JPH11504729A - 立体ディスプレイ装置 - Google Patents

立体ディスプレイ装置

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JPH11504729A
JPH11504729A JP9500239A JP50023997A JPH11504729A JP H11504729 A JPH11504729 A JP H11504729A JP 9500239 A JP9500239 A JP 9500239A JP 50023997 A JP50023997 A JP 50023997A JP H11504729 A JPH11504729 A JP H11504729A
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Abstract

(57)【要約】 1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段(2)と、前記観察可能な像を観察するため1つ又はそれより多くの観察領域を生成する手段(9)と、正の光学的拡大能を備えた光学素子(1)とを備えたディスプレイ装置である。前記素子は、光学素子が、前記観察領域の実像と前記観察可能な像の虚像とを形成するよう配置され且つ構成され、これによって、観察者の眼から、関連する観察領域の実像、光学素子及び観察可能な像を通じて光線を辿ることができる場合にのみ、前記虚像を観察者が見ることができる。本ディスプレイは自動立体ディスプレイとすることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】 ディスプレイ装置 本発明は、ディスプレイ装置に関する。 多くの立体ディスプレイが知られているが、特別な観察用補助器具(viewing aids)を使用せずに立体像の観察ができるディスプレイの種類が増えている。こ れらは、自動立体ディスプレイとして知られている。これらは、すべていくつか の視野限定手段(view determining means)を使用することを特徴とし、これに よって観察者の両眼の各々はスクリーン上の異なる像を見ることになる。 立体像において、ステレオペア(stereo pair)として知られている、同時に 撮った2つの2次元像(我々はこれらをハーフイメージと称する)が使用される 。立体感は、2つのハーフイメージの遠近の差異により生じる。各ハーフイメー ジは、観察者から一定の距離を隔てて形成され、観察者の両眼は該イメージに焦 点を合わせる。眼の調節は、奥行き情報を与えるために、脳によって解釈される 多くの視覚上の手掛かり(visual cues)の一つである。眼が2次元ハーフイメ ージに焦点を合わせる際、立体感によって与えられるいくらかの奥行き感の差異 は、前記調節によって与えられる奥行き情報と相反する。実 際には、この矛盾を制限する必要があり、制限しなければ観察者の不快感及び眼 精疲労が生じる。自動立体ディスプレイは、一般的に、これらハーフイメージを 観察スクリーン上に形成する。スクリーンのサイズは、通常、多くの要因によっ て厳しく制限され、前記調節と立体感の矛盾を最小にするため、3次元像はディ スプレイスクリーンに近接して形成される必要がある。観察者から一定の距離を 隔てたところで像が見えることは、3次元像システムの自明の特徴である。 この結果、3次元像のサイズもまた決定でき、はっきりと観察できる(これは 、奥行き情報が無いため、たとえ像のサイズが小さくても、大きな物体は大きな 物体に見える2次元像と対比し得る)。 上記現存の自動立体ディスプレイは、ディスプレイスクリーン自体よりも大き な物のフルサイズの像を表示できないため、どのような大きな物体も小さいスケ ールで表示しなければならず、2次元像と異なり、客観的に小さく見える。 この事実は、増加する3次元像の自然指向が、非現実的なスケール表示によっ て弱められるため、現存の自動立体ディスプレイの有用性を制限する。 本発明によれば、 (a)1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段と、 (b)前記観察可能な像を観察するため1つ又はそれより多くの観察領域を生成 する手段と、 (c)正の光学的拡大能を備えた光学素子とを備えたディスプレイ装置であって 、 前記素子(a)から(c)は、光学素子が、前記観察領域の実像と前記観察可 能な像の虚像とを形成するよう配置され且つ構成され、これによって、光線を観 察者の眼から関連する観察領域の実像、光学素子及び観察可能な像を通じて辿る ことができる場合にのみ、前記虚像を観察者が見ることができることを特徴とす るディスプレイ装置が提供される。 本発明は、観察者から任意の距離において、ディスプレイ自体のサイズに制限 されない任意のサイズの観察可能な像を形成すること可能にする。 都合の良い喩えは、窓である。非常に大きなシーンは小さな窓を通じて見るこ とができる。本発明において、大きなシーンは、あたかもディスプレイ窓を通じ てのように見ることができる。 本発明は、3次元像を眼鏡、ヘッドマウントディスプレイ又はこれに類似する 不都合な観察用補助器具を使用 することなく見ることができる手段を提供する。さらに、本発明は、ディスプレ イ自体よりもかなり大きくし得る像の観察を可能にする。 好適には、1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段は、LCD、 又は前記観察可能な像を投影するスクリーン(ホログラフィック光学素子とする こともできる)のようなイメージ担持(image bearing)手段を備える。 本発明の幾つかの実施形態を添付図面を参照して説明する。 図1は、本発明に係るディスプレイの概略の配置を示す。 図1Aは、図1の配置における1対の光線の例を示す。 図1Bは、図1における実像及び虚像の構築に使用される構築線を示す。 図2は、実際のディスプレイ装置の一部の概略的平面図である。 図3は、選択し得るコンポジットホログラフィック光学素子の概略図を示す。 図4は、液晶ディスプレイを組み込んだ他のディスプレイ装置の一部を示す。 図5は、さらに他の実施形態の一部を示す。 図6は、本発明のさらに他の実施形態の概略図である。 図7は、ホログラフィック光学素子が多数の焦点を備える、さらに他の実施形 態の概略図である。 図8は、ホログラフィック光学素子が1つの焦点を有し3対の観察ゾーンを生 成する、さらに他の実施形態の概略図である。 図9は、3つの光源が使用される、さらに他の実施形態の概略図である。 図1は、本発明に係るディスプレイの概略の配置を示す。 ディスプレイは、一対の重ね合わされた実像の2次元ハーフイメージ(2l( エル)、2r(図示せず)と称する)を生成するイメージ担持デバイス(image bearing device)2を備える。イメージ担持デバイス2は、集光光学系1(正の 光学倍率を備える)の後側焦点と光学系自体との間に位置する。2つのハーフイ メージ2l、2rは、図示しない手段により、各々視野限定用アパーチャ3、4 を備える。 この配置の効果により、重ね合わされたハーフイメージ2l、2rは、拡大さ れた虚像5を形成し、視野限定用アパーチャ3、4は、各々実像6、7を形成す る。 観察者は、左眼8l、右眼8rが概略図示した場所に あるように位置する。 両眼は、ステレオペア2の像5に焦点を合わせる。ハーフイメージ2l、2r の両方が重ね合わされているため、5l、5rの各々もまた重ね合わされること に注意する必要がある。 視野限定用アパーチャ3、4の像6、7は、図示のように実像を形成し、これ らの像6、7は、各ハーフイメージ2l、2rの像5l、5rが見える領域を決 定する。 便宜上、以後、像6、7を観察用アパーチャと呼ぶ。 図1においては、左眼8lがアパーチャ6を通じて拡大された左側のハーフイ メージ5lを観察し、右眼がアパーチャ7を通じて拡大された右側のハーフイメ ージ5rを観察するように、観察用アパーチャ6、7が好都合に配置された単純 な場合を示す。 明らかに、ステレオペア2の像5のサイズは、光学系1の直径よりもかなり大 きくすることができ、立体像は、虚像5の全体に位置し得る。したがって、眼の 調節と立体感との間の許容できない奥行きに関する手掛かりの矛盾を生じること がない、大きな3次元像を表示する比較的小さな自動立体ディスプレイを提供す るという我々の目的を達成する。 図1Aは、いくつかの光線例を付加した図1の配置を 示す。 光線48から50を考える。集光光学系1がない場合、観察者は、左手の観察 領域の虚像3からの光線を想像する。光線48は、2次元像2を通って光学系1 に向かう。光学系1で光線48は曲げられ、光線49になる。光線49は、光線 50で示すように像5から発せられたように眼には見える。光学系1は、2次元 ディスプレイ手段2の虚像5と同様に、拡散領域(diffuse zones)(3、4) の実像(6、7)を形成することに注意しなければならない。左側のハーフイメ ージを照明する光が拡散領域3の実像6を形成する光と同じである結果、48か ら50のような光線を眼8l、観察領域の実像6及び光学系1を通して辿ること ができる場合にのみ、左側のハーフイメージを見ることができる。同じことが右 眼及びそれに関連する像について当てはまる。図示のように、右眼は左側観察領 域6に向かうどの光も見ることができないことに注意しなければならない(同じ ことが左眼が見得るものにも明らかに当てはまる)。結果的に、各眼は、5にお いて異なる2次元像を見る。 図1Bは、図1の実像及び虚像の構築に使用される幾つかの構築線を示す。破 線40から43は、虚像5の構築に使用される光線である。破線44から47は 、観察 領域6、7の実像の構築に使用される。 次に、いくつかの実際の構成について述べる。 光学系1は、単レンズ又は組合せレンズとすることができる。光学系1は、ミ ラー又は組合せミラーとすることもできる。光学系1は、ホログラフィック光学 素子若しくは回折光学素子又はこのような素子の組合せとすることもできる。光 学系1は、例えば、レンズ及びミラーのような異なる種類の素子の組合せとして もよい。 光学系1は軸心から外れて作動することが多く、この場合、光学系1によって 生ずる若干の収差により画素の像をぼやけさせるため、より均質の像を生成する という利点が得られる。 ステレオペアディスプレイ2及び領域3、4に関しては、光学的に達成する多 くの方法がある。 第1に、ステレオペア2l、2rは、ホログラフィックスクリーンへの投影に よって与えることができる。 縮尺を合わせていない平面図である図2によれば、ステレオペア2は、左側及 び右側のハーフイメージをホログラフィック素子9へ各々投影する一対のプロジ ェクタ10l及び10rによって与えられる。ホログラフィック素子9は、適切 に配置された光源で照明された場合、一様な拡散領域を再生する。プロジェクタ 101は光源 と考えることができ、拡散領域3を再生する。プロジェクタ10rも同じように 作用し、拡散領域4を再生する。領域3及び4の間の変位は、プロジェクタ10 l及び10rの間の変位によって生じる。領域3及び4は、無限遠で虚像又は実 像として再生され得る。 ホログラフィック素子9は、単純な透過型ホログラム又は反射型ホログラムと することができ、図3に示すように、回折格子11、ルーバスクリーン(louvre d screen)12及び拡散領域のホログラフィックレコーディング13からなる構 造とすることもできる。この構造は分散補償(dispersion compensation)を与 える。格子11及びホログラム13の光学的拡大能の総計は、ゼロ近傍である必 要があり、格子11及びホログラム13は、等しく且つ逆向きの分散を与えるよ う作成される。この特定の構造を用いて、光学系1は、ホログラム又はホログラ ムコンビネーション9に接触した状態で、それとプロジェクタ10との間又はそ れと観察位置との間のもう一方の面に配置することができる。これは、像の拡大 が生じず、図1のように、領域3、4が実像6及び7として形成される限られた 場合を表す。ホログラムスクリーン9及びレンズ1が分離している場合(且つレ ンズがスクリーン9及び観察者の間にある場合)には、前述のよう に像の拡大が生じる。 分散補償を使用しない場合は、良好な演色性(colour rendition)を得るよう 、領域3、4は無色角(achromatic angle)で傾けられる。 (10lに3つのプロジェクタを備えることもでき、3つの各々は、1つの色 分解(colour separation)を投影し、プロジェクタは、異なるように色付けさ れた領域3が重複するように配置される。同様の配置がプロジェクタ10rに使 用される。) 第2に、ステレオペア2l、2rは、単一の透過性イメージ素子及び単一のホ ログラムによって与えることができる。 この実施形態において、ステレオペア2及び領域3、4は、光源、ホログラム 、透過性イメージ担持パネルの組合せによって生成される。透過性イメージ担持 パネルは、LCDとすることができ、以下にそれについて述べる。 縮尺を合わせていない概略的垂直断面である図4を参照する。 LCD14は、2組の画素集合15及び16からなると考えられる(図には、 各々の2つのみ示す)。画素集合15は、その間において左側のステレオハーフ イメー ジを表示し、画素集合16は、右側のステレオハーフイメージを表示する。ホロ グラム17は、LCDに隣設される(図示した場合は後方にあるが、前方にあっ てもよい)。ホログラム17は、重複してもしなくてもよい2組の要素18、1 9からなり、光ビーム20で照射される。説明のために幾つかの光線を図示した が、図示したものと必ずしも平行でない、より多くの図示し得る光線があること は明らかである。 光20の一部はホログラム要素18を照射し、光の拡散領域の像3を再生する 。図示した場合において、これは、回折光線21が像3から生じたように見える 虚像である。回折光線21は、画素集合15の一部を通過することに注意しなけ ればならない。ホログラム及びLCDは、ホログラム要素18の集合の全ての部 分によって回折する光が、画素集合15の部分を通過するが画素集合16のどの 部分も通過しないように配置されている。光21は、画素集合15によって表示 される像により変調される。ホログラム要素集合19、像4、光線22及び画素 集合16の場合にも、同じことが必要な変更を加えて生じる。 2つの虚像3、4は、一様に照明された光の拡散領域の像であり、同一平面上 にあり、重複及び隙間が無い状 態で側面が互いに隣接している(図は、分かりやすくするため僅かに歪められて おり、正確に図示されていない)。 光学素子1と結合された場合、領域3、4は、各々左側及び右側の観察領域を 形成する実像6、7として再び像を生成する。 第3に、ステレオペア2l、2rは、2つの分離したLCD及びビームスプリ ッタによって形成することができる。ステレオペア2は、ステレオハーフイメー ジの1つ又は両方の光学的像とすることができる。一方の像を他方の像に重複さ せる多くの光学的方法があるが、ビームスプリッタを利用する単純な方法につい て述べる。 図5によれば、左側のハーフイメージは、透過型ディスプレイ25に表示され 、そこを通過する光が拡散領域3から生じる又は生じるように見えるように照明 される。これを達成する一つの方法は、ハーフイメージ25を照明するのにホロ グラフィック素子を使用することである。これは、ディスプレイ全体の光学的設 計が拡散領域3が非常に距離を隔てた位置にあることを予定している場合や、そ れが虚像ではなく実像である場合に特に有効である。光28は、ハーフイメージ を通過した後、ビームスプリッタ27を通過して、光学系1に向かう。右側のハ ーフイメージは、ハーフイメージ26の像がハーフイメ ージ25に重ね合わされ、領域4が領域3に隣接するように見えるよう、光29 がビームスプリッタ27で反射するという唯一の差異を有する以外、同様に表示 され照明される。一度反射した光29は、光28と平行を維持しつつ光学系1に 向かう。 上記のものは、ステレオペア2及び領域3、4が、適切にディスプレイが機能 するように配置され得るいくつかの方法である。マイクロレンズアレイ、プリズ ムアレイ、タイムシーケンシャルディスプレイの使用を通じて作動させられ得る 他のいくつかのアプローチもある。 次に、光学系1の動作及び構成をより詳細に見る。 この状況におけるホログラフィック光学素子の使用は好ましい。このような素 子が、透明で平坦なガラス片のように見え、観察者がそれらを透き通して見るこ とができるため、立体像が、光学系1を通じて見る実シーンに重ね合わさるよう に見え得るからである。 図6は、そのような配置の一つの図を示す。 ステレオペア2は、ステレオペア2を通過する光30が反射型ホログラフィッ ク光学素子(HOE)1によって集束されるように照明され、集束した光31は 観察者に向かって進み、2つのステレオハーフイメージを照明する拡散領域3、 4(図示せず)の拡散実像7及び6を 形成する。光31は、一見ステレオペア2の拡大された虚像5から発する存在し ない光32の連続したものであるように見える。 全色作動のため、HOE1は、ステレオペア2で使用される主な色を反射する ように作成された全色反射型ホログラムでなければならない。 透過型HOEを使用して同様の配置がなされ得るが、この場合は、鮮明な像を 得るために、追加の光のフィルタリング(又は、単色光源の使用)が必要とされ る。 図6において、HOE1の代わりにミラーを使用することもできる。他の形状 でも十分良好に機能するが、理想的には、このミラーは軸外れ放物面鏡とするべ きである。 図6において、ステレオペア2が光学系1の反対側にある場合、単レンズ(又 はレンズの組合せ)を使用することができる。単レンズを使用する場合、配置は 明らかに同軸になる。 同種(例えば、全てレンズ)又は異種(例えば、レンズ、ミラー及び/又は回 折素子)のいくつかの光学系の組合せでよい複合光学系を使用することも有効で ある。 上述した種類の実際のディスプレイを用いて、観察者が像又は立体感を見失う ことなく動くことができるのが 望ましい。1人より多くの観察者が立体像を同時に楽しむことができるのもまた 望ましい。これらの目的を達成する的確な方法は、観察領域3、4がどのように 形成されるかに依存する。一般的な方法は以下のようである。 複合観察による解決策:立体感のためにただ2つの像を与える代わりに、各像 に対応する観察領域が隣接するように形成され、自由に動く観察者の眼が連続す る観察領域を通して動くように配置された複合観察点を与える。どの点でも(制 限内において)各眼は異なる像を見る。これが視差感を与えるということを理解 するのは容易である。ディスプレイの構造によって課せられる制限内で、観察者 は、見かけの3次元像を見回すことができる。同様に、2人(又はそれより多く )の観察者は、異なる観察領域を通して見ることができ、異なる遠近感から見か けの3次元像を認識する。 しかしながら、このような解決策は、解像度及び帯域幅の要求が高いという点 で好ましくない。人的要因の研究は、平滑感を生成するためには、数百とは言わ ないまでも数ダースのこのような2次元の遠近感が必要とされることを示してい る。 可動観察領域による解決策:複合観察による解決策によって課される高解像度 の要求を避けるため、ディスプ レイは、ちょうど左側及び右側の観察領域と共に作成され、観察者自身の位置の 変化に応じて領域3及び4の位置を動かすための手段を与えることができる。こ れは、通常、照明用光源を動かすことを意味する(例えば、図4における光源2 0又は図2におけるプロジェクタ10l、10rの位置)。これは、観察者が3 次元効果を低下させることなく動くことを可能にし、ステレオハーフイメージの 遠近感もまた変化した場合、連続する視差感が達成され得る。1人より多くの観 察者がディスプレイを同時に使用しなければならない場合、各観察者に観察領域 6、7を与える必要がある。これは、対応する複数の観察領域対3、4もまた与 える必要があることを意味する。また、それらを与える方法は、それらが生成さ れる方法に依存する。以下に示すのは、実行可能な方法である。 ・光学素子1は、多数の焦点を有するHOEとして作成することができ、これに よって複合観察位置を生成する。これは、図7に示されており、ホログラフィッ ク光学素子は3つの焦点を有するように作成されている(例えば、3つの物体ビ ーム及び1つの参照ビームを与えることにより)。初期の観察領域3、4のおよ その位置が図示されている(しかし、それらは虚像であることに注意しな ければならない)。光学系2は3つの像を生成する。3つの虚像5、5'、5"は 、2によって生成され、これらは、3つの分離した観察位置に対応する、関連す る実像の観察領域6、7;6'、7';6"、7"を通して見ることができる。 ・拡散領域3、4を生成するのに使用されるホログラフィック素子は、観察領域 対6、7;6'、7';6"、7"等に対応する複合観察領域対3、4;3'、4'; 3"、4"等を生成するために作成され得る。図8に示すように、この場合におけ る光学素子は、ただ1つの焦点を有する。3つの観察領域対3、4;3'、4'; 3"、4"が図示されているが、これらの数及び相対位置は、イメージ担持手段2 に関連する光学素子によって決定される。それらは、光学系1によって、実像6 、7;6'、7';6"、7"を形成するように像を生成し、3つの観察位置を与え る。 ・複合拡散領域3、4は、異なる位置の多数の光源を使用することによって生成 可能である。図9に示すように、各々の光源は、それ自体の拡散領域対3、4を 生成し、次に、観察領域対6、7;6'、7';6"、7"等として像が生成される 。図9には、3つの光源51、51'、51"が示されている。この場合、光学素 子は、1つの焦点のみを有し、観察領域の数及び位置は、光源51等の数 及び位置に対応する。このような構成は、光源51の位置を動かすことによって 、観察領域3、4を動かすことを可能にする。あるいは、いくつかの光源の同時 使用は、対応する観察領域3、4等を対応する数の観察者に同時に与える。この 解決策は、数人の観察者が独立して追跡することができるように、上述した可動 観察領域による方法と組み合わせることができる。 図7、8及び9は、本発明の一実施形態である複合又は可動観察領域を達成す る方法を示す。同様の方法が他の実施形態にも適用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年7月14日 【補正内容】 明細書 立体ディスプレイ装置 本発明は、立体ディスプレイ装置に関する。 多くの立体ディスプレイが知られているが、特別な観察用補助器具(viewing aids)を使用せずに立体像の観察ができるディスプレイの種類が増えている。こ れらは、自動立体ディスプレイとして知られている。これらは、すべていくつか の視野限定手段(view determining means)を使用することを特徴とし、これに よって観察者の両眼の各々はスクリーン上の異なる像を見ることになる。 立体像において、ステレオペア(stereo pair)として知られている、同時に 撮った2つの2次元像(我々はこれらをハーフイメージと称する)が使用される 。立体感は、2つのハーフイメージの遠近の差異により生じる。各ハーフイメー ジは、観察者から一定の距離を隔てて形成され、観察者の両眼は該イメージに焦 点を合わせる。眼の調節は、奥行き情報を与えるために、脳によって解釈される 多くの視覚上の手掛かり(visual cues)の一つである。眼が2次元ハーフイメ ージに焦点を合わせる際、立体感によって与えられるいくらかの奥行き感の差異 は、前記調節によって与えられる奥行き情報と相反する。実際には、この矛盾を 制限する必要があり、制限しなけれ ば観察者の不快感及び眼精疲労が生じる。自動立体ディスプレイは、一般的に、 これらハーフイメージを観察スクリーン上に形成する。スクリーンのサイズは、 通常、多くの要因によって厳しく制限され、前記調節と立体感の矛盾を最小にす るため、3次元像はディスプレイスクリーンに近接して形成される必要がある。 観察者から一定の距離を隔てたところで像が見えることは、3次元像システムの 自明の特徴である。 この結果、3次元像のサイズもまた決定でき、はっきりと観察できる(これは 、奥行き情報が無いため、たとえ像のサイズが小さくても、大きな物体は大きな 物体に見える2次元像と対比し得る)。 上記現存の自動立体ディスプレイは、ディスプレイスクリーン自体よりも大き な物のフルサイズの像を表示できないため、どのような大きな物体も小さいスケ ールで表示しなければならず、2次元像と異なり、客観的に小さく見える。 この事実は、増加する3次元像の自然指向が、非現実的なスケール表示によっ て弱められるため、現存の自動立体ディスプレイの有用性を制限する。 本発明によれば、 (a)複数の観察可能な像を生成し、各観察可能な像が 共通のシーンの異なる透視図を備える手段と、 (b)前記観察可能な像を観察するため複数の観察領域を生成し、前記観察領域 が、使用に際し観察者の眼の各々が異なる観察可能な像を見るように配置され、 これによって観察者が前記共通シーンの3次元立体像を楽しむことを可能にする 手段と、 (c)正の光学的拡大能を備えた光学素子とを備えた立体ディスプレイ装置であ って、 前記素子(a)から(c)は、光学素子が、前記観察領域の実像と前記観察可 能な像の虚像とを形成するよう配置され且つ構成され、これによって、観察者の 眼から、関連する観察領域の実像、光学素子及び観察可能な像を通じて光線を辿 ることができる場合にのみ、前記虚像を観察者が見ることができ、さらに、前記 複数の観察可能な像を生成する手段は、前記光学素子と該光学素子の後側焦点と の間にあるイメージ担持手段を備えることを特徴とする立体ディスプレイ装置が 提供される。 本発明は、観察者から任意の距離において、ディスプレイ自体のサイズに制限 されない任意のサイズの観察可能な像を形成すること可能にする。 都合の良い喩えは、窓である。非常に大きなシーンは小さな窓を通じて見るこ とができる。本発明において、 大きなシーンは、あたかもディスプレイ窓を通じてのように見ることができる。 本発明は、3次元像を眼鏡、ヘッドマウントディスプレイ又はこれに類似する 不都合な観察用補助器具を使用することなく見ることができる手段を提供する。 さらに、本発明は、ディスプレイ自体よりもかなり大きくし得る像の観察を可能 にする。 イメージ担持手段は、・・・とすることができる。 請求の範囲 1.(a)複数の観察可能な像を生成し、各観察可能な像が共通のシーンの異 なる透視図を備える手段と、 (b)前記観察可能な像を観察するため複数の観察領域を生成し、前記観察領域 が、使用に際し観察者の眼の各々が異なる観察可能な像を見るように配置され、 これによって観察者が前記共通シーンの3次元立体像を楽しむことを可能にする 手段と、 (c)正の光学的拡大能を備えた光学素子とを備えた立体ディスプレイ装置であ って、 前記素子(a)から(c)は、光学素子が、前記観察領域の実像と前記観察可 能な像の虚像とを形成するよう配置され且つ構成され、これによって、観察者の 眼から、関連する観察領域の実像、光学素子及び観察可能な像を通じて光線を辿 ることができる場合にのみ、前記虚像を観察者が見ることができ、さらに、前記 複数の観察可能な像を生成する手段は、前記光学素子と該光学素子の後側焦点と の間にあるイメージ担持(image bearing)手段を備えることを特徴とする立体 ディスプレイ装置。 2.前記観察可能な像は、1つのイメージ担持手段に表示され、該イメージ担 持手段の部分が1つの像及び他の部分の他の像を表示するようにされ、さらに、 該イメ ージ担持手段は、観察領域限定用光学装置と組み合わされ、これによって、1つ の像を表示する部分を通過する光が前記イメージ担持手段から離れた位置に観察 領域を形成し、他の像を表示する部分を通過する光もまた、各観察領域が他の観 察領域に関して異なる位置に形成されるように、離れた位置の観察領域を形成す ることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。 3.前記観察可能な像は、分離されたイメージ担持手段によって形成され、該 像は、各像に関連する観察領域が異なる位置で互いの像に関連する観察領域を形 成するように、視野限定用スクリーンに投影されることを特徴とする請求項1又 は2に記載のディスプレイ装置。 4.前記1つ又はそれより多くの領域を生成する手段は、レンズアレイを備え ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のディスプレイ装置。 5.前記1つ又はそれより多くの領域を生成する手段は、第1に拡散観察領域 を実像又は虚像として生成するホログラフィック光学素子を備えることを特徴と する請求項1から4のいずれかに記載のディスプレイ装置。 6.前記視野限定用スクリーンは、分散補償(dispersion compensation)を 生じるように少なくとも1つの回折格子と組み合わされた拡散観察領域を生成す るホログ ラフィック光学素子を備えることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装 置。 7.前記観察可能な像は、分離されたイメージ担持手段と、それらの両方が同 じ位置に位置するように見えるように前記イメージ担持手段を重ねるべく配置さ れたさらなる光学的手段(例えば、ビームスプリッタ)によって形成されること を特徴とする請求項1から6に記載のディスプレイ装置。 8.各イメージ担持手段は、追加の観察領域限定用光学装置と結合され、該観 察領域が第1に実像又は虚像とされ得ることを特徴とする請求項7に記載のディ スプレイ装置。 9.前記観察領域限定用光学装置は、使用に際し各観察可能な像に関連する観 察領域が異なる位置に形成されるように拡散像を生成するホログラフィック光学 素子を備えることを特徴とする請求項8に記載のディスプレイ装置。 10.前記観察領域生成手段は、各観察領域を拡散虚像として形成するホログラ フィック光学素子を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の ディスプレイ装置。 11.前記観察領域生成手段は、各観察領域を拡散実像 として形成するホログラフィック光学素子を備えることを特徴とする請求項1か ら10のいずれかに記載のディスプレイ装置。 12.前記観察可能な像を生成する手段は、該観察可能な像を連続的に生成する ことを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載のディスプレイ装置。 13.前記観察可能な像は、イメージ担持手段に表示され、該イメージ担持手段 は、該イメージ担持手段から離れた位置に観察領域を形成する光学素子と組み合 わされ、前記観察領域の位置は、前記光学素子を照明する光源の位置に依存し、 これによって、各分離された観察可能な像及び必要とする観察領域用の少なくと も1つの光源が与えられ、1つの観察可能な像が表示される際に照明光によって 前記観察領域が1つの位置に形成され、第2の観察可能な像が表示される際に異 なる光が光学素子を照明し第2の観察領域が異なる位置に形成されるように全体 が配置され、観察者がいくつかの像のフリッカーを知覚しないように見続けるの に十分早く、連続する像の連続的表示及び関連する観察領域の形成がなされるこ とを特徴とする請求項12に記載のディスプレイ装置。 14.前記1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段は、液晶ディス プレイであることを特徴とする 請求項1から13のいずれかに記載のディスプレイ装置。 15.前記イメージ担持手段を照明するのに使用される光源の位置は、使用に際 し、前記観察領域の位置を移動させるよう変更することができることを特徴とす る請求項1から14のいずれかに記載のディスプレイ装置。 16.観察者が立体感を失うことなく動き得るように、前記観察領域が前記観察 者の頭の動きに応じて動くべく、前記光源が動くことを特徴とする請求項15に 記載のディスプレイ装置。 17.各観察可能な像が1つ又はそれより多くの観察領域と関連し、これによっ て、1人又はそれより多くの観察者がディスプレイを同時に使用することを可能 にすることを特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のディスプレイ装置 。 18.前記光学素子は、反射型又は透過型ホログラフィック光学素子(HOE) 、レンズ、ミラー又はそれらの任意の組合せであることを特徴とする請求項1か ら17のいずれかに記載のディスプレイ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 トレイナー デビッド ジョン イギリス イ−2 8エヌエイチ ロンド ン ヨークトン ストリート 6 オーガ スチンズホール リッチモンド ホログラ フィック スタジオズ リミテッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段と、 (b)前記観察可能な像を観察するため1つ又はそれより多くの観察領域を生成 する手段と、 (c)正の光学的拡大能を備えた光学素子とを備えたディスプレイ装置であって 、 前記素子(a)から(c)は、光学素子が、前記観察領域の実像と前記観察可 能な像の虚像とを形成するよう配置され且つ構成され、これによって、観察者の 眼から、関連する観察領域の実像、光学素子及び観察可能な像を通じて光線を辿 ることができる場合にのみ、前記虚像を観察者が見ることができることを特徴と するディスプレイ装置。 2.複数の観察可能な像が生成され、各像はそれぞれの関連する観察領域を有 することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。 3.各観察可能な像は、共通のシーンの異なる透視図であり、前記観察領域は 、使用に際し観察者の眼の各々が異なる観察可能な像を見るように配置され、こ れによって観察者が前記共通シーンの3次元立体像を楽しむことができることを 特徴とする請求項2に記載のディスプ レイ装置。 4.前記観察可能な像は、1つのイメージ担持(image bearing)手段に表示 され、該イメージ担持手段の部分が1つの像及び他の部分の他の像を表示するよ うにされ、さらに、該イメージ担持手段は、観察領域限定用光学装置と組み合わ され、これによって、1つの像を表示する部分を通過する光が前記イメージ担持 手段から離れた位置に観察領域を形成し、他の像を表示する部分を通過する光も また、各観察領域が他の観察領域に関して異なる位置に形成されるように、離れ た位置の観察領域を形成することを特徴とする請求項2又は3に記載のディスプ レイ装置。 5.前記観察可能な像は、分離されたイメージ担持手段によって形成され、該 像は、各像に関連する観察領域が異なる位置で互いの像に関連する観察領域を形 成するように、視野限定用スクリーンに投影されることを特徴とする請求項2又 は3に記載のディスプレイ装置。 6.前記1つ又はそれより多くの領域を生成する手段は、レンズアレイを備え ることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のディスプレイ装置。 7.前記1つ又はそれより多くの領域を生成する手段は、第1に拡散観察領域 を実像又は虚像として生成する ホログラフィック光学素子を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか に記載のディスプレイ装置。 8.前記視野限定用スクリーンは、分散補償(dispersion compensation)を 生じるように少なくとも1つの回折格子と組み合わされた拡散観察領域を生成す るホログラフィック光学素子を備えることを特徴とする請求項5に記載のディス プレイ装置。 9.前記観察可能な像は、分離されたイメージ担持手段と、それらの両方が同 じ位置に位置するように見えるように前記イメージ担持手段を重ねるべく配置さ れたさらなる光学的手段(例えば、ビームスプリッタ)によって形成されること を特徴とする請求項2又は3に記載のディスプレイ装置。 10.各イメージ担持手段は、追加の観察領域限定用光学装置と結合され、該観 察領域が第1に実像又は虚像とされ得ることを特徴とする請求項9に記載のディ スプレイ装置。 11.前記観察領域限定用光学装置は、使用に際し各観察可能な像に関連する観 察領域が異なる位置に形成されるように拡散像を生成するホログラフィック光学 素子を備えることを特徴とする請求項10に記載のディスプレイ装置。 12.前記観察領域生成手段は、各観察領域を拡散虚像として形成するホログラ フィック光学素子を備えることを特徴とする請求項1から11のいずれかに記載 のディスプレイ装置。 13.前記観察領域生成手段は、各観察領域を拡散実像として形成するホログラ フィック光学素子を備えることを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載 のディスプレイ装置。 14.前記観察可能な像を生成する手段は、該観察可能な像を連続的に生成する ことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載のディスプレイ装置。 15.前記観察可能な像は、イメージ担持手段に表示され、該イメージ担持手段 は、該イメージ担持手段から離れた位置に観察領域を形成する光学素子と組み合 わされ、前記観察領域の位置は、前記光学素子を照明する光源の位置に依存し、 これによって、各分離された観察可能な像及び必要とする観察領域用の少なくと も1つの光源が与えられ、1つの観察可能な像が表示される際に照明光によって 前記観察領域が1つの位置に形成され、第2の観察可能な像が表示される際に異 なる光が光学素子を照明し第2の観察領域が異なる位置に形成されるように全体 が配置され、観察者がいくつかの像のフリッカーを知 覚しないように見続けるのに十分早く、連続する像の連続的表示及び関連する観 察領域の形成がなされることを特徴とする請求項14に記載のディスプレイ装置 。 16.前記1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段は、液晶ディス プレイであることを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のディスプレ イ装置。 17.前記イメージ担持手段を照明するのに使用される光源の位置は、使用に際 し、前記観察領域の位置を移動させるよう変更することができることを特徴とす る請求項1から16のいずれかに記載のディスプレイ装置。 18.観察者が立体感を失うことなく動き得るように、前記観察領域が前記観察 者の頭の動きに応じて動くべく、前記光源が動くことを特徴とする請求項17に 記載のディスプレイ装置。 19.各観察可能な像が1つ又はそれより多くの観察領域と関連し、これによっ て、1人又はそれより多くの観察者がディスプレイを同時に使用することを可能 にすることを特徴とする請求項1から18のいずれかに記載のディスプレイ装置 。 20.前記光学素子は、反射型又は透過型ホログラフィック光学素子(HOE) 、レンズ、ミラー又はそれらの任意の組合せであることを特徴とする請求項1か ら19 のいずれかに記載のディスプレイ装置。 21.前記1つ又はそれより多くの観察可能な像を生成する手段は、イメージ担 持手段を備えることを特徴とする請求項1から20のいずれかに記載のディスプ レイ装置。 22.前記イメージ担持手段は、前記光学素子と該光学素子の後側焦点との間に あることを特徴とする請求項21に記載のディスプレイ装置。
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