JP2778056B2 - 過電圧保護回路 - Google Patents
過電圧保護回路Info
- Publication number
- JP2778056B2 JP2778056B2 JP63274818A JP27481888A JP2778056B2 JP 2778056 B2 JP2778056 B2 JP 2778056B2 JP 63274818 A JP63274818 A JP 63274818A JP 27481888 A JP27481888 A JP 27481888A JP 2778056 B2 JP2778056 B2 JP 2778056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- overvoltage
- horizontal
- main power
- deflection coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Television Receiver Circuits (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受信機の過電圧保護回路に関
するものである。
するものである。
従来の技術 以下、図面を参照しながら従来の過電圧保護回路につ
いて説明する。
いて説明する。
第2図は従来の過電圧保護回路の回路図である。
図において、1は水平出力トランジスタ、2,3は水平
出力トランジスタ1のコレクタパルス分割用コンデン
サ、4はDYカプラの1ピンと2ピン間のショート時の保
護用ツェナーダイオード、5はコレクタパルス分割用コ
ンデンサ2のショート時の保護用ツェナーダイオードで
ある。
出力トランジスタ1のコレクタパルス分割用コンデン
サ、4はDYカプラの1ピンと2ピン間のショート時の保
護用ツェナーダイオード、5はコレクタパルス分割用コ
ンデンサ2のショート時の保護用ツェナーダイオードで
ある。
以上のように構成された過電圧保護回路について以下
その動作を説明する。
その動作を説明する。
テレビジョン受信機に異常が発生し、DYカプラの1ピ
ンと2ピン間がショートした場合には、水平出力トラン
ジスタ1のコレクタパルスが垂直フィードバック回路や
ピンクッション補正回路に印加され、これらの回路を破
壊し、一部の部品については、危険性をともなうため、
過電圧保護用ツェナーダイオード4を接続し、このツェ
ナーダイオードを過電圧によりショートさせることによ
り、垂直フィードバック回路やピンクッション補正回路
を保護し、安全性を確保するものである。
ンと2ピン間がショートした場合には、水平出力トラン
ジスタ1のコレクタパルスが垂直フィードバック回路や
ピンクッション補正回路に印加され、これらの回路を破
壊し、一部の部品については、危険性をともなうため、
過電圧保護用ツェナーダイオード4を接続し、このツェ
ナーダイオードを過電圧によりショートさせることによ
り、垂直フィードバック回路やピンクッション補正回路
を保護し、安全性を確保するものである。
又、水平出力トランジスタ1のコレクタパルス分割用
コンデンサ2がショートした場合にも上記内容と同様の
ように、水平AFC回路の保護と安全性を確保するため、
過電圧保護用ツェナーダイオード5を接続している。
コンデンサ2がショートした場合にも上記内容と同様の
ように、水平AFC回路の保護と安全性を確保するため、
過電圧保護用ツェナーダイオード5を接続している。
なお、テレビジョン受信機が正常に動作している場合
には、過電圧保護用ツェナーダイオード4,5の両端には
定格のツェナー電圧以下の電圧しか発生しておらず、ツ
ェナー電流は流れていない。
には、過電圧保護用ツェナーダイオード4,5の両端には
定格のツェナー電圧以下の電圧しか発生しておらず、ツ
ェナー電流は流れていない。
発明が解決しようとする課題 ところが、過電圧保護用ツェナーダイオード4,5は、
部品単品のバラツキや、回路状態のバラツキ等により確
実にショートしない場合があり、オープン状態や半ショ
ート状態となることがある。
部品単品のバラツキや、回路状態のバラツキ等により確
実にショートしない場合があり、オープン状態や半ショ
ート状態となることがある。
このような場合には、過電圧保護用ツェナーダイオー
ドを接続した意味がなくなったり、過電圧保護用ツェナ
ーダイオード4,5単体が異常発熱を起こし、プリント基
板が炭化してしまうという問題点を有していた。
ドを接続した意味がなくなったり、過電圧保護用ツェナ
ーダイオード4,5単体が異常発熱を起こし、プリント基
板が炭化してしまうという問題点を有していた。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、簡単な構成で、過電圧を検出し、主電源回路のリレ
ーをオフにし、テレビジョン受信機をスタンバイ状態に
することにより回路保護を行ない、安全性向上を図るも
のである。
り、簡単な構成で、過電圧を検出し、主電源回路のリレ
ーをオフにし、テレビジョン受信機をスタンバイ状態に
することにより回路保護を行ない、安全性向上を図るも
のである。
課題を解決するための手段 本発明の過電圧保護回路は、過電圧検出回路の出力を
用いて、サイリスタ等を動作させ、主電源回路のリレー
を強制的にオフにするものである。
用いて、サイリスタ等を動作させ、主電源回路のリレー
を強制的にオフにするものである。
作用 本発明の過電圧保護回路は、過電圧を検出し、主電源
回路のリレーを強制的にオフにし、テレビジョン受信機
の動作を主電源回路からストップさせ、テレビジョン受
信機の回路保護及び、安全性をより向上させるものであ
る。
回路のリレーを強制的にオフにし、テレビジョン受信機
の動作を主電源回路からストップさせ、テレビジョン受
信機の回路保護及び、安全性をより向上させるものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例の過電圧保護回路を図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図は、本発明の過電圧保護回路の回路図である。
図において、1は水平出力トランジスタ、2,3は水平
出力トランジスタ1のコレクタパルス分割用コンデン
サ、4はDYカプラの1ピンと2ピン間ショート時の過電
圧検出用ツェナーダイオード、5はコレクタパルス分割
用コンデンサ2のショート時の過電圧検出用ツェナーダ
イオード、6,7は過電圧検出用ツェナーダイオード4,5へ
の逆電流防止用ダイオード、8は過電圧検出回路の出力
印加にて導通し、その状態を保持するサイリスタ、9は
リレードライブ用トランジスタを強制オフにするトラン
ジスタ、10はリレードライブ用トランジスタ、11は主電
源回路のリレー、12は主電源スイッチである。
出力トランジスタ1のコレクタパルス分割用コンデン
サ、4はDYカプラの1ピンと2ピン間ショート時の過電
圧検出用ツェナーダイオード、5はコレクタパルス分割
用コンデンサ2のショート時の過電圧検出用ツェナーダ
イオード、6,7は過電圧検出用ツェナーダイオード4,5へ
の逆電流防止用ダイオード、8は過電圧検出回路の出力
印加にて導通し、その状態を保持するサイリスタ、9は
リレードライブ用トランジスタを強制オフにするトラン
ジスタ、10はリレードライブ用トランジスタ、11は主電
源回路のリレー、12は主電源スイッチである。
以上のように構成された過電圧保護回路について以下
その動作を説明する。
その動作を説明する。
過電圧検出用ツェナーダイオード4,5をテレビジョン
受信機の正常動作時に動作しない値に選んでおき、DYカ
プラの1ピンと2ピン間のショート又は、コレクタパル
ス分割用コンデンサ2のショート時にサイリスタ8のゲ
ートに電圧が印加されるようにする。
受信機の正常動作時に動作しない値に選んでおき、DYカ
プラの1ピンと2ピン間のショート又は、コレクタパル
ス分割用コンデンサ2のショート時にサイリスタ8のゲ
ートに電圧が印加されるようにする。
サイリスタ8のアノードには主電源スイッチ12をオン
にすれば発生するリモコン電源を加えておく。
にすれば発生するリモコン電源を加えておく。
この状態で上記のような異常発生時にサイリスタ8の
ゲートに電圧が印加されれば、サイリスタ8は導通し、
トランジスタ9をオンにする。これにより、リレードラ
イブ用トランジスタ10は強制的にオフとなり、リレーも
オフにし、主電源回路へはAC電圧が供給されなくなり、
テレビジョン受信機本体がスタンバイ状態となる。
ゲートに電圧が印加されれば、サイリスタ8は導通し、
トランジスタ9をオンにする。これにより、リレードラ
イブ用トランジスタ10は強制的にオフとなり、リレーも
オフにし、主電源回路へはAC電圧が供給されなくなり、
テレビジョン受信機本体がスタンバイ状態となる。
なお、この状態ではリモコン電源は動作しており、上
記状態を保持し続ける。又、この状態を解除するには、
主電源スイッチ12を一度オフにすればよい。
記状態を保持し続ける。又、この状態を解除するには、
主電源スイッチ12を一度オフにすればよい。
発明の効果 以上のように、本発明の過電圧保護回路はテレビジョ
ン受信機の異常発生時に、瞬時に、主電源回路のリレー
をオフにし、スタンバイ状態にすることにより、テレビ
ジョン受信機の回路保護と安全性向上を図るものであ
り、実用上きわめて有利なものである。
ン受信機の異常発生時に、瞬時に、主電源回路のリレー
をオフにし、スタンバイ状態にすることにより、テレビ
ジョン受信機の回路保護と安全性向上を図るものであ
り、実用上きわめて有利なものである。
第1図は本発明の一実施例における過電圧保護回路の回
路図、第2図は従来例の過電圧保護回路の回路図であ
る。 1……水平出力トランジスタ、2,3……コレクタパルス
分割用コンデンサ、4,5……過電圧検出用ツェナーダイ
オード、6,7……逆電流防止用ダイオード、8……サイ
リスタ、9……リレードライブ用トランジスタを強制オ
フにするトランジスタ、10……リレードライブ用トラン
ジスタ、11……主電源回路リレー、12……主電源スイッ
チ。
路図、第2図は従来例の過電圧保護回路の回路図であ
る。 1……水平出力トランジスタ、2,3……コレクタパルス
分割用コンデンサ、4,5……過電圧検出用ツェナーダイ
オード、6,7……逆電流防止用ダイオード、8……サイ
リスタ、9……リレードライブ用トランジスタを強制オ
フにするトランジスタ、10……リレードライブ用トラン
ジスタ、11……主電源回路リレー、12……主電源スイッ
チ。
Claims (1)
- 【請求項1】水平偏向コイル及び垂直偏向コイルと接続
されたDYカプラーと、 前記水平偏向コイルの一端に前記DYカプラーの第1端子
を介してコレクタが接続されエミッタが接地された水平
出力トランジスタと、 前記水平出力トランジスタのコレクタと水平AFC回路の
間に挿入接続された分割用コンデンサと、 前記垂直偏向コイルの一端が接続された前記DYカプラー
の第2端子に接続され、前記DYカプラーのピン間ショー
ト時の過電圧を検出する第1の過電圧検出用ツェナーダ
イオードと、 前記分割用コンデンサの分割接続点における過電圧を検
出する第2の過電圧検出用ツェナーダイオードと、 リモートコントロール信号等の制御信号により主電源回
路のスイッチを開閉制御する主電源回路開閉制御手段
と、 前記第1の過電圧検出用ツェナーダイオード又は第2の
過電圧検出用ツェナーダイオードが導通して検出電圧が
ゲートに印加されると導通して、前記主電源回路開閉制
御手段の制御電圧供給端子に検出電圧を供給して主電源
回路を開状態に保持するように接続されたサイリスタと
を備え、 前記水平出力トランジスタから出力されるコレクタパル
スを前記水平偏向コイルに供給するとともに前記分割用
コンデンサを介して水平AFC回路にコレクタパルスを供
給し、水平出力トランジスタのコレクタパルスが供給さ
れる偏向コイル又は水平AFC回路のショート等の異常時
に発生する過電圧を前記第1の過電圧検出用ツェナーダ
イオード及び/又は第2の過電圧検出用ツェナーダイオ
ードの導通により検出して前記サイリスタを介して検出
電圧を前記制御電圧供給端子に供給して、テレビジョン
受信機の主電源回路のスイッチを開状態に保持するよう
にしたことを特徴とする過電圧保護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274818A JP2778056B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 過電圧保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63274818A JP2778056B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 過電圧保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02121570A JPH02121570A (ja) | 1990-05-09 |
JP2778056B2 true JP2778056B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=17546995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63274818A Expired - Fee Related JP2778056B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 過電圧保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2778056B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5154320A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-13 | Hitachi Ltd | Terebijonjushinkino koatsuhogokairo |
JPS5727880B2 (ja) * | 1974-07-24 | 1982-06-12 | ||
JPS6316772A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | 高圧保護回路 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6033742Y2 (ja) * | 1980-07-18 | 1985-10-07 | ソニー株式会社 | 電源装置の保護回路 |
US4387324A (en) * | 1981-11-16 | 1983-06-07 | Rca Corporation | Remote responsive television receiver ferroresonant power supply protection circuit |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP63274818A patent/JP2778056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727880B2 (ja) * | 1974-07-24 | 1982-06-12 | ||
JPS5154320A (en) * | 1974-11-08 | 1976-05-13 | Hitachi Ltd | Terebijonjushinkino koatsuhogokairo |
JPS6316772A (ja) * | 1986-07-09 | 1988-01-23 | Mitsubishi Electric Corp | 高圧保護回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02121570A (ja) | 1990-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7123458B2 (en) | Method and circuit arrangement for protecting an electric motor from an overload | |
KR940009875B1 (ko) | 전원장치 및 전원공급방법 | |
JP2993210B2 (ja) | 電源回路の保護装置 | |
JPH03184107A (ja) | 電源異常監視回路 | |
US4736264A (en) | Primary switched-mode power supply unit | |
US6449180B1 (en) | World wide power supply apparatus that includes a relay switch voltage doubling circuit | |
US4788618A (en) | High voltage protecting circuit | |
JPH0671982A (ja) | 異常電流遮断回路 | |
JPH05130730A (ja) | Dc−dcコンバータの保護回路 | |
JP2778056B2 (ja) | 過電圧保護回路 | |
KR970006377B1 (ko) | 전원장치 | |
JPH09247854A (ja) | 直流電源回路 | |
US20040160716A1 (en) | Power supply detection circuit | |
GB2028036A (en) | Arrangement for protection against damage due to connection of a battery with incorrect polarity | |
JP2755391B2 (ja) | 過電流保護回路 | |
EP0078620A1 (en) | Protective circuit for control unit power supply | |
US20240250625A1 (en) | Method and safety switch-off arrangement for operating a generator unit | |
KR0142718B1 (ko) | 텔레비전의 쇼트 프로텍트 지연회로 | |
JP3086488U (ja) | テレビジョンおよび電源制御装置 | |
JPS6364566A (ja) | スイツチング電源保護回路 | |
JP3042217B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
KR200144711Y1 (ko) | 시스템 보호회로 | |
JPS5924214Y2 (ja) | テレビジヨン受信機 | |
CN112821347A (zh) | 一种带通电流保护电路 | |
JPH0746038Y2 (ja) | 保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |