JP2787101B2 - Na/X電池 - Google Patents

Na/X電池

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JP2787101B2
JP2787101B2 JP3228969A JP22896991A JP2787101B2 JP 2787101 B2 JP2787101 B2 JP 2787101B2 JP 3228969 A JP3228969 A JP 3228969A JP 22896991 A JP22896991 A JP 22896991A JP 2787101 B2 JP2787101 B2 JP 2787101B2
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container
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直久 綿引
清光 根本
勝男 川崎
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は夜間電力貯蔵や電気自動
車等の大電力貯蔵用として用いられるNa/X電池に係
り、特に円滑な充放電特性及びエネルギー効率(放電電
力/充電電力)の向上とコストの低減を図ったNa/X
電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のNa/X電池は、図8に示すよう
に、固体電解質管(例えばβーアルミナ管、β”ーアル
ミナ管等)1を介して負極活物質(Na)7と、Xで示
された正極活物質(FeCl、Se、2価のS、または
4価のSのいずれか一種と溶融塩を必須成分とする)5
とが対峙して設けられている。そして、電池反応で発生
した電力を取り出すために、負極活物質7と負極(Na
極)容器4との間にNa注入管兼集電管8が、正極活物
質5と正極(X極)容器3間にX極リード線11がそれ
ぞれ電気導体として設けられている。Na注入管兼集電
管8の材料としてはNa中での耐食性を考慮してステン
レス鋼が用いられている。
【0003】上記構成のNa/X電池においては、固体
電解質管1および負極容器4の内部にNaを充填する場
合、上部からNa注入管兼集電管8内にNaを注入し、
さらに底部に設けたNa供給孔16Aを介して供給す
る。なお、Na極の上部空間15は真空となっている。
このようなNa/X電池に関する技術は、例えば特開昭
64−72469号公報に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のNa/X電池では、放電末期及び充電初期にNa極
のNa液位が低下すると、Na極の電気抵抗が増大する
欠点がある。すなわち、Na極のNa液位は放電反応の
進行とともに低下するため、放電初期及び充電末期のN
a液位(図8の符号13)から徐々に低下し、放電末期
及び充電初期にはNa液位(図8の符号14)に達す
る。Na注入管兼集電管の底部にはNa供給孔が形成さ
れているので、Na注入管兼集電管内のNa液位も同一
レベルまで低下する。その結果、電気的良導体であるN
aがNa注入管兼集電管内に僅かしか存在しなくなっ
て、Na注入管兼集電管のみが電気導体となるためNa
極の電気抵抗が増大する。そして、Na極の電気抵抗が
増大すると、放電電圧が低下するとともに充電電圧が上
昇して、エネルギ効率が低下するという問題を生じる。
【0005】さらに、上記従来のNa/X電池では、放
電末期に極端に過放電すると、Na液位がさらに低下し
てNa注入管兼集電管の最下端以下になる場合がある。
この状態では、もはやNa注入管兼集電管と固体電解質
管は電気的に接触せず、電池として機能しなくなって再
充電も不可能となる。
【0006】本発明の目的は、電池の充放電の全期間を
通じて、Na極の抵抗が増大したり再充電が不可能とな
ったりすることなく、安定性とエネルギ効率が高いNa
/X電池を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、負極容器内に収納され、Naを必須成分
とする負極活物質と、正極容器内に収納され、FeC
l、Se、2価のS、または4価のSのいずれか一種と
溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前記負極活物質
と正極活物質の間に設けられNaイオンのみが通過可能
な固体電解質と、前記負極活物質と負極容器間の電気導
体として設けられた集電管とを備え、前記集電管は前記
負極容器内に前記負極活物質を注入する機能も有するN
a/X電池において、前記集電管の内部に常に前記負極
活物質を満たす手段を設けたものである。
【0008】また、本発明は、負極容器内に収納され、
Naを必須成分とする負極活物質と、正極容器内に収納
され、FeCl、Se、2価のS、または4価のSのい
ずれか一種と溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前
記負極活物質と正極活物質の間に設けられNaイオンの
みが通過可能な固体電解質と、前記負極活物質と負極容
器間の電気導体として設けられた集電管とを備え、前記
集電管は前記負極容器内に前記負極活物質を注入する機
能も有するNa/X電池において、前記集電管の内部に
常に前記負極活物質を満たす手段を設け、かつ前記集電
管と固体電解質間を前記負極活物質とは別に常に導通状
態にする導通手段を設けたものである。
【0009】また、本発明は、負極容器内に収納され、
Naを必須成分とする負極活物質と、正極容器内に収納
され、FeCl、Se、2価のS、または4価のSのい
ずれか一種と溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前
記負極活物質と正極活物質の間に設けられNaイオンの
みが通過可能な固体電解質と、前記負極活物質と負極容
器間の電気導体として設けられた集電管とを備え、前記
負極容器には前記負極容器内に前記負極活物質を注入す
るための注入孔が形成されたNa/X電池において、前
記集電管の内部に前記負極活物質を満たして密閉したも
のである。
【0010】さらに、本発明は、負極容器内に収納さ
れ、Naを必須成分とする負極活物質と、正極容器内に
収納され、FeCl、Se、2価のS、または4価のS
のいずれか一種と溶融塩を必須成分とする正極活物質
と、前記負極活物質と正極活物質の間に設けられNaイ
オンのみが通過可能な固体電解質と、前記負極活物質と
負極容器間の電気導体として設けられた集電管とを備
え、前記負極容器には前記負極容器内に前記負極活物質
を注入するための注入孔が形成されたNa/X電池にお
いて、前記集電管の内部に前記負極活物質を満たして密
閉し、かつ前記集電管と固体電解質間を前記負極活物質
とは別に常に導通状態にする導通手段を設けたものであ
る。
【0011】さらにまた、本発明は、上記のNa/X電
池を電気自動車や電力貯蔵システムに用いたことであ
る。
【0012】
【作用】上記構成によれば、集電管の内部に常に負極活
物質が満たされているので、放電末期及び充電初期にN
a極のNa液位が低下しても、Na極の電気抵抗が増大
するという事態を回避できる。
【0013】また、集電管と固体電解質間を常に導通状
態にする導通手段を設けたので、放電末期に極端に過放
電してNa液位が集電管の最下端以下に低下しても、集
電管と固体電解質間の電気的接触を維持することが可能
となり、再充電を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に従って詳
細に説明する。なお、従来の技術と同一の箇所には同一
の符号を記す。 (第1実施例) 図1は本発明の第1実施例を示したNa/X電池の縦断
面図である。図に示すように、Na/X電池は正極容器
3と負極容器4との間に固体電解質管1及び電気絶縁材
(α−アルミナ)2が設けられている。固体電解質管1
はセパレータ兼電解質としての役割をなしている。固体
電解質管1とNa注入管兼集電管8は負極(Na極)を
構成し、これらの内部にはそれぞれ負極活物質(Na)
7が充填されている。Na注入管兼集電管8の上部は負
極容器4に接続され、さらにNa注入管兼集電管8の先
端部は負極端子10に接続されている。また正極容器3
内には正極活物質5が充填され、正極活物質5として
は、FeCl、Se、2価のS、または4価のSのいず
れか一種と溶融塩を必須成分とする。固体電解質管1と
正極容器3との間には補助導電材(グラファイトフェル
ト)6が装着されている。
【0015】Na注入管兼集電管8は、管底部が閉塞さ
れ、かつ上部にNa供給孔16Bが形成されている。そ
して、Na極へNaを充填する場合は、まずNa極内を
真空排気した後にNa注入管兼集電管8の管最上部から
Naを注入する。Na注入管兼集電管8の底部は閉塞さ
れてるので、管内に注入されたNaはNa供給孔16B
から溢れ出て固体電解質管1および負極容器4内に供給
される。Na極へのNaの充填が終了したら、Na注入
管兼集電管8の管最上部は封止される。この場合、Na
注入管兼集電管8の底部は閉塞されているため、Na注
入管兼集電管8内には液位17のレベルまでNaが残留
する。なお、図の符号9は正極端子を、符号12はヒー
タをそれぞれ示している。
【0016】次に充放電反応に伴うNa極のNaの挙動
を説明する。放電反応とともにNaは固体電解質管1を
透過するため、負極容器4および固体電解質管1内のN
a液位は放電初期の13のレベルから放電末期には液位
14に低下する。一方、充電反応では、解離したNaが
固体電解質管1を上記とは逆方向に透過するため、負極
容器4および固体電解質管1内のNa液位は充電初期の
液位14から充電末期には液位13に上昇する。ところ
が、Na注入管兼集電管8の底部が閉塞されているの
で、Na注入管兼集電管8を略垂直に保てば、上記充放
電の間、管内のNa液位を液位17で一定に維持するこ
とができる。
【0017】ここで、充放電期間のNa極の内部抵抗に
ついて測定したので、その測定結果を図2に示す。図の
一点鎖線までの範囲は固体電解質管1の内部抵抗を、一
点鎖線から破線までの範囲はNa注入管兼集電管8の内
部抵抗をそれぞれ示している。図から分るように、従来
のNa/x電池では放電開始から充電末期に近づくにつ
れてNa注入管兼集電管8の内部抵抗が増加している
が、本実施例のNa注入管兼集電管8の内部抵抗は全充
放電期間を通じ一定であり、また固体電解質管1の抵抗
に比べ無視できる大きさである。なお、測定に用いたN
a注入管兼集電管8の内径は15mmである。
【0018】(第2実施例)図3は本発明の第2実施例
を示したNa/X電池の縦断面図である。本実施例の特
徴は、Na注入管兼集電管8の底部に開閉自在なNa注
入孔蓋19を付けたことである。Na注入孔蓋19には
スプリング20が取付けられ、通常時はNa注入孔蓋1
9は閉じている。
【0019】上記の構成において、Na極へのNaを充
填する場合は、Na極を真空排気した後に、Na注入管
兼集電管8の管最上部からNaを注入する。この時、N
aの注入圧力によって、Na注入孔蓋19がスプリング
20に抗して開口し図の破線の位置にくる。当然、Na
注入後はスプリング20によってNa注入孔蓋は閉じた
状態となり、Na注入管兼集電管8内のNa液位を一定
に維持することができる。なお、電池が稼働していると
きは電池自体が昇温し、Na体積膨張するが、Na注
入孔蓋19は開閉自在あるため、安全性は常に確保さ
れている。
【0020】本実施例によれば、Na注入管兼集電管8
内の空間にNaを多量に充填することができるので、N
a液位を前述の実施例よりも高い17のレベルにするこ
とができる。これによれ、前述の実施例に比べNa注入
管兼集電管8内の内部抵抗を低減することが可能とな
る。
【0021】(第3実施例)図4は本発明の第3実施例
を示したNa/X電池の縦断面図である。本実施例の特
徴は、Na集電管8A内に予めNaを充填して密閉して
おき、固体電解質管1および負極容器4内にNaを供給
するためのNa供給孔16Cを負極容器4の上部に別個
に設けたことである。
【0022】本実施例によれば、Na集電管8AはNa
が充填され密閉されているので、集電管8A内のNaが
外部に漏れることはなく、Na液位を17のレベル位置
に保持することができ、内部抵抗の小さい信頼性に優れ
たNa/X電池を得ることができる。
【0023】(第4実施例)図5は本発明の第4実施例
を示したNa/X電池の縦断面図である。本実施例の特
徴は、Na注入管兼集電管8の底部に電気伝導性のリー
ド線18を設けたことである。このNa極リード18を
設けたことによって、電池が過放電されてNa液位が1
4のレベルまで異常に低下しても、Na注入管兼集電管
8と固体電解質管1との間は電気的に導通しており、放
電不能になることはない。さらに、最充電時にもNa極
が導通しているので、安定した充電が可能となる。な
お、Na注入管兼集電管8の上部にNa供給孔16を形
成したことは、第1の実施例の場合と同じである。
【0024】また、Na極リード18の代わりに、図6
に示すような電気伝導性のスプリング21をNa注入管
兼集電管8の底部に取付けてもよい。このスプリング2
1によって、Na注入管兼集電管8と固体電解質管1と
の間は電気的に導通され、上記と同様の効果が得られ
る。
【0025】さらに、図7に示すように、Na注入管兼
集電管8の中間部にダンパ22を設けるとともに、Na
注入管兼集電管8の底部を固体電解質管1に密着させる
ようにしても上記と同様な効果が得られる。この場合、
Na注入管兼集電管8が熱膨張により伸縮しても、ダン
パ22があるため熱膨張による応力を吸収することがで
きる。
【0026】なお、図5、6においては、Na注入管兼
集電管8の上部にNa供給孔16Bを形成した第1の実
施例を適用した場合だけを示したが、第2および第3の
実施例も適用できるのは勿論である。
【0027】また、上述した各Na/X電池は電気自動
車や電力貯蔵システムに用いることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放電末期や充電初期に負極活物質の液位が低下しても、
集電管内の負極活物質の液位は一定に保持されるため、
負極の抵抗増大を実質的に回避でき、エネルギ効率を向
上できるとともに電池コストの低減を図ることも可能と
なる。
【0029】また、電池が過放電されても固体電解質と
集電管との電気的接触を維持することができ、常に安定
した充放電が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示したNa/X電池の
縦断面図である。
【図2】Na/X電池のNa極の内部抵抗を示した図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施例を示したNa/X電池の
縦断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示したNa/X電池の
縦断面図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示したNa/X電池の
縦断面図である。
【図6】第4実施例の変形例を示したNa/X電池の縦
断面図である。
【図7】第4実施例の他の変形例を示したNa/X電池
の縦断面図である。
【図8】従来のNa/X電池の縦断面図である。
【符号の説明】
1 固体電解質管 2 電気絶縁材 3 正極容器 4 負極容器 5 正極活物質 6 補助導電材 7 負極活物質 8 Na注入管兼集電管 8A 集電管 9 正極端子 10 負極端子 11 X極リード線 12 ヒータ 13 放電初期のNa液位 14 放電末期のNa液位 15 Na極の上部空間 16A,16B,16C Na供給孔 17 Na注入管兼集電管内のNa液位 18 Na極リード 19 Na注入孔蓋 20,21 スプリング 22 ダンパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 勝男 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社 日立製作所 エネルギー研究所内 (72)発明者 井上 久道 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社 日立製作所 エネルギー研究所内 (72)発明者 下屋敷 重広 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社 日立製作所 エネルギー研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 10/39

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負極容器内に収納され、Naを必須成分
    とする負極活物質と、正極容器内に収納され、FeC
    l、Se、2価のS、または4価のSのいずれか一種と
    溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前記負極活物質
    と正極活物質の間に設けられNaイオンのみが通過可能
    な固体電解質と、前記負極活物質と負極容器間の電気導
    体として設けられた集電管とを備え、前記集電管は前記
    負極容器内に前記負極活物質を注入する機能も有するN
    a/X電池において、 前記集電管の内部に常に前記負極活物質を満たす手段を
    設けたことを特徴とするNa/X電池。
  2. 【請求項2】 負極容器内に収納され、Naを必須成分
    とする負極活物質と、正極容器内に収納され、FeC
    l、Se、2価のS、または4価のSのいずれか一種と
    溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前記負極活物質
    と正極活物質の間に設けられNaイオンのみが通過可能
    な固体電解質と、前記負極活物質と負極容器間の電気導
    体として設けられた集電管とを備え、前記集電管は前記
    負極容器内に前記負極活物質を注入する機能も有するN
    a/X電池において、 前記集電管の内部に常に前記負極活物質を満たす手段を
    設け、かつ前記集電管と固体電解質間を前記負極活物質
    とは別に常に導通状態にする導通手段を設けたことを特
    徴とするNa/X電池。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のNa/X電池に
    おいて、 前記集電管の内部に常に前記負極活物質を満たす手段
    は、下部が閉塞された集電管上部に形成された孔である
    ことを特徴とするNa/X電池。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のNa/X電池に
    おいて、 前記集電管の内部に常に前記負極活物質を満たす手段
    は、前記負極活物質を注入する時のみ開口する開閉部材
    であることを特徴とするNa/X電池。
  5. 【請求項5】 負極容器内に収納され、Naを必須成分
    とする負極活物質と、正極容器内に収納され、FeC
    l、Se、2価のS、または4価のSのいずれか一種と
    溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前記負極活物質
    と正極活物質の間に設けられNaイオンのみが通過可能
    な固体電解質と、前記負極活物質と負極容器間の電気導
    体として設けられた集電管とを備え、前記負極容器には
    前記負極容器内に前記負極活物質を注入するための注入
    孔が形成されたNa/X電池において、 前記集電管の内部に前記負極活物質を満たして密閉した
    ことを特徴とするNa/X電池。
  6. 【請求項6】 負極容器内に収納され、Naを必須成分
    とする負極活物質と、正極容器内に収納され、FeC
    l、Se、2価のS、または4価のSのいずれか一種と
    溶融塩を必須成分とする正極活物質と、前記負極活物質
    と正極活物質の間に設けられNaイオンのみが通過可能
    な固体電解質と、前記負極活物質と負極容器間の電気導
    体として設けられた集電管とを備え、前記負極容器には
    前記負極容器内に前記負極活物質を注入するための注入
    孔が形成されたNa/X電池において、 前記集電管の内部に前記負極活物質を満たして密閉し、
    かつ前記集電管と固体電解質間を前記負極活物質とは別
    に常に導通状態にする導通手段を設けたことを特徴とす
    るNa/X電池。
  7. 【請求項7】 請求項2又は6に記載のNa/X電池に
    おいて、 前記導通手段は、前記集電管下部と前記固体電解質との
    間に設けられた電気伝導性を有する線体であることを特
    徴とするNa/X電池。
  8. 【請求項8】 請求項2又は6に記載のNa/X電池に
    おいて、 前記導通手段は、前記集電管底部と前記固体電解質との
    間に設けられた電気伝導性を有するスプリングであるこ
    とを特徴とするNa/X電池。
  9. 【請求項9】 請求項2又は6に記載のNa/X電池に
    おいて、 前記導通手段は、前記集電管の中間部に設けられ、前記
    集電管底部を前記固体電解質に当接させるための付勢力
    を有するダンパであることを特徴とするNa/X電池。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載のNa
    /X電池を搭載した電気自動車。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載のNa
    /X電池を設置した電力貯蔵システム。
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