JP2776404B2 - 自動追従装置 - Google Patents

自動追従装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動追従装置に関し、特
にテレビカメラの自動追従装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動追従装置は、例え
ば、特開平5-14895号公報に示されるように、テレビカ
メラを被写体に自動的に追従させることを目的として用
いられている。
【0003】図7は、従来の自動追従装置の構成の一例
を示すブロック図である。図7を参照して、信号発生器
100は被写体に装着され、被写体の位置を検出するため
の信号を発生する。101は全方位受信装置で、信号発生
器100の発生した信号を受信する受信機101a、101b、101
c、101dを4方向の面に設けることにより構成される。
【0004】方向検出回路102は、受信機101a、101b、1
01c、101dの出力電圧を比較演算し、信号発生器100の方
向を判断して追尾情報を生成する。
【0005】モータ制御回路103は、方向検出回路102の
出力した追尾情報に基づいてモータ104を制御する。モ
ータ104は、伝達機構105を介して全方位受信装置101と
テレビカメラ106とを一体に駆動する。
【0006】次に、従来の自動追従装置の動作を説明す
る。
【0007】被写体に装着された信号発生器100が発生
する信号を全方位受信装置101に設けられた受信機101
a、101b、101c、101dによって受信する。受信機101a、1
01b、101c、101dは、信号に応じて電圧Va、Vb、Vc、Vd
をそれぞれ出力する。この電圧を方向検出回路102が比
較演算することによって信号発生器の方向を判断して追
尾情報を得る。
【0008】この追尾情報に基づいてモータ制御回路10
3はモータ104を駆動し、伝達機構105を介し、全方位受
信装置101とテレビカメラ106とを一体に駆動し、信号発
生器100を装着した被写体の方向に追従する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動追従装
置は、被写体を検出する手段として信号発生器を使用し
ているため、電力を消費する他、構造が複雑となるとい
う問題がある。
【0010】また、4方向の受信機の出力電圧の比較演
算によって信号発生器の方向を検出するため、方向検出
の所望の分解能を得ることは困難であった。
【0011】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、消費電力を特段に低減し簡易な構造に
より高い分解能を有し、且つテレビカメラを被写体に自
動的に追従する自動追従装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、被写体に磁気発生器を取り付け、互いに離間
して配置され前記磁気発生器からの磁束のX軸、Y軸に
応じた電圧を発生する第1及び第2の磁気方向検出手段
を備え、前記第1の磁気方向検出手段と前記第2の磁気
方向検出手段との間に配設されたカメラの位置における
前記磁気発生器の角度を、前記第1の磁気方向検出手段
のX軸、Y軸方向の出力電圧がそれぞれeΦx、eΦy、
及び、前記第2の磁気方向検出手段のX軸、Y軸方向の
出力電圧がそれぞれeΦx′、eΦy′の時、以下の式
(7)から導出し、前記カメラの向きを前記磁気発生器
の方向に自動追従制御することを特徴とする自動追従装
置を提供する。
【0013】また、本発明は好適な態様として、カメラ
を被写体の向きに自動的に追従させる自動追従装置にお
いて、前記被写体に取り付けた磁気発生器と、前記磁気
発生器が発生する磁束のX軸、Y軸方向成分に応じた電
圧を発生する第1の磁気方向検出手段と、前記第1の磁
気方向検出手段から離間して配置され、前記磁気発生器
が発生する磁束のX軸、Y軸方向成分に応じた電圧を発
生する第2の磁気方向検出手段と、前記第1の磁気方向
検出手段と前記第2の磁気方向検出手段との中点に備え
られた前記カメラの位置における前記磁気発生器の角度
を前記磁束のX軸、Y軸方向成分に応じた電圧から演算
し角度信号を出力する角度演算手段と、前記角度演算手
段の出力する前記角度信号に基づいて前記モータの制御
信号を出力するモータ制御手段と、前記モータ制御手段
の出力する前記モータ制御信号に基づいて駆動されるモ
ータと、前記モータによって前記磁気発生器の存在する
方向に自動追従される雲台と、前記雲台に備えられたカ
メラと、からなることを特徴とする自動追従装置を提供
する。
【0014】本発明の自動追従装置においては、好まし
くは、前記磁気発生器が常磁性体で形成されることを特
徴とする。
【0015】本発明の自動追従装置においては、好まし
くは、前記磁気発生器が強磁性体で形成されることを特
徴とする。
【0016】本発明の自動追従装置においては、好まし
くは、前記第1及び第2の磁気方向検出手段が、交流電
圧源で駆動されX軸方向の磁界の強さに応じて電圧を出
力する第1のブリッジ回路と、交流電圧源で駆動されY
軸方向の磁界の強さに応じて電圧を出力する第2のブリ
ッジ回路と、から構成されることを特徴とする。
【0017】本発明の自動追従装置においては、好まし
くは、前記第1及び第2の磁気方向検出手段における前
記第1のブリッジ回路が、X軸方向の磁界の強さに応じ
てインピーダンスを変化させる磁気抵抗素子と、予め磁
界の強さが零の時に前記第1のブリッジ回路の出力電圧
が零になるように調整された可変抵抗器と、第1の抵抗
器と、第2の抵抗器と、から構成されることを特徴とす
る。
【0018】本発明の自動追従装置においては、好まし
くは、前記第1及び第2の磁気方向検出手段における前
記第2のブリッジ回路が、Y軸方向の磁界の強さに応じ
てインピーダンスを変化させる磁気抵抗素子と、予め磁
界の強さが零の時に前記第2のブリッジ回路の出力電圧
が零になるように調整された可変抵抗器と、第1の抵抗
器と、第2の抵抗器と、から構成されることを特徴とす
る。
【0019】
【作用】本発明によれば、被写体に装着する磁気を発生
する手段と、発生した磁気を検出する磁気方向検出手段
を設け、磁気発生器としては常磁性体を用いるため、電
力を消費せず、かつ構造が簡易化する。
【0020】また、本発明によれば、磁気発生器の方向
を検出する手段として、磁気抵抗素子を用いた磁気方向
検出装置を設けることにより、磁気発生器の方向の角度
が得られるようになり、方向検出の分解能を向上してい
る。
【0021】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例を示すブロック図である。
【0022】図1において、磁気発生器10は被写体に装
着され、磁気を発生する。第1の磁気方向検出装置20
は、磁気発生器10により発生された磁気のX軸方向成
分、Y軸方向成分のそれぞれに対応した電圧を発生す
る。第2の磁気方向検出装置20′も同様に磁気発生器10
によって発生された磁気のX軸方向成分、Y軸方向成分
のそれぞれに対応した電圧を発生する。
【0023】角度演算装置30は、第1の磁気方向検出装
置20及び第2の磁気方向検出装置20′が発生した電圧か
ら磁気発生器10の角度信号を生成する。
【0024】モータ制御装置40は、角度演算装置30が出
力する角度信号に基づいてモータ50を制御し、モータ50
の駆動によって第1及び第2の磁気方向検出装置20、2
0′の中点に位置した雲台60と共にカメラ70を制御す
る。
【0025】次に、図1を参照して本実施例の動作を説
明する。
【0026】被写体に装着された磁気発生器10は磁束1
1、11′を発生する。第1の磁気方向検出装置20は、こ
の位置における磁束のX軸方向成分、Y軸方向成分のそ
れぞれの磁界の強さに応じて電圧eΦx、eΦyを出力す
る。
【0027】また、第2の磁気方向検出装置20′も、こ
の位置における磁束のX軸方向成分、Y軸方向成分のそ
れぞれの磁界の強さに応じて電圧eΦx、eΦy′を出力
する。
【0028】角度演算装置30は、第1の磁気方向検出装
置20が出力する電圧eΦx、eΦyと第2の磁気方向検出
装置20′が出力する電圧eΦx′、eΦy′から、第1、
第2の磁気方向検出装置20、20′の中点における磁気発
生器10、すなわち被写体の角度方向を演算し、角度信号
を出力する。
【0029】モータ制御装置40は、角度演算装置30が出
力する角度信号に基づいて、モータ制御信号を生成す
る。
【0030】モータ制御装置40が生成したモータ制御信
号によってモータ50がカメラ70が設けられた雲台60を駆
動し、磁気発生器10の方向、すなわち被写体の方向に追
従する。
【0031】図2は、本実施例における磁気発生器10を
説明する図である。磁気発生器10としては、図2に示す
ように、棒状の常磁性体等所定方向に磁化され得る磁性
材料が用いられ、磁気発生器10からは磁束12が発生す
る。また、本実施例においては、磁気発生器10として極
めて高い磁束密度(1テスラ以上)を有する、例えば希
土類永久磁石Nd2Fe14B等永久磁石材料(強磁性
体)から形成してもよいことは勿論である。
【0032】図3は、本実施例における第1の磁気方向
検出装置20及び第2の磁気方向検出装置20′の構成を示
すブロック図である。第1及び第2の磁気方向検出装置
20、20′は同一構成のため、以下では第1の磁気方向検
出装置20のみを説明する。
【0033】図3において、X軸方向の磁束に対してイ
ンピーダンスの変化をおこす磁気抵抗素子22x、及び可
変抵抗器23x、固定抵抗器24x、25xを4辺とするブリッ
ジを構成し、このブリッジには交流電圧源(eX)21xが
印加される。
【0034】また、同様にY軸方向の磁束に対してイン
ピーダンスの変化をおこす磁気抵抗素子22y、及び可変
抵抗器23y、固定抵抗器24y、25yを4辺とするブリッジ
を構成し、このブリッジには交流電圧源(eY)21yが印
加される。
【0035】磁気抵抗素子22x及び22yは互いに重ねた状
態で構成される。
【0036】いま、X軸方向及びY軸方向の磁束がない
時にブリッジの出力電圧26x(eΦx)及び26y(eΦ
y)がともに0になるように、予め可変抵抗器23x及び23
yを調整する。
【0037】被写体に装着された磁気発生器10によって
生じた磁気方向検出装置20における磁束11のX軸方向成
分、Y軸方向成分によって磁気抵抗素子22x及び22yのイ
ンピーダンスが変化する。この変化に伴い、ブリッジは
電圧26x及び26yを出力する。
【0038】図4及び図5は、本実施例における磁気抵
抗素子22x及び22yのそれぞれの構成を示すブロック図で
ある。磁気抵抗素子22xと磁気抵抗素子22yは、X−Y軸
に対して互いに直交する関係に配置されている。
【0039】ここで、磁気抵抗素子22xは、磁気抵抗素
子22xを貫く磁束11のX軸方向成分11xに対してインピー
ダンスがZMRXだけ変化する。同様に、磁気抵抗素子
22yは、磁気抵抗素子22yを貫く磁束11のY軸方向成分11
yに対してインピーダンスがZMRYだけ変化する。
【0040】角度演算装置30は、第1の磁気方向検出装
置20の出力する電圧eΦx、eΦyと第2の磁気方向検出
装置20′の出力する電圧eΦx′、eΦy′から、第1、
第2の磁気方向検出装置20、20′の中点における磁気発
生器10、すなわち被写体の角度方向を演算し、角度信号
を出力するが、この演算方法について図6を用いて説明
する。
【0041】図6を参照して、磁気発生器10の点をA、
第1の磁気方向検出装置20の点をB、第2の磁気方向検
出装置20′の点をC、雲台60及びカメラ70の点をD、点
Aから線分BCに垂線を引き交わる点をH、A−B−C
のなす角をΦB、A−C−Bのなす角をΦC、A−D−
Cのなす角をΦ、線分BD及びDCの長さをL、線分D
Hの長さをd、線分AHの長さをhとする。
【0042】ここで、ΦBは第1の磁気方向検出装置20
の出力電圧eΦx、eΦyから、次式(1)で与えられ
る。
【0043】 ΦB=tan-1(eΦy/eΦx) …(1)
【0044】同様にΦCは第2の磁気方向検出装置20′
の出力電圧eΦx′、eΦy′から、次式(2)で与えら
れる。
【0045】 ΦC=tan-1(eΦy′/eΦx′) …(2)
【0046】そこで、三角形ABH、ACH、ADHそ
れぞれについて、Φ、d、hについての方程式を立てる
と、それぞれ次式(3)〜(5)が得られる。
【0047】 tanΦB={h/(L+d)} …(3)
【0048】 tanΦC={h/(L−d)} …(4)
【0049】 tanΦ=(h/d) …(5)
【0050】上式(3)〜(5)をΦについて解くと、
次式(6)が導出される。
【0051】 Φ=2・Φb・Φc/(Φc−Φb) …(6)
【0052】上式(6)に上式(1)及び(2)をそれ
ぞれ代入すれば、次式(7)が得られる。
【0053】
【数2】
【0054】上式(7)に示すように、Φは、第1及び
第2の磁気方向検出装置20、20′の出力電圧eΦx、e
Φy、eΦx′、eΦy′によって演算される。この演算
を角度演算装置30が行い、角度信号を出力する。
【0055】前述したように、モータ制御装置40は、角
度演算装置30が出力する上記角度信号に基づいて、モー
タ制御信号を生成し、雲台60を駆動し、磁気発生器10の
方向、すなわち被写体の方向に追従する。
【0056】以上、本発明を上記実施例に即して説明し
たが、本発明は、上記態様にのみ限定されるものでな
く、本発明の原理に準ずる各種態様を含む。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カメラを被写体に追従させる手段として、磁気発生器を
被写体に装着するため、従来の信号発生器のように電力
を消費せず、かつ構造が簡易化するという効果を有す
る。また、本発明(請求項)によれば、磁束の方向に
応じて出力される電圧に基づき角度計算がなされ、消費
電力を低減して、かつコンパクトな構成により、方向検
出の分解能を向上するという効果を有する。
【0058】そして、本発明(請求項2、3)のよう
に、磁気発生器として常磁性体又は強磁性体を用いた場
合に、上記効果を好適に達成する。特に、磁気発生器と
して極めて高い値の磁束密度を有する永久磁石を用いた
場合、磁束検出の精度がより一層向上する。
【0059】また、本発明(請求項)によれば、磁気
発生器の方向を検出する手段として、磁気抵抗素子を用
いた磁気方向検出装置を設けたため、磁気発生器の方向
の角度が得られるようになり、方向検出の分解能を向上
している。
【0060】さらに、本発明(請求項5、6)に記載さ
れるように磁気検出装置のブリッジ回路を構成すること
により、簡易な回路構成により方向検出の分解能が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における磁気発生器を説明す
る図である。
【図3】本発明の一実施例における磁気方向検出装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例における磁気抵抗素子の構成
を示す図である。
【図5】本発明の一実施例における磁気抵抗素子の構成
を示す図である。
【図6】本発明の一実施例における磁気発生器と磁気方
向検出装置とカメラ及び雲台の位置関係を示す図であ
る。
【図7】特開平5-14895号公報に示された従来の自動追
従装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 磁気発生器 11、11′ 磁束 12 磁束 20、20′ 磁気方向検出装置 21x、21y 交流電圧源 22x X軸方向磁気検出用磁気抵抗素子 22y Y軸方向磁気検出用磁気抵抗素子 23x、23y 可変抵抗器 24x、24y、25x、25y 抵抗器 26x、26y ブリッジ出力電圧 30 角度演算装置 40 モータ制御装置 50 モータ 60 雲台 70 カメラ 100 信号発生器 101 全方位受信装置 101a 受信機(正面) 101b 受信機(右側面) 101c 受信(後面) 101d 受信機(左側面) 102 方向検出回路 103 モータ制御回路 104 モータ 105 伝達機構 106 カメラ(テレビカメラ)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラを被写体の向きに自動的に追従させ
    る自動追従装置において、 前記被写体に取り付けた磁気発生器と、 前記磁気発生器が発生する磁束のX軸、Y軸方向成分に
    応じた電圧を発生する第1の磁気方向検出手段と、 前記第1の磁気方向検出手段から離間して配置され、前
    記磁気発生器が発生する磁束のX軸、Y軸方向成分に応
    じた電圧を発生する第2の磁気方向検出手段と、 前記第1の磁気方向検出手段と前記第2の磁気方向検出
    手段との中点に備えられた前記カメラの位置からみた
    記磁気発生器のX軸に対する角度Φ、前記第1の磁気
    方向検出手段のX軸、Y軸方向の出力電圧がそれぞれe
    Φx、eΦy、及び、前記第2の磁気方向検出手段のX
    軸、Y軸方向の出力電圧がそれぞれeΦx′、eΦy′の
    時、次式、 【数1】 から演算し、角度信号を出力する角度演算手段と、 前記角度演算手段の出力する前記角度信号に基づいてモ
    ータ制御信号を出力するモータ制御手段と、 前記モータ制御手段の出力する前記モータ制御信号に基
    づいて駆動されるモータと、 前記モータによって前記磁気発生器の存在する方向に自
    動追従される雲台と、 前記雲台に備えられたカメラと、 からなることを特徴とする自動追従装置。
  2. 【請求項2】前記磁気発生器が常磁性体から形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の自動追従装置。
  3. 【請求項3】前記磁気発生器が強磁性体から形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の自動追従装置。
  4. 【請求項4】前記第1及び第2の磁気方向検出手段が、
    交流電圧源で駆動されX軸方向の磁界の強さに応じて電
    圧を出力する第1のブリッジ回路と、交流電圧源で駆動
    されY軸方向の磁界の強さに応じて電圧を出力する第2
    のブリッジ回路と、から構成 されることを特徴とする請
    求項1記載の自動追従装置。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2の磁気方向検出手段にお
    ける前記第1のブリッジ回路が、X軸方向の磁界の強さ
    に応じてインピーダンスを変化させる磁気抵抗素子と、 予め磁界の強さが零の時に前記第1のブリッジ回路の出
    力電圧が零になるように調整された可変抵抗器と、 第1の抵抗器と、 第2の抵抗器と、 から構成されることを特徴とする請求項4記載の自動追
    従装置。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の磁気方向検出手段にお
    ける前記第2のブリッジ回路が、Y軸方向の磁界の強さ
    に応じてインピーダンスを変化させる磁気抵抗素子と、 予め磁界の強さが零の時に前記第2のブリッジ回路の出
    力電圧が零になるように調整された可変抵抗器と、 第1の抵抗器と、 第2の抵抗器と、 から構成されることを特徴とする請求項4記載の自動追
    従装置。
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