JP2783481B2 - インナードラム走査型記録装置 - Google Patents
インナードラム走査型記録装置Info
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- JP2783481B2 JP2783481B2 JP4067581A JP6758192A JP2783481B2 JP 2783481 B2 JP2783481 B2 JP 2783481B2 JP 4067581 A JP4067581 A JP 4067581A JP 6758192 A JP6758192 A JP 6758192A JP 2783481 B2 JP2783481 B2 JP 2783481B2
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- scanning
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Description
保持された記録シートに対して、光偏向器により複数の
記録用光ビームを回転走査させ、画像等の記録を行うイ
ンナードラム走査型記録装置に関する。
てレーザビームを走査させることにより、高分解能の画
像等を高速度で記録することのできるレーザプリンタ装
置が開発されている。
状の記録シートに対してレーザビームを主走査すること
で記録を行うタイプ、主走査方向に回転するドラムの外
周面に貼着された記録シートに対してレーザビームを主
走査方向に走査することで記録を行うタイプ、および、
ドラムの円筒内周面に貼着された記録シートに対してレ
ーザビームを回転走査させることで記録を行うタイプが
ある。
た記録シートに対してレーザビームを回転走査させるタ
イプは、記録中における記録シートの剥離がなく、ま
た、高速走査性、経済性等に優れるため、多用されてい
る。図4にこのタイプのレーザプリンタ装置を示す。
録シートSが貼着されたドラム2の中心軸上にレーザビ
ーム走査部4を配設している。前記レーザビーム走査部
4は、回転軸6を介して矢印方向に高速で回転してお
り、その内部には、レーザビーム発生器8からのレーザ
ビームLがアパーチャ10を介して導入される。レーザ
ビーム走査部4内に導入されたレーザビームLは、傾斜
したミラー12によって反射された後、集光レンズ14
で集光されて記録シートS上に照射される。そして、前
記レーザビーム走査部4またはドラム2を回転軸6に沿
って移動させることにより、記録シートSに対して画像
等が記録される。
は、走査線密度の向上および走査速度のさらなる向上が
望まれている。これを実現しようとする場合、レーザビ
ーム走査部4の回転速度を高く設定し、且つ、レーザビ
ーム発生器8の光変調周波数を高くすることが考えられ
るが、それには自ずと限界があることは周知の通りであ
る。
62−171271号に開示された「レーザファクシミ
リ受信装置」がある。この装置では、図4に示すアパー
チャ10に対して複数の開口部を設け、前記複数の開口
部に対して複数のレーザビーム発生器から出力されるレ
ーザビームを導くことにより、記録シートSに同時に複
数の走査線を形成し、これによって走査線密度あるいは
走査速度の向上を図っている。なお、前記複数のレーザ
ビーム発生器とアパーチャの前記複数の開口部との間に
は、所定のレーザビームを回転する所定の開口部に導く
ことで記録シートS上でのレーザビームの交差を回避す
るため、ホログラム素子等の光学的接続手段を設けてい
る。
従来技術においては、アパーチャの開口部の像を記録シ
ートS上に縮小して結像するため、前記記録シートSに
近接させて集光レンズを設けなければならない。この場
合、前記レンズをミラーとともに高速度で、且つ、安定
して回転させることは、極めて困難である。
たもので、画像等を高密度に記録し、あるいは、高速度
で安定して走査することのできるインナードラム走査型
記録装置を提供することを目的とする。
めに、本発明は、円筒内周面に記録シートを保持するド
ラムと、記録用光ビームを出力する少なくとも2以上の
光源と、複数の前記記録用光ビームを記録シートに対し
て回転走査させる第1の光偏向器と、少なくとも1以上
の前記光源と前記第1の光偏向器との間に配設され、前
記第1の光偏向器の回転速度と同一の回転速度で回転
し、当該光源からの記録用光ビームを他の光源からの記
録用光ビームとは異なる所定方向に偏向して前記第1の
光偏向器に導く第2の光偏向器と、を備えることを特徴
とする。
は、少なくとも2以上の光源より出力されるレーザビー
ムの中、少なくとも1以上のレーザビームを一定の回転
速度で回転する第2の光偏向器によって偏向させた後、
前記第2の光偏向器と同一の回転速度で回転する第1の
光偏向器で偏向させることにより、複数のレーザビーム
を交差させることなく同時に記録シートに導き、高密度
記録、あるいは、高速度走査を行うことができる。
について、実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
のインナードラム走査型記録装置を示す。このインナー
ドラム走査型記録装置20は、画像等の記録される記録
シートSを円筒内周面に保持するドラム22と、複数の
レーザビームL1 、L2 を発生するレーザビーム発生器
24と、前記ドラム22の中心軸に対して同心状に配設
され、前記レーザビームL1 、L2 を前記記録シートS
に対して走査するレーザビーム走査部26とから基本的
に構成される。なお、レーザビーム走査部26は、図示
しない駆動機構により、ドラム22の中心軸に沿って矢
印X方向に副走査移動するように構成されている。
ーザビーム走査部26の構成を詳細に示したものであ
る。レーザビーム発生器24は、レーザビームL1 を出
力するレーザダイオード28と、前記レーザビームL1
を平行光束とするコリメータレンズ30と、レーザビー
ムL2 を出力するレーザダイオード32と、前記レーザ
ビームL2 を平行光束とするコリメータレンズ34とか
ら構成される。なお、レーザビーム発生器24から出力
されたレーザビームL1 、L2 は、平行光束としてレー
ザビーム走査部26に導入される。
L2 を入射方向に対して角度Δθだけ偏向し、且つ、図
1に示す矢印Y方向に回転させる第2の光偏向器である
ウェッジプリズム42を有する。ウェッジプリズム42
は、図3に示すように、頂角αのプリズムより構成され
る。また、レーザビーム走査部26は、レーザビームL
1 と同一光軸上に設定される集光レンズ44を有する。
集光レンズ44は、レーザビーム発生器24から直接入
射したレーザビームL1 および前記ウェッジプリズム4
2を透過したレーザビームL2 を記録シートSに対して
集光するものである。
は、以下のように設定されている。すなわち、ウェッジ
プリズム42を構成する材料の屈折率をnとすると、 Δθ=(n−1)・α …(1) となる。また、レーザビームL1 、L2 の記録シートS
上での間隔をp、集光レンズ44の焦点距離をfとする
と、 p≒f・Δθ …(2) となる。従って、頂角αは、 α≒p/(f・(n−1)) …(3) に設定される。
ビームL1 の入射方向に対して略45°の傾斜角に設定
された反射面48を有した光偏向器50(第1の光偏向
器)を備える。この光偏向器50は、レーザビームL1
の光軸を中心としてモータ52により、図1に示す矢印
Y方向に高速で回転駆動される。そして、前記モータ5
2の駆動軸には、ギヤ54が設けられており、このギヤ
54には、ギヤ56および58を介して、ウェッジプリ
ズム42外周部に設けられたギヤ60が連結される。な
お、ギヤ54、60間のギヤ比は、1:1に設定されて
いる。
20は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。
レーザダイオード28より出力されたレーザビームL1
は、コリメータレンズ30によって平行光束とされ、集
光レンズ44で集光された後、モータ52によって高速
で回転する光偏向器50の反射面48により反射され、
記録シートSに導かれる。この場合、前記レーザビーム
L1 が記録シートS上を高速で回転走査する一方、レー
ザビーム走査部26が矢印X方向に副走査移動するた
め、記録シートSには、レーザビームL1 による画像等
が記録される。
ーザダイオード32より出力されたレーザビームL
2 は、コリメータレンズ34によって平行光束とされた
後、レーザビーム走査部26におけるウェッジプリズム
42に入射する。そこで、レーザビームL2 は、前記ウ
ェッジプリズム42により角度Δθだけ屈折され、集光
レンズ44で集光された後、モータ52によって高速で
回転する光偏向器50の反射面48により反射され、記
録シートSに導かれる。
ータ52の駆動軸に連結されたギヤ54、56、58お
よび60を介して矢印Y方向に回転している。従って、
ウェッジプリズム42を通過したレーザビームL2 は、
頂角が2Δθの円錐面に沿って回転しながら集光レンズ
44を介して光偏向器50に入射する。この場合、ウェ
ッジプリズム42の回転数は、光偏向器50の回転数と
同一に設定されているため、レーザビームL1 、L2 が
交差することなく記録シートSに導かれることになる。
この結果、光偏向器50の回転数を高くし、且つ、レー
ザビームL1 、L2 の変調周波数を高くする処置をとる
ことなく、記録シートSに対して2本のレーザビームL
1 、L2 により高密度の画像等を記録し、あるいは、矢
印X方向に対する副走査速度を速くして高速走査を行う
ことが可能となる。また、本実施例では、従来例におけ
るアパーチャの開口部の像を記録シートに近接配置した
集光レンズによって縮小して前記記録シート上に形成す
る必要がない。従って、ウェッジプリズム42および光
偏向器50を安定して高速に回転させることができ、高
密度画像等の記録、高速走査をさらに促進することがで
きるとともに、安定した画像等を得ることもできる利点
がある。
L2 を角度Δθだけ偏向するためにウェッジプリズム4
2を用いているが、ウェッジプリズム42の代わりにホ
ログラム素子を用い、これを回転させるようにしてもよ
い。また、レーザビームL2の光路中に反射ミラーを所
定角度傾斜させて配設し、これを回転させることで同様
にしてレーザビームL2 を偏向させることも可能であ
る。さらに、光学格子を用いてレーザビームL2 を偏向
させるようにしてもよい。
装置によれば、以下の効果が得られる。
ザビームの中、少なくとも1つ以上のレーザビームを、
一定の回転速度で回転する第2の光偏向器によって所定
角度偏向させた後、他の偏向されないレーザビームとと
もに前記第2の光偏向器と同一の回転速度で回転する第
1の光偏向器によって記録シートに導いている。従っ
て、複数のレーザビームを交差させることなく同時に記
録シートに導くことができる。この結果、記録シート
は、同時に複数のレーザビームによって走査されるた
め、画像等を高密度に記録し、あるいは、高速度で記録
を行うことができる。また、アパーチャの開口部の像を
縮小して形成する集光レンズを記録シートの近傍に配設
する必要がないため、光偏向器およびプリズムを安定し
て回転させることができ、これによって安定した画像等
を得ることもできる。
概略構成図である。
構成説明図である。
る。
の概略構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】円筒内周面に記録シートを保持するドラム
と、 記録用光ビームを出力する少なくとも2以上の光源と、 複数の前記記録用光ビームを記録シートに対して回転走
査させる第1の光偏向器と、 少なくとも1以上の前記光源と前記第1の光偏向器との
間に配設され、前記第1の光偏向器の回転速度と同一の
回転速度で回転し、当該光源からの記録用光ビームを他
の光源からの記録用光ビームとは異なる所定方向に偏向
して前記第1の光偏向器に導く第2の光偏向器と、 を備えることを特徴とするインナードラム走査型記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067581A JP2783481B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インナードラム走査型記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067581A JP2783481B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インナードラム走査型記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05276335A JPH05276335A (ja) | 1993-10-22 |
JP2783481B2 true JP2783481B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=13349039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067581A Expired - Lifetime JP2783481B2 (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | インナードラム走査型記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2783481B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2404763A2 (en) | 2010-07-09 | 2012-01-11 | Fujifilm Corporation | Counterfeiting prevention device having printing and birefringence pattern |
EP2413168A1 (en) | 2010-07-28 | 2012-02-01 | Fujifilm Corporation | Birefringence pattern builder |
WO2012067128A1 (ja) | 2010-11-19 | 2012-05-24 | 富士フイルム株式会社 | 複屈折パターン転写箔 |
WO2013042737A1 (ja) | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 富士フイルム株式会社 | 潜像を有する物品 |
WO2013047633A1 (ja) | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 潜像を有する物品及びこれを撮影する潜像撮影装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0840493B1 (en) | 1996-10-30 | 2005-06-15 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method and Apparatus for Inner Face Scanning with Multi Beams |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP4067581A patent/JP2783481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2404763A2 (en) | 2010-07-09 | 2012-01-11 | Fujifilm Corporation | Counterfeiting prevention device having printing and birefringence pattern |
EP2413168A1 (en) | 2010-07-28 | 2012-02-01 | Fujifilm Corporation | Birefringence pattern builder |
WO2012067128A1 (ja) | 2010-11-19 | 2012-05-24 | 富士フイルム株式会社 | 複屈折パターン転写箔 |
WO2013042737A1 (ja) | 2011-09-21 | 2013-03-28 | 富士フイルム株式会社 | 潜像を有する物品 |
WO2013047633A1 (ja) | 2011-09-28 | 2013-04-04 | 富士フイルム株式会社 | 潜像を有する物品及びこれを撮影する潜像撮影装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05276335A (ja) | 1993-10-22 |
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