JP2783136B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP2783136B2 JP5303343A JP30334393A JP2783136B2 JP 2783136 B2 JP2783136 B2 JP 2783136B2 JP 5303343 A JP5303343 A JP 5303343A JP 30334393 A JP30334393 A JP 30334393A JP 2783136 B2 JP2783136 B2 JP 2783136B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザ光を光ディス
クの記録面に照射してピット形成して情報の記録を行な
うマーク長記録方式の光ディスク記録装置に関し、フタ
ロシアニン系ディスクに記録する場合に、記録信号品位
を保持しつつ形成されるピット長の規定値からのずれ量
を減少させたものである。
【0002】
【従来の技術】書込可能形光ディスクの記録方式の1つ
としてCD−WO(CD Write Once)規格がある。こ
れは、CDフォーマットで追記形記録を行なうものであ
る。このCD−WO規格においては記録ピット長は3〜
11T(1T=1/4.3218MHz =231ns)が用
いられるが、形成しようとするピット長分のパルス幅の
レーザ光を照射すると、余熱により実際には1T程度長
くピットが形成されてしまう。そこで、いわゆる(n−
1)strategyと称して、図2に示すように、形成しよう
とするピット長より約1T分短いパルス幅(n−1)T
+α(nT)、つまり3Tのピットを形成する時は2T+3
0〜70nsのパルス幅、4Tを記録する時は3T+20
〜40nsのパルス幅、5T〜11Tを記録する時は4T
〜10Tのパルス幅で記録用レーザ光を照射することが
規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】CD−WOでは、形成
されるべきピット長に対する実際に形成されたピット長
のずれ量を表わす指標として、K−factorが用いられ
る。K−factorは次のように定義されている。
【0004】
【数1】 K−factorは、これが大きくなると、再生時にブ
ロックエラーを引き起こすので、例えば0.8以下であ
ることが要求される。シアニン系ディスクでは、前記
(n−1)T+α(nT)で記録すれば、このK−fa
ctorが0.8以下という条件を満たす。ところが、
フタロシアニン系ディスクについて(n−1)T+α
(nT)で記録したところ、図に示すように、pit
deviation(形成されたピット長の規定値か
らのずれ量)が大きくなることがわかった。pit d
eviationは規格では3Tが規定値±40ns、
11Tが規定値±60ns以内に入ることが要求されて
いるが、このディスクでは3T、7T〜11Tにおいて
この規格から明らかに外れていた。このため、図4に示
すように、K−factorが増大し、ブロックエラー
を生じるおそれがあることがわかった。
【0005】K−factorを下げるには、図4からわかる
ように記録パワーを下げる必要がある。そして、K−fa
ctorを0.8以下にするには、記録に必要な適正パワー
域よりも小さなパワーで記録する必要がある。ところ
が、適正パワー域よりも小さなパワーで記録すると、ピ
ットが明瞭に形成されなくなるので、記録信号品位が低
下し、再生エラーの発生率が高くなる。このため、フタ
ロシアニン系ディスクでは記録用レーザ光照射時間を
(n−1)T+α(nT)に制御して記録すると、記録信号
品位の低下を防止しつつ、形成されるピット長の規定値
からのずれ量を減少させることができなかった。
【0006】この発明は、前記従来の技術における問題
点を解決して、フタロシアニン系ディスクに記録を行な
う場合に、記録信号品位の低下を防止しつつ、形成され
るピット長の規定値からのずれ量を減少することができ
るようにした光ディスク記録装置を提供しようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フタロシアニン系色素を記録材料として使用したCD−
WOディスクに記録ピット長3〜11Tのピットを形成
する光ディスク記録装置において、記録用レーザ光の照
射時間を、記録すべきピット長nTに応じて (n−J)T−α(nT) 但しn=3〜11 J:定数 α(nT)≧0 α(3T)≧α(4T)≧α(5T)≧……≧α(11T) α(3T)>α(11T) に制御する照射時間制御手段を具備してなるものであ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、前記照射時間制御
手段が同じ長さのピットを形成する場合は、記録速度倍
率が高いほど各速度倍率での1Tの長さに対する前記α
(nT)の割合を大きくすることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、前記記録用レーザ
光の記録パワーを制御するレーザパワー制御手段をさら
に具え、前記照射時間制御手段が記録速度倍率が低いと
きは前記Jの値を大きくし、当該記録速度倍率が高いと
きは当該Jの値を小さくし、前記レーザパワー制御手段
が、当該Jの値が調整された照射時間のもとで所定のピ
ット長を形成するために必要なレーザパワーに調整して
前記記録用レーザ光を照射することを特徴とするもので
ある。
【0010】
【作用】発明者の実験によれば、フタロシアニン系ディ
スクに対して請求項1記載のように記録用レーザ光の照
射時間を制御したところ、記録パワーを下げなくても、
ピット長のずれ量を減少できることがわかった。また、
記録速度倍率を変化させた場合は、請求項2記載のよう
に、記録速度倍率が高いほど各記録速度倍率での1Tの
長さに対するα(nT)の割合を大きくすることにより、各
記録速度倍率において記録パワーを下げなくても、ピッ
ト長のずれ量を減少できることがわかった。また、記録
速度倍率を変化させた場合には、請求項3記載のように
記録速度倍率が低いときはJの値を大きくし、記録速度
倍率が高いときはJの値を小さくし、かつこのようにJ
の値を調整した照射時間のもので正しいピット長を形成
するに必要なレーザパワーに調整して照射することによ
り、記録速度倍率による適正レーザパワーの変化を抑
え、これによりジッタを減少し、クロストークを減少
し、記録信号品位を向上できることがわかった。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下説明する。図5は
この発明が適用された光ディスク記録再生装置の全体構
成を示すものである。入力装置28ではオペレータの操
作等により記録速度倍率が設定される。ディスクサーボ
回路16は、システムコントローラ19からの指令によ
り、ディスクモータ12を設定された記録速度倍率で線
速度一定で回転制御する。この線速度一定制御は、CD
−WO規格の場合プリグループのウォブル(Wobbl
e)が22.05kHz になるように規定されているの
で、光ヘッド13の出力信号からウォブルを検出して
(トラッキングエラー信号の残留分から検出でき
る。)、これが22.05kHz (1倍速時。2倍速時は
44.1kHz 、4倍速時は88.2kHz )となるように
ディスクモータ12をPLL制御することで実現され
る。
【0012】フォーカスサーボおよびトラッキングサー
ボ回路18は、システムコントローラ19からの指令に
より、光ヘッド13内の半導体レーザから出射されるレ
ーザ光11のフォーカスおよびトラッキングを制御す
る。トラッキング制御はディスク10に形成されたプリ
グルーブを検出することにより行なわれる。フィードサ
ーボ回路17はシステムコントローラ19からの指令に
より、フィードモータ20を駆動して光ヘッド13をデ
ィスク10の径方向に移動させる。
【0013】光ディスク10(フタロシアニン系色素を
記録材料として使用したCD−WOディスク)に記録す
べき入力信号は、記録速度倍率に応じた速度でディジタ
ル信号の場合は直接データ信号形成回路22に入力さ
れ、アナログ信号の場合はA/D変換器24を経てデー
タ信号形成回路22に入力される。データ信号形成回路
22は、入力データにインタリーブをかけて、エラーチ
ェックコードを付与し、またTOCおよびサブコード生
成回路23で生成されるTOC情報およびサブコード情
報を付与し、EFM変調してCD規格のフォーマットお
よび記録速度倍率に応じた転送レートで一連のシリアル
データを形成し、出力する。
【0014】このデータは、ドライブインターフェイス
15を介してデータ信号補正回路26でこの発明による
変調を受けてレーザ発生回路25に入力される。レーザ
発生回路25はデータ信号に応じて光ヘッド13内の半
導体レーザを駆動してレーザ光を光ディスク10の記録
面に照射し、ピットを形成して記録を行なう。この時の
レーザパワーは記録速度倍率および必要に応じて線速度
に応じた値(つまり、定められた照射時間のもとで所定
のピット長を形成するために照射すべきレーザパワー)
に指令され、ALPC(Automatic Laser Power Contro
l )回路でこの指令されたパワーに高精度に制御され
る。これにより、光ディスク1にはCD規格のフォーマ
ット、転送速度および線速度(1.2〜1.4m/s)
でデータが記録される。
【0015】以上のようにして記録した光ディスク10
に再生用レーザ光(記録用レーザ光より小パワー)を照
射して再生すると、読出データは信号再生処理回路30
で復調され、そのままディジタル信号として、またD/
A変換器32でアナログ信号に変換されて出力される。
【0016】図5の光ディスク記録再生装置によるこの
発明の制御ブロックを図1に示す。記録速度倍率設定手
段28(図5の入力装置28)はオペレータの操作等よ
り記録速度倍率を設定する。回転制御手段16(図5の
ディスクサーボ回路16)はこの設定された記録速度倍
率で前記光ディスクを回転駆動する。線速度検出手段1
9は、光ヘッド10の出力信号からディスク・ウォブル
を検出し、これに基づき線速度を検出する。具体的に
は、プリグルーブにはATIP信号というデータがFM
変調にて記録されており、特にリードイン部にはこのA
TIP信号でディスクの録音時間が前もって記録されて
いるので、このディスクの録音時間から逆算して線速度
を求めることができる。また、別の方法としては、ディ
スク・ウォブルにてディスクを線速度一定に制御した状
態で光ヘッドのフィードモータに取り付けたロータリエ
ンコーダ等で検出した光ヘッドのディスク径方向位置
と、ディスクモータに取り付けたロータリエンコーダ等
で検出したディスク回転数とから線速度を算出すること
もできる。
【0017】照射時間制御手段26(図5のデータ信号
補正回路26)は、入力FEM信号にこの発明による変
調をかけて記録用レーザ光11の照射時間を制御する。
レーザパワー制御手段25(図14のレーザ発生回路2
5)は、設定された記録速度倍率のもとで所定ピット長
を形成するように、記録用レーザ光11のレーザパワー
を制御する。
【0018】照射時間制御手段26による記録用レーザ
光11の照射時間制御およびレーザパワー制御手段25
による記録用レーザ光11のレーザパワーの制御につい
て説明する。照射時間制御手段26は記録速度倍率およ
び形成すべきピット長に応じて記録用レーザ光の照射時
間を次のように制御する。 (1) 1倍速記録の場合(1T=231ns) 照射時間=(n−1.5)T 〜 (n−1.0)T−α(nT) に設定する。このとき、α(nT)は、1T(231n
s)に対する割合 (α(nT)/1T)で表わすと、 α(3T)のとき:0〜5%、α(4T)のとき:0〜5% α(5T)〜α(11T)のとき:0% に設定する。 (2) 2倍速記録の場合(1T=116ns) 照射時間=(n−1.0)T 〜 (n−0.5)T−α(nT) に設定する。このとき、α(nT)は、1T(116n
s)に対する割合で表わすと、 α(3T)のとき:0〜10%、α(4T)のとき:0〜10% α(5T)のとき:0〜5%、 α(6T)〜α(11T)のとき:0% に設定する。 (3) 4倍速記録の場合(1T=58ns) 照射時間=(n−0.5)T 〜 (n+0.1)T−α(nT) に設定する。このとき、α(nT)は、1T(58n
s)に対する割合で表わすと、 α(3T)のとき:0〜20%、α(4T)のとき:0〜20% α(5T)のとき:0〜10%、α(6T)のとき:0〜10% α(7T)のとき:0〜5%、 α(8T)のとき:0〜5% α(9T)〜α(11T)のとき:0% 図6は、以上の設定内容による記録速度倍率と照射時間
の関係をグラフ化して示したものである。また、この時
のレーザパワーは、照射時間を上記のように設定して記
録パワーを様々に変えて記録した時に、ジッタが最小と
なる範囲(適正パワー範囲)に設定するのが望ましい。
図7は、1倍速記録について、記録パワーとジッタとの
関係を測定したものである。(a)はピット部分のジッ
タ、(b)はピットとピットの間のブランク部分のジッ
タである。この場合、斜線に示す範囲を適正パワー範囲
として設定することができる。各速度倍率についてこの
ようにして最小パワー範囲を求めた結果を図8に示す。
これによれば、記録速度倍率が2倍速の場合は、1倍速
のときの約1.4倍のレーザパワー、4倍速の場合は、
1倍速のときの約2倍のレーザパワーとなる。
【0019】なお、図8において2点鎖線は、照射時間
を(n−1)Tに固定した時のレーザパワーである。
(n−1)Tに固定すると記録速度倍率が低い時はピッ
ト長が規定値より長目に形成されるため、その分記録パ
ワーを下げて、長目に形成される傾向を打ち消す必要が
ある。また、記録速度倍率が高い時はピットが規定値よ
り短か目に形成されるため、その分記録パワーを上げ
て、短か目に形成される傾向を打ち消す必要がある。こ
のため、(n−1)Tに固定すると、記録速度倍率によ
って記録レーザパワーを大きく変化させる必要がある。
【0020】照射時間を図6のように設定し、レーザパ
ワーを図8のように設定してフタロシアニン系テストサ
ンプルディスクに1倍速でCDフォーマットのEFM信
号を記録し、これを再生した時のpit deviation (形成
されたピット長の設定値からのずれ量)を図9に示す。
これによれば、3Tが規定値±40ns以内、11Tが規
定値±60ns以内という条件を満たしていることがわか
る(2点鎖線は前記図3の(n−1)T+α(nT)で記録
した場合の特性である。)。また、このときのK−fact
orを図10に示す。これによれば、適正パワー域内でK
−factorが0.8以下という条件を満たしていることが
わかる(2点鎖線は前記図4の(n−1)T+α(nT)で
記録した場合の特性である。)。2倍速、4倍速につい
ても、照射時間を図6のように設定し、レーザパワーを
図8のように設定することにより、pit deviation およ
びK−factorの条件を満足することがわかった。
【0021】また、このように記録した時の再生信号の
クロストークを図11に示す。2点鎖線は(n−1)T
に固定して記録した時のクロストークである。これによ
れば、図6、図8に示す特性で記録することにより、記
録速度倍率の変化によらずクロストークが比較的小さな
値に平均化されることがわかる。これは、図6のよう
に、記録速度倍率が低い時は照射時間を(n−1)Tよ
り短か目にし、記録速度倍率が高い時は照射時間を(n
−1)Tより長目にすることにより、適正パワー域の変
化が図8に示すように(n−1)T一定の場合に比べて
小さくなるので、記録速度倍率が高い場合のレーザパワ
ーを低く抑えることができ、これにより横方向(トラッ
ク幅方向)への熱拡散が抑えられて記録ピット幅の増大
を抑えることができるためと思われる。また、記録速度
倍率が低い時のレーザパワーを高目にすることができる
ので、ピットが明瞭に形成され、記録信号品位を向上さ
せることができる。
【0022】また、このように記録した時のピットジッ
タ、ブランクジッタを図12(a),(b)に示す。こ
れによれば、(−1)Tに固定して記録した場合に比
べてピットジッタ、ブランクジッタとも比較的低い値に
平均化されていることがわかる。
【0023】なお、上記実施例では、1、2、4倍速の
場合について説明したが、4倍速よりも高い速度倍率で
記録する場合にもこの発明を適用することができる。ま
た、上記実施例ではフタロシアニン系ディスクについて
記録する場合について説明したが、シアニン系ディスク
の記録も行なう場合には、スイッチ操作等によりこの発
明の(n−J)T−α(nT)ストラテジーと従来の(n−
J)T+α(nT)ストラテジーを切り換えて使用できるよ
うにしておけばよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、記録パワーを下げなくてもピット長のずれ
量を減少することができるので、記録信号品位の低下を
防止しつつピット長のずれ量を減少することができ、再
生信号のエラー発生率を低減することができる。
【0025】また、請求項2記載の発明によれば、各記
録速度倍率において記録パワーを下げなくてもピット長
のずれ量を減少することができるので、各記録速度倍率
において記録信号品位の低下を防止しつつピット長のず
れ量を減少することができ、記録速度倍率によらず再生
信号のエラー発生率を低減することができる。
【0026】また、請求項3記載の発明によれば、記録
速度倍率が低いときはJの値を大きくし、記録速度倍率
が高いときはJの値を小さくし、かつこのようにJの値
を調整した照射時間のもので正しいピット長を形成する
に必要なレーザパワーに調整して照射するようにしたの
で、記録速度倍率による適正レーザパワーの変化を抑え
ることができ、これによりジッタを減少し、クロストー
クを減少し、記録信号品位を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図5の光ディスク記録装置に適用されたこの
発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 従来の(n−1)ストラテジーによる記録方
法を示すタイムチャートである。
【図3】 フタロシアニン系ディスクを従来の(n−
1)ストラテジーで記録した場合のピット長のずれ量を
示す特性図である。
【図4】 フタロシアニン系ディスクを従来の(n−
1)ストラテジーで記録した場合のK−factorを示す特
性図である。
【図5】 この発明が適用された光ディスク記録再生装
置の一実施例を示すブロック図である。
【図6】 この発明による照射時間制御の一実施例を示
す特性図である。
【図7】 図6の照射時間特性で1倍速で記録する場合
の記録パワーによるジッタの変化を示す特性図である。
【図8】 図6の照射時間特性で記録する場合の各記録
速度倍率における適正記録パワーを示す特性図である。
【図9】 図6の照射時間特性および図8の記録パワー
特性で記録した時のピット長のずれ量を示す特性図であ
る。
【図10】 図6の照射時間特性および図8の記録パワ
ーで記録した時のK−factorを示す特性図である。
【図11】 図6の照射時間特性および図8の記録パワ
ーで記録した時のクロストーク特性である。
【図12】 図6の照射時間特性および図8の記録パワ
ーで記録した時のジッタ特性である。
【符号の説明】
10 光ディスク(フタロシアニン系ディスク) 11 記録用レーザ光 16 回転制御手段 25 レーザパワー制御手段 26 照射時間制御手段 28 記録速度倍率設定手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フタロシアニン系色素を記録材料として使
    用したCD−WOディスクに記録ピット長3〜11Tの
    ピットを形成する光ディスク記録装置において、 記録用レーザ光の照射時間を、記録すべきピット長nT
    に応じて (n−J)T−α(nT) 但しn=3〜11 J:定数 α(nT)≧0 α(3T)≧α(4T)≧α(5T)≧……≧α(11T) α(3T)>α(11T) に制御する照射時間制御手段を具備してなる光ディスク
    記録装置。
  2. 【請求項2】前記照射時間制御手段が同じ長さのピット
    を形成する場合は、記録速度倍率が高いほど各速度倍率
    での1Tの長さに対する前記α(nT)の割合を大きくする
    ことを特徴とする請求項1記載の光ディスク記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録用レーザ光の記録パワーを制御す
    るレーザパワー制御手段をさらに具え、 前記照射時間制御手段が記録速度倍率が低いときは前記
    Jの値を大きくし、当該記録速度倍率が高いときは当該
    Jの値を小さくし、 前記レーザパワー制御手段が、当該Jの値が調整された
    照射時間のもとで所定のピット長を形成するために必要
    なレーザパワーに調整して前記記録用レーザ光を照射す
    ることを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク
    記録方法。
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