JP2769599B2 - 液面検出センサとその製造方法 - Google Patents

液面検出センサとその製造方法

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JP2769599B2
JP2769599B2 JP5353474A JP35347493A JP2769599B2 JP 2769599 B2 JP2769599 B2 JP 2769599B2 JP 5353474 A JP5353474 A JP 5353474A JP 35347493 A JP35347493 A JP 35347493A JP 2769599 B2 JP2769599 B2 JP 2769599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液面検出センサとそ
の製造方法に関する。この液面検出センサは、ストーブ
の灯油タンクに給油する電動式ポンプの先端に付けられ
て、灯油が満杯になる時期を検出するのに好適に利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】家庭用のストーブ等のタンクに給油する
オートポンプは、図7に示すように円筒状の吸入パイプ
と、蛇腹円筒状の給油パイプと、両パイプを連結すると
ともに電池を内蔵するポンプ本体とからなる。そして、
吸入パイプより灯油を吸い上げ、ポンプ本体を経由して
給油パイプよりタンクに注ぐものである。このオートポ
ンプ使用の際に灯油が溢れ出ると、火事につながる危険
があり、またタンクの周囲が汚れるので、通常給油パイ
プの先端に液面検出センサが付属している。
【0003】液面検出センサは、一般に先端面が円錐状
のプリズムをなす円筒状の透明樹脂製ハウジングと、発
光ダイオード(LED)等の発光素子及びフォトトラン
ジスタ等の受光素子をプリズムに向けて埋設するととも
に後方に複数の金属端子を導出しているフォトリフレク
タと、先端がそれら金属端子に半田づけされ、後端が外
部回路に接続されるリードとを備えている。
【0004】そして、給油時にポンプの電源を入れる
と、ポンプが作動するとともに前記受・発光素子に電圧
が印加され、図8(A)に示すように発光素子S1が光
を発射する。灯油が液面検出センサに達していない間
は、発射された光がプリズムの円錐面で2回屈折して受
光素子S2に入射し、出力電流に変換され、増幅され
る。この増幅電流を検知している間はポンプが作動し続
けるように外部回路が設計されている。一方、灯油が液
面検出センサに達すると、プリズムの円錐面の周囲が灯
油で囲まれ、光の屈折率が変化する。従って、発射され
た光は、図8(B)に示すようにプリズムを透過するか
又はプリズム内で異方向を通過し、受光素子S2に入射
しない。その結果、ポンプが停止し、タンクの口から灯
油が溢れ出るのを防止する。
【0005】従来の液面検出センサは、図9に示す部品
を組み合わせることにより製造されていた。すなわち、
先ず、断面Y形状の仕切り(図9(A))と、予め半田付
けしたフォトリフレクタ(図9(B))及びリードと、先
端に円錐状のプリズム、後端に部品挿入口を有する袋管
状のハウジング(図9(C))とを準備する。そして、フ
ォトリフレクタの金属端子とリードとの接合部を仕切り
で絶縁しながら、フォトリフレクタ等をハウジングの中
に挿入し、フォトリフレクタをプリズムの背後に当接す
るか又はプリズム背後に設けた凹部に嵌合した後、挿入
部品とハウジングとの間隙にOリングで蓋をするか又は
樹脂もしくは接着剤を充填することにより、封止してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の液面検
出センサの製造方法のうち、樹脂もしくは接着剤を充填
する方法にあっては、ハウジングが袋管状であることか
ら、フォトリフレクタを直接支持するのではなく、リー
ドで支持しながら樹脂を充填しなければならないので、
充填の際にフォトリフレクタが揺れ動いてしまう。その
結果、プリズム背面に対するフォトリフレクタの受・発
光面の平行度が失われ、液面検出センサとして正常な機
能を発しなくなる。プリズム背後にフォトリフレクタ本
体が嵌合する凹部を設けたとしても、袋管の奥に嵌合す
るために、凹部の内径をフォトリフレクタ本体よりも大
きめにして緩み嵌めしなければならず、結局樹脂充填時
のフォトリフレクタの揺れ動きを防止することはできな
い。
【0007】一方、Oリングで蓋をする方法にあって
は、ハウジング内が空洞であるので、外部から衝撃を受
けたときに金属端子やリード等の挿入部品が揺れ動き、
接合部の破壊や断線を伴う。特に、灯油は高い浸透性を
もつので、Oリングでは完全に封止されず、フォトリフ
レクタとそれを収納する前記凹部との間隙に灯油が浸透
し易い。間隙に浸透した灯油は、嵌合面の摩擦係数を低
下させる。その結果、弱い外力でもフォトリフレクタの
位置がずれ、断線を伴う。更に灯油は導電性をもつの
で、ハウジング内部の空間に浸透し、金属端子同士を短
絡させてフォトリフレクタを誤作動させることがある。
Oリングで蓋をした後、Oリングとリードとの間隙から
樹脂を注入する方法も考えられるが、ハウジングが袋管
状であることから、充填された樹脂等によって排除され
る空気の逃げ道が無く、ハウジング内部に空洞ができや
すい。従って、同様に接合部の破壊や断線を伴う。
【0008】この発明の第一の目的は、このような従来
の課題を解決し、耐食性、耐衝撃性、生産性及び絶縁性
に優れた液面検出センサを提供することにある。第二の
目的は、そのような液面検出センサを少ない工数で製造
する方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する液面
検出センサは、先端面が円錐状のプリズムをなすハウジ
ングと、複数の金属端子が導出しているフォトリフレク
タと、先端がそれら金属端子に接続され、後端が外部回
路に接続されるリードとを備え、フォトリフレクタ及び
リードの前記先端部分がプリズムの背後でハウジングに
内蔵されているものにおいて、ハウジングが、いずれも
樹脂製の第一のケースと第二のケースとからなり、両ケ
ースの境界にフォトリフレクタ及びリードが存在するこ
とを特徴とする。
【0010】同じく上記目的を達成する液面検出センサ
の製造方法は、先端面が円錐状のプリズムをなすハウジ
ングと、複数の金属端子が導出しているフォトリフレク
タと、先端がそれら金属端子に接続され、後端が外部回
路に接続されるリードとを備え、フォトリフレクタ及び
リードの前記先端部分がプリズムの背後でハウジングに
内蔵されているものを製造する方法において、次の工程
を経ることを特徴とする。
【0011】[a]ハウジングを二つに区分したときの
一方の部材を射出成形する工程。 [b]上記射出成形体に、フォトリフレクタ及びリード
を載せる工程。 [c]フォトリフレクタの金属端子とリードの先端を電
気的に接続する工程。 [d]ハウジング形状のうち、フォトリフレクタ、リー
ド及び射出成形体を除く残部空間に樹脂を充填して射出
成形する工程。
【0012】上記液面検出センサとその製造方法におい
て、a工程で射出成形される部材(第一のケース)
プリズムと、フォトリフレクタを側面から収納する凹部
と、その凹部に続いて凹部よりも浅くて金属端子及びリ
ードの先端を載せる平坦面と、リードを挿入する貫通孔
とを有するもので、望ましいのは、平坦面に続いて貫通
孔に向かう程に深くなりリードを案内する斜面を有する
ものである。また、d工程でフォトリフレクタ、リード
及び上記射出成形体(第一のケース)を除く残部空間に
充填される樹脂(第二のケース)は、フォトリフレクタ
及びリードの占有部分を除いて境界に間隙を生じること
なく第一のケースと密着する。
【0013】同じく望ましいのは、第一のケース及び第
二のケースのいずれかが、不透明色に着色されているも
のである。更に望ましいのは、第一のケースの平坦面
に、金属端子の各々を絶縁する衝立が設けられているも
のである。
【0014】
【作用】フォトリフレクタ及びリードを第一のケースに
載せた後、第二のケースとなる樹脂を、射出成形用金型
のキャビティに充填する。この際、袋管状のハウジング
にフォトリフレクタ及びリードを挿入した状態で樹脂を
充填する従来品と異なり、フォトリフレクタを直接支持
した状態で樹脂を充填することができる。そのため、フ
ォトリフレクタがプリズム面に対して揺れ動かない。更
に射出成形用金型の固定盤側金型と可動盤側金型との合
わせ面より空気を排除しながらキャビティの残部空間に
充填することができる。そのため、成形して得られたハ
ウジングが完全に中実となり、その内部に空洞を生じる
ことがない。しかも射出成形された樹脂は、固化して剛
性を発揮するので、外部からの衝撃により変形しない。
従って、金属端子やリードが確実に固定され、短絡した
り断線することがない。
【0015】第一のケースにフォトリフレクタを側面か
ら収納する凹部を設けておくと、フォトリフレクタがこ
の凹部で固定されるし、万一樹脂充填時に動いたとして
もその移動方向は、プリズム背面に対して平行方向のみ
に拘束されるので、プリズム面に対するフォトリフレク
タの平行度が維持される。また、第一のケースの平坦面
に衝立を設けておくと、金属端子とリードとの接合部の
絶縁及び固定が更に確実になる。平坦面に続いて貫通孔
に向かう程に深くなりリードを案内する斜面が設けられ
ていると、その斜面上にリードを載せることにより、射
出成形時にリードが安定する。そのほか、第二のケース
となる樹脂は、固化と同時に第一のケースと密着するの
で、境界面に間隙を生じることもない。従って、液体が
内部に浸入しない。
【0016】
【実施例】この発明の実施例を図面に沿って説明する。
図1は、液面検出センサの斜視図、図2は、フォトリフ
レクタの斜視図、図3は、第一のケースの斜視図、図4
(A)は、図3のAB線断面図、図4(B)は、図3の
CD線断面図を示す。液面検出センサ1は、中実のハウ
ジング2と、その中に封入されたフォトリフレクタ3
と、同じくハウジング2の中に先端が封入されたリード
4とからなる。
【0017】ハウジング2は、全体がアクリル樹脂製
で、先端面が円錐状のプリズム51をなし、それに後続
する胴体が円柱状をなしている。そして、ハウジング2
は、胴体部分で二つに区分され一体的に密着した無色透
明の第一のケース5と緑色不透明の第二のケースとから
なり、プリズム51は第一のケース5に属する。両ケー
スの境界にフォトリフレクタ3及びリード4が存在す
る。このように第二のケースを緑色不透明とすること
で、半田付け部分が隠れるので、センサ全体の美感が向
上する。
【0018】フォトリフレクタ3は、本体が直方体形状
で、LED素子及びフォトトランジスタが受・発光面の
み主面31に露出するように埋設されており、LED素
子及びフォトトランジスタ各々の+端子と共通の接地端
子との合計3本の金属端子32が側面より導出し、背面
側に直角に曲がっているリード4は、チューブの中で絶
縁被覆された導線が3本存在し、それぞれの先端が前記
金属端子32に接続され、後端が図示しない外部回路に
接続されている。
【0019】更に詳述すると、第一のケース5に、プリ
ズム51と、フォトリフレクタ3を側面から収納しフォ
トリフレクタ3本体と同形同大の凹部52と、その凹部
52に続いて凹部52よりも浅くて金属端子32及びリ
ード4の先端を載せる平坦面53と、平坦面53に続い
て後方に向かう程に深くなりリードを案内する斜面54
と、斜面54に続いてリード4を挿入する貫通孔55と
が設けられ、第二のケースが、フォトリフレクタ3、リ
ード4及び第一のケース5を除く残部空間を占めてい
る。そして、その平坦面53に金属端子32の各々を絶
縁する2本の衝立56が並列して設けられ、その延長線
上にリード4の各々を分離し固定する2本の衝立57が
並列して設けられている。
【0020】尚、第一のケース5には、金属端子32と
リード4との接合部付近に、平坦面53より周方向に連
なる括れ目58と、その括れ目58に続く背面側にもう
一つの平坦面59が設けられている。本例の液面検出セ
ンサ1は、次の手順で製造された。
【0021】先ず、ハウジング2のうち、第一のケース
5を射出成形法により成形した(a工程)。第一のケー
ス5の凹部52にフォトリフレクタ3本体を嵌め込み、
金属端子32を1本ずつ衝立56間の平坦面53に載せ
た。金属端子32の延長線上にリード4の導線を1本ず
つ衝立57で区分しながら載せた(b工程)。そして、
金属端子32とリード4の先端を半田付けで電気的に接
続した(c工程)。その後、第一のケース5、フォトリ
フレクタ3及びリード4からなる組立品(図5)を射出
成形用の金型に配置した。
【0022】図6(A)は、射出成形用金型の正面図、
図6(B)は、射出成形用金型の可動盤側金型の平面図
である。射出成形用金型6は、射出方向前方(矢印後端
側)に位置する可動盤側金型61と射出方向後方(矢印
先端側)に位置する固定盤側金型62とに分割されてお
り、可動盤側金型61が矢印方向に移動したときに、可
動盤側金型61のガイドピン63を固定盤側金型62の
ガイド孔(図示省略)に挿入することで一体的に組み合
わせることができる。可動盤側金型61と固定盤側金型
62との合わせ面のほぼ中央には、ハウジング2の外形
に等しい輪郭の内面で構成されるキャビティ64が形成
されている。固定盤側金型62には、樹脂の流路として
鉛直方向に貫通するスプルー65(図示省略)が設けら
れ、そのスプルーの上側の開口部に、先端に射出ノズル
を備えた射出シリンダー(図示省略)が連結されてい
る。そして、可動盤側金型61には、前記スプルー65
と通じるランナー66が水平に迂回してキャビティ64
に向かうように設けられている。
【0023】第二のケースを射出成形するために、可動
盤側金型61のキャビティ64に前記組立品(図5)を
配置し、可動盤側金型61を移動して固定盤側金型62
と合わせた。そして、緑色の着色剤とともに混練された
アクリル樹脂を射出シリンダーのノズルから射出し、ス
プルー65及びランナー66を通じてキャビティ64に
送った。キャビティ64に流れ込んだ樹脂は、金型の合
わせ面より空気を排除しながら、第一のケース5の平坦
面53や斜面54とキャビティ64内面とで囲まれる空
間に均等に充填された。また、樹脂は、第一のケース5
の括れ目58とキャビティ64内面との間隙を通って、
第一のケース5の背面側にも流入した。こうして、フォ
トリフレクタ3、リード4及び第一のケース5を除くキ
ャビティ64の残部空間に樹脂が充填された。その後、
所定時間射出圧力を保持するとともに、冷却により樹脂
を硬化させて射出成形を完了した(d工程)。
【0024】樹脂硬化後、可動盤側金型61を固定盤側
金型62から分割した。すると、キャビティ64内部に
充填された樹脂は、前記組立品とともに可動盤側金型6
1に追従して固定盤側金型62から離れた。その結果、
樹脂はキャビティ64及びランナー66の輪郭と同じ形
の成形物に成形されていた。成形物を取り出し、切断し
てランナー66形状部分をキャビティ64形状部分から
分離することによって、液面検出センサ1を得た。
【0025】d工程で射出成形された樹脂は、第一のケ
ース5と一体化し、第二のケースとして、フォトリフレ
クタ3、リード4及び第一のケース5を除くハウジング
2の残部を隙間無く占めていた。得られた液面検出セン
サ1を灯油に1000時間浸漬したが、灯油はハウジン
グ2内部にほとんど浸透せず、検出精度に影響しなかっ
た。そして、内部配線が短絡していないことを導通テス
ターにより確認した。また、液面検出センサ1を高さ5
mの位置から落下させたが、フォトリフレクタ3は破壊
せず、リード4との接合部も断線しなかった。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の液面検出センサ
は、上記の構成を備えるので、油、薬液、水等の液体に
対する耐食性、不測の外力に対する耐衝撃性及び絶縁性
に優れたものである。しかも生産歩留まりが高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の液面検出センサの斜視図である。
【図2】上記液面検出センサに用いるフォトリフレクタ
の斜視図である。
【図3】上記液面検出センサに用いる第一のケースの斜
視図である。
【図4】(A)は、図3のAB線断面図、(B)は、図
3のCD線断面図を示す。
【図5】第一のケースにフォトリフレクタ及びリードを
組み付けたところを示す平面図である。
【図6】実施例の液面検出センサを製造するために、図
5の組立品を射出成形用金型に配置したところを示し、
(A)が、正面図、(B)が可動盤側金型の平面図であ
る。
【図7】液面検出センサが用いられるオートポンプの正
面図である。
【図8】液面センサの原理を説明する図である。
【図9】従来の液面検出センサの構成部品を示し、
(A)はフォトリフレクタの金属端子を絶縁する仕切り
の斜視図、(B)はフォトリフレクタの斜視図、(C)
はハウジングの軸方向断面図である。
【符号の説明】 1…液面検出センサ 2…ハウジング 3…フォトリフレクタ 31…フォトリフレクタの主面 32…金属端子 4…リード 5…第一のケース 51…プリズム 52…凹部 53,59…平坦面 54…斜面 55…貫通孔 56,57…衝立 58…括れ目 6…射出成形用金型 61…可動盤側金型 62…固定盤側金型 63…ガイドピン 64…キャビティ 65…スプルー 66…ランナー S1…発光素子 S2…受光素子

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端面が円錐状のプリズムをなすハウジ
    ングと、複数の金属端子が導出しているフォトリフレク
    タと、先端かそれら金属端子に接続され、後端が外部回
    路に接続されるリードとを備え、フォトリフレクタ及び
    リードの前記先端部分がプリズムの背後でハウジングに
    内蔵されているものにおいて、 ハウジングが、いずれも樹脂製の第一のケースと第二の
    ケースとからなり、 両ケースの境界にフォトリフレクタ及びリードが存在す
    るとともに、 第一のケースに、プリズムと、フォトリフレクタを側面
    から収納する凹部と、その凹部に続いて凹部よりも浅く
    て金属端子及びリードの先端を載せる平坦面と、リード
    を挿入する貫通孔とが設けられ 第二のケースが、フォトリフレクタ及びリードの占有部
    分を除いて境界に間隙を生じることなく第一のケースと
    密着している ことを特徴とする液面検出センサ。
  2. 【請求項2】 平坦面に続いて貫通孔に向かう程に深く
    なりリードを案内する斜面が設けられている請求項
    記載の液面検出センサ。
  3. 【請求項3】 第一のケース及び第二のケースのいずれ
    かが、不透明色に着色されている請求項1〜2のいずれ
    かに記載の液面検出センサ。
  4. 【請求項4】 平坦面に、金属端子の各々を絶縁する衝
    立が設けられている請求項1〜3のいずれかに記載の液
    面検出センサ。
  5. 【請求項5】 先端面が円錐状のプリズムをなすハウジ
    ングと、複数の金属端子が導出しているフォトリフレク
    タと、先端がそれら金属端子に接続され、後端が外部回
    路に接続されるリードとを備え、フォトリフレクタ及び
    リードの前記先端部分がプリズムの背後でハウジングに
    内蔵されているものを製造する方法において、次の工程
    を経ることを特徴とする液面検出センサの製造方法。 [a]ハウジングを二つに区分したときの一方の部材
    が、プリズムと、フォトリフレクタを側面から収納する
    凹部と、その凹部に続いて凹部よりも浅くて金属端子及
    びリードの先端を載せる平坦面と、リードを挿入する貫
    通孔とを有するものであって、これを射出成形する工
    程。 [b]上記射出成形体に、フォトリフレクタ及びリード
    を載せる工程。 [c]フォトリフレクタの金属端子とリードの先端を電
    気的に接続する工程。 [d]ハウジング形状のうち、フォトリフレクタ、リー
    ド及び上記射出成形体を除く残部空間に樹脂を充填して
    射出成形する工程。
  6. 【請求項6】 平坦面に続いて貫通孔に向かう程に深く
    なりリードを案内する斜面が設けられている請求項
    記載の液面検出センサの製造方法。
  7. 【請求項7】 a工程で射出成形される部材及びd工程
    で射出成形される部材のいずれかが、不透明色に着色さ
    れている請求項5〜7のいずれかに記載の液面検出セン
    サの製造方法。
  8. 【請求項8】 平坦面に、金属端子の各々を絶縁する衝
    立が設けられている請求項5〜7のいずれかに記載の液
    面検出センサの製造方法。
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