JP2789664B2 - アナログ/デジタル通信装置 - Google Patents

アナログ/デジタル通信装置

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【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、2本の伝送線に流す電流値を伝送器により
変化させ、これをアナログの電流信号として受信器に送
信する一方、通信用のデジタル信号に対応して伝送器の
出力端の端子電圧を変更する通信器を有するアナログ/
デジタル通信装置の改良に関する。
〈従来の技術〉 この種の従来のアナログ/デジタル通信装置の1例と
して、特開昭60-148234号に開示された構成を第7図に
示し、これについて説明する。
10は伝送器であり、この伝送器10は例えば温度、圧力
などのプロセス変数PVに対応してこれを電気信号に変換
して、その出力端にこのプロセス変数PVに対応する電流
信号IL1を出力する。
この伝送器10の出力端には2本の伝送線l1とl2を介し
てこの伝送器10を付勢する電源11と、電流信号IL1を受
信し例えば指示する受信器12と、ツエナダイオード13と
がそれぞれ直列に接続されている。
14は通信器であり、この通信器14はその内部に格納さ
れているスイッチング素子15を通信用のデジタル信号VD
に応じてオン/オフすることによりツエナダイオード13
の両端を短絡したり開放したりする。これにより、伝送
器10の出力端の端子電圧VL1をツエナダイオード13のツ
エナ電圧VZ分だけ変更する。
伝送器10はこの出力端の端子電圧VL1の変化を受信す
ることにより通信器14からの通信用のデジタル信号VD
知る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、このようなツエナダイオードの両端の
電圧でパルス状に振って通信信号とする従来のアナログ
/デジタル通信装置は、次のような問題がある。
このパルス状の通信信号のピーク値を決定するのはツ
エナダイオードの両端のツエナ電圧であるが、このツエ
ナ電圧はその電圧値を自由に選択することが出来ず、特
に3V以下では温度特性などの点で使用することができな
い。
そこで、ツエナダイオードの代りにダイオードを使用
することが考えられるが、この場合には0.6V、1.2V、な
どというように0.6Vおきにしか選択することができな
い。
ところで、現場に設置される伝送器とこれに接続され
る遠方に設置された受信計器などはこれ等の計裝に際し
て各種の条件に左右される。
例えば、第1の伝送器には各種の受信計器が接続され
るのでその負荷抵抗が様々になり、第2に、防爆領域に
伝送器が設置される場合には防爆用のバリアが伝送器の
出力端に挿入されることもあり、第3に伝送器と受信計
器とを接続する伝送線に混入されるノイズも設置環境に
より様々であり、第4に伝送器と受信計器との間の距離
も様々であり、第5に伝送線として使用されるケーブル
の線種によりこれ等の単位長当たりの抵抗値が異なり、
第6にこれ等のケーブルの線間容量も異なりこれによる
通信パルスの波形がなまりケーブル長に制限を受ける、
など使用環境により各種の制限を受ける。
一方、この種の伝送器の電力は電源11から2本の伝送
線を介して伝送されてくるのでその電力に制限がある。
また、伝送器と受信計器との間は上記のような様々な条
件に左右されるので、この様な限られた電力を用いて設
置環境に応じた最適の計裝を行うには、通信信号のピー
ク値が一定の第7図に示すアナログ/デジタル通信装置
では使用し難いという問題がある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、使用環境に応じて限られた電力の下で最適
の計裝が行えるようにするため、伝送線に対して直列に
接続された電源と、この電源から電力の供給を受け伝送
線に流す電流値をデータに応じて変化させアナログの電
流信号として伝送線に送出すると共に伝送線からの通信
用のデジタル信号を受信する伝送器と、電流信号を伝送
線を介して受信する受信器と、伝送線に直列に挿入され
た抵抗素子と、この抵抗素子の両端に定電流を流す定電
流素子と、この定電流素子に直列に接続されデジタル信
号に対応するように定電流素子を開閉し伝送器の出力端
の線間電圧を変更するスイッチング素子とを具備し抵抗
素子の両端の電圧を変更するようにしたものである。
〈作用〉 伝送線に直列に抵抗素子を挿入し、この抵抗素子に定
電流を流す定電流源をオン/オフすることによってデジ
タル通信すると共にそのパルスのピーク値を使用環境に
応じて任意に変更する。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。
第1図は本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
16は伝送器、17は通信器、18は受信器である。伝送器
16はその出力端の一方が電源11と伝送線l1で接続され、
他方は伝送線l2、通信器17の出力端に並列に接続された
通信抵抗RC、および受信器18の入力端に並列に接続され
た受信抵抗RLを介して電源11の他端に接続されている。
先ず、伝送器16側についてその構成及び動作について
説明する。
圧力、差圧、温度等のプロセス変数PVを検出して電気
信号に変換するセンサSNSから出力された電気信号はア
ナログ/デジタル変換器ADCによりデジタル信号に変換
され、マイクロプロセッサを含む制御部CNT1に出力され
る。
制御部CNT1はこのデジタル信号を、例えばスパン調
整、リニアリテイ調整、ゼロ点調整などの各種演算を実
行し、その結果をデジタル/アナログ変換器DACに出力
する。
デジタル/アナログ変換器DACで変換されたアナログ
信号は出力部の演算増幅器Q1を介して出力トランジスタ
Q2に出力されここで電流信号IL1に変換され帰還抵抗RF
を介して出力端T1、T2に出力される。また、帰還抵抗RF
の両端の電圧は演算増幅器Q1に負帰還されアナログ信号
に正確に対応する電流信号IL1とする。
更に、直流の電源11からは出力端T1、T2に電流信号I
L1の一部をなす例えば4mA程度のベース電流が供給され
るがこのベース電流は定電流回路CC1で定電流化されこ
の定電流を用いて伝送器16の回路電源を作る。
また、伝送器16の制御部CNT1は通信器17とデジタル通
信をするためのデジタルの通信信号VD1を送信回路TR1
出力しここで並列信号を直列信号に変換するなどして演
算増幅器Q1に加算出力される。この通信信号VD1はトラ
ンジスタQ2を介して伝送線l1、l2にアナログの電流信号
IL1に重畳されてデジタル電流信号ID1として出力され
る。
さらに、通信器17からのデジタル信号VDに対応するデ
ジタル電圧信号VD1は伝送器16の出力端T1、T2の両端の
電圧を経時的に変化させ、これを復調器DM1は検出して
並列デジタル信号に変換して制御部CNT1に出力する。制
御部CNT1はこのデジタル信号を受信してこれに対応する
必要な演算を実行する。
次に、通信器17の構成及び動作について説明する。
各種のデータを設定するキーボードKBDは制御部CNT2
に接続されており、その並列出力は変調器DM2で直列出
力に変換してスイッチング素子Q3に出力する。スイッチ
ング素子Q3は定電流回路CC2と直列に接続されて通信抵
抗TCに並列に接続されている。この定電流回路CC2はそ
の定電流値IDの大きさをキーボードKBDで設定された値
に対応して制御部CNT2から変更できるようになってい
る。
従って、定電流値IDはスイッチング素子Q3により、キ
ーボードKBDから設定されたデジタル信号VDに対応して
開閉され、通信抵抗RCの両端に定電流IDで決定されるピ
ーク値を持つデジタルの電圧信号VDC(=RCIB)を発生
させる。このため、伝送器16の出力端T1、T2の両端には
この電圧信号VDCが重畳されたデジタル電圧信号VD1が現
れる。これを変調器DM1は検出し制御部CNT1で対応する
処理をする。
この場合、現場に設置される伝送器とこれに接続され
る遠方に設置された受信計器などはこれ等の計裝に際し
て既述の如く極めてバラエテイに富んでおり、一方、使
用できる電流はほぼベース電流に相当する4mA程度であ
るので、例えばノイズは大きいが伝送線l1、l2が短かけ
れば負荷の余裕が大きいので定電流値IDを大きく設定し
てノイズに対して強くしたり、或いはノイズはないが細
い伝送線l1、l2を使用する必要がある場合は定電流値ID
を小さく設定するなど、キーボードKBDから使用環境に
応じて定電流値IDをきめ細かく設定し、全体として効率
良く電力を使用することができる。
第2図は本発明の一部をなす通信器の他の実施例の構
成を示すブロック図である。
第1図に示す構成は伝送器からデジタル信号を出力す
ることは出来ても通信器ではこれを受信することは出来
ない構成であったが、第2図に示す通信器19はこれを通
信器側で受信できる構成としたものである。
伝送器16の出力端T1、T2に出力されるパルス状のデジ
タル電流信号ID1により発生する線間電圧の変化を直列
信号の形で復調器DM3で受信し、これを並列信号の形で
制御部CNT3に出力し伝送器16からの情報を、キーボード
KBD上の表示器(図示せず)に表示する。
第3図は本発明の一部をなす通信器の第3の実施例の
構成を示すブロック図である。
この実施例の通信器20は伝送器16からのデジタル電流
信号ID1を通信抵抗RCで電圧パルスに変換しこれをコン
デンサC1、C2で直流カットして変調器DM4に出力しその
出力を制御部CNT3で解読して表示器DIPに表示するよう
にしたものである。
第4図は本発明の一部をなす通信器の第4の実施例の
構成を示すブロック図である。
第3図ではコンデンサを介してデジタル電流信号ID1
を受信したが、この実施例の通信器21は抵抗R1とダイオ
ードD1との直列回路に定電流値IDを流すと共に線間電圧
の変化を直列信号の形で変調器DM5に入力するようにし
たものである。
第5図は本発明の一部をなす通信器の第5の実施例の
構成を示すブロック図である。
この実施例の通信器22は定電流回路CC2とスイッチン
グ素子Q3の接続を変更した構成を示している。
第6図は本発明の一部をなす通信器の第6の実施例の
構成を示すブロック図である。
この実施例の通信器23はその定電流回路CC3の定電流
値は一定であるが通信抵抗R2を可変できるようにしてパ
ルス信号のピーク値を変更できるようにしたものであ
る。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明に
よれば、2本の伝送線に直列に抵抗を挿入してこれに流
れるデジタル通信用の定電流を可変出来るようにしたの
で、各種の使用環境に対応して通信用のデジタルパルス
のピーク値を任意に設定することにより限られた電力を
最適に使用出来ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の構成を示すブロック図、第
2図は本発明の第2の通信器の実施例の構成を示すブロ
ック図、第3図は本発明の第3の通信器の実施例の構成
を示すブロック図、第4図は本発明の第4の通信器の実
施例の構成を示すブロック図、第5図は本発明の第5の
通信器の実施例の構成を示すブロック図、第6図は本発
明の第6の通信器の実施例の構成を示すブロック図、第
7図は従来のアナログ/デジタル通信装置の構成を示す
ブロック図である。 10、16……伝送器、11……電源、12……受信器、13……
ツエナダイオード、14、17、19、〜23……通信器、l1
l2……伝送線、SNS……センサ、CNT1、〜CNT3……制御
器、CC1、CC2……定電流回路、DM1、〜DM5……変調器、
TR1……送信回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送線に対して直列に接続された電源と、
    この電源から電力の供給を受け前記伝送線に流す電流値
    をデータに応じて変化させアナログの電流信号として前
    記伝送線に送出すると共に前記伝送線からの通信用のデ
    ジタル信号を受信する伝送器と、前記電流信号を前記伝
    送線を介して受信する受信器と、前記伝送線に直列に挿
    入された抵抗素子と、この抵抗素子の両端に定電流を流
    す定電流素子と、この定電流素子に直列に接続され前記
    デジタル信号に対応するように前記定電流素子を開閉し
    前記伝送器の出力端の線間電圧を変更するスイッチング
    素子とを具備し、前記抵抗素子の両端の電圧を変更でき
    るアナログ/デジタル通信装置。
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