JP2781170B2 - ガスバッグ挿入冶具 - Google Patents

ガスバッグ挿入冶具

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JP2781170B2
JP2781170B2 JP8237895A JP23789596A JP2781170B2 JP 2781170 B2 JP2781170 B2 JP 2781170B2 JP 8237895 A JP8237895 A JP 8237895A JP 23789596 A JP23789596 A JP 23789596A JP 2781170 B2 JP2781170 B2 JP 2781170B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/10Means for stopping flow from or in pipes or hoses
    • F16L55/12Means for stopping flow from or in pipes or hoses by introducing into the pipe a member expandable in situ
    • F16L55/124Means for stopping flow from or in pipes or hoses by introducing into the pipe a member expandable in situ introduced radially into the pipe or hose

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノーブロー方式で
ガス導管内に2ヶのガスバッグを挿入するための冶具に
関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、2ヶのガスバッグを用いてガ
ス導管内を流れるガスを遮断している従来例である。こ
の従来例では、ガス導管Aにガスバッグ挿入孔Bを穿孔
し、この上にシャッター装置100、及び挿入冶具10
1を取り付けてボール状のガスバッグ102と103
(本玉と逆玉)を交叉させるようにしてガス導管A内に
挿入して膨らませることにより、ガスを遮断するもので
あって、104、105はガスバッグ挿入パイプ、10
6、107はガスバッグ102、103に連通された空
気圧送パイプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ガスバッ
グ挿入冶具101及びガスバッグ102、103を用い
てガスを遮断する方法においては、次のような欠点があ
る。 a.ガスバッグ102、103内に空気を圧送する空気
圧送パイプ106、107の長さが長くなるため、これ
に伴って挿入冶具101が大型化する。 b.挿入冶具101が大型化すると、作業溝の掘削面積
が大きくなって土工費が嵩むようになる。 c.ガスバッグ102、103の挿入距離が長いため、
挿入作業がやりにくいと共に、挿入に時間がかかる。 本発明は、ノーブロー方式でガスバッグをガス導管内に
挿入する冶具において、上記a〜cに記述した問題点を
解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の最良の技術手段は次のとおりである。 1.具本体に対して垂直に挿入自在の円筒状のガスバ
ッグ挿入パイプの下部を左右対称的に切り欠いて開口部
とこの両側に側壁を形成したこと、前記ガスバッグ挿入
パイプ内に上方からガイドパイプを挿入すると共に、こ
のガイドパイプ内に2本の空気圧送パイプを挿入して、
この空気圧送パイプの下部には夫々膨らんだときにドラ
ム状を呈するガスバッグが互いに反対方向を向くように
して取り付けられていること、前記ガスバッグ挿入パイ
プは、ガス導管に取り付けられたシャッター装置上に取
り付けられた挿入冶具本体を経由してガス導管に穿孔し
た挿入孔に挿入され、このガスバッグ挿入パイプ内を経
由して前記ガイドパイプと共に前記空気圧送パイプに取
り付けられたガスバッグがガス導管内に挿入されるこ
と、を特徴とするガスバッグ挿入冶具。
【0005】2.ガスバッグ挿入パイプの上端とガイド
パイプの間を気密に形成して成る前記1記載のガスバッ
グ挿入冶具。 3.ガスバッグは、柔軟な薄巾円筒状体により偏平に形
成されていて、膨らんだときにドラム状を呈するように
構成されている前記1又は2記載のガスバッグ挿入冶
具。 4.空気圧送パイプは、ガスバッグ内に空気を注入する
機能に併せて、空気を抜いて萎ませたガスバッグを捲き
込みながらガイドパイプと一緒にガスバッグ挿入パイプ
内に引き込む機能を有する前記1又は2又は3記載のガ
スバッグ挿入冶具。
【0006】5.ガスバッグ挿入パイプの下部に設けた
左右の開口部の上縁に保護カバーを取り付けて成る前記
1又は2又は3又は4記載のガスバッグ挿入冶具。 6.ガスバッグ挿入パイプに設けた左右の開口部の内側
であって、対称位置に、ガスバッグ捲き込み用のガイド
を形成して成る前記1又は2又は3又は4又は5記載の
ガスバッグ挿入冶具。
【0007】
【作用】活管状態においてガスバッグを挿入する場合、
ガス導管にシャッター装置を取り付けたのち、このシャ
ッター装置上にノーブロー方式の穿孔機を取り付けてガ
スバッグ挿入孔を穿孔し、その後シャッター装置を閉じ
てガスの漏洩を防ぎながら穿孔機をとり外し、ここに本
発明に係るガスバッグ挿入冶具を取り付けてガスバッグ
の挿入を行う。
【0008】このガスバッグの挿入は次の手順で行う。 1)予め薄巾円筒状体のガスバッグ内から空気を抜き、
これを空気圧送パイプから遠い位置、つまり両端から内
側に捲き込んで筒状に形成した一対のガスバッグを解け
ないように例えば面テープで固定し、ガイドパイプを引
き上げてガスバッグ挿入パイプの円筒部内径内に収納し
ておく。又、ガスバッグ挿入パイプ及びガイドパイプに
取り付けたホルダーの握り部分の向きを、ガス導管の管
軸仮想中心線に一致させておく。
【0009】2)シャッター装置のシャッター板を開い
てガスバッグ挿入パイプを押し下げる。ガスバッグ挿入
パイプの円筒部は、挿入孔を少し通過した位置で停止
し、開口部の先端はガス導管の中に位置させる。
【0010】3)ホルダー上のワンタッチ継手にY型エ
アホースを接続し、ポンプ等を利用してガスバッグ内に
空気を送り込む。エアホースとワンタッチ継手の間には
個別にガスバッグの内圧を監視するための圧力計を取り
付けておく。空気がガスバッグ内に送入されると、この
ガスバッグは、ガスバッグ挿入パイプの下部に形成した
開口部を経てガス導管内に押し出されるように膨らみ始
める。このとき、ガスバッグ挿入パイプの側壁はガスバ
ッグが膨らむ際に、ガスバッグの膨らむ姿勢を制御を
し、ガスバッグが傾きながら膨らむのを防止する。ガス
バッグは膨らみながら、やがてガス導管の内面に接触
し、これによりガスを遮断する。
【0011】4)ガスバッグに対する空気の圧送装置
は、夫々独立した空気流路を形成する空気圧送パイプ、
及びこれと連通するワンタッチ継手、ガスバッグの内圧
を監視する圧力計とから構成されるため、万一ガスバッ
グにピンホール等の不具合が生じてもガスバッグの内圧
を確認できる。又、空気を送り続けることによってバッ
グ内圧を維持できるため、遮断工事に支障をきたさない
ようにできる。
【0012】5)工事終了後、ガスバッグの内圧を強制
的に抜き取ると、ガスバッグはガス導管内において萎
み、偏平になる。この状態において、ガイドパイプと一
緒に空気圧送パイプを回転させると、ガスバッグはガス
バッグ挿入パイプの捲き込みガイドに接しながら空気圧
送パイプに捲きつく。このようにして空気圧送パイプに
ガスバッグを捲き付けてからガイドパイプを引き上げる
と、ガスバッグはガスバッグ挿入パイプの円筒部内に収
納される。
【0013】6)このようにしてガスバッグをガスバッ
グ挿入パイプ内に挿入したのち、ガスバッグ挿入パイプ
をシャッター装置上であって具本体内まで引き上げ、
次にシャッター装置を閉じ、具本体をシャッター装置
から取り外してガスの遮断作業(撤収)を終了する。
【0014】
【発明の実施の形態】ガスバッグ挿入パイプは、円筒状
のもので構成されており、その下部には、左右対称に開
口部が設けられている。この開口部は、ガスバッグがガ
ス導管内に出るためと、萎んだガスバッグを捲きとると
きに、細く捲き込むことができるようにするためと、ガ
スバッグが膨らむときに、このガスバッグの姿勢を制御
するためと、ガスバッグが膨らむときにその反力を受け
る諸機能を有している。
【0015】又、この開口部の上縁にはガスバッグ本体
を出し入れする際に、擦り傷がつかないように、保護カ
バーが取り付けてある。更に、左右の開口部の内側であ
って、対称位置には、ガスバッグ本体を捲き込むときに
これを容易にする捲き込みガイドが形成されている。
又、ガスバッグ挿入パイプの上端には、扱いと方向を出
し易いように握りが取り付けられている。
【0016】ガスバッグは、薄いゴム引布等で作られた
もので、膨らんだときの形状が円筒体、或いはドラム状
となるように、例えば円周を形成する布と、この円周の
両サイドを閉塞する側面布で構成したり、中空の旗状に
形成し、内部に空気を注入することによりドラム状(太
鼓状)を呈するものとする。
【0017】このガスバッグは、垂直の2本の空気圧送
パイプの下に、管軸に向かって一方は左向き、他方は右
向きに取り付けられており、空気圧送パイプとは1ケ所
又は2〜3ケ所でその内部が連通されていて、夫々同時
に空気が注入されたり、排出されることにより注排出時
間の短縮が図れるように工夫されている。この空気圧送
パイプは、2本独立したものを1本のガイドパイプ内に
挿入してもよいし、1本のパイプ内に2つの空気圧送空
間を形成したものでもよい。
【0018】前記ガイドパイプの上端にはホルダーが取
り付けられ、空気圧送パイプはこのホルダーを経由して
上部に突出している。そして、この突出した部分にワン
タッチ式の継手が取り付けられていて、この継手に空気
ポンプ又はエアタンクから延長されたホースが接続され
る。又、継手と空気ポンプ又はエアタンクとの間には、
圧力計が取り付けられていて、ガスバッグ内の空気圧を
監視できる。
【0019】
【実施例】図1は本発明に係るガスバッグ挿入冶具の全
体図、図2は断面図であって、1はガスバッグ挿入パイ
プ、2、2aはこの挿入パイプ1の下部において、この
左右対称に形成された開口部、3、3aは前記開口部
2、2aの間(前後)に形成された側壁である。
【0020】4は挿入パイプ1の上端に取り付けられた
握りであって、この握り4を持って挿入パイプ1をガス
導管A内に挿入したり、ガス導管A内から引き出した
り、ガス導管Aとの位置、方向合わせを行う。5、5a
はガスバッグであって、このガスバッグ5、5aは膨ら
んだときにドラム状を呈するゴム引き薄布の円筒体で構
成され、垂直の空気圧送パイプ6、6aの下部に、互い
に反対方向を向くように取り付けられている。7は空気
圧送パイプ6、6aとガスバッグ5、5a内を連通する
連通パイプである。
【0021】上記空気圧送パイプ6、6aは、実施例の
場合、図3に示すように、ガイドパイプ8内に挿入され
ており、このガイドパイプ8で前記握り4部分を上方に
貫通して抜け、そして上端にホルダー9を取り付け、こ
のホルダー9を持ってガスバッグ挿入パイプ1内にガス
バッグ5、5aを引き込んだり、ガスバッグ5、5aを
ガス導管A内に押し出したり、捲き込んだりすることが
できる。
【0022】10はホルダー9上において、前記空気圧
送パイプ6、6a内に空気を圧送するためのワンタッチ
継手(カプラー)であって、この継手10は、図2にお
いてエアホース11、圧力計12、Y型エアホース13
を経由して図示しない空気ポンプに結ばれている。
【0023】14は公知のシャッター装置、14aはシ
ャッター板、15はこのシャッター装置14上に取り付
けられた冶具本体であって、ガスバッグ挿入パイプ1
は、この冶具本体15に垂直に取り付けられていて、シ
ャッター装置14を貫通してガス導管A内にその先端が
出入り自在である。なお、具本体15とガスバッグ挿
入パイプ1及びこのガスバッグ挿入パイプ1とガイドパ
イプ8間は摺動自在であるが、気密は確保されている。
【0024】図4は、ガスバッグ挿入パイプ1の開口部
2、2aを示すもので、この開口部2、2aの上縁には
ガスバッグ保護カバー16が夫々取り付けられていると
共に、内側に向けて対称位置にガスバッグ捲き込みガイ
ド17、17aが形成されている。
【0025】図5は、ガイドパイプ8内に2本の空気圧
送パイプ6、6aが挿入されている状態の断面図、図6
は、空気圧送パイプ6、6aとガイドパイプ8を一体化
した実施例、図7はガスバッグ挿入パイプ1内にガスバ
ッグ5、5aを挿入する準備段階の説明図であって、萎
ませたガスバッグ5、5aを一旦ガスバッグ挿入パイプ
1の下部に露出させて両端から夫々中心方向に向けて捲
き込み、面テープ18で止め、これを引き上げて図8に
示すようにガスバッグ挿入パイプ1の円筒内に収容す
る。この状態でガスバッグ挿入パイプ1の円筒部を挿入
孔Bのところまで降ろすと、丁度開口部2、2aはガス
導管A内に位置する。なお、ガスバッグ5、5a内に
は、管軸方向への膨らみを規制するために、例えば図1
において一点鎖線で示すように、膨らみ規制帯(紐)1
9を取り付けておいてもよい。
【0026】上記ガスバッグ挿入冶具の使用例を次に説
明する。 1)予め薄巾円筒状体のガスバッグ5、5a内から空気
を抜き、これを空気圧送パイプ6、6aから遠い位置、
つまり両端から内側に捲き込んで筒状に形成した一対の
ガスバッグ5、5aを解けないように例えば面テープ1
8で固定し、ガイドパイプ8を引き上げてガスバッグ挿
入パイプ1の円筒部内径内に収納しておく。又、ガスバ
ッグ挿入パイプ1及びガイドパイプ8に取り付けたホル
ダーの握り4部分の向きを、ガス導管Aの管軸仮想中心
線に一致させておく。
【0027】2)シャッター装置14のシャッター板1
4aを開いてガスバッグ挿入パイプ1を押し下げる。ガ
スバッグ挿入パイプ1の円筒部は、挿入孔Bを少し通過
した位置で停止し、開口部の先端はガス導管Aの中に位
置させる。
【0028】3)ホルダー9上のワンタッチ継手10に
Y型エアホース11を接続し、ポンプ等を利用してガス
バッグ5、5a内に空気を送り込む。エアホース11と
ワンタッチ継手10の間には個別にガスバッグ5、5a
の内圧を監視するための圧力計12を取り付けておく。
空気がガスバッグ5、5a内に送入されると、このガス
バッグ5、5aは、ガスバッグ挿入パイプ1の下部に形
成した開口部2、2aを経てガス導管A内に押し出され
るように膨らみ始める。このとき、ガスバッグ挿入パイ
プ1の側壁3、3aはガスバッグ5、5aが膨らむ際
に、ガスバッグ5、5aの膨らむ姿勢を制御をし、ガス
バッグ5、5aが傾きながら膨らむのを防止する。ガス
バッグ5、5aは膨らみながら、やがてガス導管Aの内
面に接触し、これによりガスを遮断する。
【0029】4)ガスバッグ5、5aに対する空気の圧
送装置は、夫々独立した空気流路を形成する空気圧送パ
イプ6、6a、及びこれと連通するワンタッチ継手1
0、ガスバッグ5、5aの内圧を監視する圧力計12と
から構成されるため、万一ガスバッグ5、5aにピンホ
ール等の不具合が生じてもガスバッグ5、5aの内圧を
確認できる。又、空気を送り続けることによってバッグ
内圧を維持できるため、遮断工事に支障をきたさないよ
うにできる。
【0030】5)工事終了後、ガスバッグ5、5aの内
圧を強制的に抜き取ると、ガスバッグ5、5aはガス導
管A内において萎み、偏平になる。この状態において、
ガイドパイプ8と一緒に空気圧送パイプ6、6aを回転
させると、ガスバッグ5、5aはガスバッグ挿入パイプ
1の捲き込みガイドに接しながら空気圧送パイプ6、6
aに捲きつく。このようにして空気圧送パイプ6、6a
にガスバッグ5、5aを捲き付けてからガイドパイプ8
を引き上げると、ガスバッグ5、5aはガスバッグ挿入
パイプ1の円筒部内に収納される。
【0031】6)このようにしてガスバッグ5、5aを
ガスバッグ挿入パイプ1内に挿入したのち、ガスバッグ
挿入パイプ1をシャッター装置14上であって具本体
15内まで引き上げ、次にシャッター装置14を閉じ、
具本体15をシャッター装置14から取り外してガス
の遮断作業(撤収)を終了する。なお、ガスバッグ5、
5aは、左右同時に膨らませることもできれば、単独で
膨らませることもできる。萎ませるときも同様である。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るガスバッグ挿入冶具は以上
の如き方法で使用され、次の効果を奏する。 a.ガスバッグ挿入パイプの下部に開口部と側壁を設け
たことにより、ガスバッグを膨らませる段階で、ガスバ
ッグの姿勢を制御し、ガスバッグが膨らんで管内壁に接
する段階まで強制的にこの姿勢を保持できる。又、ガス
バッグは、開口部から押し出されるようにして膨らんで
行き、更にガスバッグのジョイント部(連通管部)は挿
入パイプ側壁の内側に接した状態で膨らみ始める効果が
得られることから、ガスバッグが膨らんで管内壁に接す
るまでは、一定の姿勢を保ちながら膨らみ続ける。
【0033】b.ガスバッグ挿入パイプとこの内部に空
気圧送パイプを垂直に挿入し、ガスバッグを左右(上流
と下流側)に膨らませるだけのため、ガスバッグを挿入
するための距離は最短となる。この結果、挿入冶具の小
型化を図ることができると共に、作業溝を小さくでき
る。よって、作業がしやすいと共に土工費の節約を図る
ことができる。 c.ガスバッグ挿入パイプの開口部に捲き込みガイドを
設けたことにより、ガスバッグを萎ませたのち、これを
捲き込むことが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスバッグをガス導管内に挿入した状態の挿入
冶具全体の説明図。
【図2】ガスバッグをガス導管内に挿入した状態の挿入
冶具の断面図。
【図3】ガイドパイプと空気圧送パイプ及びガスバッグ
の説明図。
【図4】ガスバッグ挿入パイプの下部に形成した開口部
の説明図。
【図5】ガイドパイプと空気圧送パイプの説明図。
【図6】ガイドパイプと空気圧送パイプを一体化したと
きの説明図。
【図7】ガスバッグ挿入パイプ内にガスバッグを挿入す
る方法の説明図。
【図8】ガスバッグ挿入パイプ内にガスバッグが収納さ
れている状態の説明図。
【図9】ガスバッグをガスバッグ挿入パイプ内に捲き込
む状態の説明図。
【図10】従来のガスバッグ挿入冶具とガスバッグ挿入
方法の説明図。
【符号の説明】
1 ガスバッグ挿入パイプ 2,2a 開口部 5,5a ガスバッグ 8 ガイドパイプ 10 ワンタッチ継手 17,17a ガスバッグ捲き込みガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 衣川 雅也 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2 号 大阪瓦斯株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16L 55/12

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 具本体に対して垂直に挿入自在の円筒
    状のガスバッグ挿入パイプの下部を左右対称的に切り欠
    いて開口部とこの両側に側壁を形成したこと、 前記ガスバッグ挿入パイプ内に上方からガイドパイプを
    挿入すると共に、このガイドパイプ内に2本の空気圧送
    パイプを挿入して、この空気圧送パイプの下部には夫々
    膨らんだときにドラム状を呈するガスバッグが互いに反
    対方向を向くようにして取り付けられていること、 前記ガスバッグ挿入パイプは、ガス導管に取り付けられ
    たシャッター装置上に取り付けられた挿入冶具本体を経
    由してガス導管に穿孔した挿入孔に挿入され、このガス
    バッグ挿入パイプ内を経由して前記ガイドパイプと共に
    前記空気圧送パイプに取り付けられたガスバッグがガス
    導管内に挿入されること、 を特徴とするガスバッグ挿入冶具。
  2. 【請求項2】 ガスバッグ挿入パイプの上端とガイドパ
    イプの間を気密に形成して成る請求項1記載のガスバッ
    グ挿入冶具。
  3. 【請求項3】 ガスバッグは、柔軟な薄巾円筒状体によ
    り偏平に形成されていて、膨らんだときにドラム状を呈
    するように構成されている請求項1又は2記載のガスバ
    ッグ挿入冶具。
  4. 【請求項4】 空気圧送パイプは、ガスバッグ内に空気
    を注入する機能に併せて、空気を抜いて萎ませたガスバ
    ッグを捲き込みながらガイドパイプと一緒にガスバッグ
    挿入パイプ内に引き込む機能を有する請求項1又は2又
    は3記載のガスバッグ挿入冶具。
  5. 【請求項5】 ガスバッグ挿入パイプの下部に設けた左
    右の開口部の上縁に保護カバーを取り付けて成る請求項
    1又は2又は3又は4記載のガスバッグ挿入冶具。
  6. 【請求項6】 ガスバッグ挿入パイプに設けた左右の開
    口部の内側であって、対称位置に、ガスバッグ捲き込み
    用のガイドを形成して成る請求項1又は2又は3又は4
    又は5記載のガスバッグ挿入冶具。
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