JP3811026B2 - 立体像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、立体像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アミューズメント、インターネットショッピング、携帯端末、医療、バーチャルリアリティ、広告看板などで使われる立体表示を可能にする立体像表示方法の1つとして、右目用、左目用の平面画像をディスプレイに表示し、偏向光等を用いて右目用は右目に、左目用は左目で見えるように工夫したステレオスコープ方法がある。
【0003】
このステレオスコープ方式は例えば偏向めがねを用いる必要がある。また、立体的に見えるが立体像を再現していないので、見る位置を変えても映像は変わらず見る位置を変えても立体像の裏側まで見えてくるというものではないのでリアリティにかけるという問題がある。また、焦点位置がディスプレイ面にあり、この焦点位置と注視物体のある輻輳位置とには、空間的ずれが生ずるため、いわゆる焦点調節と輻輳距離の不一致が生じ、観察者にとって再現される空間に違和感があり、観察者に疲労を与えやすい問題がある。
【0004】
これらの問題を解決する立体表示方法として、非常に多くの視差画像を用いるインテグラルフォトグラフィ(IP)法或いは光線再生法と呼ばれる立体像を何らかの方法で記録しこれを再生する方法が知られている(特開平10−239785公報、特開2001−56450公報)。ここで、インテグラルフォトグラフィ法及び光線再生法は、立体表示方法としてその用語の意味が正確には確立されていないがほぼ同一の原理に基づく。以下の説明においては、光線再生法を含む概念としてインテグラルフォトグラフィ法と称し、このインテグラルフォトグラフィ法について説明する。
【0005】
図5は、このインテグラルフォトグラフィ法を用いた立体像表示装置である。
【0006】
図5に示すように、液晶ディスプレイ等の表示装置501とニ次元配列されたピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502からなる簡単な光学系で自然な三次元像が再生される。
【0007】
表示装置501上には、見る角度により微妙に見え方の違う視差画像群に相当する多数のパターンが、ピンホール或いはマイクロレンズの一つ一つに対応して表示される。観察者505側から前記ピンホール或いはマイクロレンズを通して対応するパターンを観察すると、表示装置501の後面に三次元虚像503(後面側から見ると存在しない像)を観察することができる。
【0008】
また、視差画像群に相当する多数のパターンから発せられた光が対応するピンホール或いはマイクロレンズを通して発せられ、この光が集光されることによって、ピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502の前面に三次元実像504が形成される。
【0009】
すなわち観察者505からピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502を介して表示装置501上のパターンに向かう視差画像光線群によって三次元虚像503を観測でき、表示装置501上のパターンからピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502を通して観察者505に向かう視差画像光線群を集光することによって三次元実像504が形成される。
【0010】
観察者に、三次元虚像或いは三次元実像を観察できるようにするのは、その他の構成により任意に行うことができる。インテグラルフォトグラフィ法は、このように簡単な構成で自然な立体像を形成することができる。また、インテグラルフォトグラフィ法は、実際に立体像を再生しているので、偏向めがねも必要がなく観察者の見る角度によって立体像の見える角度が変わるので、よりリアルであるといえる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、発明者の研究の結果、インテグラルフォトグラフィ法は、高い解像度で三次元像を再生することが困難であるということが分かった。
【0012】
図4は、インテグラルフォトグラフィ法における三次元像の解像度とピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502からの距離との関係である。
【0013】
図4の横軸の距離が2000となっているところがアレイ板502の位置であり、数字が大きくなる方が表面側(三次元実像)であり、小さくなる方が後面側(三次元虚像)である。
【0014】
三次元像の解像度は、距離およびピンホール密度の関数として計算によって求められ、これらは、密接な関係を有している。
【0015】
図4中、実線で示すように、ピンホール(マイクロレンズ)密度が高い場合、ピンホール(マイクロレンズ)アレイ板502の近傍では、三次元像の解像度は非常に高いが、アレイ板502から離れると急激に解像度が低下していることが分かる。
【0016】
一方、図4中、破線で示すように、ピンホール(マイクロレンズ)密度が低い場合、ピンホール(マイクロレンズ)アレイ板502の近傍で三次元像の解像度はそれほど高くはないが、アレイ板502から離れてもある程度解像度の低下を抑制できていることが分かる。
【0017】
したがって解像度を良くするために、ピンホール(マイクロレンズ)の密度を高くすると、ピンホール(マイクロレンズ)アレイ板502近傍では、三次元像の解像度は、パターンのサンプリング間隔によって定まるため、その解像度を比較的高くすることができる。しかしながらこの場合、三次元実像504が観察者505側に飛び出せば飛び出す程、或いは三次元虚像503が観察者505から離れれば離れるほど光の回折効果により解像度は、急激に劣化してしまう。
【0018】
一方、ピンホール(マイクロレンズ)密度を低くすると、三次元実像が観察者側に飛び出した位置や、逆に離れる場合は比較的解像度は高く保持されるが、アレイ板502近傍では解像度の絶対値自体が低い。
【0019】
このようにインテグラルフォトグラフィ法では、立体像の解像度がピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板502からの距離によって急激に低下し、奥行き方向の解像度を優先した場合にはアレイ板502近傍での解像度の絶対値が低いという問題がある。このため奥行きの広い範囲に渡って高解像度の三次元像を形成することができない問題がある。
【0020】
本発明は、上記問題を解決するために成されたもので、広い奥行き範囲に渡って高解像度の立体像表示装置を堤供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、表示されるべき立体像に対応した複数の視差画像を平面的に表示させる表示手段と、
前記表示手段の前面側或いは後面側に設けられ、前記複数の視差画像に対応して、この視差画像を観る或はこの視差画像からの光線が通過する複数のピンホール或いはマイクロレンズが平面的正方格子状に配置されたアレイ板と、
前記アレイ板の前記ピンホール或いは前記マイクロレンズの面内密度の高低を交互に変化させ、前記複数の視差画像の対応の密度を変化させる可変手段とを具備し、
前記表示手段の後面側及び前面側の少なくとも一方の広い奥行き範囲に高解像度の立体像を表示することを特徴とする立体像表示装置を提供する。
【0022】
また、本発明は、表示されるべき立体像に対応した複数の視差画像を平面的に表示させる表示手段と、
前記表示手段の後面に設けられ、前記複数の視差画像に対応して、この視差画像を照明する複数の点光源であるLEDが平面的正方格子状に配置されたアレイ板と、
前記アレイ板の前記LEDが照明する面内密度の高低を交互に変化させ、前記複数の視差画像の表示する密度の対応を変化させる可変手段とを具備し、
前記表示手段の後面側及び前面側の少なくとも一方の広い奥行き範囲に高解像度の立体像を表示することを特徴とする立体像表示装置を提供する。
【0023】
このとき、前記可変手段は、前記面内密度を30Hzから120Hzの周波数で変化させることが好ましい。
【0024】
さらに、前記可変手段は、異なる奥行き位置毎に対応した前記複数の視差画像の表示に対応する前記アレイ板の面内密度の高低を交互に変化させ、前記表示手段は、その後面側及び前面側の少なくとも一方に結像奥行き位置が異なる複数の立体像を広い奥行き範囲に渡って表示することを特徴とする立体像表示装置を提供する。
【0025】
インテグラルフォトグラフィや光線再生法に基づいて視差画像情報の載った光線群により空間中に立体像を再現する際、ピンホールアレイ或いはマイクロレンズの面内密度を30Hzから120Hzの周波数で変化し、複数のパターンもこのピンホール或いはマイクロレンズの密度に応じて変化させる。こうすることによって解像度の高い立体像が広い奥行きに渡って再現され、自然な立体視が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明者は、ピンホール或いはマイクロレンズ密度と再生される立体像の解像度について種々検討した。
【0027】
図4は、このときの結果を、横軸をピンホール或いはマイクロレンズの位置を2000として、0から3000まで、縦軸を立体像の解像度として示した図である。
【0028】
図4中、実線で示すように、ピンホール或いはマイクロレンズ密度が高い場合には、ピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板近傍では解像度が高いが、前後に離れるに従い解像度が急激に低下する。また、ピンホール或いはマイクロレンズ密度が低い場合には、ピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板近傍での解像度は低いが前後に離れた場合の解像度の劣化が比較的少ない。
【0029】
通常、ピンホール或いはマイクロレンズ密度が高い場合と低い場合に得られる三次元像を合成した場合、解像度は密度が高い場合の解像度と低い場合の解像度のうち低いほうの像で決定されると考えられる。
【0030】
このことは図3に示すように、高解像度の平面画像(a)と、低解像度の平面画像(b)を重ね合わせた合成画像(c)の解像度が低解像度となることからわかる。
【0031】
しかしながら、本発明者が鋭意研究の結果、図3に示すように、高解像度の平面画像(a)と、低解像度の平面画像(b)を時間的に交互に表示すると認識される交互に示した画像イメージ(d)は高解像度となることがわかった。
【0032】
これは高解像度の画像ほど人間の目に残像として残りやすいためではないかと考えられる。実験の結果、特に30Hzから120Hzの周波数で、高解像度画像(a)と低解像度画像(b)を交互に表示すると良好な画像が観測された。本発明は、この視覚の原理を用いている。
【0033】
すなわち、ピンホール或いはマイクロレンズが高密度なアレイ板と低密度なアレイ板を交互に表示することによって、観測される立体像は、図4に示すピンホール(マイクロレンズ)密度と解像度との曲線のうちいずれの距離においても解像度の高い方が見えることになり、最も上側の線で決まる高解像度立体画像が認識されることとなる。
【0034】
以下図面を参照して、本発明の立体像表示装置について具体的に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる立体像表示装置の構成図である。
【0035】
図1に示すように、この立体像表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示装置101と、この前面に配置され、ニ次元配列されたピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板102からなる簡単な光学系で自然な三次元像が再生される。
【0036】
表示装置101上には、見る角度により微妙に見え方の違う視差画像群に相当する多数のパターンが、ピンホール或いはマイクロレンズの一つ一つに対応して表示される。この視差画像群は例えば表示される像が立方体であれば、それぞれ見る角度に応じた立方体のパターンが複数表示されている。観察者106側からの光が前記ピンホール或いはマイクロレンズを通して対応するパターン(見る角度によって異なるパターン)を観察すると、表示装置101の後面に三次元虚像104(後面側から見ると存在しない像)を観察することができる。
【0037】
また、視差画像群に相当する多数のパターンから発せられた光が対応するピンホール或いはマイクロレンズを通して発せられ、この光が集光レンズ等によって集光されることによって、ピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板102の前面に三次元実像105が形成される。
【0038】
すなわち観察者106からピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板102を介して表示装置101上のパターンに向かう視差画像光線群によって三次元虚像104を観測でき、表示装置101上のパターンからピンホール或いはマイクロレンズのアレイ板102を通して観察者106に向かう視差画像光線群を集光することによって三次元実像105が形成される。
【0039】
ここで、液晶ディスプレイ等の表示装置101上に適切なパターンを表示させることによって、三次元実像105のみ、三次元虚像104のみ、或いは、三次元実像105と三次元虚像104とを同時に表示再生することができる。三次元実像105と三次元虚像104を同時に表示再生する例として、三次元実像105に人体像を表示再生させ、三次元虚像104に風景等の背景を表示させることができる。また、ここでは説明を容易にするため2つの物体の像しか図示していないが、再生する三次元像は、液晶ディスプレイの奥から手前まで連続的に複数の物体の像を再現することができる。
【0040】
本実施形態では、アレイ板102は、多数のピンホールがアレイ状に形成された液晶ピンホールアレイから構成されている。この液晶ピンホールアレイは、一定ピッチで正方格子状に所定の直径のピンホールが開口するように、液晶を駆動装置103により制御できるようになっている。駆動装置103は、液晶ピンホールアレイ板102のピンホール密度を高速に変化させることが可能となっている。
【0041】
また、表示装置101の液晶ディスプレイ上に表示する多数の視差画像もまたある所定ピッチで表示される。そして液晶ピンホールアレイ板102と同期し、所定のピンホールに視差画像が対応するように駆動装置103によって駆動される。
【0042】
本実施形態では、ピンホール密度を変化させる駆動方法として、ピンホールの間隔を2種類とし駆動装置103により特定の周期でピンホールの間隔を変化させた。同時に、液晶ディスプレイ101上のパターンもこれに同期して移動するようにした。
【0043】
このようにして駆動したときの観測される立体像について説明する。液晶ピンホールアレイ102を正方格子状に配置し、そのピンホールを2.0mmピッチ及び5.0mmピッチとなるように60Hz周期で交互に変化する。そうすると各ピンホールに相当する光透過部の直径が100μmで形成され、液晶ディスプレイ101上に視差画像がピンホールのピッチと同様のピッチで表示される。
【0044】
このような条件で駆動したとき、三次元虚像104及び三次元実像105は、奥行きの広い範囲に渡ってはっきりとした立体像が認識され、目の焦点調節も容易に行われ自然で良質な立体像が観測された。
【0045】
図2は、本発明の第2の実施形態にかかる立体像表示装置の構成図である。
【0046】
図2に示すように、この立体像表示装置は、液晶ディスプレイ等の表示装置201と、この後面に配置され、ニ次元配列されたLEDのアレイ板202からなる簡単な光学系で自然な三次元像が再生される。
【0047】
表示装置201上には、見る角度により微妙に見え方の違う視差画像群に相当する多数のパターンが、後面のLED一つ一つに対応して表示される。後面のLEDからの光がパターンを照らし、このパターンを観察者106から観察すると、表示装置201の後面に三次元虚像204(後面側から見ると存在しない像)を観察することができる。
【0048】
また、二次元に配列されたLEDによって、視差画像群に相当する多数のパターンが照らされ、発せられた光が集光されることによって、表示装置201の前面に三次元実像205が形成される。
【0049】
すなわち二次元配列されたLEDにより照らされた表示装置201上のパターンからの視差画像光線群によって、三次元虚像204を形成でき、前記視差画像光線群を集光することによって三次元実像205が形成できる。
【0050】
ここで、液晶ディスプレイ等の表示装置201上に適切なパターンを表示させることによって、三次元実像205のみ、三次元虚像204のみ、或いは、三次元実像205と三次元虚像204とを同時に表示再生することができる。三次元実像205と三次元虚像204を同時に表示再生する例として、三次元実像205に人体像を表示再生させ、三次元虚像204に風景等の背景を表示させることができる。また、ここでは説明を容易にするため2つの物体の像しか図示していないが、再生する三次元像は、液晶ディスプレイの奥から手前まで連続的に複数の物体の像を再現することができる。
【0051】
本実施形態では、アレイ板202は、多数のLEDがアレイ状に形成されたLEDアレイから構成されている。このLEDアレイは、一定ピッチで正方格子状に配置され、駆動装置203により発光するLEDの個数を制御し、点光源の密度を制御できるようになっている。
【0052】
また、表示装置201の液晶ディスプレイ上に表示する多数の視差画像もまたある所定ピッチで表示される。そしてLEDのアレイ板202と同期し、所定のLEDに視差画像が対応するように駆動装置203によって駆動される。
【0053】
このような構成を有する立体像表示装置においても、第1の実施形態と同様に解像度が向上され、よりリアルで自然な立体像が広い範囲で観測される。
【0054】
また、本実施形態では、放射角の異なる2種類のLEDを用いてもよい。具体的な放射角として30度と60度の2種類を用い、交互に点滅させる。放射角30度のLEDは60度のものに比べ密に配置する。
【0055】
こうすることによって、点光源の疎密を変化させた場合、密度が小さいときに広い範囲を照射でき、密度が高いときに狭い範囲を照射できるというように液晶表示装置201上の必要な場所だけを照射できるためエネルギー効率をあげることができる。また、余分な場所を照射しないので偽像が発生しないという効果もある。
【0056】
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイの代わりにCRT、プラズマディスプレイ、ELディスプレイなどが用いられても良い。
【0057】
さらに、三次元像に触れたことを感知する検出器が装置に設けられ、感知した情報をフィードバックして手に抵抗感を与えることもできる。その他、その詳細は、仕様に応じて適宜変更することもできる。
【0058】
【発明の効果】
以上詳述したようにこの発明では、視差画像情報の載った光線群により空間中に三次元像を形成する立体像表示方法において、奥行きの広い範囲に渡って高解像度の立体画像が表示可能な立体像表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係わる立体像表示装置の概略図。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係わる立体像表示装置の概略図。
【図3】 高解像度画像(a)、低解像度画像(b)、これらを合成した場合の合成画像(c)および交互に表示した画像イメージ(d)をそれぞれ示す図。
【図4】 ピンホールの疎密と距離に依存して再現される三次元像の解像度の変化を示すグラフ。
【図5】 従来の立体像表示装置の概略図。
【符号の説明】
101・・・液晶ディスプレイ
102・・・液晶ピンホールアレイ板
103・・・駆動回路
104・・・三次元虚像
105・・・三次元実像
106・・・観察眼
201・・・液晶ディスプレイ
202・・・LEDアレイ板
203・・・駆動回路
204・・・三次元虚像
205・・・三次元実像
501・・・液晶ディスプレイ
502・・・ピンホールアレイ板
503・・・三次元虚像
504・・・三次元実像
505・・・観察眼
Claims (4)
- 表示されるべき立体像に対応した複数の視差画像を平面的に表示させる表示手段と、
前記表示手段の前面側或いは後面側に設けられ、前記複数の視差画像に対応して、この視差画像を観る或はこの視差画像からの光線が通過する複数のピンホール或いはマイクロレンズが平面的正方格子状に配置されたアレイ板と、
前記アレイ板の前記ピンホール或いは前記マイクロレンズの面内密度の高低を交互に変化させ、前記複数の視差画像の表示する密度の対応を変化させる可変手段とを具備し、
前記表示手段の後面側及び前面側の少なくとも一方の広い奥行き範囲に高解像度の立体像を表示することを特徴とする立体像表示装置。 - 表示されるべき立体像に対応した複数の視差画像を平面的に表示させる表示手段と、
前記表示手段の後面に設けられ、前記複数の視差画像に対応して、この視差画像を照明する複数の点光源であるLEDが平面的正方格子状に配置されたアレイ板と、
前記アレイ板の前記LEDが照明する面内密度の高低を交互に変化させ、前記複数の視差画像の表示する密度の対応を変化させる可変手段とを具備し、
前記表示手段の後面側及び前面側の少なくとも一方の広い奥行き範囲に高解像度の立体像を表示することを特徴とする立体像表示装置。 - 前記可変手段は、前記面内密度を30Hzから120Hzの周波数で変化させることを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の立体像表示装置。
- 前記可変手段は、異なる奥行き位置毎に対応した前記複数の視差画像の表示に対応する前記アレイ板の面内密度の高低を交互に変化させ、前記表示手段は、その後面側及び前面側の少なくとも一方に結像奥行き位置が異なる複数の立体像を広い奥行き範囲に渡って表示することを特徴とする請求項1或いは請求項2記載の立体像表示装置。
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