JP2776710B2 - 金属製真空二重容器 - Google Patents

金属製真空二重容器

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JP2776710B2 JP32704792A JP32704792A JP2776710B2 JP 2776710 B2 JP2776710 B2 JP 2776710B2 JP 32704792 A JP32704792 A JP 32704792A JP 32704792 A JP32704792 A JP 32704792A JP 2776710 B2 JP2776710 B2 JP 2776710B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯用魔法瓶、ポッ
ト、ジャー等の金属製真空二重容器に関し、真空封止処
理の簡略化を図るとともに、真空封止部の耐久性の向上
を図るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】金属製真空二重容器を製造する方法とし
ては、例えば、外容器に取り付けたチップ管より内外容
器間の排気を行った後、チップ管を圧接し封止する方法
(特開昭59−37914号公報、特開昭59−103
633号公報)、あるいは外容器に排気口を設け、この
排気口の周囲に金属ろう材を盛り、この上に封止部材を
排気口との間に間隙を有するように載置し、これを真空
加熱炉中で加熱排気した後、金属ろう材の溶融温度まで
昇温して封止部材をろう付けし、真空封止する方法(特
開昭58−192516号公報)、あるいは、外容器に
小孔または切り抜きを穿設し、この近傍に金属ろう材を
配置した後、真空加熱炉中で加熱排気し、その後にろう
材の溶融温度まで昇温してろう材を前記の小孔または切
り抜きに流し込み、真空封止する方法(特願平1−10
6925号)等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の真空封止方法には次のような問題があった。上述
したチップ管による方法では、チップ管が外容器底部よ
り下方に突出するので、これの保護のために底カバーを
取り付ける必要があり、その長さの分だけ製品の高さが
高くなるという問題がある。さらに大量生産の際には、
製品1個毎にチップ管の封止、切断をする必要があるた
め、作業が繁雑になる問題がある。しかも、この封じ切
り技術は高精度が不可決であり熟練技術を要するばかり
でなく、しばしば封じ切り密封が不十分となり、時間の
経過とともに真空度が劣化し断熱性能が悪化する問題も
ある。さらに、チップ管による封止方法では、内外容器
間の排気の際、容器全体を加熱して金属表面に吸着した
ガスの脱離を促す時に、容器の外面は大気に晒されてお
り、大気中の酸素と反応して激しく酸化してしまう。酸
化した面は製品の美観や耐食性を損なうため、これを取
り除くための工程が必要であり、コストが増大する問題
がある。
【0004】他方、ろう材による封止方法では、ろう材
の外容器材に対する濡れ性を良くするために排気口周囲
の材料表面酸化物を除去する必要があり、その方法とし
ては、例えば金属製魔法瓶に好適に用いられるステンレ
ス鋼では、1×10-3torr以下の圧力下で950℃
以上の加熱を行うようなものであり、950℃以上の高
温で使用可能なような特別の真空加熱炉が必要であり、
その設備費が高価になる問題がある。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、金属製真空二重容器の製造における真空封止処理を
容易にしかも低コストで実施でき、しかも真空封止部の
耐久性にも優れた金属製真空二重容器の提供を目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、金属製の内容器と外容器とからなり、こ
れら内外容器間の空隙部を真空断熱層とした金属製真空
二重容器において、上記内容器と外容器のいずれか一方
に形成された排気口を軟化温度が200〜600℃であ
る低温溶融ガラスからなる封止材で真空封止するととも
に、該封止材の表面を少なくとも1層の合成樹脂からな
る保護層で被覆した構成とした。
【0007】
【作用】本発明による金属製真空二重容器は、内容器と
外容器のいずれか一方に形成された排気口を軟化温度が
200〜600℃である低温溶融ガラスからなる封止材
で真空封止することにより、比較的低い温度で真空封止
することができる。また低温溶融ガラスからなる封止材
を用いるので、排気口の周囲に酸化物が存在していても
封止材の濡れ性が良く、金属ろう材を用いる従来の封止
方法のように排気口の周囲を950℃以上の高温に加熱
して酸化物を除去する予備加熱処理を不要とすることが
できる。そして封止部の封止材表面を少なくとも1層の
合成樹脂からなる保護層で被覆したことにより、低温溶
融ガラスからなる封止材の耐衝撃性、化学的安定性(耐
薬品性)が向上する。
【0008】
【実施例】図1及び図2は本発明に係る金属製真空二重
容器の第1実施例を示すものであり、符号Aはステンレ
ス製の魔法瓶である。この魔法瓶Aは、図1に示すよう
に、ステンレス鋼製の内容器1と、同じくステンレス鋼
製の外容器4とを接合してなり、これら内容器1と外容
器4の間の空隙を真空断熱層5とした構成になってい
る。外容器4は、略筒状の外容器本体2の下端に外容器
底部材3を気密に接合してなっている。この外容器底部
材3の略中央部には凹部10が設けられ、さらに凹部1
0の中央には小孔状の排気口11が穿設されている。こ
の排気口11の口径は0.1〜2.0mm程度とするのが
望ましい。
【0009】上記排気口11は、図2に示すように低温
溶融ガラスからなる封止材12によって封止され、さら
にこの封止材12の表面を合成樹脂からなる保護層13
で被覆し、封止部14を構成している。この封止材12
は軟化点が200〜600℃の低温溶融ガラスが用いら
れる。このような低温溶融ガラスとしては、B23-P
bO系、B23-ZnO系、PbO-B23-ZnO-Si
2系、PbO-B23-Al23-SiO2系、PbO-B
23-SiO2系、PbO-B23-BaO-SiO2系など
のいわゆるソルダーガラスが使用され、特に熱膨張率が
二重容器の材料であるステンレス鋼に近似したものが好
ましい。また保護層13の材料には、エポキシ樹脂、ア
クリル樹脂、ポリエステル樹脂などの合成樹脂が用いら
れるが、特に耐衝撃性の優れたエポキシ樹脂が好適に使
用される。これら合成樹脂材料は、封止材12の表面に
その合成樹脂の接着剤(例えばエポキシ系接着剤やアク
リル系接着剤)を塗布して固化させることで容易に形成
される。
【0010】この携帯用魔法瓶を製造するには、図3に
示すように、内容器1と外容器本体2とを口元部で気密
に接合するとともに外容器本体2に外容器底部材3を気
密に接合して封止前の二重容器B(以下、二重容器とい
う)を形成し、ついで二重容器Bの口部を下向きにして
外容器底部材3の凹部10内に排気口11と隙間をもっ
て棒状の低温溶融ガラスからなる封止材12aを取り付
ける。凹部10内に棒状の封止材12aを取り付けるに
は、封止材12aを凹部10内に押し込むだけでもよい
が、封止材12aの位置ずれを防ぐために封止材12a
の両端に接着剤を塗布して凹部10内に固定しても良
い。次に、封止材12aを取り付けた二重容器Bを下向
きのまま、真空加熱炉内に移送して設置し、炉内を真空
排気するとともに加熱して加熱排気を行う。この加熱排
気は200〜600℃の温度範囲でかつ封止材12aが
軟化しない温度とする。内容器1と外容器4の空隙5a
内のガスは排気口11を通って排出される。1×10-2
torr以下の圧力まで排気した後、炉内を200〜6
00℃の温度範囲でかつ封止材12aの軟化点以上の温
度に昇温し、封止材12aを軟化させてその自重により
排気口11及びその周囲に直接落下させて排気口11を
封止する。この真空封止の後、容器を炉内から取り出す
ことにより、排気口11が低温溶融ガラスからなる封止
材12によって封止され、図1の如く内容器1と外容器
4の間に真空断熱層5が形成される。この真空封止処理
を通して二重容器は200〜600℃の温度で加熱さ
れ、二重容器の材料であるステンレス鋼は低温焼鈍によ
り硬度が増加する。従って、魔法瓶を使用する上で必要
な耐衝撃性を得るために必要なステンレス鋼板の厚さを
減らし、容器の薄肉化が可能となる。
【0011】ついで真空封止後の二重容器を真空加熱炉
から取り出し、排気口11を封止するとともにその周囲
の凹部10表面に広がった封止材12の表面に、エポキ
シ系接着剤などの合成樹脂接着剤を塗布し、これを固化
させて保護層13を形成する。この時、封止材12に微
小のクラック等が生じていた場合には、合成樹脂接着剤
がそのクラック等に浸透して埋め、そのクラック等から
のガス透過や封止材の破損を防止することができる。こ
のようにして排気口11を封止した封止材12の表面に
合成樹脂からなる保護層13を被覆して封止部14を形
成することによって図1に示すステンレス製魔法瓶Aが
得られる。
【0012】この魔法瓶Aは、外容器4底部に穿設され
た排気口11を軟化点が200〜600℃の低温溶融ガ
ラスからなる封止材12で封止したものなので、従来の
ろう付けによる製法に比べ真空封止の温度を低くするこ
とができ、真空加熱炉の使用温度を低く設計でき、設備
費が安価になり製品の製造コストを低減することができ
る。ここで用いる低温溶融ガラスは、軟化温度が200
〜600℃であるものを適宜選択して使用でき、二重容
器の表面に酸化物が存在していても濡れ性を損なうこと
がなく、良好な封止を行なえる利点を持つ。従って二重
容器の表面を高温に加熱して酸化物を除去する工程を省
略することができ、真空二重容器の製造コストを低減す
ることができる。また従来のチップ管による製法と比較
すると、チップ管残部の突出がなくコンパクトな製品が
製造できる。また封止の工程については、真空加熱炉中
で同時に大量の製品を人手を介することなく安定的に処
理することができるため、大量生産が容易となり製造コ
ストが低減できる。さらに、内外容器間の真空排気の工
程については、容器全体を真空中で加熱するため容器の
外面が著しく酸化されることがなく、後処理による除去
工程を省略することができ、コストを低減できる。さら
に、真空排気及び封止の全ての操作を200〜600℃
程度の比較的低温で行うことができ、容器を構成するス
テンレス鋼などの金属材料は低温焼鈍により硬度を増加
させることができるので、高硬度の金属材料を用いて容
器を薄肉化することができ、魔法瓶の軽量化を図ること
ができる。
【0013】さらにこの魔法瓶Aは、封止材12の表面
を合成樹脂からなる保護層13で被覆して封止部14と
したものなので、封止材12の耐衝撃性を向上させるこ
とができる。また真空封止処理の際、封止材12に微小
のクラック等が生じた場合にも、封止材12表面に合成
樹脂接着剤を塗布して固化させることによって、合成樹
脂接着剤がクラック等に浸透して埋め、そのクラック等
からのガス透過やクラックからの封止材の破損を防止す
ることができ、真空断熱層の高真空状態を長期にわたっ
て維持し、優れた断熱性能を長期間保持することができ
る。
【0014】図4は本発明に係る金属製真空二重容器の
第2の実施例を示すものである。この実施例の魔法瓶C
は、先の実施例の魔法瓶Aとほぼ同様の構成要素を備
え、その他に排気口11を封止した低温溶融ガラスから
なる封止材12の表面を合成樹脂からなる第1の保護膜
15で被覆し、さらにこの第1の保護膜15上に別種の
合成樹脂からなる第2の保護層16を設けて封止部17
を形成した構成になっている。
【0015】これら第1の保護膜15と第2の保護膜1
6の材料としては特に限定されず、各種の合成樹脂のう
ちから選択して使用され、例えば、第1の保護膜15に
エポキシ樹脂などの耐衝撃性の良好な合成樹脂接着剤を
塗布し、第2の保護膜16にはシリコン樹脂、フッ素樹
脂、アクリル樹脂などの耐薬品性の良好な樹脂材料の接
着剤や塗料を塗布(塗装)或いは焼付けて封止部を形成
したり、或いは第1の保護膜15に耐薬品性に優れた合
成樹脂材料を被覆し、第2の保護層16に耐衝撃性に優
れた合成樹脂材料を用いて構成することができる。さら
に、第2の保護層16上に別の合成樹脂材料からなる第
3、第4の保護層を設けても良い。
【0016】この実施例による魔法瓶Cは、低温溶融ガ
ラスからなる封止材12を第1の保護層15とその上の
第2の保護層16とで被覆して封止部17を形成したも
のなので、耐衝撃性に優れた合成樹脂や耐薬品性に優れ
た合成樹脂をそれぞれ被覆して、封止材12の耐衝撃性
を高めるとともに耐薬品性を向上させることができる。
封止部17の耐薬品性を向上させることによって、魔法
瓶の製造における封止後の洗浄工程で酸やアルカリ水溶
液中で封止材12が侵されるおそれがなくなり、また酸
度の高い果汁や食酸を魔法瓶に入れる場合や魔法瓶を洗
浄する際に使用する酸性又はアルカリ性の洗剤、漂白剤
によって封止部17が侵されるおそれがなく、安心して
使用することができる。
【0017】なお、上述した各実施例では、外容器4の
底部材3に半球状の凹部10を形成し、この凹部10の
中央に小孔状の排気孔11を穿設し、これを封止材12
と保護層13(又は保護層15,16)とで封止した構成と
したが、この排気口11の形状や穿設位置は上記各実施
例に限定されず、例えば外容器に長溝状の凹部を形成し
そこにスリット状の長孔を穿設して排気孔を形成した
り、あるいは外容器4の肩部にポケット状の凹部を形成
し、その凹部内に小孔状やスリット状の排気孔を形成し
ても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排気孔の封止に軟化温度200〜600℃の低温溶融ガ
ラスを用いたことにより、従来のろう付けによる製法に
比べ真空封止の温度を低くすることができるので、真空
加熱炉の使用温度を低く設計でき、設備費が安価にな
り、製品の製造コストを低減することができる。本発明
で使用する低温溶融ガラスは、軟化温度が低く、また金
属製二重容器の表面に酸化物が存在しても濡れ性を損な
うことなく良好な封止を行なえる利点を持つので、金属
製二重容器の表面を高温に加熱して酸化物を除去する工
程を省略することができ、真空二重容器の製造コストを
低減できる。また従来のチップ管による製法と比較する
と、チップ管残部の突出がなくコンパクトな製品が製造
できる。また封止の工程については、真空加熱炉中で同
時に大量の製品を人手を介することなく安定的に処理す
ることができるため、大量生産が容易となり製造コスト
が低減できる。さらに、内外容器間の真空排気の工程に
ついては、容器全体を真空中で加熱するため容器の外面
が著しく酸化されることがなく、後処理による除去工程
を省略することができ、コストを低減できる。さらに、
真空排気及び封止の全ての操作を200〜600℃程度
の比較的低温で行うことができ、容器を構成するステン
レス鋼などの金属材料は低温焼鈍により硬度を増加させ
ることができるので、高硬度の金属材料を用いて容器を
薄肉化することができ、真空二重容器の軽量化を図るこ
とができる。
【0019】さらに封止材の表面を少なくとも1層の合
成樹脂からなる保護層で被覆して封止部を形成したもの
なので、封止材の耐衝撃性を向上させることができる。
また真空封止処理の際、封止材に微小のクラック等が生
じた場合にも、封止材表面に合成樹脂接着剤を塗布して
固化させることによって、合成樹脂接着剤がクラック等
に浸透して埋め、そのクラック等からのガス透過やクラ
ックからの封止材の破損を防止することができ、真空断
熱層の高真空状態を長期にわたって維持し、優れた断熱
性能を長期間保持することができる。また保護層とし
て、耐衝撃性に優れた合成樹脂や耐薬品性に優れた合成
樹脂をそれぞれ被覆することによって、封止材の耐衝撃
性を高めるとともに耐薬品性を向上させることができ
る。封止部の耐薬品性を向上させることによって、魔法
瓶の製造における封止後の洗浄工程で酸やアルカリ水溶
液中で封止材が侵されるおそれがなくなり、また酸度の
高い果汁や食酸を魔法瓶に入れる場合や魔法瓶を洗浄す
る際に使用する酸性又はアルカリ性の洗剤、漂白剤によ
って封止部が侵されるおそれがなく、製品の信頼性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す金属製真空二重容
器の正面断面図である。
【図2】同じ金属製二重容器の要部拡大断面図である。
【図3】同じ真空二重容器の製造方法を説明するための
図であり、封止前の二重容器の断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す金属製真空二重容
器の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1……内容器、2……外容器本体、3……外容器底部
材、4……外容器、5……真空断熱層、5a……空隙、
10……凹部、11……排気口、12……封止材、13
……保護層、14……封止部、15……第1の保護層、
16……第2の保護層、17……封止部、A,C……魔
法瓶(金属製真空二重容器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 隆 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本 酸素株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 41/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製の内容器と外容器とからなり、こ
    れら内外容器間の空隙部を真空断熱層とした金属製真空
    二重容器において、 上記内容器と外容器のいずれか一方に形成された排気口
    を軟化温度が200〜600℃である低温溶融ガラスか
    らなる封止材で真空封止するとともに、該封止材の表面
    を少なくとも1層の合成樹脂からなる保護層で被覆して
    なることを特徴とする金属製真空二重容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102837894A (zh) * 2011-06-21 2012-12-26 膳魔师(中国)家庭制品有限公司 金属制真空绝热容器

Cited By (4)

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