JP2783957B2 - コンクリート内の鋼材を不動態化する方法 - Google Patents
コンクリート内の鋼材を不動態化する方法Info
- Publication number
- JP2783957B2 JP2783957B2 JP5064194A JP6419493A JP2783957B2 JP 2783957 B2 JP2783957 B2 JP 2783957B2 JP 5064194 A JP5064194 A JP 5064194A JP 6419493 A JP6419493 A JP 6419493A JP 2783957 B2 JP2783957 B2 JP 2783957B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- steel material
- reinforcing steel
- buried
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
るいは塩分を含有するコンクリート内の鋼材を不動態化
する方法に係わる。
的にはアルカリ環境にて鋼材表面に形成される高密度酸
化膜により腐食から守られている。この膜は、攻撃的媒
体に対する保護膜の役目をする。しかしながら、コンク
リートが塩化物イオンで汚染された場合や、そのアルカ
リ性が大気中からの二酸化炭素吸収によって低下された
場合には、不動態酸化膜は破壊されてしまい、結果的に
埋設鋼材が腐食される。
原因やメカニズムを調べる研究が数多く成されてきた。
今日では、腐食作用は自然の電気化学反応の結果であっ
て、不動態酸化膜が破損した部分が陽極となり、膜が変
化していない周囲部分が陰極となることが、広く認めら
れている。陽極と陰極部分により腐食電池が形成され
て、陽極部分での鉄の分解が生ずる。
るための努力が、多様な電気化学処理方法で試みられて
きた。よく知られた方法の一つとして、埋設鋼材が腐食
しなくなるような電位になるまで調整してその値を保持
する陰極防食法がある。陰極防食造成法は、実践可能で
はあるが、同時に多数の逆要素が不利益をもたらすの
で、最小限度であっても永久的処理法(メンテナンスフ
リーの処理法)とはなり得ず、将来にわたっての監視や
保全を必要とする。その他の欠点として、高コストであ
って、コンクリートを処理するための外層が過度に重く
なるために構造負荷が発生したり、さらに、正確な電流
供給配分が難しいことである。
る方法であって、塩化物イオンは電界の影響にて表面に
付設した電解質層へ移送されて蓄積し、最後に電解質層
と共に除去される。ベネスランドらの米国特許第4,0
32,803号は、そのような方法の一例である。塩化
物除去方法は、陰極防食法より効率的で安価であり、そ
れゆえ改善された形態ではあるが、処理を完了するのに
要する時間を予知認識するのが難しいという欠点があ
る。この理由から、残留塩化物レベルを調べるためにコ
ンクリートの頻繁なサンプル調査や分析が必要となる。
また、将来の塩化物による腐食に対する安全性に関し、
一般に認められている残留塩化物量というものがないと
いう事実も困難を助長する。これら欠点要素は、処理目
標値を達成するのに要するコストや時間を計算するのを
難しくする。ある例では、予め計画設定することがすこ
ぶる難しいため、処理時間が実際上ではとうてい許容で
きないほど長くなってしまう。
方法として、外部供給源からアルカリ物質を電気移動さ
せて中性化部分に含侵させる方法がある。ミラーらの米
国特許第4,865,702号に、その方法の一例が記
述されている。けれど後者の方法では、塩化物が少ない
中性化コンクリートの場合はかなり成功を納めるが、塩
化物などのイオン物質の量が多くコンクリートに含まれ
る場合には、適切ではなく、むしろ、不都合となる。ま
た、コンクリートが高炉スラグセメントを含む場合や、
ポラゾン物質が加えられる場合には、長い処置時間を要
する。
高度に予知可能にし、サンプル調査や塩化物分析の必要
性を排除し、迅速で経済的な処置をし、中性化劣化、塩
化物劣化の有無や、ポゾラン物質添加、高炉スラグセメ
ント使用などの有無に関わらず、ほぼ全種類のコンクリ
ートに同等に適用可能とすることができるので、上記の
従来方法の欠点を克服するものである。
の電気化学処理は、例えば、塩化物量の関数としたりあ
るいは中性化度合を抑制因子とする必要がないという、
新たな発見と認識に基づいている。というよりむしろ、
本発明は、コンクリートの電気化学処理は、埋設補強鋼
材の表面状態から適切に制御できるという認識に基づい
て成されたものである。一般の構築物においては、埋設
補強材の表面積は建造記録から知ることができるし、そ
うでなくても、かなり正確な近似値が得られる。本発明
の電気化学処理は、ベネスランドらの1990年6月1
5日の米国出願第539,069号に開示された従来方
法に多かれ少なかれ基づいている。しかしながら、従来
方法の残留塩化物レベルを確認するためにコンクリート
構造物のコアサンプルを定期的に採取する代わりに、本
発明の方法では、埋設補強鋼材の全表面積に対する積算
電流量に関連して制御されている。本発明の処理は、埋
設鋼材の表面積1平方メートルあたり少なくとも500
アンペア・時間の積算電流値が達成されるまで行う。そ
して、コンクリート内のいろんな位置での残留塩化物レ
ベルや中性化レベルに関係なく、処理動作は、前記積算
電流値の時点で(あるいは、好ましくは、電流供給量が
埋設鋼材の表面積1平方メートルあたり10000アン
ペア・時間、特に好ましくは2000アンペア・時間を
越える以前に)終了される。
たって保護されるのが確実な高レベル値になった時点で
終了してもよい。前記の従来方法と比較して、本発明の
方法は、電力入力量と処理時間がほぼ半分以下で実施で
きる。本発明の前記の長所や特徴は、以下に詳しく説明
される本発明の好適実施例や付随図面から理解されるで
あろう。
しており、埋設補強鋼材12を含み、通常の硬化したコ
ンクリート11から成る。構造物の力学的要求性能に従
って、一定コンクリート量に対する補強鋼材の量は広範
囲にわたって変更される。本発明の目的のため、ここで
はコンクリート構造物は十分養生されたものであって、
コンクリート11自身が補強鋼材12の適度な腐食状態
を生成するような塩化物イオン侵入、中性化(炭酸化等
によりアルカリ性が低下すること、例えば、pH9程度
になる)作用、あるいは、その他の影響で劣化されてい
るものとする。
る補強鋼材と、処理されるコンクリート表面に直接に接
している電解質または電解液内に設置された仮設分散プ
ラス極とに、電気接続が成されている。図示の構成で
は、大文字“G”で示された直流電源は、そのプラス側
がコンクリート構造物10の露出表面に電気接続された
分散電極体13に接続されており、マイナス側が埋設補
強鋼材に接続されている。補強鋼材と分散電極間に均等
な電流供給を達成するために、電気的接続点は好きな数
だけ設定できる。
鋼線網やチタニウム網などの網目状の電導材で構成され
ているのがよい。本発明の図示実施例では、電極体13
は、コンクリート構造物10の露出表面15に密着され
た電解媒体14内に埋設されている。適当な例として
は、露出表面15が上向きであって水平(あるいはそれ
に近い)状態の場合には、電解媒体14はコンクリート
構造物10を覆うように貯められている液体でありえ
る。さらには、電解媒体は、セルロース状パルプ繊維と
水またはその他電解質との噴霧混合物のような、自己付
着可能な電導体であるのがより望ましい。前記繊維媒体
の場合は、電極体13を取り付ける前に第1層が作られ
て、その後に第2層が成形されるため、電極体は電導体
内に完全に埋設されることになる。また、これら自己付
着タイプ電解質媒体は、コンクリート露出面が垂直であ
る場合や下向である場合には、どんな処理例においても
最も望ましい。このような脱着可能な自己付着材料等の
導電体は、通常、処理の終了後にコンクリート表面から
除去される。
ば、コンクリート面に直接に塗られた導電性塗料や接着
した薄膜、多孔質材層なども可能である。本発明の分散
電極の形状は、特に重視されるものではなく、埋設補強
鋼材の表面区域全体に効率よく電流が供給できる機能を
もてさえすればよい。一般的にこの目的機能は、外部分
散電極13からコンクリート構造物の露出面全体に均等
に電流を流すことにより実施できる。
材12の表面積1平方メートルにつき少なくとも0.1
アンペアの直流電流が、マイナス側に接続された補強鋼
材と陽極の役目をするプラスに接続された外部電極との
間に供給される。直流電圧源Gの出力電圧は広範囲内で
変化するが、上記の最小電流値にて十分な電流供給が実
行できるようになっている。実際には、直流電圧出力が
40ボルト以下、特に5〜40ボルトに範囲で調整でき
て、埋設補強鋼材12の表面積1平方メートルあたり
0.1〜10アンペア、特に0.5〜10アンペアの直
流電流を供給できるような電源Gを使用するのが、最適
であると判明した。電源の出力は、図示のような適当な
電圧計Vや電流計Aにてモニターできる。
材12の表面積1平方メートルあたりの積算電流供給量
が少なくとも約500アンペア・時間となるよう、所定
時間だけ供給される。好ましくは、積算電流供給量が埋
設補強鋼材の表面積1平方メートルにつき約10000
アンペア・時間、特に2000アンペア・時間を越えな
い程度にする。というのも、それ以上にしても電力を無
駄消費するだけで、特定の効果を得るわけでもないから
である。鋼材表面積1平方メートルあたり約10000
アンペア・時間を過える過度の積算電流供給量は実際上
の問題を発生させ、コンクリート品質を低下させてしま
う。
り積算電流供給量値を達成するための電流供給時間は、
言うまでもなく、使用する直流電源能力によって決めら
れ、非常に広い範囲で決められるためここでは特に重視
しない。特段の理由がなければ電流供給は連続的に行う
が、本発明を阻害しない範囲で電流供給が断続的であっ
てもよい。
与された後、電流供給が遮断され、装置全体が取り除か
れて、可能な場合は、外部電導材も除去される。そし
て、埋設鋼材は堅固に不動態化される状態になっている
ので、長期間にわたって表面保護されることになる。次
に、本発明の方法による鋼材処理効果の説明をする。
あたり0.1アンペア・時間かそれ以上の電流供給の結
果、陰極ストリップと呼ばれる現象を引き起こす。つま
り、鋼材表面に存在する酸化膜あるいはその他の膜が完
全に取り除かれて、無垢の活性鋼表面が表れる。同時
に、鋼材には強いマイナス電流が掛けられるので、塩化
物イオンが、コンクリート内に存在する場合には、鋼材
表面から排出される。このイオン排出の結果、鋼材表面
は塩化物非汚染状態となる。さらに、鋼材から少なくと
も10mmの範囲の周辺コンクリートからも、基本的には
塩化物が除去される。また同時に、鋼材表面での電流作
用による電気化学的陰極反応の結果、多量の水酸化ナト
リウムが生成されて、鋼材周辺のコンクリートの細孔に
浸透してゆき、鋼材周辺を高レベルのアルカリ状態にす
る。この陰極反応は、以下のように作用すると考えられ
る。
自体で不変態化して塩化物のない高度アルカリ環境の中
で無垢活性状態となる。この理想的条件下で、鋼材は酸
化されて、腐食から本体を保護するための高密度酸化膜
を形成する。この酸化作用は、実際には腐食の特殊形態
ではあるが、不動態膜として知られる高密度の酸化保護
膜を形成する結果となる。
銀、鉛/酸化鉛、銅/硫酸銅などの通常の基準照合電極
16を使って鋼材の電位をモニターして確認できる。基
準照合電極16は、必須条件ではないが、例えば、コン
クリート内のドリル孔17にセメントで固めるなどし
て、モニターされる鋼材に近接した固定位置に取り付け
るのが望ましい。
断後の時間経過による自然電位変化のグラフを説明す
る。図示のように、不動態化作用は動作電流が遮断され
ると同時に開始され、所定時間にわたって継続される。
基準照合電極のモニター動作時間を十分長くすれば、腐
食に対して十分安全だと考えられる鋼材の自然電位値が
獲得できるのが判る。実際、モニター時間をもっと長く
取れば、自然電位曲線が今度は逆方向から腐食臨界値を
通過するので、鋼材が再び腐食問題にさらされることが
判明するであろう。
された鉛/酸化鉛照合電極16と補強鋼材12間の基準
電位値は、数カ月の期間をかけて少しずつ増加する。基
準電位の初期値は約−400ミリボルトであったのが、
徐々におよそ7週間かけて(腐食観点から比較的安全だ
とされる値である)+500ミリボルトまで上昇する。
そして1年後には、基準電位はほぼ+700ミリボルト
の高いレベルまで増加し続ける。
腐食保護膜の寿命はかなり長く、塩化物イオンの再侵入
に対して堅固であって、しかも意外なことに、腐食保護
膜は、処理区域内の鋼材と金属接触状態にあるが、処理
区域外のコンクリート内埋設鋼材まで及んでおり、さら
に意外なのは、その作用が電流が遮断されて装置が取り
外された後に起こることである。
電流を流した場合、下記のように、鋼材の表面積1平方
メートル当たりの積算電流量が500〜10000A・
Hrで通電を停止することにより、通電停止後にはじめ
て不動態が再形成され、この範囲以外の積算電流量で
は、不動態が再形成されないか、もしくは不完全であっ
た。 鋼材の表面積1m2 当たりの積算電流量 250A・Hr 自然電位が回復せず、不動態再生は不十分 500A・Hr 不動態が再生 2000A・Hr 不動態が再生 5000A・Hr 不動態が再生 10000A・Hr 不動態が再生 12500A・Hr 自然電位の回復が遅く、不動態再生に時間が掛かり 過ぎと共にコンクリート自身の強度が低下 本発明の処理方法は、前記のミラーやベネスランドらの
特許に記述されている方法に関連してはいるが、埋設補
強鋼材の表面区域に付与される電流供給に従った処理動
作を制御することにより、有利な経済性が実現できると
いう意味で予期しない長所を有する。また同時に、一定
の期間内で防食/リハビリ調査の効果的実施がいっそう
確実となる。それゆえ、本発明の方法は、普通の場合に
おいて、ほぼ安全だとみなされる塩化物レベル達成に要
する約半分の時間で信頼できる効果をあげることができ
る。
対象にする制御では、処理された材料からのコアサンプ
ルの定期的な採取と試験が必要であるが、本発明の方法
では、埋設補強材の表面域に対する処理を行うため、処
理時間を前もって正確に確認することができる。しか
も、塩化物レベルが目標値まで減少されたことをコアサ
ンプル試験にて確認するより前に、本発明では有効とさ
れる表面1平方メートルあたりアンペア・時間で示す積
算電流値を得るのに要する処理時間以上の延長期間に及
んで処理を継続させることも可能である。
での単位コンクリートあたりの内部埋設補強材の量はそ
れぞれ広範囲に異なるものである。設計要件に従って、
鋼材/コンクリート比率は、コンクリート表面積の1平
方メートルあたり鋼材表面積0.2から2平方メートル
の範囲で変えられる。より一般的な範囲は、コンクリー
ト表面積の1平方メートルあたり鋼材表面積が0.3か
ら1平方メートルである。したがって、補強鋼材の表面
に関する処理時間を制御因子にすれば、コンクリートの
コアサンプル採取試験の時間制御とはずいぶん異なった
最終結果が得られると言える。
あって、開示された明白な技術事項から逸脱することな
く変更可能であるのは言うまでもない。本発明の範囲を
規定するのは、特許請求の範囲である。
補強されたコンクリート造成物の概略図である。
内の埋設補強鋼材の増加する不動態レベル(つまり、保
護能力)を示したグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリートの表面に電導材を適用して
分散電極を形成し、直流電圧供給源を前記電導材に接続
してプラス極とし、埋設補強鋼材に接続してマイナス極
とする、埋設補強鋼材をもつコンクリート内の補強鋼材
を電気化学的に処理する方法であって、 (a)前記直流電圧源に、プラス極である前記電導材と
マイナス極である前記埋設補強鋼材との間に所定の電流
を供給させる工程と、 (b)前記埋設補強鋼材の表面積1平方メートル当たり
500〜10000アンペア・時間の積算電流量を前記
電極間に流す工程と、 (c)前記埋設補強鋼材の表面積当たりの積算電流量が
前記範囲内で前記電流供給を終了する工程とから成る処
理方法。 - 【請求項2】 前記直流電圧源を作動させて、前記埋設
補強鋼材の表面積1平方メートル当たり0.1〜10ア
ンペアの電流密度を供給することを特徴とする請求項1
記載の処理方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US85497592A | 1992-03-23 | 1992-03-23 | |
US854975 | 1992-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07232976A JPH07232976A (ja) | 1995-09-05 |
JP2783957B2 true JP2783957B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=25320030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5064194A Expired - Lifetime JP2783957B2 (ja) | 1992-03-23 | 1993-03-23 | コンクリート内の鋼材を不動態化する方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783957B2 (ja) |
CN (1) | CN1094996C (ja) |
IL (1) | IL104837A (ja) |
MY (1) | MY136951A (ja) |
TW (1) | TW222680B (ja) |
ZA (1) | ZA931554B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106119859A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-16 | 江苏溧阳建设集团有限公司 | 一种钢筋混凝土阴极保护装置 |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2277098A (en) * | 1993-04-15 | 1994-10-19 | John Bruce Miller | Electrochemical process for adjusting the steel-to-concrete bond strength and improving the sealing of the steel-concrete interface |
GB2277099A (en) * | 1993-04-15 | 1994-10-19 | John Bruce Miller | Electrochemical treatment of reinforced concrete according to accumulated current flow per unit area of steel reinforcement |
GB0001847D0 (en) * | 2000-01-27 | 2000-03-22 | Imperial College | Process for the protection of reinforcement in reinforced concrete |
JP4492103B2 (ja) * | 2002-11-25 | 2010-06-30 | 東洋製罐株式会社 | 表面処理金属材料及びその表面処理方法、並びに樹脂被覆金属材料、金属缶、缶蓋 |
JP5080725B2 (ja) * | 2005-05-30 | 2012-11-21 | 株式会社富士ピー・エス | コンクリート構造物の電気化学的脱塩方法 |
KR101286165B1 (ko) * | 2006-09-11 | 2013-07-15 | 파우에스엘 인터나치오날 아게 | 적어도 두 개의 성분인 시멘트 및 물을 함유하는 혼합물의 부동태화 특성을 측정하는 방법 및 센서 |
JP6018467B2 (ja) * | 2012-09-20 | 2016-11-02 | ショーボンド建設株式会社 | 照合電極及び自然電位測定方法 |
CN106283071B (zh) * | 2016-09-22 | 2018-08-31 | 深圳大学 | 一种cfrp阳极的钢筋混凝土阴极保护方法和装置 |
CN106283072B (zh) * | 2016-09-22 | 2018-08-31 | 深圳大学 | 一种cfrp嵌入阳极的钢筋混凝土阴极保护方法和装置 |
CN106400030B (zh) * | 2016-10-26 | 2018-08-31 | 深圳大学 | 一种cfrp阳极的钢筋混凝土阴极保护装置和方法 |
JP7025461B2 (ja) * | 2020-01-29 | 2022-02-24 | デンカ株式会社 | 電気化学的処理工法及び電極用ユニットパネル |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4440605A (en) * | 1981-02-13 | 1984-04-03 | The Marine Resources Company | Repair of reinforced concrete structures by mineral accretion |
JPS61221434A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-10-01 | 内田 欣一 | 老朽化した鉄筋及び鉄骨コンクリ−トの構造物及建造物の蘇生法 |
US4832803A (en) * | 1985-04-17 | 1989-05-23 | Oystein Vennesland | Removal of chlorides from concrete |
JP2649090B2 (ja) * | 1989-09-06 | 1997-09-03 | 東急建設 株式会社 | Rc・src構造物の脱塩方法 |
-
1993
- 1993-02-24 IL IL10483793A patent/IL104837A/en not_active IP Right Cessation
- 1993-03-04 ZA ZA931554A patent/ZA931554B/xx unknown
- 1993-03-19 TW TW82102013A patent/TW222680B/zh active
- 1993-03-19 MY MYPI9300497 patent/MY136951A/en unknown
- 1993-03-23 CN CN93103422A patent/CN1094996C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1993-03-23 JP JP5064194A patent/JP2783957B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106119859A (zh) * | 2016-08-10 | 2016-11-16 | 江苏溧阳建设集团有限公司 | 一种钢筋混凝土阴极保护装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IL104837A (en) | 1996-01-31 |
CN1094996C (zh) | 2002-11-27 |
ZA931554B (en) | 1993-10-13 |
IL104837A0 (en) | 1993-06-10 |
TW222680B (ja) | 1994-04-21 |
MY136951A (en) | 2008-12-31 |
JPH07232976A (ja) | 1995-09-05 |
CN1077232A (zh) | 1993-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2783957B2 (ja) | コンクリート内の鋼材を不動態化する方法 | |
US8273239B2 (en) | Corrosion protection of steel in concrete | |
US20150060298A1 (en) | Method for the galvanic protection of a reinforced concrete structure | |
JPH02302384A (ja) | 塩化物除去による鉄筋コンクリート修復方法 | |
CZ20031374A3 (cs) | Katodická ochrana oceli v železobetonu elektroosmotickým zpracováním | |
Jones | The application of electrode kinetics to the theory and practice of cathodic protection | |
US6322691B1 (en) | Method for passivating steel in large structures formed of steel-reinforced concrete | |
US20130020191A1 (en) | Corrosion protection of steel in concrete | |
CA2380137A1 (en) | Method of treating corrosion in reinforced concrete structures by providing a uniform surface potential | |
Otero et al. | Electrochemical chloride removal from reinforced concrete structures and its ability to repassivate prerusted steel surfaces | |
EA004161B1 (ru) | Способ обработки железобетонной конструкции со стальной арматурой посредством пропитки конструкции катионами ингибитора | |
ATE307943T1 (de) | Verfahren zur lieferung von elektrischem strom an spannbeton | |
KR20130045484A (ko) | 콘크리트 구조물에 대한 간헐적인 전기방식 방법, 콘크리트 구조물에 대한 간헐적인 전기방식시스템 및 원전구조물에 대한 간헐적인 전기방식 시스템 | |
JP6618212B2 (ja) | コンクリートの脱塩処理システム、再アルカリ化処理システム、並びにこれらに用いる塩分センサ及びpHセンサ | |
JP2020034563A (ja) | 塩分検出電極ワイヤ、塩分検出電極ワイヤのキャリブレーション方法、pH検出電極ワイヤ、及び、pH検出電極ワイヤのキャリブレーション方法 | |
JP3628378B2 (ja) | 鉄筋コンクリート構造物の電気防食方法及びその装置 | |
JPH11200516A (ja) | 防食補強コンクリート組立体並びにその防食方法及び組立方法 | |
Whitmore et al. | Two-Stage, Self-Powered, Corrosion Protection System Extends the Life of Reinforced Concrete Structures | |
AU6509694A (en) | Method for treating reinforced concrete and/or the reinforcement thereof | |
JP2649090B2 (ja) | Rc・src構造物の脱塩方法 | |
JPS62287086A (ja) | 鉄筋コンクリ−ト構造物における鉄筋の防蝕方法 | |
RU2249496C2 (ru) | Комбинированный электрод для электрохимической восстановительной обработки поврежденного коррозией железобетона и способ управления таким электродом | |
US20240279817A1 (en) | Methods for controlling and monitoring the degree of cathodic protection for metal structures and buried pipelines using coupled multielectrode sensors | |
JPH0420662A (ja) | コンクリートの破壊方法 | |
David Whitmore et al. | Two-Stage, Self-Powered, Corrosion Protection System Extends the Life of Reinforced Concrete Structures |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100522 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110522 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110522 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120522 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130522 Year of fee payment: 15 |