JP2789000B2 - 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置 - Google Patents

流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置

Info

Publication number
JP2789000B2
JP2789000B2 JP23657789A JP23657789A JP2789000B2 JP 2789000 B2 JP2789000 B2 JP 2789000B2 JP 23657789 A JP23657789 A JP 23657789A JP 23657789 A JP23657789 A JP 23657789A JP 2789000 B2 JP2789000 B2 JP 2789000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower chamber
foreign matter
chamber
fluid
getting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23657789A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03103688A (ja
Inventor
芳輝 園田
直史 安本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOHARA MASAKO
Original Assignee
KYOHARA MASAKO
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYOHARA MASAKO filed Critical KYOHARA MASAKO
Priority to JP23657789A priority Critical patent/JP2789000B2/ja
Publication of JPH03103688A publication Critical patent/JPH03103688A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2789000B2 publication Critical patent/JP2789000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、流体の流れをON−OFF制御するのに用い
られる流体制御器において、流路シール部への異物かみ
込みを防止する装置に関する。
従来の技術 従来、上部チャンバと下部チャンバ間の仕切壁に形成
された連通孔、下部チャンバに通じたインレットおよび
上部チャンバに通じたアウトレットを有するボディと、
連通孔を開閉するプラグとを備えている流体制御器は知
られている。
上記流体制御器において、流体に異物が混入されてい
ると、流体が連通孔を通過する際、異物がプラグとその
シートの間にかみ込まれ、かみ込まれた異物によってプ
ラグおよびシートが傷付けられて流路シール部から洩れ
を生じることがあった。
流路シール部への異物かみ込み防止装置としては、イ
ンレットまたはこれに接続された配管内にフィルタが挿
入されたものが知られている。
また、異物のかみ込みを防止するものではないが、プ
ラグおよびシートの少なくともいずれか一方に硬化処理
を施すことにより、流路シール部にかみ込まれた異物に
よってプラグおよびシートが傷付かなくしたことも知ら
れている。
発明が解決しようとする課題 上記フィルタを用いた装置では、フィルタが目詰まり
を起こす度に、制御器から配管を外してフィルタを掃除
または交換し、その後制御器に配管を接続しなければな
らず、面倒である。
また、シートおよびプラグに硬化処理を施すと、傷付
き防止には若干の効果があるが、一旦傷付いてしまう
と、修理が難しい。
この発明の目的は、上記流体制御器において、流路シ
ール部への異物かみ込みを防止することができ、しかも
保守点検を必要としない流路シール部への異物かみ込み
防止装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による流路シール部への異物かみ込み防止装
置は、上記流体制御器において、下部チャンバの周面
が、水平断面円形に形成され、インレットの下部チャン
バへの開口が、下部チャンバの周面の接線方向に向けら
れているものである。
作 用 この発明による流路シール部への異物かみ込み防止装
置では、下部チャンバの周面が、水平断面円形に形成さ
れ、インレットの下部チャンバへの開口が、下部チャン
バの周面の接線方向に向けられているから、流体はイン
レットから下部チャンバ内に、これの周面の接線方向か
ら流入することになり、そうすると、下部チャンバ内に
渦流が発生し、その遠心力の作用で流体に混入した異物
は下部チャンバの周面に向かって沈降し、下部チャンバ
の底に溜められる。
実 施 例 この発明の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
流体制御器は、第2図に示すように、上端開口チャン
バ11を有するボディ12と、ボディ12の上端開口を閉鎖し
ている上蓋13と、上蓋13を貫通している垂直ステム14
と、ステム14の下端にこれと一体的に設けられているプ
ラグ15とを備えている。
チャンバ11内は仕切壁21によって上下2つのチャンバ
22,23に仕切られている。上部チャンバ22および下部チ
ャンバ23の水平断面はいずれも円形である(第1図参
照)。下部チャンバ23に通じたインレット24および上部
チャンバ22に通じたアウトレット25がボディ12にそれぞ
れ設けられている。上部チャンバ22周面には雌ねじ26が
形成されている。仕切壁21には垂直連通孔27が形成され
るとともに、連通孔27の上端開口縁部に円錐状シート28
が形成されている。上蓋13は、フランジ31付垂直筒状の
ものである。上蓋13の外面におけるフランジ31より下方
に下部雄ねじ32が形成され、これが上部チャンバ22の雌
ねじ26にねじ入れられている。上蓋13の外面上端寄りの
ところには上部雄ねじ33が形成されている。上蓋13の内
面の上端寄りのところには上向き段部34が形成されると
ともに、段部34の下方に雌ねじ35が形成されている。段
部34の上には筒状シール部材36がのせられ、これを押さ
え付けるように袋ナット37が上部雄ねじ33にねじはめら
れている。ステム14の高さの中程には雄ねじ38が形成さ
れ、これが上蓋13の雌ねじ35にねじ入れられている。ス
テム14の上端にはハンドル39が取付けられている。プラ
グ15はシート28に密接される下向き円錐面41を有してい
る。
下部チャンバ23の底壁には点検口51が設けられ、これ
には底蓋52が施されている。点検口51の周面には雌ねじ
53が設けられている。底蓋52の上面には上方突出筒状部
54が設けられるとともに、これの外面に雄ねじ55が設け
られてこれが点検口51の雌ねじ53にねじ入れられてい
る。筒状部54の内周面は下部チャンバ23の周面と面一で
あり、筒状部54の内部は下部チャンバ23の一部を形成し
ている。
インレット24の下部チャンバ23への開口は、下部チャ
ンバ23の周面の上端に位置している。
さらに、第1図に示すように、インレット24の下部チ
ャンバ23への開口は、下部チャンバ23の周面の接線方向
に向けられている。
流体がインレット24から下部チャンバ23に流入する
と、その勢で下部チャンバ23内に渦流Sが発生する。そ
うすると、渦流Sの遠心力の作用で流体に混入した異物
Wは下部チャンバ23の周面に向かって沈降し、下部チャ
ンバ23の底に溜められる。連通孔27には異物Wを分離し
た流体のみが流入する。下部チャンバ23の底に溜められ
た異物Wは、これを定期的に底蓋52をあけて除去するよ
うにすればよい。
第3図〜第6図に他の実施例を示す。以下、上記実施
例との相違点のみ説明する。また、第3図〜第6図にお
いて、第1図および第2図で示されてものと対応する部
分には同一の符号が付けられている。
第3図に示す実施例では、底蓋52の筒状部54の内周面
が上向きテーパ状に形成されている。このテーパ部61に
より、渦流の流速が速められて異物に作用する遠心力が
強くなる。
第4図に示す実施例では、連通孔27の下端開口縁部に
垂直筒62の上端が差し込まれ、垂直筒62の下端は下部チ
ャンバ23の高さの中程のところに達している。インレッ
ト24より下部チャンバ23に流入した流体は、下部チャン
バ23の高さの中程まで降下した後、垂直筒62の下端を経
由してから連通孔27に流入するため、異物を混入した流
体は連通孔27に流入し難くくなっている。
第5図に示す実施例では、下部チャンバ23の底面から
所定間隔をおいて水平円板状異物浮上り防止部材63が支
柱64で支持されている。底蓋52の筒状部54と同部材63の
間には隙間があり、この隙間を通って異物が同部材63の
下方に溜められ、溜められた異物は同部材63により浮上
り難くなっている。
第6図に示す実施例では、下部チャンバ23の下半分の
周囲に、隔壁65で仕切られた異物溜り66が設けられ、隔
壁65の下縁部には、これの周方向複数位置に異物排出口
67が設けられている。隔壁65内面にそって降下した異物
は、排出口67を通じて異物溜り66へ導かれ、そこに溜め
られる。
発明の効果 この発明によれば、流体はインレットから下部チャン
バ内に、これの周面の接線方向から流入することにな
り、そうすると、下部チャンバ内に渦流が発生し、その
遠心力の作用で流体に混入した異物は下部チャンバの周
面に向かって沈降し、下部チャンバの底に溜められるか
ら、連通孔には異物の混入していない流体が通過するた
め、流路シール部への異物かみ込みを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は第2図のI−
I線にそう制御器の水平断面図、第2図は制御器の垂直
縦断面図、第3図〜第6図はいずれも変形例を示す第2
図相当の断面図である。 12……ボディ、15……プラグ、21……仕切壁、22……上
部チャンバ、23……下部チャンバ、24……インレット、
25……アウトレット、27……連通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 51/00 F16K 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部チャンバ22と下部チャンバ23間の仕切
    壁21に形成された連通孔27、下部チャンバ23に通じたイ
    ンレット24および上部チャンバ22に通じたアウトレット
    25を有するボディ12と、 連通孔27を開閉するプラグ15と、 を備えている流体制御器において、 下部チャンバ23の周面が、水平断面円形に形成され、イ
    ンレット24の下部チャンバ23への開口が、下部チャンバ
    23の周面の接線方向に向けられている、 流路シール部への異物かみ込み防止装置。
JP23657789A 1989-09-12 1989-09-12 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置 Expired - Fee Related JP2789000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23657789A JP2789000B2 (ja) 1989-09-12 1989-09-12 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23657789A JP2789000B2 (ja) 1989-09-12 1989-09-12 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03103688A JPH03103688A (ja) 1991-04-30
JP2789000B2 true JP2789000B2 (ja) 1998-08-20

Family

ID=17002698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23657789A Expired - Fee Related JP2789000B2 (ja) 1989-09-12 1989-09-12 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2789000B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5116435B2 (ja) * 2007-10-24 2013-01-09 能美防災株式会社 圧力調整弁および消火設備
JP5623793B2 (ja) * 2010-06-03 2014-11-12 積水化学工業株式会社 真空弁構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03103688A (ja) 1991-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5116516A (en) Gravitational separator for separating solid components out of a liquid mixture
CA1036950A (en) Coalescing method and apparatus
JPH0462769B2 (ja)
KR100415144B1 (ko) 입자트랩장치
US2590754A (en) Deaerating apparatus
KR20200087392A (ko) 벤츄리 노즐 핸들제어형 스팀트랩
GB2134940A (en) Drainage gully trap
JP2789000B2 (ja) 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置
CA1087994A (en) Dirt filter for water pipes
US2997178A (en) Water filter
US4072614A (en) Oil and water separators
GB2205512A (en) Vortex separator
JP5446123B2 (ja) 排水トラップ
GB2042917A (en) Oil Separator
JP3589741B2 (ja) 水中ポンプ
US3721068A (en) Gas stream scrubber
US20240091680A1 (en) Passive self-cleaning filtration method and apparatus
US2102705A (en) Separator
JP2788999B2 (ja) 流体制御器における流路シール部への異物かみ込み防止装置
US2861690A (en) Pipe line strainer
JPH06226006A (ja) 油水分離装置
KR200301744Y1 (ko) 배수트랩
JPS6015372B2 (ja) 濾過装置
JPH06226007A (ja) 油水分離装置
US20210093987A1 (en) Passive self-cleaning filtration method and apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees