JP2778174B2 - イヤホン装置 - Google Patents

イヤホン装置

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JP2778174B2
JP2778174B2 JP2008510A JP851090A JP2778174B2 JP 2778174 B2 JP2778174 B2 JP 2778174B2 JP 2008510 A JP2008510 A JP 2008510A JP 851090 A JP851090 A JP 851090A JP 2778174 B2 JP2778174 B2 JP 2778174B2
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microphone unit
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earphone
earphone device
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潔文 稲永
博行 寒川
康博 飯田
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば乗り物の中や工事現場等の高騒音下
で用いて好適な外部騒音を低減するためのイヤホン装置
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は外部騒音を低減できるような、いわゆるアク
ティブ型のイヤホン装置において、外耳道と略同一の内
径に形成され、一端側が耳介装着部となされ、他端側が
音声の無反射端となされた音響管と、上記音響管の周面
にそれぞれ振動面を管内方に臨ませて互いに近接して取
り付けられるイヤホンユニット及び内部マイクロホンユ
ニットと、上記音響管の外部に配された外部マイクロホ
ンユニットと、入力信号と上記内部マイクロホンユニッ
トにより得られる信号の負帰還信号と上記外部マイクロ
ホンユニットにより得られる信号と上記内部マイクロホ
ンユニットにより得られる信号とを混合する混合比の可
変設定自在な混合回路とを備え、必要に応じて上記混合
回路の混合比を可変することにより当該イヤホン装置を
耳から取り外すことなく外部音等を聴取でき、また、外
部から耳に達する騒音を低減するとともに再生音等を聴
取することができるようなものである。
〔従来の技術〕
従来、外部騒音の激しい場所での作業等に使用される
イヤホン装置として、いわゆるアクティブ型のイヤホン
装置が知られている。
この従来のイヤホン装置は、例えば特開昭62−02798
号公報のヘッドホンに開示されているように、外部騒音
をマイクロホンユニットにて電気信号に変換して、逆位
相で帰還する負帰還ループによって、上記ヘッドホンユ
ニット近傍の雑音を低減するようにしたものであった。
また、このように外部騒音を遮音し、該外部騒音に影
響されず、音楽等の再生音を聴取できるようなイヤホン
装置も知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のイヤホン装置は遮音性能が高く、
外部音をほとんど遮音してしまうこともでき、このた
め、例えば緊急情報や人声等の外部の音を聴取しようと
するときに、わざわざ該イヤホン装置を耳から取り外さ
なければならず大変不便であった。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、装
着しているイヤホン装置を取り外さなくとも外部音を聴
取できるようなイヤホン装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にかかるイヤホン装置は、外耳道と略同一の内
径に形成され、一端側が耳介装着部となされ、他端側が
音声の無反射端となされた音響管と、上記音響管の周面
にそれぞれ振動面を管内方に臨ませて互いに近接して取
り付けられるイヤホンユニット及び内部マイクロホンユ
ニットと、上記音響管の外部に配された外部マイクロホ
ンユニットと、入力信号と上記内部マイクロホンユニッ
トにより得られる信号の負帰還信号と上記外部マイクロ
ホンユニットにより得られる信号と上記内部マイクロホ
ンユニットにより得られる信号とを混合する混合比の可
変設定自在な混合回路とを備えてなることを特徴として
上述の課題を解決する。
〔作 用〕
本発明にかかるイヤホン装置は、外耳道と略同一の内
径に形成され、一端側が耳介装着部となされ、他端側が
音声の無反射端となされた音響管に、上記音響管の周面
にイヤホンユニット及び内部マイクロホンユニットの各
振動面を管内方に臨ませて互いに近接して取り付け、外
部マイクロホンユニットを上記音響間の外部に配し、ま
た、上記混合回路を設けることにより、入力信号と上記
内部マイクロホンユニットにより得られる信号の負帰還
信号と上記外部マイクロホンユニットにより得られる信
号と上記内部マイクロホンユニットにより得られる信号
とを任意の混合比で混合することができる。
〔実施例〕
以下、本発明にかかるイヤホン装置の実施例について
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明にかかるイヤホン装置のブロック図で
ある。
この第1図においてイヤホン装置は、外耳道Aの内径
W0と略同一の内径Wに形成され、一端側に可撓性を有す
る例えば合成樹脂やゴム材等の耳介装着部材4が設けら
れ、他端側が音声の無反射端となるように例えばフェル
ト等の吸音材5が設けられた音響管1と、上記音響管1
の周面にそれぞれ振動面を管内方に臨ませて互いに近接
して取り付けるイヤホンユニット3及び内部マイクロホ
ンユニット6と、該内部マイクロホンユニット6から供
給される音響管1の内部の管内音声信号の位相を反転さ
せ負帰還信号として出力する逆相回路2と、上記音響管
1の外部に配され外部騒音を吸音し外部騒音信号を出力
する外部マイクロホンユニット7と、例えば小型携帯用
ステレオカセットテープレコーダ等から再生された音楽
信号等の再生信号と上記負帰還信号と外部騒音信号とを
任意の混合比に可変設定可能な混合回路8とで構成され
ている。
上記混合回路8は、上記再生信号の利得を可変する可
変利得制御回路10と、上記負帰還信号の利得を制御する
可変利得制御回路11と、上記外部騒音信号の利得を制御
する可変利得制御回路12と、上記各可変利得制御回路1
0,11,12からの出力信号をそれぞれ加算処理する加算器1
3とから成っている。
上記音響管1は、イヤホン筐体となるものであって内
径Wを均一、かつ、外耳道Aの内径W0と略同一とし、上
記他端側に音声の無反射端となるように吸音材5を設け
ることにより、当該音響管1の音響インピーダンスを外
耳道Aのインピーダンスと略同一となるようにしてお
り、いわゆる頭内定位現象を防止するように構成されて
いる。また、この音響インピーダンスの変化を防止する
ために上記イヤホンユニット3,内部マイクロホンユニッ
ト6は音響管1の側面にそれぞれの振動板が平行となる
ように、また、該音響管1の断面積S1が、該イヤホンユ
ニット3,内部マイクロホンユニット6の取り付け部の各
断面積S2,S3と略同一となるように取り付けられてい
る。
次に動作説明をする。
入力端子9を介して供給される、例えば小型携帯用ス
テレオカセットテープレコーダからの再生信号は、可変
利得制御回路10及び加算器13を介してアンプ14で増幅さ
れイヤホンユニット3により発音される。この発音され
た音声は、外耳道Aを介して鼓膜Bに伝達するととも
に、内部マイクロホンユニット6により収音される。こ
の内部マイクロホンユニット6により収音された音声
は、音声信号としてアンプ15を介して逆相回路2に供給
される。
逆相回路2は、供給された音声信号の位相を反転させ
逆の位相とした負帰還信号として可変利得制御回路11を
介して加算器13に供給される。
一方、上記外部マイクロホンユニット7は、耳道に伝
達する外部騒音を収音しており、この収音された外部騒
音は外部騒音信号としてアンプ16を介すことにより増幅
され可変利得制御回路12を介して加算器13に供給され
る。
加算器13は、上記それぞれ供給される再生信号、負帰
還信号及び外部騒音信号を加算処理し、この加算処理し
た加算信号をアンプ14を介してイヤホンユニット3に供
給する。
イヤホンユニット3は、上記供給された加算信号を音
声信号に変換して発音する。
ここで、本発明にかかるイヤホン装置は、上述のよう
に加算器13において加算処理される上記再生信号,負帰
還信号及び外部騒音信号の混合比を、各可変利得制御回
路10,11,12を用いて制御することができる。
すなわち、普段の使用時には外部騒音に影響されるこ
となく再生信号を聴取したいため、可変利得制御回路12
で調整する外部騒音の利得を小さくまたはオフとなるよ
うに調整し、可変利得制御回路10で調整する再生信号の
利得及び可変利得制御回路11で調整する負帰還信号の利
得を任意の大きさに調整することにより、騒音の少ない
良好な再生音を聴取することができる。
逆にこのような再生音の聴取中に、外部からの緊急情
報や人声等を聴取したいときには、上記再生信号及び負
帰還信号の利得調整をそのままか、該利得調整を小さめ
またはオフにして、今まで小さめまたはオフとしていた
可変利得制御回路12を調整して外部騒音の利得が大きく
なるように調整することにより当該イヤホン装置を耳か
ら外すことなく上記外部からの緊急情報や人声等を聴取
することができる。
また、このイヤホン装置は、再生信号の可変利得制御
回路10をオフし、上記負帰還ループで鼓膜Bに到達する
外部騒音を打ち消すことにより略々無音状態をつくりだ
し、いわゆる耳栓として用いることができ、この場合に
おいても、上述のように可変利得制御回路12を調整して
外部騒音の利得を調整することによりやはり当該イヤホ
ン装置を耳から外すことなく外部の音声を聴取すること
ができる。
なお、上記可変利得制御回路の利得調整は、スイッチ
やボリューム等の操作により行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明にかかるイヤホン装置は、外耳道と略同一の内
径に形成され、一端側が耳介装着部となされ、他端側が
音声の無反射端となされた音響管と、上記音響管の周面
にそれぞれ振動面を管内方に臨ませて互いに近接して取
り付けられるイヤホンユニット及び内部マイクロホンユ
ニットと、上記音響管の外部に配された外部マイクロホ
ンユニットと、入力信号と上記内部マイクロホンユニッ
トにより得られる信号の負帰還信号と上記外部マイクロ
ホンユニットにより得られる信号と上記内部マイクロホ
ンユニットにより得られる信号とを混合する混合比の可
変設定自在な混合回路とを備え、必要に応じて上記混合
回路の混合比を可変することにより当該イヤホン装置を
耳から取り外すことなく外部音等を聴取でき、また、外
部から耳に達する騒音を低減するとともに再生音等を聴
取することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるイヤホン装置の実施例のブロッ
ク図である。 1……音響管 2……逆相回路 3……イヤホンユニット 4……耳介装着部材 5……吸音材 6……内部マイクロホンユニット 7……外部マイクロホンユニット 8……混合回路 9……入力端子 10,11,12……可変利得制御回路 13……加算器 14,15,16……アンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−41095(JP,A) 特開 昭47−19821(JP,A) 特開 平3−214892(JP,A) 特表 昭63−503186(JP,A) 実開 昭53−117227(JP,U) 実公 昭39−24622(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04R 1/10 104 G10K 11/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外耳道と略同一の内径に形成され、一端側
    が耳介装着部となされ、他端側が音声の無反射端となさ
    れた音響管と、 上記音響管の周面にそれぞれ振動面を管内方に臨ませて
    互いに近接して取り付けられるイヤホンユニット及び内
    部マイクロホンユニットと、 上記音響管の外部に配された外部マイクロホンユニット
    と、 入力信号と上記内部マイクロホンユニットにより得られ
    る信号の負帰還信号と上記外部マイクロホンユニットに
    より得られる信号と上記内部マイクロホンユニットによ
    り得られる信号とを混合する混合比の可変設定自在な混
    合回路とを備えてなるイヤホン装置。
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TWI315158B (en) * 2006-06-09 2009-09-21 Cotron Corporatio Earphone with a sound guiding tube
JP4734441B2 (ja) * 2009-06-12 2011-07-27 株式会社東芝 電気音響変換装置
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