JP2769203B2 - 複数画面合成方法 - Google Patents

複数画面合成方法

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JP2769203B2 JP22700489A JP22700489A JP2769203B2 JP 2769203 B2 JP2769203 B2 JP 2769203B2 JP 22700489 A JP22700489 A JP 22700489A JP 22700489 A JP22700489 A JP 22700489A JP 2769203 B2 JP2769203 B2 JP 2769203B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,複数の画面を整合する複数画面合成方法に
関するものである。
〔従来の技術〕
映画館,レジャー施設等において、多くの観衆に臨場
感をもたらすべく,大画面ディスプレイへの像再生が行
われている。代表的な表示方式として,一台のプロジェ
クターから大画面へ投影を行う方式がある。また,立体
感を得る方式として,両眼視差分離メガネを使用した方
式があり,大画面内の左右目用の再生像を空間的に分離
再生する。いずれにしても,一台のプロジェクターから
大画面へ投影を行うので,画像の分解能は大幅に低下す
る。より分解能をあげるべく複数のプロジェクターを用
いて像を再生する方式により画像の分解能の向上が望ま
れる。
第5図ないし第8図は夫々従来の方式を説明する図で
ある。第5図図示においては,観察者4の前方に,プロ
ジェクター3によりスクリーン1に単一の大画面2を表
示する方式を表している。この方式は,最も簡素な大画
面表示であるが,単一のプロジェクターを用いているた
めに,かなり粗な画像が観察者に提供されるという欠点
がある。
第6図図示においては,観察者7の前方にもうけた複
数のディスプレイ5により表示する方式を表している。
この方式は,同一の四角の形状のディスプレイをそのデ
ィスプレイの縁が重力方向に対して,平行,または,垂
直になるように配置した構成をとるようにしている。し
かしながら,明らかに,お互いのディスプレイの境目6
が存在し,観察者に違和感をもたらしている欠点があ
る。
第7図図示においては,観察者12の前方に,単一の画
像をプロジェクター11により複数のスクリーン8へ表示
する方式を表している。この方式は,同一の画像情報を
複数に分解しているので,より精細な画像情報10が観察
者に提供される。しかしながら,隣合う画面の接合面9
が重力方向に対して,平行,垂直方向であるので,人の
視覚心理の観点から最も観察者に接合面が知覚される効
果をもたらしているので,大画面による臨場感が損なわ
れている欠点がある。
第8図図示においては,画像処理により複数画面の合
成を行う方式を表している。入力景観12′をマトリクス
状に配置された複数のカメラ13により入力し,各カメラ
間の映像信号に対してレベル処理14を行う。ここでは,
各カメラ13からの輝度信号,色信号のばらつきの補正を
行い,複数の画面を合成した場合につなぎ目を少なくす
るようにする。次に,幾何学的な補正15を行う。複数の
カメラ13を設定する際,各カメラの向きが異なってしま
うために,画面の合成を施すと不連続な画像となってし
まうことがある。そこで,カメラ13の向きに応じた各画
像間の補正が不可欠である。すなわち,機械的なカメラ
の位置決めでは精度上限界があるので,アフィン変換の
様な画像処理依存の処理が必要となる。最終的に各カメ
ラから入力され,合成された像を再生表示16として表示
する。しかしながら,未だ再生像にはつなぎ目を含む不
連続な景観像となる欠点を有する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の表示方式では,複数の画面の接合を行った際
に,その接合方向が重力方向に対して,平行または垂直
方向であるために,観察者に対して,接合面が比較的強
く知覚させられる非所望な効果を生じ臨場感を損なう問
題があった。
本発明は、上記従来方法の問題点を解決し,視覚心理
の原理に基づいて,複数の画面間の接合面の知覚を軽減
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,上記目的を達成するため,複数のプロジェ
クターからディスプレイ上へお互いの整合面が重力方向
に対して,斜めになるように投影することを最も主要な
特徴とする。
〔作 用〕
従来技術とくらべると,分割された画面と画面との接
合方向が重力方向に対して斜め方向となるようにディス
プレイを行うことから,画面と画面との接合線が知覚さ
れ難いものとなる。
〔実施例〕
本発明においては,カメラからの入力部から景観を取
り込んで光学的に複数の光路により画像分割部で分割さ
れた像情報を,画像分割表示部へ伝達し,投影型プロジ
ェクターにより表示部へ投影する。このとき,画像分割
部と画像分割表示部とにおいて,分離された個々の画像
が重力方向に対して斜め方向になるように処理される。
複数のプロジェクターからスクリーンに投影された複数
の画面において,お互いの画面の間の接合面の方向が重
力方向に対して接合面が斜めになるように投影すること
により,接合面の知覚が鈍くなり,ディスプレイ上につ
なぎ目を感じさせない大画面が生成される。
第1図は本発明を実施するための表示部の一実施例構
成図を示す。諸景観を入力する景観入力部101からの画
像は,画像分割部102において鏡を用いて4つの画像に
一様に分割される。この鏡は重力方向に対して斜め方向
の切り込みが入っている。続いて分割数が適正でない場
合には画像分割部102において,更に同様に4つの画像
に分割される。分割された夫々の画像はこのようにし
て,すべて重力方向に対してえ斜め方向の輪郭をもって
いる。画像分割表示部103において,個々の画像は個々
のプロジェクターを介して表示部104に投影される。
第2図(A)は画像分割部の処理態様を示し,第2図
(B)は画像分割部の断面概念図を示している。第2図
(A)において,カメラ入力部より取り込まれた画像20
は第一段目の鏡21により4つに分割される。その際,鏡
と画像とはその大きさが一致させてあるので,4つに分割
された画像は一様な輝度,歪みをもつものである。4つ
に分割された画像はそれぞれ反射鏡22,23を経て,次の
断の画像分割用鏡24,25,26,27により,さらに,4つに分
割される。第2図(B)において,カメラ入力部より取
り込まれた画像20は,鏡21で4つに等分分割され,夫々
鏡22,23を経て,再び鏡24,25により,4つに等分分割さ
れ,鏡28,29,30,31を経て,投影機32,33,34,35より一枚
の大型ディスプレイ50に表示される。
第3図は取り込まれた画像が等分分割されていく過程
を示す図である。取り込まれた画像20は,第一段目の画
像分割用鏡21により4つに均等分割された画像20−1と
なる。第二段目の例えば画像分割用鏡24により,画像20
−1の各領域が各々4つに均等分割された画像20−2と
なる。原の画像20は16の領域に均等分割される。第三段
目の画像分割用鏡により,画像20−2の各領域が各々4
つに均等分割され,原の画像20は64の領域に分割され
る。
第4図は第1図に対応した処理例を示す図であり,景
観入力部101で入力し,画像分割部102で分割された画像
は合像分割表示部103に伝送され,重力方向に対して斜
めの接合線で合成された画像が表示部104において図示
の如く投影される。
大画面における高精細な画像を得ることを目的に,一
つの場面を複数の画面に分割表示する際,人の視覚特性
を利用して,お互いの画面の整合線に対する知覚を軽減
するために,整合方向を重力方向に対して斜めにして主
観評価実験を行った。その結果,大画面の輪郭において
も,斜めに形成することで場面外に対する知覚もいっそ
う軽減し,観察者は,スクリーンとの距離をある一定に
おいた場合に時間の経過とともに,整合線は次第に知覚
されなくなった。
〔発明の効果〕
以上説明したように,本発明によれば,複数の画面を
ディスプレイ上で分割された画面と画面とを接合する
際,重力方向に対して,あらかじめ斜めに接合線が投影
されるようにすることで,つなぎ目を感じさせない大画
面を再生できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例構成図,第2図(A)は画像
分割部の処理態様,第2図(B)は画像分割部の断面概
念図,第3図は取り込まれた画像が等分分割されていく
過程を示す図,第4図は第1図に対応した処理例を示す
図,第5図ないし第8図は夫々従来の方式を説明する図
である。 101は景観入力部,102は画像分割部,103は画像分割表示
部,104は表示部,20は入力された画像,22,23,28,29,30,3
1は次の画像分割部へ像を反射させる鏡,21,24,25,26,27
は画像を重力方向に対して斜めの接合方向となるように
分割する鏡を表す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された単一の画像を拡大して表示する
    に当たって,当該単一の画像を複数の画面に分割して拡
    大した上で合成するようにした画像表示システムにおい
    て, 合成されるべき複数の画面の整合面の整合方向を重力方
    向に対して,斜め方向にした画面を合成するようにした
    ことを特徴とする複数画面合成方法。
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