JP2791205B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2791205B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は通常撮影と極近接撮影の2つの撮影モードを
有し、かつ外部フアインダーを有するカメラに関するも
のである。
[従来の技術] 従来、通常撮影(以下ノーマル撮影)と極近接撮影
(以下マクロ撮影)の2つの撮影モードを有し、かつ外
部フアインダーを有するカメラでは、ノーマル撮影とマ
クロ撮影の視差の補正の必要があった。例を第9図に示
す。撮影レンズ102によって結像面101に撮影範囲104内
の物体が写される。又外部フアインダーの視野範囲を制
限する撮影範囲表示部材103はフアインダーの視野がノ
ーマル撮影距離(1)の常用位置で撮影レンズの撮影範
囲と一致するように設定されている。この時、撮影レン
ズを操作してマクロ撮影モードにするとマクロ撮影距離
(2)では撮影範囲と、フアインダの視野がずれて許容
し難いパララツクスが生じてしまう。このため従来この
ようなカメラには第12図に示すように撮影範囲表示部材
(以下視野枠)を動かして、視差の補正及び撮影モード
の表示を行なっていた。第10図中201はカメラ本体、202
は切り換えによりノーマル及びマクロ撮影が可能な周知
の撮影レンズ、203が結像面に配されたCCDである。又20
5a〜209はフアインダを構成しているレンズで、レンズ
を左右側から保持する不図示のケージングブロツクにて
位置決めと遮光がなされフアインダユニツト204を構成
している。211は赤色半透明フイルムで構成される固設
の極近接撮影表示部材(以下マクロ表示板)であり、こ
の部材により現在の撮影モードがマクロモードであるこ
とを表示する。201は、フアインダー光路の結像面に配
される視野枠で、不図示のレバーによってガイド穴210d
に沿い撮影レンズの撮影モード切りかえに連動してスラ
イドするように構成されている。第10図ではマクロ時に
は撮影レンズに近づく方向に視野枠を動かす必要があっ
たが、この構成ではフアインダーの光路が途中結像して
いるので視野枠210の位置で上下左右が反転しており、
マクロ時には図中矢印で示すように撮影レンズから離れ
る方向に動かさなければ、視差の補正はおこなえない。
視野枠210はノーマル時はバネ213の引張り力によって21
0b部をブロツクに押しつけ、マクロ時は210a部をたわま
せながら210c部を反対側のブロツクに押しつけることに
より、位置決めされているため、ノーマル/マクロ時そ
れぞれできっちり位置が固定されている。従ってフアイ
ンダーをのぞいていても視野枠が不安定に動くことはな
い。又マクロ切り換え時、視野枠は矢印方向に移動する
ためノーマル時には見えなかったマクロ表示板の表示部
211aが視野枠の中にはいり、マクロ撮影であることを表
示する。
しかしながら上述従来例では視野枠の移動により、表
示を行なっているため、充分な移動ストロークがなけれ
ば、良好な表示を行なえない欠点があった。特に近年の
製品の小型化要求により、フアインダー倍率は高くなっ
てきており、それによって視野枠の移動量も小さくなっ
てきており、移動量が0.5mm程度のものもある。この小
さなストロークで、ノーマル時には視野枠の視野範囲の
中にはマクロ表示板がはいることなくかつマクロ時には
確実に視野枠の視野範囲の中にマクロ表示板がはいるよ
うにするには、部品の精度を上げる必要があり、又小さ
なストロークで確実な表示が行なえたとしても、その表
示量は小さくなり、表示に気がつかず、マクロ撮影モー
ドで通常撮影を行なってしまうという誤操作の原因とな
る。
[発明が解決しようとしている課題] 本発明は、小さな空間を持つに過ないとしてもマクロ
表示がフアインダー視野に明瞭に行なわれる様にするこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の後述する実施例では、撮影レンズのノーマル
/マクロ切り換え時に視野枠のみでなく、マクロ表示板
も動かす機構を設けることにより、簡単で安価な構成に
より、充分なマクロ表示を行なうことを可能にしたもの
である。
[実施例] 本発明の第1実施例を第1図〜第8図を使って説明す
る。
第8図はカメラを前方から見た形態を示しており、H
はカメラのハウジング、4eはフインダの対物レンズ、L
は撮影レンズ、Sはストロボである。又撮影レンズLの
背後には個体撮像素子を設けている。
本実施例では撮影レンズとフアインダの位置関係が従
来例とちがって斜め方向にずれているため、視野枠は斜
め方向に動かされている。
第1図はフアインダユニツトを表わす図で、(A)は
側面図、(B)はカバー2を取り除いた状態の上面図で
ある。(A−A断面図)。1はフアインダレンズ系4の
各レンズを所定の間隔で保持するフアインダブロツク、
2はフアインダ光路をブロツク1とともに遮光、密閉す
るフアインダカバーである。3は視度調節リングで接眼
レンズ4cが保持されており、ブロツク1a及びカバー2に
設けられたネジ部(不図示)に視度調節リング3aのネジ
部がかみ合っている。視度調節リングの回転により接眼
レンズは光軸方向に動き、視度の調整が行なえるように
なっている。又従来例で説明したように、本例のフアイ
ンダも外部フアインダのため撮影レンズのノーマル/マ
クロ切換えにより視野枠の切換えが行なわれる。4a(一
転鎖点)がノーマル状態の中心光線の光路図であり4b
(点線)がマクロ状態の光路図である。尚Cが1次結像
面位置、Dが2次結線面位置を示す。第2図は第1図
(B)中B−B断面の視野枠近傍を表わした図である。
5はフアインダの視野を決める視野枠であり、フアイン
ダ光路における一次ピント面位置C上に位置している。
第3図は視野枠の面でフアインダを切ったときの形態で
ある。視野枠5は、フアインダブロツク1とカバー2に
設けられたガイド部1a,1b,2a,2bでガイドされ、斜め方
向にスライドするようになっている。図中右下へスライ
ドした時にはブロツク1d,1i部で、図中左上へスライド
した時は1c,2cで視野枠が位置決めされるようになって
いる。第2図へ戻り、6はマクロ表示板で、赤色透明の
フイルムでできており、マクロ時には視野内にその一部
がはいりこみマクロ撮影になっていることを表示する。
第4図(A)はマクロ表示板の位置でフアインダを切
った図で、マクロ表示板はブロツク1e部、カバー2d部で
ガイドされて、図中左右にスライドするようになってい
る。
7は視野枠、マクロ表示板の位置を切りかえる視野枠
用のねじりコイルバネで組み込み前は第6図のよに若干
巻いた後、直線状になっている。8は視野枠用バネ7を
制御する視野枠レバーで、第4図中穴8eはブロツクの回
転軸1fと回転自在にかん合しており、第2図のビス9に
よって抜け止めされている。
又、視野枠レバー8の立ち曲げ部8gの形状は第7図に
示すようになっており、8a〜8d部の詳細は後述する。
視野枠バネ7はブロツク1の1f部を支軸として組込ま
れ第6図の状態から、その足7a,7bを第6図点線で示す
ようにひらき、足7aは視野枠レバー立ち曲げ部の係止部
8aで上方向への移動を規制され、マクロ表示板6の穴6a
を通って視野枠5aの外側に位置し、足7bは視野枠レバー
の係止部8bで下方向への移動を規制され、マクロ表示板
6の穴6aを通って視野枠5bの外側に位置している。
次に視野枠マクロ表示板の切り換えについて説明す
る。
撮影レンズを動かしノーマル/マクロ撮影を切り換え
る不図示の部材のフオーク部が視野枠レバー8の8b部と
係合するもととし、第4図(B)の状態と第5図(B)
の状態に切り換えることにより、視野枠とマクロ表示板
の切り換えを行なう。第4図がノーマル状態で、第5図
がマクロ状態である。
第4図では、不図示のフオークにより視野枠レバー8
は第4図(B)の状態に位置決めされ、視野枠バネの足
7bは視野枠レバー8cによりD方向に回転する。それに従
い足7aもD方向に回転する。この時、足7aは視野枠5の
5a部に当接し、視野枠5は第3図中D方向へ力をうける
が5a部がテーパになっているため視野枠は右下方向に付
勢される。その結果視野枠5の5c,5d部がフアインダブ
ロツクの1d,1i部に当接し視野枠がノーマル状態に位置
決めされる。一方視野枠バネ7の足7bは視野枠レバー8c
部によりD方向に回転するが、マクロ表示板6の穴6aの
右辺6bに当接するため第4図(B)のように変形し、マ
クロ表示板6をD方向へ付勢する。その結果、マクロ表
示板は第4図(A)中のD方向へ6c部とフアインダブロ
ツク1g部が当接するまでスライドし、ノーマル状態に位
置決めされる。
従ってノーマル状態での視野枠とマクロ表示板の位置
関係は第4図(A)のようになりマクロ表示部6dは視野
範囲5eからはずれる。尚斜線を施した領域が視野を示
す。
次にマクロ状態では不図示のフオークにより、視野枠
レバー8は第5図(B)に位置決めされる。それに従
い、視野枠バネの足7aは視野枠レバー8dによりE方向に
回転し、足7bもE方向に回転する。この時足7bは視野枠
5の5b部に当接し、視野枠5は第3図中E方向へ力をう
けるが、5b部がテーパになっているため、視野枠は左上
方向に付勢される。その結果視野枠5の5f,5g部がフア
インダブロツクの1c、フアインダカバーの2c部に当接
し、視野枠がマクロ状態に位置決めされる。この時、視
野枠バネ7の足7aは視野枠レバー8d部によりE方向に回
転するがマクロ表示板6の穴6aの左辺6eに当接するため
に第5図(B)のように変形し、マクロ表示板6をE方
向へ付勢する。その結果マクロ表示板は第5図(A)中
のE方向へ6f部とフアインダブロツク1h部が当接するま
でスライドしマクロ状態に位置決めされる。従ってマク
ロ状態での視野枠とマクロ表示板の位置関係は第5図
(A)のようになり、マクロ表示部6dは視野範囲5eに入
り、マクロ状態であることを表示する。
[発明の効果] 以上説明したように、撮影レンズのノーマル/マクロ
切り換え時に視野枠のみでなくマクロ表示板も動かす機
構を設けることにより、視野枠とマクロ表示板の相対移
動量を大きくとることができる。そのため、ノーマル時
の視野枠の視野範囲からのマクロ表示部のクリアラン
ス、マクロ時の視野枠の視野範囲へのマクロ表示部の進
入量を大きくすることができ、部品の多少のバラツキは
吸収できる構成になっており、部品コストを安くでき
る。又マクロ時の表示量が大きくなり、表示機能を充分
にはたし、誤操作による失敗写真の撮影を少なくするこ
とが可能になる効果が得られる。
更に1本のバネによって視野枠、マクロ表示板ともノ
ーマル状態でも、マクロ状態でも位置決めされる様にす
ることで、簡単で安価な構成により、確実にマクロ表示
板視野枠の位置を決めることができ、ノーマル/マクロ
の両モードでフアインダと撮影レンズの視差を最小限に
することができる。又視野枠マクロ表示板とも位置決め
部に付勢されているため、フアインダをのぞいている時
に振動により視野枠、マクロ表示が動いて見ずらいとい
うこともなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係るフアインダーユニツトの側
面図で、(B)はA−A断面図。第2図は要部断面図。
第3図は構成要素の平面図、第4図(A)は作用を説明
するための平面図で、(B)は側面図。第5図は(A)
は作用を説明するための平面図で、(B)は側面図。第
6図は構成要素の平面図。第7図は構成要素の正面図。
第8図はカメラの正面図。第9図は従来例の光学断面
図。第10図は斜視図。 図中Lは撮影レンズ、4eは対物レンズ、5は視野枠、6
はマクロ表示板、7はトーシヨンバネ、8は切換えレバ
ーである。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通常撮影距離内の物体に対する撮影と極近
    接撮影とを可能な光学系とそれとは別にフアインダ光学
    系を有するカメラで、フアインダ視野として撮影範囲を
    表示する為であって通常撮影時と極近接撮影時とで撮影
    範囲の位置を切換える様にした撮影範囲表示部材と、通
    常撮影時には前記撮影範囲外に位置し極近接撮影時には
    撮影範囲内に進入する表示部を具えた極近接撮影表示部
    材を具備し、前記切換に同期して極近接撮影表示部材を
    移動させる部材を設けたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】前記移動させる部材は1個のねじりコイル
    バネを有する特許請求の範囲第1項記載のカメラ。
  3. 【請求項3】前記ねじりコイルバネで付勢された前記撮
    影範囲表示部材と前記極近接撮影表示部材の位置決めの
    ためにこれら部材が圧接する位置決め部を更に設けた特
    許請求の範囲第2項記載のカメラ。
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