JP2787272B2 - 道路区画線用ペイントマ−カ−における使用ペイント計量装置 - Google Patents

道路区画線用ペイントマ−カ−における使用ペイント計量装置

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JP2787272B2
JP2787272B2 JP5285590A JP28559093A JP2787272B2 JP 2787272 B2 JP2787272 B2 JP 2787272B2 JP 5285590 A JP5285590 A JP 5285590A JP 28559093 A JP28559093 A JP 28559093A JP 2787272 B2 JP2787272 B2 JP 2787272B2
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利秋 高村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路区画線を施工する
際に、使用したペイントの量を計量できる道路区画線用
ペイントマ−カ−における使用ペイント計量装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、道路区画線用ペイントマ−カ−で
路面上にペイントを塗布して区画線を施工する際、塗布
するペイント量の管理には、予め設定した圧力にて一定
時間で実際にスプレ−し、これを容器に受けて、その重
量を計り、比重にて換算し単位時間当りのスプレ−量を
計測して置き、それと同一の圧力等の条件で一定速度で
施工する事により、一定の距離当りのペイント使用量を
推定して算出する方法を行っていた。
【0003】又、流量の測定装置としては、特公昭56
−33511号公報及び実開昭57−101918号公
報に、タンクへの戻り流路を有する供給流路系における
流体の消費量を、供給量と戻り量の差から演算し、流量
を測定することが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の実際にスプレ−
し、ペイント使用量を推定しての算出方法では、施工速
度や吹付圧力を一定に保つことが必要条件であり、施工
速度では道路の上り下りあるいはカ−ブの状態、他方吹
付圧力では高圧ポンプの使用による脈動現象等により、
これらを常時一定に保つことは難しく、正確な使用ペイ
ント量が算出できず、これを解消するにしても相当高度
の技術を要し、コスト的にも高価である。
【0005】又、特公昭56−33511号及び実開昭
57−101918号では、流体のリタ−ン系路中、単
に供給量と戻し量を検出し、その差を演算するものであ
るため、両検出器の精度に差があると、系路を中断して
も流体が系路を循環するため、正確な流量の計測ができ
ない等の問題点を有していた。
【0006】本発明は、道路の走行条件や吹付圧力条件
に全く左右されずに、且つ、検出器の精度にも左右され
ずに正確な流量の計測できることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、塗料タンク(1)内のペイント
(2)を送り出す1次ポンプ(3),1次アキュ−ムレ
−タ−(4),ペイントヒ−タ−(5),2次ポンプ
(6),2次アキュ−ムレ−タ−(7),ペイントガン
開閉制御器(10)で開閉制御されるスプレ−ガン(8)
及び背圧弁(9)とを順次管接続させ、且つ前記背圧弁
(9)の出口側を前記塗料タンク(1)に管接続したペ
イント流通系路を有する道路区画線用ペイントマ−カ−
において、前記2次アキュ−ムレ−タ−(7)と前記ス
プレ−ガン(8)との間に供給流量検出器(11)を、前
記スプレ−ガン(8)と前記背圧弁(9)との間に戻り
流量検出器(12)とを、それぞれ設ける。且つ、前記ペ
イントガン開閉制御器(10)と前記供給流量検出器(1
1)及び前記戻り流量検出器(12)のそれぞれ出力側と
計量信号開閉器(16)の入力側とを接続する。更に、前
記計量信号開閉器(16)の出力側を流量演算器(13)の
入力側に接続すると共に、該流量演算器(13)の出力側
は、積算流量表示計(14)と瞬間流量表示計(15)とに
接続したものである。
【0008】
【作用】2次ポンプ(6)から2次アキュ−ムレ−タ−
(7)を通り圧送された高圧のペイント(2)は、常時
供給流量検出器(11)でスプレ−ガン(8)に供給され
るペイント流量として検出される。そしてスプレ−ガン
(8)がペイントガン開閉制御器(10)によって開き、
ペイント(2)を吹出している時には背圧弁(9)も開
かないため戻り流量検出器(12)の方にペイント(2)
は流れず、戻り流量検出器(12)ではペイント(2)の
戻り流量は検出されない。スプレ−ガン(8)が閉じて
吹出しを停止すると、圧力で背圧弁(9)が開き、ペイ
ント(2)はスプレ−ガン(8)から戻り流量検出器
(12)を流れ背圧弁(9)を通って塗料タンク(1)に
戻される。この戻り流量を戻り流量検出器(12)が検出
するのである。供給流量検出器(11)及び前記戻り流量
検出器(12)で検出したそれぞれの流量検出信号は流量
演算器(13)に入力され、この流量演算器(13)で差引
き演算され、しかも一つは一定距離を施された積算流量
として積算流量表示計(14)で表示し、又、これとは別
に差引き演算した結果を瞬間的に瞬間流量表示計(15)
で刻々表示するのである。更に、計量信号開閉器(16)
の役目は、供給流量検出器(11)と戻り流量検出器(1
2)とが検出精度にわずかな差がある場合に、スプレ−
ガン(8)が長時間閉じ吹出しを中断している間、両検
出器(11),(12)は流量を検出し、検出精度の差を流
量演算器(13)が演算してしまうことになり、これを解
消するために、スプレ−ガン(8)が閉じている間は両
検出器(11),(12)の流量検出信号が流量演算器(1
3)に入力されないようにし、スプレ−ガン(8)が開
いて吹出している間、又は応答速度の関係上スプレ−ガ
ン(8)の開く直前の0.05〜1秒からスプレ−ガン
(8)が閉じる直後の1〜10秒の間だけ流量検出信号を
流量演算器(13)に入力させることにより検出精度上の
誤差を無くし高い計量精度が得られる。
【0009】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は本発明の実施例を示し、(1)は塗料タンク、
(2)はペイント、(3)は塗料タンク(1)内のペイ
ント(2)を送出する1次ポンプ、(4)は1次ポンプ
(3)の送り出す圧力を一定に保つ1次アキュ−ムレ−
タ−、(5)はペイント(2)を加熱し適度の流動性を
確保するためのペイントヒ−タ−、(6)は高圧用の2
次ポンプ、(7)は脈動するペイント(2)の圧力を一
定に保つ2次アキュ−ムレ−タ−、(8)はペイント
(2)を路面上にスプレ−する自動開閉でエアレス式の
スプレ−ガン、(9)は排出側を塗料タンク(1)に管
接続したペイント(2)を塗料タンク(1)に帰す背圧
弁である。これは上記の順で管接続しペイント流通系路
を構成し、これらは既に公知であるからこれ以上の説明
は省略する。(10)はスプレ−ガン(8)の開閉を制御
するためのペイントガン開閉制御器である。(11)は2
次アキュ−ムレ−タ−(7)とスプレ−ガン(8)との
間に設けた供給流量検出器で、スプレ−ガン(8)に入
るペイント(2)の流量を検知する。(12)はスプレ−
ガン(8)と背圧弁(9)との間に設けたスプレ−ガン
(8)でスプレ−されず塗料タンク(1)に戻るペイン
ト、つまり使用されなかったペイント(2)の流量を検
知する戻り流量検出器である。
【0010】(16)はペイントガン開閉制御器(10),
供給流量検出器(11)及び戻り流量検出器(12)のそれ
ぞれ出力側と接続した計量信号開閉器であり、該計量信
号開閉器(16)の入力側には、供給流量検出器(11)及
び戻り流量検出器(12)で検出した流量検出信号が入力
され、更にペイントガン開閉制御器(10)の開閉制御信
号が入力されるようにしている。この開閉制御信号によ
って開閉制御器(10)の開閉を制御する。この開閉制御
器(10)における開閉制御では、供給流量検出器(11)
及び戻り流量検出器(12)が検出した両流量検出信号を
後述する流量演算器(13)に設定した間で出力させる場
合と、出力しない場合とを制御するものである。つま
り、この計量信号開閉器(16)はスプレ−ガン(8)が
開いている間又はスプレ−ガン(8)の開く直前の0.05
〜1秒程度からスプレ−ガン(8)が閉止する直後の1
〜10秒程度の間だけ、供給流量検出器(11)及び戻り流
量検出器(12)からの計量信号を受入れて流量演算器
(13)に入力させ、それ以外のスプレ−ガン(8)が閉
止している間は閉じて計量信号は流量演算器(13)に入
力されないようにするものである。(13)は計量信号開
閉器(16)の出力側と接続した流量演算器であり、つま
り、この流量演算器(13)は計量信号開閉器(16)を介
して供給流量検出器(11)及び戻り流量検出器(12)と
接続させたもので、両者の流量検出信号が入力され、両
者の検知した流量を差引き演算処理し、それを瞬時の信
号と一定距離を積算した信号とに別けて出力するもので
ある。(14)は流量演算器(13)で演算処理した信号を
スプレ−ガン(8)の吹出量として演算表示する積算流
量表示計である。(15)は流量演算器(13)から積算流
量表示計(14)とは別に表示する瞬間流量表示計であ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下の効果を奏する。
【0012】ペイント流通系路中に供給流量検出器(1
1)及び戻り流量検出器(12)とを設け、これらの流量
検出信号を演算処理し表示することにより、実際にスプ
レ−ガン(8)でスプレ−した吹出量、つまりペイント
使用量を正確に計量することができ、従来のように走行
速度や道路条件等に計量が左右されることが全くない。
【0013】又、供給流量検出器(11)が2次アキュ−
ムレ−タ−(7)とスプレ−ガン(8)との間に、戻り
流量検出器(12)はスプレ−ガン(8)と背圧弁(9)
との間にそれぞれ設けたことにより、この設置場所では
ペイント(2)の脈動や冷却による流動性の低下も余り
なく、従って検出に際しこれらの影響を受け難く正確な
検出ができる。
【0014】更に、流量表示においても、積算流量と瞬
間流量の両方を表示できるため、積算流量表示では一定
距離の施工に要したペイント量から容易に判る。又、瞬
間流量表示では施工中の単位時間当りのスプレ−ガン
(8)からの吹出量が計測され、吹付条件の変化を確認
することができるため安定した施工が可能となる。
【0015】又、計量信号開閉器(16)を設けたことに
より、供給流量検出器(11)と戻り流量検出器(12)と
の間に、精度的にわずかでも差があると長時間スプレ−
ガン(8)からの吹出しを中断した場合に、ペイント
(2)は系路を循環するため、ペイント(2)を吹出さ
なくとも積算量が加算又は減圧され誤差を生ずるが、ス
プレ−ガン(8)が開いている間、又はスプレ−ガン
(8)の開く直前から閉止の直後の間だけ両検出器(1
1),(12)の計量信号を流量演算器(13)に入力させて
演算させるので誤差が生じることもなく高い精度の計量
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す原理の説明図である。
【符号の説明】
1 塗料タンク 2 ペイント 3 1次ポンプ 4 1次アキュ−ムレ−タ− 5 ペイントヒ−タ− 6 2次ポンプ 7 2次アキュ−ムレ−タ− 8 スプレ−ガン 9 背圧弁 10 ペイントガン開閉制御器 11 供給流量検出器 12 戻り流量検出器 13 流量演算器 14 積算流量表示計 15 瞬間流量表示計 16 計量信号開閉器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料タンク(1)内のペイント(2)を
    送り出す1次ポンプ(3),1次アキュ−ムレ−タ−
    (4),ペイントヒ−タ−(5),2次ポンプ(6),
    2次アキュ−ムレ−タ−(7),ペイントガン開閉制御
    器(10)で開閉制御されるスプレ−ガン(8)及び背圧
    弁(9)とを順次管接続させ、且つ前記背圧弁(9)の
    出口側は前記塗料タンク(1)に管接続したペイント流
    通系路を有する道路区画線用ペイントマ−カ−におい
    て、前記2次アキュ−ムレ−タ−(7)と前記スプレ−
    ガン(8)との間に供給流量検出器(11)を、前記スプ
    レ−ガン(8)と前記背圧弁(9)との間に戻り流量検
    出器(12)とを、それぞれ設け、且つ、前記ペイントガ
    ン開閉制御器(10)と前記供給流量検出器(11)及び前
    記戻り流量検出器(12)のそれぞれ出力側と計量信号開
    閉器(16)の入力側とを接続し、更に、前記計量信号開
    閉器(16)の出力側を流量演算器(13)の入力側に接続
    すると共に、該流量演算器(13)の出力側は積算流量表
    示計(14)と瞬間流量表示計(15)とに接続したことを
    特徴とする道路区画線用ペイントマ−カ−における使用
    ペイント計量装置。
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JPS5633511A (en) * 1979-08-27 1981-04-04 Daihatsu Motor Co Ltd Device for measuring fuel consumption of internal combustion engine for vehicle
DE3022448A1 (de) * 1980-06-14 1982-01-07 Walter Hofmann, Maschinenfabrik, 2084 Rellingen Anordnung zur vergleichmaessigung des markierungsstoffauftrages auf strassen o.dgl.
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