JP2787883B2 - 三次元レーザ加工機用シミュレーション装置 - Google Patents

三次元レーザ加工機用シミュレーション装置

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JP2787883B2
JP2787883B2 JP4348779A JP34877992A JP2787883B2 JP 2787883 B2 JP2787883 B2 JP 2787883B2 JP 4348779 A JP4348779 A JP 4348779A JP 34877992 A JP34877992 A JP 34877992A JP 2787883 B2 JP2787883 B2 JP 2787883B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三次元レーザ加工機用
シミュレーション装置に関するものであり、特に、三次
元形状の板材にレーザ加工機でコンピュータ制御による
NC(数値制御)加工を行なう際に、加工ヘッドがレー
ザ加工ワークに対して干渉するのを回避できる三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置に関するものであ
る。具体的には、予めグラフィックディスプレイ装置の
ブラウン管上にレーザ加工ワークと加工ヘッドの相対位
置関係を描画し、前記描画を経時的に変化させ、更に視
点位置を変えて目視することにより、実際にレーザ加工
を行なう前にチェック及び修正をして干渉トラブルによ
る加工ヘッド、レーザ加工ワークの破損防止に対応でき
るものである。
【0002】
【従来の技術】三次元レーザ加工機は、レーザ加工ワー
クのレーザ加工が非接触で高速、高精度に加工できるの
で、三次元モデルの加工等に採用されている。三次元レ
ーザ加工機ではX、Y、Z軸とノズルの方向を決める姿
勢軸C軸及びA軸の5軸で制御される。即ち、X、Y、
Z軸でノズル位置を決め、姿勢軸C軸とA軸でノズルが
レーザ加工ワークの面に垂直になるように制御してい
る。
【0003】ここで、一般的な三次元レーザ加工機の構
成を図及び図10により説明する。図は三次元レー
ザ加工機の構成を示すブロック図、図10は三次元レー
ザ加工機の各軸の構成を示す斜視図である。図におい
て、1は三次元レーザ加工機本体、2は矢印X方向に動
かすことのできる加工テーブル、3は加工ヘッド、4は
加工ヘッド3を矢印Z方向に動かすことのできるZ軸ユ
ニット、5はZ軸ユニット4を矢印Y方向に動かすこと
のできるY軸ユニットである。6は加工テーブル2上に
設置されたレーザ加工ワークである。7はティーチング
ボックス、8はNC制御部である。また、27はレーザ
発振器、28はキーボード、リモコン等の操作部であ
る。 そして、18はアーム20の駆動端に位置するA
軸、19はA軸18に接続されたC軸は、C軸に接続さ
れたZ軸ユニット4と共にアーム20を構成している。
また、加工ヘッド3は、A軸18の先端に取付けられて
おり、レーザ加工ワーク上の加工線Kに沿って進行す
るように制御されている。さらに、ノズル21は加工ヘ
ッド3の先端に取付けられている。22はモータM5に
よりA軸18を矢印A方向に回転させるA軸受、23は
モータM4によりC軸19を矢印C方向に回転させるC
軸受、24はモータM3により加工ヘッド3を矢印Z方
向に移動させるZ軸受、25はモータM2により加工ヘ
ッド3を矢印Y方向に移動させるY軸受、26はモータ
M1により加工テーブル2を矢印X方向に移動させるX
軸受である。なお、上記モータM1〜M5は、NC制御
部8からの駆動信号Mにより駆動され、ティーチングデ
ータに従って、レーザ加工ワークに対する加工ヘッド
の距離を一定に保持しながら、レーザ光Lのスポットが
加工線Kを倣うと共に、加工ヘッド3の姿勢がレーザ加
工ワークの表面に対してほぼ垂直となるように制御さ
れる。
【0004】一般的に行なわれている三次元コンピュー
タ援用設計システム(以下、三次元CADと称する)を
使用して作成された三次元形状データ(以下、三次元C
ADデータと称する)の変換装置の構成を図11により
説明する。図11はCADデータ変換装置の構成を示す
斜視図である。従来、三次元CADで作成された三次元
CADデータが格納されているフロッピーディスク10
を三次元レーザ加工機で使用する方法として、三次元レ
ーザ加工機とは独立した計算機11を設置し、この計算
機上で三次元CADデータを三次元レーザ加工機で使用
できるティーチングデータが格納されているフロッピー
ディスク12に変換する三次元CADデータ変換装置が
考えられている。
【0005】図12は前記CADデータ変換装置による
処理構成を示すフローチャートである。前記変換装置
は、三次元CADから出力された三次元CADデータを
主メモリに読込む手続きを実行するデータ入力処理部S
T28と、前記読込まれた三次元CADデータより移動
情報を獲得する手続きを実行するデータ獲得手段ST2
9A、及び前記読込まれた三次元CADデータよりレー
ザ加工ワーク上の軸情報を獲得する手続きを実行するデ
ータ獲得手段ST29Bで構成されるデータ獲得処理部
ST29と、前記2つの獲得情報から主メモリ上でティ
ーチングデータに必要な値を作成し、三次元CADデー
タをティーチングデータに変換する手続きを実行するデ
ータ変換処理部ST30と、前記ティーチングデータを
外部記憶装置に出力する手続きを実行するデータ出力処
理部ST31を設けたものである。
【0006】前記変換装置のデータ変換処理部ST30
は、データ獲得処理部ST29で獲得された移動情報の
うち、補間に関する情報をティーチングデータのコード
に変換し、X、Y、Z軸に関する値をティーチングデー
タのX、Y、Z軸の値に変換する。また、データ獲得処
理部ST29で獲得されたレーザ加工ワーク上の軸情報
のうち、各三次元CADデータのポイント上での法線ベ
クトルを下記の論理式を用いてティーチングデータの
C、A軸に変換する。今、三次元CADデータのポイン
ト上での法線ベクトルを(Ix、Iy、Iz)とし、ノ
ズル方向ベクトルを(Nx、Ny、Nz)とすると、ノ
ズル方向ベクトルは、前記法線ベクトルと反対方向とな
るために、 Nx=−Ix Ny=−Iy Nz=−Iz となる。
【0007】さらに、ノズル方向ベクトルから加工ヘッ
ドの姿勢C、A軸は下記の幾何学計算により計算可能で
ある。今、三次元CADデータのポイント上でのノズル
方向ベクトルを(Nx、Ny、Nz)とし、レーザ加工
プログラムのポイントデータを(X,Y,Z,C,A)
とすると、姿勢C、A軸は C=180×TAN-1(Nx/Ny) A=180×TAN-1[{√(Nx×Nx+Ny×Ny)}/Nz] で与えられる。この幾何学計算により計算されたC,A
軸の値を基にし、更に三次元レーザ加工機のC,A軸の
機械的な制限を考慮することにより、実際の姿勢軸C,
A軸の値を決定している。
【0008】従来方法では、三次元レーザ加工機上に配
設されたレーザ加工ワークに対するティーチング作業に
より作成されたティーチングデータの干渉チェックは、
三次元レーザ加工機を空送りし、目視により干渉をチェ
ックしている。
【0009】また、従来方法では、三次元レーザ加工機
を空送りし、加工ヘッドとレーザ加工ワークとが干渉す
ることが確認された場合には、三次元レーザ加工機を使
用して、レーザ光Lのスポットを修正するティーチング
ポイント上へ動かし、再度、ティーチング作業により修
正を行なっている。
【0010】図13は従来のティーチングデータ中の干
渉をチェックする動作手順を示すフローチャートであ
る。図において、ST32は三次元レーザ加工機を稼働
して、ティーチング作業により作成されたティーチング
データで空送りを行なう空送作業、ST33は、ST3
2で空送作業を行ない、ティーチングポイントの繋がり
とレーザ加工ワークとの干渉をチェックする干渉チェッ
ク作業である。このフローチャートに従った動作により
ティーチング作業により作成されたティーチングデータ
の干渉チェックを行なう。
【0011】図14は従来のティーチングデータ中の干
渉区間を修正する動作手順を示すフローチャートであ
る。図において、ST36は、ST34及びST35で
干渉することが判明した場合、三次元レーザ加工機を稼
働して、干渉しているティーチングポイントへジョグ送
りを行ない、前記ティーチングポイント上での加工ヘッ
ドの位置と姿勢を再教示する修正手段である。このフロ
ーチャートに従った動作によりティーチングデータの修
正を行なう。
【0012】なお、従来のこの種の三次元レーザ加工機
用シミュレーション装置に関連するものとして、特開平
4−33729号、特開昭62−208861号公報に
掲載の技術がある。また、この他に、パソコンによるN
Cデータ制御に関するものとして、特開昭63−136
107号、特開昭59−229611号公報に掲載の技
術があり、さらに、NCデータの画面による干渉チェッ
クに関して、特開平3−253912号、特開平3−1
84104号、特開平2−311906号公報に掲載の
技術がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の三
次元レーザ加工機用シミュレーション装置では、三次元
レーザ加工機を稼働して、ティーチングデータで三次元
レーザ加工機を空送りしなければ、ティーチングデータ
中の加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉は把握でき
ない問題点があった。また、空送作業時に加工ヘッドと
レーザ加工ワークとの干渉が発生した場合には、加工ヘ
ッドあるいはレーザ加工ワークの破損が生じてしまう問
題点があった。
【0014】この他に、従来方法では、三次元レーザ加
工機を稼働し、ティーチングデータを空送りして加工ヘ
ッドとレーザ加工ワークとが干渉することが確認された
場合、三次元レーザ加工機を使用して、繁雑なティーチ
ング作業を繰返し行ない、干渉しているティーチングポ
イントを修正しなければならない問題点があった。
に、上記特開平3−184104号公報には、三次元C
AMにおいて、工作物に対して工具が移動する工具経路
を適切に表示し、工作物に対する工具の干渉の状態を確
認する技術を開示しているが、干渉しているティーチン
グポイントを修正する技術思想を開示するものがない。
【0015】そこで、本発明はかかる問題点を解消する
目的で成されたもので、レーザ加工機を稼働させること
なしに、ティーチングデータ中の加工ヘッドとレーザ加
工ワークの干渉を確認でき、また、三次元レーザ加工機
を使用したティーチング作業をすることなしに、予め姿
勢軸の修正すべき区間と変更する姿勢軸の値を与えるこ
とにより、自動的にティーチングプログラムの姿勢軸の
値を計算し、干渉している区間のティーチングプログラ
ムを修正することのできる三次元レーザ加工機用シミュ
レーション装置の提供を課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる三次元
レーザ加工機用シミュレーション装置は、三次元コンピ
ュータ援用設計システムを使用して作成された三次元形
状データを三次元レーザ加工機で使用可能なティーチン
グデータに変換するデータ変換手段と、前記ティーチン
グデータを主メモリに読込むティーチングデータ読込手
段と、前記ティーチングデータから経時的に加工ヘッド
の各姿勢が識別可能な模式図を三次元表示する加工ヘッ
ド表示手段と、前記三次元形状データを主メモリに読込
む三次元CADデータ読込手段と、前記三次元形状デー
タからレーザ加工ワークの形状を三次元表示するレーザ
加工ワーク形状表示手段と、前記加工ヘッドの姿勢が識
別可能な模式図と前記三次元形状データから得たレーザ
加工ワークの形状とを重合わせて描画し、前記主メモリ
に読込まれたティーチングデータから加工ヘッドの付根
の座標値を求め、前記加工ヘッドの付根の座標値と加工
ヘッド先端の座標値とから加工ヘッドの姿勢軸の状態を
算出し、前記加工ヘッド先端の座標値と前記レーザ加工
ワークの形状と比較して前記加工ヘッドと前記レーザ加
工ワークとの干渉を確認する干渉確認手段と、前記干渉
確認手段で前記加工ヘッドと前記レーザ加工ワークとの
干渉が確認された場合、修正すべき区間を指定し、前記
区間の先頭の姿勢軸の値を与えることにより、前記区間
の姿勢軸の値を変更し、前記主メモリの前記区間のティ
ーチングデータを修正する変更修正手段とを具備するも
のである。
【0017】
【作用】この発明の三次元レーザ加工機用シミュレーシ
ョン装置においては、三次元CADを使用して作成され
た三次元CADデータを、三次元レーザ加工機で使用可
能なティーチングデータに変換し、前記ティーチングデ
ータを付属の外部記憶装置に出力する装置で変換作成さ
れたティーチングデータを主メモリに読込み、前記ティ
ーチングデータから加工ヘッドの姿勢が識別できる模式
図をグラフィックディスプレイ装置のブラウン管上に三
次元表示する。 また、三次元CADを使用して作成され
た三次元CADデータを主メモリに読 込み、前記三次元
CADデータからレーザ加工ワーク形状をグラフィック
ディスプレイ装置のブラウン管上に三次元表示する。
して、加工ヘッドの姿勢が識別できる模式図とレーザ加
工ワーク形状をグラフィックディスプレイ装置のブラウ
ン管上で重合わせて描画し、前記描画の視点を変化させ
ることにより、グラフィックディスプレイ装置のブラウ
ン管上で加工ヘッドとレーザ加工ワークが干渉していな
いかを目視で確認することにより、自動的に加工ヘッド
とレーザ加工ワークとの干渉チェックができる。 しか
も、本装置はレーザ加工機とは独立しているため、レー
ザ加工機を使用することなく加工ヘッドとレーザ加工ワ
ークとの干渉をチェックすることができる。 更に、加工
ヘッドとレーザ加工ワークが干渉しているティーチング
データに対して、予め干渉している区間と、前記区間の
先頭のティーチングデータの姿勢軸の値を与え、範囲指
定処理部と姿勢軸値設定処理部と姿勢軸計算処理部とテ
ィーチングデータ修正処理部とデータ出力処理部で処理
するものであるから、干渉しているティーチングデータ
を簡便に修正することができるとともに、本装置はレー
ザ加工機とは独立しているため、レーザ加工機を使用す
ることなく干渉しているティーチングデータを簡便に修
正することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。図1は本発明の第一実施例である三次元レーザ加工
機用シミュレーション装置を使用して三次元レーザ加工
機での切断加工を示す斜視図である。これは、三次元C
ADで作成された三次元CADデータをティーチングデ
ータに変換し、前記ティーチングデータ中に加工ヘッド
とレーザ加工ワークとの干渉をチェックし、加工ヘッド
とレーザ加工ワークの干渉が無いことを確認したティー
チングデータによりレーザ加工ワークを切断している三
次元レーザ加工機システムの構成を示す斜視図である。
【0019】図において、1は三次元レーザ加工機本
体、2は矢印X方向に動かすことのできる加工テーブ
ル、3は加工ヘッド、4は加工ヘッド3を矢印Z方向に
動かすことのできるZ軸ユニット、5はZ軸ユニット4
を矢印Y方向に動かすことのできるY軸ユニットであ
る。6は加工テーブル2上に設置されたレーザ加工ワー
クである。7はティーチングボックス、8はNC制御
部、9はフロッピーディスクユニットである。11は本
実施例の装置に基づいて三次元CADデータをティーチ
ングデータに変換する計算機である。10は三次元CA
Dデータが格納されているフロッピーディスク、12は
前記三次元CADデータを変換したティーチングデータ
が格納されているフロッピーディスク、13は三次元C
ADデータが変換されたティーチングデータの加工軌跡
である。
【0020】図2は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置を示す斜視図であ
る。これは、三次元CADデータと変換されたティーチ
ングデータを計算機スクリーン上に描画する三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を示す斜視図である。
図において、10は三次元CADデータが格納されてい
るフロッピーディスク、14は前記三次元CADデータ
のグラフィック表示である。12は前記三次元CADデ
ータを変換したティーチングデータが格納されているフ
ロッピーディスク、15は前記ティーチングデータのポ
イント上での加工ヘッドの姿勢C、A軸が識別できる模
式図である。11は加工ヘッドとレーザ加工ワークとを
装置スクリーン上に三次元グラフィック表示する処理と
干渉を自動でチェックする処理をマイクロプロセッサに
内蔵した計算機である。
【0021】図3は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置を使用して三次元レ
ーザ加工機でレーザ加工ワークを実加工するまでの操作
手順を示すフローチャートである。図において、ST1
は従来考えられているCADデータをティーチングデー
タに変換するCADデータ変換処理部、ST2は前記テ
ィーチングデータ中の加工ヘッドとレーザ加工ワークの
干渉をチェックする干渉チェック処理部、ST3は前記
処理で干渉をしたか否かを確認する作業、ST4はティ
ーチングデータから姿勢軸値を自動で編集するティーチ
ングデータ編集処理部、ST5は前記処理により確認さ
れたティーチングデータでレーザ加工ワークを切断する
実加工作業である。
【0022】図4は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置を使用してCADデ
ータとティーチングデータから干渉をチェックするまで
の手順を示すフローチャートである。図において、ST
6は干渉をチェックする三次元CADデータ名とティー
チングデータ名を指定し、装置スクリーン上に描画する
際の視点を指定するパラメータ入力手続、ST7は前記
入力値が適当であるか否かを判断するパラメータ判定手
続、ST8はST6で指定された三次元CADデータを
読込む三次元CADデータ読込処理部、ST9はST6
で指定されたティーチングデータを読込むティーチング
データ読込処理部、ST10は前記2つの読込処理部S
T8,ST9で読込まれたデータを装置スクリーン上に
描画するグラフィック表示処理部、ST11は前記2つ
の読込処理部ST8,ST9で読込まれたデータを基に
干渉を自動的にチェックする自動干渉チェック処理部で
ある。
【0023】図5は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置の動作を示すフロー
チャートである。図のように、本実施例の三次元レーザ
加工機用シミュレーション装置は、ティーチングデータ
を前記装置の主メモリ上に読込む手続きを実行するティ
ーチングデータ入力処理部ST18と、前記ティーチン
グデータを基に各ティーチングポイント上での加工ヘッ
ドの姿勢C、A軸が識別できる模式図をグラフィックデ
ィスプレイ装置のブラウン管上に経時的に三次元表示す
る加工ヘッド表示処理部ST20と、三次元CADから
出力された三次元CADデータを本装置上の主メモリに
読込む手続きを実行する三次元CADデータ入力処理部
ST17と、前記三次元CADデータを基にレーザ加工
ワーク形状をグラフィックディスプレイ装置のブラウン
管上に描画する手続きを実行する形状データ表示処理部
ST19と、ST20で表示された加工ヘッドの姿勢
C、A軸が識別できる模式図とST19で表示されたレ
ーザ加工ワーク形状をグラフィックディスプレイ装置の
ブラウン管上に重ねて表示し、目視により干渉を確認す
る手続きを実行する干渉表示処理部ST21と、更にテ
ィーチングポイント上のティーチングデータから加工ヘ
ッドの付根の座標値を計算し、前記付け根の座標値と加
工ヘッドの先端の座標値と前記の読込まれた三次元CA
Dデータの形状データの位置関係から姿勢C軸、及びA
軸が干渉するかを自動で判別する手続きを実行する干渉
判別処理部ST22を設けたものである。
【0024】即ち、本実施例の三次元レーザ加工機用シ
ミュレーション装置は、三次元レーザ加工機の加工状態
及び加工結果をシミュレートする装置において、三次元
CADを使用して作成された三次元CADデータを、三
次元レーザ加工機で使用可能なティーチングデータに変
換し、前記ティーチングデータを付属の外部記憶装置に
出力する装置で変換作成されたティーチングデータを主
メモリに読込み、前記ティーチングデータから全ステッ
プに渡って経時的に各ステップ上の加工ヘッドの姿勢が
識別できる模式図をグラフィックディスプレイ装置のブ
ラウン管上に三次元表示する。また、三次元CADを使
用して作成された三次元CADデータを主メモリに読込
み、前記三次元CADデータからレーザ加工ワーク形状
をグラフィックディスプレイ装置のブラウン管上に三次
元表示する。そして、加工ヘッドの姿勢が識別できる模
式図とレーザ加工ワーク形状をグラフィックディスプレ
イ装置のブラウン管上で重合わせて描画し、前記描画の
視点を変化させることにより、グラフィックディスプレ
イ装置のブラウン管上で加工ヘッドとレーザ加工ワーク
が干渉していないかを目視で確認することができ、更に
読込まれたティーチングデータより加工ヘッドの付根の
座標値を求め、前記加工ヘッドの付根の座標値と加工ヘ
ッド先端の座標値から、加工ヘッドの姿勢軸の状態を算
出し、三次元CADデータと比較することにより、加工
ヘッドとレーザ加工ワークとが干渉していないかを確認
できるものである。即ち、加工ポイントは前記三次元C
ADデータから与えられ、加工ヘッドの付値のポイント
から前述したように求められ、また、ブラウン管上にに
描画するためには、各々のポイントを繋いだ線を求める
必要があり、この処理を利用することにより加工ヘッド
とレーザ加工ワークとが 干渉する交点を確認することが
できる。 なお、ここで、加工ヘッドの付根とは、三次元
レーザ加工機の技術分野においては、周知であるが、一
般に、加工ヘッドがZ軸ユニット4に取付けられた点を
意味し、具体的には、図10の加工ヘッド3をZ方向に
動かすことのできるZ軸ユニット4と、そのZ軸ユニッ
ト4が取付けられるC軸19の交点である。
【0025】したがって、本実施例では、三次元CAD
で作成された三次元CADデータを、三次元レーザ加工
機用シミュレーション装置内に設けられた三次元CAD
データ入力処理部と形状データ表示処理部で処理し、前
記三次元CADデータを変換したティーチングデータ
を、前記装置内に設けられたティーチングデータ入力処
理部と加工ヘッド表示処理部で処理し、前記2つの表示
結果を前記装置内に設けられた干渉表示処理部で処理す
ることにより、目視で加工ヘッドとレーザ加工ワークと
の干渉がチェックできる。
【0026】さらに、前記三次元CADデータと前記テ
ィーチングデータを、三次元レーザ加工機用シミュレー
ション装置内に設けられた干渉判別処理部で処理するこ
とにより、自動的に加工ヘッドとレーザ加工ワークとの
干渉チェックができる。また、前記の装置はレーザ加工
機とは独立しているため、レーザ加工機を使用すること
なく加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉をチェック
することができる。
【0027】この結果、三次元レーザ加工機とは独立し
た計算機上で、CADシステムで作成されたCADデー
タから三次元レーザ加工機でレーザ加工できるように作
成されたティーチングデータ中の加工ヘッドとレーザ加
工ワークとの干渉のチェックができるシステムが提供で
きるので、基本的に三次元レーザ加工機による加工現場
におけるレーザ加工ワーク切断等のプロセスで、加工ヘ
ッドとレーザ加工ワークとが干渉することが確実に阻止
でき、設計通りのスムーズな加工が行なえ、加工プロセ
スの干渉チェックのために使用されていた停止時間が削
減できる。さらに、加工ヘッドとレーザ加工ワークとの
干渉により発生する加工ヘッドの損傷、或は、これに対
処する保守点検管理等の非生産的なプロセスが避けられ
る。
【0028】次に、三次元形状データを変更修正する動
作について説明する。 図6は本発明の第一実施例である
三次元レーザ加工機用シミュレーション装置の全体を示
す斜視図である。これは、加工ヘッドとレーザ加工ワー
クが干渉することが判明した場合に、干渉する区間の姿
勢軸の値を修正する三次元レーザ加工機用シミュレーシ
ョン装置を示す斜視図である。図において、16Aはフ
ロッピーディスク上に格納されているティーチングデー
タ、前記ティーチングデータは一部分が加工ヘッドとレ
ーザ加工ワークが干渉しており、17は前記ティーチン
グデータの干渉している区間の姿勢軸を修正したティー
チングデータを格納したフロッピーディスク、11は前
記の修正を自動で行なう処理をマイクロプロセッサに内
蔵した計算機である。
【0029】図7は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置を使用して干渉して
いるティーチングデータの干渉区間を修正するまでの手
順を示すフローチャートである。つまり、上記第一実施
例で加工ヘッドとレーザ加工ワークが干渉することが判
明した場合、干渉する区間の姿勢軸の値を修正するまで
の操作手順を示すフローチャートである。図において、
ST12は干渉しているティーチングデータ名を指定
し、ティーチングデータの干渉している区間を指定し、
前記区間の先頭の姿勢軸値を指定するパラメータを入力
するパラメータ入力手続、ST13は前記入力値が適当
であるか否かを判断するパラメータ判定手続、ST14
はST12で指定されたティーチングデータを読込むテ
ィーチングデータ読込処理部、ST15はST12で指
定されたパラメータに基づいて前記ティーチングデータ
を修正する修正処理部、ST16は前記修正されたティ
ーチングデータをフロッピーディスクに出力するティー
チングデータ出力処理部である。
【0030】図8は本発明の第一実施例である三次元レ
ーザ加工機用シミュレーション装置のティーチングデー
タを修正する動作を示すフローチャートである。図にお
いて、本実施例の三次元レーザ加工機用シミュレーショ
ン装置は、加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉をチ
ェックすることにより、加工ヘッドとレーザ加工ワーク
とが干渉することが明確になった場合、前記装置で使用
したティーチングデータの加工ヘッドとレーザ加工ワー
クとの干渉をチェックした結果、みつかった干渉区間を
踏まえて、オペレータが任意に決定して編集区間を指定
する手続きを実行する範囲指定処理部ST23と、前記
編集区間先頭の姿勢軸の値を指定する手続きを実行する
姿勢軸値設定処理部ST24と、前記編集区間の姿勢軸
値を主メモリ上で自動的に計算し、姿勢軸値の修正値を
求める手続きを実行する姿勢軸計算処理部ST25と、
前記修正値に基づきティーチングデータを修正する手続
きを実行するティーチングデータ修正処理部ST26
と、修正したティーチングデータを外部記憶装置に出力
する手続きを実行するデータ出力処理部ST27を設け
たものである。即ち、前記修正値に基づきティーチング
データを修正する手続きとは、前編集区間で続く編集区
間の加工ヘッドの姿勢軸を修正することにより、当該編
集区間で干渉するのを回避させる。具体的には、再度、
補間に関する情報をティーチングデータのコードに変換
し、X、Y、Z軸に関する値をティーチングデータの
X、Y、Z軸の値に変換する。また、レーザ加工ワーク
上の軸情報のうち、各三次元CADデータのポイント上
での法線ベクトルを前述のように、ティーチングデータ
のC、A軸に変換する。そして、ノズル方向ベクトルか
ら加工ヘッドの姿勢C、A軸は、三次元CADデータの
ポイント上でのノズル方向ベクトルを(Nx、Ny、N
z)とし、レーザ加工プログラムのポイントデータを
(X,Y,Z,C,A)とし、姿勢C、A軸は幾何学計
算により計算されたC,A軸の値を基にし、三次元レー
ザ加工機のC,A軸の機械的な制限を考慮することによ
り、実際の姿勢軸C,A軸の値を修正決定するものであ
る。
【0031】即ち、本実施例の三次元レーザ加工機用シ
ミュレーション装置は、加工ヘッドとレーザ加工ワーク
が干渉することが確認された場合、三次元レーザ加工機
等の付随装置を使用することなく、修正しなければなら
ない区間を予め指定し、前記区間の先頭の姿勢軸の値を
予め与えることにより、前記区間の姿勢軸値を装置内で
自動的に変更修正するものである。即ち、先頭の姿勢軸
の値を予め与えるとは 、干渉が発生する編集区間に対し
て、その干渉が回避できる当該編集区間に入る前で、そ
の干渉を回避できる最先の編集区間を意味し、そこで、
姿勢軸の値を予め与えることにより、前記区間の姿勢軸
値を装置内で自動的に変更修正するものである。
【0032】したがって、本実施例では、加工ヘッドと
レーザ加工ワークとが干渉しているティーチングデータ
に対して、予め干渉している区間と、前記区間の先頭の
ティーチングデータの姿勢軸の値を三次元レーザ加工機
用シミュレーション装置に与え、前記装置に設けられた
範囲指定処理部と姿勢軸値設定処理部と姿勢軸計算処理
部とティーチングデータ修正処理部とデータ出力処理部
で処理することにより、干渉しているティーチングデー
タを簡便に修正することができる。また、前記装置はレ
ーザ加工機とは独立しているため、レーザ加工機を使用
することなく干渉しているティーチングデータを簡便に
修正することができる。
【0033】この結果、三次元レーザ加工機とは独立し
た計算機上で、加工ヘッドと加工ワークが干渉している
ティーチングデータを修正し、三次元レーザ加工時の加
工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉を防ぐシステムが
提供できるとともに、ティーチングデータの編集を、三
次元レーザ加工機を使用せずに行なえるので、従来三次
元レーザ加工機で用いられるティーチングデータ修正作
業時の教示操作の繁雑さも解消できる。また、ティーチ
ングデータ修正作業時における加工ヘッドとレーザ加工
ワークとの干渉により発生する加工ヘッドの損傷等の非
生産的なプロセスが避けられる。
【0034】ところで、上記説明では、本発明を計算機
に搭載し、三次元レーザ加工機に利用する場合を例示し
たが、例えば本発明を三次元レーザ加工機制御装置に組
込むことも可能である。また、上記説明では、本発明を
レーザ切断加工法に利用する場合を例示したが、例えば
本発明をレーザ溶接に応用することもできる。さらに、
上記説明では、三次元レーザ加工ワークについてレーザ
切断する場合を例示したが、例えば本発明を二次元レー
ザ加工ワークに応用できることはいうまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の三次元
レーザ加工機用シミュレーション装置は、三次元CAD
を使用して作成された三次元CADデータを、三次元レ
ーザ加工機で使用可能なティーチングデータに変換し、
前記ティーチングデータを付属の外部記憶装置に出力す
る装置で変換作成されたティーチングデータを主メモリ
に読込み、前記ティーチングデータから加工ヘッドの姿
勢が識別できる模式図をグラフィックディスプレイ装置
のブラウン管上に三次元表示する。 また、三次元CAD
を使用して作成された三次元CADデータを主メモリに
読込み、前記三次元CADデータからレーザ加工ワーク
形状をグラフィックディスプレイ装置のブラウン管上に
三次元表示する。そして、加工ヘッドの姿勢が識別でき
る模式図とレーザ加工ワーク形状をグラフィックディス
プレイ装置のブラウン管上で重合わせて描画し、前記描
画の視点を変化させることにより、グラフィックディス
プレイ装置のブラウン管上で加工ヘッドとレーザ加工ワ
ークが干渉していないかを目視する。したがって、目視
で加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉がチェックで
きるとともに、前記三次元CADデータと前記ティーチ
ングデータを、干渉判別処理部で処理することにより、
自動的に加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉チェッ
クができるので、三次元レーザ加工機による加工現場に
おけるレーザ加工ワーク切断等のプロセスで、加工ヘッ
ドとレーザ加工ワークとが干渉することが確実に阻止で
き、設計通りのスムーズな加工が行なえ、加工プロセス
の干渉チェックのために使用されていた停止時間が削減
できる。 しかも、本装置はレーザ加工機とは独立してい
るため、レーザ加工機を使用することなく加工ヘッドと
レーザ加工ワークとの干渉をチェックすることができる
ので、加工ヘッドとレーザ加工ワークとの干渉により発
生する加工ヘッドの損傷、或は、これに対処する保守点
検管理等の非生産的なプロセスが避けられる。 更に、加
工ヘッドとレーザ加工ワークが干渉しているティーチン
グデータに対 して、干渉している区間と、前記区間の先
頭のティーチングデータの姿勢軸の値を与え、範囲指定
処理部と姿勢軸値設定処理部と姿勢軸計算処理部とティ
ーチングデータ修正処理部とデータ出力処理部で処理す
ることにより、干渉しているティーチングデータを簡便
に修正することができるので、ティーチングデータの編
集を三次元レーザ加工機を使用せずに行なえ、ティーチ
ングデータ修正作業時の教示操作の繁雑さを解消できる
とともに、本装置はレーザ加工機とは独立しているた
め、レーザ加工機を使用することなく干渉しているティ
ーチングデータを簡便に修正することができるので、三
次元レーザ加工機とは独立した計算機上で、ティーチン
グデータ修正作業時における加工ヘッドとレーザ加工ワ
ークとの干渉により発生する加工ヘッドの損傷等の非生
産的なプロセスが避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を使用して三次元レー
ザ加工機での切断加工を示す斜視図である。
【図2】 図2は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を示す斜視図である。
【図3】 図3は本発明の第一実施例及び第二実施例で
ある三次元レーザ加工機用シミュレーション装置を使用
して三次元レーザ加工機でレーザ加工ワークを実加工す
るまでの操作手順を示すフローチャートである。
【図4】 図4は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を使用してCADデー
タとティーチングデータから干渉をチェックするまでの
手順を示すフローチャートである。
【図5】 図5は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】 図6は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を示す斜視図である。
【図7】 図7は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置を使用して干渉してい
るティーチングデータの干渉区間を修正するまでの手順
を示すフローチャートである。
【図8】 図8は本発明の第一実施例である三次元レー
ザ加工機用シミュレーション装置のティーチングデータ
の修正動作を示すフローチャートである。
【図9】 図9は従来の三次元レーザ加工機の構成を示
すブロック図である。
【図10】 図10は従来の三次元レーザ加工機の各軸
の構成を示す斜視図である。
【図11】 図11は従来のCADデータ変換装置の構
成を示す斜視図である。
【図12】 図12は従来のCADデータ変換装置によ
る処理構成を示すフローチャートである。
【図13】 図13は従来のティーチングデータ中の干
渉をチェックする動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図14】 図14は従来のティーチングデータ中の干
渉区間を修正する動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図15】 図15は従来のティーチングデータ中の干
渉区間を修正する動作手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 三次元レーザ加工機本体 6 レーザ加工ワーク 10 三次元CADデータの格納されたフロッピーデ
ィスク 11 計算機 16A ティーチングデータの格納されたティーチング
データ 17 修正したティーチングデータを格納したフロッ
ピーディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G05B 19/4155 G05B 19/403 T 19/42 19/42 P

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元コンピュータ援用設計システムを
    使用して作成された三次元形状データを三次元レーザ加
    工機で使用可能なティーチングデータに変換するデータ
    変換手段と、 前記ティーチングデータを主メモリに読込むティーチン
    グデータ読込手段と、 前記ティーチングデータから経時的に加工ヘッドの各姿
    勢が識別可能な模式図を三次元表示する加工ヘッド表示
    手段と、 前記三次元形状データを主メモリに読込む三次元CAD
    データ読込手段と、 前記三次元形状データからレーザ加工ワークの形状を三
    次元表示するレーザ加工ワーク形状表示手段と、前記加工ヘッドの姿勢が識別可能な模式図と前記三次元
    形状データから得たレーザ加工ワークの形状とを重合わ
    せて描画し、前記主メモリに読込まれたティーチングデ
    ータから加工ヘッドの付根の座標値を求め、前記加工ヘ
    ッドの付根の座標値と加工ヘッド先端の座標値とから加
    工ヘッドの姿勢軸の状態を算出し、前記加工ヘッド先端
    の座標値と前記レーザ加工ワークの形状と比較して前記
    加工ヘッドと前記レーザ加工ワークとの干渉を確認する
    干渉確認手段と、前記干渉確認手段で前記加工ヘッドと前記レーザ加工ワ
    ークとの干渉が確認された場合、修正すべき区間を指定
    し、前記区間の先頭の姿勢軸の値を与えることにより、
    前記区間の姿勢軸の値を変更し、前記主メモリの前記区
    間のティーチングデータを修正する 変更修正手段とを具
    備することを特徴とする三次元レーザ加工機用シミュレ
    ーション装置。
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