JP2783422B2 - 全芳香族ポリアミド組成物 - Google Patents

全芳香族ポリアミド組成物

Info

Publication number
JP2783422B2
JP2783422B2 JP1149937A JP14993789A JP2783422B2 JP 2783422 B2 JP2783422 B2 JP 2783422B2 JP 1149937 A JP1149937 A JP 1149937A JP 14993789 A JP14993789 A JP 14993789A JP 2783422 B2 JP2783422 B2 JP 2783422B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
aramid
colorant
photobleachable
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1149937A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02229281A (ja
Inventor
為丸 江嵜
俊平 楢村
昭夫 大森
裕 伊藤
宏直 船曳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURARE KK
Original Assignee
KURARE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURARE KK filed Critical KURARE KK
Priority to JP1149937A priority Critical patent/JP2783422B2/ja
Publication of JPH02229281A publication Critical patent/JPH02229281A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2783422B2 publication Critical patent/JP2783422B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は耐光変色性に優れた全芳香族ポリアミド(以
下アラミドと略記)組成物に関する。詳しくは光退色性
顔料を含有させることにより、優れた耐光変色性を有す
るアラミド組成物に関する。
<従来の技術> アラミドは、その剛直な分子鎖構造と高い結晶性のた
め、優れた耐熱性を有している。他のポリマーにはみら
れない耐熱性及び難燃性をいかして、最近のハイテク化
の波にも乗り、アラミドの繊維、膜、成形物の需要はま
すます増えつつある。審美性が要求される衣料、寝具や
インテリアなどの分野に使用するためには各種の色相に
着色できることおよびその色相が光などで変色しないこ
とが重要となる。アラミドは剛直な分子鎖構造と高い結
晶性のため、例えばアラミド繊維を染色する場合、染料
分子が拡散しにくく、満足な色相を得ることができない
ため、ポリマー分子自体に染料分子と親和性のある官能
基を導入したりすることが試みられているが、アラミド
の特長である耐熱性を低下させるので好ましくない。そ
こで予めポリマーに耐熱性の優れた、光劣化し難い顔料
を練り込んでから成形する原着法で着色することが提案
されている(特公昭51−45688、特公昭55−26208な
ど)。しかしこれらの方法も顔料自体は光分解せず変色
しなくともアラミドが光照射により劣化しポリマー自体
が変色するためアラミド組成物としては、変色し満足な
結果は得られていない。
そして、アラミドを劣化変色させる有害な波長である
360〜380mμの波長領域を吸収する紫外線吸収剤を含有
せしめることが提案されている(特開昭49−58147)
が、変色防止効果が小さく、さらに150〜200℃で熱セツ
トすると紫外線吸収剤が昇華し効果がなくなる。また有
害波長を遮光する着色充填剤を含有せしめることも提案
されている(特開昭49−115148)が、変色防止効果は充
分でない。
<本発明が解決しようとする課題> 以上の如く、アラミドの耐光変色について数多くの改
良研究がなされてきたにもかかわらず、有効な対策のな
いのが現状である。
たとえばポリエステル繊維に対しては耐光性が5級以
上の顔料や染料でもアラミド繊維に対しては1級となる
ケースは数多くあり、アラミドと共存すると顔料や染料
の光分解性が著しく促進されるという問題とともに、ア
ラミド自体も熱には強いが、光には鋭敏で容易に黄変す
るという問題を有している。
<課題を解決するための手段> 以上のような状況に鑑みて、本発明者らは新しい考え
方で耐光変色性を改良すべく鋭意研究した結果、特定の
光退色性顔料を含有させることにより、光照射してもア
ラミドが変色しないことを見出し、本発明を達成した。
すなわち本発明は、アラミドとアラミドに対して0.02
〜10重量%の光退色性着色剤よりなり、該組成物のフエ
ードメーター5時間および20時間照射後の耐光性がいず
れも2号以上であることを特徴とするアラミド組成物で
ある。
本発明に用いるアラミドは、アミド結合が芳香核に直
結した全芳香族ポリアミドを主たる構成々分とするもの
であり、(a)芳香族多価アミンと芳香族カルボン酸ハ
ライド、(b)芳香族多価アミンと芳香族多価カルボン
酸エステル、(c)芳香族多価アミンと芳香族多価カル
ボン酸、(d)芳香族多価イソシアネートと芳香族多価
カルボン酸などのモノマーの組合わせを重縮合すること
によつて得られるポリマーである。この中でも芳香核が
メタ−メタあるいはメタ−パラで結合しているアラミド
が適度な伸度とヤング率を有しており衣料用途に適して
いるため、本発明組成物として好適である。
このアラミドに光退色性着色剤を配合することが本発
明の重要なポイントである。耐光変色性を改良するため
に光退色性着色剤を用いることは一見不合理であるよう
にみえるが、本発明が耐光変色性に優れる原理を図1に
モデル的に示した。すなわち、光照射前は、アラミド自
体はほとんど着色していないが、光退色性着色剤により
組成物は着色している。一方光照射されると、アラミド
自体は徐々に着色してくるが、光退色性着色剤が退色し
て、丁度補償し組成物としては色相を同一に維持する。
従つてこの原理に基づいて耐光変色性の優れた組成物と
するためには、組成物の初期の色相を、光照射後のアラ
ミドの色相に一致させ、かつ、ポリマーの着色速度と光
退色性着色剤の退色速度をほぼ同じとすることが重要で
ある。用いる着色剤は光照射後のアラミドの色相に一致
すればどんな着色剤でもよいが、一般にアラミドは黄変
するので黄、橙、ピンク、赤、茶などの黄色系着色剤が
好ましい。光黄変後のポリマーの色相によつては、青色
系も用いることができる。例えばポリマーの黄変色がく
すんでいる場合、くすみ付けのために黄色系の補色とな
る青色系などの光退色性着色剤を黄色系に0.1〜20重量
%混合すると、より好ましい。すなわち、本発明はフエ
ードメーター20時間照射後の耐光性がグレースケール判
定で2号未満の全芳香族ポリアミドに対して適用するこ
とが好ましい。
本発明で用いる光退色性着色剤はアラミドと混合時光
分解し易いものを選択するが、さらにたとえば特公昭51
−45688や特公昭55−56208などに記載されているアラミ
ド原着用顔料に比べ、アラミドと共存すると高温時熱分
解し易い傾向にある。アラミドの繊維製造工程では乾熱
処理部で300℃以上となるため、熱退色する。従つて原
着法で本発明組成物を得る場合、乾熱処理後の色相をア
ラミドの光黄変色に調色する必要がある。熱処理前は赤
や茶の着色剤でも、熱処理により熱退色し、アラミドの
黄変色に類似の色相であれば使用しうる。また前述の如
く、青色系も使用することが好ましい場合もある。
本発明に用いられる黄色系顔料の例をC.I.Nameで具体
的に列挙すると、Pigment Yellow−13,−14,−83,−97,
Pigment Orange−13,−16,−31,−34,−36,−62,Pigmen
t Red−171,−175,Pigment Brown−25などであり、さら
に一般式 (但し、式中Xは塩素原子または水素原子で、nは1〜
4の整数であり、R1またはR2はニトロ基、C1〜C2の低級
アルキル基、C1〜C2の低級アルコキシ基、水素原子また
はハロゲン原子を表わし、そしてR3はハロゲン原子、メ
チル基、メトキシ基、エトキシ基、アセチルアミノ基、
フエニルカルバモイル基を有してもよいフエニル基、ま
たはフタルイミド基、またはベンツイミダゾロン基を表
わす。) で表わされるアゾ顔料などである。
これらの顔料は、アラミド以外のポリマーに配合する
と充分な耐熱、耐光性を有し広く使用されているがアラ
ミド用としては不適性とされていた顔料であり、本発明
は、発想の転換によりこれらの顔料をアラミド用として
有効に使用することに大きな特徴がある。
これらの顔料を、該組成物のフエードメーター5時間
及び20時間照射後の耐光性がいずれの時間でも2〜3号
以上となるように配合しなければならない。ポリマーの
着色速度と顔料の退色速度がほぼ同じで、補償するよう
顔料銘柄と含有量を決める必要がある。含有量は、使用
顔料の色相、耐光性や耐熱性、および該アラミド組成物
製造時の雰囲気(酸化性か還元性か)や熱履歴などによ
つて決定しなければならないが、0.02%未満ではアラミ
ドの光変色が強く出て好ましくない。10%を越えると逆
に顔料の光退色が強く出て好ましくない。0.05〜1%で
あるとさらに好ましい。なお上記含有量は最外表面約1
μでの含有量であつて、たとえば複合紡糸繊維、複層成
形品やラミネート成形品の場合、該組成物の表面層部に
のみ、表面層のポリマーの重量あたり0.02〜10%が含有
されていればよい。ここでフエードメーター5時間及び
20時間照射後の耐光性はJIS−L−0842のブラツクパネ
ル63℃でグレースケール判定で評価する。アラミドポリ
マーの種類によつて光着色速度が異なるので着色剤の退
色速度もポリマーによつて変更する必要があるが、1種
類の着色剤では困難である場合も多く、退色速度の大き
いものと小さいものを適宜混合して退色速度を制御する
ことができる。
本発明では上記のアラミドと光退色性着色剤を必須成
分とするが、さらに、ベンゾトリアゾール系やヒンダー
ドフエノール系などの紫外線吸収剤、ヒンダードアミン
系などの光安定剤、無機系などの遮光剤といつた光劣化
防止剤、酸化チタンなどの艶消し剤、本発明に用いた顔
料以外の着色剤、難燃剤、風合改良剤などを含有してい
てもかまわない。特に有効な光劣化防止剤を含有させる
と、ポリマーの光変色性が小さくなり、光退色性着色剤
の含有量を減らすことができ、該組成物の色相をより淡
くすることが可能となるので好ましい。
本発明に組成物は繊維、フイルム、ロツドおよび三次
元成形物などの形状をとりうる。
次に本発明組成物の製造法について述べる。アラミド
は融点と熱分解温度が近いため溶融成形することは困難
であり、一般的には溶媒に溶かして、乾式法あるいは湿
式法で繊維やフイルムなどに成形される。光退色性着色
剤はアラミド成形前の原液状で混合しておいてもよい
し、成形後、後加工法により含有させてもよい。ここで
は一例として、光退色性顔料をアラミド原液中に分散せ
しめ湿式紡糸法によりアラミド繊維を製造する方法につ
いて述べる。
アラミドは、芳香族ジアミンと芳香族ジカルボン酸ハ
ライドから低温溶液重合法、低温界面重合法などにより
得ることができるし、あるいは芳香族ジイソシアネート
と芳香族ジカルボン酸から高温溶液重合法で得ることも
できる。このようにして得たポリマーは溶媒に溶解して
紡糸原液とする。溶液重合で得る場合はそのままあるい
は濃縮して紡糸原液としてもよい。またCaCl2,LiCl,LiB
r,ZnCl2などのポリマー溶解助剤を加えてもよい。これ
に前記の光退色性黄色系顔料および場合によつては他の
色相の顔料を加えて均一分散させるが、顔料ペースト段
階で微細に分散させておくことが好ましい。また顔料ペ
ーストを紡糸原液に添加する際、特に紡糸原液にCaCl2
などの2価イオンを含む場合顔料がシヨツク凝集を起こ
すことがあるので、顔料ペースト側に予め一部のアラミ
ドを添加するいわゆるマスターバツチ方式を採用した方
がよい場合もある。顔料ペーストを紡糸原液に添加する
方法として、紡糸原液タンクで予め混ぜて脱泡後ノズル
から押し出してもよく、紡糸原液タンクでは顔料ペース
トは添加せずに脱泡し、原液タンクとノズルの途中で原
液と顔料ペーストとを混ぜて直ちにノズルから押し出し
てもよい。後者の途中添加方式は銘柄切替時のロスが少
なく、長時間の分散安定性も不要であり、好ましい場合
が多い。
このようにして得られた光退色性黄色系顔料を0.02〜
10重量%/ポリマーを含有したアラミド紡糸原液を常法
により湿式紡糸する。ノズルは通常の湿式紡糸用のノズ
ル孔径0.05〜0.20mmφのものを用い、凝固浴は、CaCl2,
LiCl,LiBr,ZnCl2などの膨潤性金属塩類を10〜50wt%含
有し、さらに必要に応じて金属塩との合計濃度が20〜70
wt%となるよう原液と同じ溶媒を含有する水溶液であ
り、その浴温度は通常30℃〜沸点温度、好ましくは50〜
100℃に保持される。ノズルより凝固浴に押し出された
ゲル糸条は、直ちに1.2〜3倍の湿熱延伸後50〜100℃で
熱水洗滌するか、あるいは50〜100℃で熱水洗後1.2〜4
倍の熱水延伸を行ない、50〜200℃で乾燥し、つづいて3
00〜450℃の空気浴または不活性気体浴中で1.1〜3倍の
乾熱延伸を施こし、必要に応じて熱処理を行なうことに
より製造する。既述の如く、本発明に用いる光退色性顔
料は乾熱延伸時の300〜450℃の温度により分解し一部退
色する。高温である程、退色が大きく、通常の乾熱延伸
や乾熱処理では高温程着色が大きくなる傾向とは全く逆
の傾向を示すことが注目される。従つて乾熱延伸や乾熱
処理の条件によつてもポリマーの黄変色に合せるべくあ
る程度の色相の制御が可能である。
以上の様にして得られる組成物は高耐光性着色剤を用
いて着色することが可能である。高耐光性着色剤はアラ
ミド成形前の原液状で混合しておいてもよいし、成形
後、後加工法により含有させてもよい。
本発明に用いる高耐光性顔料は、アラミドの繊維製造
工程中の乾熱処理部300℃以上でも熱退色しない耐熱性
を有し、かつアラミド共存下でも顔料自体は殆んど光分
解しない顔料でなければならない。具体的には例えば溶
性アゾ顔料ではCI Pigment Red53、CI Pigment Red81、
不溶性アゾ顔料ではCI Pigment Yellow93、CI Pigment
Yellow 94、CI Pigment Brown23(CI−)、CI Pigment
Red3、CI Pigment Red144、CI Pigment Red214、スレン
系ではCI Vat Yellow1、CI Vat Orange7、CI Vat Red2
3、CI Pigment Red123、CI Vat Violet1、CI Vat Blue
4、CI Vat Brown3、フタロシアニン系ではCI Pigment B
lue15、CI Pigment Green7、CI Pigment Green36、キナ
クリドン系ではCI Pigment Red122、CI Pigment Violet
19、ジオキサジン系ではCI Pigment Violet23、CI Pigm
ent Violet37、イソインドリノン系ではCI Pigment Yel
low110、CI Pigment Orange42、CI Pigment Red180、CI
Pigment Orange61、チオインジゴ系ではCI Pigment Re
d88、アンスラキノン系ではCI Pigment Red177、CI Pig
ment Blue60、キノフタロン系ではCI Pigment Yellow13
8、ペリレン系ではCI Pigment Red149等であり、さらに
カーボンブラツクCI Pigment Black7および二酸化チタ
ンCI Pigment White6である。これらの高耐光性着色剤
を、光退色性着色剤と同時に配合し希望色に調色する。
高耐光性着色剤は、アラミドに対し10重量%を越えて配
合すると、強度低下の可能性があるので10重量%以下と
すべきである。また高耐光性着色剤の配合量が0.01重量
%未満では希望色に調色できないので0.01重量%以上と
すべきである。
<発明の効果・用途> 本発明組成物はアラミドの特長である耐熱性、難燃性
を保持しつつ、アラミドの欠点である耐光変色性を従来
と全く違つた着想により大幅改良したものである。従来
耐光変色性不良のためアラミドを展開することが困難で
あつた衣料分野特にライダースーツや消防服などの防護
衣料分野やインテリア分野まで巾広い用途へ利用ができ
る。
実施例1 テレフタル酸とトリレン−2,4−ジイソシアネートを
ジメチルイミダゾリジノン(以後DMIと略記する。)中
で溶液重合し、濃縮して、ポリ(4−メチル−1,3−フ
エニレンテレフタルアミド)を13%含有するDMI溶液を
得た。この紡糸原液をギヤポンプで70C.C./分送液し
た。一方ピグメントオレンジ−16とのDMI分散液にポリ
−(4−メチル−1,3−フエニレンテレフタルアミド)
のDMI溶液を添加して、顔料濃度2%、ポリマー濃度5
%の顔料ペーストのマスターバツチを作製した。なお、
得られたマスターバツチを顔料添加量が0.12%/ポリマ
ーとなるようギヤポンプで原液配管の中に送液し、ノズ
ルまでの配管途中に設置した24エレメントのスタチツク
ミキサー2本で紡糸原液と顔料とを混合し、得られた原
着原液を、0.14mmφ、孔数1000のノズルから、80℃のCa
Cl234%とDMI13%よりなる凝固浴水溶液に押し出し、1.
6倍の湿熱延伸を行ない、80℃で水洗し、油剤付与し、1
50℃で乾燥後、375℃の熱延伸炉で2.5倍の乾熱延伸を行
なうことにより原着アラミド繊維を得た。
得られた繊維の色相は、顔料を添加せずに同様にして
得た繊維のフエードメーター20時間照射後の色相にかな
り類似していた。また本実施例で得た繊維をフエードメ
ーターで5時間および20時間照射して、JIS法に従いグ
レースケールで変色度合を判定したところ、いずれの時
間も2〜3号以上となり、耐光変色性に優れていた。ま
たこの繊維を400℃で10分間無緊張で放置して乾熱収縮
率を測定したところ7%となり、高温での寸法安定性に
も優れていた。なお顔料を添加せずに得た繊維のフエー
ドメーター20時間後の耐光変色性は1号であつた。
実施例2 顔料を、Pigment Orange−16とN−フエニル−3−オ
キソ−2−〔〔4−〔(4,5,6,7−テトラクロロ−1−
オキソ−1H−イソインドール−3−イル)アミノ〕フエ
ニル〕アゾ〕−ブタナミドとで示される橙色アゾ顔料を
30:70の混合系とし、顔料添加量合計を0.3%/ポリマー
とする以外は実施例1と同様に原着アラミド繊維を得
た。
得られた繊維の耐光性を実施例1と同様に測定したと
ころ3号以上であつた。
実施例3 顔料を、Pigment Orange−16とN−(4−クロロ−2,
5−ジメトキシフエニル)−3−オキソ−2〔〔4−
〔(4,5,6,7−テトラクロロ−1−オキソ−1H−イソイ
ンドール−3−イル)アミノ〕フエニル〕アゾ〕−ブタ
ナミドで示される赤橙色アゾ顔料およびPigment Blue−
25を24:72:4の3種混合系とし、顔料添加量合計を0.4%
/ポリマーとする以外は実施例1と同様に原着アラミド
繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例1と同様に測定したと
ころ4号以上であつた。
実施例4 イソフタル酸クロライドのテトラヒドロフラン溶液に
メタフエニレンジアミンのテトラヒドロフラン溶液を徐
々に滴下し、得られた白色乳濁液を強力に撹拌されてい
る炭酸ソーダ水溶液中に投入し、洗滌、乾燥してポリ
(メタフエニレンイソフタルアミド)を得た。これを、
N−メチル−2−ピロリドン(NMP)とNMPに対して2%
のLiClを含有する溶媒中に21%となるよう溶解した。こ
の紡糸原液をギヤポンプで4.4C.C./分送液した。一方Pi
gment Brown−25と、実施例2で使用した橙色アゾ顔料
と、Pigment Blue−25の3種を26:72:2の割合で混合し
たNMP分散顔料ペーストに、ポリ−(メタフエニレンイ
ソフタルアミド)のNMP溶液を添加して、顔料濃度2
%、ポリマー濃度10%の顔料ペーストのマスターバツチ
を作製した。得られたマスターバツチを顔料添加量合計
が0.2%/ポリマーとなるようギヤポンプで原液配管等
の中に送液しノズルまでの配管途中に配置した15エレメ
ントのスタチツクミキサーで紡糸原液と顔料とを混合
し、得られた原着原液を、孔径0.1mm、孔数100のノズル
から80℃のCaCl239%とNMP5%よりなる凝固浴水溶液に
押し出し、80℃で水洗後、98℃の熱水中で2.8倍の湿熱
延伸を行ない、油剤付与し150℃で乾燥後、315℃のプレ
ートヒーター上で1.8倍の乾熱延伸を行なうことにより
ポリ(メタフエニレンイソフタルアミド)の原着繊維を
得た。
得られた繊維の耐光性を実施例1と同様に測定したと
ころ3号以上であつた。
比較例1 顔料を、Pigment Yellow−110とする以外は、全て実
施例1と同様にして原着アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例1と同様に測定したと
ころ、フエード照射時間5時間では良好であつたが、20
時間では1号となつた。本顔料は特公昭51−45688号に
記載の如くアラミド共存下の耐光変色がほとんどないた
め、フエード20時間照射によりアラミド自体の変色が原
着繊維の変色として発現してきたと思われる。
実施例5 テレフタル酸とトリレン−2,4−ジイソシアネートをD
MI中で溶液重合し、濃縮して、ポリ(4−メチル−1,3
−フエニレンテレフタルアミド)を13%含有するDMI溶
液を得た。この紡糸原液をギヤポンプで70C.C./分送液
した。一方顔料の方は光退色性顔料Pigment Orange−1
6、顔料濃度0.7%のDMI分散液と高耐光性顔料Pigment B
lue−15、顔料濃度7%のDMI分散液を混合し、ポリ(4
−メチル−1,3−フエニレンテレフタルアミド)のDMI溶
液を添加して、ポリマー濃度6%の顔料ペーストのマス
ターバツチを作成し、予め微細に撹拌分散させそれぞれ
別個の顔料タンクに入れ脱泡後顔料添加量がそれぞれ0.
35%/ポリマーおよび3.5%/ポリマーとなるようギヤ
ポンプで原液配管の中に送液し、ノズルまでの配管途中
に設置した24エレメントのスタチツクミキサー2で紡糸
原液と顔料とを混合し、得られた原着原液を、0.14mm
φ、孔数1000のノズルから、80℃のCaCl234%とDMI13%
よりなる凝固浴水溶液に押し出し、1.6倍の湿熱延伸を
行ない、80℃で水洗し、油剤付与し、150℃で乾燥後、3
73℃の熱延伸炉で2.5倍の乾熱延伸を行なうことにより
着色アラミド繊維を得た。得られた繊維をフエードメー
ターで5時間および20時間照射して、JIS法に従いグレ
ースケールで変色度合を判定したところ、いずれの時間
も3号となり、耐光変色性に優れていた。またこの繊維
を400℃で10分間無緊張で放置して乾熱収縮率を測定し
たところ7%となり、高温での寸法安定性にも優れてい
た。なお光退色性顔料のPigment Orange−16を添加しな
いで高耐光性顔料のPigment Blue−15だけで原着紡糸し
た繊維のフエードメーター20時間後の耐光変色性は1号
であつた。
実施例6 ネービーブルー色用に高耐光性顔料はPigment Blue−
15およびPigment Violet−23を50:50の割合で混合したD
MI分散液にポリ−(4−メチル−1,3−フエニレンテレ
フタルアミド)のDMI溶液を添加して顔料濃度3%、ポ
リマー濃度6%の顔料ペーストのマスターバツチを作成
し、予め微細に分散させ顔料タンクNo.1に入れ脱泡後顔
料添加量が1.0%/ポリマーとなるようギヤポンプで原
液配管の中に送液し、また光退色性顔料はPigment Oran
ge−16とN−フエニル−3−オキソ−2−〔〔4−
〔(4,5,6,7−テトラクロロ−1−オキソ−1H−イソイ
ンドール−3−イル)アミノ〕フエニル〕アゾ〕−ブタ
ナミドとで示される橙色アゾ顔料を30:70の混合系と
し、顔料濃度1%、ポリマー濃度6%の顔料ペーストの
マスターバツチを作成して、高耐光性顔料と同様な方法
で顔料タンクNo.2に入れ顔料添加量が0.3%/ポリマー
となるようギヤポンプで原液配管の中に途中添加した以
外は実施例5と同様に着色アラミド繊維を得た。なお乾
熱延伸時、炉温を5℃前後高目にすると光退色性顔料の
退色度合が大きくなり全着色組成物の色相はあざやかさ
を増し、逆に5℃前後低目にすると同顔料の退色は小さ
く色相はくすむ傾向を示した。
このネービーブルー色繊維の耐光性を実施例5と同様
に測定したところいずれの時間も4号以上であつた。な
お同実施例の比較として光退色性顔料を添加せず高耐光
性顔料のPigment Blue−15とPigment Violet−23の混合
系だけで原着紡糸した繊維のフエードメーター20時間後
の耐光変色性は1号であつた。
比較例2 スカイブルー色用に高耐光性顔料Pigment Blue−15、
Pigment Red−214、Pigment Violet−23およびPigment
Black−7を40:27.2:14.7:18.0の4種混合系とし、顔料
添加量合計を2.0%/ポリマー(光退色性顔料未添加)
とする以外は実施例5と同様に原着アラミド繊維を得
た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ1号であつた。
実施例7 高耐光性顔料を淡色であるベージユ色用にPigment Re
d−214とPigment Black−7を61:39の割合で混合し、顔
料添加量合計で0.1%/ポリマーとし、光退色性顔料はP
igment Orange−16とN−(4−クロロ−2,5−ジメトキ
シフエニル)−3−オキソ−2〔〔4−〔(4,5,6,7−
テトラクロロ−1−オキソ−1H−イソインドール−3−
イル)アミノ〕フエニル〕アゾ〕−ブタナミドで示され
る赤橙色アゾ顔料およびPigment Blue−25を24:72:4の
割合で混合し、顔料添加量を合計で0.33%/ポリマーと
する以外は実施例5と同様に着色アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ4〜5号であつた。なお同実施例の比較として耐光
性顔料の混合系のみで原着紡糸した繊維のフエードメー
ター20時間後の耐光性は1号であつた。
実施例8 高耐光性顔料としてPigment Blue−15を0.03%/ポリ
マー配合し、光退色性顔料として、Pigment Orange−16
とN−フエニル−3−オキソ−2−〔〔4−(4,5,6,7
−テトラクロロ−1−オキソ−1H−イソインドール−3
−イル)アミノ〕フエニル〕アゾ〕−ブタナミドとで示
される橙色アゾ顔料を30:70の割合で混合し、顔料添加
量を0.3%/ポリマーとする以外は実施例5と同様に着
色アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ3〜4号であつた。なお同実施例の比較として光退
色性顔料を添加しないで高耐光性顔料のブルーのみで原
着紡糸した繊維のフエードメーター5時間および20時間
後の耐光性は1号であつた。
実施例9 高耐光性顔料を中色であるグレー色用に、Pigment Re
d−214、Pigment Violet−23およびPigment Black−7
を39:30.5:30.5の三色混合系で、顔料添加量合計で0.35
%/ポリマーとし、光退色性顔料は、Pigment Orange−
16、N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフエニル)−
3−オキソ−2〔〔4−〔4,5,6,7−テトラクロロ−1
−オキソ−1H−イソインドール−3−イル)アミノ〕フ
エニル〕アゾ〕−ブタナミドで示される橙色アゾ顔料お
よびPigment Blue−25を24:72:4の割合で混合し、顔料
添加量0.33%/ポリマーとする以外は実施例5と同様に
着色アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ3号であつた。なお同実施例の比較として光退色性
顔料を添加しないで耐光性顔料の混合系だけで原着紡糸
した(もちろん色相は異なるが)繊維のフエードメータ
ー20時間後の耐光性は1号であつた。
実施例10 淡色であるウグイス色は、光退色性顔料としてPigmen
t Orange−16とN−フエニル−3−オキソ−2−〔〔4
−〔(4,5,6,7−テトラクロロ−1−オキソ−1H−イソ
インドール−3−イル)アミノ〕フエニル〕アゾ〕−ブ
タナミドとして示される橙色アゾ顔料、30:70の混合系
にさらにPigment Violet−23を微量(顔料添加量0.064
%)配合し、光退色性顔料の黄色系を無彩色化し顔料添
加量三色合計で0.406%/ポリマーとし、高耐光性顔料
としては、Pigment Blue−15、顔料添加量0.1%/ポリ
マーとする以外は実施例5と同様に着色アラミド繊維を
得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ3号であつた。なお同実施例の比較として光退色性
顔料を添加しないで原着紡糸した繊維のフエードメータ
ー20時間後の耐光性は1号であつた。
実施例11 高耐光性顔料としてライトブルー色用にPigment Blue
−15とPigment Violet−23を50:50混合し、顔料添加量
0.75%/ポリマーとし2号顔料タンクへ入れ、3号顔料
タンクへはPigment White−6を入れ顔料添加量1.5%/
ポリマーとし、光退色性顔料はPigment Orange−16とN
−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフエニル)−3−オ
キソ−2〔〔4−〔(4,5,6,7−テトラクロロ−1−オ
キソ−1H−イソインドール−3−イル)アミノ〕フエニ
ル〕アゾ〕−ブタナミドで示される赤橙色アゾ顔料およ
びPigment Blue−25を24:72:4の混合系で1号顔料タン
クに入れ顔料添加量0.33%/ポリマーとする以外は実施
例5と同様に着色アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ3〜4号であつた。なお同実施例の比較として光退
色性顔料を添加しないで原着紡糸した繊維のフエードメ
ーター20時間後の耐光性は1号であつた。
実施例12 イソフタル酸クロライドのテトラヒドロフラン溶液に
メタフエニレンジアミンのテトラヒドロフラン溶液を徐
々に滴下し、得られた白色乳濁液を強力に撹拌されてい
る炭酸ソーダ水溶液中に投入し、洗滌、乾燥してポリ
(メタフエニレンイソフタルアミド)を得た。これを、
N−メチル−2−ピロリドン(NMP)とNMPに対して2%
のLiClを含有する溶媒中に21%となるよう溶解した。こ
の紡糸原液をギヤポンプで4.4C.C./分送液した。一方高
耐光性顔料としてはPigment Blue−15をNMP分散顔料ペ
ーストに、ポリ−(メタフエニレンイソフタルアミド)
のNMP溶液を添加して顔料濃度5%、ポリマー濃度10%
の顔料ペーストのマスターバツチを作成し、顔料タンク
No.2に入れ顔料添加量2.0%/ポリマーで、また光退色
性顔料としてPigment Brown−25と実施例7で使用した
赤橙色アゾ顔料とPigment Blue−25の3種を26:72:2の
割合で混合したNMP分散顔料ペーストに、ポリ−(メタ
フエニレンイソフタルアミド)のNMP溶液を添加して、
顔料濃度1%、ポリマー濃度10%の顔料ペーストのマス
ターパツチを作成し、顔料タンクNo.1に入れ、顔料添加
量合計で0.2%/ポリマーとしそれぞれのギヤポンプで
原液配管の中に送液しノズルまでの配管途中に配置した
15エレメントのスタチツクミキサーで紡糸原液と顔料と
を混合し、得られた原着原液を、孔径0.1mm、孔数100の
ノズルから80℃のCaCl239%とNMP5%よりなる凝固浴水
溶液に押し出し、80℃で水洗後、98℃の熱水中で2.8倍
の湿熱延伸を行ない、油剤付与し150℃で乾燥後、315℃
のプレートヒーター上で1.8倍の乾熱延伸を行なうこと
によりポリ(メタフエニレンイソフタルアミド)の着色
繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ4号であつた。なお同実施例の比較として光退色性
顔料を添加しないで原着紡糸した繊維のフエードメータ
ー20時間後の耐光性は1号であつた。
比較例3 光退色性顔料のかわりに耐光性顔料のPigment Yellow
−110を使用する以外は全て実施例5と同様にして着色
アラミド繊維を得た。
得られた繊維の耐光性を実施例5と同様に測定したと
ころ、フエード照射時間5時間では良好であつたが、20
時間では1号となつた。本顔料は特公昭51−45688号に
記載の如くアラミド共存下での光退色がほとんどないた
め、フエード20時間照射によりアラミド自体の変色が着
色繊維の変色として発現してきたと思われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が耐光変色性に優れる原理をモデル的に
示したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 船曳 宏直 大阪府大阪市北区梅田1丁目12番39号 株式会社クラレ内 審査官 佐藤 健史 (56)参考文献 特開 昭63−315681(JP,A) 特開 昭62−54775(JP,A) 特開 昭62−21594(JP,A) 特開 昭48−54210(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 77/10 D06P 3/00 - 3/874 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全芳香族ポリアミドと全芳香族ポリアミド
    に対して0.02〜10重量%の光退色性着色剤よりなり、該
    組成物のフエードメーター5時間及び20時間照射後の耐
    光性がいずれもグレースケール判定で2号以上であるこ
    とを特徴とする全芳香族ポリアミド組成物。
  2. 【請求項2】全芳香族ポリアミドと光退色性着色剤より
    なる組成物であつて、光退色性着色剤の主体が黄色系着
    色剤よりなることを特徴とする請求項1に記載の全芳香
    族ポリアミド組成物。
  3. 【請求項3】全芳香族ポリアミドと光退色性着色剤より
    なる組成物であつて、光退色性着色剤が黄色系着色剤と
    黄色系着色剤の0.1〜20重量%の青色系着色剤の混合物
    よりなることを特徴とする請求項2に記載の全芳香族ポ
    リアミド組成物。
  4. 【請求項4】全芳香族ポリアミドと全芳香族ポリアミド
    に対して0.02〜10重量%の光退色性着色剤および全芳香
    族ポリアミドに対して0.01〜10重量%の高耐光性着色剤
    よりなり、該組成物のフエードメーター5時間および20
    時間照射後の耐光性がいずれもグレースケール判定で2
    号以上であることを特徴とする全芳香族ポリアミド組成
    物。
JP1149937A 1988-11-18 1989-06-12 全芳香族ポリアミド組成物 Expired - Lifetime JP2783422B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1149937A JP2783422B2 (ja) 1988-11-18 1989-06-12 全芳香族ポリアミド組成物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-293143 1988-11-18
JP29314388 1988-11-18
JP1149937A JP2783422B2 (ja) 1988-11-18 1989-06-12 全芳香族ポリアミド組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02229281A JPH02229281A (ja) 1990-09-12
JP2783422B2 true JP2783422B2 (ja) 1998-08-06

Family

ID=26479678

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1149937A Expired - Lifetime JP2783422B2 (ja) 1988-11-18 1989-06-12 全芳香族ポリアミド組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2783422B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101376223B1 (ko) * 2012-05-29 2014-03-19 코오롱인더스트리 주식회사 원착 아라미드 방적사 및 이를 포함하는 보호용 장갑

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0568912B1 (en) * 1992-05-07 1996-11-13 Teijin Limited Aromatic polyamide filament having an enhanced weathering resistance
KR101596065B1 (ko) * 2011-04-08 2016-02-29 코오롱인더스트리 주식회사 아라미드용 조성물 및 이를 이용하여 제조된 아라미드 제품
JP5852127B2 (ja) * 2011-10-24 2016-02-03 帝人株式会社 原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維
WO2015125224A1 (ja) 2014-02-19 2015-08-27 大日精化工業株式会社 近赤外線反射・透過性アゾ顔料、近赤外線反射・透過性アゾ顔料の製造方法、これらのアゾ顔料を用いた着色剤組成物、物品の着色方法及び着色物品
JP6960275B2 (ja) * 2017-08-24 2021-11-05 帝人株式会社 淡色原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維
JP2021107588A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 帝人株式会社 耐光性に優れた原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101376223B1 (ko) * 2012-05-29 2014-03-19 코오롱인더스트리 주식회사 원착 아라미드 방적사 및 이를 포함하는 보호용 장갑

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02229281A (ja) 1990-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2550178C2 (ru) Волокно из полностью ароматического полиамида мета-типа
US4898596A (en) Exhaust process for simultaneously dyeing and improving the flame resistance of aramid fibers
JPS62268876A (ja) アラミド繊維の成型品の捺染法および捺染用ペ−スト組成物
US6495660B2 (en) Polyamide substrate
TWI586855B (zh) Dope dyed meta-type wholly aromatic polyamide fiber
JP2783422B2 (ja) 全芳香族ポリアミド組成物
KR101981758B1 (ko) 이형단면 메타아라미드 원착사 및 그의 제조방법
CN105899717A (zh) 共聚芳纶原液染色纱及其制备方法
EP0897412B1 (en) Improvements in or relating to organic polyamide compounds
CN108410165A (zh) 一种高色牢度低熔点聚酰胺用色母粒的制备方法
JP2009120976A (ja) 易染色性メタ型全芳香族ポリアミド繊維
JP4266678B2 (ja) 易染性メタ型全芳香族ポリアミド繊維の製造方法
JPH01139814A (ja) 原着された全芳香族ポリアミド繊維とその製造法
JP2744702B2 (ja) 織物用スルホン化ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)繊維
JP2019039097A (ja) 淡色原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法
US20230313450A1 (en) Printing of fiber blends, woven and non-woven or knit fabric
JP7372118B2 (ja) 易染色性メタ型全芳香族ポリアミド繊維、およびその製造方法
JP2012067415A (ja) パラ型全芳香族ポリアミド繊維
JPH01139813A (ja) 原着された芳香族ポリアミド繊維及びその製造法
JP3958961B2 (ja) モノフィラメントの染色方法及び装置、並びに、着色モノフィラメント及び着色釣り糸
US3967925A (en) Cationic dyeing of novoloid fibers
JP2023144211A (ja) 原着メタ型全芳香族ポリアミド繊維及びその製造方法
JPH02175980A (ja) 芳香族ポリアミド繊維の染色方法
JP2001336025A (ja) 全芳香族ポリアミド繊維、染色された全芳香族ポリアミドおよびその製造方法
Shore Aftertreatment of Anionic Dyes on Nylon Fibres: II—Effect of Postsetting on Dyed and Backtanned Nylon