JP2776780B2 - ラッチ機構付カードエッジコネクタ - Google Patents

ラッチ機構付カードエッジコネクタ

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JP2776780B2
JP2776780B2 JP7309155A JP30915595A JP2776780B2 JP 2776780 B2 JP2776780 B2 JP 2776780B2 JP 7309155 A JP7309155 A JP 7309155A JP 30915595 A JP30915595 A JP 30915595A JP 2776780 B2 JP2776780 B2 JP 2776780B2
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inner housing
terminal
housing
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善正 北山
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NEC Gunma Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラッチ機構付カード
エッジコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラッチ機構付カードエッジコネク
タについて図面を参照して詳細に説明する。
【0003】図3は、従来の一例を示す斜視図である。
図3に示すラッチ機構付カードエッジコネクタは、開放
された端子収容部114を有する端子収容基板103
と、端子収容基板103に対向して回転自在に枢着され
るカバー104とによりなる内側ハウジング105と、
内側ハウジング105の相手コネクタ側端部を開く方向
に付勢するバネ106と、内側ハウジング105を挿通
収容させる外側ハウジング107により構成され、内側
ハウジング105に係止部118を設け、外側ハウジン
グ107に係止部118に対する仮係止部135と本係
止部136を内側ハウジング105の挿通方向に順次並
べ設けた第1の構造、並びに、同じく、端子収容基板と
カバーによりなるハウジングと、ハウジングの相手コネ
クタ側端部を閉じる方向に付勢するバネと、ハウジング
の他端部に回転自在に設けられ、該ハウジングの相手コ
ネクタ側端部を開いた状態でカバーを係止保持させ、相
手コネクタ側端部を閉じた状態でカバーを回動しないよ
う固定させる回動ロック部材とにより構成される第2の
構造を有する。(例えば、実開平5−62992号公報
参照)
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のラッチ
機構付カードエッジコネクタは、挿入側端子部と被挿入
側接触端子とに圧力を与えるためのカバーが、前述の端
子を保持する端子収容基板とは別体に成形されていて、
その開く力は別に設けたバネによって付勢するような構
造となっているため、構造が複雑で組立が極めて困難で
あった。また、挿入側と被挿入側との抜け止め構造は、
その係止部材がコネクタハウジングの外部にあり、相互
に抜き去るときは別操作で行なわなければならず、高密
度化された電子機器内部への挿抜作業が困難であるとい
う欠点があった。
【0004】第1の発明のラッチ機構付カードエッジコ
ネクタは、プリント配線基板の端子部と電気的に接触す
る接触子と電気的に接続された端子部とを有する内側ハ
ウジングと、前記内側ハウジングを収容し前記接触子と
電気的に接続された端子部と、前記端子部に接触する端
子部分を有する外側ハウジングと、前記内側ハウジング
上部方向へ移動させるスプリングと、前記外側ハウジン
グの凸部との掛合により回転または停止し前記内側ハウ
ジングの上部方向への移動を規制し滑り止めの複数の突
起を有するカムとを含んで構成される。
【0005】第2の発明のラッチ機構付カードエッジコ
ネクタは、前記プリント配線基板に設けた係合孔と、前
記プリント配線基板と接触子を保持するアームの一部に
設けた凸部とが係合するように配置する。
【0006】第3の発明のラッチ機構付カードエッジコ
ネクタは、前記アームを前記内側ハウジングと一体の合
成樹脂成形品とし、前記合成樹脂の弾性戻り力により前
記アームを開かせる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態を示す分解斜視
図である。図1に示すラッチ機構付カードエッジコネク
タ1は、端子2,3と回転自在に取付けられているカム
4からなる合成樹脂製の内側ハウジング5と、内側ハウ
ジング5を上部方向へ押し出すスプリング6と、内側ハ
ウジング5の端子3と接触する端子7と、カム4の回転
角度を規制し固定保持する凸部からなる合成樹脂製の外
側ハウジング9とを含んで構成される。
【0009】図2(a)〜(c)は本発明の一使用例を
示す断面図である。図2(a)は、プリント配線基板の
挿入を待っている状態を示し、図2(b)は、プリント
配線基板10の挿入初期段階を示すもので、この段階か
らさらにプリント配線基板10を内側ハウジング5に押
し当てながら挿入していくにつれ、外側ハウジング9の
ガイド部11により弾性する内側ハウジング5の端子部
12が閉じてゆく状態となり、少ない力でプリント配線
基板10の端子13と端子2とを徐々に接触させること
ができる。図2(c)は、ラッチ機構付カードエッジコ
ネクタ1にプリント配線基板10が接続完了した状態を
示す。外側ハウジング9のガイド部11により内側ハウ
ジング5の端子部12がプリント配線基板10と接触
し、外側ハウジング9に収納される。また、端子3と内
側ハウジング5の端子7も接触した状態となる。
【0010】このとき、内側ハウジング5は、スプリン
グ6によって上部方向に押し上げられるが、外側ハウジ
ング9の凸部8により回転角度が規制されたカム4によ
って固定保持される。また、端子部12の先端の係止部
14がプリント配線基板10に差し込まれることによ
り、プリント配線基板10の抜けを防止する。
【0011】プリント配線基板10を取り外す場合は、
プリント配線基板10を押し下げると、それに伴いカム
4が外側ハウジング9の凸部8により回転角度を規制さ
れ、凸部8に固定保持されない状態となり、内側ハウジ
ング5が押し上げられるにしたがって、端子部12自体
の弾性により端子部12が開き始め、係止部14がプリ
ント配線基板10から解除され、プリント配線基板10
を取り外すことができる。
【0012】
【発明の効果】本発明のラッチ機構付カードエッジコネ
クタは、外側ハウジングと内側ハウジングとを組合せる
ことにより、コネクタの端子数によって増減する挿抜力
の変化を最小限に押さえ、プリント配線基板の挿抜を容
易にさせることによって、コネクタの端子部分を破損さ
せる危険性を減少させ、コネクタとしての信頼性を向上
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の一使用例を示す断面
図である。
【図3】従来の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ラッチ機構付カードエッジコネクタ 2 端子 3 端子 4 カム 5 内側ハウジング 6 スプリング 7 端子 8 凸部 9 外側ハウジング 10 プリント配線基板 11 ガイド部 12 端子部 13 端子 14 係止部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板の端子部と電気的に接
    触する接触子と電気的に接続された端子部とを有する内
    側ハウジングと、前記内側ハウジングを収容し前記接触
    子と電気的に接続された端子部と、前記端子部に接触す
    る端子部分を有する外側ハウジングと、前記内側ハウジ
    ング上部方向へ移動させるスプリングと、前記外側ハウ
    ジングの凸部との掛合により回転または停止し前記内側
    ハウジングの上部方向への移動を規制し滑り止めの複数
    の突起を有するカムとを含むことを特徴とするラッチ機
    構付カードエッジコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記プリント配線基板に設けた係合孔
    と、前記プリント配線基板と接触する接触子を保持する
    アームの一部に設けた凸部とが係合するように配置した
    請求項1記載のラッチ機構付カードエッジコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記アームを前記内側ハウジングと一体
    の合成樹脂成形品とし、前記合成樹脂の弾性戻り力によ
    り前記アームを開かせる請求項1記載のラッチ機構付カ
    ードエッジコネクタ。
JP7309155A 1995-11-28 1995-11-28 ラッチ機構付カードエッジコネクタ Expired - Fee Related JP2776780B2 (ja)

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JPH09148006A JPH09148006A (ja) 1997-06-06
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