｂは、略截頭円錐形に形成
し、（図示例は、一側ドラム部材と略同形の断面形状に
構成してある）、その中心部の長さ方向全長に取付孔９
を貫通開穿して回転横軸２に取付け可能に構成する。
【０００５】両ドラム部材１ａ、１ｂは、全体をゴム類
（たとえば、硬質ゴム類）、合成樹脂類で構成するこ
と、不図示であるが剛性材（たとえば、金属類）で構成
した略截頭円錐形のドラム体の表面にゴム類（たとえ
ば、硬質ゴム類）からなる表層を形成して構成すること
など、材質、構造を種々なものとすることが可能であ
る。一側ドラム部材１ａ及び他側ドラム部材１ｂは、図
１、図２、図３等に示す如く直径の寸法が異なる場合
（異径）と、図４示の如く直径の寸法が同寸の場合（同
径）とあり、直径が異径又は同径のいずれか一つに制約
されるということはない。一側ドラム部材１ａと他側ド
ラム部材１ｂとの円錐面からなる対向面１ｃ、１ｄは、
回転横軸２の中心線７との２つの交差角度θ1 とθ2 と
を必ず異ならしめ（図１示、図２示及び図４示の如くθ
1 ＞θ2 、図３示の如くθ2 ＞θ1 などのように必ず異
ならしめ）、この構成によって、２つのドラム部材１
ａ、１ｂの対向面１ｃ、１ｄと、昆布採取竿４との接触
部位５、６から回転横軸２の中心線７に至る長さＬ1 、
Ｌ2 が異なる長さとなるように構成し、この構成によっ
て、回転ドラム１が回転すると（たとえば、図１示の矢
印方向に回転すると）、昆布採取竿４が他側ドラム部材
１ｂの方へ向って（図１示の矢印方向へ向って）強制的
に自己中心線の周りに回転し始め、採取した昆布を昆布
採取竿自体に絡ませ、取落しの心配少く引揚げることを
可能にする。
（たとえば、硬質ゴム類）、合成樹脂類で構成するこ
と、不図示であるが剛性材（たとえば、金属類）で構成
した略截頭円錐形のドラム体の表面にゴム類（たとえ
ば、硬質ゴム類）からなる表層を形成して構成すること
など、材質、構造を種々なものとすることが可能であ
る。一側ドラム部材１ａ及び他側ドラム部材１ｂは、図
１、図２、図３等に示す如く直径の寸法が異なる場合
（異径）と、図４示の如く直径の寸法が同寸の場合（同
径）とあり、直径が異径又は同径のいずれか一つに制約
されるということはない。一側ドラム部材１ａと他側ド
ラム部材１ｂとの円錐面からなる対向面１ｃ、１ｄは、
回転横軸２の中心線７との２つの交差角度θ1 とθ2 と
を必ず異ならしめ（図１示、図２示及び図４示の如くθ
1 ＞θ2 、図３示の如くθ2 ＞θ1 などのように必ず異
ならしめ）、この構成によって、２つのドラム部材１
ａ、１ｂの対向面１ｃ、１ｄと、昆布採取竿４との接触
部位５、６から回転横軸２の中心線７に至る長さＬ1 、
Ｌ2 が異なる長さとなるように構成し、この構成によっ
て、回転ドラム１が回転すると（たとえば、図１示の矢
印方向に回転すると）、昆布採取竿４が他側ドラム部材
１ｂの方へ向って（図１示の矢印方向へ向って）強制的
に自己中心線の周りに回転し始め、採取した昆布を昆布
採取竿自体に絡ませ、取落しの心配少く引揚げることを
可能にする。
【０００６】一側ドラム部材１ａと他側ドラム部材１ｂ
とを回転横軸２に取付ける際は、対向面１ｃ、１ｄを対
向せしめて取付け、それらの対向面間全周に略Ｖ字形又
は略Ｕ字形の引揚溝３を構成すると同時に回転ドラム１
を構成せしめ、前記引揚溝３に昆布採取竿４を嵌められ
るようになし、該採取竿を対向面１ｃ、１ｄに接触可能
ならしめる。処で、回転ドラム１を構成する一側ドラム
部材１ａと他側ドラム部材１ｂとの形状は、叙上に説明
した形状に制約されるわけでなく、図５に示す如く一側
ドラム部材１ａの外形を正面視でほぼテレビジョンのブ
ラウン管形に構成し、他側ドラム部材１ｂを平板からな
る円盤形に構成し、両ドラム部材１ａ、１ｂの対向面１
ｃと１ｄとを対向せしめて回転横軸２に取付け、該両ド
ラム部材の対向面１ｃ、１ｄ間全周にほぼＵ字形又はほ
ぼＶ字形の引揚溝３を構成すると同時に、回転ドラム１
を構成する。
とを回転横軸２に取付ける際は、対向面１ｃ、１ｄを対
向せしめて取付け、それらの対向面間全周に略Ｖ字形又
は略Ｕ字形の引揚溝３を構成すると同時に回転ドラム１
を構成せしめ、前記引揚溝３に昆布採取竿４を嵌められ
るようになし、該採取竿を対向面１ｃ、１ｄに接触可能
ならしめる。処で、回転ドラム１を構成する一側ドラム
部材１ａと他側ドラム部材１ｂとの形状は、叙上に説明
した形状に制約されるわけでなく、図５に示す如く一側
ドラム部材１ａの外形を正面視でほぼテレビジョンのブ
ラウン管形に構成し、他側ドラム部材１ｂを平板からな
る円盤形に構成し、両ドラム部材１ａ、１ｂの対向面１
ｃと１ｄとを対向せしめて回転横軸２に取付け、該両ド
ラム部材の対向面１ｃ、１ｄ間全周にほぼＵ字形又はほ
ぼＶ字形の引揚溝３を構成すると同時に、回転ドラム１
を構成する。
【０００７】この構成例においても、引揚溝３における
昆布採取竿４と回転ドラム１の対向面１ｃ、１ｄとの２
つの接触部位５、６から回転横軸２の中心線７に至る長
さが異なった構成になる。また、回転ドラム１の対向面
１ｃ、１ｄと回転横軸２の中心線７との２つの交差角度
が異なる構成になる。従って、回転ドラム１が回れば、
昆布採取竿４は、自己中心線の周りに回りながら、採取
昆布を取落す心配なく引揚げる。回転横軸２は、前記従
来技術と同様に動力で回転するように構成し、回転ドラ
ム１を構成する一側ドラム部材１ａ及び他側ドラム部材
１ｂを串挿し状に取付け、同調回転可能に構成する。
昆布採取竿４と回転ドラム１の対向面１ｃ、１ｄとの２
つの接触部位５、６から回転横軸２の中心線７に至る長
さが異なった構成になる。また、回転ドラム１の対向面
１ｃ、１ｄと回転横軸２の中心線７との２つの交差角度
が異なる構成になる。従って、回転ドラム１が回れば、
昆布採取竿４は、自己中心線の周りに回りながら、採取
昆布を取落す心配なく引揚げる。回転横軸２は、前記従
来技術と同様に動力で回転するように構成し、回転ドラ
ム１を構成する一側ドラム部材１ａ及び他側ドラム部材
１ｂを串挿し状に取付け、同調回転可能に構成する。
【０００８】引揚溝３は、回転ドラム１を構成している
一側ドラム部材１ａと他側ドラム部材１ｂとの対向面間
全周に略Ｖ字形又は略Ｕ字形に構成し、昆布採取竿４を
嵌めれば、前記ドラム部材１ａ、１ｂの対向面１ｃ、１
ｄに夫々接触し、接触部位５、６が形成されるようにす
る。昆布採取竿４は、周知の採取竿と同じ構造であって
も、採取部が採取しやすいように特に工夫された構造で
あっても差支えなく、昆布の採取時に引揚溝３に嵌め、
回転ドラム１を構成している一側ドラム部材１ａと他側
ドラム部材１ｂとの対向面１ｃと１ｄとに夫々接触さ
せ、接触部位５、６を形成し、回転ドラム１が回転し始
めると、昆布採取竿自体の中心線の周りを回りながら引
揚げられるようにする。
一側ドラム部材１ａと他側ドラム部材１ｂとの対向面間
全周に略Ｖ字形又は略Ｕ字形に構成し、昆布採取竿４を
嵌めれば、前記ドラム部材１ａ、１ｂの対向面１ｃ、１
ｄに夫々接触し、接触部位５、６が形成されるようにす
る。昆布採取竿４は、周知の採取竿と同じ構造であって
も、採取部が採取しやすいように特に工夫された構造で
あっても差支えなく、昆布の採取時に引揚溝３に嵌め、
回転ドラム１を構成している一側ドラム部材１ａと他側
ドラム部材１ｂとの対向面１ｃと１ｄとに夫々接触さ
せ、接触部位５、６を形成し、回転ドラム１が回転し始
めると、昆布採取竿自体の中心線の周りを回りながら引
揚げられるようにする。
【０００９】次に採取昆布を引揚げるための使用法を説
明する。昆布を採取した昆布採取竿４を引揚溝３に嵌
め、２つの対向面１ｃ、１ｄに接触せしめて接触部位
５、６を形成する。引揚溝３に昆布採取竿４を嵌めた時
点における回転ドラム１は、回転横軸２を動力で回転さ
せることにより、引揚溝３に昆布採取竿４を嵌める前か
ら予め回転させておく。回転ドラム１が回転しているこ
とによって、２つの対向面１ｃ、１ｄに接触して接触部
位５、６を形成している昆布採取竿４は、回転横軸２の
中心線７に近いほうの接触部位６のほうへ向って回転し
ながら引揚げられる。（図１で回転ドラムの回転方向が
矢印方向ならば、昆布採取竿の回転方向は矢印方向とな
り、引揚げ方向は上向となる） 昆布採取竿４が上述のように回るということは、該採取
竿自体の中心線の周りを回ることになるので、採取した
昆布を昆布採取竿４に絡ませて引揚げることになり、採
取した昆布を取落す心配少く引揚げることが可能にな
る。
明する。昆布を採取した昆布採取竿４を引揚溝３に嵌
め、２つの対向面１ｃ、１ｄに接触せしめて接触部位
５、６を形成する。引揚溝３に昆布採取竿４を嵌めた時
点における回転ドラム１は、回転横軸２を動力で回転さ
せることにより、引揚溝３に昆布採取竿４を嵌める前か
ら予め回転させておく。回転ドラム１が回転しているこ
とによって、２つの対向面１ｃ、１ｄに接触して接触部
位５、６を形成している昆布採取竿４は、回転横軸２の
中心線７に近いほうの接触部位６のほうへ向って回転し
ながら引揚げられる。（図１で回転ドラムの回転方向が
矢印方向ならば、昆布採取竿の回転方向は矢印方向とな
り、引揚げ方向は上向となる） 昆布採取竿４が上述のように回るということは、該採取
竿自体の中心線の周りを回ることになるので、採取した
昆布を昆布採取竿４に絡ませて引揚げることになり、採
取した昆布を取落す心配少く引揚げることが可能にな
る。
【００１０】叙上に説明したように、本発明は、採取し
た昆布を昆布採取竿に絡ませて引揚げるので、採取昆布
を取落す心配なく引揚げでき、採取昆布の引揚げ能率を
改善し得ることになる。
た昆布を昆布採取竿に絡ませて引揚げるので、採取昆布
を取落す心配なく引揚げでき、採取昆布の引揚げ能率を
改善し得ることになる。
【図１】 本発明引揚装置の一例を示す縦断正面図。
【図２】 図１の説明図。
【図３】 回転ドラムの対向円錐面と回転横軸の中心線
との交差角度が一例と逆の場合の他例を示す縦断正面
図。
との交差角度が一例と逆の場合の他例を示す縦断正面
図。
【図４】 回転ドラムを構成している一側ドラム部材と
他側ドラム部との直径が同径の例を示す同正面図。
他側ドラム部との直径が同径の例を示す同正面図。
【図５】 上記一側ドラム部材と他側ドラム部材との形
状が異なる場合の例を示す説明図。
状が異なる場合の例を示す説明図。
１…回転ドラム １ａ…一側ドラム部材 １ｂ…他側ドラム部材 １ｃ、１ｄ…対向面 ２…回転横軸 ３…引揚溝 ４…昆布採取竿 ５、６…接触部位 ７…中心線 θ1 、θ2 …交差角度
Claims (3)
- 【請求項１】 略截頭円錐形に形成された一対の一側ド
ラム部材と他側ドラム部材とを、円錐面を対向せしめて
回転横軸に取付け、該両ドラム部材の対向面間全周に略
Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝を構成すると共に、回転ド
ラムを構成し、前記引揚溝に昆布採取竿を嵌めて回転ド
ラムの対向面に接触せしめ、該回転ドラムの回転によっ
て昆布採取竿を引揚げる昆布採取竿引揚装置であって、
回転ドラムの対向面と回転横軸の中心線との２つの交差
角度が異なることを特徴とする昆布採取竿引揚装置。 - 【請求項２】 略Ｖ字形又は略Ｕ字形の引揚溝における
昆布採取竿と回転ドラムの対向面との２つの接触部位か
ら回転横軸の中心線に至る長さが異なることを特徴とす
る請求項１記載の昆布採取竿引揚装置。 - 【請求項３】 直径が異径又は同径の一対からなる一側
ドラム部材と他側ドラム部材とで回転ドラムを構成した
ことを特徴とする請求項１又は２記載の昆布採取竿引揚
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19913296A JP2791308B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 昆布採取竿引揚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19913296A JP2791308B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 昆布採取竿引揚装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1042656A JPH1042656A (ja) | 1998-02-17 |
| JP2791308B2 true JP2791308B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=16402684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19913296A Expired - Fee Related JP2791308B2 (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | 昆布採取竿引揚装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791308B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6703692B2 (ja) * | 2016-06-22 | 2020-06-03 | ケーアイシー株式会社 | 昆布採取器具の回転補助装置 |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP19913296A patent/JP2791308B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1042656A (ja) | 1998-02-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |