JP2775719B2 - 木材加工機のカッターストローク制御装置 - Google Patents

木材加工機のカッターストローク制御装置

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JP2775719B2
JP2775719B2 JP26143096A JP26143096A JP2775719B2 JP 2775719 B2 JP2775719 B2 JP 2775719B2 JP 26143096 A JP26143096 A JP 26143096A JP 26143096 A JP26143096 A JP 26143096A JP 2775719 B2 JP2775719 B2 JP 2775719B2
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stopper
cutter
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circumference
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洋 猪原
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木材のほぞ取り
などを行う木材加工機のカッターの高さ制御を行うカッ
ターストローク制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の木材加工機のカッターストローク
制御としては、図5の説明図に示すように多段階の(無
段階ではなく)カッターストローク位置を必要とする場
合は、木材切断位置に固定された木材9に対して、立設
されたボールねじ11にカッター装置10を垂直方向に
移動可能に設けたもので、ボールねじ11の上部に設け
たサーボモータ12あるいはステッピングモータ(図示
せず)により、位置制御を行いカッターストローク制御
を行っていた。
【0003】従来の装置によれば、サーボモータ12あ
るいはステッピングモータにより、カッター装置10を
垂直方向に多段階に移動させて、カッターストローク制
御を行っていた。
【0004】
【この発明が解決しようとする課題】しかしながら、従
来の木材加工機のカッターストローク制御装置は、サー
ボモータやステッピングモータ等の位置制御を行うこと
ぼできる装置を必要としていたため、装置が複雑で操作
が難しくなり、また装置全体が高価になる問題点があっ
た。
【0005】
【課題を解決する為の手段】この課題を解決する為に、
回転自在な板状体と、板状体の1の円周上に複数設けら
れた長さの異なるストッパーと、板状体の回転によって
回転移動するストッパーの移動円の外側に固定して設け
られた複数のセンサーと、それぞれのストッパーに設け
られたセンサー識別用ピンと、シリンダによって上下す
るカッターと位置確認用スイッチとを有し、位置確認用
スイッチは回転移動するストッパーの移動円周上に位置
して上下するように設けられ、センサー識別用ピンがセ
ンサーと近接することによって、回転移動するストッパ
ーは停止し、停止した1のストッパーに位置確認用スイ
ッチが接することによってカッターは高さを確定し次の
作動を指令することを特徴とする木材加工機のカッター
ストローク制御装置を提案する。
【0006】また、回転自在な円板状体と、円板状体の
1の円周上に複数垂設されるストローク段数分の長さの
異なるストッパーと、円板状体の回転によって回転移動
するストッパーの移動円の外側に固定して設けられた複
数のセンサーと、それぞれのストッパーに設けられたセ
ンサー識別用ピンと、シリンダによって上下するカッタ
ーと位置確認用スイッチとを有し、位置確認用スイッチ
は回転移動するストッパーの移動円周上に位置して上下
するように設けられ、希望するストロークに対応するス
トッパーが位置確認用スイッチ上に位置するようにセン
サー識別用ピンをセンサーと近接させることによって回
転移動するストッパーが停止し、停止した1のストッパ
ーに位置確認用スイッチが接することによって希望する
カッターの高さを確定し、次の作動を指令することを特
徴とする木材加工機のカッターストローク制御装置を提
案する。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を示す図
面、すなわち正面説明図である図1、同じく平面説明図
である図2、ストッパーの種類、移動を示す平面説明図
である図3、同じくストッパーの種類を示す正面説明図
である図4に基づいて説明する。
【0008】木材9は、木材搬送装置によって搬送され
て、ほぞ取りなどの作業を行うカッターストローク制御
装置1の近くの決められた停止位置に固定される。
【0009】木材加工機のカッターストローク制御装置
1は、回転自在な円板状体である第2ギア2と、第2ギ
ア2の1つの円周上に複数垂設されるストローク段数分
の長さの異なるストッパー3と、第2ギア2の回転によ
って回転移動するストッパー3の移動円の外側に固定し
て設けられた複数のセンサー4と、それぞれのストッパ
ー3に設けられたセンサー識別用ピン5と、エアシリン
ダ6によって上下するカッター7と位置確認用スイッチ
8とを有する。
【0010】第2ギア2は円板状であり、円板の外周側
面に設けたギアによって、第2ギア2より小径の第1ギ
ア20と歯合している。第1ギア20は、ギアドモータ
21により回転自在であり、第2ギア2は、第1ギア2
0の回転により回転自在である。この実施の形態では、
ギアドモータ21により回転する小径の第1ギア20
と、第1ギア20に歯合する大径の第2ギア2からな
り、第1ギア20も第2ギア2も円板下面を水平に設け
ている。他の実施の形態では、ギアドモータ21を回転
軸芯として1つの円板状体を回転自在に設けてもよく、
また第2ギア2より大径の第3ギア(図示せず)を第2
ギア2に歯合させて第3ギアの下面にストッパー3を複
数設けてもよい。
【0011】第2ギア2の円板下面に複数のストッパー
3を垂設する。ストッパー3は棒状体であり、円板下面
の1の円周上の位置にストローク段数分の数(この実施
の形態では6段分の6本)を異なる長さで設けている。
ストッパー3の設けられた1の円周は、エアシリンダ6
の伸縮によって昇降する位置確認用スイッチ8の上方に
位置し、夫々のストッパー3は円移動して位置確認用ス
イッチ8の上方位置で停止したとき、その下面でエアシ
リンダ6の作動で上昇してくる位置確認用スイッチ8の
上面に当接する。位置確認用スイッチ8と、カッター7
は、回転刃を有する円盤状カッターを立設しており、エ
アシリンダ6によって昇降するとともに、カッター7の
回転中心の高さと位置確認用スイッチ8の高さを同じく
させている。
【0012】エアシリンダ6は、シリンダ本体60を床
面に固定しシリンダロッド61を伸縮させることで、カ
ッター7、位置確認用スイッチ8を昇降させる。
【0013】ストッパー3は、この実施の形態では長さ
の差が同一な異なる長さの棒状体6本からなる。これら
のストッパー3は第2ギア2の下面の同一の円周位置に
長さの順に順次等しい間隔で円形に垂れ下がって設けら
れている。最も長いストッパー3Aから順に3B、3
C、3D、3E、3Fとなっており、スイッチ3Aの円
直径の位置に対向する位置にストッパー3Dが位置す
る、同様にストッパー3Bの対向位置にストッパー3
E、ストッパー3Cの対向する位置にストッパー3Fが
位置する。ストッパー3は長い方がカッター7の作動位
置が低いカッターストローク段である。夫々のストッパ
ー3A、3B、3C、3D、3E、3Fは、それぞれ外
周側にセンサー識別用ピン5A、5B、5C、5D、5
E、5Fを設けている。
【0014】センサー4は、近接スイッチ、リミットス
イッチ、光電スイッチ等のスイッチからなり、ストッパ
ー3が設けてある円の外側に複数上下に設けられてお
り、センサー識別用ピン5の高さと同じ高さに設けてあ
る。センサー4の平面的な位置は、ストッパー3の移動
する円の中心を中心点として、位置確認用スイッチ8と
対向する位置に設ける。センサー4の数は、複数のセン
サー4のON、OFFの組み合わせによって、ストッパ
ー3の数分の違いがでればよい。この実施の形態では、
センサー4は近接スイッチ4からなり、近接スイッチ4
を上下に3つ並べ、そのON、OFFの組み合わせによ
り8種の異なる信号を伝えることが可能である。
【0015】近接スイッチ(センサー)4は、希望する
カッターストロークに対応する信号が送られ、異なる種
類の組み合わせを与えられることによって、その組み合
わせにのみ反応する近接スイッチ識別用ピン(センサー
識別用ピン)5が、近接スイッチ4に近接すると、ギア
ドモータ21が停止するように信号回路を構成される。
【0016】ギアドモータ21が停止すると、第1ギア
20、第2ギア2が停止し、ストッパー3も円周上の夫
々の位置に停止する。このとき近接スイッチ4の信号の
組み合わせと、それに反応する近接スイッチ識別用ピン
5、および近接スイッチ識別用ピン5が近接スイッチ4
の位置に移動して来て停止したときエアシリンダ6の位
置確認用スイッチ8の真上で停止するストッパー3の長
さの種類を予め決められている。
【0017】次にこの発明の作動について説明する。あ
る木材20に対して、希望するカッター7の高さ位置、
例えカッター7位置が一番低いA(カッターストローク
A)にする場合は、それに対応する長さのストッパー3
Aが、カッター7を昇降させるエアシリンダ6の位置確
認用スイッチ8の真上に位置して停止するようにさせ
る。
【0018】最初にカッターストロークAに対応する組
み合わせ信号を近接スイッチ4に送る。するとそれに対
応する近接スイッチ識別用ピン5D(ストッパー3Aの
対向するストッパー3Dの近接スイッチ識別用ピン)が
反応し、近接スイッチ識別用ピン5Dを有するストッパ
ー3Dはそこで停止する。このとき希望するカッタート
ロークAに対応する長さのストッパー3Aは、近接スイ
ッチ4と近接しているストッパー3Dと円中心の反対側
の位置、すなわち位置確認用スイッチ8の真上の位置に
停止する。
【0019】すると、エアシリンダ6が作動し、シリン
ダロッド61を伸ばしカッター7および位置確認用スイ
ッチ8を上昇させる。位置確認用スイッチ8は、その上
面がストッパー3Aの下面に当接すると、希望するカッ
ターストロークAが定まり、カッター7の高さ位置が決
まる。位置確認用スイッチ8がストッパー3に当接した
信号によって、次の作動であるカッター7を作動させ、
木材9をカットしていく。一つあるいは複数のカットを
終えると、エアシリンダ6はシリンダロッド61を縮ま
せ、カッター7を降下させる。
【0020】他のカッター7の高さ位置を得たい場合も
同様であり、近接スイッチ4へ次のカッターストローク
の信号を送り、再びギアドモータ21を作動させ、第1
ギア20、第2ギア2を回転させ、希望する長さのスト
ッパー3を位置確認用スイッチ8の真上に位置させるこ
とによって、希望するカッター7の高さ位置、カッター
ストロークを得る。
【0021】
【発明の効果】したがって、従来のように高価で複雑で
制御がむずかしい機構を使用することがなくして、カッ
ターストロークを簡単に変えることができ、カッターの
高さを確実に変化させることができ、切断加工が容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である正面説明図
【図2】同じく平面説明図
【図3】同じくストッパーの種類、移動を示す平面説明
【図4】同じくストッパーの種類、移動を示す正面説明
【図5】従来の木材加工機のカッターストローク制御装
置の正面説明図
【符号の説明】
1 木材加工機のカッターストローク制御装置 2 第2ギア 20 第1ギア 21 ギアドモータ 3 ストッパー 4 センサー(近接スイッチ) 5 センサー識別用ピン(近接スイッチ識別用ピン) 6 エアシリンダ 60 シリンダ本体 61 シリンダロッド 7 カッター 8 位置確認用スイッチ 9 木材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在な板状体と、板状体の1の円周
    上に複数設けられた長さの異なるストッパーと、板状体
    の回転によって回転移動するストッパーの移動円の外側
    に固定して設けられた複数のセンサーと、それぞれのス
    トッパーに設けられたセンサー識別用ピンと、シリンダ
    によって上下するカッターと位置確認用スイッチとを有
    し、位置確認用スイッチは回転移動するストッパーの移
    動円周上に位置して上下するように設けられ、センサー
    識別用ピンがセンサーと近接することによって、回転移
    動するストッパーは停止し、停止した1のストッパーに
    位置確認用スイッチが接することによってカッターは高
    さを確定し次の作動を指令することを特徴とする木材加
    工機のカッターストローク制御装置。
  2. 【請求項2】 回転自在な円板状体と、円板状体の1の
    円周上に複数垂設されるストローク段数分の長さの異な
    るストッパーと、円板状体の回転によって回転移動する
    ストッパーの移動円の外側に固定して設けられた複数の
    センサーと、それぞれのストッパーに設けられたセンサ
    ー識別用ピンと、シリンダによって上下するカッターと
    位置確認用スイッチとを有し、位置確認用スイッチは回
    転移動するストッパーの移動円周上に位置して上下する
    ように設けられ、希望するストロークに対応するストッ
    パーが位置確認用スイッチ上に位置するようにセンサー
    識別用ピンをセンサーと近接させることによって回転移
    動するストッパーが停止し、停止した1のストッパーに
    位置確認用スイッチが接することによって希望するカッ
    ターの高さを確定し、次の作動を指令することを特徴と
    する木材加工機のカッターストローク制御装置。
JP26143096A 1996-09-10 1996-09-10 木材加工機のカッターストローク制御装置 Expired - Lifetime JP2775719B2 (ja)

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