JP2772646B2 - 船外機付ボートのパワーステアリング装置 - Google Patents

船外機付ボートのパワーステアリング装置

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JP2772646B2
JP2772646B2 JP63260314A JP26031488A JP2772646B2 JP 2772646 B2 JP2772646 B2 JP 2772646B2 JP 63260314 A JP63260314 A JP 63260314A JP 26031488 A JP26031488 A JP 26031488A JP 2772646 B2 JP2772646 B2 JP 2772646B2
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steering
torque
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克邦 加太
文一 杉本
学 山田
正樹 吉田
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

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  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エンジンに搭載した船外機の操舵を電動
モータでパワーアシストするようにしたパワーステアリ
ング装置に関する。
(従来の技術) 第6〜10図に示した従来の装置では、例えばハンドル
1を左に切った場合、ハンドル1と連係しているワイヤ
2が引っ張られ、ワイヤ2と連係しているレバー10が船
体の右方向にスライドする。
レバー10が右方向にスライドすると、レバー10と連係
しているステアリングアーム11が回転軸12を中心に時計
方向に回動する。ステアリングアーム11が時計方向に回
動すれば、それにともなってエンジンBも時計方向に回
動する。
したがって、ハンドル1を回せば、その回転方向に応
じてエンジンBも回動し、所望の転舵が可能になる。
さらにエンジンBには、エンジン回転数を検出するエ
ンジン回転数センサ4が設置されている。このエンジン
回転数センサ4は、コントローラCに接続している。こ
のコントローラCは電動モータmと接続している。この
電動モータmは減速機7及びピニオン8を介してラック
9に連係している。
したがって、エンジン回転数センサ4で検出された信
号は、コントローラCに入力され、このコントローラC
からの出力信号に応じて電動モータmが駆動する。電動
モータmが駆動すると、減速機7及びピニオン8を介し
て、ラック9を左右にスライドさせる。このときラック
9に連係したレバー10も回動してステアリングアーム11
を回転軸12を中心に時計方向に回動する。ステアリング
アーム11が時計方向に回動すれば、それにともなってエ
ンジンBも時計方向に回動し、転舵が可能となる。
スクリュー推進ボートではスクリューの回転反力の作
用で操舵トルク反力が発生するが、この反力の発生をジ
ャイロ効果という。
そして、前進時、後退時のジャイロ効果と左右の操舵
トルクとの関係を示したのが第8図である。この第8図
からも明らかなように、左操舵時には、ジャイロ効果に
打ち勝つだけの操舵トルクを発揮させなければ、左方向
に転舵できない。
また右操舵時には、ジャイロ効果が加算されるので、
小さな操舵トルクで転舵が可能であり、左右の操舵力は
アンバランスとなる。
そこで、第6図に示すようなジャイロ効果キャンセル
テーブル値FGをコントローラCに記憶させている。この
ジャイロ効果キャンセルテーブル値FGは、左右の操舵力
のアンバランスをキャンセルする関係に設定されてい
る。
さらに、このジャイロ効果キャンセルテーブル値F
Gは、エンジン回転数に依存する関係に設定されてい
る。このジャイロ効果キャンセルテーブル値FGは、エン
ジン回転数センサ4から送られてくるエンジン回転数信
号に応じてコントローラCからモータmに出力される。
このコントローラCからの出力により電動モータmが駆
動して、操舵トルクをアシストするものである。
(本発明が解決しようとする問題点) 上記のようにした従来の装置では、次のような問題点
があった。
すなわち、電動モータmの駆動によってアシストされ
た後の左右の操舵トルク特性は第7図の曲線a1とb1のよ
うになる。
そして、エンジン回転数r2付近のジャイロ効果による
操舵トルクの影響が最も大きくなるが、この部分におけ
るジャイロ効果をキャンセルするためには、左操舵時の
操舵トルクaの頂部であるdを、他のエンジン回転数r1
あるいはr3と同様のトルクレベルまで下げる必要があ
る。
しかし、キャンセル出力特性線FMの頂部を大きくとる
と、左操舵時の操舵トルクを減少させることはできる
が、右操舵時の操舵トルクが大きくなりすぎてしまう。
そのためにアシスト後の左右の操舵トルクはバランスし
なくなる。例えば、キャンセル出力特性線FMの頂部をf
のように大きく取り、そのキャンセル値fでジャイロ効
果を打ち消せば、操舵トルクをgの値まで減少させるこ
とができる。
しかし、右操舵時にも同じジャイロ効果キャンセルテ
ーブル値FGを用いると、そのキャンセル値がプラス方向
に作用するので、右方向の操舵トルクが極端に大きくな
りすぎてしまう。このためアシスト後の左右の操舵トル
クはバランスしなくなる。
(本発明が解決しようとする問題点) このように従来の装置では、1つのテーブル値をもち
いて、ジャイロ効果を打ち消すようにしていたので、異
なる性質を示す左右の操舵トルクをバランスさせること
ができないという問題があった。
この発明の目的は、ジャイロ効果が発生しても左右の
操舵トルクを等しくするとともに、その操舵トルクがエ
ンジンの回転数に依存して自動的に制御され、各速度に
おいて最適な操舵フィーリングを設定できるようにする
ことである。
(問題点を解決する手段) この発明は、ハンドル操作に応じて回動する船外機
と、ハンドルの操舵方向に応じて駆動する電動モータ
と、この電動モータの回転力を船外機へ伝達する伝達機
構と、エンジンの回転数を検出する回転数センサと、回
転数センサの検出値に応じて電動モータの電流指令値を
制御するコントローラとを有する船外機付ボートのパワ
ーステアリング装置を前提にするものである。
上記の装置を前提にしつつこの発明は、操舵トルクと
操舵方向とを検出する操舵トルクセンサと、エンジンが
回転しているかどうかを検出するニュートラルセンサ
と、スクリュー回転方向を検出するリバースセンサと、
スクリュー回転により発生するジャイロ効果が操舵トル
クに与える影響をキャンセルしつつ、前進及び後退時の
左右の操舵トルクをバランスさせ、しかも、高速時の操
舵フィーリングを改善する関係に設定されたテーブル値
を記憶し、上記各センサの検出する信号により航行条件
に合ったテーブル値FGを引き出し、エンジン回転数と操
舵入力トルクとに依存した電流指令値を制御するコント
ローラとを備えた点に特徴を有する。
(本発明の作用) この発明は、上記のように構成したので、ハンドルを
回転すれば、それにともなって電動モータが駆動してそ
の操舵力をパワーアシストする。
また、各センサの検出値に応じて変化するテーブル値
とエンジン回転数センサの検出値と、トルクセンサの検
出値とに応じて、コントローラがモータ電流指令値を制
御し、ジャイロ効果をキャンセルする。このようにして
電動モータの電流値を制御すれば、この電流値が電動モ
ータの出力トルクにほぼ比例するので、操舵力を制御す
ることができる。
しかも、上記のようにジャイロ効果キャンセル値に
は、前進及び後退時の左右の操舵トルクをバランスさせ
特性を持たせたので、左右の操舵トルクがバランスす
る。
(本発明の効果) この発明の装置によれば、左右の操舵トルクをバラン
スさせ、どのような操舵方向に対しても安定した操舵が
可能になる。
また、この電動モータの出力トルクは、エンジンの回
転数にも依存しているので、船速に応じて最適な操舵フ
ィーリングを保つことができる。
(本発明の実施例) 第1〜5図に示す本発明の実施例では、第9、10図に
示す従来例の装置に、トルクセンサ3と、ニュートラル
センサ5とリバースセンサ6とが付加されている。これ
らのセンサはコントローラCに接続している。トルクセ
ンサ3は、操舵トルクと操舵方向とを検出し、コントロ
ーラCに操舵トルク信号VTと操舵方向制御信号とを出力
する。
ニュートラルセンサ5は、エンジンのニュートラル状
態を検出し、コントローラCにニュートラル判別信号を
出力する。リバースセンサ6は、エンジンの回転方向を
検出し、コントローラCに前進、後退判別信号を出力す
る。
コントローラCでは、これらの信号に応じて次のエン
ジン回転数テーブル値REを選択する。
前進 右操舵時REfR 〃 左 〃 REfL ニュートラル 右 〃 REnR ニュートラル 左操舵時REnL 後退 右 〃 REbR 〃 左 〃 REbL ここで、添え字のfは前進、nはニュートラル、bは
後退、Lは左操舵、Rは右操舵を示している。
これらのエンジン回転数テーブル値REは例えば、第3
図に示すように、エンジン回転数に依存してジャイロ効
果による影響をキャンセルするような値を取る。
またこのエンジン回転数テーブル値REが、前進、後
退、ニュートラル、左右操舵時によって異なるのは、各
運転条件によって、ジャイロ効果の影響力が、各運転条
件によって異なるからである。
またコントローラCには、トルクセンサ3から送られ
てくる操舵トルク信号VTが入力する。コントローラCで
は、この操舵トルク信号VTに応じてトルクテーブル値CT
を出力する。
トルクテーブル値CTは操舵フィーリングを調整するた
めのものである。したがって、所望のフィーリングによ
ってその特性を自由に変えてもよい。例えば、第4図が
このトルクテーブル値CTの一例を示しているが、この第
4図ではその特性線がノンリニアになっている。しか
し、求めるフィーリング特性によってはリニアにしても
問題はない。
これらのエンジン回転数テーブル値REとトルクテーブ
ル値CTとに基いてモータ電流指令値IMが特定されるとと
もに、そのモータ電流指令値IMがコントローラCから出
力される。
そして、モータ電流指令値IMは、次の式によって特定
される。
IMfR=kCTREfR(前進、右操舵時) IMfL=kCTREfL( 〃 左 〃 ) IMnR=kCTREnR(ニュートラル右 〃) IMnL=kCTREnL( 〃 左 〃 ) IMbR=kCTREbR(後退 右 〃 ) IMbL=kCTREbL( 〃 左 〃 ) ここでkは定数である。
このモータ電流指令値IMは電動モータmの出力を制御
するものである。
次に、航行条件の違う場合を個々説明する。
今、ボートを前進させながら左操舵したとすると、リ
バースセンサ6では前進信号、ニュートラルセンサ5で
は移動信号、操舵トルクセンサ3では左旋回信号が、そ
れぞれ検出され、コントローラCに送られる。コントロ
ーラCでは、これらの信号に基き第3図に示すような値
をとるエンジン回転数テーブル値REfLが選択される。
このエンジン回転数 テーブル値FGREfLは、エンジン
回転数センサで検出されたエンジン回転数信号に依存
し、スクリューの回転によるジャイロ効果の左旋回に与
える影響をキャンセルする様に設定されている。
このエンジン回転数テーブル値REfLは、前記のトルク
テーブル値CTとかけ合わされ、出力IMfLとなり、電動モ
ータmに出力する。そして、第3図におけるエンジン回
転数r1、r2、r3に対応する出力IMは、第5図の出力曲線
では、IMfLr1 IMfLr2 IMfLr3となる。この図に示すよ
うに操舵トルクが左入力であるとすべて左出力となり、
第3象限に出力曲線が表れている。
このアシスト力で、第2図に示すようなスクリューの
ジャイロ効果に影響された左操舵時の異常に高い操舵ト
ルクaがキャンセルされる。したがって、このときの操
舵トルクは、操舵トルク特性線a2で示したように非常に
小さなものとなる。
なお、第2図では、理解しやすいようにするために、
トルクテーブル値CTの寄与を除外している。
次に、ボートが前進している時に右操舵したとする
と、リバースセンサ6では前進信号、ニュートラルセン
サ5では移動信号、操舵トルクセンサ3では右操舵信号
が検出され、コントローラCに送られる。コントローラ
Cでは、これらの信号に基き、第3図に示すエンジン回
転数テーブル値REfRが選択される。
このエンジン回転数テーブル値REfRは、エンジン回転
数センサで検出されたエンジン回転数信号に依存し、ス
クリューの回転によるジャイロ効果の右旋回に与える影
響をキャンセルするように設定している。
このエンジン回転数テーブル値REfRは前記のトルクテ
ーブル値CTとかけ合わされ出力IMfRとなり電動モータm
に出力する。第3図に置けるエンジン回転数がr1 r2
r3の場合に対応する出力IMは第5図の出力曲線ではI
MfRr1、IMfRr2、IMfRr3となる。
この第3図に示すように、操舵トルクが右入力である
にもかかわらず、回転数r2、r3においては、左出力とな
って第4象限に出力曲線が現われるようにしている。
これは、右操舵時の操舵トルクがスクリューのジャイ
ロ効果の影響で小さくなりすぎるためである。そこで、
この実施例では、右操舵時に、逆にアシスト力を左方向
出力として、操舵トルクに負荷することにより、左右の
操舵時のジャイロ効果による影響をキャンセルするよう
にしている。
上記のようにして右操舵の操舵トルクbに、反対方向
のアシスト力を負荷することにより、実際の操舵トルク
は第2図のb2となる。
こようにすることによって右操舵時の操舵トルク特性
線b2と、左操舵時の操舵トルク特性線a2とが、各回転数
においてほぼ対称に位置し、左右の操舵トルクバランス
が保たれるようになる。
さらに操舵トルクテーブル値CTがかけ合わされている
ので、操舵フィーリングを適度に調整することができる
ようになった。
次にエンジンが停止し、惰性で航行中に、左操舵をす
れば、ニュートラルセンサ5とリバースセンサ6とで中
立信号が検出され、操舵トルクセンサ3では左旋回信号
がそれぞれ検出され、コントローラCに送られる。
コントローラCでは、これらの信号に基き、第3図に
示すエンジン回転数テーブル値REnLが選択される。この
エンジン回転数テーブル値は、操舵トルクテーブル値CT
とかけ合わされ、第5図に示すIMnLのような曲線をもつ
操舵トルクに依存した信号となり、電動モータmに出力
する。このパワーアシストにより、操舵トルクはaから
a3に軽減される。よってエンジンが停止していても、操
舵トルクに合ったパワーアシストが得られ、慣性航行時
などに換向抵抗による操舵反力が大きい場合に、ハンド
ルを軽くすることができる。
エンジンが停止していて、右操舵した場合も同様であ
る。
なお、エンジン回転数テーブル値REnLとREnRとをゼロ
出力に設定して、パワーアシストを行なわず、エンジン
停止時はマニュアルステアリングの状態にすることも可
能である。
次に、後退時に左操舵をすれば、リバースセンサ6で
は後退信号、ニュートラルセンサ5では移動信号、操舵
トルクセンサ3では左旋回信号がそれぞれ検出され、コ
ントローラCに送られる。
コントローラCでは、これらの信号に基き第3図に示
すような値をとるエンジン回転数テーブルREbLが選択さ
れる。
このエンジン回転数テーブルREbLのエンジン回転数r4
付近が、前進時のエンジン回転数テーブルREfLのエンジ
ン回転数r2付近の頂部よりも小さく設定しているのは、
後退時のスクリューによるジャイロ効果の影響が小さい
ためである。
このエンジン回転数テーブル値FGに、操舵トルクCT
乗じモータ電流指令値IMbLを決定し、これを電動モータ
mに出力すること前進時と同様である。このモータ電流
指令値IMbLは、エンジン回転数r4では第5図に示すI
MbLr4のようになる。後退時に右操舵した場合も同様に
モータ電流指令値IMbRを出力する。
第2図に示すように左右操舵時の操舵トルクaとbと
はアシスト力を負荷することによりキャンセルされた操
舵トルクa4とb4とになる。これにより後退時の左右操舵
トルクa4とb4とは各回転数においてほぼ対称に位置し、
左右の操舵トルクのバランスが保たれる。
これらの構成により、前進、ニュートラル、後進、及
びスクリューの回転によるジャイロ効果をキャンセルし
つつ、最適な操舵フィーリングが設定可能となった。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜5図はこの発明の実施例を示すもので、第1
図は機構図、第2図はキャンセル前とキャンセル後の操
舵トルクを表したグラフ、第3図はエンジン回転数テー
ブル値を表したグラフ、第4図は操舵トルク信号とトル
クテーブル値との関係を示すグラフ、第5図は操舵トル
ク信号とモータ電流指令値との関係を示したグラフ、第
6〜9図に従来の実施例を示すもので、第6図はジャイ
ロ効果キャンセルテーブル値を表したグラフ、第7図は
アシスト前とアシスト後の操舵トルクを表したグラフ、
第8図はエンジン回転数と操舵トルクとの関係を示した
グラフでジャイロ効果の特性を加味味したもの、第9〜
10図は従来例を示すもので、第9図は機構図、第10図は
要部の斜視図である。 1…ハンドル、3…トルクセンサ、4…エンジン回転数
センサ、5…ニュートラルセンサ、6…リバースセン
サ、m…モータ、C…コントローラ、A…ボート、B…
エンジン。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 正樹 岐阜県可児市土田2548 カヤバ工業株式 会社岐阜北工場内 (56)参考文献 特開 平1−114590(JP,A) 特開 平1−314695(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル操作に応じて回動する船外機と、
    ハンドルの操舵方向に応じて駆動する電動モータと、こ
    の電動モータの回転力を船外機へ伝達する伝達機構と、
    エンジンの回転数を検出する回転数センサと、回転数セ
    ンサの検出値に応じて電動モータの電流指令値を制御す
    るコントローラとを有する船外機付ボートのパワーステ
    アリング装置において、操舵トルクと操舵方向とを検出
    する操舵トルクセンサと、エンジンが回転しているかど
    うかを検出するニュートラルセンサと、スクリュー回転
    方向を検出するリバースセンサと、スクリュー回転によ
    り発生するジャイロ効果が操舵トルクに与える影響をキ
    ャンセルしつつ、前進及び後退時の左右の操舵トルクを
    バランスさせ、しかも、高速時の操舵フィーリングを改
    善する関係に設定されたテーブル値を記憶し、上記各セ
    ンサの検出する信号により航行条件に合ったテーブル値
    を引き出し、エンジン回転数と操舵入力トルクとに依存
    した電流指令値を制御するコントローラとを備えた船外
    機付ボートのパワーステアリング装置。
JP63260314A 1988-10-15 1988-10-15 船外機付ボートのパワーステアリング装置 Expired - Lifetime JP2772646B2 (ja)

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JP4549087B2 (ja) * 2004-01-13 2010-09-22 カヤバ工業株式会社 小型船舶用パワーステアリング装置
DE102008064507A1 (de) * 2008-12-22 2010-07-01 Ptm Packaging Tools Machinery Pte.Ltd. Papierbecher sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Papierbechers

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