JP2769451B2 - 量子化電力変換装置 - Google Patents
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Description
装置に関する。
ンバータ動作サイクルの各サイクルにおいてスイッチを
開閉することによって入力電源から負荷に電力を転送す
る。ここで、かかるコンバータを大きく2つのカテゴリ
に分類することは便利である。すなわち、1つのカテゴ
リはPWM(パルス幅変調)コンバータであり、このP
WMコンバータにおいては、スイッチング過渡状態にお
けるスイッチング電流及び電圧の上昇及び下降(すなわ
ち導通状態から非導通状態の間の変化)は理論的には瞬
時であり、各コンバータ動作サイクルの間におけるスイ
ッチング電流又は電圧を整形するような自然の時定数は
コンバータ内に組み入れられていない。他方、別のカテ
ゴリのコンバータは、“量子化コンバータ”とここでは
総称され、この分類に属するコンバータにおいては、各
動作サイクルの間のスイッチング電圧または電流の上昇
及び下降に対して自然の時定数を生ずるインダクタンス
及びキャパシタンスが存在する。
属するコンバータは、“共振タイプ”、“準共振タイ
プ”又は“マルチ共振タイプ”と称され、スイッチの開
又は閉状態の時間に亘って自然の時定数を伴なってスイ
ッチ電流又は電圧が上昇又は下降する種類である。この
種類のコンバータとしては、零電流スイッチングコンバ
ータがある。例えば、“Forward Converter Switching
at Zero Current”と題する米国特許第4,415,959号、
“Boost Switching Power Conversion”と題する米国特
許第 5,321,348号、及びリー(Lee)氏他による“Zero-
Current Switching Quasi-Resonant Converters Operat
ing in a Full-Wave Mode”と題する米国特許第 4,720,
667号に開示されたコンバータである。更に、零電圧ス
イッチングコンバータもある。例えば、リー(Lee)氏他
による“Zero-Voltage Swithing Quasi-Resonant Conve
rters”と題する米国特許第 4,720,668号、及びタビツ
(Tabizg)氏他による“Zero-Voltage Switched Multi-
Resonant Converters Including the Back and Forward
Type”と題する米国特許第 4,857,822号に開示された
コンバータである。かかるコンバータにおいては、イン
ダクタンス及びキャパシタンスが次の2つの重要な作用
をなすのである。すなわち、コンバータ動作サイクルの
各々において、コンバータ内の電圧及び電流の円滑な上
昇及び下降のための特性時間スケールを設定し、更に、
スイッチが零電圧又は零電流において開又は閉となるス
イッチング条件を動作サイクルにおいて設定するのであ
る。他のタイプの量子化コンバータとしては、PWM特
性と量子化特性とを組み合せるものであって、“ソフト
−スイッチング”コンバータ、“共振過渡”コンバータ
あるいは“共振スイッチング”コンバータである。この
タイプのコンバータにおいては、自然の時定数が動作サ
イクルのメインスイッチの過渡状態の近傍の部分のみに
おいて(時には“補助”スイッチの過渡状態を伴なっ
て)利用され、動作サイクル中のこれらの部分における
電流又は電圧に対する自然の時定数の効果は、メインス
イッチが低いスイッチングロスにて動作することを可能
にしている。かかる種類のコンバータ及びその動作波形
が図26及び27に示されてるい。かかる種類のコント
ローラとしては、例えば、1991年発行のVPEC刊行物
シリーズの第IV巻の第193頁に記載されたフワ(Hua)氏
他による“A New Class of Zero-Voltage Switcheed PW
M Converters, High-Frequency Resonant and Soft-Swi
tching PWM Converters”なる記事に開示されている。
このタイプのコンバータがフワ氏他による「OP.ci
t.」の第 215頁及びマンマノ(Mammano)氏による199
0年発行のユニトロード(Unitrode)社電力供給設計セ
ミーSEM−700ハンドブックの“Resonant Mode Conve
rter Topologies‐‐Additional Topics”に開示されて
いる。
にあるスイッチ状態を低いロスにて(すなわち零電流又
は零電圧にて)スイッチをターンオン又はターンオフさ
せるようにする手段として自然の時定数(通常は、コン
バータの非理想的なスイッチの上昇及び下降時間よりも
かなり大である)を含んでいる。この点に関し、非理想
的スイッチの開閉の間にかなりの電流及び電圧が存在し
てスイッチングロスを生ずる純粋なPWMコンバータに
対比して、量子化コンバータにおける零電圧又は零電流
におけるスイッチングプロセスはかかるロスを低減させ
る。その結果、変換効率は改善され、コンバータ動作周
波数は増大せしめられ、コンバータ内のエネルギ蓄積素
子のサイズ、すなわち、コンバータ自身のサイズが小さ
く出来るのである。
れる度合は、一部、動作サイクルにおけるスイッチング
素子の開閉タイミングの精確度に依存している。例え
ば、図1は、米国特許第 4,415,959号に開示された種類
の零電流スイッチング(ZCS)コンバータ10を示し
ている。このコンバータの2次及び1次電流Is1及び
Ipの波形が図2(A)及び図2(B)に示されてい
る。この場合、スイッチ22は2次電流がゼロに復帰し
たとき(すなわちt=t4)に精確に開放されている。
1次電流Ipは、1次換算2次電流Is1/N(Nはト
ランス15の巻数比)及びトランス磁化電流Imag1
の和に等しい故、スイッチ22が開のときはIp(t
4)=Imag1(t4)となる。一般に、適当に設計
されたZCSコンバータにおいては、Imag1(t
4)の値は、1次電流Ipのピーク値に対して、非常に
小さく、t=t4におけるスイッチ開放に伴なうロスは
小さい。しかし乍ら、例えば、図3(A)のt=teの
時点で、あまりにも早く開放した場合、スイッチは、I
mag1(t4)よりかなり大なる電流Ip(te)を
遮断する。他方、図3Bに示された(例えばt=tma
時点)如く、スイッチがあまりにも遅く開放されたと
き、スイッチは、電流Imag(t4)より大なる電流
を遮断することになる。いずれの場合も、スイッチタイ
ミングの不精確さによってスイッチングロスが増大し、
変換効率が低下し、かつコンバータから発せられるノイ
ズが増大する。
開示された如き従来の零電圧スイッチング(ZVS)フ
ォワードコンバータ7の構成及び動作波形が図21及び
図22に示されている。このZVSコンバータにおいて
は、スイッチ11の閉成は、ゼロ電圧(図22のt=t
4のタイミング)において生じている。もし、このスイ
ッチがタイミングt4より早いか遅い時点で閉成した場
合、スイッチ閉成時点におけるスイッチ間電圧Vswは
ゼロではなく、上記した如きZCSコンバータにおける
不精確なスイッチタイミングと同様な問題を招来する。
スイッチターンオフ信号の生成方法の従来例が示されて
いる。図1において、スイッチターンオフセンサ80
は、電流トランス82、一対のダイオード84,86及
びバイアス電源88を含んでいる。そして、スイッチ2
2がt=t1の時点で閉成したとき、1次電流Ipが電
流トランスの1次巻線83を流れる。この1次電流は、
2次電流Is2を生ぜしめ、この2次電流Is2は電流
トランスの2次巻線85及びダイオード84,86を流
れて、1つのダイオードドロップに等しい負電圧を有す
る電圧Vtを生ずる。図4(B)において示した如く、
電流トランスの2次電流Is2は、電流トランス82の
1次電流Ip(図4(A))及び磁化電流Imag2
(図4(A))の差に等しい故、電流Is2は電流Ip
より“先行して”t=t4に先立つタイミングt=tx
(トランス15の2次電流Is1がゼロに復帰する時
点)においてIs1が反転する。電流Is2が反転する
と、ダイオード84,86が導通を停止して、電圧Vt
はダイオードの寄生インピーダンスを介して急激に正に
なる。この正電圧は、比較器71の出力を正になさし
め、ラッチ72をリセットしてスイッチをターンオフせ
しめる。実際上、時間差(すなわち図4のt4−tx)
が、比較器71及びラッチ72の動作遅れ及びスイッチ
22の応答時間等の非理想的素子における回路動作遅れ
を補償するように電流トランスの設計が調整される。図
21及び図26のZCSコンバータにおけるスイッチ1
1,311の閉成方法の従来例が図23に示されている。
図23の構成においては、例えば、図22のタイミング
t=t2において、ターンオフパルスがフリップフロッ
プ19をリセットしてスイッチをターンオフする。スイ
ッチ間電圧Vswがt=t4のタイミングにおいてゼロ
に戻ると、比較器13の出力の立ち上りエッジがフリッ
プフロップ19をトリガして、スイッチをターンオンさ
せる。
る電力を変換する為に用いる回路を提供することを目的
としている。当該回路は量子化コンバータであり、この
量子化コンバータはその動作サイクルの各々において導
通状態及び非導通状態の間を移行するように制御される
スイッチを含んでいる。そして、このスイッチを制御す
るスイッチコントローラは、動作サイクルにおけるスイ
ッチの開閉動作の生ずる実際の時刻(i)と所望の動作
時刻(ii)との間のエラーを先行する動作サイクルにお
いて生じる動作タイミングのエラーに関する情報に基づ
いて低減させるのである。
いる。まず、当該量子化コンバータは零電流スイッチン
グコンバータ、零電圧スイッチングコンバータ又は共振
スイッチングコンバータであり得る。上記した所望の時
刻すなわちタイミングは、動作サイクルにおいて、コン
バータを流れる電流値が所定値に達した時、あるいはス
イッチングを流れる電流を示す電流の値が所定値に達し
たとき、あるいはスイッチング電流が所定の値に達した
とき、あるいはコンバータ内の電圧が所定値に達したと
き、あるいはスイッチ間電圧が所定値に達したときのタ
イミングに対応する。上記した所定値とはほぼ零であり
得る。また、上記したエラーはほぼ零にまで低減され得
る。また、上記したスイッチコントローラは動作サイク
ルにおける過渡状態の生じるタイミング、あるいは動作
サイクルにおけるスイッチ電流を示す電流が所定値に達
するタイミング、あるいは動作サイクルにおいてスイッ
チ間電圧を示す電圧が所定値に達するタイミングを検出
することができる。また、該コントローラは、動作サイ
クルにおいてスイッチの過渡状態が生ずる第1タイミン
グを検出する第1ディテクタを含んでいる。さらに、第
2ディテクタは、動作サイクルにおいてスイッチ電流を
示す電流が所定値に達するか又はスイッチ間電圧を示す
電圧が所定値に達する第2タイミングを検出する。コン
トロール素子は上記した第1タイミング及び第2タイミ
ングの差に基づいて次の動作サイクルにおける第1タイ
ミングを制御するのである。
経過時間を示す第1信号Vrを第2信号Vscと比較し
て、該第1信号が該第2信号に等しくなったとき過渡状
態の1つを開始せしめる。該第2信号Vscは、先行す
るエラーの値に基づいて該コントローラによって調整さ
れる第3信号Vsに等しくなるように設定される。上記
した経過時間とは、1つの動作サイクルにおいて他の過
渡状態の発生タイミングと実際の発生タイミングとの差
を示している。該コントローラは、該第3信号Vsを調
整して該エラーをほぼ零に低減させる。第2信号Vsc
の値は、(i)Vsの値が最小値Vscmin及び最大値
Vscmaxによって画定される範囲内にあるときは第3
信号Vscの値に、(ii)Vs<VscminのときはV
scminに、(iii)Vc>VscmaxのときはVscmax
に、等しくなるように設定される。ここで、Vscmin
及びVscmaxの値は、スイッチが一方の状態に止まる
ことが出来る最小及び最大回数に制限を設けるように調
整され得る。この制限はスイッチがオン状態にある時の
最小及び最大値を設定する。この制限値Vscmin及び
Vscmaxは入力電源電圧の関数であり得る。次の動作
サイクルの開始が実際の動作サイクルの生じた後の所定
時間に亘って禁止されることがある。コンバータのデュ
ーティサイクルはスイッチ間電圧が所定の値Vpを越え
させるような値をとることを禁止される。該量子化コン
バータが零電流スイッチングコンバータである時は、コ
ンバータの安定動作状態は非導通スイッチング状態にお
いては禁止される。
て増大する。また、第2信号は該エラーが負のときは増
大し、該エラーが正のときは減少する。スイッチ間電圧
の変化率又は電流の変化率が検知される。該スイッチは
MOSFETであってもよく、該MOSFETの閾値電圧をゲート・
ソース電圧がよぎるタイミングが検知される。また、ア
イソレーショントランス及びリセット回路がトランスの
巻線に接続されて、トランスの磁気コアをリセットし、
巻線及びリセット回路の間を流れる磁化電流の変化が検
知される。この場合、電流トランスを検知のために用い
ることができる。磁気的部品を流れる電流によって生ず
る磁束が検知され得る。該コンバータは漏洩インダクタ
ンストランスを含むことがあり、その場合、トランスか
ら生ずる漏洩磁束が検知される。その検知の為に、トラ
ンス近傍に導通ループが配置される。
ラ自身に関する。本発明の種々の利点及び他の特徴は以
下の詳細に説明及び特許請求の範囲から明らかである。
ルにおいて、スイッチ過渡状態が生ずる時点は、スイッ
チ電圧又はスイッチ電流の上昇及び下降の時間スケール
を定めるコンバータ内の自然の時定数によって一部若し
くは全部が定められる。従って、例えば、図1に示すア
イソレーション零電流スイッチングコンバータにおいて
は、2次電流が零に復帰するタイミングに精確に合わせ
たタイミングにてスイッチを開放することが望ましいと
言える。なんとなれば、図1,2及び3を参照して既に
説明したようにこの時点においては、スイッチが電流I
pの最小値を遮断することが望まれるからである。しか
し乍ら、図21のアイソレーション零電圧スイッチング
コンバータにおいては、該スイッチはスイッチ電圧が零
に復帰するタイミング(すなわちt=t4,図22)に
精確に等しいタイミングにて閉成されねばならない。一
方、図26に示された共振スイッチングコンバータにお
いては、スイッチ“S”311はスイッチ間電圧が零に復
帰するタイミングT3(図27)に精確に等しいタイミ
ングにて閉成せしめられる。
来の方法においては、信号生成のために電流又は電圧測
定が用いられ、このような方法はスイッチングが常に理
想的なタイミングで生ずることを保証することが出来な
い。例えば、上記した図1の電流センサ80において、
“タイム・リード”の値(すなわち図4におけるtx及
びt4の間の時間差)は電流トランス82の磁気的特性
及びダイオード84,86の特性の関数であり、これら
の素子の特性は例えば温度のような周囲条件及びユニッ
ト毎のバラツキによって変化するのである。他方、要求
されるタイム・リードの大きさは、回路素子(比較器7
1、ラッチ72等)に伴なう回路遅延、スイッチ22の
特性及びコンバータ負荷及びコンバータ入力電圧の双方
の関数である。なんとなれば、時刻t4及び時刻t=t
4における電流変化率(図2)は共にIo及びVinに
依存しているからである。よって、センサのタイム・リ
ード特性及び該タイム・リードを保証すると想定される
回路遅延特性の双方は、互いに独立に変化し、従って、
一方を他方の関数として調整するメカニズムは存在しな
い故、コンバータ動作及び周囲条件の狭い範囲を除いて
全体として理想的なスイッチターンオフタイミングを与
える構成は実際上不可能である。図23に示したスイッ
チコントロール回路についても同様な事が言える。すな
わち、図21及び26のZVSコンバータにおけるスイ
ッチ11及び 311の閉成タイミングはユニット毎のバラ
ツキ及び回路定数の周囲条件に応じた変化、スイッチコ
ントロール回路及びスイッチの閾値、許容誤差及び遅延
による不精確さが生ずるのである。
化コンバータにおけるスイッチングタイミングを理想ス
イッチングタイミングに近づけるように調整し、回路素
子定数における変化またはコンバータ動作及び周囲条件
による回路遅延の変化にも拘らずスイッチングタイミン
グを良好に調整できるのである。かかるスイッチコント
ローラの動作原理がZCSコンバータに用いるようにし
て図5乃至図8において示されている。図5は、図1の
ZCSコンバータ10の一部を示しており、図1のスイ
ッチコントローラ70は本発明によるスイッチコントロ
ーラ90と置換されている。スイッチコントローラ90
は傾斜(ランプ)波形ジェネレータ92、サーボ電圧コ
ントローラ94、比較器96及びフリップフロップ98
からなる。フリップフロップの出力はスイッチ22を制
御し、フリップフロップがセットされた時スイッチは活
性化され、フリップフロップがリセットされたときスイ
ッチは不活性とされる。ここで、まず、フリップフロッ
プがリセットされたとすると、ランプ波形ジェネレータ
の出力Vrは零ボルトであり、サーボ電圧コントローラ
の出力Vsは零より大なるある値をとる。t=taの時
点においてターンオンパルスがスイッチコントローラ9
0に供給され、フリップフロップをセットしてスイッチ
22を活性化してランプ波形ジェネレータをも活性化す
る。図6に示したように、ランプ波形ジェネレータが活
性化されると電圧Vrがリニアに増加し始める電圧Vr
がVsに等しくなったとき、比較器96の出力はハイに
なり、ランプ波形ジェネレータに電圧Vrを減少し始め
るように指令し、フリップフロップをリセットし、不活
性化する。図6に示したように、Vsのいくつかの値
(すなわちVs1、Vs2及びVs3)は異なる時点(す
なわちtb,tc及びtd)においてスイッチを不活性
化せしめる。スイッチが活性化される時間長はVsが増
大すると増大し、Vsが減少すると減少する。ここで、
“不活性化”なる術語及び“活性化”なる術語はスイッ
チ22の制御に用いられてスイッチをターンオフ又はタ
ーンオフせしめる信号を供給することを表現するために
用いられる。該スイッチが不活性化又は活性化される時
点はスイッチが実際に非導通又は導通状態になる時点に
対応したりしなかったりする。例えば、スイッチがバイ
ポーラトランジスタからなる場合このスイッチはベース
電流を遮断するとによって“不活性化”される。しかし
乍ら、かかる素子における蓄積または遅延時間は不活性
化信号の発生の後にかなり長い時間に亘って該スイッチ
が導通状態にあるようにするのである。2つの信号EO
C及びENDはサーボ電圧コントローラ94に供給され
る。信号EOCは、アイソレーションZCSコンバータ
の2次電流Is1が零となるタイミングを示し、信号E
NDはスイッチング素子22が非導通状態となるタイミ
ングを示している。サーボコントローラは信号EOC及
びENDの相対的な発生タイミングに基づいてサーボ電
圧Vsの値を調整する。もし信号ENDが信号EOCを
上回ったとき、Vsの値は増大せしめられて、次のサイ
クルにおけるスイッチの活性化状態の時間長を増大せし
める。また、信号EOCが信号ENDを上回るとき、V
sの値が減少して次のサイクルにスイッチが活性化され
る時間の長さが減少せしめられる。このことによって、
Vsはある値に収斂して、スイッチが非導通状態となる
タイミングが2次電流が零となるタイミングにほぼ等し
くなるのであり、このことが図7及び8に示されてい
る。
の動作の波形を示しており、特に、2次電流が零に復帰
する時点(すなわち時刻t=t2)を越えてスイッチが
導通し続けてスイッチのターンオフが遅れた場合を示し
ている。既に検討したように、スイッチのターンオフの
遅れによってスイッチ22は2次電流が零に復帰した後
も導通状態を続けてその間に(図7(B)の時刻t2及
びt3の間)増大した値の磁化電流を流しつづけるので
ある。この場合、図7(C)において示したように、一
次電流の導関数(すなわち変化率を示す信号)は、2次
電流が零になる時点において正方向に立ち上るエッジを
呈し、この立ち上りエッジがEOC信号(図7D))を
生成するために用いられる。t=t3の時点で、スイッ
チが導通状態になると、スイッチ電圧が上昇を開始し
(図7(A))、スイッチ間電圧の正の変化率はEND
信号(図7(E))を生成するために用いられる。信号
EOCは、上記したように信号ENDに先行し、サーボ
電圧コントローラはVsを高い値に増加せしめる。他方
スイッチが余りにも早くターンオフされたときすなわ
ち、2次電流が自然に零に復帰する時点に先立って非導
通状態となったとき、信号は図8(A)乃至図8(E)
に示すように変化する。図8(A)及び図8(B)に示
したようにコンバータの2次電流が自然に零に復帰する
時点(すなわち時刻t7,図8(B))に先立ってスイ
ッチ電圧Vswが上昇し、一次電流Ipがチョッピング
される。そして、時刻t5におけるスイッチ電圧の正方
向変化が信号ENDを生成する(図8(E))。スイッ
チ電流が消滅したとき(時刻t5及びt6の間,図8
(B))、一次電流の時間導関数(図8(C))は急激
に負になる。時刻t6において、電流Ipが零になる
と、Ipの時間導関数は正の立上りエッジを呈し、これ
は信号EOCを生成するのに用いられる(図8
(D))。よって、信号ENDは信号EOCより先に発
生し、上記した如くサーボ電圧コントローラはVsをよ
り低い値に増加せしめる。
は、スイッチングタイミングのエラー(すなわち、スイ
ッチが非導通になった時刻から2次電流が零になる時刻
までの時間差)の存在を監視して、このエラーの存在を
次の動作サイクルにおけるエラーの存在を監視して、こ
のエラーの存在を次の動作サイクルにおけるエラーの大
きさを減少させるように用いて、回路遅延、周囲又は動
作条件による変動、入力電圧又は負荷の変化、異常動作
状態の発生、等々の原因により生じ得るタイミングエラ
ーを自動的に保証する。その結果、コンバータ効率が改
善され、コンバータノイズ及びスイッチに与えられる過
電圧が低減する。上記した特別なスイッチコントロール
プロセスにおいて閉ループフィードバック技術が用いら
れて、スイッチが不活性化されるタイミングを調整して
2次電流が零に復帰するタイミングで常にスイッチが非
導通となるようにしている。かかるエラーの低減の為に
は他の技術(例えば、フィードフォワードコントロー
ル)を用いることも出来る。ここで、あるコンバータ動
作サイクルにおけるタイミングエラーの存在を次の動作
サイクルにおけるエラーの低減手段として用いるプロセ
スを“サーボ調整”と称することとする。よって、本発
明によるスイッチ制御装置は量子化コンバータにおける
スイッチング素子のタイミングエラーの低減をサーボ調
整するシステムとして記載される。
の実施例を示し、このコンバータ 100はサーボ電圧コン
トローラ 194(図10に全体が示されている)、ランプ
波形ジェネレータ 192、MOSFETスイッチ 222、リミッタ
回路 297、及びゲートドライバ回路 122を含んでいる。
ビンチアレリ氏の“Optimal Resetting of the Transfo
rmer's Core in Single Ended Forward Converters”と
題する米国特許第 4,441,146号に記載されたタイプのリ
セット回路 300も含まれている。
氏の“High Efficiency Floating Gate Driver Circuit
Using Leakage-Inductance Transformer”と題する米
国特許出願第 07/805,474号に記載されたタイプの回路
である。動作において、図12の波形によって示したよ
うに、“高エネルギー”ターンオンパルスがバイアス電
源 123からトランス 136の漏洩インダクタンスを介して
MOSFET 222のゲート−ソース容量にエネルギを伝達する
ことを始める。この“高エネルギ”ターンオンパルスは
バイアス電圧 123, Vccを低インピーダンスドライバ
130を介して、(すなわち図12(A)のモノステーブ
ル 126によって)十分にして短時間に漏洩インダクタン
ストランス 136の一次巻線に印加することによって生成
される。この結果、MOSFETのゲート−ソース電圧はバイ
ヤス電源 123の2次換算値の約2倍の値2*Vcc/N
2にまで上昇する。ここでN2はトランス 136の2次巻
数に対する1次巻数の比である。ゲートキャパシタンス
が一旦充電されると、ダイオード 138によって放電が禁
止される。MOSFETをターンオフさせるためには、別の
“低エネルギ”パルスが高インピーダンスドライバ(ト
ランジスタスイッチ 132に直列な抵抗 134として示され
ている)によって(モノステーブル 128を介して)短時
間だけトランス 136の一次巻線に直列にバイアス電源 1
23を接続することによってドライバロジック 140に供給
される。ドライバロジック 140がスイッチ 122のターン
オンを検知すると、ドライバロジック 140は不活性コマ
ンドとして低エネルギパルスを遮断してトランジスタ 1
42をターンオンさせ、MOSFETのゲートを放電してMOSFET
を非導通とせしめる。
通となったことを検知する1つの方法は当該スイッチ両
端の電圧の変化率を測定することである。この方法はス
イッチが不活性化された時点とスイッチが実際に非導通
になる時点との間に遅延が存在するにも拘らず種々のタ
イプのスイッチング素子に対して有効である。しかしな
がら、例えばMOSFETスイッチのように、あるタイプのス
イッチング素子においてはスイッチが不活性化された時
点(ゲート−ソース電圧Vgによって示されたように)
及び当該スイッチが非導通となる時点の間に殆ど遅延が
存在しない。すなわち、VgがMOSFETの閾値より高けれ
ばこのMOSFETスイッチは導通状態をとり、Vgが当該閾
値より低ければ、MOSFETは非導通状態をとるのである。
図9のゲートドライバ回路 120においては、MOSFETのゲ
ート電圧Vgがトランス 136の一次巻線を駆動する電圧
Vgdの振舞いに反映され、結果として、電圧Vgdは
信号ENDを生成する為に用いられ得る。図12(D)
は、例えば、図9のゲートドライバ回路 122のVgdの
振舞いを示している。時刻t3において高インピーダン
スドライバはVccをトランス 136の一次巻線に印加
し、電圧Vcc/N2を2次巻線に生ぜしめ、ドライバ
ロジック 140をトリガーしてMOSFETのゲートを放電す
る。時刻t=t3及びt=t4の間においては、ゲート
電圧が放電しているが、電圧VgがVcc/N2より高
い故、ダイオード 138は逆バイアスされてトランス 136
は実質的な負荷を見ない状態である。しかし乍ら、時刻
t=t4においてゲート電圧がVcc/N2を下回り低
インピーダンス負荷(ダイオード 138に直列なスイッチ
142が導通している故)がトランス 136の2次巻線に表
われる。高インピーダンス1次ドライバ(すなわちスイ
ッチ 132及び抵抗 134)はこの負荷を支えることができ
ず、電圧Vgd(図12(D))は時刻t=t4におい
て急激に上昇する。Vgdにおける急激な上昇(137,
図12(D))は、MOSFETが非導通状態になったことを
精確に示すインジケータとして用いられ得る。
Is1が零に復帰するタイミングを示す信号EOCを生
成する電流トランスを用いる種々の対応を示している。
すなわち、図13(A)及び図13(B)はコンバータ
漏洩インダクタンストランス15の2次及び1次巻線に
直列に接続された電流トランスを示している。各図にお
いて、信号処理回路 171は、電流トランス82の2次巻
線に流れる電流Is2から信号EOCを導き出してい
る。この信号処理回路 171は既に説明した図1に示され
たタイプのものであってもよく、単に適当な閾値と電流
Is2とを比較する比較器であってもよい。また、別な
対応においては該信号処理回路はトランス15内を流れ
る電流(例えばIp又はIs1)の時間的変化率に基づ
いてEOC信号を生成してもよい。例えば図13(C)
は2次電流Isが零に復帰した時点において正の変化率
の電圧を生成することができる受動回路を示している。
図13(C)においては、1次電流Ipの上昇及び下降
が電流トランスの2次巻線を電流Is2が流れる原因と
なる。図13(D)において示したように、また図4を
参照して既に説明したように、電流Isには2次電流I
s1が零に達するに先立って零をよぎる。キャパシタ 1
77及び抵抗 178は電圧vs2の時間変換率にほぼ比例す
る信号EOCを生成する。電流Ip(及びIs2)が最
初に流れ始めるとき(時刻t=t1,図13(D))、
電圧vs2は上昇してダイオード 175によってクランプ
され信号EOC(図13(E))はt1に続く短い期間
で上昇しかつ下降する。時刻t1及びt2の間におい
て、ダイオード 175のクランプ効果は変化率をほぼ零と
するので、信号EOCはほぼ零である。時刻t=t2の
近傍において、電流Is2は零をよぎり、ダイオードが
非導通となり、電流Isが抵抗 176の中を流れ、電圧v
s2が負となる。時刻t=t4において、信号EOCは
電流Is1が零に復帰することを示す鋭い正の変化率を
示す。
及び図14(B)に示されている。これらの図において
示したように、漏洩インダクタンストランスはボビン 1
86a,186bに巻回された2つの巻線と、これらの巻線に鎖
交する透磁性磁性コア 192とを有する。このトランス1
5は印刷配線基板のような基板 182に搭載され、基板内
の孔 194に巻線が間挿され、コア 192の両端の底面が基
板の表面とほぼ一致している。基板 182の上の導体によ
って形成されたループ 184a,184bは、トランスの両端に
おいてコア 194の直下に存在する。ZCSコンバータの
動作において、トランスの漏洩磁束、すなわち図14
(B)における磁束ライン 190a,190b及び190cで示した
如き磁束ラインは巻線 186a,186bの一方にのみ鎖交し、
その磁束の時間的変化は2次電流Is1の時間変化によ
く追従する。コイルに誘起された電圧はその巻線に鎖交
する磁束の時間的変化率に比例する故、ループ 184a,18
4b内に誘起された電圧vcoila及びvcoilbはIs1の時間
的変化率に比例する。よって、いずれかのループから抽
出されたEOC信号(すなわち電圧vcoila又はvcoilb)
またはかかるループの1以上の相互結合から抽出された
信号はIs1の時間的変化率を示す波形を有する。例え
ば、図15(A)及び図15(B)はZCSコンバータ
のIs1及びvcoilの波形を示し、このZCSコンバー
タにおいては時刻tにおいて、Is1が自然に零に復帰
したであろう時刻に先立って開放されて一次電流をチョ
ッピングする。図15(C)及び15(D)はIs1が
零に復帰する時刻、すなわち、時刻t=t4と同一又は
それより後の時刻にターンオフする場合の波形を示して
いる。両方の場合において、vcoilの波形における急激
な正方向への立ち上り変化は電流Is1が零に復帰した
時点を明確に示しており、従って、これはEOC信号と
して用いられ得る。
ループ 184a,184bの単一の構成が種々のコンバータモジ
ュールに用いることが出来るという点である。このこと
は、例えば図13(C)に示したような電流トランス又
は抵抗のような電流検知素子を用いて直接電流を測定
し、この電流検知素子がケースバイケースで各コンバー
タモデルを特徴づける1次又は2次電流のレベルに合わ
せて形成されなければならないような構成とは大きく異
なる。例えば、 300VDC入力を受け入れかつ 300ワッ
トの5ボルト出力を供給するコンバータモデルは12ボ
ルト入力で50ワットの40ボルト出力のコンバータモ
デルに比較して2次又は1次電流の値が非常に異なるの
である。他方、双方のコンバータにおけるコントロール
回路の信号インターフェースレベルはほぼ同じである。
例えば、該コントロール回路はEOC信号に対して数 1
00ミリボルトのピーク値を求めることになるであろう。
このような状態のもとでは、種々のタイプの電流トラン
ス又は他のセンサが在庫として維持されて種々の異なる
コンバータモデルを製造しなければならない。しかしな
がら図14に示したアプローチにおいては各トランス1
5は例えば適当な巻数を有するボビン 186a,186bの対を
選ぶことによって普通に設計でき、トランスの磁束変化
は所定の範囲に納まるのである。電圧vcoilはトランス
内での磁束変化の関数であり、基板 182上の単一パター
ンのループ 184を用いることができ、変形を要すること
なく、殆ど無限の種類のコンバータモデルにおいてEO
C信号を生成することができる。
9のコンバータ100のランプ波形ジェネレータ 192及び
サーボ電圧コントローラ194の動作について説明する。
まず、コンバータの動作サイクルの初めにおいて、キャ
パシタ 208が放電されている。すなわち電圧Vrがほぼ
零であると仮定する。さらに、サーボ電圧Vsは、零よ
り大なる正の値であり、比較器 296による出力信号GL
はローであり、コンバータは平均負荷電力Vout*Io
を供給することとする。ここで、Ioは負荷に供給され
る平均電流であり、Voutは負荷の両端のDC電圧であ
る。また、リミッタ回路 297によって供給される電圧V
scの値はサーボ電圧コントローラ 194によって供給さ
れる電圧Vsに等しいと暫定的に仮定する。そして、サ
ーボ電圧コントローラ 194が、2次電流Is1が零に復
帰するタイミングにおいてMOSFETスイッチ 222が非導通
となるようにするためにいかにサーボ電圧Vsを調整す
るかについて2つの場合について説明する。この2つの
場合の1つの場合においてはスイッチ 222がコンバータ
の動作サイクルにおいて早すぎるタイミングにて開放さ
れる場合であり、他方の場合はスイッチ 222が遅れて開
放される場合である。図16(A)において、時刻t=
t1の時点で、ターンオンパルスがランプ波形ジェネレ
ータ 192に供給されて、これによってフリップフロップ
200の出力がセットされ信号Viが生成される。このこ
とによってスイッチ電流源 204が電流Iwによってラン
プキャパシタ 208の充電を開始し、これによって電圧V
rがリニアーに上昇する(図16(B))。ここで、ス
イッチ電流源 204,208は活性化されたとき所定値の電流
を供給し且つ不活性とされた時オープン回路となるよう
なタイプである。フリップフロップ 200の出力Viはフ
リップフロップ 298の出力をセットし、これによって、
モノステーブル 126をトリガーし、低インピーダンスド
ライバ 130がゲートドライバ回路 122を介してMOSFET22
2をターンオンせしめる。これによって、図16(E)
に示した2次電流Is1の流れによって示されるように
フォワード方向のエネルギ伝達が開始されるのである。
時刻t=t2において、電圧Vrは電圧Vs=Vsc=
V1に等しくなり、比較器 296の出力はハイとなり、信
号GLを生成し、フリップフロップ 298をリセットし、
高インピーダンスドライバ 132,134がゲートドライバ 1
22を介してMOSFETスイッチ 222をターンオフせしめるの
である。図12(D)を参照して既に説明したように、
時刻t3(図16(G))における電圧Vgdの急激な
立上りは信号ENDとしてサーボ電圧コントローラ 194
に供給される。図16に示した波形はスイッチ222が余
りにも早く開放される結果となるVsの値に対応するも
のであり、2次電流Is1が自然に零に一致するタイミ
ングに先立って遮断せしめられるのである。(図16
(E))。
192は、信号GLが時刻t=t2において生成されるま
では休止状態(すなわち、全てのトランジスタがオフで
ありかつVcc電源からは全く電流が流れない状態)で
ある。信号GLの供給によってトランジスタQ1ないし
Q4を介して回路がバイアスされる。例えば、もし信号
GLのピーク値が6Vであるとするならばトランジスタ
Q19及びQ20のベースにおけるバイアス電圧の値は
ほぼ6Vマイナス3*のVbeドロップ(すなわち6V
−3*0.6V=4.2V)である。一方、トランジス
タQ17及びQ18のベースにおけるバイアス電圧の値
はほぼ6Vマイナス2*Vbeドロップ(すなわち、6
V−2*0.6V=4.8V)である。もし、図16
(F)で示したように、信号EOCの値が、時刻t2に
おいて、約-250mvの阻止(holdoff)閾値より低いなら
ば、コントローラ 194が信号GLによって活性化されて
(トランジスタQ10は約−0.6Vより大なるEOCの
負の値をクランプするように働く)いる時、トランジス
タQ13及び及びQ15はトランジスタQ11を介して
阻止状態となされる。また信号ENDが時刻t2におい
てローである故、トランジスタQ14及びQ16は共に
オフである。その結果、電流Ic1及びId1がトラン
ジスタQ17及びQ18によって供給されて、トランジ
スタQ19及びQ20がオフとなり、サーボキャパシタ
212に流れ込み又は流れ出る電流は零である。しかし乍
ら、時刻t=t3において信号ENDがハイとなりトラ
ンジスタQ14及びQ16がターンオンし、その結果ト
ランジスタQ20のバイアスがオフとなりトランジスタ
Q17はターンオフしトランジスタQ19が活性化され
る。電流Ic2がトランジスタQ19によって供給さ
れ、トランジスタQ21及びQ22によって構成される
カレントミラーを介してサーボキャパシタ 212に流入し
て電圧Vsを増大せしめる。短時間の後、電流Is1が
零に復帰するので、信号EOCは零ボルトに向って減少
し、トランジスタQ13及びQ15がターンオンする。
これによってトランジスタQ19がターンオフし、サー
ボキャパシタ 212に流れ込む電流が停止する。以上の結
果、電圧Vsが図16(H)に示されるVuだけ増大
し、これによって、次のコンバータ動作サイクルにおい
てスイッチのオン時間t2からt1まで(図16)が増
加する。
明であることを理解すべきである。例えば、典型的なコ
ンバータにおいては、時間t2‐t1は 400乃至8ナノ
セカンドの範囲にあり電流の下降期間(t4‐t2,図
16(E))は40乃至 100ナノセカンドのオーダーで
ある。また、信号ENDの立上り(t3,図16
(G))から信号EOCの立下り(t4,図16
(E))は20ナノセカンドである。信号GLのパルス
幅は厳しく設定されてはいない。信号GLがハイになり
サーボ電圧コントローラ 194がバイアスされるとコント
ローラ 194の中のトランジスタのコレクタ容量に蓄積さ
れた電荷が回路が活性化されている短い時間に亘って回
路動作を保持するに十分である。図17はスイッチ 222
が余りにも遅くターンオフされる場合の回路動作を示し
ている。時刻t=t1においてターンオンパルスが回路
に供給され(図17(A))、図16を参照して上述し
たプロセスと同一のプロセスによってスイッチ 222がタ
ーンオンする。2次電流Is1が上昇しかつ下降して時
刻t=t2(図17(E))において零に復帰し、この
時点で信号EOCも零に復帰する。時刻t=t3におい
て、電圧Vrが上昇して電圧Vs=Vsc=Vs1に等
しくなり、信号GLが生成される。このことによって、
既に述べたように、サーボコントローラ 194が駆動され
る。しかし乍ら、時刻t=t3において信号EOCは零
ボルトであり、これは阻止閾値Vhより高いので、トラ
ンジスタQ13及びQ15はターンオンし、トランジス
タQ18及びQ19が不活性化され、トランジスタQ2
0が活性化される。電流Id2はサーボキャパシタ 212
から流出して電圧Vsを低減させる。短い時間の後に、
時刻t=t4において、END信号が生じ、電流Id2
が遮断される。この結果、電圧Vsが図17(H)のV
dだけ低くなり、これによって、次のコンバータ動作サ
イクルにおけるスイッチのオン時間t3‐t1(図1
7)を短縮せしめる。
ローラ 194は動作サイクル毎に電圧Vsを調整してスイ
ッチが非導通となるタイミングを自動的に2次電流Is
1が零に復帰するタイミングに合うようにするのであ
る。なお、サーボキャパシタ 212を充放電する電流Ic
2及びId2の値を設定する抵抗 201,203の抵抗比は約
4:1であることを知るべきである。その結果、コント
ローラのVsを増大させる作用すなわちスイッチのオン
時間を長くする作用は図16に示したようなエネルギ伝
達サイクルの間に電流をチョッピングするときの方が図
17に示したような動作サイクルの終了を越えてスイッ
チがオン状態を続けているような場合に比べてより大で
ある。この相違の1つの理由はスイッチがより早めにタ
ーンオフする場合の方がスイッチが同じ時間だけより遅
くターンオフするよりもスイッチにかかるストレスがか
なり大きいということである。換言すれば、2次電流が
零に復帰すべきタイミングよりもある時間だけ早くスイ
ッチをターンオフすることが、スイッチが同じ時間だけ
遅くターンオフする場合に比べてより大なる電流を遮断
することになるからである。(例えば図3を参照のこ
と)よって、コンバータがエネルギ伝達サイクルにおい
て電流チョッピングモードに入るならば、より大なる充
電電流Ic2がスイッチオン時間における粗い較正をな
し、多くの場合、それは次の動作サイクルにおいてスイ
ッチが余りにも長くオンし続ける値をとることになる。
しかしながら、これに続く複数の動作サイクルにおいて
比較的低い放電電流Id2が微細な較正を繰返すことに
よってオン時間をその理想的な値に向けて戻すのであ
る。このサーボコントローラの非対称な応答はシステム
の安定性に寄与する。潜在的に最も危険なタイミングエ
ラー(エネルギ伝達サイクルにおいて電流をチョッピン
グする方向のタイミングエラー)は、強い制御レスポン
スを生じ、これによって、スイッチのオン時間をより危
険の少ないタイミングエラーの領域(長すぎるターンオ
ン時間)の方にバイアスするのである。コントローラ
は、こうして、より緩やかに安定かつ最終的な動作点に
収斂をするのである。図9のランプ波形ジェネレータ 1
92はデューティサイクルキャパシタ 208の充電及び放電
時間の両方が制御自在とされている。そして、一旦ター
ンオンパルスが充電サイクルを開始せしめたならば、ジ
ェネレータ 192は充電及び放電サイクルが完了するまで
次のターンオンパルスには応答しないようにされてい
る。例えば、図16及び17において、電圧VrがVs
cに向けて上昇する割合は電流Iwに比例する。電圧V
rがVscに等しくなったとき、信号GLが生成され、
フリップフロップ 200がリセットされフリップフロップ
202がセットされ、スイッチ電流源 204が不活性化され
かつスイッチ電流源 206(電流Ix)が活性化され、デ
ューティサイクルキャパシタ 208が放電を開始する。電
圧Vrの放電割合は電流Ixに比例している。電圧Vr
が零に減少したとき、フリップフロップ 202が比較器 2
10の出力信号POKによってリセットされる(時刻t=
t5,図16(D)及び17(D))。時刻t1及びt
5の間において、NORゲート 213の出力はローであ
り、ランプ波形ジェネレータ 192は別のターンオンパル
スには応答しないように不活性化される。よってランプ
波形ジェネレータ 192に電圧コントローラ60から到来
するターンオンパルスの頻度に拘らず、ランプ波形ジェ
ネレータ 192はDmax=Ix/(Iy+Ix)より大な
るデューティサイクルD=ton/(ton+tof
f)にてスイッチ 222をターンオン及びターンオフさせ
ることは出来ない。
00の最大デューティサイクルを電流Iy及びIxの絶対
値及び相対値を調整することによって自動的に制御する
手段を有することである。例えば、MOSFETスイッチ 222
は最大許容降伏電圧定格Vpを有することとする。図1
8に示したように、スイッチ間電圧のピーク値Vpkは
コンバータデューティサイクル及び入力電圧の関数であ
り、次のように表わされる。すなわち、 Vpk=Vin/(1−D) もし充電電流IyがVinに比例するようになされ、放
電電流Ixが(Vp−Vin)に比例するようになされ
ると、Dmax=(Vp−Vin)/Vp=(1−Vi
n/Vp)であり、この結果を式(1)に代入すると最
大デューティサイクルを制限する効果によってスイッチ
間電圧がVpkmax=Vin/(1−Dmax)=Vpに等し
い値を超えることを防止するのである。
間についての上限(下限)を定めるのに用いられ、上記
した適当なデューティサイクル制限作用とともに用いら
れて、コンバータの過渡もしくは異常状態において、コ
ンバータが零電流スイッチングをなすデューティサイク
ルに常に収斂することを確実にするのである。例えば、
図9及び図2(A)からも明らかなように、零電流スイ
ッチングをなすZCSコンバータにおけるオン時間の最
大値は、約Tm=(3/2)*pi*sqrt(L1*
C)となる。ここで、L1はトランス15の漏洩インダ
クタンスの2次換算値であり、Cはキャパシタ20のキ
ャパシタンスである。しかしながら、零電流スイッチン
グが生じない動作状態やサーボ電圧コントローラ 194が
安定な動作点を発見できないような動作状態が存在す
る。例えば図9のコンバータが過負荷状態(すなわちI
oがIwより大なる状態)の下で動作したとき、また
は、図19に示すように、入力電圧VinがIw*N*
sqrt(L1*C)を下回った場合、2次電流Is1
(従って1次電流Ip)が零に復帰しない。このような
状態においては、サーボ電圧コントローラ 194によって
生成された電圧Vsに拘らず非零電流スイッチング動作
が生じ、過剰なスイッチロス又はスイッチ破壊を防止す
るために、スイッチのオン時間の最大値(時刻t=Tma
x,図19)を設定することが望ましい。このことは、
リミッタ 297を用いることによって、適当な上限をVs
に対して設定することによってなされる。例えば、デュ
ーティサイクルキャパシタ 208を充電する電流Iyの値
を、上記した如く、Vinに比例する(Iy=K1*V
in)とする。そうするとリミッタ 297がVscの最大
値をVscmax=(K1*Vin*Tmax)/C(図20)
に制限するならば、スイッチのターンオフはVsの値に
拘らずTmaxより以前のタイミングにて生ずるようにな
される。図20において更に示されているように、下限
Vscminもまた、リミッタ 297によって設定される。V
sが2つの限界値の上又は下に変化する故、Vscの最
大値及び最小値はVcsmax及びVscminによって定まる値
に制限される。
ことに加えて、放電電流Ixの値をVsがVsmaxを越え
たときは常にVs及びVscmaxの差に比例する値に低減
させるならば、非零電流スイッチング動作を生ずるよう
な異常状態のもとでもコンバータのデューティサイクル
が、零電流スイッチングが生ずるような動作周波数に収
斂するように常に自動的に調整されるのである。もし、
上記したように、VsがVsmaxを下回るとき、Ixが
(Vp−Vin)に比例する(すなわちIx=K1*
(Vp−Vin))と設定されかつVsがVsmaxを越え
たときIxはVs及びVsmaxの差に比例する値に低減さ
れる(すなわちIx=K1*(Vp−Vin−K2*
(Vs−Vsmax))、(K2は比較的大である)とする
ならば、コンバータのデューティサイクルは自動的に調
整されて、スイッチ電圧の最大値が観察されて非零電流
スイッチング状態の安定動作が生じないのである。
成を含む量子化コンバータのいずれのタイプにも適用さ
れ得る。例えば、図25は本発明によるZVSコンバー
タ 107の全体を示している。コンバータ 107は図9及び
11のコンバータ及び図22に示される種類のZVSコ
ンバータ17に含まれると同様な制御素子 192,194,29
6,297,298及びゲートドライバ 122を含んでいる。MOSFE
Tスイッチ 111がZVSコンバータ17において用いら
れるように示されている。ZVSコンバータのスイッチ
111のターンオンのタイミングは厳しいので、図25の
コンバータにおけるスイッチコントロールの位相は図9
のコンバータに示されたものに対して反対になってい
る。(図9における接続においてフリップフロップ 298
の入力が逆になっている。図25において、ターンオフ
パルスがランプ波形ジェネレータ 192に到来するように
なっている。各ターンオフパルスは電圧Vrの上昇を開
始せしめ、信号Viを生成して、フリップフロップ 298
をリセットしゲートドライバ 122を介してMOSFET 111を
ターンオフする。VrがVscに等しくなったとき、比
較器 296はフリップフロップ 298をセットし、従って、
ゲートドライバ 122を介してスイッチ 111をターンオン
する。この場合、信号EOCはスイッチ電圧Vswが零
に復帰したタイミング(すなわち図23における時刻t
=t4)を示しており、信号ENDはスイッチが導通す
るタイミングを示している。信号EOCは上記したと同
様な技術を用いて生成され得る。例えば、図26(E)
に示したように、電圧Vswの時間変化率に基づくEO
C信号をR‐C回路を用いて導く場合、EOC信号は、
スイッチが余りに遅くターンオンする場合(図26
(A))及び余りにも早くターンオンする場合(図26
(C))において、図26(B)及び図26(D)に示
した如く変化する。エネルギがゲートドライバ回路 122
によってMOSFETスイッチ 111のターンオン時のゲート容
量に転送される故ゲートドライバトランスの一次電流I
kが上昇しかつ下降する(図13(D)に示した波形の
ように)事実に基づいてEND信号を生成する方法があ
る。よって、図13(C)に示したと同様な電流トラン
ス較正がゲートドライバ回路 122の高インピーダンスド
ライバ 130に直列に配置されるならば、この回路におい
て生成される信号の立ち上りエッジ(図13(E)の時
刻t=t4)がEND信号の生成のために用いられ得
る。
イッチング較正の相似性の故に図25に示された種類の
コントローラ 107が双方に用いられ得る。図11に示し
たコントローラ 194はMOSFETスイッチにのみ用いられる
訳ではない。コントローラ 194は、信号ENDがスイッ
チの導通状態の変化した時点を示す限り、バイポーラト
ランジスタ、IGBTとのいずれの種類のスイッチに用
いられても十分動作するのである。ZCSコンバータに
おけるEND信号の別な生成方法としては、スイッチ間
電圧の変化率を測定する方法及びコンバータトランスの
磁気コアをリセットするために用いられる回路を流れる
電流を測定する方法がある。例えば、図1のZCSコン
バータの一部が、ビンチアレリ氏の“Optimal Resetti
ng of the Transformer's Core in Single Ended Forwa
rd Converters”と題する米国特許第 4,441,146号に記
載されたタイプのリセット回路 300を含むように図21
において示されている。スイッチ22が非導通状態にな
ったとき、磁化電流Imagがリセット回路に流れ込
み、これが電流トランス又は抵抗によって検知されて得
られる検知信号がENDとして用いられる。
て例えば、本発明は、本明細書において示されたコンバ
ータの全ての非アイソレーションタイプを含む非アイソ
レーション量子化コンバータ(すなわちアイソレーショ
ントランスを含まないコンバータ)にも適用され得る。
よって、図10は図9のコンバータの一部を示し、この
図において、アイソレーションZCSバック(buc
k)コンバータが漏洩インダクタンストランス15をデ
ィスクリートなインダクタンス 115に置換してかつリセ
ット回路 300を除くことによって非アイソレーションZ
CSバックコンバータと置換されている。この場合、図
10における電流Is1がスイッチ 222を流れ、EOC
信号がスイッチ電流(2次電流というよりも)が実際に
零に復帰するタイミングに対応する以外は図16及び1
7の波形の全てが適用され得るのである。また、本発明
は、零電流又は電圧条件以外の構成によってスイッチ移
行タイミングを調整する為にも用いられる。例えば、上
記したコントローラは当該スイッチの状態変化が電圧又
は電流の特定の値のときに生ずるように、あるいは零電
圧または電流状態に先立つあるいは後続する特定のタイ
ミングにて生ずるように変形することも容易である。か
かる場合において、EOC信号の生成は次のような構成
に基づいてなされ得る。すなわち該信号がスイッチ電圧
又は電流の測定によって、あるいはゼロ等の特定の値に
電流又は電圧が達することを検知することによって、あ
るいはスイッチの状態変化が生ずる固定のタイミングに
基づいて生成するようにすることも出来るのである。
る。
る。
る。
なう動作波形を示す図。
ロック図。
す図。
る場合の波形を示す図。
るタイミングにてターンオフした場合の動作波形を示す
図。
アイソレーション型のZCSコンバータを示す回路図。
非アイソレーション型のZCSコンバータを示す回路
図。
例を示す回路図。
の動作波形を示す図。
タイミングを検知する変形例及びその動作波形を示す
図。
るトランスの斜視図及び側面図。
るタイミングにてターンオフした時の動作波形を示す
図。
も遅くターンオフした場合の波形を示す図。
の関係を示す図。
ンバータ内の動作波形を示す図。
特性を示す図。
る回路を含むZCSコンバータの一部を示す図。
トローラを示す図。
ZVSコンバータの実施例を示す図。
何に生成されるかを示す図。
図。
Claims (60)
- 【請求項1】 入力電源から負荷に供給される電力を変
換する電力変換装置であって、 一連の動作サイクルの各々において導通状態及び非導通
状態の間を移行するように制御されるスイッチを含む量
子化コンバータと、 (i)前記動作サイクルの1つにおける前記移行の実際
に生ずるタイミング及び(ii)前記移行の生ずべき望ま
しいタイミングの間のエラーを、前記動作サイクルの前
回サイクルにおいて生じた前記エラーの前回値に関する
情報に基づいて低減させるスイッチコントローラと、を
有することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記量子化コンバータは、ZCSコンバータからなるこ
とを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記量子化コンバータは、ZVSコンバータからなるこ
とを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記量子化コンバータは、共振スイッチングコンバータ
からなることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記所望のタイミングは、前記量子化コンバータ内を流
れる電流の値が前記動作サイクルにおいて所定の値に達
したタイミングに対応することを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項6】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記所望のタイミングは、スイッチを流れる電流を示す
電流の値が前記動作サイクルにおいて所定の値に達する
タイミングに対応していることを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項7】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記所望のタイミングは、前記スイッチを流れる電流が
前記動作サイクルにおいて所定の値に達するタイミング
に対応することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項8】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記所望のタイミングは、前記量子化コンバータ内の電
圧が前記動作サイクルにおいて所定の値に達するタイミ
ングに対応していることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項9】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記所望のタイミングは、スイッチに係る電圧の値が前
記動作サイクルにおいて所定の値に達するタイミングに
対応していることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項10】 請求項5乃至9のいずれか1記載の電力
変換装置であって、前記所定の値はほぼ零であることを
特徴とする電力変換装置。 - 【請求項11】 請求項5乃至9のいずれか1記載の電力
変換装置であって、前記エラーがほぼ零に低減せしめら
れることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項12】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記エラーがほぼ零に低減せしめられることを特徴とす
る電力変換装置。 - 【請求項13】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは前記動作サイクルにおいて
前記スイッチの移行が生ずるタイミングを検知すること
を特徴とする電力変換装置。 - 【請求項14】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは前記スイッチ内を流れる電
流を示す電流の値が前記動作サイクルにおいて所定の値
に達したタイミングを検知することを特徴とする電力変
換装置。 - 【請求項15】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは前記スイッチに係る電圧を
示す電圧の値が前記動作サイクルにおいて所定の値に達
したタイミングを検知することを検知することを特徴と
する電力変換装置。 - 【請求項16】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは、 前記動作サイクルの1つにおいて前記スイッチの移行が
生ずる第1のタイミングを検出する第1ディテクタと、 前記スイッチ内を流れる電流の大きさを示す電流が前記
動作サイクルの前記1つにおいて所定の値に達する第2
のタイミングを検出する第2ディテクタと、 前記第1のタイミング及び前記第2のタイミングの差に
基づいて前記動作サイクルの次の1つにおける前記第1
のタイミングを制御するコントロール素子と、を有する
ことを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項17】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは、 前記動作サイクルの1つにおいて前記スイッチの移行が
生ずる第1のタイミングを検出す第1ディテクタと、 前記スイッチに係る電圧の大きさを示す電圧が前記動作
サイクルの前記1つにおいて所定の値に達する第2のタ
イミングを検知する第2ディテクタと、 前記第1のタイミング及び前記第2のタイミングの差に
基づいて前記動作サイクルの次の1つにおける前記第1
のタイミングを制御する制御素子と、を有することを特
徴とする電力変換装置。 - 【請求項18】 請求項14乃至17のいずれか1に記載
の電力変換装置であって、前記所定の値は零であること
を特徴とする電力変換装置。 - 【請求項19】 請求項16または17記載の電力変換装
置であって、前記制御素子は前記差をほぼ零に低減せし
めることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項20】 請求項1記載の電力変換装置であって、
前記スイッチコントローラは、 前記動作サイクルの1つにおける経過時間を示す第1信
号Vrと第2信号Vscとを比較し、 前記第1信号が前記第2信号に等しくなったとき前記ス
イッチの移行を開始せしめることを特徴とする電力変換
装置。 - 【請求項21】 請求項20記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチコントローラは、前記前回エラーの値
に基づいて調整される第3信号Vsに前記第2信号Vs
cを等しく設定することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項22】 請求項20記載の電力変換装置であっ
て、前記経過時間は、前記動作サイクルの前記1つにお
ける前記スイッチの移行の実際の発生タイミングと前記
スイッチの移行の別の発生タイミングとの差であること
を特徴とする電力変換装置。 - 【請求項23】 請求項21記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチコントローラは、前記第3信号Vsを
調整して前記エラーをほぼ零に低減することを特徴とす
る電力変換装置。 - 【請求項24】 請求項23記載の電力変換装置であっ
て、前記第2信号Vscの値は、 (i)信号Vsの値が下限値Vscmin及び上限値Vscmax
によって定まる範囲内にあるときは前記第3信号Vsの
値に、 (ii)Vs<VscminのときはVscminに、 (iii)Vc>Vscmaxの時はVscmaxに、 等しくなるように設定されることを特徴とする電力変換
装置。 - 【請求項25】 請求項24記載の電力変換装置であっ
て、前記下限値Vscmin及び上限値Vscmaxは前記スイッ
チが前記スイッチの状態の一方に止まる最小及び最大時
間長の限界を設定することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項26】 請求項25記載の電力変換装置であっ
て、前記限界値は前記スイッチのオン時間の最小及び最
大値を設定することを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項27】 請求項24記載の電力変換装置であっ
て、前記下限値Vscmin及び上限値Vscmaxの値は前記入
力電源の値の関数であることを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項28】 請求項20記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチコントローラは前記スイッチの移行の
実際の発生タイミングからある時間長において前記動作
サイクルの次のサイクルが開始されることを禁止するこ
とを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項29】 請求項28記載の電力変換装置であっ
て、前記コンバータのデューティサイクルが前記スイッ
チに係る電圧が所定の値Vpを越えさせるような値をと
ることが禁止されていることを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項30】 請求項29記載の電力変換装置であっ
て、前記量子化コンバータはZCSコンバータからな
り、前記コンバータの安定状態は非零電流スイッチング
状態においては禁止されることを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項31】 請求項20記載の電力変換装置であっ
て、前記第1信号は前記経過時間の増大に従って増大す
ることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項32】 請求項31記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチコントローラは、前記エラーが負であ
るときは前記第2信号を増大し、前記エラーが正である
ときには前記第2信号を減少せしめることを特徴とする
電力変換装置。 - 【請求項33】 請求項13記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチに係る電圧の変化率が検知されること
を特徴とする電力変換装置。 - 【請求項34】 請求項13記載の電力変換装置であっ
て、前記スイッチはMOSFETからなり、そのゲート‐ソー
ス電圧が前記MOSFETの閾値をよぎるタイミングが検知さ
れることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項35】 請求項13記載の電力変換装置であっ
て、前記量子化コンバータは、アイソレーショントラン
スと前記アイソレーショントランスの磁気コアをリセッ
トするために前記トランスの巻線に接続されたリセット
回路とを有し、前記巻線及び前記リセット回路の間の磁
化電流の転流が検知されることを特徴とする電力変換装
置。 - 【請求項36】 請求項14記載の電力変換装置であっ
て、前記検知のための電流トランスを更に有することを
特徴とする電力変換装置。 - 【請求項37】 請求項14記載の電力変換装置であっ
て、前記電流の変化率が検知されることを特徴とする電
力変換装置。 - 【請求項38】 請求項14記載の電力変換装置であっ
て、磁性部品を流れる電流によって生ずる磁束が検知さ
れることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項39】 請求項14記載の電力変換装置であっ
て、前記量子化コンバータは、更に、漏洩インダクタン
ストランスを有し、前記トランスから発する漏洩磁束が
検知されることを特徴とする電力変換装置。 - 【請求項40】 請求項39記載の電力変換装置であっ
て、さらに前記検知のために前記トランスの近傍に配置
された導電性ループを有することを特徴とする電力変換
装置。 - 【請求項41】 請求項15記載の電力変換装置であっ
て、前記電圧の変化率が検知されることを特徴とする電
力変換装置。 - 【請求項42】 入力電源から負荷に供給される電力を変
換する電力変換装置であって、 動作サイクルの各々において導通及び非導通状態の間を
移行するように制御されるスイッチを含むZCSコンバ
ータと、 (i)前記動作サイクルの1つにおける前記移行の実際
の発生タイミング及び(ii)前記移行の所望の発生タイ
ミングのエラーを前記動作サイクルの先行する1つにお
いて生じた先行エラーに基づいてほぼ零に低減せしめる
スイッチコントローラと、を有することを特徴とする電
力変換装置。 - 【請求項43】 入力電源から負荷に供給される電力を量
子化変換する方法であって、 一連の動作サイクルの各々においてスイッチをしてその
導通及び非導通状態の間を移行せしめる行程と、 (i)前記動作サイクルの1つにおける前記移行の実際
の発生タイミング及び(ii)前記移行の所望の発生タイ
ミングの間のエラーを、前記動作サイクルの先行する1
つにおいて生ずる先行エラーに関する情報に基づいて低
減させる行程と、からなることを特徴とする方法。 - 【請求項44】 量子化コンバータ内のスイッチを制御す
る方法であって、 前記コンバータの1つの動作サイクル内において前記ス
イッチがその導通及び非導通状態の間の移行をなす第1
のタイミングを検知する行程と、 前記スイッチに関連する電気的パラメータが前記コンバ
ータの1つの動作サイクル内において所定の値に達する
第2のタイミングを検知する行程と、 前記第1及び第2タイミングの時間差に基づいて前記動
作サイクル内の第1タイミングを調整する行程と、から
なることを特徴とする方法。 - 【請求項45】 請求項44記載の方法であって、前記電
気的パラメータは前記スイッチを流れる電流であること
を特徴とする方法。 - 【請求項46】 請求項44記載の方法であって、前記電
気的パラメータは前記スイッチに係る電圧であることを
特徴とする方法。 - 【請求項47】 請求項44,45又は46記載の方法で
あって、前記所定の値は零であることを特徴とする方
法。 - 【請求項48】 請求項44,45又は46記載の方法で
あって、前記時間差はほぼ零となるように制御されるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項49】 請求項44,45又は46記載の方法で
あって、前記調整行程は、さらに、 前記動作サイクルにおける経過時間を示す信号Vrを生
成する行程と、 信号Vscの値を設定する行程と、 前記VrがVscに等しくなったとき前記スイッチの移
行の相対的タイミングを開始する行程と、をさらに有す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項50】 請求項49記載の方法であって、前記設
定行程は、 前記時間差に基づいて変化する信号Vsに前記Vscを
等しく設定する行程を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項51】 請求項50記載の方法であって、さら
に、前記信号Vscを上限値Vscmax及び下限値Vscmin
によって囲まれる範囲内を変化せしめる行程を更に有す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項52】 請求項51記載の方法であって、前記上
限値及び下限値は、前記コンバータの入力電圧Vinの
関数として変化せしめられることを特徴とする方法。 - 【請求項53】 請求項44,45又は46記載の方法で
あって、さらに前記スイッチの移行の発生に続いてある
時間だけ次の動作サイクルの開始を禁止する行程を有す
ることを特徴とする方法。 - 【請求項54】 請求項44記載の方法であって、さら
に、前記スイッチの移行の発生タイミングに続くある時
間だけ別の動作サイクルの開始を禁止するステップを含
むことを特徴とする方法。 - 【請求項55】 請求項54記載の方法であって、さら
に、前記ある時間を調整して非零スイッチング状態にお
いては前記コンバータの動作を禁止する行程を有するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項56】 請求項54または55記載の方法であっ
て、さらに、前記ある時間を調整して、前記コンバータ
のデューティサイクルが、前記スイッチにかかる電圧を
して所定値Vpを越えせしめるような値をとることを禁
止行程を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項57】 量子化コンバータに用いる方法であっ
て、 前記コンバータに含まれる磁性部品を流れる電流によっ
て誘起された磁束を測定する行程と、前記コンバータの
動作サイクルにおいて前記コンバータ内のスイッチの電
流が零になるタイミングを該測定磁束に基づいて検知す
る行程と、からなることを特徴とする方法。 - 【請求項58】 請求項57記載の方法であって、前記磁
束測定行程は、前記磁性部品の近傍に配置された導電性
ループ内に生ずる電圧を測定する行程からなることを特
徴とする方法。 - 【請求項59】 漏洩インダクタンストランス及びスイッ
チを含むタイプのZCSコンバータに用いる方法であっ
て、 前記漏洩インダクタンストランスの近傍に導電性ループ
を設けて前記漏洩インダクタンストランスから生ずる漏
洩磁束が前記機導電性ループに鎖交するようになす行程
と、前記導電性ループ内に生ずる電圧を測定する行程
と、 前記コンバータの動作サイクルにおいて前記スイッチ内
容を流れる電流が零になるタイミングを該測定電圧に基
づいて検知する行程と、からなることを特徴とする方
法。 - 【請求項60】 入力電源から負荷に供給される電力を変
換する量子化コンバータであって、前記コンバータの一
連の動作サイクルの各々において導通及び非導通状態の
間を移行するように制御されるスイッチを含む量子化コ
ンバータに用いるコントローラであって、 (i)前記動作サイクルの1つにおいて前記スイッチの
移行が実際に生ずるタイミングと、(ii)前記スイッチ
の移行の所望の発生タイミングとの間のエラーを、前記
動作サイクルの先行する1つにおいて生じた先行エラー
に関する情報に基づいて低減させる回路を有することを
特徴とするコントローラ。
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