JP2786627B2 - 分散電源の逆圧検知のための出力変動方法 - Google Patents

分散電源の逆圧検知のための出力変動方法

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JP2786627B2 JP62166394A JP16639487A JP2786627B2 JP 2786627 B2 JP2786627 B2 JP 2786627B2 JP 62166394 A JP62166394 A JP 62166394A JP 16639487 A JP16639487 A JP 16639487A JP 2786627 B2 JP2786627 B2 JP 2786627B2
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、燃料電池や太陽電池のような分散形の電
源が商用電源系統に並入される場合に、事故,工事等に
より系統側が遮断された際、逆圧を防止するために個々
の分散電源を自身で解列させる方式に関する。 〔従来の技術〕 この種の電源は直流であるので、通常はPWM形のイン
バータにより交流に変換して系統に並入される。このイ
ンバータは系統の電圧を基準信号として、これに同期す
るように交流出力を発生させるため、多数の分散電源が
並列に存在している場合には、系統側が遮断されても運
転を継続し、遮断された系統に電力を供給し続け、逆圧
を発生することになる。 これを防ぐために系統側が遮断されたことを検知する
方法として、系統の電圧低下,周波数変化などを利用す
る方法などが提案されているが、共通の問題点として系
統遮断時に分散電源全体の発電量と遮断された系統全体
の負荷量とが等しく平衡し且つこの状態が持続した場合
には、電圧,周波数等の変化が生ぜず、検出が不能とな
る点が挙げられている。 これを避けるために個々の分散電源のインバータ出力
電圧を常時一定周期で変動させるような制御を行って、
意図的に発電量と負荷量のバランスを崩す方法が提案さ
れている(昭和60年電気学会全国大会1121「分散電源シ
ステムにおける逆圧検出方式の検討(その1)ΔQ監視
方式」)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、この方式では一定周期で変動を与える
ために、系統全体で見ると、系統連系時定常的擾乱を与
えることになり、系統の各種制御機器類に影響を及ぼす
恐れがある。又、これを避けるために個々のインバータ
の変動周期を変えて設定することはインバータの製作,
供給上繁雑となる問題点を生ずる。 この発明は上記のような系統への悪影響を生じさせる
ことなく、又インバータ供給上の問題点のない逆圧検出
のための出力変動方式を提供することを目的とする。 [問題を解決するための手段] この発明は、インバータへの第1の出力設定指令値と
該出力設定指令値とはわずかに異なる第2の出力設定指
令値とを、乱数に基づく変動周期によって切り換えるこ
とにより、個々の分散電源から系統に与えられる変動の
周期を乱数的に変化させるようにしたものである。 [作用] このようにすることにより、個々のインバータの出力
変動周期がそれぞれ乱数によって制御されるため、これ
らを分散電源として系統へ連系したとしても、定周期の
擾乱を与えることはない。 〔実施例〕 第1図はこの発明の実施例を示すもので、太陽電池,
燃料電池等の分散電源1はインバータ2,開閉器3を通し
て電力系統に並入されている。開閉器3には系統の電
圧,周波数等を測定し、このレベルにより系統側の遮断
状態を検出し、分散電源を系統から解列する検出装置4
が接続されている。又、5はインバータの出力電圧・電
力等を制御する制御装置である。このように構成されて
いる分散電源システム10において、制御装置5の出力電
圧設定指令を定格値Vnとこれと少し異なる値Vn+ΔVと
の間で切換え設定できるような設定回路6を付加し、こ
の切換え周期を乱数によって制御するようにしたもの
で、これにより前記の問題点のない逆圧検知が可能とな
る。 第2図は第1図における設定回路6の詳細実施例であ
る。フリップフロップ11のセット出力s,リセット出力r
はそれぞれカウンタ12,13の起動回路に接続されてい
る。カウンタ12の計数内容aは、これと一定値Nとを比
較し、a≧Nのとき出力信号cを発するコンパレータ14
に導かれる。又、カウンタ13の計数内容bは、乱数発生
器16より与えられる数値NRと比較しb≧NRのとき出力信
号dを発するコンパレータ15に導かれる。コンパレータ
14の出力cはフリップフロップ11のリセット入力に、カ
ウンタ15の出力dはフリップフロップ11のセット入力に
接続されている。コンパレータ14の出力cは乱数発生器
16にも与えられ、コンパレータ14からの入力の度に乱数
発生器16は異なる乱数NRを出力eとして発生する。カウ
ンタ12,13には、例えば系統の電圧の検出信号fを整形
回路17で矩形波に変換したパルス信号gをカウンタ入力
として加える。リレー19は、フリップフロップ11の出力
Sによって動作し、第3図に斜線で示された(論理ハ
イ)期間だけインバータ制御回路(第1図の5)への電
圧指令値を切換える。この論理ハイの期間は、前記一定
値(第1図の5)への電圧指令値を切換える。この論理
ハイの期間は、前記一定値Nとカウンタ12の計数内容と
の比較によって求められているため常に一定となり、こ
の期間はインバータの制御回路へ第1の電圧設定指令Vn
+ΔVが供給される。 一方、フリップフロップ11の出力Sの論理ハイの期間
が終了してから次に論理ハイとなるまでの(論理ロー)
期間は、前記乱数NRとカウンタ13の計数内容との比較に
て求められているため、この論理ロー期間は毎回その長
さが異なり、この期間はインバータの制御回路へ第2の
電圧設定指令V(定格値)が供給される。 従って、インバータへの電圧設定指令値の切換え周期
は一定周期とならずに乱数に基づく変動周期となり、こ
れによってインバータの出力の変動周期はインバータの
出力の変動周期は乱数によって制御される。第3図にお
いて、s,r,a〜gは第2図の各要素に入力ないし出力s,
r,a〜gに対応する。 上記設定回路6は実際には乱数発生機能も含めてマイ
クロコンピュータにより容易に実現が可能であるので、
5にマイクロコンピュータが使用されていればこれに含
めることも当然可能である。 又、この考え方は出力電圧の変動のみならず有効電
力,無効電力を変動させてバランスを崩させる手法に対
しても同様に適用が可能である。 〔発明の効果〕 この発明によれば、インバータの出力の変動周期(電
圧指定指令の切換え周期)を乱数によって制御するよう
にしたので、個々の分散電源から系統に与えられる変動
の周期が乱数的に変化するため、分散電源全体として系
統に定周期の擾乱を与えることがなくなる。 また、個々の分散電源を構成するインバータの変動周
期を個別に異なる値にセットする必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示す概略構成を示すブロック
図、第2図は第1図のうちの一部の回路の詳細実施例を
示すブロック図、第3図は第2図の回路の動作を説明す
るためのタイムチャートである。 1……分散電源、2……インバータ、3……開閉器、4
……検出装置、5……インバータ制御装置、6……設定
回路、10……分散電源システム、11……フリップフロッ
プ、12,13……カウンタ、14,15……コンパレータ、16…
…乱数発生器、17……整形回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.逆圧検知のために分散電源のインバータの出力電気
    量を周期的に変動させる方法において、 インバータへの第1の出力設定指令値と該出力設定指令
    値とはわずかに異なる第2の出力設定指令値とを、乱数
    に基づく変動周期によって切り換えてインバータへ与え
    ることを特徴とする分散電源の逆圧検知のための出力変
    動方法。
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