JP2791233B2 - 交換インターフェイス方式及び同期デジタルデータ通信網通信方法 - Google Patents

交換インターフェイス方式及び同期デジタルデータ通信網通信方法

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JP2791233B2
JP2791233B2 JP3149610A JP14961091A JP2791233B2 JP 2791233 B2 JP2791233 B2 JP 2791233B2 JP 3149610 A JP3149610 A JP 3149610A JP 14961091 A JP14961091 A JP 14961091A JP 2791233 B2 JP2791233 B2 JP 2791233B2
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的に電気通信網の送
受信情報源間の通信を制御する交換方式に関し、より詳
細にはタイミング同期化情報が送受信されるデジタル情
報に直接コード化されるような方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近代的なデジタル電話交換方式では、個
々の加入者ユニット間の可聴信号はPCMコード化され
時分割多重化ベースで送受信される。網終端装置として
知られる回路は一群のアナログもしくはデジタル電話回
線とインターフェイスしてこれらの回線を時分割多重化
方式の対応するチャネル群、すなわちタイムスロット、
ヘセグメント化する手段を有している。電話回線群の中
の任意の入電話回線上の音声情報すなわちデジタルデー
タは、一群のタイムスロットの中の対応するタイムスロ
ット中に、システム内の他の送受信ユニットを割り当て
られそれを連続的に交換が行われる。次に、複数のタイ
ムスロット内のデータが、任意の入チャネルからの情報
を選定された出チャネルへ交換するコントロールユニッ
トへ与えられる。これらのコントロールユニットはこの
交換動作を制御する中央処理要素を含み、交換動作の同
期化を行う中央タイムベースを提供する。
【0003】従って、各コントロールユニットとそれに
付随する網終端装置間でいくつかの別種の情報を伝送し
なければならないことがお判りと思う。網終端装置とコ
ントロールユニットの中央タイムベースとの周波数同期
を維持するために、中央タイムベースからのクロック基
準をコントロールユニットから網終端装置へ送信しなけ
ればならない。網終端装置とコントロールユニットの中
央タイムベースとの位相同期化を維持するために、コン
トロールユニットから網終端装置へ位相基準を通さなけ
ればならない。もちろん、網終端装置からコントロール
ユニットへの音声もしくはデータパスもなければなら
ず、その逆も言える。網終端装置へメッセージを通して
その動作を制御し、且つ他方ではコントロールユニット
からのコマンドに応答して網終端装置からコントロール
ユニットへメッセージを通すため、網終端装置とコント
ロールユニット間にはコントロールデータリンクも設け
なければならない。
【0004】前記した各種データに対して独立したワイ
ヤを使用する場合には、コントロールユニットと網終端
装置対当り6本の異なるワイヤが必要となる。大型交換
方式では、網終端装置当り24チャネルとしても、ワイ
ヤや接続の総数は過剰なものとなる。この事実は個々の
コントロールユニット及び網終端装置のサイズが回路の
小型化により低減され、それによりこれらのユニットの
ワイヤコネクタが利用できるスペースが低減されると一
層重大になる。従って、コントロールユニット及び網終
端装置対間のワイヤ接続数を最少限にしたいという強い
ニーズがある。
【0005】もちろん、時分割多重化により異種情報を
伝送するのに必要なワイヤ数を低減することが一般的に
知られている。第1A図を参照として、一般的にマンチ
ェスターコーディングと呼ばれるデータコード化法や双
位相ユニポーラコード化法も知られており、同期化され
た情報が被伝送データにより固有に運ばれ、すなわち自
己クロッキングであり、1本のワイヤでデータ及びクロ
ック情報を同時に運ぶことができる。2進1及び0が負
及び正の遷移によって表わされ、遷移は各サイクル中に
1回しか生じないが、遷移が正であるか負であるかとい
うことは明確でないため全クロック抽出を行うのに両種
の遷移を検出する必要がある。さらに、遷移は各サイク
ルの始めではなくクロック期間の中間で生じる。RZ
(ゼロ復帰)2進バイポーラコード化として知られるも
う一つの方法も自己クロッキングである。しかしながら
2進1及び0は各サイクルの開始中に正及び負の電圧パ
ルスにより表わされ、それは近代的な電話交換回路には
調和しないため、バイポーラ電圧源を必要とする不都合
がある。RZ2進ユニポーラコード化として知られる方
式はバイポーラ電圧源を必要とはしないが、各クロック
サイクル中にパルスが生じないため、部分的に自己クロ
ッキングであるにすぎない。このようなRZデータ源に
対するクロック検出は本発明の譲受人が譲り受けたトル
グリンの1973年7月8日付米国特許第3,894,
246号に示されている。自己クロッキングであるかも
しくは位相同期化を行う、パルスフォーマットを使用し
たコード化法は他には知られておらず、従って任意公知
のユニポーラデータ回線はコンパニオン同期化回線を伴
わなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、公知の自己ク
ロッキングコード化法を使用する欠点を克服するデジタ
ルパルス幅変調コード化法を使用した同期、デジタル通
信装置及び方法を提供することが本発明の目的である。
非自己クロッキング2進信号がパルス幅コード化されて
所定センス(好ましくは正、もしくは負)の遷移を行う
ことができ且つ完全に自己クロッキングするユニポーラ
データ流が発生され、各クロックサイクルの始めにパル
ス幅変調されたパルスが発生される。最も基本的な応用
において、2進1は1の幅を有するパルスに対応し2進
0はもう一つの幅の正パルスに対応する。タイミング同
期化だけでなく位相同期化も行うために、各バイト中に
1回もしくはデータの他のブロック中に2回2進1及び
2進0の幅とは異なる幅の第3のパルスが位相同期化パ
ルスとして発生される。
【0007】本発明の前記コード化法をデータ及びクロ
ックパルスに使用すると、クロックパルスや位相同期パ
ルスのための付加接続を必要とせずにネットワークの任
意2つの端局間で一対のワイヤ接続を介した全二重、同
期通信を行うことができる同期デジタル通信網の有利な
通信方法が提供される。本方法に従って、一つの端局か
らの非自己クロッキング形式の一連のデジタルパルスは
もう一つの端局へ送信される前に2進1、2進0及び位
相同期パルスがそれぞれ可変幅のパルスで表わされる前
記自己クロッキング形式へ変換される。他方の端局にお
いて、各クロックサイクルの始めに生じるパルスの正の
遷移からクロック信号が抽出され、この抽出されたクロ
ック信号は次にパルス幅変調されたデータパルスを非自
己クロッキング形式へ復号し戻すのに使用される。同期
化パルスは端局間で位相同期化を維持するのに使用され
る。
【0008】本発明の目的は送受信情報源の電気通信網
の情報源間通信を制御する交換方式に前記方法を応用す
ることにより一部達成される。本発明の一局面に従っ
て、交換方式はいくつかの情報源に接続されたコントロ
ールユニット及びその他の情報源に接続された網終端装
置を有している。コントロールユニットは前記情報源か
らの情報をシリアル、パルス幅2進フォーマットにコー
ド化する手段及び前記コード化情報のパルス幅2進コー
ド化パルスを所定の送信ビットレートでシリアルに送信
する手段を含んでいる。網終端装置はシリアル送信され
たパルス幅2進コード化パルスに応答してそこからクロ
ック信号を抽出する手段及び前記クロック信号に応答し
てシリアル送信されたパルス幅2進コード化パルスを同
期復号し網終端装置が接続された前記その他の情報源へ
送出する手段を含んでいる。
【0009】本発明の他の局面により、網終端装置はそ
れに接続された情報源からのデータをパルスフォーマッ
トへコード化する手段及びクロック信号に応答してコー
ド化データを前記送信ビットレートと周波数同期してコ
ントロールユニットへ送信する手段も有している。
【0010】同期化パルスを使用してタイミング及び位
相同期化の両方を可能にする交換方式を提供することも
本発明の目的である。本方式において、コントロールユ
ニットは前記情報源からの情報を一連のデータパルスと
してコード化する手段、パルス幅コード化された同期化
パルスを発生する手段、及び前記一連のデータパルス及
びパルス幅コード化された同期化パルスを一緒に所定の
ビットレートで時分割多重化ベースで送信する手段を有
している。網終端装置は少くとも前記パルス幅コード化
された同期化パルスに応答してクロック信号を引き出す
手段、前記クロック信号に応答して一連のデータパルス
を同期復号し網終端装置が接続された前記その他の情報
源へ接続する手段、及び前記パルス幅コード化された同
期化パルスに応答して網終端装置の同期復号手段とコン
トロールユニットのコード化手段との同期化を制御する
手段を有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】好ましくは、網終端装置
はそこに接続された他方の情報源からコントロールユニ
ットへデータを送信する手段を有している。これは、前
記同期化パルスに応答してコントロールユニットへ送信
された前記データとコントロールユニットからのパルス
幅コード化された同期化パルスとの位相同期化を維持す
る手段を含んでいる。位相同期化取得回路が設けられて
おり、それは前記復号手段に関連してコントロールユニ
ットからの前記同期化パルスの受信に応答して同期化パ
ルス受信信号を発生する手段と、前記同期化パルス受信
信号に応答して同期化パルスと位相同期しているクロッ
クパルスをカウントする前記コード化手段のカウンタ
と、前記カウンタに応答してカウンタが同期化パルスと
位相同期している場合といつ次の同期化制御パルスを受
信すべきかを示す同期化制御信号を発生する手段と、前
記互いの所定の期間内に発生されない前記同期化パルス
受信信号及び前記同期化制御信号に応答して同期外れ信
号を発生する手段を含んでいる。同期外れ信号に応答し
てカウンタを再同期化させる手段が設けられている。
【0012】好ましくは、コントロールユニットと網終
端装置間で全二重同期通信が行われる。これは、一連の
データパルスからの情報をコード化する手段、一連のデ
ータパルスで受信された情報を復号する手段、データパ
ルスの幅とは異なる所定幅の同期化パルスを発生する手
段、及び前記コード化された情報と前記同期化パルスを
一緒に所定のビットレートで送信する手段をコントロー
ルユニットに設けることにより達成される。同様に、網
終端装置は少くとも前記同期化パルスに応答してクロッ
ク信号を引き出す手段と、前記クロック信号に応答して
前記その他の情報源の一つからの情報を同期コード化し
てコントロールユニットへ送信する手段と、前記同期化
パルスに応答して前記網終端装置のコード化及び送信手
段とコントロールユニットの前記復号手段の位相同期を
制御する手段を含んでいる。
【0013】
【実施例】次に図面、特に第1B図及び第2図を参照と
して、本発明の多くの有利な特徴を可能にする3進符号
化方式は幅の異なる3つのパルスを使用している。好ま
しくは、論理0パルス20は最狭幅であり、論理1パル
ス22は論理0パルス20のおよそ2倍の幅を有し、同
期化、すなわちsync、パルス24は論理0パルス2
0のおよそ3倍の最も広い幅を有している。好ましく
は、全クロック期間26は論理0パルスの幅の4倍であ
り、syncパルス24が発生してもクロック期間の少
くとも1/4には論理1パルスが残らないようにされ
る。第1A図に示す方式とは異なり、パルス20,22
もしくは24の先縁は各タイミング期間の始めと一致し
連続するパルスの先縁間の時間は常にクロック期間26
に等しい。また、各クロックパルスごとにコードパルス
が発生する。
【0014】次に第3図を参照として、本発明はネット
ワークサブシステム29のさまざまな要素とインターフ
ェイスするのに使用され、ネットワークサブシステム2
9は次にコントロールサブシステムのSBXバス30及
び網終端サブシステムの要素に接続される。サブシステ
ムの要素と中央コントローラ及び電話交換方式の(図示
せぬ)中央メモリとの通信はSBXバス30を介して行
われる。好ましくは、バス30のコントロールサブシス
テムは単信もしくは複信が可能な68020/6803
0マイクロプロセッサベースマルチプロセッサ、分散処
理システムである。ネットワークサブシステム29はシ
ステムクロック、すなわちCK、32及び各々が単段、
非ブロック、772チャネルタイムスロットインターチ
ェンジャ、すなわちTSI34からなる4つのインタラ
クティブ交換/コントロールモード(2つのみを示す)
からなっている。これらの大概のチャネル768は網リ
ンクとして知られる拘束シリアルインターフェイスを介
して網終端サブシステム27の遷移回路とインターフェ
イスする24チャネルの32群へ分割される。TSI3
4に接続された網自己コントローラ、すなわちNSC回
路36は各スイッチモードの768チャネル上の信号活
動の処理能力を与える2MバイトDRAMの68000
マイクロプロセッサを有している。NSC回路36内
で、(図示せぬ)TSI回路に対する768チャネル並
列時分割多重化、すなわちTDM、バスは網終端サブシ
ステム27に対して32の24チャネル3.088MH
zシリアルリンク、すなわち網リンク、へ多重化され
る。TSI回路34はそれ自体に対する高レベル処理へ
のアクセスを提供し、NSC回路36はコントロールサ
ブシステム2次バス30上に常駐するSBX回路への
(図示せぬ)SBXインターフェイスを介したアクセス
を提供する。中央コントローラメモリ及び中央コントロ
ーラはこの2次バス30を介してロードされる。
【0015】網終端サブシステム27を形成する回路は
信号音、アナウンスメント及びメッセージを与えるDA
S、すなわちデジタルオーディオソース37、基本レー
ト線、すなわちBRL、回路38、1次レートインター
フェイス回路、すなわち、PRI40、一つ以上のDS
Iポート回路42、及びデジタル信号処理、すなわちD
SP、回路44を含んでいる。BRL回路38はエージ
ェント及びスーパバイザコンソールへのシステムアクセ
スを提供し、PRI回路40はTIデジタルトランクの
24の64Kビットチャネルを終端させ且つDSIポー
ト回路42の全ての特徴を有している。DSIポート回
路42はシステムへのデシタルTIトランクアクセスを
提供する。PCMチャネルは適切にフォーマット化され
てDS1送信リンク46へ送られる。DS1リンク46
からの入力情報は回復され、バッファされてネットワー
クへアクセスするための網リンクへ送られる。デジタル
信号処理回路44はDSP回路44がそのリンクを介し
てネットワークへアクセスする24システムチャネルの
中の8チャネルをアクセスするための3つの別々のTM
S320C25デジタル信号プロセッサ回路を提供す
る。DSP44プロセッサはMF及びDTMF信号のた
めの機能を受信し且つシステム診断において信号音計測
機能に使用することができる。4線のみのリンク47に
より網終端サブシステム27の各要素が差動方式のNS
C36と有利に接続され、非差動方式では僅か2線で接
続されることが判る。
【0016】ワイヤリンク47は第8図の網リンクイン
タフェース、すなわちNLI、集積回路50により可能
とされる。第9図に示すように、網終端装置50Bとし
て作動する一つ以上のNLI回路50が各網終端サブシ
ステム要素37,38,40,42,44に含まれてお
り、コントロールユニット50Aとして作動する多数の
NLI回路がサブシステム29のNSC回路36内に含
まれている。従って、好ましくは本発明は後記するよう
に応用に応じて異なるモードで作動可能な一つのNLI
回路50により実施される。1個のパッケージの替りに
異なる各動作モードに対して別々の集積回路パッケージ
を設けることもできるが、好ましくはNLI回路は第8
図に示す入出力端子を有する大規模集積回路パッケージ
に実施される。
【0017】説明の都合上第4A図を参照として、網リ
ンクインターフェイス回路50はDS1ポート回路4
2、第8図、の一つをコントロールユニットとして作動
するもう一つの網リンクインターフェイス回路、第9
図、すなわちマスターユニット50Aとインターフェイ
スさせる網終端装置、すなわちスレーブ、回路50Bと
して示されている。
【0018】DPC42は一つのDS1トランクを終端
させ、その24チャネルをネットワークへインターフェ
イスさせる。DPC42は、DS1回線の性能監視だけ
でなく、受信したDS1クロックの回復、フレーム制
御、受信したPCM及びAB(CD)信号データのバッ
ファリングを行う。弾性バッファ53を介して、受信さ
れたDS1回線のPCM及びDS1回線46に受信され
た信号データは回線51Aに生じるシステムクロックと
同期化される。弾性バッファ53から読み出されたデー
タは網リンク47を介してネットワークへ送信される。
出DS1回線46へ送出される情報は同様に網リンク4
7を介してネットワークから受信される。マイクロプロ
セッサはDS1回線のビットエラーレート及びスリップ
性能を監視し、警報状態を監視し、ループバック及び他
の診断施設を制御し、網リンク47内のデータリンクを
介したコントロールシステムとの通信を維持する。
【0019】事務所の中継器架(ORB)、チャネルサ
ービスユニット(CSU)、もしくはギャラクシー(g
alaxy)音声回路(GVC)ポートインターフェイ
ス装置から受信されるDS1信号は変成器結合され、図
示するようにDPC42において終端される。同様に、
送信される各DS1信号は回線へ変成器結合される。3
個のVLSIデバイスがDPC50BのDS1インター
フェイス機能の核すなわち、回線インターフェイス装置
51、DS1トランシーバ52、及び弾性バッファ53
を形成する。これら3個のVLSIデバイスはDPCマ
イクロプロセッサ54によりプログラム可能である。
【0020】DPCの回線インターフェイス装置51は
プログラマブルな回線ビルトアウト機能の他に、DS1
回線インターフェイス46の適切な終端及び回線ドライ
バ回路を提供する。回線インターフェイス装置51はま
た受信回線46A上のクロック信号を回復し、このクロ
ック及び1.544MHzシリアルデータをそれぞれ回
線51A,51Bを介してDS1トランシーバ52へ与
える。同様に、回線インターフェイス装置51は回線5
2Aを介してDS1トランシーバ52から1.544M
Hzシリアルデータを受信して出DS1回線46へ送出
する。回線インターフェイス装置51により抽出されて
受信されるDS1回線クロックはDPC42から出力さ
れて、基準入力として(図示せぬ)ネットワークのクロ
ック制御回路へ通信することもできる。
【0021】DS1トランシーバ52は受信DS1回線
46AのフレーミングパターンへロックオンしてPCM
及び信号データの各チャネルを弾性バッファ53装置へ
通す。受信したDS1回線のビットエラーカウント及び
警報状態はDS1トランシーバ52により維持される。
同様に、出DS1回線46Bを介して送信されるPCM
及び信号データはフレーミングのためにNLI50Bか
らDS1トランシーバ52へ与えられる。
【0022】弾性バッファ53は各チャネルに対して受
信されたPCM及び信号情報をバッファしてDS1回線
とシステムクロック間の変動を許容する。このデータは
システムクロックと同期してNLI50Bによりバッフ
ァから読み出される。好ましくは、弾性バッファ装置5
3は、所望により、信号統合及び凍結機能を実施するよ
うにプログラムされる。
【0023】NSC36はシステムクロック及び同期化
信号を網リンク47上へコード化し、これらの信号はN
LI50B及び付随する位相同期回路により復号され
る。NLI50BはPCMの24チャネル及びDPC4
2の信号データをネットワークへ接続する機構を提供す
る。NLI50Bはまたマイクロプロセッサ54が網リ
ンク47の768Kbpsデータリンクを介してNSC
36のマイクロプロセッサと通信する手段を提供する。
冗長方式では、NLI50Bは各ネットワークコピー内
のNSC36に接続される。
【0024】DPC40は6MHzで作動する6800
8ICである68008マイクロプロセッサ54を含ん
でいる。マイクロプロセッサ54の主要機能はNLI5
0BのDS1インターフェイス回路をプログラムし、D
S1回線40を監視し、エラー及びアラーム状態をNS
C36へ報告することである。マイクロプロセッサ54
はNLI50BとインタラクトしてNSC36と通信す
る。このような場合、DS1トランシーバ52はESF
DS1応用におけるファシリティデータリンク51Aを
制御する。また、遠隔エージェント応用に対しては、N
LI50BはDPC42の64Kbpsチャネルの一つ
に維持された遠隔施設57Bへのデータリンクを制御す
る。
【0025】DPC42はブートローディング及び診断
コードに対する非待機状態EPROM55の64Kバイ
トを含んでいる。DPC42はオプションとして96K
バイトへ拡張できる非待機状態RAM56の32Kバイ
トを含んでいる。RAM56は8Kバイトブロックで書
き込み保護できる。さまざまな機能の制御及び監視を行
うための数個のレジスタもマイクロプロセッサ54のア
ドレススペースに設けられる。
【0026】マイクロプロセッサ54はNLI50B、
DS1トランシーバ52、回線インターフェイス装置5
1、シリアル通信コントローラ57からの割込みを、N
LI50B内に生じる10mS信号により受信すること
ができる。
【0027】遠隔エージェントケーパビリティを提供す
るために、DPC42にはISDN‘23B+D’環境
における‘D’チャネル制御を容易にするためのDS1
回線46の24の64Kppsチャネルの一つへのアク
セスが与えられる。受信された64KbpsデータはD
S1トランシーバ52によりNLI50Bを介してZ8
530シリアル通信装置、もしくはマイクロプロセッサ
54により制御されるデータリンク57A及び57Bへ
通される。装置57は64Kbpsデータ流をシリアル
化し、NLI50Bを介してDS1トランシーバ52へ
通し出DS1回線46Bへ送信する。遠隔地には、この
‘D’チャネル情報のソース及びシンクとしてもう一つ
のDPC42が存在する。
【0028】DPCは冗長−48VDC入力を受け入
れ、且つその論理回路に必要な+5Vを引き出すための
DC/DC電力変換器を含んでいる。
【0029】次に、第4B図を参照として、NLI50
Aはネットワークサブシステム29を第3図の網終端サ
ブシステムの要素とインターフェイスさせるNSC36
内のマスター、すなわちコントロールユニット、50A
として使用されることが判る。NSC36は交換網の3
層分布処理アーキテクチュア内の中レベル位置を占め
る。NSC36の主要な役割りは呼処理であり、その間
に関連するTSI34と共有するSBXインターフェイ
ス手段を介してコントローラシステムの高次マイクロプ
ロセッサとインターフェイスする。NSC36はまた網
リンク手段を介して網終端サブシステム27内のDAS
37及びDSP44ともインターフェイスする。回線及
びトランクのAB(CD)信号ビット及び細線コンソー
ルの特殊B信号メッセージ(特殊B信号)はNSCマイ
クロプロセッサ58により直接制御される。この信号情
報のNSC制御を容易にするために‘ABSB IC’
ASICが開発されている。NLI50Aはネットワー
クと網終端要素間の通信を行うために開発されているA
SICである。NSC36は32のNLI50Aを含ん
でいる。
【0030】NSCは10MHzで作動する68000
マイクロプロセッサ58により制御される。NSC36
はブートローディング及び診断コードのための一つの待
機状態でアクセス可能なEPROM59の64Kbps
を含んでいる。この回路はまた、1M×16として構成
される非待機状態でアクセス可能なDRAM60の2M
bpsも含んでいる。DRAM60全体についてバイト
境界にパリティも維持されている。ソフトウェアをこの
DRAM60へダウンロードして実行することができ
る。保護論理61によりDRAM60の8Kバイトセグ
メントは、スーパバイザもしくはユーザスペースとして
指定される、書込み保護を行うことができオプコード取
り出しを行うことが拘束される。所与のDRAMセグメ
ントに対して指定された保護を侵害しようとすると、マ
イクロプロセッサ58へバスエラー表示が出される。
【0031】2個の16ビットカウンタを設けるように
構成することができる4個の8ビットカウンタを含むN
SC上で68901多機能周辺装置62を利用すること
ができる。周辺装置上のシリアルポート62Aによりオ
フカード通信リンクが容易になる。このシリアルリンク
はもう一つのチャネルのクロックとの通信のためにコン
トロール/ネットワークチャネル内でNSCにより使用
される。このシリアルリンクは(図示せぬ)コントロー
ルシステムマイクロプロセッサとの相互通信手段とし
て、システム初期化中にクロックをタウンロードするの
に使用される。マイクロプロセッサ58のI/Oピンは
優先割込入力及びメモリ保護論理61から到来するエラ
ー表示のラッチとして使用される。NSCマイクロプロ
セッサ58はSBXインターフェイス、NLI50A、
マイクロプロセッサ58のシリアル通信回路からの割込
みを、一つのNLI50A内に生じる10mS信号によ
り受信することができる。
【0032】SBXへのNSC/TSIインターフェイ
スはコントロール信号に応答して多重化アドレス及びデ
ータバスを介して通信しなければならない。SBXの一
部としてTSI34にはいくつかのレジスタが存在して
いる。NSC36及びTSI34はこれらのレジスタの
一つの1ビットがトグルされる時はSBXにより強制的
にリセットすることができる。SBXはまたこれらのレ
ジスタの他のビットを励起することによりNSCマイク
ロプロセッサ58を割込むこともできる。さらに、TS
I34にはSBXがアクセス可能な1K語二重ポートR
AMもある。この二重ポートRAMは特にコントロール
システムとNSCカードマイクロプロセッサ58間でコ
ントロールメッセージ及びデータを通すためのものであ
る。この二重ポートRAMには両方向から同時にアクセ
スすることができるが、データはソフトウェア制御ハン
ドシェークでしかこのメモリへ転送することができな
い。
【0033】TSI34上の回路はまたSBXバスワー
ド指向パリティとNSC/TSIバイト指向パリティ間
の変換もできなければならない。各NSC36は32N
LIアレイ50Aを含んでいる。NLI50Aは(TS
I34に対する)変換されたPCMと信号データ、シス
テムクロックとsync信号、及びNSC36と網終端
カードマイクロプロセッサ間の通信リンクを一緒に物理
リンクへ持ち込む。NLIアレイへのインターフェイス
は3つある。各NLI50Aは24チャネル群で作動す
る。NSC36上の各NLI50Aに対して、網終端回
路にはNLI50Bが付随している。
【0034】網リンクはNSC50と各網終端回路間で
使用される。各24チャネル群に対して網リンクを使用
することにより、二重方式における24チャネルの最大
故障群サイズが容易になる。このような二重構成では、
所与の網終端回路は2つの冗長NSC36の各々への網
リンクを有している。網終端回路は常に両方のNSC3
6へコピーを送信するが、一時にその一方しか“聴く”
ことができない。
【0035】NSC36と網終端回路間の任意の完全リ
ンクに対して最少限2本の物理的ワイヤを必要とし、N
SC36から網終端回路へのPCM/信号データパスと
網終端回路からNSC36へのPCM/信号データパス
である。PCM及び信号パスの他に、網終端サブシステ
ム27内に常駐する各カードは適切な動作を行うための
3つの付加要素を備えていなければならず、それはシス
テムクロック、システム同期化信号、及び(図示せぬ)
網制御マイクロプロセッサとの通信パスである。多くの
システムでは、これら3つの信号パスはPCM及び信号
データ用とは異なる物理的に独立したワイヤに与えられ
る。第3図のネットワークでは、これらの機能はPCM
及び信号データ流のためのものと同じ一組のワイヤへ固
有に与えられるように回線が設計されている。NSC及
び網終端接続からはこれら2本のワイヤしか必要とされ
ないため、各信号の差動送信のための第2組のワイヤを
使用して所要ケーブル量を最少限に維持しながら網リン
クの信頼度を高めることができる。
【0036】網リンクインターフェイス集積回路、すな
わちNLI50は前記したように網リンクを制御するよ
うに設計された特定用途集積回路である。NSC36を
網終端回路に接続する3.088MHz差動リンクはt
o portリンクと呼ばれ、網終端カードをNSCに
接続するものはfrom−portリンクと呼ばれる。
【0037】網リンクのNSC36端のNLI50Aは
クロックから与えられるシステムクロックへの直接アク
セスを有するため、“マスター”タイミングモードで作
動すると言われる。NLI50Aは受信するパルス幅変
調コード化網リンクからシステムクロックのコピーを引
き出さなければならない。こうして、網終端回路NLI
50Bは“スレーブ”タイミングモードで作動すると言
われる。網終端回路において、位相同期回路を使用して
受信網リンク上の3.088MHzタイミングパルスか
ら12.352MHzシステムクロックを再生する。こ
のクロックは333Hzシステムsyncパルス、24
チャネルPCM及び付随する信号データ、及び768K
bps通信チャネルが多重化される受信網リンク上でコ
ード化されたデータをサンプルするのに使用される。こ
のようにして、網終端回路クロックはシステムクロック
と同期化されるため、NSC回路50Aの受信網リンク
を復号する類似のクロック回復法は必要とされず、デー
タはマスタークロックから与えられる12.352MH
zクロックにより単にサンプルすることができる。しか
しながら、長いケーブルに付随する位相遅延及びノイズ
問題によりこの後のポイントに対して網リンクの長さは
9.14m(30フィート)に制限される。実際上、ネ
ットワーク及び網終端機能はお互いの距離内に容易に配
置できるため、この最大ケーブル長は制約条件にはなら
ない。
【0038】各網終端回路は24チャネルデータを通す
NLI50Bへのそれ自体のインターフェイス形式を有
している。NLI50Bにはそれが常駐するカードが所
望の24チャネルインターフェイスを指定するために
“モード”選定ピンが設けられている。
【0039】次に第5図を参照として、NSC36内の
コントロールユニット、すなわちマスターユニット、5
0Aとして作動するNLI回路50は、単に網終端装
置、すなわちスレーブユニット、50Bとして予め選定
されているDPC42のもう一つのNLI回路50と接
続されている。
【0040】NSC50Aにおいて、12.352MH
z周波数基準及び333位相基準が回線80,82を介
してNLI50Aへ与えられる。2組の固定モジュール
カウンタ63,64がこれらの基準入力により駆動され
る。12.352MHz周波数基準はこれらの各カウン
タへクロック入力として与えられ、333Hz位相基準
は各々へsync(リロード)入力として与えられる。
XMTカウンタ63のモジュールはRCVカウンタ64
のモジュールと全く同じである。各々が2段からなり、
第1段はカウント0から1543までの連続クロック入
力範囲の11ビットカウンタであり第2段は0〜23の
範囲の5ビットカウンタである。各カウンタの第1段は
第2段が1回増分できる前は0〜1543の範囲でなけ
ればならない。第1段カウンタが1543カウントに達
すると、次に受信される12.352MHzクロック入
力によりそのカウンタは0とされる。同様に、第2段カ
ウンタが23カウントに達すると、次に第1段カウンタ
が最大値となって12.352MHzクロックを受信す
る時に、第2段カウントは0復帰される。レジスタはN
LI50A内でこれらのカウンタへの入力として維持さ
れる。第20図及び第23図はカウンタ動作を行うマイ
クロプロセッサ58、第4B図がアドレス可能なレジス
タを示す。これらのレジスタがマイクロプロセッサ58
により始動されると、XMTカウンタ63及びRCVカ
ウンタ64が回線80を介して333Hz位相基準入力
を受信するたびに、これらのレジスタからの値はこれら
のカウンタの次のカウントとして挿入される。このよう
にして、マイクロプロセッサ58は単に各々の付随する
カウンタロードレジスタに異なる値を指定するだけでX
MTカウンタ63とRCVカウンタ64間の位相差を指
定することができる。これは、同様にXMTカウンタ6
5及び受信カウンタ66があるNLI50Bにおいて有
用である。これらのカウンタのモジュールはNSC50
Aのモジュールと全く同じである。NLI50BのXM
Tカウンタ66及びRCVカウンタ65は、それらに1
2.352MHzクロック及び333Hz syncを
加える方法及び、恐らくは、333Hz syncを受
信する時に付随する回路のマイクロプロセッサが設定す
るカウンタロードレジスタ値のみがNLI50Aのカウ
ンタとは異っている。
【0041】NLI50Aにおいて、音声及びコントロ
ールメッセージデータはマルチプレクサ67へ入力とし
て与えられ終局的に網終端回路へ送信される。XMTカ
ウンタ63の出力はこれらの入力のいずれをラインエン
コーダ68へ加えるべきかを選定するのに使用される。
マルチプレクサへの第3の入力は送信網リンクへ333
Hz sync信号を与えるべき時を示すXMTカウン
タ63のもう一つの出力である。ラインエンコーダは音
声もしくはコントロールメッセージ入力からの論理0も
しくは論理1データに作用して第2図のコード化された
論理0もしくは論理1記号を生じる。網リンクへsyn
c記号を送信しなければならないことを示す入力を受信
すると、第2図のsync記号が発生される。
【0042】網終端50Bにおいて、NLIラインエン
コーダ68の出力は相互接続線84を伝播した後に受信
される。この受信された網リンクデータは遅延網69へ
通され次にトグルフリップフロップ等の2分割回路70
へ入力される。網リンクから受信される各記号はローか
らハイへの遷移で開始するため、一度遅延された受信網
リンクはこのトグルフリップフロップ70のクロック入
力として使用される。その結果、2分割回路70から
1.544MHzクロックが入力され、それは次に位相
同期回路71へ入力として加えられて12.352MH
zクロックを生じる。位相同期回路71からのこの1
2.352MHz出力の性質は受信網リンクの3.08
8MHzデータレートよりも周波数が4倍高く且つこの
12.352MHzクロックの4番目ごとのローからハ
イへの縁は受信網リンクの各受信ビット間隔の始めのロ
ーからハイへの縁よりも位相が遅延する。この位相遅延
の持続時間は遅延ブロック69の持続時間として本質的
に固定されている。
【0043】このようにして、12.352MHzクロ
ックを使用して各受信網リンクビット間隔を4回サンプ
ルし、所与のビット間隔中に3つの記号の中のいずれを
NSCラインエンコーダ68が出力したかを識別するこ
とができる。受信ビットのサンプリング及びデコーディ
ングはラインデコーダ及びデマルチプレクサ回路72の
機能である。位相同期回路71が生じる12.352M
Hzクロックは網終端回路におけるRCVカウンタ65
及びXMTカウンタ66へのクロック入力として使用さ
れる。入網リンクからsync入力が受信されているこ
とをラインデコーダ及びデマルチプレクサ回路72が識
別すると、このsync表示は位相同期取得回路73手
段を介してRCVカウンタ65及びXMTカウンタ66
のsync(リロード)入力へ加えられる。
【0044】RCVカウンタ65及びXMTカウンタ6
6は固定モジュールで作動し、且つsync受信時に取
り込む値は付随するカウンタロードレジスタ(第20図
〜第23図)をロードすることにより付随する網終端回
路のマイクロプロセッサにより固定されるため、位相同
期取得回路73は各カウンタの現在の値をそのロードレ
ジスタ値と比較して次の入力ビットとしてsync記号
を入網リンクから受信すべきことを予測する。入網リン
クから受信される次ビットがsync記号でない場合に
は、網終端回路に同期外れ状態が表示される。入網リン
クにsync記号が受信されそれがいずれかのカウンタ
の現在値とそのロード値との比較により予測されない場
合には、網終端回路に再び同期外れ状態が表示される。
【0045】網終端のRCVカウンタ65及びXMTカ
ウンタ66が最初にNSC36と同期化されたら、その
後も同期を維持しなければならない。同期された状態に
おいて、RCVカウンタ65はラインデコーダ及びデマ
ルチプレクサ回路72から適切なカード回路へ受信され
る復号された音声及びコントロールメッセージデータを
デマルチプレクスするのに使用される信号を出力する。
同様に、NSC36へ送信される音声及びコントロール
メッセージデータが他の網終端カード回路から網リンク
送信用マルチプレクサ74へ送られる。XMTカウンタ
66は同期ビット間隔中に送信網リンクを介して挿入さ
れるもう一つの入力をこのマルチプレクサ74へ与え
る。XMTカウンタ66出力は、音声、コントロールメ
ッセージもしくは同期タイプのどのビットを所与の時間
に送信すべきかを制御する。
【0046】一方、網終端NLI50Bから送信される
網リンクデータはパルス幅変調コード化されていないこ
とをお判り願いたい。この出力は3.088MHZビッ
ト間隔を通じて厳密に論理0もしくは論理1である。X
MTカウンタ66により同期ビットが網リンクへ出力さ
れて論理0及び論理1のユニークなパターンが公式化さ
れる。
【0047】網終端NLI50B上のRCVカウンタ6
5は明らかにそのXMTカウンタ66と周波数同期化さ
れている。これら2つのカウンタ間の位相差は同期入力
受信時の値を指定することにより終端回路マイクロプロ
セッサにより制御される。同様に、NSC36のXMT
カウンタ36は明らかにそのRCVカウンタ64と周波
数同期化されており、位相差はsyncを加えられる時
の値をマイクロプロセッサ58が設定することにより制
御される。RCVカウンタ65は我々のパルス幅変調法
によりNLI50AのXMTカウンタ63と同期化され
るため、網終端XMTカウンタ65はRCVカウンタ6
4に同期化される。こうして、全体システムが周波数同
期化され、全カウンタ63〜66のロードレジスタの値
が適切であれば位相同期も達成される。
【0048】説明の都合上、NSC36におけるNLI
50Aのラインデコーダ68によるビット出力経路に沿
った時間遅延は網リンクケーブルを介して網終端回路D
SP44へ伝播され、ラインデコーダ及びデマルチプレ
クサ72へ伝播され、送信マルチプレクサ74へ入力と
して帰還され、マルチプレクサ及び相互接続網リンクケ
ーブルを介してNSCへ伝播し戻され、入力ラッチ75
に受信されるものとする。相互接続ケーブル長が限定さ
れておれば、第5図の回路により、ラウンドトリップ間
隔は3.088MHzビット間隔よりも小さくすること
ができる。NSC36のラッチ75を有する網終端マル
チプレクサ74から送信される非コード化網リンクデー
タを簡単に受信することができるのは、固有の同期化及
び制御された時間遅延を有する第5図のこの回路及び方
法による。このラッチ75はRCVカウンタ64が受信
するる12.352MHzクロックを単に分割するだけ
でNSC RCVカウンタ64から引き出される3.0
88MHz信号によりクロックされる。NSCラインデ
コーダ68により3.088MHz出力ビット間隔が開
始される時点は、その受信網リンクラッチ75によりビ
ットがサンプルされ受信される時点と同じである。
【0049】NSCラッチ75が受信するデータはRC
Vカウンタ64の出力により制御されるデマルチプレク
サ76によりデマルチプレクスされて適切なNSC回路
へ行く。さらに、全システムが同期化されているため、
NSCにおいて網終端からの同期ビットがいつ予期され
るかを知ることができる。最端同期チェック回路77は
RCVカウンタ64から入力を受信して網終端から論理
1レベル同期ビットを受信すべき時点を識別し、次にデ
マルチプレクサ76から受信される網リンクビット出力
をサンプルする。網リンクからの論理1同期ビットが予
期されている時に受信されていないかもしくは予期され
ていない時に受信されていることを最端同期チェック回
路77が識別すると、網終端50BがNSC端50Aに
対して同期外れであるという表示が生じてNSCマイク
ロプロセッサ58が中断される。
【0050】第6A図及び第6B図を参照として、網終
端、すなわちスレーブ、装置50Bの送信リンク部及び
受信リンク部を示す。これらは第6C図、第6D図、第
6E図及び第6F図に示す波形で作動する。
【0051】第6A図の回路は第7A図の回路と共に一
つの集積回路に組み込まれている。また、デバイスが網
終端においてNLI50Bとして使用されるのではなく
NSC端において網リンクインターフェイス50Aとし
て使用される場合には、第6A7A図の回路の異なる部
分も適用できる。同様に、デバイスが網終端においてN
LI50Bとして使用されるのではなくNSC端におい
て網リンクインターフェイス50Aとして使用される場
合には、第6B7B図の回路の異なる部分も適用でき
る。
【0052】第6A図において、網終端50Bの網リン
ク送信器の関連する点はA1〜A7で示されている。本
例において、NLI50のマスター/スレーブピン、第
8図、は(スレーブモードを示す)論理0に固定され、
NLI50の回路の適切なNLI50B部分をイネーブ
ルするものとする。NLIは固定モジュールXMTカウ
ンタ66から入力を受信する。XMT66、第5図、は
2段からなり、第1段はカウント0〜1543の連続ク
ロック入力範囲の11ビットカンタでありその第2段は
0〜23の範囲の5ビットカウンタである。カウンタの
第1段は0〜1543の範囲でなければならず、第2段
は0〜23の範囲の5ビットカウンタである。第2段が
1回増分できる前に各カウンタの第1段は0〜1543
の範囲でなければならない。第1段カウンタが1543
カウントに達すると、次に受信するクロック入力により
そのカウンタは0とされる。同様に、第2段カウンタが
カウント23に達すると、第1段カウンタが次にその最
大値に達してクロックが受信される時に、第2段カウン
トは0復帰される。第1段カウンタ出力66AはICV
AL00〜ICVAL10として第6A図に示されてい
るが、出力ICVAL02及びICVAL03は使用さ
れない。第2段カウンタ出力66Bは第6A図にIFR
MCT0〜IFRMCT4で示されている。XMTカウ
ンタ66はXMTカウンタ66出力をICVAL00,
ICVAL01=0の状態へ強制した同じ12.352
MHzクロックパルスの反転コピーのローからハイへの
遷移によりクロックされる。
【0053】本質的に、197,198の信号は一緒に
NORされて3.088MHz期間継続する網リンクビ
ット出力を生じる。出力195がローであれば、出力1
96はハイである。出力195がハイであれば、DAT
A IN回路へのデータ入力は網リンクを介して送信さ
れるものとなる。しかしながら、出力196がハイであ
れば、出力は出力194にあるものとなる。出力194
信号は、ユニークなパターンを維持しながら網終端NL
I50BからNSC NLI50Aへ網リンクを介して
同期ビットを出力する手段である。出力194はカウン
タ状態の変化がおさまった後にサンプルされる出力19
3信号値に等しい。同様に、出力195はカウンタの状
態変化がおさまった後にサンプルされる出力192信号
値に等しい。また、出力196は出力195の補数であ
る。
【0054】次の組合せ論理式は回路の関係部分の動作
を完全に記述するものである。 状態 出力 [ICVAL10-ICVAL00]=00000XXXXXX 但し X=irrelevant の場合のみ 191=1 [ICVAL10-ICVAL00]=00000111XXX 但し X=irrelevant の場合のみ 192=0 [IFRMCT4-IFRMCT0]=00000 の場合のみ 193=0 [IFRMCT4-IFRMCT0]=00000 12.352MHzでサンプルした場合のみ 194=0 [ICVAL10-ICVAL00]=00000111XXX 但し X=irrelevant 12.35MHzで サンプルした場合のみ 195=0 196=195の否定 [IFRMCT4-IFRMCT0]not=00000 12.352MHzでサンプルした場合、 且つ [ICVAL10-ICVAL00]=00000111XXX 但し X=don't care 12.352MHzでサンプルした場合のみ 197=1 [ICVAL10-ICVAL00]not=00000111XXX但し X=irrelevant 12.352MHz でサンプル、 且つ “DATA IN"=0 の場合のみ 198=1 “DATA OUT TO NETWORK LINK" は次の値をとる。 [ICVAL10-ICVAL00]=00000111XXX ならば、但し X=irrelevant で12.352MHz でサ ンプルした場合、12.352MHz でサンプルした時に[IFRMCT4-IFRMCT0]not=00000で あれば“DATA OUT TO NETWORK LINK"=0 12.352MHz でサンプルした場合に[ICVAL10-ICVAL00]not=00000111XXX 但し X=don't careであれば、“DATA IN"=0の時“DATA OUT TO NETWORK LINK"=0
【0055】第6B図を参照として、網終端NLI50
Bの網リンク受信器は回路の適切な部分をイネーブルす
る(スレーブモードを示す)論理0のマスター/スレー
ブ入力を有している。データは関連する網終端回路の2
つの網リンクから受信される。これは交換方式が冗長N
SC回路を有する方策と歩調を保っている。回路は網リ
ンク101,102の一方のみとインタラクトし、これ
は入力101もしくは102リンクAのデータと網リン
クBからのRCVDデータを選択するリンク選定ビット
を設定するマイクロプロセッサにより選定される。どち
らの網リンク入力を受信しても、データ出力104は図
示する復号回路により制御され第6B図のフリップフロ
ップの反転出力から到来する。このトグルフリップフロ
ップ105は第5図の2分割回路70である。網リンク
コピーとトグルフリップフロップ105の固有遅延間の
選定を行う多重化回路は第5図の遅延回路69で表わさ
れる。受信網リンクデータは3.088MHzで到着す
るため、フリップフロップ105の出力は1.544M
Hzクロック信号である。この1.544MHzクロッ
クは位相同期回路71へ入力として加えられて第6B図
に示す12.352MHz位相同期回路信号(FROM
PLL)を生じ、XMTカウンタ66及びRCVカウ
ンタ65をクロックするのに使用される。XMTカウン
タ66及びRCVカウンタ65へのロード入力信号(C
TR SYNC)は第6B図に示しシステム同期化を達
成する手段を表わす回路により生じる。CTR SYN
C信号は受信パルス幅変調コード化網リンクデータ内の
sync24記号受信時に第6B図の回路により発生さ
れる。
【0056】第6B図の回路の動作を第6C図〜第6F
図に示す。第6C図は受信網リンクへのsync24記
号の到来及び交換方式を同期化させるCTR SYNC
信号の展開を示す。第6D図〜第6F図は明確にするた
めの受信sync24記号間間隔中の動作の続きを示
す。第6B図の回路のラベルを付した点を見れば、第6
C図〜第6F図から次のことが判る。
【0057】7行は受信網リンクデータを示す。図は非
同期ビット到来の最終部分で始まり2つの連続sync
24記号の到来が続く。7行上の各ビット間隔におい
て、斜線部は論理0を表わし非斜線部は論理1を表わ
す。
【0058】6行は位相同期回路へのT−FF 1.5
44MHz出力を表わす。1〜6行は位相同期回路の内
部信号を表わし、2行は第6B図の回路が使用する1
2.352MHzを示し5行は6行のT−FF出力との
位相同期周波数及び位相同期化を表わす。12.352
MHzクロックは第6B図の回路のフリップフロップ、
カウンタ及びシフトレジスタ段を直接もしくは反転形式
でクロックするのに使用される。
【0059】8行はFF1のQ出力を示す。各パルス幅
変調ビットは12.352MHzクロックのハイからロ
ーへの遷移に従ってFF1により4回サンプルされる。
このようにして、各パルス幅コード化ビットは網終端回
路への実際の到来から僅かに遅延してFF1の出力で再
生される。FF1のQ出力は同期4ビットカウンタへロ
ード入力として加えられ、次に12.352MHzのロ
ーからハイへの遷移によりクロックされる。論理0レベ
ルが終端カードである場合は常に、FF1のQ出力は同
期4ビットカウンタへロード入力として加えられ、次に
12.352MHzのローからハイへの遷移によりクロ
ックされる。12.352MHzのローからハイへの遷
移中にこのカウンタのロード入力に論理0レベルが生じ
ると常に、カウンタの出力は〔QD−QA〕=000と
なる。12.352MHzのローからハイへの遷移中に
カウンタのロード入力が論理1であれば、カウンタはそ
のカウントを1だけ増分する。
【0060】9行は受信された網リンクデータが7行の
パターンと一致する場合に、連続する12.352MH
zクロックサイクル中の4ビットカウンタの出力を示
す。カウンタの出力が〔QD−QA〕=0011の値に
達するのは網リンクから同期24記号が受信されるこれ
らの間隔中だけであることをお判り願いたい。フリップ
フロップFF2A及びFF2BはそのD入力をこのカウ
ンタの出力から直接受信する。FF2A及びFF2Bは
FF1の反転出力(XQ)のローからハイへの遷移によ
りクロックされる。FF1の反転出力におけるローから
ハイへの遷移は遅延且つサンプルされた受信網リンクデ
ータが論理1から論理0へ反転して正パルスを完結する
時に生じる。フリップフロップFF2A,FF2B及び
それに続く段は20,22,24セットの中から受信さ
れた記号を復号するために3.088MHzビット間隔
内に取り込まれた4つのサンプル点のいずれにおいてこ
の正パルスが完結するかを評価する。
【0061】10,11行は受信した網リンクデータが
7行のパターンと一致する場合の、それぞれFF2A,
FF2Bからの出力を示す。第6B図から、FF3A,
FF3BはそのD入力をそれぞれFF2A,FF2Bか
ら受信することをお判り願いたい。FF3A,FF3B
は、その出力が3.088MHz間隔ごとに更新される
ように、(多重化回路により遅延された)実際に受信し
た網リンクデータのローからハイへの遷移によりクロッ
クされる。所与の3.088MHzにおいて、4ビット
カウンタはFF1によりサンプルされる受信網リンクデ
ータが論理1となる(3回までの)各回に対して一度カ
ウントアップし、実際の網リンクデータが論理1から論
理0へ遷移する時に4ビットカウンタが達成する“最高
カウント”がFF3A及びFF3Bにラッチされる。
【0062】12,13行は受信された網リンクデータ
が7行のパターンと一致する場合の、それぞれFF3
A,FF3Bの出力を示す。フリップフロップ4A,4
BはFF3A,FF3Bの出力に作用する組合せ論理の
ハイからローへの遷移によりクロックされる。FF4A
の出力は網終端カードの回路への各網リンクビットの復
号化された出力である。FF4Aは論理1を生じ、0記
号20が受信されたことを示す。受信された網リンクビ
ット間隔の第1及び第2の4半部が共に論理1である場
合に、FF4Aは回路へ論理1を出力して0記号20が
受信されたことを示す。XMTカウンタ66及びRCV
カウンタ65へCTR LOAD信号を与えるのに適切
な時期を決定するために、フリップフロップFF4Bの
出力は8ビットシフトレジスタへ与えられる。
【0063】14及び16行は受信した網リンクデータ
が7行のパターンと一致する場合の、それぞれFF4
A,FF4Bからの出力を示す。
【0064】17行はFF4Bから入力を受信し位相同
期回路から与えられる12.352MHzクロックのロ
ーからハイへの遷移によりクロックされる8ビットシフ
トレジスタ〔SR〕の出力を示す。
【0065】18行はシステム同期化を達成するために
XMTカウンタ66及びRCVカウンタ65へ加えられ
るCTR SYNC信号を示す。CTR SYNC信号
は位相同期回路により与えられる12.352MHzク
ロックのローからハイへの遷移の安定期間後にSR出力
により駆動される組合せ論理の出力をサンプルして公式
化される。
【0066】第6C図〜第6F図の残りの行は同期化さ
れたXMTカウンタ66及びRCVカウンタ65の出力
を示す。特に20行と25行を較べれば、送受信網リン
クの両方に付して3.088MHzビット間隔は同相に
維持されることが判る。第6C図〜第6F図及び第7D
図に示すタイミング図は互いに補い合うものである。一
緒にすれば、交換方式及びその特定の時分割多重方策の
タイミングが捕えられ完全に記述される。第6A図及び
第6B図の回路は網リンクの網終端50Bのこの機能の
核となる。
【0067】第7A図及び第7B図を参照として、マス
ターコントロールユニット50Aの送信リンクエンコー
ダ部及び受信リンクデコーダ部を示す。これらの回路は
第7C図及び第7D図の波形に従って作動する。
【0068】第7A図を参照として、それは第6A図に
示すものと同じである。同様に、第7B図の回路は第6
B図の回路と同じである。これはそれらが1個の集積回
路内に作られる場合である。NLI50が網終端50B
に使用されるのではなく網リンクのNSC端で使用され
る場合は、第7A(6A)図の回路の異なる部分を適用
できる。同様に、デバイスを網終端で使用するのではな
くNLI50を網リンクのNSC端で使用する場合に
は、第7B(6B)図の回路の異なる部分を適用でき
る。第7A図において、デバイスのマスター/スレーブ
ピンは(マスターモードを示す)論理1に固定され、回
路の適切な部分をイネーブルする。第7A図の送信器は
第5図の固定モジュールXMTカウンタ63から入力を
受信する。XMTカウンタ63は2段からなり、第1段
は0〜1543カウントの連続クロック入力範囲の11
ビットカウンタである。第2段は0〜23の範囲の5ビ
ットカウンタである。第2段が1回増分できるまでは、
各カウンタの第1段は0〜1543の範囲でなければな
らない。第1段カウンタがカウント23に達すると、第
1段カウンタの出力が次に最大値となりクロックを受信
する時に、第2段の出力は0復帰する。第1段カウンタ
出力171はICVAL00〜ICVAL10と呼ばれ
る。ICVAL02及びICVAL03出力は使用され
ない。第2段カウンタ出力172は第7A図でIFRM
CT0〜IFRMCT4と呼ばれる。XMTカウンタ6
3は第5図の同じ12.352MHzクロックの反転コ
ピーのローからハイへの縁によりクロツクされる。さら
に、網リンクへ出力される回路へのデータ入力がXMT
カウンタ63出力を強制的にICVAL00、ICVA
L01=00とする同じ12.352MHzクロックパ
ルスのハイからローへの縁と同相の3.088MHzの
全間隔に対して与えられる。
【0069】本質的に、179の信号は反転されて3.
088MHz期間継続する網リンクビット出力を生じ
る。179は178信号がカウンタの状態変化から安定
した後にサンプルされる178の値に等しいことをお判
り願いたい。178信号は信号174,175,176
及び177をNORすることにより形成される。17
4,175,176及び177信号は各々が網リンクへ
のパルス幅変調される出力を生成する役割りを果す。1
74信号は各3.088MHzビット間隔の第1の4半
部中にパルス幅変調される出力が同期ビット時間中に論
理1となることを保証するように公式化される。177
信号は3.088MHzビット間隔の第2の4半部が同
期ビット時間中に論理1となることを保証するように公
式化される。176信号は3.088MHzビット間隔
の第3の4半部が同期ビット時間中に論理1となること
を保証するように公式化される。175信号は回路への
データ入力(DATA IN)自体が論理1である非同
期ビット時間中に3.088MHzビット間隔の第2の
4半部を論理1とするように公式化される。同様に、網
リンク出力3.088MHzビット間隔の第2の4半部
はこのような間隔中にデータ入力(DATA IN)自
体が論理0である時に論理0となるようにされる。
【0070】次の組合せ論理式は第7A図の回路の関連
部分の動作を記述するものである。 状態 出力 [IFRMCT4-IFRMCT0]=00000 の場合のみ 171=0 [ICVAL10-ICVAL00]=00000XXXXXX 但し X=irrelevant の場合のみ 172=1 [ICVAL10-ICVAL00]=00000111XXX 但し X=irrelevant の場合のみ 173=0 [ICVAL10-ICVAL00]=XXXXXXXXX00 但し X=irrelevant の場合のみ 174=1 [ICVAL10-ICVAL00]not=00000111XXX但し X=irrelevant 且つ ICVAL1=0 且つ “DATA IN"=1 の場合のみ 175=1 FRMCT=00000 且つ [ICVAL10-ICVAL00]not=00000111XX0但し X=irrelevant FRMCT=00000 の場合のみ 176=1 且つ [ICVAL10-ICVAL00]not=00000111XXX但し X=irrelevant 且つ ICVAL1=0 の場合のみ 177=1 178=NOR(174, 175, 176, 177) 179=178 12.352MHzでサンプル “DATA OUTPUT TO NETWORK LINK"=179の補数
【0071】第7B図を参照として、本例においてNL
I50Aのマスター/スレーブピンは(マスターモード
を示す)論理1に固定されており、回路の適切な部分を
イネーブルする。データは網リンクから到来してNLI
50Aへ通され且つそのデータ出力からNSC36回路
へ通されるNLI50への12.352MHzクロック
及び333Hz(ISYNC)同期入力は、NLI X
MTカウンタ63及びRCVカウンタ64をそれぞれク
ロック及びロードして交換方式を同期化させる12MH
zクロック及び333Hz(SYNC)同期信号の所ま
で続く。
【0072】第7B図において、入力150のデータ
(RCVD DATA FROM NETWORK L
INK)は事実交換方式の全体タイミング制御に従って
同期的に受信される。入力152(INPUT DAT
A MAX CONTROL)はNSC36のマイクロ
プロセッサにより常に論理1に設定され入力150から
出力153(DATA OUTPUT TO CARD
CIRCUIT)へのパスをイネーブルする。NSC
NLI50Bを介して網リンクから受信されるデータ
はコード化されていないため、使用する方法の一つの性
質はいかなる回路も復号を行う必要がないということで
実現される。
【0073】交換方式の全体タイミング制御については
第5図の検討において記載した。前記した同期動作を達
成するのに重要な要素のいくつかが第7B図及び第7C
図のタイミング図に示されている。第7B図のさまざま
な点にA,B,C,D,E,Fの符号を付け、各点に対
するタイミングを第7C図に示す。第7C図に、回路へ
与えられる12.352MHzクロック及び333Hz
(ISYNC)同期信号を示す。これらの信号の性質は
12.352MHzクロックが無限にトグルするもので
ある。(3mS間隔の)37056の各12.352M
Hzサイクルごとに、通常論理1であるISYNC信号
は指示された位相で12.352MHzの2サイクル継
続する間隔に対して論理0へ遷移する。ISYNC信号
のこのパターンも同様に無限に継続する。交換方式のN
SC端のXMTカウンタ63及びRCVカウンタ64は
この12.352MHz信号の反転形式(12MHz)
によりクロックされる。第7B図の回路はこれら2つの
カウンタを位相同期化させるロード信号(SYNC)を
形成し、それからシステムタイミング制御はA〜F段を
介して管理される。回路の制御12.352MHz及び
ISYNC入力タイミングに関して信号A〜F及びSY
NCのタイミングを第7C図に示す。
【0074】第7D図は第7A図及び第7B図に示す回
路と第5図のXMTカウンタ63及びRCVカウンタ6
4間の関係、及び送受信網リンクデータの同期動作を示
す。
【0075】第7D図を参照として、3行は第7B図の
回路の12.352MHzクロック入力のタイミングを
示し、4行は第7B図の回路への333Hz位相同期化
入力(ISYNC)のタイミングを示し、
【0076】6行はNSC端50A動作の全体タイミン
グを制御する第5図のXMTカウンタ63及びRCVカ
ウンタ64への第7B図に示す12MHzクロック入力
を示す。7行はNLI50A動作の全体タイミングを制
御する第5図のXMTカウンタ63及びRCVカウンタ
64への第7B図に示す333Hz(SYNC)位相同
期入力を示す。
【0077】10行はローからハイへの遷移時に第5図
に示すラッチ75がNLI50Aの受信網リンクデータ
をサンプルするのに使用するRCVカウンタ64の3.
088MHz出力を示す。12行はローからハイへの遷
移時と第5図のラインエンコーダ68がNLI50Aの
各ビット出力の網送信間隔を開始するのに使用するXM
Tカウンタ63の3.088MHz出力を示す。
【0078】13行は第5図のラッチ75によりNLI
50Aと受信される網リンクデータのタイミングを示
す。この行の黒い部分は交換方式に使用される方法によ
り、伝播遅延が安定化して、データが妥当であることが
保証される領域である。14〜17行は本交換方式で使
用する時分割多重化法により受信される各網リンクビッ
トの役割りを示す。
【0079】19行は第7A図の回路へ送出され網リン
クへ出力されるPCMデータのタイミングを示す。21
行は送信される各網リンクビットの役割り及び本交換方
式で使用される時分割多重化法におけるその役割りを示
す。送信される各網リンクビットは12行に示す3.0
88MHzクロックのローからハイへの遷移で開始する
ように示されている。これらの3.088MHz間隔中
に送信される各ビットに対してパルス幅変調コード化が
強化される。
【0080】第7D図及び第6C図〜第6F図に示すタ
イミング図は互いに補い合う。一緒にすれば交換方式の
タイミング及びその特定時分割多重化方策が捕えられ完
全に記述される。第7A図及び第7B図に示す回路はN
LI50Aのこの機能の核を提供する。
【0081】第8図のNLI50は回線30に関連する
コントロールサブシステムと網終端棚、すなわちNSC
回路36を接続する網リンクを発生して制御する。3.
088MHz網リンクの各端にはNLI50があり、各
NLI50は各送信方向に一つずつの1組のリンクを処
理する。所与のカードにおいて、NLI50はそこへ通
されるPCM、信号、及びメッセージ情報をシリアル流
へ変換し、いくつかのフレーミング及び同期化ビットを
加えてこのデータをコード化形式で網リンクへ送信す
る。他方の方向で、NLI50はライン復号を行いPC
M、信号、及びメッセージ情報を抽出して適切なカード
回路へ渡す。網リンクを介したコントロールサブシステ
ムから網終端装置へのデータ送信に使用されるコーディ
ングはパルス幅変調形式であり、0,1,及び同期化デ
ジットを表わすのに可変長パルスが使用される。一方、
網終端装置からコントロールサブシステムへ送られる網
リンクデータのコーディングは厳密にNRZである、第
1A図。NLIに対してPCM及び信号データを通すの
にいくつかの形式があり、各々に対してデバイスの別々
のモードが定義されている。
【0082】再び第9図を参照として、各NLI50は
PCM及び信号データの24チャネルを制御する。NS
C回路36は768チャネル群を処理するため、対処す
べき全チャネルを処理するための32NLI回路50を
ボード上に持たなければならない。DAS37、第3
図、は96チャネルをサポートし従ってボード当り4つ
のNLI回路50を必要とする。各々が24チャネルを
サポートするDPC、PRI、BRL及びDSP回路は
ボード当り一つのNLI回路50しか必要としない。こ
れらの各回路に対するNLI回路50の数の違いの他
に、各々がそのNLI回路50に対するデータの通過を
処理する方法及び各NLI回路50の内部タイミングの
制御方法も異なる。第9図はNLI50が第3図の方式
にどのように使用されるかを示し、第10図は各カード
で使用されるデバイスデータI/O及び内部タイミング
制御モードを示す。NLI50I/Oのモードはハード
ワイヤNLIモード選定ピンA及びB81、第8図、に
より指定される。NLI50の内部タイミング制御はN
LIマスター/スレーブピン80、第8図、をハードワ
イヤリングして固定される。
【0083】NLI50及びNSC回路36は両モード
選定ピンA,B81を論理0へワイヤリングして指定さ
れるモード0で作動する。モード0において、網リンク
送信データは8つのPCM及び3つの“システム”ビッ
トからなる11の並列ビットで表わされる。3つのシス
テムビットはパリティビット、フレーミングビット、及
びスーパーフレーム同期信号(SFSS)ビットからな
っている。網リンクから受信したデータの出力には同じ
11ビット並列フォーマットが使用される。NSCカー
ド36上のNLI回路50はシステムクロックにより1
2.352MHzクロック及び333Hz同期化パルス
が与えられる。これらの信号をマスタータイミング制御
に使用するには、各NLI50のマスター/スレーブピ
ン80を論理1に設定しなければならない。
【0084】DS1ポート42、PRI40及びBRL
38上のNLI回路50はモードピンAを論理0にモー
ドピンBを論理0にワイヤリングして指定されるモード
1で作動する。モード1では、網リンク送信されるPC
Mデータは1.544MHzシリアルビット流として与
えられる。シリアルPCM流は24の8ビットサンプル
からなるフレームに構成され、このような192ビット
の各セットにはフレームビットが先行する。モード1に
おける信号データは、シリアルPCM入力流の各チャネ
ルのサンプルの8ビットの受信とタイミングが一致す
る、NLI50への4つの並列入力(A,B,C,D)
として与えられる。モード1において、網リンクから受
信されるPCMデータは送信に使用するのと同じ1.5
44MHzシリアルフォーマットでNLI50により出
力される。しかしながら、網リンクから受信される信号
データはNLIピンには現れず、このデータはシステム
定義“信号フレーム”期間中にシリアル出力流のPCM
の最下位ビット、LSB、と置換される。BRL38は
NLI50の信号ビット処理方法を使用しないことをお
判り願いたい。データポート回路42、PRI回路40
及びBRL回路38のNLI回路50はそのマスター/
スレーブピン80を論理0に設定して、受信網リンクか
ら得られる同期化情報と共にNLI回路位相同期回路、
第5図、(PLL)から得られる12.352MHzク
ロックにより内部タイミングが制御されるようにする。
【0085】DAS回路37のNLI回路50はモード
ピンAを論理1にピンBを論理0にワイヤリングして指
定される、モード2で作動する。モード2において、網
リンク送信されるPCMデータは8つの並列PCMビッ
トとしてNLI50へ与えられる。同様に、網リンクか
ら受信されるデータは8つの並列PCMビットとしてN
LI50から出力される。Aポート信号データはシステ
ム定義Aポート信号フレーム期間中に受信リンクの各チ
ャネルのPCMのLSBから抽出され、記憶され後に回
路のマイクロプロセッサにより読み出される。DAS回
路37のNLI回路50はそのマスター/スレーブピン
80を論理0に設定して、受信網リンクから得られる同
期化情報と共に、カードの位相同期回路(PLL)、第
5図、から与えられる12.352MHzクロックによ
り内部タイミングが制御されるようにする。
【0086】DSP回路37のNLI回路50は両モー
ド選定ピンA,Bを論理1にワイヤリングして指定され
るモード3で作動する。モード3において、送信される
PCMデータは24の8ビットPCMサンプルからなる
1.536MHzシリアルデータ流としてNLI50へ
与えられる。網リンクから受信されるPCMデータは2
4の8ビットPCMサンプルからなる1.536MHz
シリアルデータ流としてNLIからも出力される。Aポ
ート信号データはシステム定義A信号フレーム期間中に
受信リンクの各チャネルのPCMのLSBから抽出さ
れ、記憶され後に回路のマイクロプロセッサにより読み
出される。DSP回路37のNLI50はそのマスター
/スレーブピン80を論理0に設定して、受信網リンク
から得られる同期化情報と共に回路の位相同期回路(P
LL)、第5図、により与えられる12.352MHz
クロックにより内部タイミングが制御されるようにす
る。
【0087】NLI50はさまざまな機能を実施する。
それはPCM及び信号データの24チャネルを3.08
8MHzシリアルビット流へ変換し、受信した3.08
8MHzシリアルビット流をPCM及び信号データへ変
換する。それはパケットプロトコルを使用してメッセー
ジ情報を各送信網リンクへ埋込み且つ各受信リンクから
メッセージ情報を抽出する。それはまた、前記パルス幅
変調ラインデコーディングを使用して各送信網リンクへ
クロックを埋込み、シリアルデータ流へ“sync”ビ
ット24を埋込むことによりリンク同期化を行い、各受
信リンクからクロック及びsyncを抽出する。PCM
及び信号データ挿入/抽出レジスタが背景テスト用に設
けられ、マイクロプロセッサアクセスを有する信号記憶
装置が受信A信号ビット用に設けられる。また、メッセ
ージ情報処理及びチップ制御用のマイクロプロセッサイ
ンターフェイスもある。
【0088】第11図を参照として、NLI50は5つ
のインターフェイスを有し、それは出データインターフ
ェイス、送信リンクインターフェイス82、受信リンク
インターフェイス86、入データインターフェイス8
8、及びマイクロプロセッサインターフェイス90であ
る。出データインターフェイス82はカードが網リンク
を介してPCM及び信号データを渡す手段を提供する。
このデータはマイクロプロセッサインターフェイス90
により送信指定された情報と併合され、パルス幅変調コ
ード化形式で送信リンクインターフェイス84により出
網リンクへ送られる。他方の方向では、網リンク47か
ら受信されたデータは受信リンクインターフェイス86
へ到達し、そこでPCM及び信号データが抽出され入デ
ータインターフェイス88へ送られてNLI50から出
力される。メッセージ情報は受信網リンク47からも抽
出され、マイクロプロセッサインターフェイス90へも
通される。マイクロプロセッサインターフェイス90と
送受信インターフェイス84,86との接続はFIFO
91を介して行われる。
【0089】NLI入及び出データインターフェイス8
8,82を流れるデータにはいくつかのフォーマットが
あるが、各網リンク47上のデータのフォーマットは、
送信リンクインターフェイス84が生成したものでも受
信リンクインターフェイス86で受信されたものでも、
常に第12図に示すようになる。
【0090】出データインターフェイス82は網リンク
送信用の並列もしくは直列入力を受信する。出データイ
ンターフェイス82の動作はNLIモード選定ピンのス
トラッピングに依存する。
【0091】前記したように、NSC回路36の32の
NLI回路50の各々が24チャネルの各々に対して網
リンク送信用の並列データを受信する。このデータは7
68チャネルTDMバスから得られる。第12図を参照
として、各NLI50は24個1組の11ビットサンプ
ルをおよそ192KHzレートでラッチする。このラッ
チングのタイミングは12.352MHz制御時間ベー
スクロック、第5図、及びNSC回路36の各要素へ与
えられる333Hz同期化パルスにより駆動されるNL
I50内のカウンタから引き出される。768チャネル
バスのどの24チャネルセットが所与の回路に対するも
のであるかを識別するために、各NLI50は0〜31
の値がロードされる位置レジスタを有している。NSC
回路36の各NLI50Aはその位置レジスタに異なる
値を有している。各NLI50Aに渡される11ビット
はTSI回路34で発生し8つのPCM及び3つのシス
テムビットからなっている。3つのシステムビットはパ
リティビット、フレームビット及びスーパーフレーム同
期信号(SFSS)ビットを含んでいる。SFSSを除
くこれらの入力は全て交換コンプレクスから生じる。S
FSSビットはTSI回路34の信号回路から発生し、
他の10ビットと並列にNLI50へ通される。NLI
50により受信されるパリティはTSI34が発生する
8つのPCM及び一つのフレームビット上にあり、この
パリティのチェックは出データインターフェイス82、
第11図、内で行われる。パリティエラーが検出される
と、NLI割込状態レジスタ、第18図、の適切なビッ
トが設定されDPC回路のマイクロプロセッサが割込み
される。パリティチェックの結果に無関係に、残り10
個のデータビットが送信リンクインターフェイス84へ
転送される。
【0092】DPC回路42、第4A図、及びPRI回
路40、第3図及び第9図において、シリアルPCM及
びパラレル信号データが出データインターフェイス82
に受信され網リンク47を介して送信される。シリアル
流はPCMデータの24チャネルを含みフレームビット
は1.544MHzレートで受信される。NLI50の
ピン92、第8図、はこのデータ流を発生するのにDP
C回路42及びPRI回路40で使用される送信1.5
44MHzクロックを引き出すために設けられている。
8KHz送信同期出力ピン100、第8図、はNLI5
0上でチャネル順を引き出せるように、NLI50上に
設けられている。これら各クロック信号のタイミングは
NLI PLLピンからNLI50への12.352M
Hz入力と共に、受信した網リンク同期化情報から引き
出される。
【0093】各チャネルの8ビットPCMサンプルは受
信したシリアル流から抽出され、並列形式へ変換され
る。シリアル流のフレームビットはラッチされ各チャネ
ルの並列PCMデータと並列に送信リンクインターフェ
イス84へ通される。出データインターフェイス82に
受信される信号情報の4ビットは各チャネルに対する
A,B,C,D信号ビットを表わす。システム定義スー
パーフレームタイミングに基いて、受信された4つの中
から適切な信号ビットが選定され、PCM及びフレーム
ビットと並列に送信リンクインターフェイス82へ送ら
れる。マイクロプロセッサの制御の元でこの信号データ
は出PCMサンプルのLBSを置換するように指定する
こともできる。この種の制御は送信信号制御レジスタ、
第5図、の各チャネルに対してプロセッサの指定により
チャネルごとのベースで維持される。
【0094】NLI50へ信号ビットが通されない点を
除けば、出データインターフェイス82の動作はBRL
回路38,39に較べられる。
【0095】DAS回路37において、24の8ビット
並列PCMサンプルは125μSごとに出データインタ
ーフェイス82へ与えられ網リンクへ送信される。NL
I50はDAS37にピン93上の8KHz送信同期出
力を与え、それはボード上の12.352MHzクロッ
クと共に使用されて出力データインターフェイス82へ
通されるタイミング及びチャネル順を引き出せるように
する。DAS回路37はNLI50へデータを供給して
192KHzレートで送信する。次に、このデータは送
信データインターフェイス84へ転送される。
【0096】DSP回路42上で、シリアルPCMデー
タが出データインターフェイス82に受信され網リンク
47へ送信される。シリアル流はPCMデータの24チ
ャネルを含み1.536MHzレートで受信される。N
LI50の1.536Hz送信クロックピン95はDS
P回路44でこのデータ流を発生するのに使用されるク
ロックを引き出すために設けられている。8KHz送信
同期ピン93もチャネル順を決定するのに使用される。
各チャネルの8ビットPCMサンプルはシリアル流から
抽出され、並列形式へ変換されて送信リンクインターフ
ェイス84へ通される。
【0097】送信リンクインターフェイス84は出デー
タインターフェイス82及びマイクロプロセッサインタ
ーフェイス90からデータを受信する。リンク送信され
る16ビットデータは出データインターフェイス82か
らの10ビット(まで)をマイクロプロセッサインター
フェイス90からの4ビットと結合し、セット上に奇パ
リティを発生し、論理1に固定されたビットを加えて形
成される。125μSごとにこのような24語が形成さ
れる。2つのリンク同期ビットがこれら24の16ビッ
ト語へ加えられ情報の全体ブロックがシリアル化され
る。NLIのマスター/スレーブピン80の設定により
出3.088MHz流に使用するコーディングが決定さ
れる。マスター50Aとして機能するように捕捉される
NLI回路50は網リンクの最端でスレーブ50Bとし
て作動しているNLI回路50が各ビット間隔を開始さ
せるローからハイへの遷移からクロックを引き出すこと
ができるようにパルス幅変調コーディングを使用する。
スレーブ50Bとして捕捉されるNLI回路50は、1
が全ビット間隔に対してハイ電圧として表わされ0がロ
ー電圧として表わされる、簡単なNRZとして3.08
8MHzを出力する。
【0098】受信リンクインターフェイス86は3.0
88MHz網リンクを受信しストリームを即座にデコー
ダへ通す。受信したストリームのデータの遷移はパルス
幅変調デコーダ、第5図、により検出され3.088M
Hzクロックが引き出される。このクロックは2分割さ
れて1.544信号を形成し、それはそのマスター/ス
レーブピン80設定によりスレーブ動作に対して指定さ
れるNLI回路50Bに対して、NLI50Bから位相
同期回路、第5図、へ送られそこで12.352MHz
が生成されNLI50へ戻されて全てのタイミングを引
き出すのに使用される。デコーダのシリアルデータ出力
は3.088MHzレートでシフトレジスタへクロック
されデータを並列形式へ変換する。こうして16ビット
語が形成され、それは入データインターフェイス88へ
の10ビット、マイクロプロセッサインターフェイス9
0への4ビット、全体語に対するパリティビット、及び
論理1の固定ビットからなっている。奇パリティチェッ
カーを使用して適切に受信されたデータ語がベリファイ
され、パリティエラーが検出されれば、NLI割込状態
レジスタ、第5図、の適切なビットが設定されNLI回
路50Bのマイクロプロセッサが割込みされる。3.0
88MHzリンクには125μSごとに送信される38
6ビットがある。チャネルデータ(16ビット語の24
組)には384しか使用されないため、データ流にはリ
ンク同期情報のさらに2ビットも受信される。これらの
ビットはカウンター/タイマー回路92、第11図、へ
通されそこでリンク送信器との同期化を取得するのに使
用される。
【0099】入データインターフェイス88は受信リン
クインターフェイス86から10ビットを受信して、こ
のデータをパラレルもしくはシリアル形式で送信する。
NLI50上のモード選定ピンは各カードの出力モード
を選定するのに使用される。
【0100】NSC回路36において、32の各入デー
タインターフェイス88からのデータは併合されて76
8チャネルTDMバスを形成する。各NLIマスター回
路50Aは24個1組の11ビットサンプルをおよそ1
92KHzのレートで発生する。このラッチングのタイ
ミングは、クロックカード32、第3図、によりNSC
回路36の各NLI50Aへ与えられる12.352M
Hzクロック及び333Hz同期化パルスにより駆動さ
れるNLI回路50A内のカウンターから引き出され
る。各NLI回路50Aはこの768チャネルバスへい
つ出力すべきかを決定するための0〜31の値をロード
される位置レジスタを有している。所与のNLI回路5
0Aがデータを出力していない場合、その出力ピンは高
インピーダンス状態に維持される。所与のNLI回路5
0Aがデータを出力していれば、そのNLI50のEX
Gピン97はNSC回路36の特殊目的に使用されるロ
ーレベルパルスを発生する。
【0101】出力の11ビットは各NLI回路50の入
データインターフェイス88から与えられ、8つのPC
M及び3つのシステムビットからなっている。3つのシ
ステムビットにはパリティビット、フレームビット及び
SFSSビットが含まれる。これらの出力はSFSSビ
ットを除いて全てTSI回路34へ送られ、9つの非S
FSSデータビットにパリティが発生する。SFSSビ
ットは他の10ビットと並列にTSI回路34の信号回
路へ送られる。
【0102】DPS回路42及びPRI回路40におい
て、シリアルPCMデータは入データインターフェイス
88により出力される。シリアル流はPCMデータの2
4チャネル及びフレームビットを含み、1.544MH
zレートで送信される。NLIの受信1.544MHz
クロックピン92、第8図、はDPC42及びPRI4
0がこのデータ流をラッチするのに使用するために与え
られている。333Hz受信同期出力ピン94も設けら
れており、これらの回路にチャネル及びフレーム順が引
き出せるようにされている。これら各クロック信号のタ
イミングはNLI位相同期回路からの12.352MH
z入力と共に、受信した網リンク同期情報から引き出さ
れる。
【0103】受信網リンクのSFSSビット位置の各チ
ャネルに対して得られる信号情報はシステム定義スーパ
ーフレームタイミングに従って入データインターフェイ
ス88により各PCM語出力のLBSへ挿入することが
できる。これは、マイクロプロセッサの制御の元で受信
リンク信号制御レジスタ、第33図〜第35図、内のチ
ャネルに対応するビットを設定することによりチャネル
ごとのベースで選定することができる。PCMサンプル
に信号ビット情報が挿入されない点を除けば、入データ
インターフェイス88の動作はBRL回路38と比較で
きる。
【0104】DAS回路37において、125μSごと
に入データインターフェイス88により24の8ビット
並列PCMサンプルが出力される。カード上の4つのN
LI回路50Bの各々に対して、各々が共通出力バスへ
並列出力を与えるべき時を定義するための明確な値がそ
の位置レジスタ、第19図、へ割り当てられる。所与の
デバイスがこの入データインターフェイス88からこの
バスへデータを通していない場合には、その出力ピンは
高インピーダンス状態にとどまる。DAS回路37はN
LI回路50のOSYCピン98、第8図、を使用して
所与のNLI回路50Bから出力データをラッチすべき
時を決定する。
【0105】DSP回路42において、入データインタ
ーフェイス88によりシリアルPCMデータが出力され
る。シリアル流はPCMデータの24チャネルを含んで
おり、1.536MHzレートで送信される。DSP回
路44がこのデータ流を発生するのに使用するクロック
を発生するために1.536MHz受信クロックピン9
2が設けられている。8KHz受信同期ピン100、第
8図、及び1.536MHz及び8KHzピンは入デー
タインターフェイス88とインタラクトし、これらは出
データインターフェイス82とインタラクトすることは
明白である。各セットは他とは異なる位相を有してい
る。各チャネルの8ビットPCMサンプルはシリアル流
から抽出され、並列形式へ変換されて送信リンクインタ
ーフェイス84へ通される。
【0106】DSP回路42が受信するチャネルに対し
て、システム定義信号フレーム期間中にPCMサンプル
のLSBに信号ビットが与えられる。信号ビットはNL
I回路50により捕捉され受信データレジスタ、第36
図〜第38図、に記憶されてカードマイクロプロセッサ
により読み出される。
【0107】マイクロプロセッサインターフェイス90
はマイクロプロセッサがNLI回路50と通信してその
機能を制御することができるさまざまなレジスタを提供
する。マイクロプロセッサインターフェイス90により
制御される一つの主要な機能は回路間でのメッセージの
通過に関連している。この回路は送信される3.088
MHz網リンクへのメッセージ情報の埋込み及び受信リ
ンクからのこのような情報の抽出に関連する必要機能を
実施する。メッセージ及び関連する制御情報は網リンク
を介して各16ビットの中の4ビットを割り当てられ
る。これらの情報ビットはパケットプロトコルを使用し
て768Kビット/秒レートで送出される。コントロー
ルユニットと網終端装置間の通信は常にNSC回路36
から開始される。ネットワークカードにメッセージ情報
を送る必要がある場合には、NSC36のマイクロプロ
セッサは送信メッセージデータレジスタ、第28図、へ
の書込み手段を介して、第1バイトはバイトカウントで
ある64バイトまでをNLI送信FIFOへバッファす
る。その後、マイクロプロセッサは送出メッセージビッ
ト位置に論理1を含む語をNLI制御レジスタ、第17
図、へ書き込む。NLI50は第13図に示すプロトコ
ルに従ってメッセージバイトを“パケット化”し、この
情報フィールドの周りにフラグ、状態フィールド、及び
チェックサムバイトを付加する。メッセージが送出され
ていない期間中は、NLI回路50は768Kビット/
秒フィールドへ非フラグ文字を出力することをお判り願
いたい。
【0108】NLI回路50はその受信リンクのメッセ
ージフィールド内の開放フラグをチェックすることによ
り常に入メッセージ情報を探索する。開放フラグが認識
されてバイトカウントが決定すると、NLI回路50は
受信FIFO内にメッセージバイトをバッファする。メ
ッセージバイトのランニングチェックサムは受信された
まま維持され、入メッセージに付与されるチェックサム
と比較される。受信したチェックサムが計算したものと
異なる場合は、割込状態レジスタ、第18図、の適切な
ビットが設定され回路のマイクロプロセッサが割込みさ
れる。妥当なメッセージを受信すると、割込状態レジス
タ、第18図、の受信FIFO全ビットが設定され、受
信した状態フィールドビットが割込まれて作用される。
NSC回路36において、受信メッセージはNLI回路
50の各割込状態レジスタ、第18図、をポーリングし
て検出されこの受信FIFO全ビットが設定されている
かどうかを調べる。次に、メッセージは受信メッセージ
データレジスタ、第29図、を介してNLI回路50か
ら読み出される。読み出される第1バイトはバイトカウ
ントであり、マイクロプロセッサはその回数だけループ
して63(までの)他のバイトを読み出さなければなら
ない。
【0109】下記することを除けば、NLI回路50は
他の全てのモードでも同様に機能する。第1に、入メッ
セージを受信すると、回路のマイクロプロセッサはNL
I割込状態レジスタ、第18図、内の受信FIFOフル
表示と共に割り込まれる。第2に、メッセージを受信す
ると、受信FIFOは“ロック”されてメッセージはカ
ードへの第2メッセージによりオーバライトされなくな
る。明らかに、FIFOがロックされている間に通され
る任意の後続メッセージは失われる。受信FIFOから
現在のメッセージを抽出した後、プロセッサは制御レジ
スタ、第17図、の適切なビットを変えることによりF
IFOをロック解除するように作用しなければならな
い。マスターがマスター/スレーブピン80に指定され
た、NSCカード36等の、デバイスではFIFOロッ
ク機構は利用できない。最後に、応答を要求するメッセ
ージを受信しないうちはモード1〜3で作動するように
指定されたNLI50はメッセージを送信してはならな
い。しかしながら、要求されないメッセージの送出を拘
束するものは何もない。
【0110】NLI回路50は開放フラグ、状態フィー
ルド及び開放フラグを除く先行する全バイトのチェック
サムからなるプロトコルを使用してプロセッサからのメ
ッセージを“パッケージ化”する。開放フラグはメッセ
ージの開始を表わし常に7EHex(01111110
2進)の値を有している。状態フィールドはNSC回
路36からネットワークカードへ制御情報を送出するの
に使用する8ビットフィールドであり、その内容はNS
C36へのリンクに対して何の意味ももたない。状態フ
ィールドビットはNSC回路36のプロセッサへの復帰
もしくはマスク不能割込み(NMI)を行ったり、シリ
アル情報を受信したバスを切り替えるのに使用される。
メッセージ情報の64(までの)ビットが状態フィール
ドの後で送信され、情報フィールドの第1バイトは常に
そのフィールドのバイトカウントである。このデータの
送信中に、チェックサムが計算される。このチェックサ
ムバイトは情報フィールドの完了後リンクへ挿入され、
メッセージの完全性をチェックする手段を遠端に提供す
る。
【0111】情報フィールドを開始するバイトは0〜6
3の範囲をとることができることをお判り願いたい。カ
ード間のパス状態フィールド情報を簡単にするために、
例えば、0バイトカウントメッセージを送出することが
できる。しかしながら、スレーブデバイスに適切に受信
される0バイトカウントメッセージは、受信FIFOが
ロックされていても、解釈され作用される。63バイト
カウントメッセージは1バイトカウントデジット及び6
3の実データバイトからなる完全なフル情報フィールド
を有するメッセージである。
【0112】NLI回路50は出て行くデータのパリテ
ィを発生するだけでなく、入ってくるデータのパリティ
エラーを認識するように設計されている。パリティエラ
ーはTSIモード0からの出並列データ、全モードの受
信3.088MHzシリアルデータ、もしくはNLI回
路50内に維持された2つのFIFOのいずれかから転
送されるバイトについて検出することができる。奇パリ
ティは3.088MHzシリアルリンクに対して使用さ
れ、偶パリティは2つの内部FIFOに対して使用さ
れ、パリティの種類はモード0 TSIデータチェック
及び発生のために制御レジスタを介して選定される、パ
リティの侵害はその種類がNLI状態レジスタ、第18
図、内に表示され、常に回路のマイクロプロセッサの割
込みが付随する。マイクロプロセッサがこれらのパリテ
ィエラー割込みのいずれかをマスクしたい場合には、制
御レジスタ、第15図、の対応するビットを設定して行
う。さらに、マイクロプロセッサがこれらのエラーのい
ずれかもしくは全てにそれ自体の診断ソフトウェアをテ
ストさせたい場合には、制御レジスタ、第14図、のビ
ットもそのために指定されている。パリティチェックと
同様に、NLI回路50は常に各受信メッセージに関連
するチェックサムバイトを観察する。メッセージ受信中
に計算されるチェックサム値がメッセージに付与される
ものに正確に対応しない場合には、回路のマイクロプロ
セッサは割込みを受信しその表示が割込状態レジスタへ
与えられる。このような割込みは制御レジスタの適切な
ビットを設定することによりマスクされる、すなわち診
断ソフトウェアチェックを“行うようにされる。”
【0113】NLI50がその受信網リンクとの送信の
同期を失うと、その表示が割込状態レジスタに与えられ
回路のマイクロプロセッサが割込みされる。マスター5
0Aとして捕捉されるNLI回路に対しては、割込状態
レジスタ表示が受信リンク同期外れビット位置にあり、
スレーブユニット50Bとして捕捉されるNLI回路5
0に対してはマスタークロック同期外れビットに割込み
が表示される。さらにマスターユニット50Aとして作
動しているNLI回路50では、内部カウンタがNLI
同期入力ピン97を介して与えられる同期化信号により
ステップされるかどうかがチェックされる。このような
同期化が失われると、割込状態レジスタ、第18図、の
マスタークロック同期外れビットが設定され回路のマイ
クロプロセッサが割込みされる。他のエラー割込みの処
理と一貫して、制御レジスタの適切なビットを設定する
ことによりこれらの種類をマスクする、すなわち診断ソ
フトウェアチェックを“行うようにする”ことができ
る。
【0114】NLI回路50はまたいくつかのシステム
機能の背景テストのフィーチュアも提供する。送信網リ
ンクを介して出力される1チャネルのデータの替りに公
知のPCM及び信号パターンを挿入できるようにするレ
ジスタが各NLI回路50にある。マイクロプロセッサ
は送信挿入データレジスタ、第26図及び第41図、内
に8ビットPCM及び/もしくは4ビットA,B,C,
D信号値を指定することができ、送信挿入アドレスレジ
スタ、第25図、にチャネル番号指定を行うことができ
る。制御レジスタ、第16図、のイネーブルPCM挿入
ビットを設定することにより、マイクロプロセッサはそ
のチャネルのSFSSのシステム定義スーパーフレーム
タイミング中にA,B,C,D信号値を置換することが
できる。このようにして、NSC36は対処しないチャ
ネルに対して公知の値をリンクを介して交換コンプレク
ス及びTSI34の信号回路へ送ることができ、そこで
その動作をチェックするためのアクションをとることが
できる。PCMの挿入は挿入をシグナルせずに行うこと
ができ、その逆も言える。同様に、NLI50には所与
のチャネルのPCM及び信号データを網リンク47から
受信された時にラッチするための抽出データレジスタ、
第39図及び第40図、及びアドレスレジスタ、第24
図、もある。挿入及び抽出レジスタは個別もしくは対と
して使用してさまざまなシステム機能を監視することが
できる。
【0115】NLI回路50は各カードにそのプロセッ
サを割込むためのリアルタイム信号を与える10mS出
力ピンを有している。この10mS信号はNLI回路5
0への12.352MHzクロック入力から引き出され
る。この割込みはNLI回路50のクリアタイマ/NM
Iレジスタを、第43図、読み取って肯定応答しなけれ
ばならず、その後次の期間が経過するまで出力信号は非
作動とされる。
【0116】NLI回路50は網リンクを介して全チャ
ネルにAポート信号ビットが受信されるたびに、DSP
回路42にそのマイクロプロセッサの割込信号を与える
出力ピンを有している。この1.5mS信号はシステム
定義スーパーフレーム構造に従ってNLI回路50への
12.352MHzクロック入力から引き出される。こ
の割込みはNLI回路50のクリアタイム/NMIレジ
スタ、第43図、を読み取って肯定応答しなければなら
ず、その後次の期間が経過するまで出力信号は休止す
る。
【0117】56もしくは64Kbpsデータリンクに
対処する4ピンがNLI回路50に設けられている。2
つのピンはNLI回路56が発生しNLI回路に対して
56もしくは64Kbpsデータを転送するのに使用す
るクロック信号を表わしている。2つのクロック信号は
同相ではない。残り2つのピンは56もしくは64Kb
psデータI/Oの通路である。PRI回路40におい
て、これらのピンはNLI回路50とシリアル通信コン
トローラ(SCC)間でデータを転送するのに使用さ
れ、それらは回路のマイクロプロセッサに接続される。
このようにして、プロセッサはNLI回路50内の1チ
ャネルからデータを受信することができ、同様に、その
チャネルへのデータを発生することができる。プロセッ
サがインタラクトすることができる56もしくは64K
bpsチャネルは回路に接続されたT1回線を介して到
来/発送されるものの一つである。データリンク動作を
イネーブルして、制御レジスタ、第16図、内に適切な
ビットを設定することにより56もしくは64Kbps
動作を指定しなければならない。
【0118】端末回路マイクロプロセッサによるデータ
転送中にハンドシェークに使用するためのDTAK出力
ピン102、第8図、が各NLI回路50に設けられて
いる。
【0119】NLIへのマイクロプロセッサインターフ
ェイスを構成するレジスタについては後記し且つ第14
図及びその次に示す。各レジスタのアドレスはその名称
と共に与えられる。これらのアドレスは5ビットを含
み、その指定はA5−A1からである。NLI回路50
を使用する6800マイクロプロセッサベース回路で
は、NLIレジスタはプロセッサのアドレススペクトル
内の連続位置にないことがあり、NLIレジスタはプロ
セッサのデータバスの上位バイトもしくは下位バイトの
みに配置されることがある。各レジスタを与えられるア
ドレスの他に、適切なレジスタに与えられる読取専用
(RO)指定がある。RO指定のない任意のレジスタは
読取/書込可能である。
【0120】NLI回路50の制御MSレジスタ、第1
4図、において、そのマスター/スレーブピン80にス
レーブ指定を有するNLI回路に対しては受信リンク同
期外れ割込みは発生できず、出データパリティエラーだ
けがNLI回路50をモード0に捕捉することができ、
それは出データインターフェイス82へパリティが流入
する唯一の動作モードである。
【0121】NLI回路50の制御SSレジスタ、第1
5図、においてたとえ所与の割込みがマスクされても、
状態レジスタ、第18図、は所与のイベントが発生した
表示を与え続ける。このレジスタの設定ビットは単に割
込出力ピンの動作を行うのみである。
【0122】制御TSレジスタ、第16図、において、
デバイスが同期外れする時は常にIDEビットはクリア
され、デバイスが同期を取得した後は動作モードに無関
係にIDEビットを設定しなければならない。3ビット
は常に0として読み出され、いかなる場合にもそれに何
が書き込まれたかを正確にこのレジスタから読み戻すこ
とを予期してはならない。モード0であれば、SUFR
Mビットを333Hz同期動作選定に設定しなければな
らない。
【0123】制御LSレジスタ、第17図、において、
受信FIFOロックは決して起動されずまたそのマスタ
ー/スレーブピン80を介したマスター指定を有するデ
バイスに対して設定されることはない。5ビットは常に
0として読み出され、いかなる場合にもそれに何が書き
込まれたかを正確にこのレジスタから読み戻すことを予
期してはならない。
【0124】第18図の割込状態レジスタにおいて、そ
のマスター/スレーブピン80を介したスレーブ指定を
有するデバイスに対して受信リンク同期外れ割込みが生
じることはない。また0以外のモード指定を有するデバ
イスに対して出データパリティエラー割込みが生じるこ
とはない。
【0125】第19図の位置レジスタにおいて、5〜7
ビットは常に0として読み出され、いかなる場合にもそ
れに何が書き込まれたかを正確にこのレジスタから読み
戻すことを予期しなれければならない。
【0126】マスターとして指定されたNLI回路50
の第20図に示す送信リンクMSカウンタロードレジス
タにおいて、このレジスタへ与えるべき値はB5Hであ
る。スレーブとして指定されたNLI回路50Bに対し
ては、このレジスタに与えるべき値は08Hである。
【0127】マスター回路50Aとして指定されたデバ
イスの第21図に示す送信リンクLSカウンタロードレ
ジスタにおいて、レジスタに与えるべき値はF6Hであ
る。スレーブとして指定されたNLI回路50Bに対
し、レジスタに与えるべき値はDAHである。
【0128】マスターとして指定されたNLI回路50
の第22図に示す受信リンクMSカウンタロードレジス
タにおいて、このレジスタに与えるべき値は00Hであ
る。また、スレーブとして指定されたNLI回路50デ
バイスに対し、このレジスタに与えるべき値はBDHで
ある。
【0129】マスターとして指定されたNLI回路50
の第23図に示す受信リンクLSカウンタロードレジス
タにおいて、このレジスタに与えるべき値は02Hであ
る。スレーブとして指定されたデバイスに対しては、こ
のレジスタに与えるべき値はC8Hである。
【0130】第24図の抽出アドレスレジスタにおい
て、5〜7ビットは常に0として読み出されいかなる場
合にもそれに何が書き込まれたかを正確にこのレジスタ
から読み戻すことを予期してはならない。第25図に示
す挿入アドレスレジスタにおいて、5〜7ビットは常に
0として読み出されいかなる場合にもそれに何が書き込
まれたかを正確にこのレジスタから読み戻すことを予期
してはならない。
【0131】第26図に示す挿入MSデータレジスタに
おいて、4〜7ビットは常に0として読み出されいかな
る場合にもそれと何が書き込まれたかを正確にこのレジ
スタから読み戻すことを予期してはならない。
【0132】第27図の56/64Kbpsデータリン
クアドレスレジスタにおいて、5〜7ビットは常に0と
して読み出されいかなる場合にもそれに何が書き込まれ
たかを正確にこのレジスタから読み戻すことを予期して
はならない。
【0133】デバイスの初期化中に実施される動作の順
序は次のようである。 1.制御SSレジスタへFFhを書き込むことにより全
割込みをマスクする。 2.第20図及び第23図の送受信リンクカウンタロー
ドレジスタへ適切なデータ(前記)を書き込む。 3.割込状態レジスタを読み取りNLI50が“同期”
表示を与えていることを保証する。デバイスがこれらの
表示を生じるまでループし続ける。 4.第16図の制御TSレジスタのSUFRMビット及
び第19図の位置レジスタへ適切な値(特定カード)を
書き込む。 5.使用するPCM/システムビットI/Oに無関係に
制御TSレジスタのIDEビットをイネーブルする。 6.(制御TS,制御LS,送信リンク信号制御、受信
リンク信号制御、及び/もしくは56/64Kbpsデ
ータリンクアドレスレジスタとすることができる)適切
なレジスタへ特定カードデータを書き込む。 7.第15図の制御SSレジスタの所望割込みをイネー
ブルする。 実施例について詳細に開示してきたが、特許請求の範囲
に記載された本発明の精神及び範囲内でさまざまな変更
が可能なことがお判りと思う。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1A図は従来の技術の節で前記した公知の
自己クロッキングコード化法を含む従来技術の異なるコ
ード化法の比較波形表である。第1B図は本発明の2進
コード化法を使用して表わした第1A図の波形の2進化
コードである。第2図は本発明の好ましい3進コード化
をより明確に示す波形表である。
【図2】 第3図は本発明を採用した電話網のブロック
図である。第4A図は本発明の網リンクインターフェイ
ス回路を網終端装置として使用した第3図のネットワー
クのデジタルポート回路のブロック図である。
【図3】 第4B図は本発明の網リンクインターフェイ
ス回路をコントロールユニットとして使用した第3図の
NSC機能ブロックのブロック図である。
【図4】 第5図は第4B図のNSC回路内のコントロ
ールユニットとして作動する網リンクインターフェイス
回路及び第4A図のデジタルポート回路内の網終端装置
として機能する網リンクインターフェイス回路の簡単化
されたブロック図である。
【図5】 第6A図は第5図の網終端装置の送信リンク
エンコーダ部の回路図である。
【図6】 第6B図は第5図の網終端装置の受信リンク
部の回路図である。
【図7】 第6C図は第6A図及び第6B図の受信リン
ク部の異なる指定点における比較波形である。
【図8】 第6D図は第6C図の続きである。
【図9】 第6E図は第6D図の続きである。
【図10】 第6F図は第6E図の続きである。
【図11】 第7A図は第5図のコントロールユニット
の送信リンクエンコーダ部の回路部である。
【図12】 第7B図は第5図のコントロールユニット
の受信機リンクデコーダ部の回路部である。
【図13】 第7C図は第7B図の受信機デコーダ部内
のさまざまな指定点における比較波形である。第7D図
は第7A図の送信リンクエンコーダ部及び第7B図の受
信リンクデコーダ内の異なる指定点における比較波形で
ある。
【図14】 第8図は第4A図及び第4B図のさまざま
な入出力を示す、第4A図及び第4B図の網リンクイン
ターフェイス集積回路のブロック図である。
【図15】 第9図は第8図の網リンクインターフェイ
ス回路をさまざまに採用したシステム構成のブロック図
である。第10図は第9図に示す異なる応用に必要な異
なる動作モードを達成するのに必要な第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなモードピン及びマス
ター/スレーブピンへの信号である。
【図16】 第11図はネットワークの他の要素とのさ
まざまなインターフェイスを示す網リンクインターフェ
イス回路のもう一つの機能ブロック図である。第12図
は本発明を採用した好ましい網リンクフォーマットであ
る。第13図は本発明を採用したメッセージフォーマッ
トである。
【図17】 第14図から第16図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図18】 第17図から第19図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図19】 第20図から第22図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図20】 第23図から第25図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図21】 第26図から第28図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図22】 第29図から第31図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図23】 第32図から第35図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図24】 第36図から第39図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【図25】 第40図から第43図は第8図の網リンク
インターフェイス回路のさまざまなレジスタの内容であ
る。
【符号の説明】
20 論理0パス 22 論理1パス 24 syncパルス 26 全クロック期間 27 網終端サブシステム 29 ネットワークサブシステム 30 SBXバス 32 システムクロック(CLK) 34 タイムスロットインターチェンジャ(TSI) 36 網自己コントローラ(NSC) 37 デジタルオーディオソース(DAS) 38 基本レート回線(BRL) 40 1次レートインターフェイス(PRI) 42 DSIポート 44 デジタル信号処理回路(DSP) 46 DS1送信リンク 47 ワイヤリンク 50 網リンクインターフェイス(NLI) 50A マスターユニット 50B スレーブユニット 51 回線インターフェイス 52 DS1トランシーバ 53 弾性バッファ 54 DPCマイクロプロセッサ 56 RAM 57 シリアル通信コントローラ 57A データリンク 57B データリンク 58 マイクロプロセッサ 59 EPROM 60 DRAM 61 保護論理 62 多機能周辺装置 63 固定モジュールカウンタ 64 固定モジュールカウンタ 65 XMTカウンタ 66 XMTカウンタ 67 マルチプレクサ 68 ラインエンコーダ 69 遅延網 70 2分割回路 71 位相同期回路 72 ラインデコーダ及びデマルチプレクサ 73 位相同期取得回路 74 網リンク送信用マルチプレクサ 75 NSCラッチ 76 デマルチプレクサ 77 最端同期チェック回路 80 NLIマスター/スレーブピン 81 NLIモード選定ピン 82 送信リンクインターフェイス 84 〃 86 受信リンクインターフェイス 88 入データインターフェイス 90 マイクロプロセッサインターフェイス 91 FIFO 92 カウンタ/タイマ回路 93 8KHz送信同期ピン 94 333KHz受信同期出力ピン 95 1.536Hz送信クロックピン 97 ピン 100 8KHz受信同期ピン 101 網リンク 102 網リンク 104 データ出力 105 トグルフリップフロップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−75109(JP,A) 特開 昭63−178695(JP,A) 実開 平2−840(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 11/04 H04L 7/00

Claims (46)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受信情報源の電気通信網における、前
    記情報源間通信用交換インターフェイス方式において、
    該交換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源のいくつかからの情報を直列な、パルス幅変
    調2進フォーマットへコード化する手段と、 前記コード化情報のパルス幅変調2進コード化パルスを
    所定の送信ビットレートで直列に送信する手段、 を含む、前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 直列に送信されたパルス幅変調2進コード化パルスを受
    信してそこからクロック信号を抽出する手段と、 前記クロック信号に基づいて直列に送信されたパルス幅
    変調2進コード化パルスを同期復号して、網終端装置に
    接続された前記その他の情報源へ与える手段、 を含む前記網終端装置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の交換インターフェイス方
    式において、網終端装置は、 それに接続された情報源からのデータをパルスフォーマ
    ットへコード化するエンコーダと、 クロック信号に基づいてコード化データを前記送信ビッ
    トレートと周波数同期してコントロールユニットへ送信
    する手段、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の交換インターフェイス方
    式において、抽出されたクロック信号は実質的に送信ビ
    ットレート周波数に等しい周波数を有する、交換インタ
    ーフェイス方式。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の交換インターフェイス方
    式において、 前記コントロールユニットは送信ビットレートの2進累
    乗倍の周波数を有する1次クロックを有し、 前記網終端装置は前記1次クロックの周波数と等しいビ
    ットレートを有するクロック信号を発生する手段を有す
    る、交換インターフェイス方式。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の交換インターフェイス方
    式において、前記コントロールユニットは、 前記網終端装置からのデータを復号するデコーダと、 前記デコーダと送信されるパルス幅変調2進コード化パ
    ルスの送信ビットレートの周波数同期を維持する手段、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の交換インターフェイス方
    式において、前記コントロールユニットは前記デコーダ
    と送信されるパルス幅変調2進コード化パルスとの位相
    同期を維持する手段を含む、交換インターフェイス方
    式。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の交換インターフェイス方
    式において、前記位相同期化手段はデータビットがコー
    ド化手段に入る時間をビットが復号手段から出る時点と
    一致させる手段を含む、交換インターフェイス方式。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の交換インターフェイス方
    式において、コントロールユニットは前記情報を論理1
    状態及び論理0状態がそれぞれ2つの異なる選定された
    幅のパルスで表わされる2進パルス幅変調フォーマット
    へコード化する手段を含む、交換インターフェイス方
    式。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の交換インターフェイス方
    式において、前記2つの異なる選定された幅のパルスの
    先縁遷移はビット間隔中に同時に生じる、交換インター
    フェイス方式。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の交換インターフェイス
    方式において、前記先縁遷移は正の遷移である交換イン
    ターフェイス方式。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の交換インターフェイス
    方式において、前記2つの異なる幅のパルスは各データ
    ビット間隔内でパルス遷移を生じる、交換インターフェ
    イス方式。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記パルス遷移は正の遷移である、交
    換インターフェイス方式。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の方式において、前記コ
    ントロールユニットは前記直列に送信されるパルス幅変
    調2進コード化パルスへ周期的に位相同期パルスを挿入
    して網終端装置へ位相同期情報を与える手段を含む、交
    換インターフェイス方式。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記コントロールユニットは、 外部クロックを受信して位相基準信号を発生する手段
    と、 位相基準信号を受信して、前記直列に送信されるパルス
    幅変調2進コード化パルス流へ前記位相同期パルスを挿
    入する手段、 を含む、交換インターフェイス方式。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の交換インターフェイ
    ス方式において、 前記パルス幅変調2進コード化パルスは選定された遷移
    方向の先縁遷移を有し、前記同期パルスは2進コード化
    パルスの前記選定された遷移方向と同じ遷移方向を有す
    る、交換インターフェイス方式。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記遷移方向は比較的低電圧から比較
    的高電圧への正方向の遷移である、交換インターフェイ
    ス方式。
  17. 【請求項17】 請求項13記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記網終端装置は前記位相同期パルス
    を受信して前記パルス幅変調2進コード化データパルス
    と位相同期して前記所定送信ビットレートで前記コント
    ロールユニットへデータを送信する手段を含む、交換イ
    ンターフェイス方式。
  18. 【請求項18】 送受信情報源の電気通信網における、
    前記情報源間通信用交換インターフェイス方式におい
    て、該交換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源からの情報を直列な、パルス幅変調2進フォ
    ーマットへコード化する手段と、 前記コード化情報のパルス幅変調2進コード化パルスを
    所定の送信ビットレートで直列に送信する手段、を含む
    前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 直列に送信されたパルス幅変調2進コード化パルスを受
    信してそこから、送信ビットレートの所定の倍数の周波
    数でクロック信号を抽出する手段は前記クロックパルス
    を送信ビットレートの所定の倍数の周波数で発生する手
    段を含み、 前記クロック信号に基づいて直列に送信されたパルス幅
    変調2進コード化パルスを同期復号し、網終端装置に接
    続されたその他の前記情報源へ与える手段、を含む前記
    網終端装置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記倍数は4である、交換インターフ
    ェイス方式。
  20. 【請求項20】 請求項13記載の交換インターフェイ
    ス方式において、パルス幅変調パルスの各々は先縁も
    ち、前記クロック信号抽出手段は、 入出力を有する位相同期回路と、 パルス幅変調パルスの先縁を遅延させて遅延されたパル
    ス幅変調パルスを発生する手段と、 前記遅延されたパルス幅変調パルスを受信して対応する
    遅延された中間信号を前記位相同期回路の入力へ加え、
    前記位相同期回路から送信ビットレートの所定倍で前記
    クロック信号を出力させる手段、 を含む、交換インターフェイス方式。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記遅延された中間信号を印加する手
    段は送信ビットレートの所定の分数である周波数を有す
    る中間信号を発生し位相同期回路の入力とインターフェ
    イスする2進カウンタを含む、交換インターフェイス方
    式。
  22. 【請求項22】 送受信情報源の電気通信における、前
    記情報源間通信用交換インターフェイス方式において、
    該交換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかと接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源からの情報を直列な、パルス幅変調2進フォ
    ーマットへコード化する手段と、 前記コード化情報のパルス幅変調2進コード化パルスを
    所定の送信ビットレートで直列に送信する手段と、 前記直列に送信されるパルス幅変調2進コード化パルス
    へ周期的に位相同期パルスを挿入して網終端装置へ位相
    同期化情報を与える手段、を含む前記コントロールユニ
    ットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 直列に送信されるパルス幅変調2進コード化パルスを受
    信してそこからクロック信号を抽出する手段と、 前記クロック信号に基づいて直列に送信されるパルス幅
    変調2進コード化パルスを同期復号し、網終端装置に接
    続されたその他の前記情報源へ与える手段と、 前記位相同期パルスに基づいて前記パルス幅変調2進コ
    ード化データパルスと位相同期して前記所定の送信ビッ
    トレートで前記コントロールユニットへデータを送信す
    る手段であって、前記送信する手段は、 同期制御信号を発生する位相同期取得回路及び、 同期制御信号に基づいて前記コントロールユニットへの
    データの同期送信を制御し、発生する同期パルスと同期
    したコントロールユニットへのデータ送信を維持する手
    段を含む前記データ送信手段、を含む前記網終端装置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  23. 【請求項23】 送受信情報源の電気通信網における、
    前記情報源間通信用交換インターフェイス方式におい
    て、該インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源からの情報を直列な、パルス幅変調2進フォ
    ーマットへコード化する手段と、 前記コード化情報のパルス幅変調2進コード化パルスを
    所定の送信ビットレートで直列に送信する手段と、 前記直列に送信されるパルス幅変調2進コード化パルス
    へ周期的に位相同期パルスを挿入して位相同期情報を与
    える手段とを含む前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 直列に送信されるパルス幅変調2進コード化パルスを受
    信してそこからクロック信号を抽出する手段と、 前記クロック信号に応答して直列に送信されたパルス幅
    変調2進コード化パルスを同期復号し、網終端装置に接
    続された前記その他の前記情報源へ与える手段と、 前記位相同期パルスに基づいて前記パルス幅変調2進コ
    ード化データパルスと位相同期して前記所定の送信ビッ
    トレートで前記コントロールユニットへデータを送信す
    る手段と、 前記コントロールユニットへデータを送信する手段は、 前記クロック信号によりトリガされるカウンタ及び前記
    カウンタからの信号を受けて電気通信網の時分割多重化
    チャネルを識別する手段及び、 前記同期制御信号に基づいて前記カウンタと前記コント
    ロールユニットの前記位相同期パルスとの位相同期を維
    持する手段を含む前記データ送信手段、 を含む、前記網終端装置を具備する交換インターフェイ
    ス方式。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の交換インターフェイ
    ス方式において、 前記コントロールユニットは1個のマイクロプロセッサ
    を有し、 前記網終端装置は別の1個のマイクロプロセッサを有
    し、 前記時分割多重化チャネルの一つはコントロールユニッ
    トの前記1個のマイクロプロセッサから網終端装置の前
    記別の1個のマイクロプロセッサへのメッセージ送信専
    用である、 交換インターフェイス方式。
  25. 【請求項25】 送受信情報源の電気通信網における、
    前記情報源間通信用交換インターフェイス方式におい
    て、該交換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源からの情報を直列なパルス幅変調2進フォー
    マットの一連のデータパルスとしてコード化する手段
    と、 パルス幅変調コード化された同期パルスを発生する手段
    と、 前記一連のデータパルス及びパルス幅変調コード化され
    た同期パルスを一緒に時分割多重化して所定のビットレ
    ートで送信する手段を含む前記コントロールユニット
    と、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 少なくとも前記パルス幅変調コード化された同期パルス
    を受信してクロック信号を引き出す手段と、 前記クロック信号に基づいて前記一連のパルス幅変調コ
    ード化データパルスを同期復調し、網終端装置に接続さ
    れた前記その他の情報源へ接続する手段と、 前記パルス幅変調コード化された同期パルスに基づいて
    網終端装置の同期復号手段とコントロールユニットのコ
    ード化手段との同期を制御する手段を含む前記網終端装
    置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の交換インターフェイ
    ス方式において、 前記データパルスは互いに異なる所定のパルス幅を有
    し、 同期パルスはデータパルスの所定パルス幅とは異なるパ
    ルス幅を有する、 交換インターフェイス方式。
  27. 【請求項27】 請求項25記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記網終端装置は、 その他の前記情報源からの情報を一連の均一な2進デー
    タパルスとしてコード化する手段と、 均一な2進データパルスと実質的に同じパルス幅を有す
    る均一な同期パルスを前記パルス幅変調コード化パルス
    と同期して発生する手段と、 前記均一な同期パルスを前記均一な2進データパルスと
    共に一連の均一なパルスとして送信する手段、 を含む、交換インターフェイス方式。
  28. 【請求項28】 請求項27記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記コントロールユニットは前記均一
    な同期パルスを受けて終端装置からの前記2進データパ
    ルスを復号する手段を含む、交換インターフェイス方
    式。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記コントロールユニットは前記均一
    な同期パルスに基づいてコントロールユニットのパルス
    幅変調コード化同期パルスの送信と位相同期しているか
    どうかを決定する手段を含む、交換インターフェイス方
    式。
  30. 【請求項30】 請求項27記載の交換インターフェイ
    ス方式において、コントロールユニットが受信する前記
    均一な同期パルスの少なくともいくつかの所定のパルス
    は、コントロールユニットから送信されるパルス幅変調
    コード化された同期パルスの2進論理状態とは反対の2
    進論理状態を有する、交換インターフェイス方式。
  31. 【請求項31】 請求項25記載の交換インターフェイ
    ス方式において、 前記一連のデータパルスは、論理1データパルスが論理
    0データパルスとは異なるパルス幅を有するように、前
    記コード化手段によりパルス幅変調2進コード化され、 前記同期パルス発生手段は論理0データパルス及び論理
    1データパルスの両方と異なるパルス幅を有する前記同
    期パルスを発生する、交換インターフェイス方式。
  32. 【請求項32】 請求項25記載の交換インターフェイ
    ス方式において、 同期パルスと共に送られるデータパルスの前記所定のビ
    ットレートは実質的に均一なレートであり、 網終端装置内の前記クロック信号は均一なビットレート
    の所定倍である所定の均一な周波数で生成される、交換
    インターフェイス方式。
  33. 【請求項33】 請求項25記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記網終端装置はそこに接続されたそ
    の他の情報源からのデータを送信する手段をもち、この
    送信する手段は、前記同期パルスに基づいてコントロー
    ルユニットへ送信される前記データとコントロールユニ
    ットからのパルス幅変調コード化同期パルスとの位相同
    期を維持する手段を含む、交換インターフェイス方式。
  34. 【請求項34】 送受信情報源の電気通信網における、
    前記情報源間通信用交換インターフェイス方式におい
    て、該交換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 前記情報源からの情報を一連のデータパルスとしてコー
    ド化する手段と、 パルス幅変調コード化同期パルスを発生する手段と、 前記一連のデータパルス及びパルス幅変調コード化同期
    パルスを時分割多重化ベースで所定のビットレートで一
    緒に送信する手段を含む前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 少くとも前記パルス幅変調コード化同期パルスを受信し
    てクロック信号を引出す手段と、 前記クロック信号に基づいて一連のデータパルスを同期
    復号し、網終端装置が接続された前記その他の情報源へ
    接続する手段と、 そこに接続されたその他の情報源から、前記同期パルス
    に応答してコントロールユニットへ送信される前記デー
    タとコントロールユニットからのパルス幅変調コード化
    同期パルスとの位相同期を維持する手段を含む、コント
    ロールユニットへデータを送信する手段であって、前記
    位相同期維持手段は、 網終端装置に受信される同期パルスに応答してコード化
    手段の位相同期を制御する同期制御信号を発生する位相
    同期取得回路及び、 前記パルス幅変調コード化同期パルスに基づいて網終端
    装置の同期復号手段とコントロールユニットのコード化
    手段との同期を制御する手段を含む、 前記データ送信手段、 を含む前記網終端装置、を具備する交換インターフェイ
    ス方式。
  35. 【請求項35】 請求項34記載の交換インターフェイ
    ス方式において、位相同期取得回路は、 前記コード化手段と結合しており、コントロールユニッ
    トからの前記同期パルスを受信すると同期パルス受信信
    号を発生する手段と、 前記同期制御信号を受けて同期パルスと位相同期してク
    ロックパルスをカウントする前記コード化手段のカウン
    タと、 前記カウンタのカウント値を受けて前記同期制御信号を
    発生し、カウンタが同期パルスと位相同期している時に
    いつ次の同期パルスを受信すべきかを表示する手段と、 互いに所定時間隔内に発生されていない前記同期パルス
    受信信号及び前記同期制御信号に応答して、同期外れ信
    号を発生する手段、 を含む、交換インターフェイス方式。
  36. 【請求項36】 請求項35記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記同期外れ信号を受けて前記カウン
    タを再同期させる手段を含む、交換インターフェイス方
    式。
  37. 【請求項37】 請求項34記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記網終端装置は前記同期外れ信号を
    受けて同期外れ表示を発生する手段を含む、交換インタ
    ーフェイス方式。
  38. 【請求項38】 情報源の電気通信網における、前記情
    報源間通信用交換インターフェイス方式において、該交
    換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 一連のデータパルスからの情報を2進コード化する手段
    と、 一連のデータパルスとして受信された情報を復号する手
    段と、 データパルスとは異なる所定幅を有する一連の同期パル
    スを発生する手段と、 前記コード化情報及び前記同期パルスを所定のビットレ
    ートで一緒に送信する手段、 を含む、前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 少くとも前記同期パルスを受信してクロック信号を引き
    出す手段と、 前記クロック信号に基づいて前記その他の情報源の一つ
    からの情報を同期コード化してコントロールユニットへ
    送信する手段と、 前記同期パルスを受けて前記網終端装置のコード化手段
    及び送信手段とコントロールユニットの前記復号手段と
    の位相同期を制御する手段、 を含む、前記網終端装置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  39. 【請求項39】 請求項38記載の交換インターフェイ
    ス方式において、前記クロック信号引出し手段は一連の
    データパルスの所定のビットレートに従って前記クロッ
    クパルスを引き出す手段を含む、交換インターフェイス
    方式。
  40. 【請求項40】 情報源の電気通信網における、前記情
    報源間通信用交換インターフェイス方式において、該交
    換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 一連のデータパルスからの情報をコード化する手段と、 一連のデータパルスとして受信された情報を復号する手
    段と、 データパルスとは異なる所定幅の同期パルスを発生する
    手段と、 前記コード化情報及び前記同期パルスを所定のビットレ
    ートで一緒に送信する手段、 を含む、前記コントロールユニットと、 他方の前記情報源に接続された網終端装置であって、 少くとも前記同期パルスを受信してクロック信号を引き
    出す手段と、 前記クロック信号に基づいて前記その他の情報源の一つ
    からの情報をコード化してコントロールユニットへ送信
    する手段と、 前記同期パルスを受けて前記網終端装置のコード化及び
    送信手段とコントロールユニットの前記復号手段との位
    相同期を制御する手段と、 コントロールユニットからの同期パルスを受けてコント
    ロールユニットとの位相非同期を検出する手段と、 前記非同期検出手段からの信号を受けてコード化及び送
    信手段のタイミングを変え非同期状態をなくす手段を含
    む、前記網終端装置、 を具備する、交換インターフェイス方式。
  41. 【請求項41】 情報源の電気通信網における、前記情
    報源間通信用交換インターフェイス方式において、該交
    換インターフェイス方式は、 前記情報源のいくつかに接続されたコントロールユニッ
    トであって、 一連のデータパルスからの情報をコード化する手段と、 一連のデータパルスとして受信される情報を復号する手
    段と、 データパルスとは異なる所定幅の同期パルスを発生する
    手段と、 前記コード化情報及び前記同期パルスを所定のビットレ
    ートで一緒に送信する手段と、 を含む、前記コントロールユニットと、 その他の前記情報源に接続された網終端装置であって、 少くとも前記同期パルスを受信してクロック信号を引き
    出す手段と、 前記クロック信号に基づいて前記その他の情報源の一つ
    からの情報を同期コード化してコントロールユニットへ
    送信する手段と、 前記同期パルスに応答して前記網終端装置のコード化及
    び送信手段とコントロールユニットの前記復号手段との
    位相同期を制御する手段と、 コントロールユニットからの同期パルスに応答して検出
    された位相非同期表示をコントロールユニットへ送信す
    る手段、 を含む、網終端装置を具備する、交換インターフェイス
    方式。
  42. 【請求項42】 同期デジタルデータ通信網の通信法に
    おいて、該通信法は次のステップ、すなわち、 コントローラ回路において、クロック信号が2進データ
    パルス流により搬送されない非自己クロッキングフォー
    マットの2進データパルス流を受信し、 非自己クロッキングデータ流を対応する自己クロッキン
    グパルス幅変調2進データ流へ変換し、 パルス幅変調2進データ流をネットワークの終端装置へ
    送信し、 終端装置が受信する2進パルス幅変調データ流からクロ
    ック信号を抽出し、 抽出されたクロック信号を使用して送信されたパルス幅
    変調データ流を非自己クロッキングフォーマットの2進
    データパルス流へ復号する、 ことからなる、通信法。
  43. 【請求項43】 請求項42記載の方法において、抽出
    されたクロック信号を使用して終端装置へのパルス幅変
    調データ流の送信と同期して終端装置からコントローラ
    回路へデータ流を送信するステップを含む、通信法。
  44. 【請求項44】 請求項42記載の方法において、次の
    ステップすなわち、コントローラ回路において、自己ク
    ロッキングパルス幅変調2進データ流へパルス幅変調同
    期パルスを挿入し、 パルス幅変調同期パルスを使用してコントローラ回路と
    終端回路間の通信の位相同期を維持する、 ことを含む、通信法。
  45. 【請求項45】 請求項42記載の方法において、コン
    トローラ回路における送信ステップは各クロックサイク
    ルの始めに各パルス幅変調パルスを送信するステップを
    含む、送信法。
  46. 【請求項46】 同期デジタルデータ通信網における通
    信法において、該通信法は次のステップ、すなわち、 コントローラ回路において、2進データパルス流により
    クロック信号が搬送されない非自己クロッキングフォー
    マットで2進データパルス流を受信し、 非自己クロッキングデータ流を対応する自己クロッキン
    グパルス幅変調2進データ流へ変換し、 各クロックサイクル中の所定の時間に所定の遷移を有す
    るパルス幅変調2進データ流をネットワークの終端装置
    へ送信し、 終端装置が受信するパルス幅変調2進データ流からクロ
    ック信号を抽出し、 抽出されたクロック信号を使用して送信されたパルス幅
    変調データ流を非自己クロッキングフォーマットの2進
    データパルス流へ復号する、 ことからなる通信法。
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