JP2778862B2 - トランジスタ回路 - Google Patents

トランジスタ回路

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JP2778862B2
JP2778862B2 JP3264653A JP26465391A JP2778862B2 JP 2778862 B2 JP2778862 B2 JP 2778862B2 JP 3264653 A JP3264653 A JP 3264653A JP 26465391 A JP26465391 A JP 26465391A JP 2778862 B2 JP2778862 B2 JP 2778862B2
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敏夫 熊本
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02Regulating voltage or current
    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
    • G05F3/10Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトランジスタ回路、特
に定電流源回路、電圧電流変換回路、レベルシフタ等の
トランジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図15に、従来の定電流源回路の回路図
を示す。図15の回路はバイポーラトランジスタ30の
エミッタと接地57の間に抵抗31を設けたものであ
り、トランジスタ30のベースにバイアス電位VB を与
えることにより、トランジスタ30のコレクタに電流I
を流す。図16はバイポーラトランジスタのコレクタ・
エミッタ間電圧VCEに対して流れるコレクタ電流IC
が、どのように変化するかを示したグラフである。コレ
クタ・エミッタ間電圧VCEに依存せずにほぼ一定のコレ
クタ電流IC が流れるいわゆる5極管領域QRが依存す
る。図15に示した回路が定電流源回路として動作する
ためには、この5極管領域QRにおいてトランジスタを
動作させる必要がある。これは出力抵抗を充分大きくす
る必要があるとも言い換えることができる。
【0003】図15に戻って、このことを考察してみる
と、トランジスタ30のベースにバイアス電位VB を、
例えば1.2Vを与えると、トランジスタ30のエミッ
タの電位はバイアス電位VB からベース・エミッタ間電
圧VBEだけ低い値となる。電圧VBEは通常0.7V程度
であるのでエミッタ電位は0.5V程度になる。よって
抵抗31には0.5Vの電圧がかかる。ここで抵抗31
の抵抗値をRとすると、コレクタに流れる電流は
【0004】
【数1】
【0005】となり、図15に示した回路は数1で定ま
る値の電流を流す電流源回路として動作する。但し、ト
ランジスタ30のコレクタ電位は、トランジスタ30が
5極管領域で動作するよう、バイアス電位VB 以上であ
ることが必要となる。
【0006】図17に示したMOSトランジスタ回路に
おいても同様のことが言える。MOSトランジスタ32
のソースを接地57に接続したこの回路では、図16に
おいてコレクタ電流IC をドレイン電流ID に、コレク
タ・エミッタ間電圧VCEをドレイン・ソース間電圧VDS
に、それぞれ読みかえればやはり同図に示すような5極
管領域QRが存在する。
【0007】図17に戻ってこのことを考察してみる
と、トランジスタ32のゲートにバイアス電位VB を、
例えば2.0Vを与える。この場合ドレインに流れる電
流IはMOSトランジスタの5極管領域QRの式
【0008】
【数2】
【0009】で決まる。ここではβはトランジスタのゲ
ート幅に比例し、ゲート長に逆比例するトランジスタゲ
インファクタと呼ばれる定数であり、VGSはゲートソー
ス間電圧、VTHはしきい値電圧であり通常0.8V前後
の値である。このときMOSトランジスタ32のドレイ
ン・ソース間電圧VDSが
【0010】
【数3】
【0011】の関係を満足するときMOSトランジスタ
32は5極管領域QRで動作する。即ち図17に示すト
ランジスタ回路は定電流源として動作する。
【0012】図18、図19に示すカレントミラー回路
もこれらを構成するトランジスタが5極管領域で動作す
ることが望ましい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の定電流源回路は
以上のように構成されていたが、未だその定電流性が不
充分であった。図16において示す、コレクタ・エミッ
タ間電圧VCE(若しくはドレイン・ソース間電圧VDS)
の増加によるコレクタ電流IC (若しくはドレイン電流
ID )の微増Δはバイポーラトランジスタにおけるアー
リ効果(若しくはMOSトランジスタにおけるチャネル
長変調効果)に起因している。
【0014】これを低減するために、図15,図17の
回路のそれぞれにおいて更にトランジスタを1個増やし
た図20、図21の回路も用いられる。図20の回路は
バイポーラトランジスタ33,34においてコレクタ電
流IC を共通に流し、図15の回路と同様にしてトラン
ジスタ34のエミッタを抵抗31を介して接地57に接
続したものである。しかしこの場合には、2つのバイア
ス電位VB1,VB2を設定しなければならず、複数のバイ
アス回路が必要であった。
【0015】図21の回路はMOSトランジスタ35,
36においてドレイン電流ID を共通に流し、図17の
回路と同様にしてトランジスタ36のソースを接地57
に接続したものである。この場合も図20の回路と同
様、2つのバイアス電位VB1,VB2を設定しなければな
らない。
【0016】このような事情は複数個の定電流源が並列
に接続されている場合でも同様である。図22にバイポ
ーラトランジスタ33a,33b,…33n及び34
a,34b,…34n、並びに抵抗31a,31b,…
31nからなる定電流源回路の回路図を示す。この回路
は図20に示した回路が並列に接続された構造をとる。
つまりトランジスタ33a,33b,…33nのベース
が、またトランジスタ34a,34b,…34nのベー
スがそれぞれ共通に接続されており、トランジスタ34
a,34b,…34nのそれぞれのエミッタに接続され
た抵抗31a,31b,…31nは接地57で共通に接
続される。この回路でも、トランジスタ33a,33
b,…33nのベースに与えるバイアス電位VB1と、ト
ランジスタ34a,34b,…34nのベースに与える
バイアス電位VB2との2つの電位を設定しなければなら
ない。
【0017】図23に示す回路は、図21に示した回路
が並列に接続された構造をとっている。MOSトランジ
スタ33a,33b,…33nのゲートが、またMOS
トランジスタ36a,36b,…36nのゲートがそれ
ぞれ共通に接続され、2つのバイアス電位VB1,VB2を
設定しなければならない。
【0018】トランジスタの不充分な定電流性は他のト
ランジスタ回路においても問題となる。図24はバイポ
ーラトランジスタ49と電流源50から構成されるエミ
ッタホロワの回路図である。トランジスタ49のベース
には入力端子52が、エミッタには出力端子51が、そ
れぞれ接続されており、バイポーラトランジスタ49の
ベース・エミッタ間電圧VBEだけのレベルシフトがなさ
れる。しかし、バイポーラトランジスタ49のアーリ効
果により、入力端子52に入力する入力電位に依存して
レベルシフト量が異なるため、出力端子51から得られ
る出力電位に歪が生じるという問題があった。同様のこ
とは、図25に示すソースホロワ回路についても言え
る。この回路ではレベルシフト量はVTH+(2I/β)
(1/2) で与えられ、定電流源56が流す電流値Iによっ
て調整が効くものの、MOSトランジスタのチャネル長
変調効果によって定電流性が不充分なため、MOSトラ
ンジスタ54のベースに接続された入力端子53に入力
する入力電位に対し、定電流源56と共通してエミッタ
に接続された出力端子55に出力する出力電位が歪むと
いう問題があった。
【0019】更に、図24に示すエミッタホロワ回路で
は、レベルシフト量はほぼVBEのみに固定されている。
更にレベルシフト量を大きくしようとする場合には図2
6に示したようにトランジスタ49のエミッタと電流源
50の間にダイオード58を挿入することもできるが、
これではほぼ2VBEのレベルシフト量となり、VBEから
2VBEの間のレベルシフト量を得たい場合にはこの回路
を用いることはできない。あるいはダイオードの代わり
に抵抗を用いてレベルシフト量を調整することもできる
が、このような受動素子は大きな面積を占めてしまうた
め、微細化、高速化の妨げとなり、好ましくない。
【0020】一方、2つの電位を設定しなければならな
いという問題点は電圧電流変換回路にも生じている。そ
の構成例を図27に示す。バイポーラトランジスタ3
7,38は差動対をなし、バイポーラトランジスタ3
9、抵抗40、接地57は図15に示した定電流源と同
じ構成をなしている。ここでトランジスタ37のベース
に入力電位Vinを与えると、入力電位Vinとバイアス電
位VB2との差に応じ、端子41,42に相補的なコレク
タ電流が流れる。従ってこの回路でも定電流源用のバイ
アス電位VB1と、電圧電流変換の基準となるバイアス電
位VB2の2つを設定しなければならない。
【0021】また図28に示すECLタイプのインバー
タでも同じことがいえる。バイポーラトランジスタ4
5,46は差動対をなし、バイポーラトランジスタ4
7、抵抗48、接地57は図15に示した定電流源と同
じ構成をとっている。トランジスタ45,46のそれぞ
れのコレクタには負荷抵抗44が一つずつ接続される。
トランジスタ45のベースに入力電位Vinを与えると、
これとバイアス電位VB2とのうち、高い方の電位が入力
するベースを備えたトランジスタに多くの電流が流れ、
端子43から取り出される論理は入力電位Vinの表す論
理を反転させる。この回路においても2つのバイアス電
位VB1,VB2を設定しなければならない。
【0022】以上の問題点をまとめると、次のようにな
る。
【0023】(1)1つのトランジスタを含む定電流源
回路では定電流性が不充分な場合があり、それを解決す
るために共通の出力電流が流れる2つのトランジスタを
用いて定電流源回路を構成すると、バイアス電圧を2つ
設定しなければならず、複数のバイアス回路が必要であ
った。
【0024】(2)(1)の定電流源回路が複数互いに
並列に接続された定電流源回路、例えばカレントミラー
回路でも複数のバイアス回路が必要であった。
【0025】(3)従来の電圧電流変換回路においても
入力電圧の基準となるバイアス電圧と、定電流源として
働く部分に必要なバイアス電圧の2つを設定しなければ
ならない。インバータについても同様である。
【0026】(4)従来のレベルシフト回路ではドレイ
ンの定電流性が不充分なために出力電位が歪んでしまう
という問題点があった。更にレベルシフト量もVBEのほ
ぼ整数倍にしか定めることができなかった。
【0027】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、(1)1つのバイアス電圧を設
定するのみで精度の高い定電流性を有する定電流源回路
を提供し、(2)1つのバイアス電圧を設定するのみで
動作する電圧電流変換回路及びインバータを提供し、
(3)出力電位の歪が少なく、レベルシフト量をVBEの
ほぼ整数倍の値以外に定めることができるレベルシフタ
を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるトラン
ジスタ回路は、第1端子と、第2端子と、第3端子と、
第2端子に接続された第1導電型のコレクタ電極、第1
導電型のエミッタ電極、第1端子に接続された第2導電
型のベース電極を有するバイポーラトランジスタと、エ
ミッタ電極に接続された第1導電型のドレイン電極、第
3端子に接続された第1導電型のソース電極、ベース電
極に接続されたゲート電極を有するMOSトランジスタ
と、を備える。
【0029】望ましくは、第1端子と第3端子との間に
接続された電圧源を更に備える。あるいは、第2端子に
接続された電圧源からなる第1電源手段と、他の電圧源
からなる第2電源手段と、第3端子と第2電源手段との
間に接続された電流源を更に備える。
【0030】また望ましくは、エミッタ電極に接続され
た第4端子を更に備える。
【0031】
【作用】この発明では、バイポーラトランジスタのエミ
ッタ電極とMOSトランジスタのドレイン電極を接続す
るので、コレクタ電流とドレイン電流は等しくなり、M
OSトランジスタは5極管領域で動作する限り、バイポ
ーラトランジスタのエミッタに対して定電流を流す負荷
として動作する。
【0032】ここで更にバイポーラトランジスタのベー
ス電極とMOSトランジスタのゲート電極を接続するの
で、単一のバイアス電圧を設定するだけで、いずれのト
ランジスタにもバイアス電圧を設定することができる。
このとき、5極管領域でMOSトランジスタを動作させ
るためには、必ずしもドレイン・ソース間電圧がゲート
・ソース間電圧よりも大なることは要求されない。ゲー
ト・ソース間電圧よりも、MOSトランジスタのしきい
値電圧だけ小さな電圧に対して大であればよい。従っ
て、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ間電圧
よりも大きなしきい値を備えたMOSトランジスタであ
れば、バイポーラトランジスタのエミッタに対して定電
流を流す負荷として動作する。
【0033】
【実施例】図1にこの発明の第1実施例の回路を示す。
第1端子1にNPN型バイポーラトランジスタ5のベー
スと、NチャネルMOSトランジスタ6のゲートが共通
して接続されている。第2端子2にはバイポーラトラン
ジスタ5のコレクタが、第3端子3にはMOSトランジ
スタ6のソースが、それぞれ接続されている。バイポー
ラトランジスタ5のエミッタにはMOSトランジスタ6
のドレインが接続されている。このように構成されたト
ランジスタ回路ではコレクタ電流とドレイン電流とはほ
ぼ等しく、MOSトランジスタ6はバイポーラトランジ
スタ5に対して定電流が流れる負荷となる。
【0034】一般にバイポーラトランジスタはベース・
エミッタ間に0.7V程度の、またコレクタ・エミッタ
間には少なくともベース・エミッタ間以上の電位差(電
圧)があれば、5極管領域で動作する。また、MOSト
ランジスタはドレイン・ソース間電圧がゲート・ソース
間電圧からしきい値電圧VTHだけ引いた電圧より大きけ
れば、即ち、数3が成立すれば5極管領域で動作する。
つまり、MOSトランジスタはそのゲートの電位がドレ
インの電位よりVTH程度大きくても十分に5極管領域で
動作し得る。従ってバイポーラトランジスタ5のVBE
(0.7V程度)がMOSトランジスタ6のVTHより小
さければ、
【0035】
【数4】
【0036】の関係からいずれのトランジスタ5,6と
もに十分に5極管領域で動作し得ることになる。バイポ
ーラトランジスタを2つ接続した図20に示す回路では
電位VB1と電位VB2を等しくすると、トランジスタ34
は5極管領域では動作しない。また、MOSトランジス
タを2つ接続した図21に示す回路でも、電位VB1と電
位VB2を等しくすると、トランジスタ35は5極管領域
では動作しない。しかし本実施例に示す構造において
は、バイアス電圧VB1,VB2を共通にしても、いずれの
トランジスタをも5極管領域で動作させることができ
る。
【0037】なお、数3が満足されていない場合にはM
OSトランジスタ6は5極管領域で動作しないが、この
場合にはドレイン電流がほぼVDSに比例するため、図1
5に示した従来の定電流源回路と同様の動作をすること
になる。つまりこの実施例では、従来の場合より良好な
特性を示すことはあっても悪化することはない。
【0038】図2にこの発明の第2実施例の回路を示
す。第1実施例に対して更に第1端子1に第1固定電位
8を、第3端子3に固定電位9をそれぞれ与えた回路で
ある。具体的には電圧源59を第1端子1と第3端子3
の間に接続し、第3端子3の電位よりも第1端子1の電
位を高くしている。電圧源59はMOSトランジスタ6
にゲート・ソース間電圧VGSを与えるので、MOSトラ
ンジスタ6のドレイン・ソース間はバイポーラトランジ
スタ5に対して定電流を流す負荷となり、結局第2端子
2に引き込む電流Ir は図15及び図17に示した定電
流源回路の流す電流よりも定電流性が改善される。しか
も単一のバイアス電圧を設定するだけでよいという点
で、図20及び図21に示した定電流源回路よりも優れ
ている。
【0039】図3にこの発明の第3実施例の回路を示
す。第2実施例に対して更にバイポーラトランジスタ5
のエミッタとMOSトランジスタ6のドレインの接続点
に第4端子4を接続し、この第4端子4に定電流Io を
流す電流源10を接続した構造を有する。この回路では
第2端子2に引き込む電流Iは、
【0040】
【数5】
【0041】となる。つまり第4端子4に流入する電流
値Io を調整することで、定電流源の出力電流値Iを制
御することもできる。
【0042】図4にこの発明の第4実施例の回路を示
す。複数のバイポーラトランジスタ5a,5b,5c,
…,5nのそれぞれのエミッタは共通に接続されてい
る。またそれぞれのベースは共通に第1端子1に接続さ
れている。第2端子2にはバイポーラトランジスタ5a
のコレクタが接続されている。バイポーラトランジスタ
5a,5b,5c,…,5nの各々のコレクタには第2
端子2a,2b,…,2nがそれぞれ設けられている。
MOSトランジスタ6のソースは、接地された第3端子
3に、ドレインはバイポーラトランジスタ5のエミッタ
に、ゲートは第1端子1に、それぞれ接続されている。
【0043】このように構成された回路ではMOSトラ
ンジスタ6はバイポーラトランジスタ5a,5b,5
c,…,5nのいずれに対しても、定電流を流す負荷と
して働く。よって第2端子2a,2b,2c,…,2n
において引き込む電流はいずれもその定電流性が図2
2、図23に示した定電流回路よりも改善される。MO
Sトランジスタ6で決まる電流値をバイポーラトランジ
スタ2a,2b,2c,…,2nで均等に分配し、全体
として数mAの大きな電流を流そうとする場合、MOSト
ランジスタはバイポーラにくらべて占有面積が大きくな
るので、この構成を取ることによって占有面積の増加を
抑えることができる。
【0044】図5にこの発明の第5実施例の回路を示
す。第2端子2a,2b,2c,…,2nとバイポーラ
トランジスタ5a,5b,5c,…,5nとMOSトラ
ンジスタ6a,6b,6c,…,6nはそれぞれ第1実
施例と同様の接続関係にある。例えばバイポーラトラン
ジスタ5aのコレクタは第2端子2aに、エミッタはM
OSトランジスタ6aのドレインに、ベースはMOSト
ランジスタ6aのゲートに、それぞれ接続される。第1
端子1にはバイポーラトランジスタ5a,5b,5c,
…,5nのベースが共通して接続され、第3端子3には
MOSトランジスタ6a,6b,6c,…,6nのソー
スが共通して接続されて接地される。バイポーラトラン
ジスタ5a,5b,5c,…,5nの各々のコレクタに
はそれぞれ第2端子2a,2b,2c,…,2nが接続
される。また、第2端子2は第1端子1と接続される。
【0045】このように構成された回路ではMOSトラ
ンジスタ6a,6b,6c,…,6nはそれぞれバイポ
ーラトランジスタ5a,5b,5c,…,5nに対して
定電流負荷として働く。かつまた、第2端子2aが第1
端子1と同電位に設定されるため、第2端子2b,2
c,…,2nにおいて得られる電流は第2端子2aにお
いて得られる電流によって制御される。つまり第5実施
例はカレントミラー回路の構成をとるが、第2端子のそ
れぞれで得られる電流の定電流性は図18、図19で得
られるそれよりも改善される。
【0046】第2乃至第5実施例からわかるように、こ
の発明は定電流源回路の定電流性を改善する。更に、2
つのトランジスタが直列に接続されているにもかかわら
ず、必要なバイアス電位は1つのトランジスタに対する
大きさの電位で足りる。従って、第2端子2の電位が外
部回路によって限定されているとき、2つ直列に接続さ
れたトランジスタを5極管領域で動作させた従来の場合
と比較して、バイポーラトランジスタのダイナミックレ
ンジを大きく取ることができる。
【0047】図6にこの発明の第6実施例の回路を示
す。第1実施例を電圧電流変換回路に応用したものであ
る。バイポーラトランジスタ14のエミッタとバイポー
ラトランジスタ15のエミッタとは、MOSトランジス
タ16のドレインに共通して接続されている。バイポー
ラトランジスタ15のベースとMOSトランジスタ16
のゲートとは共通して第1端子1に接続され、MOSト
ランジスタ16のソースは第3端子3に接続されて接地
されている。一方、バイポーラトランジスタ14のベー
スには入力端子13が、コレクタには出力端子12がそ
れぞれ接続されている。第1端子1にはバイアス電位V
B が与えられ、入力端子13に入力される入力電位Vin
に対する基準電位となる一方でMOSトランジスタ16
をバイポーラトランジスタ14,15に対して定電流を
流す負荷にする。従って入力電位Vinのバイアス電位V
B に対する大小によって、出力端子12と第2端子2と
に互いに相補的な電流が流れる。このように構成された
電圧電流変換回路においてはバイアス電位をただ一つ設
定すればよい。
【0048】図7にこの発明の第7実施例の回路を示
す。第6実施例において更に抵抗17a,17bを設け
た構成となっている。抵抗17aはその一端をバイポー
ラトランジスタ14のエミッタに、他端をMOSトラン
ジスタ16のドレインに、それぞれ接続している。抵抗
17bは、その一端をバイポーラトランジスタ15のエ
ミッタに、他端をMOSトランジスタ16のドレイン
に、それぞれ接続している。このように2つの抵抗17
a,17bを加えることにより、第6実施例と比較して
電圧電流変換特性の直線性が良好な電圧電流変換回路を
得ることができる。第6実施例及び第7実施例における
電圧電流変換特性を、図8にそれぞれ破線及び実線で示
す。
【0049】図9にこの発明の第8実施例の回路を示
す。第1実施例をECLタイプのインバータに応用した
ものである。バイポーラトランジスタ21のエミッタと
バイポーラトランジスタ22のエミッタとは、MOSト
ランジスタ20のドレインに共通して接続されている。
バイポーラトランジスタ22のベースとMOSトランジ
スタ20のゲートとは共通して第1端子1に接続され、
MOSトランジスタ20のソースとは第3端子3に接続
されて接地されている。一方、バイポーラトランジスタ
21のベースには入力端子13が、コレクタには出力端
子18が、更に抵抗19aを介して端子12aがそれぞ
れ接続されている。第1端子1にはバイアス電位VB が
与えられ、入力端子13に入力される入力電位Vinに対
する基準電位となる一方で、MOSトランジスタ20を
バイポーラトランジスタ21,22に対して定電流を流
す負荷としている。基準となるバイアス電位VB よりも
低い入力電位Vinが入力された場合(論理“ロウ”)M
OSトランジスタ20を流れる電流はバイポーラトラン
ジスタ22の方に流れ、出力端子18に現れる電位は高
くなる。即ち論理“ハイ”を出力する。逆に入力電位V
inの電位がVB よりも高い場合には、出力端子18に現
れる電位は低くなって論理“ロウ”を出力する。このよ
うに構成されたインバータでは、バイアス電圧をただ一
つ設定すればよい。
【0050】図10にこの発明の第9実施例の回路を示
す。第1実施例をレベルシフタに応用したものである。
第3端子3は電流源23を介して接地されている。第2
端子2には固定電位VC が与えられている。第1端子1
に入力された入力電位Vinはそのレベルがシフトされて
第3端子3に出力電位を出力する。このレベルシフト量
は図25に示したソースホロワ回路と同じ量であり、図
24に示したバイポーラトランジスタのエミッタホロワ
回路のレベルシフト量VBEより大きく、図26に示した
ダイオードを含むバイポーラトランジスタのエミッタホ
ロワ回路のレベルシフト量2VBEよりも小さい。即ちバ
イポーラトランジスタのベース・エミッタ間電圧VBEの
ほぼ整数倍の値以外のレベルシフト量を得ることができ
。MOSトランジスタ6のドレインの電位は、常にバ
イポーラトランジスタ5のベース・エミッタ間電圧VBE
だけ入力電位Vinよりも低いレベルに設定される。その
ため入力電位のレベルにかかわらずMOSトランジスタ
のドレイン・ソース間電圧VDSは数2から
【0051】
【数6】
【0052】となって変動しないので、チャネル長変調
効果の影響を低減することができ、第3端子3に現れる
出力電位の歪は改善される。
【0053】図11にこの発明の第10実施例を示す。
第9実施例における電流源23を、第1実施例で構成し
たものである。電流源を従来の定電流源回路、例えば図
15に示された回路で構成する場合に比較して、更に歪
みの少ない出力電位を得ることができる。
【0054】図12にこの発明の第11実施例を示す。
この回路60は直並列型A/D変換用電圧比較回路であ
り、アナログ信号である入力電位Vinの大小に応じて、
出力端子OUT1,OUT2のいずれかに電流源Iooの
流す電流を与える。出力端子OUT1,OUT2は、そ
の後にD/Aコンバータ65を接続する。回路60は、
例えば図13の様にしてサンプルホールド回路66、A
/Dコンバータ67、加算器68、減算器69に接続さ
れて直並列型A/Dコンバータ70の一部を構成する。
【0055】回路60は、ラッチングコンパレータ6
1、レベルシフタ62、電流源部63から構成されてい
る。ラッチングコンパレータ61は入力電位Vinと参照
電位Vref とを比較するトランジスタQ1,Q2,Q
3、帰還を行うトランジスタQ4,Q5,Q6及び、バ
イアス電位VB が与えられ、電流源として動作するトラ
ンジスタQ7及び抵抗R1,R2から構成されている。
【0056】レベルシフタ62はNPNバイポーラトラ
ンジスタQ8,Q9,NチャネルMOSトランジスタQ
10,Q11及び、電流源I11,I12から構成され、こ
の発明の第9実施例と同様の構成となっている。即ち、
第1端子1aにはトランジスタQ8のベース及びトラン
ジスタQ10のゲートが共通に接続され、第2端子2a
は電位VCC及びトランジスタQ8のコレクタが共通に接
続されている。また第3端子3aにはトランジスタQ1
0のソースが接続され、電流源I11を介して接地されて
いる。第4端子4aにはトランジスタQ8のエミッタ及
びトランジスタQ10のドレインが接続されている。同
様にして、第1端子1bにはトランジスタQ9のベース
及びトランジスタQ11のゲートが共通に接続され、第
2端子2bは電位VCC及びトランジスタQ9のコレクタ
が共通に接続されている。また第3端子3bにはトラン
ジスタQ11のソースが接続され、電流源I12を介して
接地されている。第4端子4bにはトランジスタQ9の
エミッタ及びトランジスタQ11のドレインが接続され
ている。
【0057】電流源部63は、電流源用トランジスタQ
12,Q13のそれぞれのエミッタに共通して接続され
た電流源Iooと、トランジスタQ12,Q13のそれぞ
れのコレクタに接続された出力端子OUT1,OUT2
から構成される。
【0058】ラッチングコンパレータ61とレベルシフ
タ62とは第1端子1a,1b、第4端子4a,4bを
共有する。またレベルシフタ62と電流源部63は第3
端子3a,3bを共有する。つまりレベルシフタ62
は、第1端子1a,1bがそれぞれ受ける比較用トラン
ジスタQ1,Q2の出力を、電圧VBEだけレベルシフト
して第4端子4a,4bを介してそれぞれ帰還用トラン
ジスタQ5,Q4のベースに与える一方で、電圧(VBE
+VDS)だけレベルシフトして第3端子3a,3bを介
してそれぞれ電流源用トランジスタQ12,Q13のそ
れぞれのベースに与えている。このように、第11実施
例によれば、2つの異なるレベルシフト量を提供でき
る。更には、トランジスタを多数接続してダイオードの
ように用いてレベルシフタ62を構成した場合に生じる
温度特性の悪化や、抵抗を用いて構成した場合に生じる
占有面積の増大を抑制することができる。
【0059】図14にこの発明の第12実施例を示す。
この回路80は並列型A/D変換用電圧比較回路であ
り、アナログ信号である入力電位Vinの大小をECLレ
ベルにおいて判断し、出力端子OUTにCMOSレベル
として出力する。
【0060】回路80は、ラッチングコンパレータ6
1、レベルシフタ62、電流源部64から構成されてい
る。電流源部64は、電流源用トランジスタQ14,Q
15のそれぞれに直列にトランジスタQ16,Q17が
接続され、トランジスタQ16,Q17のそれぞれのゲ
ートは共通してトランジスタQ16のドレインに接続さ
れている。トランジスタQ17のドレインには出力端子
OUTが接続され、トランジスタQ14,Q15のそれ
ぞれのベースには、第3端子3b,3aが接続されてい
る。従ってこの回路80においても、レベルシフタ62
は、第1端子1a,1bがそれぞれ受ける比較用トラン
ジスタQ1,Q2の出力を、電圧VBEだけレベルシフト
して第4端子4a,4bを介してそれぞれ帰還用トラン
ジスタQ5,Q4のベースに与える一方で、電圧(VBE
+VDS)だけレベルシフトして第3端子3a,3bを介
してそれぞれ電流源用トランジスタQ14,Q15のそ
れぞれのゲートに与えている。このように、第12実施
例も2つの異なるレベルシフト量を提供することができ
る。
【0061】以上、第1乃至第12実施例においては、
バイポーラトランジスタとしてNPN型のものを、MO
SトランジスタとしてNチャネルのものを用いた場合に
ついて説明したが、本発明がこのようなバイポーラトラ
ンジスタとMOSトランジスタの組合わせに限定されな
いことはいうまでもなく、バイポーラトランジスタとし
てPNP型のものを、MOSトランジスタとしてPチャ
ネルのものを用いた組合わせによっても本発明を実施す
ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上のように、この発明によればMOS
トランジスタがバイポーラトランジスタのエミッタに対
して定電流を流す負荷として動作するので、定電流性の
良い定電流回路を得ることができる。しかもMOSトラ
ンジスタのゲートはバイポーラトランジスタのベースと
接続されているので、バイアス電圧は一つのみ設定すれ
ばよく、バイアス回路の削減が可能である。また、バイ
アス電圧を一つのみ設定すればよい電圧電流変換回路や
インバータを得ることができる。また、レベルシフト後
の出力電位の歪が少ないレベルシフタが得られ、そのシ
フト量は、バイポーラトランジスタのベース・エミッタ
間電圧VBEの整数倍の値以外に定めることができる。更
にエミッタ電極に第4端子を設けることにより、電圧V
BEの整数倍の値のシフト量を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す回路図である。
【図2】この発明の第2実施例を示す回路図である。
【図3】この発明の第3実施例を示す回路図である。
【図4】この発明の第4実施例を示す回路図である。
【図5】この発明の第5実施例を示す回路図である。
【図6】この発明の第6実施例を示す回路図である。
【図7】この発明の第7実施例を示す回路図である。
【図8】この発明の第6乃至第7実施例の動作を示すグ
ラフである。
【図9】この発明の第8実施例を示す回路図である。
【図10】この発明の第9実施例を示す回路図である。
【図11】この発明の第10実施例を示す回路図であ
る。
【図12】この発明の第11実施例を示す回路図であ
る。
【図13】この発明の第11実施例を適用するD/Aコ
ンバータ70の構成を示すブロック図である。
【図14】この発明の第12実施例を示す回路図であ
る。
【図15】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図16】トランジスタの5極管領域を示すグラフであ
る。
【図17】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図18】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図19】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図20】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図21】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図22】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図23】従来の定電流源回路を示す回路図である。
【図24】従来のレベルシフタを示す回路図である。
【図25】従来のレベルシフタを示す回路図である。
【図26】従来のレベルシフタを示す回路図である。
【図27】従来の電圧電流変換回路を示す回路図であ
る。
【図28】従来のインバータを示す回路図である。
【符号の説明】
1 第1端子 2,2a,2b,2c,2n 第2端子 3 第3端子 4,4a,4b 第4端子 5,5a,5b,5c,5n,15,22,Q8,Q9
NPN型バイポーラトランジスタ 6,6a,6b,6c,6n,16,20,Q10,Q
11 NチャネルMOSトランジスタ 23 電流源 59 電圧源

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1端子と、 第2端子と、 第3端子と、 前記第2端子に接続された第1導電型のコレクタ電極、
    第1導電型のエミッタ電極、前記第1端子に接続された
    第2導電型のベース電極を有するバイポーラトランジス
    タと、 前記エミッタ電極に接続された第1導電型のドレイン電
    極、前記第3端子に接続された第1導電型のソース電
    極、前記ベース電極に接続されたゲート電極を有するM
    OSトランジスタと、 を備えるトランジスタ回路。
  2. 【請求項2】前記第1端子と前記第3端子との間に接続
    された電圧源を更に備える請求項1記載のトランジスタ
    回路。
  3. 【請求項3】前記第2端子に接続された電圧源からなる
    第1電源手段と、他の電圧源からなる 第2電源手段と、 前記第3端子と前記第2電源手段との間に接続された電
    流源と、 を更に備える請求項1記載のトランジスタ回路。
  4. 【請求項4】前記エミッタ電極に接続された第4端子を
    更に備える、請求項1記載のトランジスタ回路。
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