JP2779334B2 - 遠心濃縮機 - Google Patents

遠心濃縮機

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、濃縮すべき原液を円筒
状の濾材内に供給し、該濾材を回転させることにより遠
心力を利用して上記原液を濃縮する遠心濃縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠心濃縮機は種々の構造
のものが知られている。例えば、外筒内に内周方向全周
にわたって延びた円環状凸部を複数個形成し、該円環状
凸部により外筒内に内筒を支持して、外筒と内筒とを一
体的に回転させることにより、内筒内に供給した原液の
遠心濾過を行い、濃縮した原液を内筒より取り出すよう
に構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
造のものでは、外筒内の全周にわたって円環状の凸部を
形成して内筒を支持するため、多数の円環状の凸部が必
要となり、凸部の材料が多量に必要となり、濃縮機全体
の重量増加、部品点数の増加を招くとともに、濾液が外
筒と内筒との間で円滑に前端側から該前端側より下方に
傾斜した後端側に向けて流れず、滞留する可能性があっ
た。従って、本発明の目的は、上記問題を解決すること
にあって、外筒内で内筒を支持する部材の材料を少なく
し、軽量化を図ることかできるとともに、外筒と内筒と
の間で濾液を円滑に流すことができる遠心濃縮機を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、外筒内に内筒を支持する固定部材を、上
記外筒の軸方向に延びた複数の支持棒と、該支持棒間を
互い違いに連結する円弧状支持アームとを備えて、上記
内筒を上記外筒に一体的に回転可能に固定するように構
成する。すなわち、請求項1にかかる発明の遠心濃縮機
は、水平方向に対して傾斜し回転可能に配置された外筒
と、該外筒内に配置され、濃縮すべき原液が供給される
とともに濾液が外筒側に排出される円筒状濾材を有する
内筒と、上記外筒の軸方向に延びた複数の支持棒と、該
支持棒間を互い違いに連結する円弧状支持アームとを備
えて、上記内筒を上記外筒に一体的に回転可能に固定す
る固定部材と、上記外筒に対して上記内筒を回転駆動し
て上記内筒内の原液の濃縮を促進させる駆動装置と、上
記内筒内で濃縮された原液を排出する濃縮原液排出口
と、上記内筒から上記外筒内に排出された濾液を排出す
る濾液排出口と、を備えるように構成している。請求項
2にかかる発明の遠心濃縮機は、請求項1の遠心濃縮機
において、上記外筒と内筒との間で、上記支持棒は内筒
の中心軸回りに90度間隔に4本配置されるとともに、
上記支持アームは上記内筒の中心軸回りに90度の角度
範囲に延びた円弧状部材であるように構成している。請
求項3にかかる発明の遠心濃縮機は、請求項1又は2の
遠心濃縮機において、上記支持アームは、その各端部に
内筒の中心軸に対して径方向外向きに突出した係合部を
備え、該係合部の内側の凹部に上記支持棒を嵌合すると
ともに、上記係合部と係合部との間の支持アーム部分と
上記外筒の内周面との間には濾液が流れる隙間90を形
成するように構成している。
【0005】
【発明の効果】本発明の構成によれば、内筒を外筒に固
定する固定部材を、軸方向に延びる複数の支持棒と、隣
接する支持棒を連結する支持アームとで構成し、かつ、
支持アームは1カ所で内筒の全外周面に配置するのでは
なく、その一部に配置するようにしたので、その分だけ
支持アームの本数及び材料が少なくなり、部材点数の減
少を図ることができ、組み付け工数も少なくなり組み付
け易くなる。また、必要に応じて支持アームを配置する
ことができ、内筒の剛性度合いに応じて、支持アーム及
び支持棒の本数をより少なくすることもできる。また、
支持アームは外筒と内筒との間のいずれかの部分で軸方
向に切り欠かれた状態となり、この切り欠かれた部分よ
り濾液は軸方向に流れることができ、外筒と内筒との間
で濾液を円滑に流すことができる。さらに、各支持アー
ムの各端部に内筒の中心軸に対して径方向外向きに突出
した係合部を有するように構成し、上記係合部と係合部
との間の支持アーム部分と上記外筒の内周面との間に
は、濾液が流れる隙間を形成するようにしたので、外筒
と内筒との間を流れる濾液が支持アームにより内筒の軸
方向の流れを妨げられることが少なくなり、より円滑に
濾液を回収することができる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜図8
に基づいて詳細に説明する。本実施例にかかる遠心濃縮
機は、図1に示すように、水平方向に対して傾斜し回転
可能に配置された外筒1と、該外筒1内に配置され濃縮
すべき原液が供給されるとともに濾液が外筒側に排出さ
れる円筒状濾材3を有する内筒2と、上記外筒1の軸方
向に延びた複数の支持棒30,…,30と該支持棒3
0,30間を互い違いに連結する円弧状支持アーム3
1,…,31とを備えて上記内筒2を上記外筒1に一体
的に回転可能に固定する固定部材4と、上記外筒1に対
して上記内筒2を回転駆動して上記内筒2内の原液の濃
縮を促進させる駆動装置5と、上記内筒2内で濃縮され
た原液を排出する濃縮原液排出口6と、上記内筒2から
上記外筒1内に排出された濾液を排出する濾液排出口7
と、を備えて大略構成している。
【0007】上記外筒1は、連結部材22により連結さ
れた前スタンド21と後スタンド23との間で、前後各
端部で3個のローラにより回転可能に支持されており、
かつ、原液の流れる方向に対して下向き傾斜するように
配置している。すなわち、図1〜3に示すように、外筒
1の前端は、その下部が2つの回転ローラ14,14に
より回転可能に支持され、その回転ローラ14,14間
の中心の上方に押さえローラ11を配置するとともに、
対応する後端にも下部に2つのローラ19,19を配置
し、その上部に押さえローラ13を配置して、2つの押
さえローラ11,13で外筒1が回転中に上方に飛び出
さないように押さえるようにしている。上記回転ローラ
14,14,19,19は、回転軸20,20により前
後スタンド21,23に回転自在に支持されている。上
記外筒1は、前スタンド21の下部に両側に傾斜調整機
構60を備えている。この各傾斜調整機構60は、連結
部材22と前スタンド21,21とをボルトで連結する
とき、上下に5個のボルト穴21a,21b,21c,
21d,21eを形成して、2本のボルト61,61を
入れるボルト穴21a〜21eの位置を調整することに
より後スタンド23との間で支持する外筒1及び内筒2
の傾斜角度を調整できるようにしている。この傾斜角度
は、濃縮すべき原液の種類や性状、外筒1の回転速度、
要求される濃縮速度などにより適宜調整されるが、通常
は20〜30度程度である。
【0008】上記連結部材22の前側には駆動モータ1
7が固定されており、この駆動モータ17の回転軸に固
定されたプーリ16と上記2つの回転ローラ14,14
とをベルト15により連結して、駆動モータ17の回転
駆動により回転ローラ14,14が同一方向に同期して
回転し、外筒1が回転するようにしている。なお、18
はベルト15をV字状に配置するためのガイドローラで
ある。このガイドローラ18は、その回転軸を支持する
支持板62がピン63,63で前スタンド21,21の
固定孔に固定されており、前スタンド21,21の他の
固定孔に位置を変えてピン63,63を差し込むことに
よりガイドローラ18の位置を調整することができ、ベ
ルト15の張り具合を調整することができる。また、押
さえローラ11,13は、前後スタンド21,23の両
側に固定された側板8,8より延びた支持部材24,2
4の先端の円筒ガイド25を前後に配置して、該一対の
円筒ガイド25,25により押さえローラ11の回転軸
12を回転自在に支持して上記所定位置から位置ずれし
ないようにしている。なお、外筒1の後端の外周面には
リブ1aを形成して、該リブ1aが後端側のローラ1
3,19,19の溝に嵌合して外筒1の回転を案内する
ようにしている。なお、この押さえローラ11,13は
外筒1の回転速度が低い場合には省略することも可能で
ある。
【0009】上記外筒1の前端には円環状の前面板35
が固定され、前面板35の中央の原液供給口35aが形
成されている。また、上記外筒1の後端は内筒2よりも
短くして円環状の後面板38を配置し、外筒1と内筒2
との間に溜まった濾液を後面板38の中央開口を介して
濾液ポケット51内に回収し、該濾液ポケット51の下
方の濾液排出口7より濃縮機外に排出させるようにして
いる。上記内筒2は、濃縮カゴ又は脱水筒である円筒状
の濾材3より構成され、その前端には、図6,7に示さ
れたように中央に上記外筒1の前面板35の原液供給口
35aに連通する原液供給口40aが形成された1枚の
円環状前板40が固定され、かつ、該前板40が上記前
面板35に両原液供給口35a,40aが相互に連通す
るようにボルトで連結される一方、後端は、外筒1より
後方に突出して開口されて濃縮原液ポケット50に連通
するように配置され、内筒2内の濃縮された原液を濃縮
原液ポケット50の下端中央の濃縮原液排出口6から濃
縮機外に排出させるようにしている。
【0010】上記濾液排出口7を有する濾液ポケット5
1と濃縮原液排出口6を有する濃縮原液ポケット50と
は仕切り板37により完全に仕切られており、ボルト・
ナットにより側板8,8に固定されている。上記固定部
材4は、上記外筒1の軸方向に延びた4本の支持棒3
0,…,30を外筒1の中心軸に対して90度間隔毎に
上記外筒1の内周面に配置する。そして、外筒1の円周
方向に隣接する支持棒30,30間を外筒1の中心軸に
対して90度の角度範囲まで円弧状に延びた円弧状支持
アーム31で連結し、かつ、この支持アーム31が外筒
1の軸方向沿いに90度ずつ位相がずれるように配置さ
れている。すなわち、例えば、外筒1の最下端を0度と
し、該0度から時計方向に90度まで1本の支持アーム
31が配置されて0度の位置で軸方向に延びた支持棒3
0と90度の位置で軸方向に延びた支持棒30とを連結
する。次いで、外筒1の軸方向に所定間隔だけ後側にず
れた90度の支持棒30から、時計方向に180度の位
置で軸方向に延びた支持棒30までを別の支持アーム3
1で連結する。次いで、外筒1の軸方向に所定間隔だけ
後側にずれた180度の支持棒30から、時計方向に2
70度の位置で軸方向に延びた支持棒30までをさらに
別の支持アーム31で連結する。次いで、外筒1の軸方
向に所定間隔だけ後側にずれた270度の支持棒30か
ら、時計方向に360度の位置で軸方向に延びた支持棒
30までをさらに別の支持アーム31で連結する。この
ようにして、支持棒30の同一位置では該支持棒30と
直交する外筒1の内周方向沿いに4本の支持アーム3
1,…,31が配置されるのではなく、所定間隔をおい
て、支持アーム31,…,31が90度ずつ位相を異な
らせるように配置されている。よって、外筒1の軸方向
前側から後側を見た状態では、図4に示すように円形に
4本の支持アーム31,…,31が配置されているよう
に見えるが、側方又は上面から見れば図1,図5に示す
ように所定間隔ごとにずれて支持アーム31,…,31
が配置されている。図4,5に示すように、各支持アー
ム31の各端部は、大略C字状に屈曲しかつ内筒2の中
心軸に対して径方向外向きに突出した係合部31aを有
し、この係合部31aの凹部31b内に上記支持棒30
をボルト32で固定するようにしている。上記係合部3
1aの外面は外筒1の内周面に接触する一方、支持アー
ム31の内面は内筒2の外周面に接触するようになって
おり、上記係合部31aと係合部31aとの間の支持ア
ーム部分と上記外筒1の内周面との間には、濾液が流れ
る隙間90を形成するようにしている。
【0011】各円弧状アーム31と支持棒30とのなす
角度は組み込みやすさ及び安定性の見地から90度が好
ましいが、これに限らず、原液の流れる方向に向けて多
少傾斜するように組み付けてもよい。なお、必要に応じ
て、上記側板8,8の上方を図2,3に2点鎖線で示す
ように、把手36a付きのカバー36で覆うようにして
もよい。このカバー36は、例えば一方をちょうつがい
で開閉可能に連結したり、又は、単に側板8,8の上に
載置するだけでもよい。
【0012】上記構成によれば、駆動モータ17の正逆
回転駆動又はいずれか一方向の回転駆動により、ベルト
15で回転ローラ14,14が回転駆動され、ローラ1
1,19,19,13の案内により外筒1が内筒2とと
もに一体的に前後スタント21,23に対して回転させ
られる。この状態で、前面板35の原液供給口35a及
び円環状前板40の原液供給口40aを介して原液を内
筒2内に供給し、内筒2の濾材3により濾過を行いつつ
原液を内筒2の後端側に送る。このとき、原液中の液体
は内筒2の回転に伴い発生する遠心圧力により内筒2外
に排出されて濾過が行われる。濾過された濾液は内筒2
と外筒1との間を外筒1の後端側に流れる。このときの
内筒2内での原液の流れの模式図を図8(A)に、濾液
の流れを図8(B)にそれぞれ示す。この図8は模式的
なものであり、現実の原液及び濾液の流れは必ずしもこ
のようなものではなく、より複雑なものとなっているこ
とが多い。この図8では、(A)に示すように、反時計
方向に内筒2が回転するとき、内筒2の内周面に0.5
〜2cm程度の厚さとなるように原液を少しずつ供給す
る。内筒2内では矢印70に示すように内筒2の内周面
を回転しながら内筒2の後側に原液が流れる一方、矢印
71で示すように内筒2から濾液が排出される。図8
(B)は、平面的に内筒内を見たものであり、矢印72
で示すように内筒2の外周面において支持アーム31と
外筒1の内周面との間の隙間90を通過するようにして
軸方向後側に流れる濾液と、矢印73で示すように内筒
2の外周面を支持アーム31に沿ってジクザク状に流れ
る濾液とが示されている。そして、内筒2内で液体が濾
材3外に排出されて濃縮された原液は、濃縮原液ポケッ
ト50内に入り濃縮原液排出口6より排出される一方、
内筒2から外筒1側に排出された濾液は濾液ポケット5
1内に入り濾液排出口7より排出される。
【0013】上記実施例によれば、内筒2を外筒1に固
定する固定部材4を、軸方向に延びる4本の支持棒3
0,…,30と、隣接する支持棒30,30を連結する
支持アーム31とで構成し、かつ、支持アーム31は1
カ所で内筒2の全外周面に配置するのではなく、その一
部に配置するようにしたので、その分だけ支持アーム3
1の本数が少なくなり、部材点数の減少を図ることがで
き、組み付け工数も少なくなり組み付け易くなる。ま
た、必要に応じて支持アーム31を配置することがで
き、内筒2の剛性度合いに応じて、支持アーム31及び
支持棒30の本数をより少なくすることもできる。ま
た、支持アーム31が全周に配置されるのではなく外筒
1と内筒2との間のいずれかの部分で軸方向に切り欠か
れた状態となり、この切り欠かれた部分より濾液は軸方
向に(すなわち図8(B)の矢印73のように)流れる
ことができ、外筒1と内筒2との間で濾液を円滑に流す
ことができる。さらに、各支持アーム31の各端部は、
大略C字状に屈曲しかつ内筒2の中心軸に対して径方向
外向きに突出した係合部31aを有し、上記係合部31
aと係合部31aとの間の支持アーム部分と上記外筒1
の内周面との間には、濾液が流れる隙間90を形成する
ようにしたので、外筒1と内筒2との間を流れる濾液が
支持アーム31により内筒2の軸方向の流れを妨げられ
ることが少なくなり、より円滑に濾液を回収することが
できる。
【0014】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、
内筒2の濾材3の形状は単なる円筒に限らず、前端から
後端に向かうに従いその内径寸法が小さくなるような円
錐形状や、前端から中央部分までは円筒形状で、該中央
部分から後端に向かうに従いその内径寸法が小さくなる
円錐形状となるように構成してもよい。また、支持アー
ム31は4本に限らず2本以上の任意の本数でよい。ま
た、その角度も90度に限らず任意の角度でよく、相互
に異なる角度で構成してもよい。また、支持アーム31
と支持アーム31とを連結する支持棒30は1本の支持
棒30に限らず、2本の支持棒30,30で構成して、
図4に示すように支持棒30,…,30と支持アーム3
1,…,31とで完全な円を構成するのではなく、一部
隙間があくように構成してもよい。また、カバー36を
遠心濃縮機に備えるとき、押さえローラ11,13をカ
バー36に取り付けるようにすれば、支持部材24,2
4を省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかる遠心濃縮機の一部
破断状態での正面図である。
【図2】 図1の遠心濃縮機の前端部分を示す左側面図
である。
【図3】 回転軸12を支持する支持部材24の配置を
省略した状態での図1の遠心濃縮機の後端部分を示す右
側面図である。
【図4】 支持棒の配置を一部省略した状態での図1の
遠心濃縮機の固定部材を内筒の軸方向前側から後側に向
けて見た状態での正面図である。
【図5】 支持棒の配置を一部省略した状態での図4の
V−V線断面図である。
【図6】 支持棒の配置を一部省略した状態での図1の
遠心濃縮機の円環状前板の正面図である。
【図7】 図6のVII−VII線断面図である。
【図8】 (A)は内筒内の原液の流れを示す模式図、
(B)は内筒外の濾液の流れを示す模式図である。
【符号の説明】
1…外筒、1a…リブ、2…内筒、3…濾材、4…固定
部材、5…駆動装置、6…濃縮原液排出口、7…濾液排
出口、8…側板、11…押さえローラ、12…回転軸、
13…押さえローラ、14…回転ローラ、15…ベル
ト、16…プーリ、17…駆動モータ、19…ローラ、
20…回転軸、21…前スタンド、21a〜21e…ボ
ルト穴、22…連結部材、23…後スタンド、24…支
持部材、25…円筒ガイド、30…支持棒、31…支持
アーム、31a…端部、31b…凹部、32…ボルト、
35…前面板、35a…原液供給口、36…カバー、3
6a…把手、37…仕切り板、38…後面板、40…円
環状前板、40a…供給口、60…傾斜角度調整機構、
61…ボルト、62…支持板、63…ピン、70…原液
の流れ、71…濾液の流れ、72,73…濾液の流れ。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に対して傾斜し回転可能に配置
    された外筒(1)と、 該外筒内に配置され、濃縮すべき原液が供給されるとと
    もに濾液が外筒側に排出される円筒状濾材(3)を有す
    る内筒(2)と、 上記外筒の軸方向に延びた複数の支持棒(30)と、該
    支持棒間を互い違いに連結する円弧状支持アーム(3
    1)とを備えて、上記内筒を上記外筒に一体的に回転可
    能に固定する固定部材(4)と、 上記内筒と上記外筒とを一体的に回転駆動して上記内筒
    内の原液の濃縮を促進させる駆動装置(5)と、 上記内筒内で濃縮された原液を排出する濃縮原液排出口
    (6)と、 上記内筒から上記外筒内に排出された濾液を排出する濾
    液排出口(7)と、を備えるようにしたことを特徴とす
    る遠心濃縮機。
  2. 【請求項2】 上記外筒と内筒との間で、上記支持棒
    (30)は内筒の中心軸回りに90度間隔に4本配置さ
    れるとともに、上記支持アーム(31)は上記内筒の中
    心軸回りに90度の角度範囲に延びた円弧状部材である
    請求項1に記載の遠心濃縮機。
  3. 【請求項3】 上記支持アーム(31)は、その各端部
    に内筒の中心軸に対して径方向外向きに突出した係合部
    (31a)を備え、該係合部の内側の凹部(31b)に
    上記支持棒(30)を嵌合するとともに、上記係合部と
    係合部との間の支持アーム部分と上記外筒の内周面との
    間には濾液が流れる隙間(90)を形成するようにした
    請求項1又は2に記載の遠心濃縮機。
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