JP2778350B2 - 内燃機関の始動状況検出装置 - Google Patents

内燃機関の始動状況検出装置

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JP2778350B2
JP2778350B2 JP4128444A JP12844492A JP2778350B2 JP 2778350 B2 JP2778350 B2 JP 2778350B2 JP 4128444 A JP4128444 A JP 4128444A JP 12844492 A JP12844492 A JP 12844492A JP 2778350 B2 JP2778350 B2 JP 2778350B2
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昌幸 大木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内燃機関がどのよう
な態様で始動,運転されているかを知るための内燃機関
の始動状況検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の自動車用内燃機関においては、空
燃比制御や点火時期制御に代表される種々の電子制御シ
ステムを備えており、コントロールユニットのほかにも
多数のセンサ類やアクチュエータ類が設けられている。
従って、何らかの原因で機関が不調となり、ユーザーが
修理工場に持ち込んだような場合に、その原因追求が難
しくなりつつある。
【0003】そのため、機関のコントロールユニットに
種々の自己診断機能を持たせたり、あるいは点検時にコ
ントロールユニットに接続して種々の制御の作動状況の
モニタや自己診断結果の読み出しを行う専用の外部テス
タが開発されており、既に一部で実用に供されている
(例えば特開昭56−141534号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、点火プラグ
の熱価が不適切な場合は勿論のこと、熱価が適切であっ
ても、寒冷地において短時間の走行を繰り返したような
場合には、始動時に多量の燃料が供給されることから、
プラグのくすぶりが生じ易い。このようなプラグのくす
ぶりによって機関が不調となると、ユーザーによって当
該自動車が修理工場に持ち込まれることになるが、この
プラグのくすぶりは各種制御が正常になされている場合
でも運転の態様によっては起こり得るものであり、従っ
て、制御システムの異常を検出する上記従来の外部テス
タを用いたとしても、正確な原因追求にはあまり有益で
はない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明では、
機関の運転履歴、特にどのような状況で始動が繰り返さ
れたかを記憶して、プラグくすぶりの原因追求を容易と
した。すなわち、この発明に係る内燃機関の始動状況検
出装置は、図1に示すように、内燃機関の始動を検出す
る始動検出手段1と、内燃機関の冷却水温を検出する水
温センサ2と、機関始動時の冷却水温を複数の温度範囲
に分類する温度判別手段3と、各温度範囲での始動回数
を記憶する記憶手段4とを備えて構成されている。
【0006】
【作用】機関を始動するたびに、そのときの検出温度が
該当する温度範囲での始動回数が1回づつ記憶内容に加
算される。つまり、どのような温度範囲で何回始動した
かが記憶される。これにより、例えば、冷間始動が多い
のか暖機再始動が多いのか、あるいはどのような温度条
件下で主に使用されているか、などが判る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
【0008】図2は、この発明の一実施例の機械的構成
を示す構成説明図であって、11は内燃機関、12はそ
の吸気通路、13は排気通路を示している。上記吸気通
路12には、各吸気ポートへ向けて燃料を供給する電磁
式燃料噴射弁14が配設されているとともに、スロット
ル弁15が介装されている。このスロットル弁15の開
度は、ポテンショメータからなるスロットル開度センサ
16にて検出される。またスロットル弁15の上流側
に、吸入空気量を検出する例えば熱線式のエアフロメー
タ17が配設されている。
【0009】上記排気通路13には、例えば三元触媒を
用いた触媒コンバータ18が介装されているとともに、
該触媒コンバータ18よりも上流位置にO2センサ19
が配設されている。このO2センサ19は、排気中の残
存酸素濃度に応じた起電力を発生するもので、特に、理
論空燃比を境に起電力がステップ状に急変する特性を有
している。
【0010】また、20は内燃機関11の冷却水温を検
出する水温センサ、21は機関回転数を検出するために
設けられた所定クランク角毎にパルス信号を発するクラ
ンク角センサを示している。
【0011】上述した各種センサの検出信号が入力され
るコントロールユニット22は、所謂マイクロコンピュ
ータシステムを用いたもので、CPU23、ROM2
4、RAM25、I/Oポート26等を主体として構成
されている。このコントロールユニット22は、エアフ
ロメータ17が検出する吸入空気量やO2センサ19の
検出信号等に基づき燃料噴射弁14の噴射量や噴射時期
を制御しているほか、機関の点火時期等を総合的に制御
している。そして、上記コントロールユニット22は、
外部テスタ27とコネクタ28,29を介して接続可能
となっており、該外部テスタ27によってRAM25内
の診断データ等の読み出し,表示が行えるようになって
いる。また、30は図示せぬスタータモータをON,O
FF制御するスタートスイッチである。
【0012】図3は、上記コントロールユニット22に
おいてバックグラウンドジョブとして繰り返し実行され
る始動状況検出処理の流れを示している。これを説明す
ると、先ず、ステップ1,2で機関の始動を検出する。
具体的には、スタートスイッチ30が今回ON状態で、
かつ前回はOFF状態であった場合に、スタートスイッ
チ30がON操作されたものと判断し、これを1回の始
動とみなす。次に、ステップ3〜6で、始動時の冷却水
温TWINTを5つの温度範囲に分類する。つまり、−
20℃未満、−20℃以上でかつ−10℃未満、−10
℃以上でかつ0℃未満、0℃以上でかつ40℃未満、4
0℃以上の5つに分類する。そして、−20℃未満であ
れば、この温度範囲での始動回数を示すカウンタSTC
NT1をインクリメントする(ステップ7)。同様に、
−20℃以上でかつ−10℃未満の温度範囲にあればカ
ウンタSTCNT2を、−10℃以上でかつ0℃未満の
温度範囲にあればカウンタSTCNT3を、0℃以上で
かつ40℃未満の温度範囲にあればカウンタSTCNT
4を、40℃以上の温度範囲にあればカウンタSTCN
T5を、それぞれインクリメントする(ステップ8〜1
1)。尚、メモリ容量の関係から、総始動回数が128
回を越えた場合には各カウンタSTCNT1〜STCN
T5の値を一旦クリアし、再度その計数を行うようにし
ている(ステップ12,13)。
【0013】従って、上記の各カウンタSTCNT1〜
STCNT5には、それぞれ該当する温度範囲で何回始
動されたかという履歴が記憶されることになる。このデ
ータは、修理工場等において、外部テスタ27を用いて
随時読み出すことができる。そのため、プラグのくすぶ
りが生じていた場合に、その機関がどのような態様で始
動,運転されていたかを知ることができ、プラグくすぶ
りの原因追求の一助となる。例えば、寒冷地において、
プラグ熱価や燃料噴射量の始動増量等の機関の種々の設
定が、機関の実際の始動温度に対して適切であるかどう
かを容易に判定できる。また、寒冷地であるにも拘わら
ず高水温状態での始動回数が多い場合には、暖機再始動
の頻度が高いことを意味し、それに応じた対処が可能と
なる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係る内燃機関の始動状況検出装置によれば、ユーザー
による機関の運転履歴、特にどのような温度状況の下で
始動が行われているのかが記憶されるので、プラグのく
すぶりにより機関が不調となった場合に、ユーザーの使
用パターンを把握でき、原因追求が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る始動状況検出装置の構成を示す
クレーム対応図。
【図2】この発明の一実施例の機械的構成を示す構成説
明図。
【図3】始動状況検出処理の流れを示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…始動検出手段 2…水温センサ 3…温度判別手段 4…記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−79031(JP,A) 特開 昭56−141534(JP,A) 特開 平2−86942(JP,A) 実開 平2−50043(JP,U) 実開 昭60−72940(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 45/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の始動を検出する始動検出手段
    と、内燃機関の冷却水温を検出する水温センサと、機関
    始動時の冷却水温を複数の温度範囲に分類する温度判別
    手段と、各温度範囲での始動回数を記憶する記憶手段と
    を備えてなる内燃機関の始動状況検出装置。
JP4128444A 1992-05-21 1992-05-21 内燃機関の始動状況検出装置 Expired - Fee Related JP2778350B2 (ja)

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JPH05321740A JPH05321740A (ja) 1993-12-07
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JP5177079B2 (ja) * 2009-05-27 2013-04-03 スズキ株式会社 車載制御装置
JP2012012996A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Hino Motors Ltd 車両の情報取得蓄積装置及び診断装置

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