JP2769583B2 - 厨芥処理装置 - Google Patents

厨芥処理装置

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JP2769583B2
JP2769583B2 JP2471190A JP2471190A JP2769583B2 JP 2769583 B2 JP2769583 B2 JP 2769583B2 JP 2471190 A JP2471190 A JP 2471190A JP 2471190 A JP2471190 A JP 2471190A JP 2769583 B2 JP2769583 B2 JP 2769583B2
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tank
valve
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義典 羽柴
潤一 山中
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株式会社イナックス
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、厨芥(炊事場から排出される野菜宵,残飯
等をいう)の破砕物を排水と共に汚物処理槽まで排出す
る厨芥処理装置に関する。
【従来の技術】
従来、厨芥処理装置としては、特開昭55−35962号公
報に記載のものがある。この厨芥処理装置は、厨芥を破
砕するカツターと、破砕物を脱水する遠心脱水器と、脱
水済排出物のストツク部とを備えたものであつて、脱水
済排出物を下水に放流することなく、下水汚濁を防止し
ている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の厨芥処理装置は、遠心脱水器を備えて
いるため、装置全体が大型で且つ複雑な構造となるた
め、大きな設置スペースを必要とすると共に保守点検に
多くの手間を必要とする欠点があつた。更に、従来の厨
芥処理装置は、ストツク部の脱水済排出物を定期的に回
収する煩わしい手間を必要とする欠点があつた。 ところで、汚物処理槽は、技術の進歩により破砕厨芥
を含む汚物を処理することが可能となつた。 そこで、本発明は、従来装置の欠点を解決するため
に、破砕した厨芥を排水と共に吸引配管で汚物処理槽に
排出することができる厨芥処理装置の提供を目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
本発明に係る厨芥処理装置(以下、「本発明装置」と
いう)が採用した第1の手段は、厨芥を破砕する破砕機
と、この破砕機の排出口に連結した汚物貯留用タンク
と、このタンクに連結した汚物排出用吸引配管と、この
吸引配管の適所に設けた排出弁と、上記タンクの水位を
検知して排出弁に開閉信号を出力する検知器とを備えた
ことである。 本発明装置が採用した第2の手段は、厨芥を破砕する
破砕機と、この破砕機の排出口に連結した汚物貯留用タ
ンクと、このタンクに連結した汚物排出用吸引配管と、
この吸引配管の適所に設けた吸引圧作動型排出弁と、こ
の排出弁の開弁用吸引圧導入室と吸引配管の排出側とを
連通する吸引圧導入路と、この吸引圧導入路の途中に配
置したパイロツト弁及び上記タンクの水位を検知してパ
イロツト弁を開弁する検知器からなる排出弁用開閉操作
具とを備えたことである。
【作用】
前記第1の手段において、破砕機は、炊事場の厨芥が
投入されると、厨芥を破砕して炊事場の排水と共に汚物
貯留用タンクに排出する。検知器は、タンク内に溜った
汚物の水位が上限水位に達すると、排出弁に開信号を出
力する。排出弁が開弁すると、吸引配管とタンク内とは
連通状態になる。すると、タンク内の汚物は、排出弁を
介して吸引配管に吸引され排出される。検知器は、タン
ク内に溜った汚物の水位が下限水位に達すると、排出弁
に閉信号を出力する。排出弁が閉弁すると、吸引配管と
タンク内とは非連通状態になる。 前記第2の手段において、破砕機は、炊事場の厨芥が
投入されると、厨芥を破砕して炊事場の排水と共に汚物
貯留用タンクに排出する。排水弁用開閉操作具は、タン
ク内に溜った汚物の水位が上限水位に達すると、検知器
でその水位を検知してパイロツト弁を開弁する。吸引圧
作動型排出弁は、パイロツト弁の開弁に伴ない、この排
出弁の開弁用吸引圧導入室と吸引配管の排出側とが連通
状態となつて開弁作動し、吸引配管とタンク内とを連通
状態にする。すると、タンク内の汚物は、排出弁を介し
て吸引配管に吸引され排出される。
【実施例】 以下、本発明装置を図面に示す実施例に基づいて説明
する。 第1図は本発明装置の実施例を部分破断して示すもの
である。本発明装置1は、大別すると5個の構成メンバ
ーである、破砕機2,汚物貯留用タンク3,汚物排出用吸引
配管4,吸引圧作動型排出弁5及び排出弁用開閉操作具6
からなる。 上記破砕機2は、シンク10の排出口10aにケーシング1
1を接続してある。ケーシング11は、その内部を仕切壁1
1cで上方の厨芥投入域11aと下方の収納室11bとに区画し
てある。破砕機2は、上方の厨芥投入域11aの底部に回
転式破砕盤12を配設し、収納室11bに破砕盤駆動用モー
タ14を収納してある。破砕盤12より下方位置に形成した
排出域11dには、破砕厨芥用排出口11eを開設してある。 前記タンク3は、破砕機2の外側に付設され、破砕機
2の排出口11eに投入口3aを連結してある。タンク3
は、合成樹脂素材等で成型され、タンク容量を10〜20リ
ツター程度としてある。 前記汚物排出用吸引配管4は、吸引口4aをタンク3内
部の底部に臨ませて、排出端4cをエジエクター7(第2
図参照)に接続してある。 前記吸引圧作動型排出弁5は、破砕機2の下方に位置
する吸引配管4の途中に設けられ、吸引配管4を開閉す
るものである。排出弁5は、弁ケーシング15の内部に形
成した排水路15aと開弁用吸引圧導入室15bとを仕切るよ
うに配置したゴム等の可撓性弾性素材からなるチューブ
状の弁体16と、吸引導入室15b内に配置され且つ弁体16
を排水路15aの閉じる方向に付勢するバネ具17,17とを備
えている。排出弁5は、吸引導入室15bに大気圧が導入
されるとバネ具17,17のバネ力で弁体16が扁平状に密着
して排水路15a(吸引配管4)を閉状態とし、逆に吸引
導入室15bに吸引圧が導入されると弁体16がバネ具17,17
のバネ力に抗してチューブ状に復元して排水路15a(吸
引配管4)を開状態とする。なお、排出弁5は、上記形
式に限定するものではなく、図示は省略したが、弁本体
を仕切弁形式又はダイアフラム弁形式等の適宜形式に変
更すると共に、弁本体を開閉操作する機構をソレノイド
式又は吸引配管4の吸引圧と大気圧との差圧で作動する
形式等のサーボ機構に変更することが可能である。 前記排水弁開閉用操作具6は、排出弁5の弁体16,16
を開閉動作するための吸引圧又は大気圧を排出弁5の吸
引圧導入室15bに導入するようにしたものであつて、吸
引圧導入室15bと吸引配管4の排出側4bとをパイプから
なる吸引圧導入路18で連通してある。操作具6は、吸引
圧導入路18の途中にパイロツト弁19を配設し、パイロツ
ト弁19を検知器20で操作するようにしてある。パイロツ
ト弁19は、三方弁からなり、閉状態で吸引圧導入路18を
閉じると共に排出弁5の吸引導入室15bに大気圧を導入
して排出弁5を閉動作させ、逆に開状態で吸引圧導入路
18を開いて吸引配管4の吸引圧を吸引導入室15bに導入
して排出弁5を開動作させる。検知器20は、タンク3内
に溜った汚水の上限水位を検知してパイロツト弁19を開
状態とし、更に汚水の下限水位を検知してパイロツト弁
19を閉状態にする。なお、検知器20は、タイマーを内蔵
し、上限水位を検知した後にタイマーを始動し、タイマ
ー設定時間後にパイロツト弁19を閉状態とするように構
成することもある。検知器20は、汚水の水位を電気的に
検知して電磁式パイロツト弁19に開閉信号を出力する形
式、又は汚水の水位を浮き玉等で機械的に検知してパイ
ロツト弁19の弁軸を直接開閉操作する形式を選択するこ
とができる。なお、前記排出弁5を開閉操作する機構を
前記サーボ機構に変更する場合には、検知器20の開閉信
号を電気的又はケーブルを用いて機械的にサーボ機構に
出力して排水弁5を開閉するようにする。 前記汚物排出用吸引配管4の排出端4cに接続したエジ
エクター7は、第2図に示す如く、汚水処理槽8内に配
設してある。エジエクター7は、吸引口7aに吸引配管4
の排出端4cを接続し、ノズル流入口7bにポンプ9の吐出
管9aを接続し、デイフユーザー7cの吐出口7dを槽内に臨
ませてある。なお、エジエクター7及びポンプ9は、汚
水処理槽8の外部に配設してもよい。 次に、本発明装置1の動作を説明する。シンク10の排
出口10aにある厨芥(図示は省略)は、破砕機2の投入
域11aに投入され、回転中の破砕盤12で破砕される。破
砕された厨芥は、シンク10の排水と共に破砕機2の排出
口11eから汚物貯留用タンク3に排出される。タンク3
内に溜った汚水が上限水位に達すると、検知器20は、上
限水位を検知してパイロツト弁19を開弁する。パイロツ
ト弁19の開弁に伴ない、吸引圧作動型排出弁5は開弁
し、吸引配管4とタンク3内とを連通状態にする。する
と、タンク3内の汚物は、排出弁5を介して吸引配管4
に吸引され、汚物処理槽8内へ排出される。タンク3内
の汚水が下限水位に達すると、検知器20はパイロツト弁
19を閉弁する。パイロツト弁19の閉弁に伴ない、吸引圧
作動型排出弁5は閉弁して汚物の排出を停止する。な
お、前記排出弁5を開閉操作する機構を前記サーボ機構
に変更した場合には、タンク3内の上限水位を検知した
検知器20は開弁信号をサーボ機構に出力して排水弁5を
開弁し、タンク3内の下限水位を検知した検知器20は閉
弁信号がサーボ機構に出力して排水弁5を閉弁する。
【発明の効果】
以上詳述の如く、本発明装置は、破砕した厨芥を排水
と共に吸引配管で排出することができるため、従来必要
とされていた脱水済排出物の定期的な回収を省略するこ
とができると共に、従来必要とされていた遠心脱水機が
不要となり装置全体を簡単な構造でコンパクとにするこ
とが可能となる。その結果、本発明装置は、使用者の労
力を著しく軽減すると共に炊事場の省スペース化が図れ
る優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明装置の実施例を示すものであつ
て、第1図は本発明装置を部分破断して示す図、第2図
は本発明装置を備えた住宅の排水路系統を示す図であ
る。 2……破砕機、3……汚物貯留用タンク 4……汚物排出用吸引配管 5……吸引圧作動型排出弁 6……排出弁用開閉操作具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B02C 18/40 - 18/42 B02C 21/00 B65F 1/00 102 E03C 1/266

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厨芥を破砕する破砕機と、この破砕機の排
    出口に連結した汚物貯留用タンクと、このタンクに連結
    した汚物排出用吸引配管と、この吸引配管の適所に設け
    た排出弁と、上記タンクの水位を検知して排出弁に開閉
    信号を出力する検知器とを備えたことを特徴とする厨芥
    処理装置。
  2. 【請求項2】厨芥を破砕する破砕機と、この破砕機の排
    出口に連結した汚物貯留用タンクと、このタンクに連結
    した汚物排出用吸引配管と、この吸引配管の適所に設け
    た吸引圧作動型排出弁と、この排出弁の開弁用吸引圧導
    入室と吸引配管の排出側とを連通する吸引圧導入路と、
    この吸引圧導入路の途中に配置したパイロツト弁及び上
    記タンクの水位を検知してパイロツト弁を開弁する検知
    器からなる排出弁用開閉操作具とを備えたことを特徴と
    する厨芥処理装置。
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