JP2781214B2 - 自動化された化学薬品貯蔵供給システム - Google Patents

自動化された化学薬品貯蔵供給システム

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JP2781214B2
JP2781214B2 JP1188988A JP18898889A JP2781214B2 JP 2781214 B2 JP2781214 B2 JP 2781214B2 JP 1188988 A JP1188988 A JP 1188988A JP 18898889 A JP18898889 A JP 18898889A JP 2781214 B2 JP2781214 B2 JP 2781214B2
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    • G—PHYSICS
    • G05—CONTROLLING; REGULATING
    • G05D—SYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
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    • G05D9/12—Level control, e.g. controlling quantity of material stored in vessel characterised by the use of electric means
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00—Fluid handling
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一般的には使用ステーションの化学薬品
の在庫を補う必要を決定するため遠隔の供給ステーショ
ンにより使用ステーションでの化学薬品の在庫を監視す
るための自動化した化学薬品の貯蔵及び化学薬品の供給
システムに関し、もっと詳しく言うと、化学薬品の在庫
とプロセスの化学的状態とを監視しそして化学薬品供給
会社の供給ステーションのユニットへ読み出しのために
遠隔測定により送るためのユニットを使用ステーション
に有する監視システムに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
化学添加剤／製品を必要とする使用者／顧客によって
運転されるプロセスは、そのプロセスが運転されている
プロセス現場に化学薬品の補給品を貯蔵し且つプロセス
へ化学薬品を供給するための手段を有しなくてはならな
い。例えば、水に依存して熱伝導を行うための水冷却塔
は、水を取扱う機器の腐食を最小限にするため水に化学
薬品を添加することを必要とする。水の化学的な条件に
応じて、可能な最良の結果を得るために恐らく１種又は
２種以上の化学薬品を連続的に又は間欠的に加えること
が必要とされよう。
従来は、使用ステーションにおいて化学薬品を貯蔵す
るために単に基幹貯蔵タンクを使用しそしてプロセスの
水又は液体の流れへ化学薬品を間欠的に又は連続的に供
給し、そして基幹貯蔵タンクを補充するために手元に備
えられる１又は２以上の補助補充タンクを用意するのが
通例であった。これらの補充タンクは、空になると、使
用ステーションへ輸送された他の補充タンクと交換され
る。従って、余分の補給品が常に使用ステーションの近
くに在庫されている。現場では、１又は２以上の基幹貯
蔵タンクから化学薬品を適切に供給してプロセスのため
に水の最良の処理を行うことができるように、水の化学
的な状態を測定するシステムが用いられる。基幹貯蔵タ
ンクが空になる場合には、プロセス作業員かあるいは化
学薬品供給業者の職員のいずれかにより適当な時点でそ
れらが空になることが測定されればそれらは前もって補
充される。どちらに頼るのも信頼できるものではなく、
この場合には、機器の状態がより速く悪化し且つプロセ
スの効率が低下するので、プロセスを危険にさらに、且
つ使用者にとって損失が大きくなる。更に、化学薬品の
在庫を補充するための指令をすることに人間の思い違い
が入り込む機会が常になる。プロセスへの化学薬品の供
給が不適当に管理されるならば、そのようなことによっ
て過剰の化学薬品が使用されかねず、そのことは使用者
にとっての損失をより大きくする。化学薬品の補充のた
めの在庫を置いておくことも費用のかかることである。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕
本発明は、冷却系における水処理のようなプロセスの
効率的で的確で信頼できる運転を維持するのに従来遭遇
していた困難を克服する。他のプロセスの化学的な処理
も本発明によって達成することができる、ということも
認識すべきである。その上、化学薬品の供給速度やそれ
を補充する指令に関して人間の思い違いが実質的になく
なり、在庫の費用が最小限になる。
本発明は、使用ステーションすなわちプロセスが運転
される現場におけるプロセスの必要とするものの監視を
使用ステーションから何キロメートルもあるかもしれな
い遠くに位置する供給ステーションにおいて達成する自
動化した化学薬品の貯蔵及び化学薬品の供給システムを
構成する。供給ステーションが化学薬品供給プロセスに
調整が必要とされているのを測定すると、供給ステーシ
ョンでの適切な制御によってそれを果すことができる。
同じように、供給ステーションにおいて使用ステーショ
ン化学薬品の貯蔵が補充を必要としているのが測定され
た場合には、最も都合のよい時に使用ステーションの化
学薬品貯蔵タンクを再び満たすため追加の化学薬品を配
達するように自動的な指名が発せられる。補充タンクが
使用ステーションへ輸送され、この補充タンクは独特な
構造であって、地上レベルにおいて手動運搬車を用いて
作業員が容易に取扱うことができ、そして内容物を完全
に空にして基幹貯蔵タンクに移される。
本発明は、一態様において、化学薬品を必要とするプ
ロセスにつながれた出口を有する化学薬品を貯蔵するた
めの基幹貯蔵タンクを含めた使用ステーションにおける
装置を提供する。この貯蔵タンクから化学薬品を必要と
するプロセスへ化学薬品を定期的にあるいは連続的に供
給するために、適当な供給ポンプが用意される。基幹貯
蔵タンクには、タンク内の化学薬品のレベルを検出して
内容量を測定するためにレベル検知器が用意される。測
定情報は、マイクロプロセッサ又は他の適当な制御装置
を有することのできる制御ユニットへ伝送され、そして
それはこの時に情報を処理して信号を遠隔測定システム
へ伝送し、今度はそれが供給ステーションの受信機へ情
報を送る。供給ステーションにおける装置は上記の情報
を複号し、そしてそれを読出しの形で記録及び／又は提
供する。次いで、供給ステーションにおいてこの情報を
監視する人は、基幹貯蔵タンクの化学薬品の在庫をいつ
補充する必要があるかを決定し、そしてその時に、容易
に基幹貯蔵タンクへ手で運搬することのできる携帯用の
タンクでもって補充用の補給品を使用ステーションへ送
るように機械的に指令する。化学薬品は適当なガスによ
り携帯用タンクから基幹貯蔵タンクへ押しやられて補充
プロセスが完了し、次いで携帯用タンクは再充填又は補
充されるべき供給ステーションへ戻される。
更に、使用ステーションの設備には、プロセスの化学
的な状態を測定しそしてその情報を制御処理ユニットへ
供給するためのプロセスの検出器を含めてもよく、上記
の情報は次いで今度は遠隔測定により、化学薬品のプロ
セスへの供給を調整する必要があるかどうかを監視及び
決定する人のために供給ステーションへ送られる。その
上、基幹貯蔵タンクからプロセスへの供給流量の検出情
報を制御処理ユニットにつなぎ且つ、検討のため供給ス
テーションへ伝送することができる。供給ステーション
には、プロセスをそれが化学的に処理される最適の条件
に維持する目的で化学薬品の供給流量を調整するために
制御装置を用意することができる。これは、使用ステー
ションにおいて作業員がプロセスを監視する必要をなく
し、それによりプロセスを処理する費用を最小限にす
る。
従来は、化学薬品供給会社からの販売員が定期的に使
用ステーションへ出かけて化学薬品の在庫を監視してい
た。本発明はその必要をなくし、そして販売員を他の職
務を処理するように解放する。更に重要なことには、使
用ステーションにおいて化学薬品の在庫を監視する人か
ら重い違いを取除き、それにより化学薬品を必要とする
プロセス全体をより信頼できるものとしてプロセスの最
高の性能を提供する。プロセスを監視することによっ
て、供給速度を制御してプロセスの必要条件に合わせる
ことができ、それにより化学薬品の浪費を抑制すること
ができる。
基幹貯蔵タンクを補充するために使用される携帯用タ
ンクは、底部の排出部がその排出部に向かって皿形にな
った底部の壁にあるということ、そして取入れられるべ
きガスの供給部がタンク上部に用意されていてタンクを
昇圧して内容物を排出し、タンク内の化学薬品をきれい
に且つ完全に空にして、再充填のために化学薬品供給会
社に戻すことができる、という点で独特である。完全に
空にすることによって、こぼれた化学薬品による危険も
なくなり、再充填及びタンクの取扱い操作がより安全に
なる。更に、完全に空にすることにより使用者に引き渡
される有効な製品が増加し、使用者／顧客にとっての及
び／又は化学薬品供給業者にとってのむだな使用が減少
する。従来の容器では１〜約７％が残ってむだになる。
従って、本発明の目的は、遠隔の化学薬品供給ステー
ションから化学薬品使用ステーションを監視して化学薬
品の在庫の補充を機械的に指令するのを可能にする化学
薬品の貯蔵及び化学薬品の供給システムを提供し、それ
によって指令プロセスにおける人間の間違いをなくし、
そしてまた使用ステーションにおいて化学薬品なしにプ
ロセスを運転する可能性もなくすことである。
本発明のもう一つの目的は、化学薬品供給会社からの
販売員が使用ステーションにおいて在庫の監視を手動で
行う負担を取除き、もっと生産的な販売の職務のために
時間を解放することができるように、使用ステーション
におけるプロセスのために化学薬品の在庫の量を遠隔的
に監視するための装置を提供することである。
本発明の更に別の目的は、プロセスへの化学薬品の供
給を遠くに位置する化学薬品供給ステーションから監視
し、この化学薬品供給ステーションにおいてプロセスへ
の化学薬品の供給速度を調整してそれにより化学薬品の
浪費を抑制することのできる、化学薬品の貯蔵及び処理
監視システムを提供することである。
本発明のもう一つの目的は、顧客／使用者のために在
庫経費を実質的に最小限にする、使用ステーションのプ
ロセスの運転のための自動化された化学薬品の貯蔵及び
供給システムを提供することである。
本発明の別の目的は、タンクを完全にきれいに且つ空
にして、それにより充填のための大量処理ステーション
へ戻すことができ、それによってより完全な取扱いが達
成されるように、またそれによって有効な製品がより多
く使用者に引き渡され、一方同時に使用者及び／又は化
学薬品供給業者にとってのむだな費用が減少するよう
に、底部の出口を有し且つ上部には内容物を加圧して貯
蔵タンクへ送って空にするため加圧されたガスを供給す
るために接続することのできる密封可能な加圧継手を有
するタンクの形をした携帯用化学薬品容器を提供するこ
とである。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、同じ参照符号は
同じ部品に相当している添付の図面に関連する以下に掲
げる詳しい開示から明らかとなろう。
〔実施例〕
本発明の自動式の化学薬品貯蔵及び供給システムは、
単一の化学薬品をプロセスの化学的な処理のためにプロ
セスへ供給するための単一の基幹貯蔵タンクを有すると
して例示され、その任意の数の基幹貯蔵タンクをプロセ
スを処理するための種々の化学薬品と共に使用してもよ
いということが認められよう。実際には、プロセスを効
果的に運転するために２種以上の化学薬品による処理を
必要とするプロセスもある。
図面、特に第１図を参照すれば、遠隔測定システムに
より供給監視ステーションへ伝送されるべきデータを検
出及び／処理するために、プロセスが運転される使用ス
テーションに用意される設備が例示されている。この設
備には一般に、供給ポンプ12によりプロセスへ供給され
るべき化学薬品を貯蔵するための基幹貯蔵タンク10、こ
のタンク10内の化学薬品のレベルを検出するための化学
薬品レベル検知器13、供給系統からの情報を処理するた
めの制御処理ユニット14、及び、この処理ユニットから
の情報を使用ステーションから離れた所に位置する供給
ステーションへ伝送するための遠隔測定システム16が含
まれる。更に、プロセスの化学的状態を検出するために
１又は２以上の検知器20をそのプロセスのために用意
し、次いでその情報を制御処理ユニットへ伝送するため
に制御処理ユニットと相互に連結しても差支えない。
基幹貯蔵タンク10には、第６図に一層詳しく見られる
ように、液体が、供給ライン24に接続されそして次には
第１図に示されたようにプロセス11に接続される底部出
口23へ重力の作用で移動するのを容易にする、下向きに
皿の形状をした底部22が含まれる。このタンクの上端部
には、上部からタンクに充填すること、タンクのガス抜
きをすること、そしてまたタンク内の化学薬品のレベル
を検出するための模式的に第１図に示されているレベル
検知器13の形をした装置を挿入することを目的とする任
意の数を継手を有する蓋25が用意される。基幹貯蔵タン
ク10は、望みのままに円筒形あるいは直方体の形状のも
のでよく、標準的には約70〜80ガロン（265〜303）の
容量であろう。これよりも大きい又は小さい容量のタン
クを使用者の必要により規定される通りに用意しても差
支えない。第１図に見られるように、供給ライン24には
開閉弁26を用意してもよい。
レベル検知器は、タンク内の化学薬品のレベルに比例
する後に数量的な値に直すことのできる電気信号を提供
する適当などのようなタイプのものでもよい。例えば、
ナルコ・ケミカル・カンパニーの所有する米国特許第41
69377号明細書に開示されたタイプの電気的に応答する
レベル検出装置を使用することができる。
大抵の場合には熱伝導を取扱うための液体系であろう
プロセス11の化学的な状態を検出するための８個の検知
器20が示されてはいるが、そのような検知器の使用は任
意であることは認められよう。そのような検知器は、最
適な性能のためにプロセスをより確かに且つ的確に処理
するためにプロセスの化学的な状態をより的確に理解さ
せる。これらの検知器も電気的に応答しよう。例えば、
プロセスの液体系の流量をpH、マグネシウム含有量、カ
ルシウム含有量、及び他のもののほかに検出して、プロ
セスを監視している人にそのプロセスをきちんと化学的
に処理するのを手助けするように情報を提供することが
できよう。
供給ライン24の流量を測定するために、流量検知器30
を供給ライン24に用意しても差支えない。
制御処理ユニット14には、それにつながれる遠隔測定
システム16を通して伝送するために情報を処理する目的
で、レベル検知器、プロセス及び流量検知器から受け取
ったデータを取扱い且つ処理するために適当なマイクロ
プロセッサが含まれよう。プロセスにおける検知器のお
のおのは、化学薬品供給ライン24における化学薬品の流
量を測定するための検知器と同じように制御処理ユニッ
ト14につながれる。更に、この制御処理ユニットにはレ
ベル検知器が接続される。最後に、供給ポンプ12のため
の制御ラインは、供給ポンプを調整してそれが貯蔵タン
ク10からプロセスへ所望の化学薬品の供給を行うことが
できるように、制御処理ユニットに接続される。
遠隔測定システム16は、制御処理ユニットからの情報
を、使用ステーションから遠い所に位置していることが
ありそして場合によっては何キロメートルも離れている
ことがある供給ステーションへ伝送することができるよ
うに、どのような適当なタイプのものでもよい。例え
ば、遠隔測定システムは、無線設備又は電話回線を利用
して情報を伝達してもよい。同じように、遠隔測定シス
テムは任意に、供給ステーションからの信号を受け取っ
て供給流量を調整することが可能であろう。
使用ステーションの遠隔測定システムからの１又は２
以上の信号は、無線遠隔測定を利用する場合には、第２
図のアンテナ34により見られるように供給ステーション
に位置するであろうアンテナによって受信される。この
アンテナは、適当なビデオ表示端末装置36を有する計算
機35につながれる。計算機35は、データを処理し、そし
てシステムを監視している人のためにビデオ表示端末装
置へ読出しを供給しよう。供給ステーションにおけるこ
の計算機は任意の数の使用ステーションを監視するため
に用意されるであろう、といううことを認識すべきであ
る。更に、計算機で処理された情報を印刷するために印
字装置を用意することができる、ということを認識すべ
きである。
供給ステーション又は基地ステーションの人が、いず
れかの特定の使用ステーションにおける基幹貯蔵タンク
の化学薬品の量が在庫を使い尽くして化学薬品をなしに
プロセスを運転するままにすることがないように補充す
る必要があるレベルにあることを一度決定すれば、化学
薬品の在庫を補充するため使用ステーションへ化学薬品
のタンクを配送するように基地ステーションにおいて即
座に指令が発せられる。この指令の結果として、供給ス
テーションにおいて化学薬品の１又は２個以上のタンク
40が運搬車41（第３図）へ積み込まれる。その後、運搬
車が化学薬品を必要としている１又は２以上の使用ステ
ーションへ上記のタンク40を配送し、次いで第４図に見
られるように使用ステーションではタンク40が運搬車か
らおろされて使用されよう。
その後、作業者が標準的には手で補充タンク40を基幹
貯蔵タンク10の現場へ運ぶ。補充タンク40は、例えば約
50ガロン（約190）の容量を有するような、基幹貯蔵
タンクよりも小さい寸法のものであり、そしてそれら
は、第５図の手押し車41によって例示されるような手動
運搬車で容易に取扱うことができ且つ標準的な３フィー
ト幅（約0.91m幅）のドアの開きを通して移動すること
ができるように大きさを合わせて作られる。この運搬車
には、携帯用の補充タンクの内容物を取出す際に使用さ
れるガスのボンベ42も含まれよう。
次に第６図を参照すれば、補充タンク40には皿型の形
状をした底部45と、最低点にあって排出ライン47に接続
可能な出口46とが含まれていて、排出ライン47は内容物
を取出す操作のために基幹貯蔵タンク10の上部に都合よ
く接続することができる、ということが分るであろう。
基幹貯蔵タンクの現場においては、補充タンクは内容物
を取出すために直立の位置にされ、またガスボンベ42は
ライン43により補充タンク40の蓋にある継手44にその出
口端部を接続される、ということも注目される。補充タ
ンク内の化学薬品は、更に行う補充のために補充タンク
40を供給ステーションに戻して大容量の容器から再充填
しそして再び使用することができるようにそれを完全に
空にする目的で、約15psi（約1.05kg/cm2）のガス圧力
下で抜き出される。補充タンクを完全に空にすることに
よって、可能性のある不慮の液の流出を起こさずにそれ
の取扱いをより安全にすることができる。ボンベ42のた
めには、例えば窒素のようなどのような適当なガスを使
用してもよい。
補充タンク40の構造は、このタンクを空にするシステ
ムと一緒に、結果としてタンクを完全に空にすることに
より使用者に一層多くの有効な製品を配送すること、並
びに使用者及び化学薬品供給業者にとって製品のむだな
経費をなくすことになる、ということが認められよう。
更に、化学薬品の供給業者は、タンクを空にしてから製
品を再充填するという余分の経費を負わされない。従っ
て全体的な効率は、使用者及び化学薬品供給業者の双方
を利する。
補充タンク40が一度空になったならば、充填ライン47
は取りはずされ、そして、基幹貯蔵タンク10はその内容
物を使い尽くす前に化学薬品を補充されていると考えら
れる。再充填のこのサイクルは、必要とされるだけで頻
繁に反復され、また、基幹貯蔵タンクの内容量を監視す
るのに使用ステーションにおける作業員には少しも頼ら
ないものである。従って、在庫の経費は最小限になり、
そして、化学薬品を使用せずにプロセスをそのまま運転
するという危険をなくすために行う基幹貯蔵タンクの内
容量の監視がより信頼できるものになる。
供給ポンプは一定の速度で運転してよいということ、
そして調整可能な流量制御弁を供給ラインに用意し、供
給ステーションにおける制御装置によって制御してプロ
セスへの化学薬品の供給流量を調節することができる、
ということも認識すべきである。
制御処理ユニットをシステムを監視するためだけでな
く供給ポンプの運転を制御し、従ってプロセスへの化学
薬品の流量を制御するためにも使用することは、プロセ
スの化学的な条件が最適な状態にある場合にはプロセス
への化学薬品の供給を減少させ又は停止することにより
化学薬品の使用量を減少させるものである。従って、こ
の制御監視システムは、プロセスへの化学薬品の供給速
度を制御してプロセスの必要条件に合わせるものであ
る。システム全体の安全性が増すということ、そして特
に補充タンクを完全に空にしてその内容物を基幹貯蔵タ
ンクに移すことにより化学薬品の取扱いの安全性が増す
ということが、更に認識されることであろう。
補充タンクを完全に空にすることによって残留化学薬
品がなくなる。これは、プロセスにおいて使用するため
により多くの化学薬品が供給され、そしてより少量の化
学薬品が廃棄物として処理される、という点で有益であ
る。従来の容器では容器内に１〜７％が残るということ
に注目すべきである。
本発明は、基幹貯蔵タンクへの化学薬品の補給を監視
することを目的として販売員が使用ステーションに行く
必要をなくし、それにより販売員に他のもっとも生産的
な仕事を与えるものである。このシステムは化学薬品を
更にもっと供給するように指令するという人間の間違い
をなくし、且つ、プロセスを化学薬品なしに運転する可
能性をなくすものである、ということが更に認められよ
う。
本発明の新規な概念の範囲から外れることなしに改変
及び変更がなされうるということが理解されるであろう
が、この出願は特許請求の範囲によってのみ限定される
べきであることを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
第１図は、貯蔵タンク内の化学薬品のレベルを監視し且
つプロセスの化学的状態及びそのプロセスに供給される
化学薬品の流量を検知するための装置であって、その情
報が処理をするための遠くの供給ステーションへ送るた
めに遠隔測定システムに入力される使用ステーションの
装置を模式的に示す図である。 第２図は、使用ステーションにおける基幹貯蔵タンクと
供給ステーションにおける監視設備とを模式的に示し、
情報が使用ステーションから供給ステーションに伝送さ
れるのを例示する図である。 第３図は、使用ステーションへ発送するために化学薬品
の携帯用のタンクが積み込まれている供給ステーション
における運搬車を図式的に示す図である。 第４図は、携帯用のタンクを積んだ運搬車を図式的に示
し、運搬車からタンクをおろしてこれらのタンク内の化
学薬品が抜き出されて基幹貯蔵タンクへ移される使用ス
テーションに引き渡すのを例示する図である。 第５図は、基幹貯蔵タンクに再充填するために使用され
る携帯用の化学薬品補充タンクの一つを扱う人を図式的
に示し、補充タンクがプロセス現場において手押し運搬
車で容易に運ぶことができ且つ比較的標準的な寸法の戸
口を通して移動することができるような大きさに合わせ
て作られることを例示する図である。 第６図は、プロセスが基幹貯蔵タンクからの化学薬品を
用いて処理される区域において携帯用の補充タンクの内
容量を排出することによりこのタンクの内容物を基幹貯
蔵タンクへ移している作業員を図式的に示し、携帯用補
充タンクを完全に空にする方法を例示する図である。 図中、10は基幹貯蔵タンク、12は供給ポンプ、13はレベ
ル検知器、14は制御処理ユニット、15は遠隔測定システ
ム、20はプロセス検知器、30は流量検知器、34はアンテ
ナ、35は計算機、36はビデオ表示端末装置、40は携帯用
補充タンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ビー．ウィーズバ アメリカ合衆国，イリノイ 60455，ブ リッジビュー，ウエスト エイティーサ ード ストリート 7770 (72)発明者 ウイリアム エフ．フラワーズ アメリカ合衆国，イリノイ 60565，ネ イパービル，フェア オーク ロード 1835 (56)参考文献 特開 昭59−51094（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B67D 5/60 B67D 5/32

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】化学薬品を使用するプロセスにつながれて
    いるタンクであって該化学薬品がこのタンクから供給さ
    れ、化学薬品のレベルを検知するために該タンクにレベ
    ル検出手段があり、この検出手段がタンク容量に比例す
    る信号を発生して化学薬品の量に関して読出しを提供す
    る基幹貯蔵タンクと、 上記信号を受け取って遠方のステーションに送る遠隔測
    定手段と、 上記信号を受け取ってタンクレベル及び量に関して信号
    を読み出し、それによりタンクを再充填するための指令
    を発することのできる、上記遠方のステーションにおけ
    る手段と、 上記化学薬品を所定流量で上記タンクから上記プロセス
    へポンプ移送するためのポンプ移送手段と、 上記流量を上記遠方のステーションにおいて検出し、化
    学薬品のレベルと共に処理して上記基幹貯蔵タンクを再
    充填すべき時期を計算する手段、 とを含んでなる化学薬品の在庫監視システム。
  2. 【請求項２】前記遠方のステーションにおいて前記プロ
    セスの化学的な状態を検出する手段、及び前記遠方のス
    テーションにおいて前記ポンプ移送手段の流量を制御す
    るための手段が更に含まれている、請求項１記載のシス
    テム。
  3. 【請求項３】予め選定された流量で前記プロセスへ供給
    すべき別の化学薬品のための別の基幹貯蔵タンクが更に
    含まれており、この別のタンクおけるレベル検出手段が
    該タンクの容量に比例する信号を発生して、前記遠方の
    ステーションに送られるべき該化学薬品の量の読出しを
    提供する、請求項１又は２記載のシステム。
  4. 【請求項４】プロセスに接続されて該プロセスに化学薬
    品を供給するのに適合した出口を有する化学薬品のため
    の基幹貯蔵タンクと、このタンク内の化学薬品のレベル
    を検出しそしてそのレベルに比例して電気信号を生じさ
    せる手段と、その信号を受け取りそしてそれを遠方に位
    置する供給ステーションに伝送する手段と、その供給ス
    テーションにおいて上記信号を受け取り且つそれをタン
    クレベル及び量の読出しに変換して補充用の化学薬品の
    補給品を配送する時期を決定するための手段とを含んで
    なる、プロセスのための化学薬品の在庫の量を遠方から
    監視してその在庫を補充する時期を決定するための装
    置。
  5. 【請求項５】前記基幹貯蔵タンクへ内容物を移すために
    手で取扱われる携帯用の補充タンクが更に含まれてい
    る、請求項４記載の装置。
  6. 【請求項６】前記補充タンクが皿型の底部と底部排出口
    とを有し、且つ、内容物を加圧して抜き出して中味を完
    全に空にするためのガス供給手段を有する、請求項５記
    載の装置。
  7. 【請求項７】プロセス及びそのための化学薬品の在庫を
    供給ステーションにおいて遠方から監視して化学薬品の
    量及び該プロセスの化学的状態を測定し且つ該プロセス
    への化学薬品の供給を制御するための化学的な処理ステ
    ーションにおける装置であって、該プロセスに接続され
    た出口を有する化学薬品を貯蔵するための基幹貯蔵タン
    クと、このタンクから該プロセスに該化学薬品を供給す
    るためのポンプ移送手段と、化学的な状態を検出するた
    めの該プロセスにおける検出手段と、上記タンク内の化
    学薬品のレベルを検出する手段と、上記プロセスの検出
    手段と上記タンクレベル検出手段と上記ポンプ手段とに
    接続された制御処理手段と、この制御処理手段に接続さ
    れた遠隔測定手段と、上記制御処理手段からの信号を受
    け取り、記録しそして読出すために上記遠隔測定手段に
    応答して、それにより追加の化学薬品を該化学的な処理
    ステーションに配送して上記基幹貯蔵タンクを補充し且
    つ該プロセスへの化学薬品の供給を調整するために上記
    供給ステーションで決定を行うことのできる上記供給ス
    テーションにおける手段とを含んでなる装置。
  8. 【請求項８】プロセスが運転される現場において処理用
    の化学薬品を貯蔵するための基幹貯蔵タンクと、このタ
    ンクにおいて該化学薬品のレベルを継続的に監視する電
    気的に応答するレベル検知器と、上記基幹貯蔵タンクか
    ら該プロセスへ化学薬品を調整可能な流量で供給するた
    めのポンプ移送手段と、該プロセスの化学的状態を測定
    し且つ流量を測定するための電気的に応答する検知器
    と、該化学薬品の供給流量を測定するための電気的に応
    答する検知器と、これらの検知器からの出力を受け取っ
    て上記の流量及び化学的状態の数値を処理して、そして
    上記供給流量について制御を行う制御処理ユニットと、
    遠方の供給監視ステーションと通じている、上記制御処
    理ユニットからの出力を受け取る遠隔測定システムと、
    上記制御処理ユニットからの出力を読出しそして上記化
    学薬品の供給流量を制御するための手段であってそれに
    より該供給流量を該プロセスの必要条件に合わせるよう
    に調整するかどうか、及び上記基幹貯蔵タンク内の化学
    薬品を補充するために現場に輸送するように化学薬品の
    補充を指令するかどうかを上記遠方の供給監視ステーシ
    ョンにおいて決定することのできる、上記遠方の供給監
    視ステーションにおける手段とを含んでなる、プロセス
    の化学的処理のための自動化された化学薬品の貯蔵及び
    供給システム。
  9. 【請求項９】プロセスが運転される現場において処理用
    の化学薬品を貯蔵するための１又は２以上の基幹貯蔵タ
    ンクと、各基幹貯蔵タンクにおいて該化学薬品のレベル
    を継続的に測定する電気的に応答するレベル検知器と、
    各基幹貯蔵タンクから該プロセスへ化学薬品を調整可能
    な流量で供給するためのポンプ移送手段と、該プロセス
    の化学的状態を測定し及び／又は流量を測定するための
    該プロセスにおける電気的に応答する検知器と、これら
    の検知器からの出力を受け取ってこれらの流量及び化学
    的状態の数値を処理し、そして上記供給流量について制
    御を行う制御処理ユニットと、遠方の供給監視ステーシ
    ョンに通じている、上記制御処理ユニットからの出力を
    受け取る遠隔測定システムと、上記制御処理ユニットか
    らの出力を読出しそして上記化学薬品の供給流量を制御
    するための手段であってそれにより該供給流量を該プロ
    セスの必要条件に合わせるように調整するかどうか、及
    び上記基幹貯蔵タンク内の化学薬品を補充するために現
    場に輸送するように化学薬品の補充を指令するかどうか
    を上記遠方の供給監視ステーションにおいて決定するこ
    とのできる、上記遠方の供給監視ステーションにおける
    手段とを含んでなる、プロセスに１種又は２種以上の化
    学薬品を供給して該プロセスを化学的に処理するための
    装置。
  10. 【請求項１０】まっすぐな側壁手段と、上部の壁と、底
    部の壁と、この底部の壁における出口手段と、上記の上
    部の壁における充填手段と、上記の上部の壁における加
    圧用の継手とを包含してなるタンクであって、上記の底
    部の壁が上記の出口手段に至るまで皿型をしており、そ
    して加圧されたガスの供給手段が上記の加圧用の継手に
    接続されて該タンクを空にする圧力を供給し、それによ
    ってタンクを完全に空にして使用者に最大量の製品を引
    き渡し且つ使用者及び／又は化学薬品供給業者にとって
    のむだな経費を除去することができる、据え置きの基幹
    貯蔵タンクへ製品を輸送するための携帯用製品補充タン
    クユニット。
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