JP2786156B2 - Phs基地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置 - Google Patents
Phs基地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置Info
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Description
チャネル検索方法及びその制御装置に関し、特にソフト
ウェア制御のCPU(central process
ing unit:中央処理装置)により移動無線機と
の間の通信チャネルを割当てるための空きチャネル検索
を行うPHS(パーソナルハンディホンシステム:簡易
型携帯電話システム)の基地局(CS)における空きチ
ャネル検索方法と、空きチャネル検索制御装置とに関す
る。
線機(PHS端末)との間の通信チャネルを割当てるた
めに、空きチャネルの検索処理を行い最初に検出された
空きチャネルを通信用に割当てている。隣接する基地局
同士で同一周波数のチャネルを使用すると電波干渉によ
る接続障害や通話品質障害が発生する恐れがあるので、
検索開始チャネルを検索時ごとにランダムにする(ラン
ダムアクセス)ことが考えられている。従来のPHS基
地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置では、ソ
フトウェア(プログラム)のみのある方式に基づいた計
算によって得られた値をもとにチャネルのランダムアク
セスを行っていた。
術では、CPUがリセットされた直後はプログラムの最
初からスタートするため、検索開始チャネル決定のため
の計算処理においても同じ数値を使用し計算されること
になるため、結果が常に同じになる。このため、どの基
地局においても毎回同じチャネルからアクセス(空きの
検索開始)されるというような不具合が生じていた。
空きチャネル検索方法は、ソフトウェア制御のCPUに
より移動無線機との間の通信チャネルを割当てるための
空きチャネル検索を行うPHS基地局における空きチャ
ネル検索方法において、前記ソフトウェア立上げ後の初
回の空きチャネル検索時に、自局固有の識別番号から擬
似ランダム値演算処理のための初期値を求め、その時点
に前記CPUへ入力される外部ハードウェア信号のデー
タ値を読取り、このデータ値を用いて前記初期値に対す
る擬似ランダム値演算処理を行いランダム値を求め、こ
のランダム値に応じて検索開始チャネルを選定し、2回
目以降の空きチャネル検索時に、前回の空きチャネル検
索時に空きチャネルとされ前記移動無線機間の通信チャ
ネルとして割当てられたチャネル番号を前記初期値と
し、その時点に読取った前記CPUへの外部ハードウェ
ア信号のデータ値を用いて前記擬似ランダム値演算処理
を行って求めたランダム値に応じて検索開始チャネルを
選定する工程を有する。
制御装置は、ソフトウェア制御のCPUにより移動無線
機との間の通信チャネルを割当てるための空きチャネル
検索を行うPHS基地局における空きチャネル検索制御
装置において、前記CPUが、外部ハードウェア信号の
データ線と接続されデータ値の読取可能な入力ポートを
有し、空きチャネル検索時に前記ソフトウェア立上げ後
の初回か2回目以降かの判定を行い、初回の空きチャネ
ル検索時ならばあらかじめ設定された自局固有の識別番
号を擬似ランダム値演算処理のための初期値とし、2回
目以降の空きチャネル検索時ならば前回の空きチャネル
検索時に選定され通信チャネルとして割当てられたチャ
ネル番号を前記初期値とし、前記入力ポートから読取っ
た前記外部ハードウェア信号のデータ値を用いて前記初
期値に対する擬似ランダム値演算処理を行いランダム値
を求め、このランダム値に応じて検索開始チャネルを選
定する構成を有する。
て図面を参照して詳細に説明する。
S)の無線機のブロック構成図であり、本発明に関する
部分のみを示す。図1において、基地局無線機は、移動
無線機(PHS端末(図示せず))からの電波信号を受
信する受信部1と、移動無線機への電波信号を送信する
送信部2と、受信部1及び送信部2を含めた無線機全体
を制御する制御部3を有している。本発明の空きチャネ
ル検索制御装置である制御部3は内蔵するROM及びR
AM(ともに図示せず)等に格納したソフトウェアによ
り制御されるCPU30を含んでおり、移動無線機に対
する無線チャネルの空き検索及び割当て管理を行う。C
PU30はハードウェアによる割込みを受付ける外部割
込み入力ポート31を有し、この外部割込み入力ポート
31に受信回路1や送信回路2との間のデータ線11,
21の一部等が接続されている。したがって、CPU3
0はこの外部割込み入力ポート31を通してCPU30
外部のハードウェアの状態,動作に起因するランダムな
データ値を読取ることができる。
送信部2それぞれと移動機との間の通信チャネルを通話
ごとに新に割当てる場合、所有するチャネル(例えば、
自営用:38チャネル、公衆用:77チャネル)のなか
から順次空きチャネルを検索し、空きチャネルがあれば
最初に検出した空きチャネルを割当てる。このときの動
作について、本発明の空きチャネル検索方法のフローを
示す図2を参照して詳細に説明する。制御部3のCPU
30は、電源投入あるいはリセットされると、ソフトウ
ェアが起動されその制御に基づいて無線機全体の制御動
作を開始する。ソフトウェアの起動後、チャネル割当て
要求があると空きチャネルの検索処理を開始する。
より外部からの入力データ値Eの読取りを行う。外部か
らの入力データ値Eとしては、例えば図示していないハ
ードウェアカウンタのカウント値、受信部1からの受信
電界値等を利用する。この読取りデータ値Eは外部ハー
ドウェアの動作状態が時々刻々と変化するため読取りご
とに異る値となる(ステップS1)。次に、今回の空き
チャネルの検索が最初から数えて何回目に当たるのか判
定する(ステップS2)。初回の空きチャネル検索時な
らば、各PHS基地局ごとに異り自局にあらかじめ設定
された基地局識別番号(CS−ID)の下位n桁(例え
ば2桁)を擬似ランダム値演算処理のための初期値Iと
する(ステップS3)。2回目以降の空きチャネル検索
時ならば、前回の空きチャネル検索時に選定され通信チ
ャネルとして割当てられたチャネル番号を擬似ランダム
値演算処理のための初期値Iとする(ステップS4)。
った外部ハードウェア信号のデータ値Eを用いて上記初
期値Iに対する擬似ランダム値演算処理を行いランダム
値Rを求める(ステップS5)。このランダム値Rを所
有するチャネル数N(自営用ならばN=38、公衆用な
らばN=77)で割り、その余りXを求める(ステップ
S6)。この余りXを検索初期チャネル番号として空き
チャネルを検索する。このとき、X番のチャネルが空い
ていなければ、Xに順次1ずつ加算し、空きチャネルが
見つかるまで検索する。空きチャネルが見つかればその
チャネルを割当てる(ステップS7)。また、このよう
にして割当てられたチャネル番号Y(Y=X,X+1,
X+2…のいずれか)は、上述のステップS4の処理で
説明したように、次回の空きチャネル検索時に擬似ラン
ダム値演算処理のための初期値Iとなる。
回目の検索時にPHS基地局ごとに異るハードウェア状
態に起因する値より得られた擬似ランダム値に基づいて
検索開始チャネルを選定し、2回目以降の検索時は、前
回の検索結果に従って割当てられたチャネル番号に対し
同様にハードウェア状態を反映させて得られた擬似ラン
ダム値に基づいて検索開始チャネルを選定する構成とし
ているため、通信チャネルの割当てごとに選択されるチ
ャネルは、従来技術のようにソフトウェアの処理のみに
より選択される場合と比較して、より一層ランダムに選
択されたものとなる。このため、PHSの通信チャネル
を検索するときに公衆用77チャネル、自営用38チャ
ネルのうち、通話ごとにランダムなチャネルを使うこと
により使用チャネルの片寄りを無くして、隣接するPH
S基地局との干渉を減らし、移動無線機(PHS端末)
との接続率,通話品質を上げることが可能となる。ま
た、ハードウェアの情報をもとに検索対象のチャネル番
号の計算を行っているので計算時間が短かくなり、空き
チャネルの検索の時間を短くでき、発呼,着呼時の回線
接続時間を短くできる。
来技術より一層ランダムに検索対象チャネルを選択する
ことができ、常時同じチャネルを使用する可能性を減ら
し、隣接するPHS基地局との干渉を減らすことができ
るので、干渉による接続失敗を少なくできる。これによ
り、接続率が上がり、準正常動作が少なくなる。また、
通信中の干渉によるチャネルの切替を少なくでき、通話
がスムーズに行えるようになる。
ェアによる外部情報を読取って検索対象のチャネル番号
の計算を行っているので計算時間が短かくなり、空きチ
ャネルの検索の時間を短くでき、発呼,着呼時の回線接
続時間を短くできる。これにより、発着呼動作がスムー
ズに行えるようになる。
る。
ャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ソフトウェア制御のCPUにより移動無
線機との間の通信チャネルを割当てるための空きチャネ
ル検索を行うPHS基地局における空きチャネル検索方
法において、 前記ソフトウェア立上げ後の初回の空きチャネル検索時
に、自局固有の識別番号から擬似ランダム値演算処理の
ための初期値を求め、その時点に前記CPUへ入力され
る外部ハードウェア信号のデータ値を読取り、このデー
タ値を用いて前記初期値に対する擬似ランダム値演算処
理を行いランダム値を求め、このランダム値に応じて検
索開始チャネルを選定し、2回目以降の空きチャネル検
索時に、前回の空きチャネル検索時に空きチャネルとさ
れ前記移動無線機間の通信チャネルとして割当てられた
チャネル番号を前記初期値とし、その時点に読取った前
記CPUへの外部ハードウェア信号のデータ値を用いて
前記擬似ランダム値演算処理を行って求めたランダム値
に応じて検索開始チャネルを選定することを特徴とする
PHS基地局の空きチャネル検索方法。 - 【請求項2】 ソフトウェア制御のCPUにより移動無
線機との間の通信チャネルを割当てるための空きチャネ
ル検索を行うPHS基地局における空きチャネル検索制
御装置において、 前記CPUが、外部ハードウェア信号のデータ線と接続
されデータ値の読取可能な入力ポートを有し、空きチャ
ネル検索時に前記ソフトウェア立上げ後の初回か2回目
以降かの判定を行い、初回の空きチャネル検索時ならば
あらかじめ設定された自局固有の識別番号を擬似ランダ
ム値演算処理のための初期値とし、2回目以降の空きチ
ャネル検索時ならば前回の空きチャネル検索時に選定さ
れ通信チャネルとして割当てられたチャネル番号を前記
初期値とし、前記入力ポートから読取った前記外部ハー
ドウェア信号のデータ値を用いて前記初期値に対する擬
似ランダム値演算処理を行いランダム値を求め、このラ
ンダム値に応じて検索開始チャネルを選定することを特
徴とするPHS基地局の空きチャネル検索制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133461A JP2786156B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | Phs基地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133461A JP2786156B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | Phs基地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09322225A JPH09322225A (ja) | 1997-12-12 |
JP2786156B2 true JP2786156B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=15105332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133461A Expired - Fee Related JP2786156B2 (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | Phs基地局の空きチャネル検索方法及びその制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2786156B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR19980067465A (ko) * | 1997-01-31 | 1998-10-15 | 김광호 | 이동 통신시스템의 제어채널 변경방법 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133461A patent/JP2786156B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09322225A (ja) | 1997-12-12 |
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