JP2772240B2 - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JP2772240B2
JP2772240B2 JP6133454A JP13345494A JP2772240B2 JP 2772240 B2 JP2772240 B2 JP 2772240B2 JP 6133454 A JP6133454 A JP 6133454A JP 13345494 A JP13345494 A JP 13345494A JP 2772240 B2 JP2772240 B2 JP 2772240B2
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行雄 吉沢
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Sankyo Kasei Co Ltd
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NIIGATA TETSUKOSHO KK
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金型の突合せ面等に付
着した樹脂や、溶融樹脂から発生するガス成分を、運転
中において洗浄作動(クリーニング)により自動的に取
り除くことができる射出成形機に関する。
【0002】
【従来の技術】型締めされた金型のキャビティにノズル
から樹脂を射出して成形する射出成形機においては、樹
脂の一部やガス成分が金型の突合せ面等に入り込んでそ
の部分に付着し易い。この付着樹脂を長時間そのまま放
置すると、徐々にその量を増して成形に悪影響を及ぼし
たり、或いは分解して金型を腐食させることがある。
【0003】このため、従来においては、作業員の手作
業で付着樹脂を定期的に取り除いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】作業員の手作業で付着
樹脂を除去する方法では、手間がかかる上、省力化でき
ない。また、長時間連続して成形する場合は、途中で成
形をわざわざ中断して付着樹脂を除去する必要が生じ、
作業能率が低下するといった問題点がある。
【0005】本発明の目的は、成形作業を中断すること
なく、付着樹脂を自動的に除去することができる射出成
形機を提供することである。
【0006】また、本発明の他の目的は、洗浄成形品を
的確に排除して、洗浄成形品が正規の成形品中に混入す
るのを防ぐことができる射出成形機を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る射出成形機は、成形条件設定部に設
定された成形条件に基づきアクチュエータを中央処理装
置で制御して射出成形を行う射出成形機において、上記
中央処理装置に、金型を洗浄する際の型締後の射出終了
状態において金型の突合せ面の間に微小な隙間を生じさ
せて成形品を洗浄成形品とするための洗浄成形条件を設
定する金型洗浄成形条件設定部を接続した構成とした。
【0008】上記の射出成形機において、可動盤を型締
移動させるトグル機構の一端が連結されたエンドプレー
トを金型洗浄成形時型厚後退量設定部の設定値だけ後退
移動させることにより、金型の突合せ面の間に微小な隙
間を生じさせる構成とすることも、金型の型締力を通常
成形時の型締力よりも小さくすることにより、金型の突
合せ面の間に微小な隙間を生じさせる構成とすることも
できる。また、洗浄成形条件として、射出圧力、射出速
度、計量樹脂量、冷却時間の1以上を加えることができ
る。突合せ面の隙間は、0.2〜3mm、好ましくは、
0.5〜2mmとすることが望ましい。中央処理装置
に、通常の成形を行う成形条件を設定する通常成形条件
設定部を金型洗浄成形条件設定部に切り換える切換手段
を接続した構成とすることができる。切換手段は、通常
成形回数カウンタとすることが好ましい。
【0009】また、中央処理装置に、金型洗浄成形条件
設定部の成形条件で成形された洗浄成形品を分別する分
別信号の出力機能を付与した構成とすることができる。
【0010】
【作用】通常の成形条件設定部が働いている場合は、通
常の正規成形品が成形される。金型洗浄成形条件設定部
が選択されると、通常の成形条件が、金型洗浄成形条件
設定部に設定された金型洗浄の成形条件となり、金型の
突合せ面に通常成形時より大きい隙間が生じて、洗浄成
形品が成形される。この場合、それまで金型の突合せ面
等に付着していた樹脂は、洗浄成形品と一体となり、洗
浄成形品と一緒に排除される。
【0011】切換手段を設けると、作業員のボタン操作
などによらずに、通常成形条件設定部と金型洗浄成形条
件設定部を完全自動で切り換えることができる。また、
切換手段を通常成形回数カウンタとした場合は、設定数
の正規成形品が成形されるたびに洗浄成形を行って付着
樹脂を除去することができる。
【0012】中央処理装置に、分別信号の出力機能が付
与されていると、その分別信号によって洗浄成形品を的
確に排除することができる。
【0013】
【実施例】図1ないし図6は本発明に係る射出成形機の
一実施例を示す。この実施例の射出成形機は、トグル式
射出成形機であり、射出装置1と、金型装置2、型締装
置3、及び制御装置4を主体とする。
【0014】射出装置1は、加熱筒11に挿入されたス
クリュ12を、射出シリンダ(アクチュエータ)13に
より図1で左方に前進移動させて加熱筒11内の樹脂を
金型装置2に射出するものである。射出シリンダ13に
は、射出位置センサ14が付設され、またスクリュ12
と射出シリンダ13との間には、スクリュ12を周方向
に回転させる油圧モータ(アクチュエータ)15が設け
られている。
【0015】射出樹脂の計量は、油圧モータ15による
スクリュ12の回転で、スクリュ12の先端側に樹脂を
溶融状態で押し出しながら、計量樹脂圧でスクリュ12
を図1で右に後退させて行う。計量樹脂量は、スクリュ
12の後退量を射出位置センサ14で検出して知ること
ができる。
【0016】射出シリンダ13の油圧回路には、電磁弁
からなる比例式圧力制御弁16と比例式流量制御弁17
等が設けられている。樹脂の射出圧力の制御は圧力制御
弁16によって行い、また射出速度の制御は流量制御弁
17によって行う。なお、射出装置1は金型装置2に対
して図1で左右に移動自在である。
【0017】金型装置2について説明すると、固定盤2
0には4本のタイバー21(図では2本しか現れていな
い。)の一端が固定され、該タイバー21の他端にはエ
ンドプレート22が取り付けられている。エンドプレー
ト22はタイバー21のねじ部21aをナット体23に
螺入させており、油圧モータ(アクチュエータ)24に
よるナット体23の回転でタイバー21の軸方向に移動
する。
【0018】また、固定盤20とエンドプレート22と
の間には可動盤25が設けられている。可動板25はタ
イバー21に沿って図1で左右に移動自在である。固定
盤20と可動盤25には金型26,27がそれぞれ個々
に取り付けられている。可動盤25には型締位置センサ
28が設けられ、油圧モータ24には型厚位置センサ2
9が設けられている。
【0019】型締装置3は、型締シリンダ(アクチュエ
ータ)31とトグルリンク機構32とから成る。型締シ
リンダ31はエンドプレート22に取り付けられ、また
トグルリンク機構32は、一端をエンドプレート22
に、他端を可動盤25にそれぞれ連結するとともに、ク
ロスヘッド32aを型締シリンダ31のピストンロッド
31aに連結して、エンドプレート22と可動盤25と
の間に設けられている。型締装置3は型締シリンダ31
の伸長作動でトグルリンク機構32を介して可動盤25
を固定盤20に向って押し動かし、金型26,27を固
定盤20と可動盤27の間で型締めする。
【0020】型締装置3による金型26,27の型締力
は、型締時におけるタイバー21の伸び量に比例するの
で、金型の厚さが同一の場合、固定盤20とエンドプレ
ート22の間隔が小さい程大きくなる。型締力の調整
は、油圧モータ24でナット体23を回転させて行う。
この時のナット体23の回転量、つまりエンドプレート
22の位置を型厚位置センサ29が検出する。
【0021】制御装置4は、中央処理装置41と、該中
央処理装置41に接続された通常成形条件設定部42、
金型洗浄成形条件設定部43、通常成形回数カウンタ
(切換手段)44、金型洗浄成形回数カウンタ45、金
型洗浄成形時型厚後退量設定部46、入力回路47、及
び出力回路48等を有する。入力回路47には各センサ
14,28,29が接続され、中央処理装置41には、
D/A変換器49と増幅器50を介して圧力制御弁16
と流量制御弁17が接続されている。また、出力回路4
8には、アクチュエータ13,15,24,31等の油
圧回路に設けられた電磁弁等が接続されている。
【0022】通常成形条件設定部42は、正規の成形品
を成形する場合における、射出圧力や速度等の射出条件
A(Aは通常成形条件で、後述する金型洗浄成形条件B
と便宜的に区別する。)、樹脂の計量値A、冷却時間
A、型締力A等を設定するものである。また、金型洗浄
成形条件設定部43は、金型26,27をクリーニング
する際における、射出条件B、計量値B、冷却時間B、
型開停止位置B等を設定するものである。
【0023】通常成形条件Aに対して金型洗浄成形条件
Bは、通常次のように設定されるが、場合によってはそ
の一部が下記の逆の場合もあり得る。 射出条件の射出圧力;A≧B 射出条件の射出速度;A≦B 計量値;A≦B 冷却時間;A≧B
【0024】通常成形回数カウンタ44は、正規成形品
の成形回数を、また金型洗浄成形回数カウンタ45は、
金型26,27の洗浄成形回数をそれぞれ設定するもの
である。また、金型洗浄成形時型厚後退量設定部46
は、金型26,27の洗浄成形時におけるエンドプレー
ト22の図1における左方への後退量を設定するもので
ある。
【0025】上記の後退量は、樹脂の種類や射出(充
填)圧力、或いは金型の構造等によって一概には言えな
いが、射出終了状態において、金型26,27の突合せ
面26f,27fの間に0.2〜3mm、好ましくは0.
5〜2mmの隙間g(図4)があく値とされる。中央処
理装置41は金型洗浄成形条件で成形された洗浄成形品
を分別する分別信号の出力機能を持つ。
【0026】制御装置4の中央処理装置41は、設定部
42,43,46とカウンタ44,45に設定された設
定内容と、センサ14,28,29の出力信号にしたが
ってアクチュエータ13,15,24,31を制御し、
射出成形を行うが、制御の実際を図6の流れ図に基づい
て説明する。なお、射出装置1と、金型装置2、及び型
締装置3の基本構造と、金型洗浄成形条件設定部43と
カウンタ44,45及び金型洗浄成形時型厚後退量設定
部46を除く制御装置4の基本構造はいずれも周知のも
のである。
【0027】運転が開始されると、通常成形条件設定部
42に設定された成形条件で、通常の正規成形が行われ
る(ステップS1)。すなわち、射出条件Aで射出が行
われると(ステップS2)、通常成形回数カウンタ44
がカウントし(ステップS3)、設定回数に達したか否
かが判断される(ステップS4)。設定回数に達してい
ない場合は、計量値Aで計量され(ステップS5)、ス
テップS6で冷却時間Aだけ冷却された後、型開きされ
(ステップS7)、型開完了位置にて成形品が突き出さ
れる(ステップS8)。ステップS9で計量値A,Bが
判断され、計量値Aの場合はステップS1に戻る。
【0028】通常成形の場合は、図2に示すように、金
型26,27は互いの突合せ面26f,27fを隙間な
く密着させて型締めされる。このため、射出装置1か
ら、図3のように、スプルー部a、ランナー部b、ゲー
ト部dを通ってキャビティCに射出された樹脂Pは、金
型26,27の突合せ面26f,27fに多量に入り込
むことがなく、正常な成形品Mとなる。なお、符号eは
キャビティCのガス抜きを行うために設けられたエアベ
ント部であり、この部分にも樹脂Pが入ることはない。
【0029】ステップS4で設定回数に達している場合
は、計量値Bで計量される(ステップS10)。またス
テップS9で計量値Bである場合は、次のステップS1
1に移り、型厚後退、つまりエンドプレート22が型厚
後退量設定部46の設定値だけ図1で左に後退させられ
る。エンドプレート22の後退により、型締後の射出終
了状態において、金型26,27の突合せ面26f,2
7fの間に微小な隙間gがあくようになる。
【0030】次いで、通常成形回数カウンタ44がリセ
ットされ(ステップS12)、金型洗浄成形が行われる
(ステップS13)。すなわち、射出条件Bで射出が行
われると(ステップS14)、金型洗浄成形回数カウン
タ45が計数し(ステップS15)、設定回数に達した
か否かが判断される(ステップS16)。
【0031】設定回数に達していない場合は、計量値B
で計量され(ステップS17)、ステップS18で冷却
時間Bだけ冷却された後、型開きされ(ステップS1
9)、中央処理装置41から不良(分別)信号が出力さ
れるとともに(ステップS20)、型開きの途中位置に
て洗浄成形品が突き出される(ステップS21)。ステ
ップS22で計量値A,Bが判断され、計量値Bの場合
はステップS13に戻る。
【0032】金型洗浄成形の場合は、図4に示すよう
に、型締後の射出終了状態において金型26,27の互
いの突合せ面26f,27fの間に隙間gが生じる。し
たがって射出装置1から、スプルー部a、ランナー部
b、ゲート部dを通ってキャビティCに射出された樹脂
Pは、図5のように、金型26,27の突合せ面26
f,27fに多量に入り込むこととなる。
【0033】この際、通常成形において金型の突合せ面
26f,27fに付着した微小量の付着樹脂は、上記で
突合せ面26f,27fに入り込んできた多量の溶融樹
脂により熱せられてこれと一体になり、その洗浄成形品
Maと一緒に金型26,27から除去される。
【0034】洗浄成形品Maは不良品であるので、通常
の成形品Mと分ける必要がある。ステップS20の不良
信号は、例えば分別用ロボット(図示せず)に出力さ
れ、これを作動させる。図の実施例では、通常成形品M
と洗浄成形品Maは型開きの互いに異なる位置(前者は
型開完了位置、後者は型開途中位置)で金型から突き出
されるため、一応これだけでも混り合うことはない。
【0035】ステップS16で設定回数に達した場合
は、計量値Aで計量される(ステップS23)。またス
テップS22で計量値Aであるときは、次のステップS
24に移り、エンドプレート22が前進して通常成形の
位置に戻される。次に金型洗浄成形回数カウンタ45が
リセットされ(ステップS25)、ステップS1に移
る。
【0036】図7ないし図9は本発明の他の実施例を示
す。この実施例の射出成形機は直圧式射出成形機であ
り、型締装置3は大型の油圧シリンダ(アクチュエー
タ)52からなる。この油圧シリンダ52には型締力セ
ンサ53が設けられている。射出装置1と、金型装置2
のエンドプレート22を除く固定盤20と可動盤25の
構造は図1の射出成形機と同じである。
【0037】また、制御装置4は、図1から金型洗浄成
形時型厚後退量設定部46が省かれるとともに、金型洗
浄成形条件設定部43に型締力Bが追加される。型締力
センサ53は入力回路47に接締され、型締力はA>B
に設定される。型締力Bの大きさは、この場合も一概に
は言えないが、射出終了状態において、突合せ面26
f,27fの間に前記と同一範囲の隙間gがあく値とさ
れる。
【0038】図9はこの射出成形機の流れ図を示す。図
6の流れ図との比較から明らかなように、図6の流れ図
にステップS1aとステップS13aが加えられ、ステ
ップS11,S24が省かれている。これについて説明
すると、ステップS1aでは型締力が通常成形条件の型
締力Aとされ、ステップS13aでは、金型洗浄成形条
件の型締力とされる。また、ステップS9で計量値Bの
場合、直ちにステップS12に移り、ステップS22で
計量値Aの場合、直ちにステップS25に移る。
【0039】なお、この実施例の射出成形機において
は、通常成形と金型洗浄成形の主な違いは型締力が大き
いか小さいかの違いであるので、運転中でなければ見掛
け上区別がつかない(図7,図8参照)。
【0040】本発明においては、カウンタ44,45の
いずれか一方、または両方を省き、押しボタン等の操作
によって通常成形と金型洗浄成形が切り換わる構成とす
ることができる。通常成形と金型洗浄成形の切換えを、
他の信号、例えば樹脂の生産ロットの切換り信号等で行
うこともできる。また、本発明は電動式の射出成形機に
実施することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、成形条
件設定部に設定された成形条件に基づきアクチュエータ
を中央処理装置で制御して射出成形を行う射出成形機に
おいて、上記中央処理装置に、金型を洗浄する際の型締
後の射出終了状態において金型の突合せ面の間に微小な
隙間を生じさせて成形品を洗浄成形品とするための洗浄
成形条件を設定する金型洗浄成形条件設定部が接続され
た構成とされているので、金型の突合せ面に付着してい
る樹脂を、成形作業を中断することなく自動的にかつ迅
速に除去することができる。したがって、省力化した上
で作業能率をあげることができる。
【0042】切換手段を設けた場合は、通常成形と金型
洗浄成形の切換えをボタン操作などによらずに自動的に
行うことができ、無人運転が可能になる。また切換手段
を通常成形回数カウンタとすると、正規成形品が設定数
成形されるたびに洗浄成形を自動的に行うことができ
る。更に、分別信号の出力機能が中央処理装置に付与さ
れていると、洗浄成形品を的確に排除できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る射出成形機の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】 通常成形における型締状態を示す正面図であ
る。
【図3】 通常成形終了後の金型の突合せ面を示す正面
図である。
【図4】 金型洗浄成形における型締状態を示す正面図
である。
【図5】 金型洗浄成形終了後の金型の突合せ面を示す
正面図である。
【図6】 図1の射出成形機の流れ図である。
【図7】 本発明の他の実施例を示すもので、直圧式射
出成形機の通常成形における型締状態の正面図である。
【図8】 図7の射出成形機の金型洗浄成形における型
締状態を示す正面図である。
【図9】 図7の射出成形機の流れ図である。
【符号の説明】
1 射出装置 2 金型装置 3 型締装置 4 制御装置 13 射出シリンダ(アクチュエータ) 15 油圧モータ(アクチュエータ)22 エンドプレート 24 油圧モータ(アクチュエータ)25 可動盤 26、27 金型 26f、27f 突合せ面 31 型締シリンダ(アクチュエータ)32 トグル機構 41 中央処理装置 42 通常成形条件設定部 43 金型洗浄成形条件設定部 44 通常成形回数カウンタ(切換手段)46 金型洗浄成形時型厚後退量設定部 52 油圧シリンダ(アクチュエータ)Ma 洗浄成形品 g 隙間
フロントページの続き (72)発明者 大野 雅和 東京都大田区久が原二丁目11番14号 三 共化成株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−86222(JP,A) 特開 平3−202327(JP,A) 特開 平3−243310(JP,A) 特開 昭63−31728(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B29C 45/76 - 45/80 B29C 33/72 B29C 45/17,45/26 - 45/40 B29C 45/64 - 45/70

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形条件設定部に設定された成形条件に
    基づきアクチュエータを中央処理装置で制御して射出成
    形を行う射出成形機において、 上記中央処理装置に、金型を洗浄する際の型締後の射出
    終了状態において金型の突合せ面の間に微小な隙間を生
    じさせて成形品を洗浄成形品とするための洗浄成形条件
    を設定する金型洗浄成形条件設定部が接続されたことを
    特徴とする射出成形機。
  2. 【請求項2】 可動盤を型締移動させるトグル機構の一
    端が連結されたエンドプレートを金型洗浄成形時型厚後
    退量設定部の設定値だけ後退移動させることにより、金
    型の突合せ面の間に微小な隙間を生じさせる構成とされ
    たことを特徴とする請求項1記載の射出成形機。
  3. 【請求項3】 金型の型締力を通常成形時の型締力より
    も小さくすることにより、金型の突合せ面の間に微小な
    隙間を生じさせる構成とされたことを特徴とする請求項
    1記載の射出成形機。
  4. 【請求項4】 洗浄成形条件として、射出圧力、射出速
    度、計量樹脂量、冷却時間の1以上が加えられたことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の射
    出成形機。
  5. 【請求項5】 突合せ面の隙間は、0.2〜3mmとさ
    れたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つ
    に記載の射出成形機。
  6. 【請求項6】 中央処理装置に、通常の成形を行う成形
    条件を設定する通常成形条件設定部を金型洗浄成形条件
    設定部に切り換える切換手段が接続されたことを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか一つに記載の射出成形
    機。
  7. 【請求項7】 切換手段が通常成形回数カウンタとされ
    たことを特徴とする請求項記載の射出成形機。
  8. 【請求項8】 中央処理装置に、金型洗浄成形条件設定
    部の成形条件で成形された洗浄成形品を分別する分別信
    号の出力機能が付与されたことを特徴とする請求項1
    いし7のいずれか一つに記載の射出成形機。
JP6133454A 1994-03-30 1994-06-15 射出成形機 Expired - Lifetime JP2772240B2 (ja)

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JPH0486222A (ja) * 1990-07-31 1992-03-18 Fanuc Ltd 金型洗浄装置

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