JP2002107667A - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

Info

Publication number
JP2002107667A
JP2002107667A JP2000295210A JP2000295210A JP2002107667A JP 2002107667 A JP2002107667 A JP 2002107667A JP 2000295210 A JP2000295210 A JP 2000295210A JP 2000295210 A JP2000295210 A JP 2000295210A JP 2002107667 A JP2002107667 A JP 2002107667A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
group
display device
image
dimensional
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000295210A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Hirayama
雄三 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000295210A priority Critical patent/JP2002107667A/ja
Publication of JP2002107667A publication Critical patent/JP2002107667A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 立体表示装置において光線数を多くすると一
つの視差画像情報が少なくなってしまい、光線数を少な
くすると光が眼に届かない場合があった。 【解決手段】 空間中に3次元実像を形成する表示装置
において、該実像の観察者側に近い端の近傍に透過率5
0%以上、透過光のごく一部(20%以下)が拡散光と
なるスクリーンを設けることで光線数が少なくても焦点
調節を容易にし、かつ、スクリーンの奥の実像も観測で
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミューズメン
ト、インターネットショッピング、携帯端末、医療、バ
ーチャルリアリティ、広告看板などで利用可能な、立体
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から各種の立体視装置が知られてい
るが一般にその原理は複数の視差画像を表示してそれら
を再構成することにより立体感を得るようにしたもので
ある。
【0003】しかしながら、例えば2眼式では焦点位置
はディスプレイ面にあり、注視物体のある輻輳位置とは
空間的ずれがあり、いわゆる焦点調節と輻輳距離の不一
致から再現される空間に違和感が生じて疲れやすいとい
う問題がある場合が多かった。
【0004】これに対し、体積表示型と呼ばれる方式は
三次元空間内に文字通り体積表示するもので自然な立体
視が可能である。ただし、この場合には表示面を機械的
に高速で動かす必要があるなど実現が困難であった。
【0005】これを解決する方法として光線再生法と呼
ばれる「微小光源アレイと、該微小光源アレイから焦点
距離だけ離れて配置された結像レンズと、前記微小光源
アレイと結像レンズの間に配置された再生用画像記録媒
体とを有する立体像再生部とにより構成されていること
を特徴とする立体像記録再生装置」が特開平10-239785
に述べられている。
【0006】この方法では、例えば図4に示すように、
白色光源301と、拡散板302と、フーリエ変換レン
ズ303と、ピンホールアレイ板304とを用いて二次
元配列された複数の微小光源を形成する。各光源(ピン
ホール)からの光は、再生用記録画像308の情報を載
せて結像レンズ305により再生像306として空間中
に結像される。なお、結像系の結像レンズ305は、ピ
ンホール面304から焦点距離fだけ離して設けられ、
立体像再生用記録画像308は、ピンホールアレイ板3
04と結像レンズ305の間に置かれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の立体表示装置で
は、N本の異なる方向に射出された光線は、N個のピン
ホールを経由して結像系(結像レンズ305等)に進
み、さらに、観測者307へと進む。このN本の光線の
いずれかが、観測者307の網膜上に届けば、この点が
観測者に見えるわけである。
【0008】しかしながら、一般に光線の本数を多くし
たいが、ピンホールの密度を高くしすぎるとピンホール
画像が小さくなり、画像情報が少なくなってしまう。一
方、光線数を少なくすると、光線間に隙間ができるた
め、光が眼に届かない場合があり、この部分の像情報が
得られなくなってしまうという問題点があった。
【0009】従来、これに対して、眼の応答速度より速
く、時間的にピンホールの位置を動かし、画像もそれに
合わせて表示する時分割表示法が考案されているが、こ
の方法ではある程度解決可能であるが、非常に複雑な可
動手段が必要となってしまうという問題があった。
【0010】また、従来の立体表示装置では、立体像再
生用記録画像308が、ピンホールアレイ板304と結
像レンズ305の間に置かれているため立体像再生用記
録画像308で散乱した光が見えてしまうという問題も
あった。
【0011】本発明はこれらの問題を解決するためにな
されたものであり、視差画像情報の載った光線群を多方
向から入射させて三次元実像を形成させる立体表示装置
において、複雑な可動手段を必要としない簡単な構成に
より、より精細な三次元実像を形成し、自然な立体視を
実現させることを、その課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1に係る発明は、視差画像情報の載った光線群
を多方向から入射させ、該光線群の輻輳位置に3次元実
像を形成する立体表示装置において、前記輻輳位置に前
記光線群を拡散させる拡散部を設けたことを特徴とする
立体表示装置である。
【0013】なお、請求項1に記載の立体表示装置にお
いて、前記拡散部は、透過率が約50%以上で、且つ透
過光の20%以下が拡散光となる材料で形成されている
ことが好ましい。
【0014】また、請求項1又は2に記載の立体表示装
置において、前記拡散部は、前記3次元実像が形成され
る範囲の観察者側に設置されたフィルム材で構成されて
いることが好ましい。
【0015】さらに、請求項1又は2に記載の立体表示
装置において、前記拡散部は、前記3次元実像が形成さ
れる範囲に、所定間隔で配列された複数枚のフィルム材
で構成することができる。
【0016】これらの発明によれば、拡散部において光
線群の一部が拡散されるため、光線群の隙間が拡散光に
より補完され三次元実像を形成する光があらゆる方向に
ついてほぼ均等となる。このような構成にすることで観
察者が少ない光線数でも自然な立体視が可能となる。
【0017】すなわち、観察者は、三次元実像を見る際
に、拡散部に僅かに映った3次元実像の一番手前側の像
を見ることになり、手前の像に焦点がいったん合うこと
でその実像の奥行きを見るときにも、自然に無意識のう
ちに視線や頭部を動かし、光線が眼に届くようになるわ
けである。
【0018】このようなことが可能になる拡散部の条件
としては拡散部を通して奥が見えるように透過率が十分
高いこと、実像の一部が拡散部に映ることが重要であ
る。本発明者等は、このような条件を満たす範囲を実験
的に求めた結果、スクリーンの透過率は50%以上であ
り、透過光の20%以下がスクリーン面上で拡散光とな
ることが適していることを見出した。
【0019】また、請求項5に係る発明は、画像情報の
載った光線群を多方向から入射させ、該光線群の輻輳位
置に3次元実像を形成する立体表示装置において、前記
光線群は、第一の光線群と第二の光線群とから形成さ
れ、光軸上に所定角度をもって設置されたハーフミラー
と、前記第一の光線群を発生し、前記ハーフミラーの後
方から該第一の光線群を透過させる第一の光源系と、前
記第二の光線群を発生し、前記ハーフミラーに該第二の
光線群を反射させる第二の光源系と、前記ハーフミラー
から射出された前記第一の光線群と前記第二の光線群と
を、前記輻輳位置に入射させる集光手段とを有すること
を特徴とする立体表示装置である。
【0020】このような請求項5に係る発明によれば、
第一の光線群と第二の光線群とがハーフミラーにより重
ね合わされるため、光線の密度が2倍となり、より精細
な三次元実像を形成することができる。
【0021】なお、上述した各立体表示装置において、
前記光線群は、視差画像群を記録した再生用画像記録媒
体に、微少光源アレイからの光を入射させることにより
発生され、前記再生用画像記録媒体を、前記微小光源ア
レイと、ピンホールアレイとの間に配置し、前記ピンホ
ールアレイから焦点距離だけ離れて配置された結像レン
ズにより前記光線群を集光し、前記三次元実像を形成す
ることが好ましい。
【0022】このような構成によれば、微小光源アレイ
と、ピンホールアレイとの間に再生用画像記録媒体を配
置し、ピンホールから焦点距離だけ離れて配置された結
像レンズにより立体像を再生することで再生用画像記録
媒体で散乱された光をピンホールで遮断することがで
き、より精細な三次元実像を形成することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。
【0024】[第1の実施形態] (立体表示装置の構成)図1は、本発明の第1の実施形
態に係わる立体表示装置の構造を示す図である。
【0025】同図に示すように、本実施形態に係る立体
表示装置は、白色光源101と、拡散板102と、フー
リエ変換レンズ103と、再生用記録画像108と、ピ
ンホールアレイ板104と、結像レンズ105と、光線
群を拡散させる拡散部109とを有している。
【0026】前記、白色光源101、拡散板102及び
フーリエ変換レンズ103は、微少光源アレイ111を
構成するものであり、白色光源101から発生した光
は、拡散板102により微少な光線群に分光され、フー
リエ変換レンズ103で各々集光されて微少光源を形成
する。ピンホールアレイ104は、微少孔が多数設けら
れた板状体であり、再生用記録画像108で散乱した余
分な光を遮蔽するものである。
【0027】再生用記録画像108は、被写体を複数の
方向から撮像して得られた視差画像が、微少光源からの
光が入射する位置に記録されている。また、結像レンズ
105は、視差画像情報を載せた光線群を、被写体を撮
像した方向と一致する方向へそれぞれ屈折させ、輻輳位
置106において交差させるものである。
【0028】なお、本実施形態において、結像系の結像
レンズ105は、ピンホールアレイ板104から焦点距
離fだけ離して設けられ、再生用記録画像108は、微
少光源アレイ111と、ピンホールアレイ板104との
間に置かれている。
【0029】拡散部109は、本実施形態では、透過率
が約90%で、且つ透過光の3%が拡散光となる材料で
形成された、フィルムやスクリーンを用いており、3次
元実像が形成される範囲である輻輳位置106の観察者
107側に、光軸に対して垂直に設置されている。
【0030】(立体表示装置の作用・効果)このような
構成の本実施形態に係る立体表示装置では、白色光源1
01から射出された光線は、拡散板102で所定方向に
分光され、各分光はフーリエ変換レンズ103によって
それぞれ集光されて、ピンホールアレイ板104を経て
二次元配列された複数の微少光源を形成する。これらの
微少光源は、再生用記録画像108を通過する際に、再
生用記録画像108に記録された視差画像情報を載せた
光線群となり、これらの光線群は、結像レンズ105に
よって所定方向へ屈折され、輻輳位置において交差し、
三次元実像を形成する。
【0031】すなわち、輻輳位置106よりも観察者1
07側においては、被写体を撮像した方向と一致する方
向に各視差画像の光が射出され、被写体によって反射さ
れる光と同等の光が観察されることとなり、輻輳位置1
06に三次元実像が再構成されることとなる。そして、
輻輳位置106からの光は、拡散部109を透過した
後、その一部が拡散される。
【0032】拡散部109を設けた場合、拡散部109
上には3次元実像の観察者側の端が投影されるため、三
次元実像に対する焦点調節を容易に行うことができ、ま
た、拡散部109を通して奥行きを観察することも可能
である。さらには、再生用記録画像104からの散乱光
も除かれており、良質な立体像が観測可能となる。
【0033】[第2の実施形態] (立体表示装置の構成)図2は、本発明の第2の実施形
態に係わる立体表示装置の構造を示す図である。本実施
形態では、上述した第1実施形態において輻輳位置10
6の観察者107側に一枚だけ設けた拡散部109を、
3次元実像が形成される範囲である輻輳位置106に、
所定間隔で複数枚配列したことを特徴とする。
【0034】同図に示すように、本実施形態に係る立体
表示装置も、第1実施形態の場合と同様に、白色光源1
01から射出された光線は、拡散板102、フーリエ変
換レンズ103、及びピンホールアレイ板104により
形成された微少光源を、視差画像情報を載せた光線群と
し、これらの光線群を、結像レンズ105によって所定
方向へ屈折させ、輻輳位置106において三次元実像を
形成する。
【0035】そして、本実施形態では、輻輳位置106
には、複数枚のフィルム109a〜109dが配置され
ており、輻輳位置106に入射する光は、前段のフィル
ム109aから後段の109dにわたって順次透過・拡
散される。
【0036】(立体表示装置の作用・効果)このような
本実施形態に係る立体表示装置によれば、複数枚配列さ
れたフィルム109a〜109dに、被写体の奥行きに
距離に応じた立体画像が表示されるため、三次元実像に
対する焦点調節をより容易に行うことができ、また、拡
散部109a〜109dを通して奥行きを観察すること
も可能である。さらには、再生用記録画像104からの
散乱光もより確実に除かれており、良質な立体像が観測
可能となる。
【0037】[第3の実施形態]図3は、本発明の第3
の実施形態に係わる立体表示装置の構造を示す図であ
る。同図に示すように、本実施形態に係る立体表示装置
も、上述した第1及び第2の実施形態と同様に、画像情
報の載った光線群を多方向から入射させ、光線群の輻輳
位置206に3次元実像を形成するものである。
【0038】具体的には、本実施形態に係る立体表示装
置は、光軸L上に所定角度をもって設置されたハーフミ
ラー211と、ハーフミラー211の背後に配置された
第一の光源系201と、光軸Lと直行する位置に配置さ
れた第二の光源系202と、ハーフミラー211から射
出された第一の光線群と前記第二の光線群とを輻輳位置
206に入射させる集光手段である結像レンズ205と
を有している。
【0039】第一の光源系201は、第一の光線群を発
生し、ハーフミラー211の後方から第一の光線群を透
過させるものであり、白色LED(図示せず)と、第一
のピンホールアレイ204と、第一の再生用記録画像2
08とから構成されている。また、第二の光源系202
は、第二の光線群を発生し、ハーフミラー211に第二
の光線群を反射させるものであり、白色LED(図示せ
ず)と、第二のピンホールアレイ209と、第二の再生
用記録画像210とから構成される。
【0040】第一の光源系201では、白色LEDから
の光線群はピンホールアレイ204を経て、第一の再生
用記録画像208を通過する際に視差画像情報を載せ、
ハーフミラー211を透過し、結像レンズ205に入射
される。同時に、第二の光源系202では、白色LED
で発生された光線群は、ピンホールアレイ209を経
て、第二の再生用記録画像210の視差画像情報を載せ
てハーフミラー211により進行方向を直角に曲げられ
結像レンズ205に入射される。
【0041】そして、ハーフミラー211に入射された
第一及び第二の光線群は、ハーフミラー211より重ね
合わされて合成されることとなる。そして、合成された
光線群は結像レンズ205で所定方向(被写体を撮影し
た方向に一致する方向)に屈折され輻輳位置206で交
差し、三次元実像を形成する。
【0042】(立体表示装置による作用・効果)このよ
うな本実施形態に係る立体表示装置によれば、2系統の
光源系からの光線群を重ね合わせることから、観察者2
07側では、従来の2倍の密度の視差画像数が得られ
る。例えば、第一の再生用記録画像208に50個の視
差画像情報を記録し、第二の再生用記録画像210にも
50個の視差画像情報を記録しておいた場合には、合成
された三次元実像は、100個の視差画像情報から形成
されることとなるため、ごく自然な立体視が可能とな
る。
【0043】なお、本実施形態においては、再生用記録
画像208,210から射出された光は、直接結像レン
ズ205に入射されているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、再生用記録画像208又は210と、
結像レンズ205との間にピンホールアレイを追加し、
再生用記録画像208及び210で散乱される余分な光
を遮蔽するようにしても良い。このとき、結像レンズ2
05は、追加されたピンホールアレイから焦点距離だけ
離れて配置することが好ましい。
【0044】[変更例]なお、本発明は上述した各実施
形態に限定されるものではない。例えば第1の実施例と
第3の実施例を組み合わせて構成することもでき、詳細
は仕様に応じて適宜変更可能である。
【0045】例えば、第3の実施形態では、光線群の密
度が高いため輻輳位置206に拡散部109に相当する
構成を設けなかったが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、第1の実施形態と同様に、輻輳位置206
に、拡散部109に相当する透過率と拡散率を有するフ
ィルムやスクリーン等を設けてもよい。また、このフィ
ルムやスクリーンは、第2実施形態と同様に、複数枚を
所定間隔で配列させるようにすることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、視
差画像情報の載った光線群を多方向から入射させて三次
元実像を形成させる立体表示装置において複雑な可動手
段を必要としない簡単な構成により、より精細な三次元
実像を形成し、自然な立体視を実現させることができ
る。
【0047】この結果、従来得られなかった自然な立体
視が可能な高性能の立体表示装置を、低コストで実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる立体表示装置の構造を
示す概略構成図。
【図2】第2の実施形態に係わる立体表示装置の構造を
示す概略構成図。
【図3】第3の実施形態に係わる立体表示装置の構造を
示す概略構成図。
【図4】従来の立体表示装置の構成を示す概略構成図。
【符号の説明】
101・・・白色光源 102・・・拡散板 103・・・フーリエ変換レンズ 104・・・ピンホール 105・・・結像レンズ 106・・・輻輳位置 107・・・観察者 108・・・再生用記録画像 109・・・スクリーン(拡散部) 110・・・スクリーン上に投影された実像 204・・・第一のピンホールアレイ 205・・・結像レンズ 206・・・輻輳位置 207・・・観察者 208・・・第一の再生用記録画像 209・・・第二のピンホールアレイ 210・・・第二の再生用記録画像 211・・・ハーフミラー 301・・・白色光源 302・・・拡散板 303・・・フーリエ変換レンズ 304・・・ピンホールアレイ 305・・・結像レンズ 306・・・輻輳位置 307・・・観察者 308・・・再生用記録画像

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視差画像情報の載った光線群を多方向か
    ら入射させ、該光線群の輻輳位置に3次元実像を形成す
    る立体表示装置において、 前記輻輳位置に前記光線群を拡散させる拡散部を設けた
    ことを特徴とする立体表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の立体表示装置におい
    て、 前記拡散部は、透過率が約50%以上で、且つ透過光の
    20%以下が拡散光となる材料で形成されていることを
    特徴とする立体表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の立体表示装置に
    おいて、 前記拡散部は、前記3次元実像が形成される範囲の観察
    者側に設置されたフィルム材で構成されていることを特
    徴とする立体表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の立体表示装置に
    おいて、 前記拡散部は、前記3次元実像が形成される範囲に、所
    定間隔で配列された複数枚のフィルム材で構成されてい
    ることを特徴とする立体表示装置。
  5. 【請求項5】 画像情報の載った光線群を多方向から入
    射させ、該光線群の輻輳位置に3次元実像を形成する立
    体表示装置において、 前記光線群は、第一の光線群と第二の光線群とから形成
    され、 光軸上に所定角度をもって設置されたハーフミラーと、 前記第一の光線群を発生し、前記ハーフミラーの後方か
    ら該第一の光線群を透過させる第一の光源系と、 前記第二の光線群を発生し、前記ハーフミラーに該第二
    の光線群を反射させる第二の光源系と、 前記ハーフミラーから射出された前記第一の光線群と前
    記第二の光線群とを、前記輻輳位置に入射させる集光手
    段とを有することを特徴とする立体表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載の立体表示装置に
    おいて、 前記光線群は、視差画像群を記録した再生用画像記録媒
    体に、微少光源アレイからの光を入射させることにより
    発生され、 前記再生用画像記録媒体を、前記微小光源アレイと、ピ
    ンホールアレイとの間に配置し、前記ピンホールアレイ
    から焦点距離だけ離れて配置された結像レンズにより前
    記光線群を集光し、前記三次元実像を形成することを特
    徴とする立体表示装置。
JP2000295210A 2000-09-27 2000-09-27 立体表示装置 Pending JP2002107667A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295210A JP2002107667A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 立体表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000295210A JP2002107667A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 立体表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002107667A true JP2002107667A (ja) 2002-04-10

Family

ID=18777672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000295210A Pending JP2002107667A (ja) 2000-09-27 2000-09-27 立体表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002107667A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122933A1 (ja) * 2006-04-24 2007-11-01 Panasonic Corporation 3次元映像表示装置
JP2015007742A (ja) * 2013-05-31 2015-01-15 ロベルト・マサル・アメミヤ 光線3次元捕捉カムコーダおよびテレビジョンであって、前記テレビジョンの前表面および後表面に形成される実画像を生成するための、テレビジョン、平行光線フィルタデバイス、レベル化液晶または光学セルの移動または多焦点軟質レンズを含む可動レンズのセットを有する平行光線フィルタ、前記デバイスを得るための方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122933A1 (ja) * 2006-04-24 2007-11-01 Panasonic Corporation 3次元映像表示装置
US7952777B2 (en) 2006-04-24 2011-05-31 Panasonic Corporation Three-dimensional video display apparatus
JP5073652B2 (ja) * 2006-04-24 2012-11-14 パナソニック株式会社 3次元映像表示装置
JP2015007742A (ja) * 2013-05-31 2015-01-15 ロベルト・マサル・アメミヤ 光線3次元捕捉カムコーダおよびテレビジョンであって、前記テレビジョンの前表面および後表面に形成される実画像を生成するための、テレビジョン、平行光線フィルタデバイス、レベル化液晶または光学セルの移動または多焦点軟質レンズを含む可動レンズのセットを有する平行光線フィルタ、前記デバイスを得るための方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3192298B2 (ja) ディスプレイ
JP4560869B2 (ja) メガネなし表示システムおよびバックライトシステム
US9310769B2 (en) Coarse integral holographic display
US20050270645A1 (en) Optical scanning assembly
US20120127570A1 (en) Auto-stereoscopic display
US7492513B2 (en) Autostereoscopic display and method
TW200537126A (en) Three-dimensional display using variable focusing lens
JPH04339488A (ja) 三次元映像表示方法および装置
JP2001235708A (ja) 背景付き立体像再生装置
US20070139767A1 (en) Stereoscopic image display apparatus
US20030137730A1 (en) Autostereoscopic display
US6433930B1 (en) Multiview three-dimensional image display apparatus
JP4045347B2 (ja) 立体ディスプレイ装置
Surman et al. MUTED and HELIUM3D autostereoscopic displays
JP3403048B2 (ja) 3次元像再生装置及び3次元被写体情報入力装置
JP5888742B2 (ja) 立体表示装置
JP2001056450A (ja) 光フィルターを用いた立体像再生装置
JP2002107667A (ja) 立体表示装置
JP4492208B2 (ja) 三次元画像再生装置
JPH08262371A (ja) 立体像再生装置及びその方法
JPH1195166A (ja) 立体画像表示方法及び立体画像表示装置
JP2012008298A (ja) 3次元映像表示装置
Jang et al. 100-inch 3D real-image rear-projection display system based on Fresnel lens
JP3949361B2 (ja) 偽像を抑制した広視角3次元画像表示システム
JPH05191838A (ja) 三次元情報記録再生装置