JP2783782B2 - キャップ付き容器 - Google Patents
キャップ付き容器Info
- Publication number
- JP2783782B2 JP2783782B2 JP8087053A JP8705396A JP2783782B2 JP 2783782 B2 JP2783782 B2 JP 2783782B2 JP 8087053 A JP8087053 A JP 8087053A JP 8705396 A JP8705396 A JP 8705396A JP 2783782 B2 JP2783782 B2 JP 2783782B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- container
- ridge
- outer lid
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、食用油、各種調味
料などの種々の内容物を収納するガラスびんなどのキャ
ップ付きの容器に関する。
料などの種々の内容物を収納するガラスびんなどのキャ
ップ付きの容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の容器は、キャップを嵌着するため
に、口部外周に全周にわたって突条が設けられていた。
また、キャップの筒壁内周にも突条が設けられており、
キャップを容器口部に対し機械的に上方から一挙に打栓
することで、容器口部外周に形成されている突条とキャ
ップの突条とが強固に嵌合する。
に、口部外周に全周にわたって突条が設けられていた。
また、キャップの筒壁内周にも突条が設けられており、
キャップを容器口部に対し機械的に上方から一挙に打栓
することで、容器口部外周に形成されている突条とキャ
ップの突条とが強固に嵌合する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の容器は、
内容物を充填した後に、機械的に強い力で上方から一気
に打栓され、容器とキャップとが強固に嵌合するので、
容器からキャップを取り外すことは人力ではきわめて困
難である。本発明は、内容物を消費した後にキャップを
容器から容易に取り外すことを可能とし、容器とキャッ
プとを分別して回収することで容器のリサイクル、及び
資源の有効利用を実現するためになされたものである。
内容物を充填した後に、機械的に強い力で上方から一気
に打栓され、容器とキャップとが強固に嵌合するので、
容器からキャップを取り外すことは人力ではきわめて困
難である。本発明は、内容物を消費した後にキャップを
容器から容易に取り外すことを可能とし、容器とキャッ
プとを分別して回収することで容器のリサイクル、及び
資源の有効利用を実現するためになされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器の口部外
周に形成された突条にキャップ筒壁内周に形成された突
条を嵌合してキャップを容器に取り付けたキャップ付き
容器において、容器の突条が形成されていないか、又は
極端に小さく形成されている開放部を有し、キャップに
は引き手手段として該開放部の付近の筒壁にヒンジで連
結された外蓋が形成されており、該外蓋を引くことでキ
ャップを容器から取り外すことができることを特徴とす
るキャップ付き容器である。びん突条の開放部において
は、突条が形成されていないか、又は極端に小さく形成
されているので、当該部分においてはキャップと容器と
の嵌合が行われていない。そこで、この開放部でキャッ
プを上方に引くと、キャップが抜け初め、ついにはキャ
ップを容器から取り外すことができる。
周に形成された突条にキャップ筒壁内周に形成された突
条を嵌合してキャップを容器に取り付けたキャップ付き
容器において、容器の突条が形成されていないか、又は
極端に小さく形成されている開放部を有し、キャップに
は引き手手段として該開放部の付近の筒壁にヒンジで連
結された外蓋が形成されており、該外蓋を引くことでキ
ャップを容器から取り外すことができることを特徴とす
るキャップ付き容器である。びん突条の開放部において
は、突条が形成されていないか、又は極端に小さく形成
されているので、当該部分においてはキャップと容器と
の嵌合が行われていない。そこで、この開放部でキャッ
プを上方に引くと、キャップが抜け初め、ついにはキャ
ップを容器から取り外すことができる。
【０００５】キャップには引き手手段が設けられてお
り、この引き手手段が前記の開放部付近に位置している
ので、キャップの引き手手段を引張ることで、キャップ
を容易に取り外すことができる。本発明のキャップは、
外蓋が筒壁にヒンジで取り付けられているいわゆるヒン
ジキャップであり、外蓋を引き手手段として用いるの
で、ことさら特別の引き手手段を設ける必要がない。キ
ャップのヒンジ部分は容器の開放部の近傍に設けられ
る。ビンジ部分の中心と開放部の中心を一致させれば最
も好適である。
り、この引き手手段が前記の開放部付近に位置している
ので、キャップの引き手手段を引張ることで、キャップ
を容易に取り外すことができる。本発明のキャップは、
外蓋が筒壁にヒンジで取り付けられているいわゆるヒン
ジキャップであり、外蓋を引き手手段として用いるの
で、ことさら特別の引き手手段を設ける必要がない。キ
ャップのヒンジ部分は容器の開放部の近傍に設けられ
る。ビンジ部分の中心と開放部の中心を一致させれば最
も好適である。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面を参照
しつつ、本願の発明を詳細に説明する。図１は容器１に
キャップ４を装着した実施例の断面図、図２は容器１の
上面図である。
しつつ、本願の発明を詳細に説明する。図１は容器１に
キャップ４を装着した実施例の断面図、図２は容器１の
上面図である。
【０００７】容器１はガラス製のびんで、図１、２に示
すように、口部外周の上端に突条２が形成されている
が、１部が突条の欠落した開放部３となっている。この
突条は、図１に示すように、キャップ４の筒壁５の内周
に形成されている突条６と嵌合し、キャップ４は強固に
容器１に装着される。キャップ４はプラスチック製のい
わゆるヒンジキャップで、筒壁５に外蓋１１がヒンジ１
２で一体成形により取り付けられている。筒壁５の内周
には容器１の口部外周に形成された突条１２と嵌合する
突条６が設けられている。筒壁５の上部には注出口７
が、その内部にはプルリング８が形成され、プルリング
８を引くことで環状の切断部９が切断され、開栓され
る。なお、１０はシール筒部で、これが容器１口部の内
周に密着して内容物をシールする。また、キャップのヒ
ンジ１２はその中心線が容器の開放部３の中心線と一致
する位置に設けられている。
すように、口部外周の上端に突条２が形成されている
が、１部が突条の欠落した開放部３となっている。この
突条は、図１に示すように、キャップ４の筒壁５の内周
に形成されている突条６と嵌合し、キャップ４は強固に
容器１に装着される。キャップ４はプラスチック製のい
わゆるヒンジキャップで、筒壁５に外蓋１１がヒンジ１
２で一体成形により取り付けられている。筒壁５の内周
には容器１の口部外周に形成された突条１２と嵌合する
突条６が設けられている。筒壁５の上部には注出口７
が、その内部にはプルリング８が形成され、プルリング
８を引くことで環状の切断部９が切断され、開栓され
る。なお、１０はシール筒部で、これが容器１口部の内
周に密着して内容物をシールする。また、キャップのヒ
ンジ１２はその中心線が容器の開放部３の中心線と一致
する位置に設けられている。
【０００８】キャップ４を容器１から取り外すときは、
外蓋１１を矢印方向、すなわち上方に引張る。ヒンジ部
分における容器の突条２は、図１の左側に示すように開
放部３となっており、キャップの突条６と嵌合状態にな
いので、キャップ４はこの部分から容易に容器から外れ
はじめ、さらに外蓋を上方に引張るとキャップは完全に
容器から脱落する。
外蓋１１を矢印方向、すなわち上方に引張る。ヒンジ部
分における容器の突条２は、図１の左側に示すように開
放部３となっており、キャップの突条６と嵌合状態にな
いので、キャップ４はこの部分から容易に容器から外れ
はじめ、さらに外蓋を上方に引張るとキャップは完全に
容器から脱落する。
【０００９】引き手手段の位置は、キャップの取り外し
に支障がなければ、完全に開放部の位置に一致させる必
要はないが、実施例のように完全に一致させるとキャッ
プの取り外し作業がより容易となる。開放部の長さはキ
ャップの取り外しが容易に行えて、しかも容器の使用中
に平易にキャップが脱落しないように、適宜設計され
る。
に支障がなければ、完全に開放部の位置に一致させる必
要はないが、実施例のように完全に一致させるとキャッ
プの取り外し作業がより容易となる。開放部の長さはキ
ャップの取り外しが容易に行えて、しかも容器の使用中
に平易にキャップが脱落しないように、適宜設計され
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明のキャップ付き容器は、使用後に
キャップをびん等の容器から容易に取り外すことができ
るので、使用後の容器とキャップを分別して処理するこ
とが可能となり、びんのリサイクルやプラスチック材料
の再生利用を実現でき、資源の有効利用に貢献する。キ
ヤップの外蓋が引き手手段として用いられるので、こと
さら特別の引き手手段を設ける必要がない。
キャップをびん等の容器から容易に取り外すことができ
るので、使用後の容器とキャップを分別して処理するこ
とが可能となり、びんのリサイクルやプラスチック材料
の再生利用を実現でき、資源の有効利用に貢献する。キ
ヤップの外蓋が引き手手段として用いられるので、こと
さら特別の引き手手段を設ける必要がない。
【図１】容器１にキャップ４を装着した実施例の断面図
である。
である。
【図２】容器１の上面図である。
１ 容器 ２ 突条 ３ 開放部 ４ キャップ ５ 筒壁 ６ 突条 ７ 注出口 ８ プルリング ９ 切断部 １０ シール筒部 １１ 外蓋 １２ ヒンジ
Claims (1)
- 【請求項１】 容器の口部外周に形成された突条にキャ
ップ筒壁内周に形成された突条を嵌合してキャップを容
器に取り付けたキャップ付き容器において、容器の突条
が形成されていないか、又は極端に小さく形成されてい
る開放部を有し、キャップには引き手手段として該開放
部の付近の筒壁にヒンジで連結された外蓋が形成されて
おり、該外蓋を引くことでキャップを容器から取り外す
ことができることを特徴とするキャップ付き容器
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8087053A JP2783782B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | キャップ付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8087053A JP2783782B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | キャップ付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09249246A JPH09249246A (ja) | 1997-09-22 |
| JP2783782B2 true JP2783782B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13904207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8087053A Expired - Fee Related JP2783782B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | キャップ付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2783782B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5832242B2 (ja) * | 2011-10-28 | 2015-12-16 | 株式会社吉野工業所 | 中栓付き容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH068248U (ja) * | 1992-01-13 | 1994-02-01 | 村瀬硝子株式会社 | ガラス容器 |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP8087053A patent/JP2783782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09249246A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980428 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522 Year of fee payment: 11 |
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